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『劇場版 名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻／海底の財宝の巻』
【作品概要】
コナン・ドイルの探偵小説を原作に、登場人物たちを犬の姿でアニメ化した1984年のTVシリーズ。その放送に先駆けて、同年3月に宮崎駿監督の長編映画『風の谷のナウシカ』と同時上映の形で公開された劇場版。いずれも宮崎監督による作品ではあるが、ホームズ役に柴田侊彦、ハドソン夫人に信沢三恵子などTV版と声優が異なっている。後のTVシリーズでは、「青い紅玉（ルビー）」が第5話、「海底の財宝」が第9話として放送された。
【あらすじ】
00:00「青い紅玉」
ロンドン上空に真っ赤な怪鳥が現れ、奇声をあげて飛び回っていた。市民が騒然とする中、モリアーティは宝石店から“青い紅玉”を盗み出すことにまんまと成功。ところが、ポケットに入れた“青い紅玉”をうっかりすられてしまう。スリを働いたのは少年の振りをしたワケあり少女ポリー。ひょんなことからポリーと知り合ったホームズたちは、モリアーティからポリーと“青い紅玉”を守ることになるが。
21:55「海底の財宝」
「冒険家ライサンダー大佐、海底でナポレオンの財宝を発見」というニュースがロンドン中を駆け巡っていた頃、ホームズとワトソンは軍の司令官に招集されていた。極秘製造中の潜航艇を盗まれたというのだ。ホームズが犯人のモリアーティ教授のアジトを教えた途端、憤慨した司令官は軍艦で出撃。司令官に反感を持つワトソンとやる気の起きないホームズを乗せて、軍艦はモリアーティの盗んだ潜航艇を追う。
【声の出演/CAST】
ホームズ：柴田侊彦／ワトソン：富田耕生／モロアッチ：大塚周夫／エリソン夫人：信沢三重子、スマイリー：二又一成／トッド：肝付兼太／レストラント警部：玄田哲章／ポリィ：田中真弓／ライサンダー司令官・ライサンダー大佐：永井一郎、増岡弘、千葉繁、龍田直樹、伊沢弘、大塚芳忠、西村智博
【スタッフ/STAFF】
原作：コナン・ドイル／オリジナルアイデア：マルコ・パゴット／監督：宮崎駿／脚本：片淵須直／作画監督：近藤喜文、丹内司、友永和秀／キャラクターデザイン：近藤喜文／美術監督：山本二三／撮影監督：高橋宏固／録音監督：斯波重治／音楽：村松邦男
『名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件の巻、ドーバー海峡の大空中戦！の巻』
【作品概要】
84年～’85年にかけて放送されたTVシリーズ全26話中、宮崎駿監督が演出を手掛けた6エピソードから、第4話（「ミセス・ハドソン～」）と第10話（「ドーバー海峡～」）の”ハドソン夫人活躍回”2編を、”劇場版第2弾”として特別編集。番組放送終了後に同監督の長編映画『天空の城ラピュタ』と併映公開された。キュートな姿で大胆アクションをキメるハドソン夫人の魅力炸裂。
【あらすじ】
45:30「ミセス・ハドソン人質事件」
ホームズのせいで失敗続きのモリアーティは腹いせにハドソン夫人を誘拐。彼女の解放条件は、ホームズが美術館から名画を盗み出すこと。しかし真の目的は、窃盗によってホームズが逮捕されることだった。一方、アジトに連行されたハドソン夫人は、怯えるどころか部屋を掃除し始める天然ぶりを発揮。ホームズたちはハドソン夫人救出に乗りだすが……。
1:09:23「ドーバー海峡の大空中戦！」
ある朝、ホームズたちが暮らすアパートの庭に轟音と共に飛行機が墜落。助かったパイロットの話によると、当機はロンドン－パリ間を結ぶ郵便航空機だが、飛行のたび機体に謎の故障が生じるため、いまだ一度も運搬に成功していないのだという。かつて飛行機事故で夫を亡くし、自らも飛行機乗りだったハドソン夫人は、自身のトラウマと戦いながらも先頭に立って事件の究明に乗り出す。
【声の出演/CAST】
ホームズ：広川太一郎／ワトソン：富田耕生／ハドソン夫人：麻上洋子／モリアーティ教授：大塚周夫 ほか
【スタッフ/STAFF】
原作：コナン・ドイル ／オリジナルアイデア：マルコ・パゴット／監督：御厨恭輔／脚本：片渕須直／絵コンテ、演出：宮崎駿／作画監督：近藤喜文、友永和秀／キャラクターデザイン：近藤喜文／美術監督：影山仁／撮影監督：若菜章夫／録音監督：伊達康将／音楽：羽田健太郎
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