【スカッと】運動会に応援に行くと孫がポツン…1人でおにぎりを食べていた→慌てて駆け寄り私「パパとママは?」涙目の孫「…弟と水族館に行った」→全てを察した夫は【感動する話】

気持ちの良い晴天にウキウキと心を弾ませ ながら私と夫の両平は小学校に向かっ た今日は私たちの孫直樹の運動会だ皇帝に 並ぶ小学生の中に直樹の姿を見つけた 私たちは必死に叫ん だ直樹 頑張れ生徒の応援の声保護者の応援の声 きっと私たちの声は直樹には届かなかった だろう障害物競争ダンスあという間に午前 の部が終わりお昼休みのアナウンスが流れ たそれまでクラスごとの席に座っていた 小学生たちはそれぞれ保護者の元へとかけ ていったしかし直樹の姿がどこにもいない あ私は声をあげた両平の視線を負うすると 目に飛び込んできたのはポツンと1人 おにぎりをかじる直樹の姿だっ たなんで1人でおにぎり食べてるの お父さんとお母さん はそれが弟と水族館に行ったみたい えどういう ことやっぱり な夫の両平は全てをさしたように言っ たあなた あのご飯よいつもの穏やかな朝の始まり私 あはまだ眠たな夫と2人の娘に優しく声を かけるおはようお今朝は酒かな鼻を クンクンさせながらリビングに入ってきた 夫の両平は嬉しそうに食卓に 着くは今日の弁論大会緊張するな高校3年 生の女あはお茶を組んでいる秋野は話すの が上手だからきっと大丈夫 よそうだよお姉ちゃんに口で勝てる人はい ないもんね高校2年生の事情勇気は ニコニコとしながら秋野の肩を叩いた 何それ褒めてるの秋野はわざとらしく頬を 膨らませ冗談っぽく怒った顔を作ったもち 勇気のそのヘラヘラした顔見たら気が抜け ちゃったおかげで緊張も解けた わ秋野はもっと勇気みたいに気楽に考え たらいいんだよペは立つ上に日の強い秋野 に対して両平が指摘 するそうねもっと力を抜かないと一瞬だけ 秋野は顔を曇らせたがすぐに笑顔に 切り替えた私は秋野が不機嫌になったこと を察知してすかさず声をかけ た秋野がしっかりしてくれてるから私も 助けられているわ私は娘たちは年頃の 女の子なのでコロコロ気分が変わるのは 当然だと思っていたその後秋野の弁論大会 も無事に終わりいよいよ期末テストに向け て娘たちはしっかりと勉強を始めた えっとこれはこの公式を使えば解けるはず 私が頑張る娘たちに差し入れでもと おにぎりを持っていくと秋野は問題に苦戦 しながらもなんとか解いてるようだった 秋野お疲れ様お腹空いたらおにぎり食べて ねそうかこれはそういうことか秋野は相当 集中しているのか私の声は届いていない ようだった私はの入り口にラップをかけた おにぎりを置いてゆの部屋へと向かった ゆき差し入れでおにぎり作ったわよ私が 部屋に入ると机にかじりつくように勉強し ていた秋のとは対象的に勇気はリラックス した表情で教科書をパラパラとめくってい たわあちょうどお腹が空いていたところだ から嬉しいお母さん ありがとう無邪気な笑顔を浮かぶ おいしそうにおにぎりを放る勇気テスト 期間中でも緊張感のない勇気だったがこれ までのテストの成績は満点に近い案の定 迎えた期末試験でほぼ満点を収めた勇気は いつもと変わらない様子で帰ってきては おやつを放っているしかし秋野と言うと 平均点以上の点数ではあったが総合点では 勇気に負けてしまったので悔しさからか 帰ってきてから勇気が話しかけても全て 無視を決め込んでいたいつも決まった パターンで無視する期間は23日続き4日 目ぐらいから何事もなかったかのように 普通の態度に戻るのだ私は秋野は 負けず嫌いな性格だから1番距離の近い 勇気に当たりやすいのだろうと思っていた 秋野は姉としてのプライドだろうか何かと 勇気に対抗心を燃やしているようだった しかしどれだけ秋野が頑張っても一向に 勇気には叶うことはなかった勇気も勇気で 秋野が対抗心を燃やしていることに気づか ずいつも同じようなテンションで接して おりたえ無視されてもあまり気にしてい