【スカッとする話】嫁いびりが生き甲斐の義母「1週間以内に孫を置いて出て行け！！」私「喜んで♪」直ぐに離婚届を出した結果、義母に人生最大の危機が訪れｗ【修羅場】【朗読】【総集編】
今すぐ息子と離婚しなさいそれから1週間 以内に孫を置いて家から出て 行け私をいびってくる義母に呼び出され 突きつけられた言葉私は笑をこぼさずには いられなかっ た私は菅田恵47歳のパート主婦だ 夫のタヤとはお見合いで知り合い結婚した 私が25歳の時父が突如お見合い話を 持ちかけてきてそれで紹介されたのが父の 取引先の社長の息子であるタヤ だ当時34歳だったタヤは恋愛経験が ほとんどなくそれで後とを心配した父親が お見合いを進めた らしい私はあまり気乗りしなかったが両親 に強く頼まれ会ってみることにし た実際に会ってみると年齢さ通り自分より 大人だと思うことはあったが思ったより 違和感はなかっ た当時はお見合い結婚はよくあるパターン で友人でお見合い結婚をした人もいるこれ も何かの縁だ父のためにも私はお付き合い を始めることにし たそれから2年後にと結婚し た結婚生活は順調だったが義母が関わると 話は 変わる義母は1人息子であるタヤを 出来合いしていて嫁である私に強く当たっ て くる疑実家まではすぐ行ける距離にあり よく呼び出されては少しでも時間がかかる と義母に怒鳴られる日々が続い たしかし私の感覚はだんだん麻痺していっ たのかそれが当たり前になっていた 20年経った今でもそれは変わってい ない義母に呼び出されてはすぐに駆けつけ て飯使いのように呼使わ れるしかし2年ほど前に義父が多し たそれをきっかけに私は少しずつ変わる ことにしたの だ義父は私によくしてくれてい た義実家に行っても義父がいるところでは 義母はひどい嫁びりをしなかったのだそれ なのに義父がいなくなったことで疑実家に 行くのが今まで以上に嫌になってしまっ たそこで息子も高校生になったことだし疑 実家に行かないための口実として私は パートを始めたの だ義母には私みたいなどん臭いやつは パートなんてできない仕事もろにできない 足でまいになってすぐやめさせられるだけ だなんて言われたがいざ勤めてみたら うまくいって いる義母の呼び出しに比べたらパートの 仕事の方が精神的に楽でそして何よりお 給料も いただける嫁いびりに耐えたところでお金 にはなら ない正直パートを始めるまで私は離婚 なんて少しも考えたことがなかっ たけれどパートを始め周りの世界が広がる ことで状況は少しずつ変わってきた タヤは最近家でよく仕事の愚痴を言うよう になった義父がいなくなり後ろ立てが なくなったことで周りからの風当たりが 強くなってきたのが原因のよう だ私が言うのもどうかと思うがタヤは仕事 ができるタイプでは ないなので義父の七光で仕事が成り立って いたところも あるそれが通用しなくなり仕事がうまく いかないストレスを私についようだっ た恵お茶はまだなのか着替え風呂場に置い てないんだ けどくだらないことで私を呼びつけ いちいち文句を言って くる正直大人なんだから自分でやって 欲しいレベルのものばかりだったので一度 そういったことがあったのだがタヤは激怒 し た俺が家族を養ってるんだぞ俺の言うこと 聞いとけよ そう言って実質にこもってしまったため話 の続きはできなかっ たそんな日が続いた結果この生活に見切り をつけようと考えている時義母から 呼び出しがあっ たいつもの癖で慌てて疑実家に向かうと 義母が玄関に立ってい た恵さん遅いじゃないあなた最近甘いん じゃないバートなんて始めるからよ その言葉に私は心の中でイラっとしていた が義母はとんでもないことを言い出し たあなた本当に使えない嫁よ ねそう言ってわざとらしいため息をつく そして私の決意を固める一言を放っ た今すぐ息子と離婚しなさいそして1週間 以内に孫を置いて家から出て いけ私にとっては最高のラッキーチャンス だ私は思わず笑をこぼさずにはいられ なかっ た承知しまし たすると文句を言っていた義母の体が一瞬 固まっ たどういう 意味もちろんそのままの意味です けど私は笑っていった義は私が承知すると 思ってなかったようで慌てて弁解を始め たいやあね冗談よ冗談そんなこと本気で 言うはずないじゃ ない私はカからスマホを取り出し たいや言いましたよ ねそう言いながらスマホのボイス レコーダーで先ほどのやり取りを再生 するじゃあそういうことで 私は手を振りながらキビスを返して家に 帰り急いで離婚届けに記入をし た記入した離婚届けは1ヶ月ほど前にタヤ が持ってきたもの だ嫌みを言ってくるタヤに言い返した結果 夫婦喧嘩をした時があっ たその時にタヤが離婚届けを持って帰って きたの だ持って帰ってくる時にはタヤは書くべき ところを全て埋めていた 私はその離婚届けの妻が記載するべき箇所 を埋めてタヤの帰りを待っ た夕方タヤが帰宅したので私はいつも通り に 出迎えるそしてリビングのソファーにタヤ が座ったところを見計らって離婚届けを 差し出しこう言っ た離婚し ましょうはあ離婚してお前どうすん だいいから離婚します 何度かいちごっこを繰り返した後タヤは 勢いよく立ち上がっ たああいいよ別れようかもうお前にも飽き てた し飽きてたって何よと言いたかったが私は なんとかその衝動をこらえこう言っ たじゃあ提出しに行き ましょうとにかくと別れたかった をしている時間すらもったいない離婚届を 提出するため役所に向かう車の中でタヤは 話し始め [音楽] たでなんで今 離婚お母さんに言われたから はは他人に言われて離婚か よタヤはいつからか私を見下すことが普通 になりどんな話をしていても私のことを 馬鹿にするしかも最近は息子もそんな父親 を真似し私を見下すよう に息子のためにも離婚はするまいと思って いたこともあったがそんな考えはすでに 崩れてい た役所についてから私たちは離婚届けを 出し たこれでお前とは赤の他だ なそれを聞いて私も生生しながら頷きその 場を後にしようとしたすると出口に意外な 人物が [音楽] ちょっと待ってよ離婚なんてそんな こと義母が青い顔をしてオロオロとしてい たのだ私たちは役所の外に出て義母と 話すでもお母さんが言ったんです よそう言うとタヤが少し減な顔をし たさっき車の中でそんなこと言ってたけど 本当に母さんが離婚しろたの かタヤが義母の方を見ると義母は大きく首 を横に振ったそれに私は頭に来てスマホで 例の証拠を再生し た義母の罵声がスマホから聞こえて くるこれは冗談だって言ったじゃ ないそう言いながらも勢いがなくなる義母 を一別し たお母さんに言われた通り離婚はしました それに息子は置いていきます今後は自分 たちでご自由に暮らして くださいしばらく私たちのやり取りを聞い ていたタヤがようやく口を開い たまああいつは俺の後とだからな家に残る のは当然 だ跡取りという言葉は不思議な言葉だ本人 に能力や取もなくてもその家に生まれたと いうだけで鳥という肩書きが つくタヤとのお見合いも義父があとのこと を心配しているからという話だっ たその時は義父は会社の社長だったし すごい人だと思っていたから跡取りは必要 なんだと私も思ってい たけれど義父が多してからあとりという 言葉が独り歩きしている気が する実際タヤは後とりとしての実力はない 愚痴によると 後立山 だ私は最近思っていたことをぶちまける ことにし たあとりってあなた何かお父さんから継い だものがあっ たするとタヤがピクッと反応 するはどういう意味だ よあなた能力がなくてお父さんの仕事 なんて告げないじゃないせっかく後とりと して育てたのにお父さんが かわいそうお前そんなこと思っていたの かタヤはそう言いながら顔を真っ赤にする 私が大きく頷くとタヤは言っ た2度と俺の前に姿を見せるなさっさとい なく なれそうなるととしている義母に一し私は その場を立ち去っ た翌日私のスマホには朝から何件もの着信 があった相手は義母 だ恵さんいつ帰ってくるの早く来て掃除し て よそんな罵声ばかりが留守でに入っている ため息をつきながら本を読んでいるとまた 留守でが1件 今度はタヤからの留守伝 だ食べるものがないんだけど作れよあと俺 のシャツどこ早く帰って こい2人の中では昨日の出来事はなかった ことになっているようだ全くどうかして いる電話なんてしたくないのであなたとは 離婚して赤の他人になったでしょと メッセージを送るとまた留守が 一件1人息子を置いて出ていくとかお前 最低だ な確かに旗からは息子を捨てたひどい母親 に思われるかもしれないでも私はもう誰に どう思われようと構わなかっ たそれに日頃の息子の態度を知っている人 からしたら当然だと頷いてくれるはず だだから何の躊躇もなく置いていけるのだ それに息子ももう高校生だダヤがいるし 近所には義母もいるだから生きていける はず だ最低でも何でもいい私はあなたたちとは 縁を切りたい のそうメッセージを送ってからスマホの 電源を切って1日を過ごすことにしたか 明日お母さんの家に行く よあまりにも連絡をしてくるため週末に 直接話をつけようと私は疑実家に向かう ことにし たたから息子を連れて疑実家で生活を始め たと留守でに入っていたから だ疑実家につくと中からパリンとガラスが 割れる音がし たやっぱりと私は思いながらインターホン を 押すすると義母が家から飛び出してき ためさんいいところに早くあの子を止めて