11月1日オープンする、愛知・長久手市の愛・地球博記念公園にある「ジブリパーク」。10月12日に開かれた内覧会の様子をたっぷりとお伝えします。

(CBCテレビ 古川枝里子アナ)
「ここから先がどんどこ森エリア。トトロがいるのかしら、行ってみましょう」

まずは、来月1日に先行オープンする3つのエリアのうちの一つ「どんどこ森」です。

田舎に引っ越してきた一家の姉妹、サツキとメイが、子どもの時にしか会えないとされるトトロと交流する名作、「となりのトトロ」。

「どんどこ森」にあるのが2005年開催の愛知万博にあわせて再現された「サツキとメイの家」です。パーク整備を進める愛知県と、ジブリ作品をつないだ「ジブリパーク」の原点と言えます。

「穴あきバケツ~」

メイちゃんと同じようにバケツの穴をのぞけばどんぐりが見つかるかも?

「あ、どんぐり。本当にどんぐりがあった。どんぐり発見しました。あ、どんぐり。あら、本当にここたくさんどんぐりがある」

トトロの忘れ物がたくさんありました!

そして、「サツキとメイの家」の裏山の一番上を目指して散策路を登っていくと~

「かわいい、大きいですね」

「どんどこ堂」という高さおよそ5メートル、トトロをかたどった木製遊具です!中に入れるのは小学生までの子どもだけ。

「どんどこ堂」の中からは子どもたちしか見ることができない景色が広がるということですが…いったい、どんなジブリの世界観を感じることができるのでしょうね。

そして、頂上にある「どんどこ売店」ではここでしか買えない限定グッズが!もののけ姫の「シシ神」などが描かれたお守り袋や、「小トトロ」の鈴をモチーフにした三州瓦の根付などが揃います。中には、こんなものも…

「トトロの熊手です。おうちに飾ったら華やかですね」…お値段は、25,300円です。

この「どんどこ森」エリアは、他の2つの先行オープンのエリアからは歩いて20分ほどと少し離れているため、園内を走る無料バスで移動することもできます。

続いては「青春の丘」エリアです。

■『耳をすませば』ファン大興奮

読書好きの少女とバイオリン職人を目指す少年の青春を描いた『耳をすませば』。

「あー、地球屋だ」

こちらでは、作品に登場したアンティークショップの「地球屋」がそのままに再現されています。

「あ、天沢聖司くんの自転車がある…わあ!聖司くんのジャケットまで。これ雫ちゃんに、パサーってかけてあげるんですよね。私、初恋の相手が天沢聖司くんと言っても過言ではないぐらい大好きな作品なので。かけても良いですか?ドキドキしてきたー」

キュンキュンしたところで早速中へ!

「バロンいましたー」

猫のバロンの人形は目の不思議な輝きも精巧に表現されています。

「8時の文字盤見て見て。王女様出てきた~」

作品に登場するからくり時計は30分ごとに動くので、タイミングがあえばその様子を見ることができます。作品の世界観に浸れるというわけです。

そして、階段を降りていくと…

「天沢聖司くんのバイオリン工房です」

『耳をすませば』で描かれているバイオリン工房も再現されています。

工房の床に落ちた木くずなどを見ると、天沢くんがさっきまでいたかのような気分に…そして、展示されているバイオリンはなんと、触れることもできるんです!

「好きな人の部屋に勝手に入ったかのような胸の高鳴りがあります」

■ある場所に保管されている“お宝”発見!

『耳をすませば』が大好きだという古川アナウンサーが、スタッフの人に尋ねました!

「原石ってありますか?」すると…

「大事な場面で出てくるんですよね。原石ですー」

なんとなんと聞いてみるものですね~主人公の雫を励ました宝石の原石。実は現場にいるスタッフの方に聞くと、本物のエメラルドの原石を間近で見ることができるというのです「地球屋」のとある場所に大事に保管されていて、この情報は「特ダネ」と言えるかもしれません。

そして、地球屋のすぐそばには『耳をすませば』とも関係する『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」が再現されています!

「あ、バロンがお茶飲んでる」

事務所は、まさに「猫サイズ」。窓から中を覗くと、家具などの精巧な作りに思わず息を飲んでしまうかも…

全貌が明らかになったジブリパーク。入場はエリアごとの予約制で、料金もエリアごとに設定されています。

オープンは来月1日。そして、来年秋には「もののけの里」再来年3月には「魔女の谷」がオープンする予定です。

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