とある夏の夜、河合荘に回ってきた回覧板。そこには、チカンの出没と注意を促す内容が書かれていた。本に夢中になるといつも周りが見えなくなる律を心配した住子は、しばらく下校中の読書を禁止したのだが、追い詰められた律は宇佐を護衛係に指名。そんな突然降ってきた配役を、幸せを噛みしめながら仰せつかる宇佐には当然拒否権など存在しないのであった。そして数日後チカンは逮捕され、いかにも晴れ晴れしく図書館に向かった律。時間も忘れ読書に没頭していた律が家路を辿っていると、物陰から不審な男が迫ってきて・・・。
(C)宮原るり・少年画報社/委員会はみんな河合荘

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