ちょうだい 私はにんまりしながらこう言っ たいやいや私には無理です よ中に入ると食器が落ちて割れてい た息子はされ料が気にらないとよくこうし て暴れていたの だ何何度もタヤに相談したのだ がお前の料理が美味しくないからいけない ん だそう冷たく言われるだけだっ た息子は外ではそんなことしなかったが私 に対してはずっとそういう風に接してい たこれが私が疲れていった原因の1つでも ある離婚した結そのが義母に向いている よう だタヤは息子の機嫌を取るためファスト フードを買ってくるという話をしてい たそして私の姿を認識するとこう怒鳴って き たおい恵今すぐ買って こい嫌に決まってる でしょ私はそう突っぱねた今までにない 反応にタヤだけではなく息子も目が天に なっている 勘違いしてない戻ってくるためにここに来 たわけじゃないから電話が鳴り止まなくて うるさいから連絡をしてくるなって話をし に来た の誰も私に反論してこないので私は話を 続け たこの汚い部屋何掃除してる の疑実家はいつも綺麗だったそれは義母に けられて私がいつも掃除をしていたからだ それが数日いなくなっただけでとても汚い 部屋になって いるそれに美味しくなさそうな料理 ね義母は料理が苦手なため疑実家の料理も 押し付けられ私が担当していたの だだから私がいなくなれば料理の苦手な 義母か料理なんて一切したことのないタヤ が料理するしかないわけでこうなることは 目に見えてい たあと親子でそっくりダサ服着てるの ねタヤも息子も服のセンスが皆無だ平日は 制服やスーツだからいいが休日はほとんど 私が用意したものを着ていた今日の服は 自分で用意したもののようでとんでもなく ダサい私はそこまで言うと笑いがこみ上げ た これからはこんな生活が続くんでしょうね 早く自分たちで改善した方がいいと思うよ それか早く再婚でもし たらそう言うとタヤがやっと口を開い たそうだなお前みたいな疲れたおばさん じゃなくてもっと若い嫁をもらう よその言葉に私はもっと笑って しまうああなたみたいな取りえのないおっ さんのとろに若い嫁なんて来るはずもない でしょうあるとしたらお父さんの遺産 くらいでもその遺産もこの家をリフォーム した時かなり使っちゃったわよ ねするとそれを聞いていた息子が叫ん だはあじいちゃんの遺産が残ってるんじゃ なかったのかよ母さんを追い出せばその金 は自由に使えるって父さん じゃん息子は自分の家が裕福で義父の遺 さんはそのうち自分の元に入ると思ってい たよう だ私は事実を教えてあげることにし たおじいちゃんの遺産なんてお父さんが 残さない限りあんたに一戦も入るわけない でしょまあお父さんは解消なしなんだから 裕福な生活なんてできないけど ね今までかなり福な暮らしをしてきたが実 は義父が高してから後ろ立てをなくした タヤは仕事でミスを連発し格して言及され て いる改めて義父はあんなに偉大だったのに どうして息子のタヤがこんななんだろうと 思うま後とりであることにあをかき自分で 努力をしなかったから仕方ないの だろう私は言いたいことも言えたので そろそろ帰ろうかと思っていると義母が 引きき た恵さんいつでも戻ってきていいのよまた 仲良くやり ましょうその態度に私は笑っ たならなんで離婚しろとか孫を置いてけと か言ったんですかどうせ離婚をちらつかせ たら私が言うことを聞くと思ったん でしょう けどどうやら図星のようで義母は何も 言い返してこない 私はパートを始めたことで義母の要望を 聞く時間が少なくなり義母はそれを不満に 思っていたの だろうだから離婚という言葉を出しそう すれば私が言うことを聞くと思ったのだ 全く浅はかすぎる考え だ孫を置いてけっていうのもまさかすると 思わなかったんでしょけどお母さんみたい に息子が大事な母親ばかりじゃない本当 どうしようもない息子だからむしろ置いて 行きたかっ たそして最後にこう言っ た本当にお母さんには感謝してますよ私に 自由を与えてくれたんです から義母の言葉は私にとって豪都合でしか なかった実は私は元々離婚に向けて準備を していたの だ息子の真剣をどうやってに渡すか悩んで いた矢先義母に孫を置いていけと言われた のでその瞬間私の心は決まっ たじゃあもう他人なので婚罪連絡しないで くださいねもししてきたら警察か弁護士 呼びます [音楽] よ念して出ようとすると息子がすがりつい てき た母さん俺もついて いく私は何の未練も感じな いつもはババーとしか呼ばないのに今更何 自分と一緒に人を見下せるお父さんとい られて嬉しいでしょ2度と母さんなんて 呼ばない で私はすってくる息子を振りほどき疑実家 を出て不動産屋に向かっ た実はこうなることを予測しバート先には 事前に話してあったそしてここから遠く 離れた店舗で働けるように話をつけていた の だそれに不動産屋で新居の目星もつけて ある自分の荷物は離婚を決意した時から 徐々に持ち出していたからもうあの家に 戻る必要は ないその後息子は義母に料理がまずいだの 部屋汚いから掃除をしろなどとわがままを 言っている らしいおかげで義母はすっかり疲弊して いるようだ タヤはそんな家の中がいづらくて ギャンブルにはまり借金をした結果実家を 売りに出さないといけなくなった らしい私はパートをしながら自由な暮らし を満喫して いる本当にあんな人たちと縁が切れて よかったと晴ればれした気持ちで日々を 過ごしているのだっ たごめんちょっと待って て親友とテレビ電話中彼女の家のチャイム が鳴った 席を外した数分後客人との会話内容が私に も聞こえて くる楽しそうだ ね録画を開始し楽しく3人で会話をした 結果私は今田あみ29歳今は妊娠しており 専業主婦として過ごして いる夫は同じ会社で働いていた 悟悟は会社でもエリート社員として有名で 私たちは結婚して2年経ってい た悟はイケメンで会社でも将来有望と言わ れているそのため私の結婚が決まった時は かなり羨ましがられ たエリート社員の悟は当然のように多忙で 残業や出張も多く付き合ってる当初から なかなか時間が合わなかったが悟と結婚を したことで毎日一緒にいられるようになり 私はとても嬉しかっ たさらに結婚式も盛大に行われマイホーム も購入し私は幸せの絶頂だっ た私はこの調子のまま幸せな毎日が続くと 思ってい た私は悟と結婚をして2年待望の妊娠を 迎えた私はは妊娠と同時に会社を 退職これは悟の提案だった悟は生まれて くる子供のためを考え私に専業主婦をし ながら子供に寂しい思いをさせないように 育ててほしいと言ったの だなんでも悟の両親は共働きで悟は甘え たい時に甘えられず寂しい思いをしたよう だ私は特に仕事に思い入れもなく出演も 見込めなかったため悟には反対はせずに 退職し たこれからは働かない代わりに悟を一生 懸命支えよう 私はそんなことを考えつつ新しい生活の第 1歩を踏み出し たしかしそのタイミングで悟の転職が 決まっ た私はついて行こうとしたが悟は妊娠した ばかりだし心配だから来なくていいと言っ た俺の不期間は1年未満だし知らない土地 でストレスを貯めるのは良くない だろう悟は私を気づかってくれたの だろう私はそんな彼の優しさに嬉しくなっ たがそれでも初めての妊娠ということも あり1人になることに不安があっ たそれでも悟が言うように私は妊娠してい てあまり長距離の移動は良く ないまたすでに通いの産婦人家も見つけて おり新しい場所へ通うのは少し抵抗が あるそう考えるとここは悟に甘え私は残る 方がいい [音楽] だろう悟が単身不妊になってしまい私は 落ち込んでい たそんな時嬉しいことが 起きる高校からの親友の死が私の新居の 近くに引っ越しをしてきたのだ は地元が一緒でとても仲が良かっ たしかし私は大学を気に 状況結婚前は機会があれば何回かあってい たが結婚してからは数が減ってしまっ た志穂は私から見てもとても美人な女性だ 高校の時も何度も告白されており彼氏がい なかった期間なんて ない私はそんな親友が自慢だっただが死に は少し不思議なところがあるそれはなぜか 男性と長続きしないことだ理由は分から ないが死は自分の考えをしっかり持って いるタイプなのであまり意識をしていなく ても意見の総意が生まれてくるの だろうそんな司法だが今回は彼氏と一緒に 暮らすためこちらに引っ越してくると いう幸せそうな親友の姿を見て私もとても 嬉しく なるせっかくだからちょっと会おうよ悟君 とも話したい し私は地方の誘いに乗り週末に悟を連れて 約束の場所に向かっ たちなみにシは結婚式の時に来てくれてい て悟るとも顔馴染み だそこで久しぶりにしほと会いしほは スポットの派遣の仕事をしているらしく 結構時間に自由が聞くという話をしてくれ た私はそれを聞いて以来はと電話するよう にほは悟とも気が合うらしく私がトイレに 行っている間にすっかり仲良くなってい た四は美人なので悟の気持ちがうわないか 気になったものの帰宅後悟に少し探りを 入れれると実家にいる妹に似ており 懐かしい気持ちになったと笑って いる私はその言葉を聞き安心し たそしての家にはまだ行ったことがないが いつか悟と司法の彼氏も交え4人で遊べ たらいいななんて思いながら過ごし たそうしているうちに私のお腹も徐々に 大きくなり安定期に入っ たしかしそれと同時に悟の仕事が忙しく なりなかなか帰ってれなくなっ た最初は毎日連絡していたのが2日に1回 に1回と回数も減って