映画『おおかみこどもの雨と雪』(2012)
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映画『おおかみこどもの雨と雪』(2012)
2012年7月21日公開 117分

「時をかける少女」「サマーウォーズ」の細田守監督が、「母と子」をテーマに描くオリジナルの劇場長編アニメーション。人間と狼の2つの顔をもつ「おおかみこども」の姉弟を、女手ひとつで育て上げていく人間の女性・花の13年間の物語を描く。

19歳の大学生花は、あるときおおかみおとこと運命的な恋に落ち、やがて雪と雨という姉弟が誕生する。彼らは、人間とおおかみの両方の血を引くおおかみこどもとしてこの世に生まれたのだが、そのことは誰にも知られてはならなかった。人目を忍びながらも家族四人で仲良く都会の一角で暮らしていたが、ある日、一家を不幸が襲い……。

監督:細田守 声優:花(はな)/宮崎あおい、おおかみおとこ/大沢たかお、雪(ゆき)/黒木華、少年期の雨(あめ)/西井幸人、幼年期の雨(あめ)/加部亜門、ほか
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オオカミとして生きるか、人間として生きるかという一見シンプルなアニメーションストーリーに思えたが、シングルマザーという立ち位置の花になぜか、共感してしまいました。

花は夫を亡くした後も、二人の子供を育てるために、農業で自給自足をしたりと、生活のやりくりをし続けます。花はいつも笑顔を絶やさず、怒りを表すことが少ないです。

その様子が見ていてとても涙ぐましいですが、賢明で誠実な花の姿に吸い寄せられるように、村人たちが助けの手を差し伸べ、自然と花と家族の周りには人情に溢れ返ります。

そういった人の温かさ、ありがたさも感じられる作品ではないかと感じました。

ゆき山でのシーンや、雨が山を駆け回るシーンの低空飛行で撮影したかのような映像は、スピード感を感じ一緒に走っているようで好きなシーンです。

将来、オオカミとして生きるのか、人間として生きるのか選択を迫られる子どもたち。最初は自分の意志とは関係なく本能的に人間からオオカミへと姿を変えていました。

その時は、オオカミでも人間の目をしていましたが、オオカミとして生きることを選んだ雨の目が最後、動物の目に見えたのが印象的でした。

最終的にオオカミとして生きることを決めた雨の成長がひどく寂しくて、嬉しいというよりも切ない気持ちが勝ってしまいましたが、それを含めなかなか考えさせられる作品でした。間違いなく好きなアニメーション映画の上位に入る映画だと思っています。

終・制作━━━映画のレオナ
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