ないように見えたそのことから秋野は次第 に対抗心を燃やすことをやめ高校を卒業 する頃には穏やかな川のように静かに日々 は流れていった次女の有は高校卒業後 小さな旅行代理店で働き始めたそして2年 後には結婚して家を出て行きすぐに男の子 直樹を出産そして現在直樹は小学校5年生 になる一方の長女の秋野は高校卒業した後 アパレルショップの店員として働いており 23歳までは仕事一筋で毎日生き生きと 楽しんでいたしかし勇気の幸せそうな花嫁 姿を見たことで火がつき人が変わったよう に婚活に愛しむようになったのだある日 26歳を迎えた秋野が明るい笑顔で仕事 から帰宅した時の ことお母さん聞いて聞いてリビングでアロ をかけていた私の元にイノシシが突進して くるのではというどの勢いで駆け寄ってき た野おかり何かいいことがあったの私は手 を止めて目をララと輝かせている秋野を 見上げるひひさんからプロポーズされ ちゃっ たひひとは秋野の彼氏で合コンで知り合っ たらしく付き合って1年目だっ た次は子供ね勇気は1人だけだから私は 2人欲しいな秋野は手を組んで祈るように 天を仰いだ秋野それはきそうものではない でしょしかし秋野はもう結婚した気になっ ているのか子供のことで頭がいっぱいの ようだった結婚が決まったら秋野も家を出 ていくの かしらもちろんよ将来子供ができても のびのび暮らせるように家を建てよって 話してるの私も仕事を辞めて主婦に専念 できる わ秋野はいい奥さんになりそう ね早く結婚したい なそんな数週間後秋野は家を出ていっ た部屋がやけに広く感じるな物がなくなっ た秋野とゆきの部屋を見渡して両平が ぽつりと つぶやくそうね寂しくなるわこ からは2人でのんびりやっていこうそうし ましょう娘たちが出ていったことへの寂し さを晴らすように私たちは色々なところへ 出かけるようになっていったしかしある日 突然私たちの緩やかな日は終わりを告げた きっかけは1本の電話だった もしもし両平は近頃流行っている詐欺を 警戒して慎重になっている電話向こうの 相手が話し間兵の顔はどんどんとこって いくので私も心配でたまらなかったそれで 娘はさっきよりも一段と低い声で相手に 訪ねている両平さらに両平は顔を青くさせ ながら震える手でメモを取り始め たとにかく今から向かい ますそう言うと電話を切った両平だったが やけに呆然としている 両平さんどうした の勇気が声を詰まらせた両平は言葉を絞り 出そうと何度か浅い呼吸を繰り返して いる勇気が交通事故にあって救急車で搬送 されたみたいだ え容態も悪いみたい だすぐにすぐに病院へ向かいましょう 方針している場合ではないとお互いに 無理やり気合いを入れるとタクシーを呼ん で病院に向かった病院の受付に着くとすぐ に手術室の前で待機するように案内された 手術室の前で勇気の夫まおが心配そうに その場をぐるぐると回ってい たまおさんあお母さん お父さん私たちの顔を見るなり張り詰めて いたものが我慢できなくなったのかマの目 から涙が溢れ出したゆが信号を無視した トラックにううと越を漏らした マ そんな私はまだ頭の整理がつかずただただ 手術師の扉を見つめていたどのぐらい立っ たのだろう手術中と書いてあったライトが 消え手術師のドアがくりと開いたゆき今に も私に入っていきそうな魔の方へ石が 重たい足取りで向かってきた先生勇気は 勇気は無事なんですかご家族の方ですか 医師は正夫の質問には答えずに真剣な トーンで切り出した え私は夫で彼らは勇気のご両親ですそれで 勇気の容態 はそれが最善を尽くしましたが正直危険な 状態です そんな先生なんとかしてください私は意 から出た1番聞きたくなかった言葉に思考 が停止してしまった医師は唇を噛みしめ 険しい表情を浮かべるとふぶかと頭を下げ たほどなくして別室に移された勇気と面会 許された私たちは静かに眠っているように 見える勇気の周りを囲ん だ ゆき 勇気頭に包帯を巻かれ見るからに痛いそう な勇気に声をかける勇気の反応はなく3人 は突きつけられた現実と向き合わざるを得 なかっ た声をかけ続けていたら答えてくれるに 違い ないそうねまだ術を終えたばかりだし日を 改め ましょう翌日翌翌日と勇気の元に通い 私たちは声をかけ続けた正は日に日に はっきりと分かるほど痩せ細っていった目 はくぼみ白髪も一気に増え数日前とは まるで別人のようだった勇気の元に変え 始めて2週間目私たちもさすがに疲労の色 を隠せなかった この日は正は何かを悟ったかのように息子 の直樹を連れてきていた私も秋野に連絡を 入れていたので秋野も勇気の元に駆けつけ てき た勇気もう一度目を覚ましてよびくりとも しない勇気にそっと声をかけた秋野は勇気 のおこに手を伸ばしたするとその瞬間 先ほどまで安定していた心拍数が急激に 低下し病院にはは警告なアラームが 鳴り響いた ゆき ピピピ ピピピけたたましくなり響く音に負けじと 私は必死で勇気の名を 呼ぶ 勇気 ゆき神殿系を見ると勇気の心拍数は止まっ ていた俺が先生を 呼ぶ緊迫した中すぐに意が飛んできた危険 ですので皆さん少し離れて くださいすぐに心配蘇生を試みた意だった が勇気の心拍が戻ることはなかっ た11時26分ご輪中です医師がそう言い 終わるのと同時に有野と正は泣き崩れた 勇気この2週間痛くて辛かったよな涙を こらえ震える声で語りかけるは勇の頬に 優しく触れるそんな中直樹はまだ状況を 理解していないのか悲しみにくれる大人 たちの様子を戸惑いながらも伺っている私 は直樹に状況を説明をしたすると小学生 ながらもさい直樹はすぐに理解したのか ぎゅっとした唇を噛み勇気の顔をじっと 見つめて呟いた お母さんポロポロと涙をこぼす直樹さらに 不幸は続き勇気がなくなった数週間後正の 不法が届いた勇気が入院している数週間の 間にも正はショックから体重が激減し見た 目も白髪とシが一気に増えて別人になって いた元々精神面が弱いところもあり勇気の ことを受け止めきれず心臓に抱えていた病 が悪化してしまったようだ私たちは早 すぎる展開に困惑しつつも1人残された 直樹の今後についても心配しなくていけ なかっ たまさかまおさんまで亡くなってしまう なんてそうだな直樹君は辛いだろう な直樹君うちで 引き取る曖昧の忘れがみとなった直樹を 私たちで育てたい気持ちは痛いほど持って いたそ たけど なきにとって何が一番幸せなんだろう かそうよね秋野にも相談してみようかしら 私はすぐに秋野に電話をかけたはい もしもし勇気のこともあって秋野の声は いつも以上に 暗いちょっと相談なんだけどいいかしらえ どうした の昨日は私の様子がいつもと違うことに 気づいたようだったがちょうど電話越しに ゆ太郎が秋野に甘えるような声が聞こえて き たゆ太郎君大丈夫 うん私と遊びたいみたいではしゃいでる だけ よまだ5歳だもの甘えたい盛りよね私は 秋野の負担を考え直樹のことを頼んでも 良いものなのかと躊躇するそれで ってああ えっとちょっと言いにくいんだけど私は どう伝えたら良いか考え慎重に言葉を 選ぶ直樹のことなんだけど秋野は家を出て から勇気とあまり交流がなかったことを 食いて自ら正のお葬式の段取りを組むと 言って色々と動いてくれているその合で 秋野が直樹の面倒も見ると言っていたので ある程度の事情は察してくれているはず だまだ小学生でしょこの先のことを考える とね曖昧な私の言葉にも勘のするどい秋野 はすぐに察した今はお葬式の段取りもある から話がまとまるまで少し考えさせて くれる何から何まで任せきりでごめんね 秋野は頼りになるわ ありがとう直樹君も今すごく寂しい思いし てるだろうから早めに連絡するね電話を 切ると私は少しだけ肩の2が降りた気分 だったその数日後秋野から話がまとまった と報告をもらい直樹は秋野とひひに面倒を 見てもらえることになっ た本当ありがとう な大丈夫よ さんも子供好きだしうちは広いからいくら