いく週1の電話で話を聞くと悟は慣れない 業務に追われ毎日クタクタだと言っていた 私は疲れきったサルの様子を見てちゃんと ご飯食べてるのかとか寝れているのだろう かとか心配になっ た私は不妊先に行こうとしたのだが悟に なんだかんだで断って くる私はそれでも強行しようとしたが悟は 来なくていいと強く言うの だあと半年だから大丈夫だこっちで出産に 入っても困るしさ大人しく家でいてくれ よ悟にそう説得されてしまい私はなんだか 邪険にされている気分になって しまうそのことが少しずつ不満になりなん だか面白くない気持ちになっ た悟が忙しいというのは分かっているが 少しぐらい構ってくれてもいいのではない だろうかそんなことを考えるようにもなっ てい たそれぐらい私と悟は最近顔を見て会話を してい ない両親にその話をしても悟を至るような 言葉ばかりで私の気持ちを分かっては もらえなかっ たそのため愚痴は全て四歩に聞いてもらっ てい たそのたびにシは私の気持ちを組みとって くれて悟のこともフォローしてくれる あみや子供のため毎日頑張って働いて くれるんだ から四法にそう慰められ私はいつも気持ち を穏やかに保ってい た死本のおかげでいくらか救われる部分も あるがそれでもお腹が大きくなるにつれ やはり不安が大きくなって いくきっと妊娠で神経が乱れているの だろうそう思ってやり過ごしていたがどう してもやり も あるだが私のわがままで悟を困らせるわけ にもいか ないそれでも私は乗り越えられたなぜなら 悟がいつもタイミングよく連絡をくれてい た今回もそう だ死本に愚痴を行ったその日私が寂しく夜 を過ごしていると悟から連絡があっ た明後日は仕事が早く終わるため早く帰っ てこれるそうだ 私はその連絡を見て暗い気持ちが少しだけ 晴れ たきっと悟は私のことを忘れてい ない邪険に扱われているわけじゃなくて悟 は本当に忙しいだけだ実際こうやって時間 ができたらちゃんと帰ってきてくれると 言って いる悟が帰ってきたらいつもより少しだけ 豪華な食事に しよう忙しくて疲れているはずだから家に いる間はリフレッシュも兼ねてしっかり 休んで もらおうそう考えると少しだけ気持ちが 軽くなっ [音楽] たごめん帰れなくなっ たそうして過ごしているうちに週末になり 悟が帰ってくると言った日になっ た私は朝から楽しみに待っていたのだが 無常にも悟からそんな連絡が 入る私はショックを受け た帰ってくると思い美味しい食べ物や映画 を借りて待っていたのに悟は帰って来なく なってしまっ た日頃会えないことや邪険に扱われている ことに私は鬱憤が溜まっていたためその 一言が妙に腹立たしくなり悟にすぐに電話 を かける一体どういうことだと尋ねると悟は 淡々とした口調で急な仕事が入ったと 告げる私はなんだか許せなくなり 八つ当たりだと分かっていたのだが悟と 軽い言い合いをしてしまっ た仕事なんだから仕方な だろ悟も私の言葉を聞き声を荒げてそう 反論 するそれでも納得がいかないと感じ私が どれだけ寂しいか私がどれだけ楽しみにし ていたのかを立て た仕事だからって我慢してたけどずっと 会えないなんておかしい よ私の声は震えていただろう涙が溢れて 止まらなかったきっと邪険にされていない いつも私のことを考えてくれているそう 考えていたのだがそう思い続けてもう数 ヶ月も悟ると会ってい ないさすがに おかしい鈍感なふりはもう やめようそう思った私は悟が帰ってこれ ない理由を言うまで電話を切らないで おこうと思ってい ただが悟は真底面倒な声で私を嗜め一方的 に電話を切ってしまっ た私が呼びかけても携帯は応答しなかっ たそれから何度電話をかけても悟の携帯 電話の電源が切られていて繋がらない に良くないのは分かっているがどうしても イライラが収まらず思わずシにテレビ電話 をかけ た聞いてよ悟るってばありえないんだ よ私が苛立った声でそう言い涙を流し ながら先ほどの出来事を語ると死は 落ち着いてと声をかけていたがどこか そわそわとしていて落ち着きが ない私はそれでも構わず悟への不満を爆発 させもう帰ってこないのかもしと泣きを 言いながら涙を流し続け た死だったら分かってくれるいつもみたい に優しい言葉をかけて くれるそう思っていたのだが死は私の話を 聞いても心ここにあらずという様子で チラチラと廊下の方へ視線を送ってい た私はそんな司法の様子にも不満を覚え 一体何をそんなに気にしているんだと 尋ねると死は言葉を濁して伝えなかった そんな時四歩の自宅のインター本が 鳴るごめんちょっと待って てしほにそう言われ私はなんだかごまかさ れたような気持ちになったがもしかしたら 彼氏が帰ってきたのかもしれないと考え 邪魔をするのも悪いし電話を切ろうかと声 をかけ た死はそうしてくれると助かる話を聞け なくてごめんと謝罪をして慌てた様子で 玄関の方へ走っていく 私は消化不良の光りを抱え深いため息を ついたそして四歩のバタバタという足音を 聞き相当焦っているのだろうと遠い目をし てい たもう少し話を聞いて欲しかったが焦って いる死を引き止めるのは 後ろめたい仕方なく電話を切ろうとした時 死と彼氏らしい男性の声がし たとても仲が良さそうな雰囲気で私と悟も 以前あんな風だったのにと考えあの頃が まるで遠い過去の出来事であるかのような 気分に なるそして懐かしむような気持ちで2人の 会話を聞いているとふとその声に聞き覚え があるような気がし た不審に思った私は電話を切る前に携帯に 耳を近づけて みる遅くなってごめんこれお土産の ケーキやったこれ私が好きなや だ2人の会話はたいないだが耳を近づけて 分かったのだがその声の主は私にとって今 1番感情が動く人だと分かっ たその瞬間私は時間が止まったかのような 感覚を覚えたそうなんと声の主は悟だった の だ私は息をのみどうして四歩のところに悟 がいるのだろうと考え落ち着かない気持ち で浅い息を繰り返し たそれでもなんで私とは会えないのに目と 鼻の先にあるシの家に悟がいるのだろうと いう疑問は払拭され ない2人は私が聞いているとは知らず仲の いい雰囲気で話を 始めるこの前間違ったあに連絡してさそし たらあいつ泣きながら電話かけてきたんだ 落ち着かせるのに大変だった よ悟は苦い声でそげ本当にめんどくさい女 だと私を ののしるそんな悟に対しシはケラケラ笑い ながら同じように私を馬鹿にし始め た私の方にも電話かかってきたよすんごい 泣いてたしでも悟もひどいよ ねだってシいる方が落ち着くしあは妊娠し てか上々不安定で疲れるん だしばらく聞いていると2人の内容は 明らかに私を指していることが 判明とても聞いてはいられない会話だった ため私は思わず耳を塞ぎたくなっ たアと早く離婚したい よ極めつけは悟のその言葉聞きたくなかっ たまさか悟と司がそんな関係になっていた なんて今まで会えなかったのも地と会って いたからなのだろう かそれからも電話が切れていないことに 気づかないまま2人は私のことを馬鹿にし ていた2人のあまりにもひどい会話ない ように私の気持ちはどんどん冷めて いくもう怒りや寂しさなんて感じ ない2人がリビングに入ってしばらく立ち 四歩が机に置きっぱなしになっていた携帯 に気づき手に取っ たその時私は思わず四歩に声をかけてい た楽しそうだ ね私の声を聞き四方ははっと息を飲んで こちらを 向くすでにビデオカメラは切れているが 画面にはしっかり通話中と映し出されてい たの だろうしほが驚いた声を出した時私は録画 を開始しもう少し話をしようとカメラに 切り替える そこにはア然とした顔で立ち尽くすほど悟 の姿が映し出されてい [音楽] た2人は一体いつからそんな関係 に私がそう尋ねると死も悟もうえてこちら を見なかったそして数秒の沈黙の後が2人 の会話を聞いていたなんて一体どういう つもりなんだとめきめ た私はそんな死を冷たい目で見つめ電話を 切ろうとしたら2人の声が聞こえてきて よく知っている声だったから繋げていたん だと正直に 話すそれがまさか悟だったなんてね私だっ て信じられなかった よ苦しい声でそう言うと悟は盗み聞きを するのは犯罪だと言い 始める子供じみた反論に私は短くため息を ついてを振っ た妊娠の嫁を放っておいてそんなことよく 言えるわよ ね下打ちまじりにそう言うと2人はどこに そんな証拠があるんだと焦って 尋ねる証拠もないのに適当なこと言うなよ 俺はたまたま立ち寄っただけ だ地歩の家は私たちの家に 近いその言い訳を言うには少し無理がある んじゃないかと冷静にしてすると悟は言葉 を飲み込んで私を 睨む証拠が欲しいならあなたたちの会話の 録音でも 聞く私がそう切り出すと2人は顔面蒼白に なりはっと息を飲ん だそして私が一体いつからなんだと改めて 聞くと諦めたのか2人はポツポツと話を 始めるそれは私と悟の結婚式にまでで遡る 話だっ たしかも先に惚れたのは悟だったの だ悟は自分の結婚式で司法を見た時 一目惚れをしてしまったのだと いうだがその時は自分の結婚 式私を選んで結婚すると決めたのに急に 結婚を取りやめて司法にアピールする なんて常識的に考えてもでき ないだから悟は自分の気持ちを封印し私と の結婚式を終え たきっと気の迷いだと考えていたのだが そこから偶然出張先が私の地元になり私が どんなところで過ごしたのか知ろうと思い 私のSNSを開くと四歩なアカウントを 見つけ たその時なぜか悟はその事実に強く惹かれ たあの時地方に一目惚れしたのも悟は運命 だと思ったのだと いうそしてはと連絡を取ったの だ穂はすぐに食いつき悟の誘いにすぐに 乗っ たそして2人はこっそり私に黙って会い 男女の関係に なるそれから関係が続き司はとうと悟と王 をするために状況してきたわざわざ私たち の家の近くに家を借りたのも私に気づかれ た時に偶然をようため らしいしかも悟は単不妊なんてしておらず 単身不妊になったあの日からしと一緒に 暮らしていたの だどうしても司法のことが頭から離れなく てお前との子供ができた時も心から嬉しい と思えなかっ た私は悟と司法の話を聞きドンキで頭を 殴られたような衝動に駆られ心の底から 最低だと思っ たまさか愛する夫と親友に裏切られていた なんて 私の衝撃を知らずに悟は話を続け たでも安心してくれあみのことを愛して ないわけじゃないんだ離婚するけど今まで と関係は変わらない から私は悟の思わぬ言葉にまけな声を出し ていたそして意味が分からないと言うと死 も開き直ったような顔で頷き自分も私の ことが嫌いなわけじゃないと言っのけ た私たち親友だし生まれてくる子も含めて 4人で暮らしたら楽しいと思うんだ けど私は2人の考えについていけずポカン と口を開けてい た2人は一体何を言っているのだろう私の 顔を見て2人は首をかしげてどうしたんだ と尋ねて くるどうしたもこうしたもあるものか私は 消えていた怒りの炎が再び火を灯した ふざけん な私が叫ぶと2人は目をパチクリと 動かす私は離婚したら2人とは縁を切るし もちろん養育費も慰謝料も払ってもらうと 言い放った子供が20歳になるまで必ず 養育費は払ってもらうから覚悟し なさい2人は私の怒りをまのあたりにし 呆然としていたが次には顔を真っ赤にして 激怒していたなんでそうなるんだとわめき 散らす2人に対し当然の報いだと言って やるとますます2人は 分外私がおかしいとまで言い始めそもそも 私にもっと魅力があったら悟だってこんな ことをしなくて住んだんだという 始末私は腹が立ち2人に対して軽蔑の念を 抱い た悟はもう2度と帰ってなくていいから 内容証明は司の家に送るしあとはどうぞ 2人で幸せに暮らして ください嫌みっぽい口調で吐き捨て私は 電話を切っ た怒りはまだ収まらないがあんな人たちと 一緒にいようとも思え ない私は数時間経っても怒りが収まらない ためこのことは全て両親や義両親さらには 司の両親にもぶちまけて完全に2人とは縁 を切ってやろと思っ たその後私はすぐに行動に移し実家の両親 や義両親に悟のことを報告すると双方とも 激怒して悟と司法を呼び出し た2人が来たことで話し合いの場が設け られ話を聞きつけた司法の両親もやってき てその場には重苦しい空気が充満してい たそれでもトル司は独自の自論を持ち出し 私を含め4人家族でもうまくやっていける と ごごしかし倫理官のかける考えだと全員 から一就され孫の誕生を楽しみにしていた 義両親は悟に絶縁宣言まで行っ た死も両親から2度と帰ってくるなと言わ れて居場所を失い今の住んでいる場所で悟 と暮らしていくことを余儀なくされ た悟はどうしてこんな扱いを受けだとし私 のことも地のことも選べないと言い始めた ので私は弁護士を雇って決着をつつける ことに なるそして悟都には相場より高めの慰謝料 を請求し養育費もしっかり払ってもらえる こと に悟は今回の件が会社にも知られたらしく 白い目で見られるようになっ た結果耐え切れず会社を 退職との質で悩んでいる死とも喧嘩が増え 結局2人は別れてしまったよう だ私は2人の近所を両親や悟の親に聞き つつ元気な女の子を出産し た悟や穂のことがトラウマになったのか 度々フラッシュバックをすることもあるが 今は娘のことだけを考えて生きていこうと 思ういつの間に子供産んでた の結婚式会場で数年ぶりに友人と再開し そんなことを尋ねられたしかし私たち夫婦 にはまだ子供はい ない友人の反応を見た私が察しをつけその 場で夫を問い詰めると夫は驚くべき行動を 取り私は前田32歳専業主婦をしている夫 の友とは大学時代に友人から紹介を受け 今日まで12年の付き合いだ私たちは大学 を卒業後23歳の時に結婚をした当時は まだお互い共働きをし生活を支えていた私 と友は4年付き合っていたためもうお互い にはなれっこ大学生時代もお互い 1人暮らしだったため家を生きしていたこ もあり共に暮らすことには違和感も覚え なかったそのため特に新婚らしいこともせ ず穏やかな生活を送っていた唯一の新婚 らしいことと言えば週末に2人で出かけ たり共に過ごしている時ぐらいだろうそれ でも私は十分満たされていたきっと私たち はこの先もこうして過ごしていくのだろう そう確信を持って過ごせることで気持ちも 安定していたのだと 思う私たちは新婚の時共働きだったが経済 的に不自由なわけではないなぜなら友の 会社は勝者で業界でも大手と言われる会社 だからだ金銭的にも余裕があり私は正社員 として働いていたが近々パート勤務に しようかと考えていた私の務めていた会社 は男尊除皮がひどく女性は何年経っても 出世できないため長くいる必要性を感じ なかったのだそのことは以前から友に相談 しており友も私の考えに同意してくれてい たそして友は早く出世して私に楽をさせて あげたいと言い毎日仕事を頑張ってくれて い たそれからしばらく経ち私が28歳の時の ことだなんと友は実力を認められ花形部署 に移動となりこれまで以上に忙しくなった 大出世だと喜び私は会社を辞めてパート 勤務になるだが私たちのその変化はいい ことばかりではなかっ た友の出世をきっかけに気づけばお互い すれ違いの生活になってしまったからだ 友は出世後海外出張だと告げ家を数日間 開けることも増えた私は帰らない友を ひたすら待つ日々これじゃあ1人で住んで いるのとそう変わりない私はどうにか すれ違いを少なくするため友に相談の上 パートを辞めて専業主婦になった友が帰っ てきた時家で迎えて共にができると思った からだこれで少しは好転するかと思ったが 事態はますます悪化することに なる私は専業主婦になり友を待つ傍早く 子供が欲しいと思っていた子供がいれば 寂しく1人で友を待つこともないと考えて いたのだそれに友と生活をしているという 証明も欲しかった私はそんなことを考える ぐらいには自信がなくなっていたのだろう 友を支えているつもりだったが彼は1人で どんどん先へ進んでいくため自分が必要 ない存在のような気がしてしまい取り残さ れている気分になった友にその気持ちを 打ち明けたかったが家にほとんどいない上 夜は疲れたと言って早く寝てしまうから話 をする機会がない 友が休みの日私は耐えかねて子供のことを 相談し た 私子供が 欲しい結婚当初友も子供を望んでいたため 協力してくれるだろうと思っていたそれに 子供ができると友海は家にいるのではない かという浅はかな考えもあっただが私の 予想に反し友は鬱陶しそうな顔をして 唸るどう見ても友は乗り切れはないのが 分かっ た私はそれでも食い下がり生活には余裕が あるし貯金だってできたんだから1度考え てみないかと持ちかけたが友は首を縦に 振らないその話は聞きたくないとばかりに 背を向け私と目も合わせようとし ない俺今忙しい から友にそう言われ私は悲しくなった 忙しいなら少し仕事を控えてみないかとも 言ったが友は顔を歪めて私を 見る俺は瑠璃のために頑張ってるんだなん で応援してくれないんだ よ私はその言葉を聞き何も言えなくなって しまう私が黙ってうくと友はは終わったと ばかりに立ち上がり晴らしに散歩をして くると出ていってしまっ たせっかくの休みで久しぶりにゆっくり 話せると思ったが友の嫌な話題を私が 持ち出し私が家から友のりを追い出した ような形になってしまい心底嫌な気分に なった友はきっと自分なりに私を支えて くれているの だろう分かっているのだがても割りきれ ない気持ちがモヤモヤになり私は毎日暗い 顔で過ごしてい [音楽] たそれからも私と友はすれ違い続けた友は 以前より家を開ける頻度が高くなり今は ほとんど家に帰ってこないたまに帰ってき ても冷たい態度を取り時折り恨みがまし そうな目を私に 向ける仕事でストレスが溜まっているのか 家にいるとお酒を飲む頻度も高くなり粗暴 な部分が目立ったお酒がない日は携帯を ずっと見ており何やらご機嫌にしているが 私が少しでも邪魔をすると怒鳴り家から出 ていって しまう私は友のそんな態度に耐えきれず 意味もなく涙が流れる日もあった誰に相談 したらいいかも分からず私は1人で 塞ぎ込んでしまっていたのだ一そう仕事で も始めようかと思い友に相談したいと思っ たが友は私のメッセージに対して返事を 返してくれない見てもいないのか家に帰っ てきた時にその話を振っても知らないと 言った態度を取り好きにすればいいと 突き放した言葉を 吐き捨てる私は友のその言葉を聞き ますますを落ち込ん だそんなある日大学時代の友人から結婚式 の招待状が届いた友との共通の友人で夫婦 で出席してほしいとのこと友人とはお互い 忙しくなかなか連絡を取っていなかったが 私は乗り気だったなぜなら友人は結婚式を 離島ですると言っており自然と私たちは一 泊宿泊することになるからだ その頃私は友と2人で出かけることも なくなっていてまともに話すことができて いなかった私は結婚式でも何でもいいから 久しぶりに友と出かけお互いゆっくり話を