1/9放送開始TVアニメ「怪病医ラムネ」サウンドトラック
●織田哲郎が音楽を担当。TVアニメ「怪病医ラムネ」2021年1月放送開始
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【本日のテーマ】
TVアニメ「 #怪病医ラムネ 」
原作: #阿呆トロ
音楽:織田哲郎
2021年1月放送開始のテレビアニメーション

織田哲郎:
2021年を迎えましたね。今年は良い年になるといいですね。
というわけで今年1月9日から「怪病医ラムネ」というアニメが各局いろんな局で始まりますけれども。
私これの劇伴をやらしていただきまして。 #劇伴 というのはですね、そのいろんなシーンの後ろで流れる音楽ですね。
こういうものって私、やったことなかったんですけれどもね、あるご縁から、「ちょっとやってみないか」って言われたことからやってみたら、まあ楽しくてですね。
とはいえ、これね、本当に普通のポップスとは全然なんか、脳の使う箇所が違うんですよ。
これはもしかすると、詩を書く人と、小説を書く人の違いみたいなものがあるかもしれなくてね。
例えば、詩っていうのは、どんどんどんどん、まとめていく、短い言葉で要約して行く。一方、散文ていうのは、「文が散らばる」ってなもんで。小説は長くてもいいんですよね。

表現をするっていうこと・どういう技術を使っていうことが、すごく対照的な所があって。
ある意味ポップスというのも、そういうところがあるんですね。
ポップスってのは、3分4分の間に凝縮させて、「ここを覚えさせる・覚えてもらう」ということをしなきゃいけないんだけど。
劇版というのは、その中でなんかの気持ちを喚起・呼び起こすっていうことができればいいということで。極端な話、メロディもいらないわけです。
そういう中で音楽作るっていうことは、やってみたらコレ楽しくて。

例えば誰でも知ってることとして、メジャーといったら明るい気分になる。マイナーでは暗い気持ちになる。「俺はマイナーの方が明るい気持ちになる」って言う人もいるかもしれないけど、大体はそこらへん皆共通してると思うんですけどね。
「だいたい人間ってこういう音聞くとこういう気持ちになるよね」っていうことがあって。

いろんな音をこういう風に重ねていくと、人がこういう気持ちを呼び起こす…みたいな事っていうのが、そのシーンを生かすっていうことのために、ひたすらそういうことをする作業…って、これはある意味、音楽を作ってることの中で、すごく楽しいゲーム的な要素があってですね。
先程を聞いてもらったのは、この怪病医ラムネの「ラムネのテーマ」なんでメロディアスなものを作ったわけですけれども。
他にも各シーンで、いろんなものが出てくるので、よかったら是非そのアニメを見てもらえると嬉しいなと思います。
それでは、今年もよろしく。

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