高畑勲監督の傑作『おもひでぽろぽろ』の制作記録映像

以下に、高畑勲監督に関連する書籍を、ほんの一部ですがご紹介します。
<高畑勲について>
・『映画を作りながら考えたこと』(高畑勲)
・『映画を作りながら考えたことII』(同上)
・『映画を作りながら考えたこと 「ホルス」から「ゴーシュ」まで』(同上)
・『アニメーション、折にふれて』(同上)
※これらは高畑さんが色んなところで書いたり喋ったりしたものを集めた本です。『映画を作りながら考えたこと』には宮崎駿さんの特別寄稿も掲載。

・『キネマ旬報臨時増刊 宮崎駿、高畑勲とスタジオジブリのアニメーションたち』
・『キネマ旬報セレクション 高畑勲』
・『ユリイカ 詩と批評 12月号 特集 高畑勲「かぐや姫の物語」の世界』
・『高畑勲 <世界>を映すアニメーション』
・『ユリイカ 2018年7月臨時増刊号◎高畑勲の世界 -アニメーション監督の軌跡-』
※高畑勲監督の追悼特集

<その他の単著>
・『シナリオ 平成狸合戦ぽんぽこ』
・『十二世紀のアニメーション 国宝級絵巻に見る映画的・アニメ的なるもの』
※ 平安時代の絵巻物「信貴山縁起絵巻」「伴大納言絵詞」「鳥獣人物戯画」などの驚くべき動きの魔術。さまざまな奇想、遊び、動きにあふれる伝統絵画に日本のアニメーションの隆盛のルーツをさぐる本です。
・『漫画映画の志 「やぶにらみの暴君」と「王と鳥」』
※『やぶにらみの暴君』を観て高畑さんはアニメーションの道に進むことを決意したのだそうです。自身に強い衝撃を与えたこの作品が辿った数奇な運命と、作品制作をめぐる壮大なドラマを追った本です。
・『一枚の絵から 日本編』
・『一枚の絵から 海外編』
※ 美術への強い関心から、こまめに展覧会に足を運び、図録を開き、たくさんの芸術作品をみてきた中から出会った“この一枚”について、縦横無尽に、古今東西を駆け抜けて書かれたのがこの本です。
・『君が戦争を欲しないならば』
※2015年6/29に岡山市民会館で開催された岡山市戦没者追悼式・平和講演会での高畑さんの講演記録に大幅に加筆したもの。

<共著及び対談本>
・『「ホルス」の映像表現』
・『話の話』
・『菩提餅山万福寺本堂羽目板之悪戯 総天然色漫画映画「平成狸合戦ぽんぽこ」イメージボード集』
・『王と鳥 スタジオジブリの原点』
・『幻の「長くつ下のピッピ」』(高畑勲・宮崎駿・小田部羊一)
・『読むパンダ』
・『江戸東京たてもの園物語』
・『新 江戸東京たてもの園物語』
※『江戸東京たてもの園物語』には高畑勲・宮崎駿両監督による特別寄稿と、建築史家の藤森照信氏と高畑勲、宮崎駿の対談が収録されています。また、DVD『宮崎駿とジブリ美術館』では宮崎吾朗との対談で、宮崎駿の建築的センスについて解説しています。DVD『パンダコパンダ』には、映像特典として、江戸東京たてもの園内の武居三省堂において行われた宮崎駿との対談も収録されています。

<高畑さんが翻訳したもの>
・『木を植えた男を読む』
・『キリクと魔女』(原作)
・『キリクと魔女』(絵本)
・『ことばたち』
・『ジャック・プレヴェール 鳥への挨拶』

<高畑さんの仲間たち>
・『出発点』(宮崎駿)
・『折り返し点』(同上)
・『宮崎駿とジブリ美術館』
・『映画道楽』(鈴木敏夫)
・『仕事道楽』(同上)
・『ジブリの仲間たち』(同上)
・『天才の思考 高畑勲と宮崎駿』(同上)
・『ジブリの哲学』(同上)
・『ジブリの文学』(同上)
・『ALL ABOUT TOSHIO SUZUKI』
・『作画汗まみれ 増補改訂版』(大塚康生)
※『作画汗まみれ』には高畑さんの「60年代頃の東映動画が日本のアニメーションにもたらしたもの」という論文と、宮崎駿、高畑勲による特別寄稿も掲載。大塚康生氏は高畑・宮崎両監督の先輩です。現在89歳。

<おまけ(ジブリの作品そのものについて)>
・『THE ART』シリーズ
※主に映画に出てくる「絵」を見たい人向け
・『ロマンアルバム(・エクストラ)』シリーズ
※制作過程及び設定資料等を知りたい方向け
・『絵コンテ全集』シリーズ
※文字通り絵コンテを全て掲載したもの。旧装版があるものもあります。
・『ガイドブック』、『ビジュアルガイド』シリーズ
・『ジブリの教科書』シリーズ
※様々な分野で活躍されている方々が独自の視点でジブリ映画を考察する、なかなか興味深い本です。

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