したいと思ったそれに再びまともに話す ことができたらきっと関係が少しは修復さ れるはず私は早速友に結婚式の話をしてお 祝いに行かないと声をかけた共通の友人だ し友も無にはできないのか仕方ないと言っ た様子で承諾し日付を開けておくと言って くれる私は友からいい返事が聞けてとても 嬉しくなっ たきっと何もないのに私が旅行に誘ったら 友は断っていた だろう私はそう考え友人の結婚式に感謝を したそして早速友人に連絡を取り2人で 結婚式に出席することを 伝える友人は心から喜んでくれて久しぶり に会えるのを楽しみにしていると言って くれた私はその言葉を聞き翌日から結婚式 へ向けて準備を始めた友にどんな服がいい か相談し昔話を 持ちかける友はいつもと違って身を 乗り出し私の話を聞いてくれた私は嬉しく なりこれをきっかけに以前のように戻れる のではないかと期待したきっかけを与えて くれた友人に毎日感謝しその日が来るのを 日日を数えて 待つこの時の私ははっきり言って浮かれて いただが私は予想していなかったまさか この友人の結婚式が日になり私たちの生活 に変が訪れることになるなんて誰も考え ないだろうこのことはできればいい方向へ 持っていきたかった私にとって言葉では 言い表せないぐらいの衝撃に なる久しぶりです先輩私も行くことになり まし たそれは私が大学生の時仲の良かった後輩 から来たメッセージだ 久しぶりに会えるとなって挨拶をして おこうと思ったとか私は連日連絡を取って いなかった友人たちからたくさんの メッセージが届いていたため後輩からの メッセージもその1つと考えてい た結婚式当日式場には懐かしい顔ぶれが 並び友も心底楽しそうだ私も久しぶりに友 と話をし穏やかな時間を過ごせて嬉しかっ た周りには子連れの友人たちもちらほらい てもしかしたら友も子供に対し前向きな 気持ちになってくれるかもと考えたそう 考えた私は積極的に周りに話しかけ育児 エピソードを友と共に聞いて回る友は収支 笑顔で過ごし子供を嫌っている様子も なかったそして2回となり各々で楽しいる と友人が話しかけてくる私は久しぶりに見 た友人に挨拶し世間話に花を咲かせたする と友人はこんなことを言い出し たいつの間に子供産んでたのえまだいない よ え身に覚えがなかった私は驚いてそう 切り返すと友人はごまかさなくてもいいと 笑った私はが分からずどういうことかと 聞くと少し前に友が女性と子供と3人で 歩き仲良くしているところを目撃したと いうの だ帽子をかぶっていたからちゃんと見え なかったけどあれはルリ でしょう私はその話を聞き素直に困惑し た改めて私たちにまだ子供はいないと 伝えると友人は嘘だと軽く笑いも撮ったの だと見せてくれ た素敵って思ったんだ写真も送ろうと思っ てたけど忙しくて忘れて た友人はそう言って私に写真を見せてくれ た確かにそこには友と子供そして女性が 並んで手をついでい た私はまさかと思い目をパチパチと しばたかせる友人は親戚の子供のかと聞い てきたが私はそれも否定した友人が不思議 な顔をしている傍私は友海のSNSを確認 しようと思いついた私は普段SNSをやら ないが友のは携帯をいつも触っており楽し そうにしていたから何をしているんだと 尋ねたらSNSだと教えてくれたので覚え ていたのだ私は友がSNSをやるなんて 意外と思いつつ何を更新しているのか気に なっていたが彼のアカウントは見たことが なかっ た数秒探りを入れると友のアカウントは すぐに分かったアイコンの写真が友のりが 以前見せてくれたものと類似していたため 本人だろうと検討をつけたのだアカウント の名前も友は本名をそのまま使っていた私 はそのアカウントを流しにしふとある女性 が気になったその女性というのは大学の 後輩だ結婚式上に来る前連絡をくれた中の いい子友のアカウントには高頻度でその子 が映っている顔は出ていないが身につけて いるものが今日のものと類似しており写真 の女性と体系も同じしかも後輩のことは友 も知っておりたちは仲が良かったので3人 でよく遊びに出かけていたこともあった 彼女のアカウントを見つけそちらへ移動 すると友と相互フォローになっている そして後輩のSNSの内容を見て私は愕然 としたなぜならそのアカウントは育児日記 となっておりそこには笑顔で映る後輩と 子供3人そしてその一家の父親として友の 姿があったから だ私は思わず目を見開き後輩の方へ視線を 移した後輩は連絡があった通り私の友人の 結婚式に参加しており今は友と一緒に楽し げに話してい たあまりにも仲のむつまじい雰囲気に まるであの2人が夫婦で来たみたいだと 感じるその途端私は悔しくて悔しくて たまらなくなった怒りで顔が熱くなり目頭 からは涙が出そうになるそれでも私は必死 に歯を食いしり涙をこぼさないように耐え たそんな私の様子に気づいたのか友人たち が集まってくるそして私の携帯画面を見て 誰もが息を飲んだ私はそんな友人たちの 中央で肩を振 必死に理をりっていただが後輩が目の前で 友の肩に寄りかかり甘えるような仕草をし ていたので私の理性は消失するそして2人 をしっかり見据え私は勢いよく立ち上がっ た友人たちの引き止めも振り払い近くに あったグラスを掴んで友と後輩のそばへ かけるそして前のにつまづいたふりをして に水をぶちまけた見事それは2人の頭から かかりあ然とした顔がこちらに向け られる私は慌てた様子を取り繕って つまづいて持っていた水を落としてしまっ たと言ったその顔は笑っていたのかどうか わからない2人がそんな私を軽減な顔で 見上げてい [音楽] た服を濡らしてしまったしちょっと外に出 ない私はわざとらしい笑顔と携帯を掲げ 2人に相問いかけたすると友はうえ後輩は よそよそしい様子を見せ始めるそして2人 は何かと理由をつけ外に出ようとしない ため友人には悪いが私はその場で 畳みかけるように子供の話を振っ たそういえば子供ができていたのね 私がそう言うと友と後輩は露骨に動揺し 冷汗を流し始める私はそんな友を横目に 彼女に子供がいるなんて知らなかったよね と話しかけたすると友は曖昧に頷き苦い顔 でそうだったんだと言い 始める私は友のその言葉を聞き本当に知ら なかったのかと問い詰め 友は何を言っているんだと同様を見せたが 携帯を操作する姿を見せると明らかに罰が 悪そうに目を そらすじゃあこれは 何私が次に出したのは後輩のSNSにあっ た3人の動画穏やかな顔で笑う友は後輩の 3人の子供にパパと呼ばれデレデレした 様子を見せていた コメント欄ではいいお父さんと言われてい たが私が面白い冗談だと笑い飛ばすと友は 青ざめるそして私が本当のお父さんは誰な のかと後輩に尋ね後輩が曖昧に言葉を濁す のでさらに質問を重ねると友たちは諦めた ように不倫を認め た俺が3人の父親だ 友の言葉を聞き私は怒りで肩を振るわせた が一体何がきっかけになったのか冷静な 口調で尋ねたすると友が後輩が夫に逃げ られ悩んでいたから助けたことがきっかけ で相談に乗るようになったと話し始めた そこから以前のように親しくなり今の関係 に至ったと いう俺は友達として助けていただけだ そう主張した友に対し私はありえないと 吐き捨て色々言いたいことはあったが無言 で厳しい顔を向け た 最低私がそう言うと友はうれて本気じゃ なかったと言い訳を続けた後輩とは約束を して再開したわけではなく友の務めている 会社で偶然に再たのだと告げたの だだから本当に偶然が重なっただけなん だ友はそう言って私に しがみつくそれでも厳しい顔を続けていた 私に対し友は後輩とは本当に同じ会社で 働いており不倫関係に発展して5年になる とダメをしもう関係をやめたかったが子供 がいる手前そう簡単に割りきれなくなった と いう私はそれを聞き友への気持ちが完全に 覚めたなぜならその5年前とは友が ちょうど忙しくなった時期だったからだ家 にほとんど帰らず後輩と一緒にいたと 考えるとあの態度にも納得できる私がその 点を突き詰めると友は観念した様子を見せ 海外長というのも嘘で後輩の家にいたと 暴露私は心底を呆れてしまい会いた口が 塞がら ないずっと私を騙していた の私がそう言って友に詰め寄ると隣で 大人しくしていた後輩が立ち上がり私の肩 を掴んで友から引き剥がし たあんたがいつまでもつきまとうから友は 決断できなかったのよ 突然そんなことを大声でわめき後輩は友を 庇うような態度で私を責め始めた後輩曰く 友と自分は愛し合って子供もできたのに友 はいつまでも決断をしてくれないその原因 は私が働いておらず友に心配ばかりかけて 自立していないからだという私が自立して いれば5年もずるずると不明関係を続け なくて住んだのに全て私が悪いというのだ とんでもない上げに私は思わず反論しただ が後輩はすぐに友と離婚しろとわめき私の 声を遮ってのり続け た散々言ってるけどこんな最低男こっち から願い下げだ から私が吐き捨てると後輩は怒た顔をして 友にやっと2人で堂々と暮らせると絡むだ が友は険しい顔で後輩を 振り払う何言ってんだ大事な時期に離婚 なんてしたら出世できなくなる だろう友の言葉を聞き後輩は安然としてい たなが友はそんな後輩を気にも止めず出世 するまで離婚はしないと言い私に決断を 待ってくれと 持ちかける私は自分勝手すぎる友に腹が 立ちすぐに離婚をすると言ったが友は同意 しないと強固な態度を 取る後輩はそんな友の肩を持ち私に少し 待てば離婚できるんだからしばらくは 