でも部屋はある わたまには遊びに行くからその時は よろしくなこうして私たちは歯車が狂い 始めた音に気づかず安心しきってしまった のだその後しばらくは正夫の両親のところ へ挨拶に行ったり勇気の遺品の整理をする なとして忙しく過ごしていた気づけばがの 元へ行ってから2ヶ月が経っていたので 私たちは久しぶりに秋野の家を訪れること にしたのだ いらっしゃい笑顔で出迎えてくれたあのは ゆう太郎の手を引いて現れたあのゆ太郎君 久しぶりね直樹君は ああ直樹は部屋でゲームしてるか寝てるか なちょっと顔見せてほしいな 直樹の部屋は2階の一番奥ねそれだけ言う と秋野はゆ太郎の部屋に消えていった私は そんな秋野の態度がどこか腑に落ちない まま言われた通り2階の奥の部屋へと 向かったコンコンとノックし私は声を かけるなき君起きてるかなおばあちゃんと おじいちゃんが遊びに来たよするとすごい 勢いでドが開かれ直樹が顔を出し たおばあちゃんおじいちゃん根をキラキラ と輝かせてこちらを見つめてくる直樹だっ たが最後にあった時に比べて妙に痩せ細っ てい たなき君随分痩せちゃってるわねご飯 ちゃんと食べてる うんうんいつも僕のご飯はちょっとだけな んだすぐにお腹が空いちゃうけど お母さんは成長期だからって言うん だなんだって聞けば5年生の下しでも当然 1番小柄で男らしくないとクラスメート からからかわれることもあるようだっ たお母さんは知ってるのうお母さんにも 言ったけどゆ太郎がまだ小さいでしょだ から1回も学校には来てないん だそうか直樹に辛い思いをさせてごめん な一旦私たちは直樹の部屋を出て秋野の ところへ向かっ たあのちょっと聞いても いい直樹君のことだけど久しぶりにあっ たら随分痩せているし学校でもからかわれ ているんだってえ ああうんでも野はどろになりながら 答えるまだ一緒に暮らし始めたばかりだし 直樹も私たちに気を使って少食になっ ちゃってるだけだと 思う私の目を見ながら早口で言う 秋野直樹がかわいそうな扱いを受けている のに学校とは連絡を取っているの か行こうと思ったのよでもちょうどゆ太郎 が熱を出したりダダをこねて私を話して くれなかったりで ねとりあえず分かったわ直樹にもご飯を しっかり食べさせてねうんもちろんよそれ にすぐに直樹も私に心を開いてくれると 思うから大丈夫よそう言うと秋野はゆ太郎 の相手をしなきゃとそくさと私たちに背を 向け た再び直樹の部屋に向かうと直樹は やっぱり満面な笑顔で待ってくれていた その後秋野の家を出て帰ろうとした私だっ たが傭兵は足を止めたまま玄関をじっと 見つめている両平さんどうした のなんでもない行こうかノりに焼きついた 直樹の痩せ細った姿私たちは不安を拭い きることができず黙ったまま家に帰ったの だったそれから数週間後家の電話が鳴った もしもしもしもしおばあちゃんあら直樹君 なんと私たちに電話をかけてきたのは直樹 だったあのね今週の土曜日に運動会がある ん だそれは楽しみね私は孫の運動会に ワクワクしつつもがわざわざ電話をしてき たことに違和感を感じ た私とおじいちゃんで必ず応援に行くから ねうん ありがとう私が電話を切り報告するために 両平の方を向くとやたらと難しい顔をして い た両平さん ああごめん今の電話直樹君かええ今週の 土曜日に運動会があるんですって私たちも 応援に行くって約束した わ両平は瞳に力を込めるとしっかりと頷い たそして迎えた運動会当日気持ちの良い 晴天にウキウキと心を弾ませながら私たち は小学校に向かったするとちょうど運動会 の開会しが始まるところだったあ直樹だ に並ぶ小学生の中に直樹の姿を見つけた 私たちは直樹のリリカを目に焼き付けよう としっかりと見つめる開会式が終わり第1 種目からどんどん競技が始まり直樹も障害 物競争に出場していた直樹 頑張れ当然応援に駆けつけていた保護者は 多く私たちの声は直樹に届いていないのか