録音:2014年
機材:iMac Logic
YAMAHA SGV

綾野剛と武井咲のドラマ『すべてがFになる』の主題歌です。実は、原作のファンなのです。
1996年に発表された『すべてがFになる』というのは、元国立大学教授の森博嗣氏のデビュー作です。デビュー当時は、というか今でも、理系ミステリィなんて言われています。登場人物が理系、トリックも理系、作中で提示される問題も理系が多いです。文系の僕には、最後まで読んでも分からない問題が出たりします。ミステリィなので、人が死にまくる訳ですけれども、猟奇的な犯行に対して動機に重点を置かないところが特徴的です。人によっては、なんかもやもやするかもしれませんね。それでも作中の作者の哲学的な思想や、登場人物のキャラクタ、人間関係なんかがとても面白くて、2014年現在もまだシリーズは完結していませんが、ずっと読み続けています。作者森博嗣氏自身の生き方も面白いです。漫画も書く、音楽も好き、模型も好き。で、本業は工学博士だったと。特に鉄道模型が大好きなようで、自分でミニチュアの鉄道を造って走らせたりなどしているようです。
小説を売り始めたのは、この鉄道模型のための土地やらなにやらを買うためにお金が必要だったからだそうです。
今でも一貫して小説は商売のために書いているだけで、いつ辞めるかわからないなんて羨ましいことを仰っております。
お金が必要だから小説売るわ〜ってそれで売れちゃうんだから凄いですよね。
また、意志が強いのかなんなのか、時間が足りないという理由で大好きだった麻雀をぱったり止めたり、睡眠を二回に分けたりとなんだか変わったお方です。
さらに一度覚えたことは忘れないらしいです。
天才肌なのでしょうかw

『すべてFになる』でのデビューからもうすぐ二十年経とうとしている現在、初のドラマ化。
2014年初頭、STAP細胞というものが発見されたと発表されて、リケジョなるものが一躍脚光を浴びました。
うまくいけば、リケジョブームに乗っかれたかもしれませんが、なにやら疑惑にまみれて、なんだか嘘のように思われ、まだ実験中のようですが、とにかくドラマが放映中の今、リケジョなるものは廃れてしまいました。

ゲスの極み乙女。という珍妙な名前のバンドの謎のタイトル『デジタルモグラ』。
調べたところによると、ギターボーカルの男1、ベース男1、ドラム女1、キーボード女1という編成みたいです。
入っている楽器は基本ギター1、ベース1、ドラム1、キーボード1。
イントロはギターが4本くらい鳴っていますね。
キーボードは、オルガンとピアノの音を使い分けているようです。
あとは、要所要所にシンセみたいな音が聞こえます。
全体的にシンコペーションを多用し、それを全員で合わせることでアクセントにしているみたいです。
原作のファンだから、という理由でこの曲をカバーしてみました。

森博嗣のミステリィを読んでみたい方は、『すべてがFになる』から始まる『S&Mシリーズ』から読みましょう。作者本人はどこからどう呼んでも良いと言っていますが、読者からしたら順序よく読んで行った方が楽しめると思います。
続いて『Vシリーズ』、『四季』、『Gシリーズ』と、読んでいくといいと思います。
『Gシリーズ』は現在進行中です。

▼Blogger▼
■http://d3saf1nad0.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html
Recorded in 2014 on Logic Pro 9.

ゲスの極み乙女。『デジタルモグラ』のカバー。
森博嗣原作のドラマ『すべてがFになる』の主題歌でございます。

▼Recorded in a non-soundproof room (Sorry, neighbors) ▼
■Logic Pro 9
■GarageBand
■iMac Intel Core i5
■iPhone 5s
■Fender Telecaster
■KORG Trinity plus
■YAMAHA L5
etc

MAG.MOE - The MAG, The MOE.