大人しく離婚準備でもしておけと言ってき たそんな2人の態度を許せるわけがない 離婚一択に決まってる2人こそ慰謝料の 準備でもして なさい私がそう言い放つと友は情けなく眉 じりを下げそれだけは勘弁してくれと懇願 してくる私たちはそれからもしばらく 言い合いを続けたなかなか戻らない私たち を心配し騒ぎを聞きつけた友人たちが 駆けつけ私たちを仲裁してくれた その際私と後輩の話を聞き友人たちは友と 後輩にどん引き 友人たちに罵倒され呆れられてしまいい づらくなった2人はその場を逃げ出し たその後離婚をしないと言い張った友だが 私が離婚調を起こしたため正式に離婚を することになった暦の長や友たちがした ことは悪質とみなされ2人からは相場より 高めの慰謝料を勝ち取ることができた さらに友の会社にもこのことが知れ渡り 2人は出世は愚かいづらくなって退職する はめになる退職した2人は再婚し3人の 子供を育てるためにアルバイトで食いつぎ 転職先を探していたがストレスからか喧嘩 が絶えない生活に 結果2人はうまくいかず半年も経たない うちに離婚したそう だ友は私への慰謝料の返済と致死の養育費 の支払いをするため昼夜問わずに必死に 働いている らしい義両親が謝罪に来た時私はそんな話 を小耳に挟んだ私は2人のその後を知れて 生生した気分になることができた だが後悔もある友人の結婚式当日に2次会 の雰囲気をぶち壊してしまい幸先の悪い スタートを切らせてしまったことだ私は 全てが落ち着いてから友人に会いに行き 精神誠意謝罪した怒鳴られることを覚悟し たが友人は笑いながら不倫をしたらどう なるか信郎に見せることができていい釘が させたと笑いしてくれた私はその言葉を 聞きアンドし た友人たちとはその後再び交流を深め今も 定期的にみんなで集まり食事会をしている みんなが気を使ってか誰か紹介すると言っ てくれているが私は定長にお断りを入れて いたしばらく恋愛はこりごりだと考えて いるからだ今は新しい会社にも務め始めた のでシングルライフを満喫しようと思って いる町に待った妊娠に喜ぶもつりがひどく 思うように体を動かせないしかし夫は そんな私を見ても心配する様子もなく全て の家事を押し付けてくる私はたまらず夫に 助けを求めるもはあ専業主婦のくせに何様 だよ夫に私の思いは伝わらない私はついに 我慢の限界に達し気づくと病院のベッドの 上にい た私は坂本有沙28歳待望の赤ちゃんを 妊娠し3ヶ月が経った夫のゆうやけ3年前 に結婚をした両神はゆとの結婚に大反対 だったけれど私は彼が大好きだったので父 に親を説得して愛の力で乗り越えたなぜ 結婚を反対されたのかと言うと交際期間が 短かったからだっ たもう少しゆっくり相手を見定めてという 両親を幽やかと私は押し切ったのだ元々 うちの家庭はカー殿下で父は母の尻に敷か れ続けているのを見て育ったそれが反面 教師になったのか亭主関白を絵に変えた よう に聞かれたのだゆは私を引っ張ってくれて 自分が正しいと思ったことは絶対に曲げ ないタイプ父と正反対でたくましくて男 らしいところが魅力的だったそんな彼との 間に子供まで授かり私の未来はバラ色に なると信じていたのだそれでも気持ちと体 は裏腹で日に日につりはひどくなって いく出産するなら誰でも経験するのだろう けどさすがに食事も取れない状態になって 参ってしまっていたこんな時こそ夫に頼り たいのに ゆうやけてくるお前は根性が足りない妊娠 は病気じゃないし座りなんて気持ちの問題 だろうそもそも自己管理がなってないんだ よ私がご飯のたける匂いを嗅いでトイレに 駆け込んでも無視して気づかないふりを するそれだけでなく食事や弁当を作れ掃除 や洗濯は怠けずにしろと言われるのだ自分 の子供を妊娠している私を大切にして くれると思っていたのに彼は亭主関白ぶり をあらさに出してくるしかも家に帰って くるとゴロゴロしてばかりで洗い物すらし てくれ ないしまには私が吐き気をこらえてつそう にしていると こっちまで気分悪くなるから俺の視界に 入るなストレスかかると腹が痛くなるの 知ってるだろうとまで言い出したそんな 言い方しなくてもいいじゃないと反論する と頭ごなしに怒ってくる女性は妊娠すると 体も生活も変わってしまうのにどうして 分かってくれないんだろうでもそれを言っ たところで理解してくれるとは思えない私 はお腹に赤ちゃんががいるから母親になる んだという自覚はあるけどお腹の子が 生まれてこなきゃ父親としての自覚も 芽ばえないのかもしれないきっと実際に 赤ちゃんを見ればゆうやけくれるはずそう 期待しながら毎日を必死に生きていた しかし1人で乗り切るには限界があるどう しようもなくなった私は彼に1つだけ 頼み事をした臭いのがすごく辛いから 申し訳ないけれどゴミ出ししてくれないか なそう言うとちらっと私を嫌な目つきで見 て眉間にしを寄せ不機嫌そうな顔になる はあ何言ってんだよお前専業主婦だろ何様 のつもりなのとひどい言葉を私に吐き捨て たのだそれでも妊娠中だからと食い下がる とゴミ出しは専業主婦のお前がするのは 当たり前俺に頼むなんて役年早いんだ よそう言って彼は休みだったのにどこかに 行ってしまった仕方なく吐き気を抑え ながらやっとの思いでゴミ出しをして家に 帰ろうとすると急に目の前が真っ暗になっ てしまった不思議に思ったのもつの間遠く から大丈夫ですかと誰かの声が 聞こえるしばらくすると救急車の音が 聞こえ始め誰か怪我でもしたのかなとどこ か人言に考えていたしかし気づくと私は 病院のベッドの上にいたあの時声をかけ られたのも救急車で病院へ運ばれたのも私 だったの だ私はつりで食事がろに取れない中真夏の 暑さが原因で倒れてしまい天敵を受けて いる最中だと医師が説明をしてくれた検査 もするので数日に入院が必要だと言われて しまい体調が落ち着いた後でゆに連絡した のだ が救急車で病院に運ばれたしかも入院する とかマジでないわ余計な金かけやがっ て私を心配するどころか暴言を吐かれて すぐに電話を切られてしまった仕方なく 両親に連絡をするとすぐに病院に駆けつけ てくれる事情を話すと母は思っていた通り の言葉を言っ た言わんこっちゃないだからもう少し相手 を知ってからにしなさいって言ったの よ耳が痛いけれど親にお世話になっている 身だから反論もできないしそんな気力さえ 残っていないううは分かっていたが 押し切って結婚してしまった私は引くに 引けなかったこの結婚が間違いだったとは 思いたくない一心で必死に自分の気持ちを 立て直すゆは父親になるから戸惑っている だけできっとゆは変わってくれる私とゆと 赤ちゃんで幸せな家庭を気づいていける私 は無理やりそう思い込もうとしたしかし それでも私の不安は拭いきれないなぜなら 退院するまでゆは1度も病院に来なかった から だ病院まで迎えに来てくれないか な不安を抱えながら対応し自宅に帰ると私 の不安を吹き飛ばすようにゆうやけ喜んで くれたやっぱり私を心配してくれていたん だとほっとしながら夕飯を作るとうまいな お前の料理が1番だよと言ってくれた久々 の再開に私は改めて彼のことが好きだと 思い 直すだからその後も変わらない亭主関白 ぶりも彼の利点だと思うようにして過ごし ていたこうして私は妊娠して4ヶ月を過ぎ た頃から体調もどんどん良くなってくる そしてそのまま順調にお腹の子は育ち無事 男の子を出産することができたところが 出産を終えた私のところに来た ゆやど雲仙新湯 なんだあの赤ん坊まるで猿みたいだな俺に 全然似てないし本当に俺の子 か ゆうやけいっぱいになりなんでそんな言い 方するのよいくらなんでもひどすぎる でしょ私は気がつけば ゆうやけ じゃんしかし私の言葉がゆうやけことは なくすぐに病室を出ていってしまったのだ 何度電話しても仕事が忙しいと言ってすぐ に電話を切られてしまうそして結局 ゆうやけが退院するまで病院には来なかっ た我が家に帰っても ゆうやけなきしてても無視するどころか いつの間にか寝室も別にされていた それだけしてもまだ不満なの か早く泣き止ませろ家中に響いてストレス なんだよ俺が仕事に行けなくなったらお前 のせいだからなと怒鳴られてしまう ゆうやけを得られず私は1人で初めての 子育てに悪戦苦闘の毎日を送る産後の疲れ も取れないまま寝不足の日々が続き私は頭 も体もフラフラだった そんな状態の私に ゆうやけやっとの思いでこなしてい た歳月は流れ息子が3ヶ月になった頃だっ た仕事のはずなのにゆはいつもの時間に 起きてこないどうしたのかと思ったら熱が 出て動けないらしいそして息子の世話で クタクタの私に完備をしろというのだ 寝不足で月の子を1人抱えて日頃から協力 もしてくれないゆの看病なんて冗談じゃ ないしかし今ここで私が怒っても喧嘩して 疲れるだけだ言い合いをする気力もなかっ た私はゆうやけいれることにした息子も 買い物に連れて行けと言われてまだ3ヶ月 の息子を外に出すのは嫌だったがこのまま 置いていけるはずもない私は仕方なく息子 を抱して外に出るとその日は今年1番の つびで気温も40度近くになってい た暑さで頭がクラクラし息子を抱っこした まま倒れたらどうしようとそんな不安が頭 をよぎるそれにこんな暑さで息子が熱中症 にでもなったら大変だ私はすぐに買い物を 終わらせ家に戻ろうとしたするとゆうやけ しばらく帰ってくるなと言われてしまった のだどこまで勝手な人なのだろうと一瞬 