なかなか直樹とは目が合わなかった倉庫し ているうちにあっという間に午前の部が 終わりお昼休みのアナウンスが流れたそれ までクラスごの席に座っていた小学生たち はそれぞれ保護者の元へとかけていった あれそこでようやく冷静さを取り戻した私 は秋野たちもいると思って探していたが どこを見渡しても秋野の姿はない あ私は声をあげた両平の視線を負うすると 目に飛び込んできたのはポツンと1人 おにぎりをかじる直樹の姿だった直樹君 私たちはすぐさま直樹の元へと駆けつけた 直樹君来たわ よおばあちゃんおじい ちゃんかじりかけのおにぎりをラップに 包みながら直樹はにっこりと笑顔を見せ たなんで1人でおにぎり食べてるの お父さんとお母さん はそれが弟と水族家に行ったみたい え私は直樹の予想外の発言に目が飛び出 そうになったやっぱり なやっぱりってどういう こと秋野は嘘をついていたんだよ 両平はそこに秋の夫妻がいたら首ねっこで も掴むのではないかというほど怒りの感情 をあわにしてい たとりあえず運動会が終わったら秋野と 話さないとせっかくの孫の運動会だという のに私たちは複雑な気持ちでいた運動会が 終わるとなきを連れて私たちは秋野の家へ と急いだのだっ た 野 秋野秋野の家につくなり玄界の呼び出し ベルを鳴らしながら声をあげる両平少しし てから秋野は明らかにどこかへ出かけてい たようなおしゃれな格好をして家から出て き たお父さんそんな大声出したら近所迷惑 じゃない明らかに迷惑そうな顔をして秋は ふくされたように 言う近所のことなんてどうだいそれより 直樹だ今日は直樹の運動会だったのになん で応援に来なかったんだすると秋野は ひどく動揺し震えている唇を手で覆っ たなんでお父さんたちが今日運動会だって 知ってるのよっていうかうちにはうちの 教育方針があるんだから首を挟まないで くれるはマシンのようにまくしたてゆ太郎 が泣いているからと言って強引に私たちの ことを追い出したおい話は終わってないぞ あの声を荒げる両平だったが玄関が開く ことはなかったすると両平の大声を 聞きつけ近所に住む中村さんという方が 様子を見にやってき たどうされました か声をあげてしまってすみません この家に私の娘が住んでいるのですが ああお嫁さんのご両親でした か人の良さそうな中村さんはすぐに私たち を受け入れるとちょいちょいと手招きをし たこんな話ご両親にお話しするのもどうか と思うのですが実は中村さんは秋野が やたらと直樹に対して厳しいいや 厳しいのどを越していると話してくれた やっぱりそうですか ええ近所でもちょっと問題になってまし てそんな直樹はそんなに厳しい扱いを受け ていたんですねさすがに頭に来た私は口の うまい秋野に言い逃れられないよう証拠を 集めることにした平さん私は小学校の先生 に話を聞いてみるわうん俺はご近所さん からもう少し話を 集めようこうして数日にわって証拠を単年 に集めた私たちはさらにしっかりと裏付け を取るためにも自動相談所にも相談をした 児童相談所の職員は真味に対応してくれた ので直樹の現状はおよそ把握できたそして 後日野には動女の職員のことを子供専用の カウンセラーだと話し年頃のなきとの接し 方を私たちにも教えてもらうという手で 話し合うことになったのだ迎えて話し合い の日職員私たち夫婦秋野とひひそして直樹 が席に着いたその席で児童相談所の方が ゆっくりと直樹に質問し始め た学校は楽しいか お母さんとどんな話をするかご飯は食べて いるか弟とは仲良しかお風呂は誰と入って いるか私は耳を追いたくなるような直木な 返答に自然と涙が溢れたそして秋野は ぽつりと話し始め たずっと勇気が妬ましかった勉強も スポーツも何をっでもさらりとこなして しまう勇気くのない笑顔でみんなに愛され 自分より早くに結婚出産して幸せそうな 勇気そんな勇気が羨ましく妬まかった と勇気にはどうしても叶わなかったから せめて直樹に報いを受けさせたかった