ドラマ「のだめカンタービレ」などで人気の女優・上野樹里さん(21)主演で、離島出身のマラソンランナーとそれを支える女性の切ない青春を描いたマンガ「奈緒子」が映画化されることが11日、明らかになった。08年の公開予定。

原作は93年~04年に、ビッグコミックスピリッツで連載された坂田信弘さん作、中原裕さん画のマンガ。長崎県の離島で、海でおぼれた少女・奈緒子を救うため、父を失った少年・雄介。数年後、雄介は「日本海の疾風」と呼ばれる陸上選手なって、高校の陸上部でマネジャーを務める奈緒子と再会する。駅伝、マラソン選手として成長してゆく雄介と、思いを心に秘めながら雄介を応援し続ける奈緒子の青春が描かれている。

映画は日活の製作、配給。奈緒子役に上野さん、雄介役にドラマ「14歳の母」で注目された三浦春馬さん(17)が出演。映画「ロボコン!」の古厩智之監督が、全国高校駅伝を通じて一つになっていく二人の心を描くスポーツ青春映画になるという。

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