思ったがよく考えてみたらその方がいいか もしれ ない分かったこのまま実家に戻るよと言う となぜか嬉しそうにゆうやけを返してきた なんなら明日まで帰ってこなくていい ぞさすがにこれには呆れてしまったしかし 1時間もしないうちにゆから電話がかかっ てきたの だ今度は何のようか聞くとすぐに私に戻っ てきてほしいというなんで買い物を お父さんに頼んだんだよ荷物を届けろ なんて言ってない だろうせっかく買い物したのだから届ける のは当然だしかしゆうやけぶち切れている 詳しく話を聞くとなんとゆはずっと浮気を していたと暴露しだしたそして浮気相手と いい感じのとろを父に見られたらしい そして現在父がゆと浮気相手が逃げない ように見張っているそうだ服まで奪われて 身動きが取れないとあろうことか妻である 私に助けを求めている熱があるとか言って いたけど大したことはないのだろうそれに してもよりによってうちの父に現場を抑え られるなんて少し同情してしまう父は普段 はの尻に敷かれているが実はとても強い人 なのだ昔から空手をしていて黒帯を持って いる体も大きいし小だから腕に自信のない ゆうやけないのだろう弱い犬ほどよく 吠えるとはゆのためにあるような言葉なの かもしれないゆやど雲仙新湯 に出て歩き始めた時に偶然両親と 待ち合わせをしたそういえば数日前に母 から電話がかかってきて孫に会いたいと いうので今日自宅に呼んでいたのだどうせ ゆうやけ言う必要もないと思って彼には何 も言っていなかったそして私もそのことを すっかり忘れていたのだ両親と家を出て 待ち合わせした時にどうしたのと母に聞か れたので夫から買い物を頼まれていると 言うと何を馬鹿なこと言っているのこの 暑い中赤ちゃんを抱っこして買い物に行く なんて無理に決まってるじゃ ないそして声を荒げたことのない父が ふざけるなと怒り出したそのご両親は私を 実家に連れて行ってくれて母は私を休ま せるために赤ちゃんの面倒を見てくれた そして父は私の代わりに買い物に行きゆが まが浮気相手と一緒にいるとは思わず買っ たものを届けに行ってくれたの だ父は玄関に入ってすぐにハイヒールが あるのを見てピンときた らしいそれでそっと音を立てずに寝室に 向かうと ゆうやけの鍵がしまってるから大丈夫だと 思っていたようだけれど家の鍵は買い物を 届けるために父には渡しておいた父は1度 寝室のドアを開けたがすぐに今に戻り2人 が逃げられないようゆたちの服を預かって いるのだという寝室から出られず困りはて たゆは仕方なく父を追いやるために私に 頼み事をしてきたのだでどうしろって言う のもう浮気もしないしお前を大事にするだ からお父さんに帰ってくれるように言って くれ頼む 呆れた頼み事だと思いつつもしばらく考え てから分かったと伝えて電話を切り父の 携帯に電話をかける私の話を聞くとそうか 分かったお前の言う通りにする よただこのままでは気が済まない父は寝室 の前に立ち長々とゆに説教をしてから家を 出たそう だしかし父がいなくなり慌てて寝室から出 てきたゆたちは駆けつけた義両親に 見つかり大玉を食らった実を言うと父との 電話を切った後私は義両親に連絡をして 事情を話し家に来てもらうようにお願いを していた父にはメールでそのことを伝え義 両親が到着するまで時間稼ぎをしてもらっ ていたのだゆと浮気相手は義両親の前で 星座をさせられ父以上にされたらしくゆは 泣き出してしまったらしいそんな姿を見た 浮気相手はゆに愛そをつかし逃げるように 家を出ていったようだその後 ゆうやけて連絡が来たのだが冗談でしょう と返しそのまま着信拒否をし たその後私たちは弁護士立ち会いのも離婚 をすることになった本当は妊娠中から徐々 に気持ちがめていたのだが子供に父親は 必要だろうと我慢を重ねていただけどここ までされてやり直すなんて到底無理な話だ 最終的に浮気されたことが決定打になり 離婚を決意したゆには散々許してほしいと すがりつかれたが私は一切気持ちが揺らが なかっ たそしてゆと浮気合いて双方に慰謝料を 請求し学も分割もをなしとして一括ですぐ に支払ってもらう大勢に使用された家は 売り払い売却金は育費として受け取ること ができたゆうやけた私はストレスが解消さ れたからかよく眠れるようになりすこぶる 健康だ両親は好きなだけ実家にいたらいい と言ってくれたのだがいつまでも迷惑を かけるわけにはいかないもう少し息子が 大きくなったら社会復帰をしようと思う シングルマザーで息子には寂しい思いをさ せることもあるだろうだけどこれからの 人生息子に恥じないように前を向いて歩い ていこうごめんねあんたみたいなババマサ さんは願い下げだってきゃははと不快な声 で笑う彼女は夫の不倫相手彼女は私より 10歳以上年下の女子大生だった私は怒り で物も言えなかったけれど腹の中では復讐 の計画を冷静に立てる自分がいる今に見て いればいい2人は知らないのだ私がこの 2人を地獄に叩き落とす覚悟があること を私の名前はまあみ36歳夫のマサとは 結婚してもう6年目になるお互いに職業は 医者で私は産婦人科夫は開業医で元海をし ている私たちの親も医者をしている そもそも大きな医者家計だったお互いの家 はやはりというか昔から好意な間柄だった 私たちの結婚は実を言うと親同士の 取り決めに近いものだとは言っても別に 時代遅れに無理やりというわけではなかっ たし夫とはずっと付き合いの長い幼馴染み だ学生時代は学業今は仕事に一辺とで恋愛 弱者の私が1から恋愛するなんて難易度が 高すぎるそれなら気心の知れた夫と結婚 するというのは悪いことじゃなかった特に 義両親は私が夫と結婚することをとても 喜んでくれたのだあけみちゃんがうちの子 と結婚してくれれば安心だわあの子初恋を ずっとこじらせていたの よそんな風にからかうようににやりと義母 が笑えば横から夫が恥ずかしそうに顔を あめながら規模を 嗜めるどうやら私たちが大学を卒業して 疎遠気味になった後もこの両親たちはお 互いに連絡を取っていたらしい今回の結婚 についてもみにやり取りしていたみたいだ その事実を知ったのはもう私がアラサーと 言われる年齢の時だった夫は私と 同い年父親が開業した眼科でしっかりと 意思の仕事をこなしていた順調に行けば親 の後を継ぐだろうその前にはどうしても私 と結婚を決めたいようだった彼の目は親が 決めただけとは到底思えないほど真剣だ けれど私はあることが不安だったでも私は 産婦人会よ仕事を理由に家庭のことを おろかにしてしまうかもそう不安を口に すれば彼は明るく笑いながら私に告げる 大丈夫そんなこと100も承知だよお互い に支え合っていこう結婚してほしい僕は君 以外考えられ ない夫のプロポーズを私は夢にな乙女の ような気持ちで聞いてい た自分が結婚も出産も経験なしだと患者 さんも不安だろうしなんてちょっぴり打算 もあったけれどそれでも私は結婚するなら 彼がいいと思ったの だ夫との再会から3ヶ月元々予定調和だっ たのもありスムーズに話は進み結婚生活は スタートしたごめんなさい病院から緊急の 呼び出しが昼や問わずあるいは休みの日で さえも連絡があれば私は病院に行って対応 をしなければならないそこで迷わず仕事を 選ぶ私に夫は最近はいつも顔をしかめる彼 が隣にいてもあるいは夜ベッドの上で重な うという時でさえも私は電話がなると家を 出 た迷いもしないんだなのことより仕事ね夫 はそんな私をため息と呆れ顔で 送り出すこれがもう最近の日常だ私と結婚 した当初は仕方ないと笑って送り出して くれた様子の夫だったが最近はめっきり不 機嫌な様子を隠さない私だって心苦しいが これが私の仕事なのだとあなたも結婚する 時承知してくれたではないかと準備をし ながらそう夫へ返すとお前はいつもそうだ な仕事仕事 仕事限度ってもんがあるだろ家族のことは 2の次だしこのままだと結婚記念日も すっぽかしそうだなと夫は日にげに鼻を 鳴らす私が申し訳ないと謝罪をして 埋め合わせをするからと言ってもお前は 他人の家族の子供を取り上げる方が楽しい らしいからなと心ない言葉で一周されて しまうそれから年月が経ってもこの状況が 変わることはなかったむしろどんどん悪化 しているくらいだ私の呼び出しの回数は 増えることはあれど減ることはないそんな 私の様子に最近では夫もすっかり冷めた目 で見つめてくるそして呼び出しに応じる私 を引き止めることもなくなっ たそれどころかは私が家にいても彼は夜中 にどこかに行くことが増えたような気が する今日も当直に出るために準備していた 私の横をコートを来た夫が通りすぎていく 私は思わず声をかけたまた飲みに行くの 体調には気をつけてよねあなたを信頼する 患者さんがいることを忘れないでそう心配 した私だが言葉が良くなかった私は普通に 彼の心配したつもりだったが無意識に患者 さんのことを引き合いに出してしまったの だ途端に彼の目が鬱陶しいとばかりに細め られる患者患者ってお前はそればっかりだ うんざりするよ俺のことはほっといてくれ 吐き捨てるようにそう言って夫は夜の町へ 姿を消した眼科は比較的業務の負担が軽い とはいえこうもよよな外に出るなんて のせいだろ仕事にかまけて家庭をおろかに してしまうのではないかという私の結婚前 の器具は現実になったそれに加え夫の心配 というよりも医者としての責務の方が重要 と捉えられてもおかしくない発言をして しまったのだ私は夫に愛そをつかされて