じっと下を向き両手をしっかりと組んで いる秋野そんな秋野を見ていたら私はふと 娘たちがまだ実家にいた頃秋野がよく勇気 に対してやたらと対抗心を燃やしていた ことを思い出していたしかし秋野が一方的 に勇気を妬んでいたというだけの理由で まだ幼いなきにここまでひどい扱いをして いたことが私は許せなかっ た私の愛情が足りなかったの かしら秋野に対して怒りの感情はあったが を燃やしていた秋野にもっと寄り添え なかった私が悪いのかもしれないと思うと ストレートにぶつかることはできなかった 思いが あるところで旦那さんはこの件はご存知 なかったのです かある程度ですが知っていましたしかし ここまでとは気づけなくて申し訳ありませ ん直樹には申し訳ないことをしまし たくずっと辛い思いをさせてしまって ごめん なさい うんおばあちゃんとおじいちゃんは僕に 優しくしてくれたし本当はおばあちゃん たちと一緒に暮らしたい直樹が私たちを 見つめるその後なきは私たちが引き取ると いうことで話はまとまったひひとも今まで 秋野の後に屈していたことを深く反省し今 までのお詫びだと学の養育費を支払って もらうことになった秋野は児童相談所を 介して警察に引き渡され逮捕こそされ なかったものの育児放棄前提で子供を 引き取るという悪質さからきつめの説教を 食らったさらにどこから噂が流れたのか 秋野が警察沙汰を起こしたことを知ったと いう秋野の知人からある告発があったその 内容もまた衝撃で実は太郎は野が人と結婚 する前に付き合っていた男との間にできた 子供だと言ったのだその人も秋野に黙らさ れていたがこれおきに思い切って真相を 打ち明けることにしたようだ人騒動の後 広人に呼ばれた私たちと直樹は喫茶店で 落ち合っ た俺たち離婚しまし たそうかいい断 だひひと曰く離婚の決断も秋野は黙って 受け入れその翌日には家を出ていったとの こと騒動のせいで疲れているようだったが ひ人はどこか晴ればれとした表情を浮かべ てい たうちの娘のせいで苦労させてごめん なさい ねいえいえ秋野との暮らしは我慢も多かっ たですが楽しかったですそれに ほらひひはゆ太郎を連れてきており優しい 目でゆ太郎を 見る血は繋がってなくてもゆ太郎は俺の子 ですだから俺が引き取ることにしまし た秋野がそんな子だったなんてごめん なさいねゆ太郎君のことはお願いし ますいえ秋野さんと過ごした時間は楽しい こともたくさんありましたし 優太郎という宝を授かりまし たひ人がそう言うと優太郎は嬉しそうに 笑いたどたどしくも自分の話をした私たち はこれまであまり話したことのなかった優 太郎の話に耳を傾けつつ無邪気なその笑顔 にいつの間にか私たちも笑顔を浮かべてい たそうして笑顔で別れた私たちは直樹が 行きたいと言っていた博物館に行くことに した外を歩けば忍び寄ってきた冬の冷たい 匂いが する今日はね恐竜店なんだって直樹は寒さ を意ともせずスキップしてはしゃいでいる おおおじいちゃんはなテラノサウルスが 好きだ な王道だね僕がおじいちゃんにたくさん 教えてあげる ね私はそんな2人をを微笑ましく 見つめる兵は直樹を引き取ってからまるで 若返ったかのようにシャキシャキしていて 直樹に溢れんばかりな愛を注いでいた かゆう私も勇気がなくなってから塞ぎ込ん でいたが直樹の笑顔のおかげで心がほぐさ れ今では毎日が楽しくて仕方がないふと 季節に似つかわしくない柔らかくて温かな 風が私を包ん だ 勇気無意識でつぶやき私は空を見上げた雲 1つない空には太陽が輝いている私が太陽 の眩しさに目を細めたその時目の前に勇気 の笑顔がいっぱいに広がっ た お母さん お父さん ありがとうなきをよろしくね勇気が心に 語りかけてくる声が私の耳にはっきりと 届い た ゆき天国から見守っていてね直樹の笑顔を たくさん届けるからね

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