しまうのだろうかそんな想像に私は悲しく なり目を伏せた そんなある日のことだいつものように出勤 すると今日は休みのはずの同僚の姿があっ た夜勤のため夕方に病院に到着した私に彼 が手を合わせて懇願してきたすま明日の 到着変わってくれないかやかぼなお願いに 話を聞けば奥さんの誕生日をすっかり忘れ ていたらしくこのまま当日夜勤だなんて 伝えたら家を叩き出されしまうと彼は語る しょうがないと呆れながらも了承すると彼 はほっと息をついて礼を言ったそのまま 今日の夜勤を変わってくくれると申し出て くる手続きも彼がしてくれるらしく急に 仕事がなくなった私は午後の6時には家に 帰ることができた夫もその時間なら家に いるだろう久々に食卓を一緒に囲めると 思うと少し心がんだ帰りにスーパーで買っ た食材を片手に私は生地についたしかし家 の前まで来て違和感に気づく家の明りが 消えているの だ私は玄関の前で思わず立ち尽くして しまうもしかしたら夫はまた外に出ている のかもしれない私は買い物袋の持ち手が 重くなるのを 感じるしかし玄関に入るとその違和感は もっと顕著なものになって現れた叩きには 見なれない女性者の靴が置いてある今時の 若い子のセンスが垣間見えるものだ胸騒ぎ を覚えて私はそっと寝室がある2階に 上がったごくりと唾を飲んで思わず足音を 忍ばせるそして覚悟を決めゆっくりと胸 ポケットからスマホを出して操作し始めた 中からは男女の湿ったような声がしその うちの1つが夫であることは間違い ないそっとドアを開くとベッド脇の照明に 照らされて裸の夫が同じように裸の女性に 覆いかぶさっていたドアの音に気づいて 振り返った夫の顔が驚愕に染まる老廃する 夫を私は鋭く睨みつけたこれはどういう ことかと叫ぶと夫はしどろもどろになり何 を言っているかわからない浮気相手は ふてぶてしい態度でなぜかふくされている 私はイライラしながら服を着るように言い 部屋の外に出てドアを乱暴に閉めた しばらくしてもう一度ドアを開けると ベッドの上には夫と1人の若い女性が 腰かけている私は思わず叫ばずにはいられ なかった人が早く帰ってきてみれば一体何 してんのよいい年こいてこんな若い子を 連れ込んでどういう関係なの夫は冷汗を額 に滲ませながら絞り出すように答えるどう やら彼女は学生らしく大学の時のツてで夫 の病院の手伝いをしてくれているらしい はあ偉大生に手出したっていうの夫は そんな言い方ないだろうと行き通り彼女を 愛してるとまでのたまう私と別れるという 行動もせず手を出したのはよりにもよって 15も年が離れた小娘だなんて我が夫 ながら 恥ずかしい開き直ったような夫の言い方に 私は目まいを覚える嫌味を言うと彼は苦し そうに俯いたするとそれまで黙って話を 聞いていた女性がむに口を開い た奥さん 仕事ばかりでろに家族に目を向けなかった くせに随分なもいいですね私が苛立ちを 隠しもせずそちらに目を向ければ夫は彼女 に半年近く夫婦らしいことは何もしてこ なかったことまで話しているらしいそんな 風に演技臭い流し目で彼女は夫のことを 気遣うようなそりを見せるそんなことより この子に不定の自覚はあるのだろうかか これから社会に出てたくさんの患者さんと 接する上でそんな考え方をする人間に 勤まると思っているのだろうかそう厳しく 言っても彼女はまるでどこ吹く風だ1つも 響いていないどころ か人としてのあり方を考えろっって うるさいんですよ今時こんなこと言う人 うちの教授以外にいるんだ ね私を見て口元を抑えて笑い出す私たち 医者は社会で人々を守る存在だと言うと 家庭も大事にできないのに赤の他人は大事 にできるのかと彼女はますます馬鹿にした ような意味を 深める痛いところを疲れて顔を歪めている と小にする目をし続ける彼女を見て頭に血 が登った彼女は私だけじゃなく医者という 存在そのものを恥ずかしめているのだ年収 5000万の旦那さん奪っちゃってごめん ねおば さんなおも悪態をつき続ける彼女に私は 思わず 言い返すそうして一回りも下の女と高論 する私をこれ以上見てられなかったのか夫 が止めに入るもういいだろあけみさきは お前と違って俺を大切にしてくれるお前は 今まで通り仕事と仲良くしてればいい さ夫は女として妻としての不quiteな さを感じ震える私に明確にとどめをさした その後はもう止まらなかった気づけば家を 飛び出し私は深夜の夜風を浴びながら 走る今は何でもいいからこの悔しさを消化 したかったのだ不倫の現場を見せつけられ てその上自分の寝室から追い出されると いう屈辱に私は震えた 前々から夫はよよな外に繰り出していた それが若い女との不倫のためだと分かって 私はすっと頭が冷えていくのを感じる次の 瞬間にはどす黒い怒りが私の胸の中にうず 巻いていた咲と呼ばれていた彼女は私から 夫と医者としてのプライドを奪いじったの だこのままにはしておけないその翌日から 私は動き出したまず職場へたまりに溜まっ た有給休暇を3日ほど申請する同僚が心配 そうにしていたがちゃんと交代の日は出る ことを伝えて私は職場を後にした一通りの 準備を3日で終わらせた後私はあるとろに 電話をかけるその後家には夫のいないで あろうタイミングで戻り夫が帰ってくるで あろう時間にはビジネスホテルに向かう そんな毎日を1ヶ月ほど続け た覚悟しておいて ねそして結婚の日その日も仕事は休みを もらい私は馴染みのある母へ足を向け た一応向きは別のたのだがその前になんと しても確かめておきたいことがあったのだ 中に入ると私はかつての自分がいた研究室 へ足を 運ぶそこにいた老年の教授は私を1人前の 意思に導いてくれた恩師だった短い挨拶の 後私は本題を切り出して手早く要件を済ま せた忙しい人だからあまり手間はかけさせ たなかったし私も時間が差し迫っていたの だ私の意を察したのか教授はあまり 突っ込んで話はしてこなかっ たやがて時間が来ると私は目的の代行技術 へ移動したそこには何百人もの生徒たちが すでに集まっている私はそんな席の端を 通りステージへ上がったそして周りを 見回すと彼女はそこにいた浮気相手の女咲 と呼ばれていた彼女は目を大きく見開いて 驚いているそんな彼女へ視線を向け にっこりと微笑んでやると彼女の顔から 血の気が引いて いくそう私は今日は特別講義の依頼を受け 母校に呼ばれてきたのだ意思としての体験 談ややりがい苦労などを未来の医者の卵 たちに伝える当初は仕事を理由に断ろうと 思っていたが私はこの講義を受けることに し [音楽] た講義は筒がなく終了した学生たちには 好評だったみたいで終わった後に質問攻め にされたが私はそれもほどほどに目的を 果しに向かう彼女は講義が終わるとそと 退散しようとしてい 私はその背中へ極めて平坦な声で呼びかけ た栗原咲さん少しお話いいかしらフル ネームで呼ばれて夫の不倫相手である女は ぎょっとした顔を隠さないその体はにわか に震えているように思えた夫がお世話に なっているそうですからね少し2人でお 話したいわ囲に同らし2人がいたが 目くばせすると辞儀をして去っていく咲は 笑顔を張り付ける私にたいだように 後ずさるああなたこの学校のじだったの 信じられないと言った様子で震えた声で 話す咲彼女はどうやら私がここに来て自分 に何かすると思っているようだしかし私は 暴力に ようそんな無な真似はしない私は1人の 大人として確実にこの女を社会的に抹殺 するつもりだ私の笑顔の中の気迫を 読み取ったのか咲は後ずさって逃げようと した私が暴力を振るうつもりはないことを 伝えると咲は意味がわからないと大声を あげた私はそれに答えるようにゆっくりと 話を 始める人としてのあり方を 考えろあなたの指導教員の口癖だそうです ね知遇だわ私の研究室の教授も同じことが 口癖で ねその言葉に咲は凍りつく私の言わとして いることを察したようで逃げようとしてい た足がぴたりと動かなくなる昨夜の咲の セリフから教授の存在が私の中で 浮かび上がった私の学生時代も口すっぱく 人としてのあり方を解いてきた教授がいた のだもしかしたら私と彼女の研究室は同じ なのではないだろうかそう思っただから私 は迷わず自分の母校にやってきたのだその まま1番に教授の元を訪ねたところ予想は 見事に 適中教授の指導する学生のの中に栗原咲と いう名前の学生がいたのだそうして私は 今日の特別講義を理由に大学に足を運び今 彼女の目の前にいるというわけ ださっき教授ともお話しできたんです不倫 されちゃったなんて世間話で盛り上がっ ちゃってそしたら不倫相手と同じ名前の子 が研究室にいるって言うんです よ最後に倫理官を大事にする先生はこの ことを知って大変怒ってるみたいですねと 付け加えた私の言葉に咲は苦い顔をし ながらちくったのかと声を荒げる私はそれ にははっきりと答えず本題を切り出すこと にした民事で咲と夫にはそれぞれ慰謝料を 請求するつもりだと伝えると咲は露骨に 焦り 出す料そんなお金私にあるはずないじゃ ないあなたの旦那ともお金目的よ大学の 授業料も小学品なんだから私はその言葉を 耳にしたことでにやりと笑ったその様子を 不気味に思ったのかさらに彼女は早口に 教授への告げ口をやめてほしいという話に よれば講義もさぼりがちでただでさえ真宮 が黄色信号らしい そんな学生の教授からの評価が下がったら 順当に留年だろう偉大の真宮は厳しいので 上場借料など存在し ない何より医学部の奨学金は決して安い 金額じゃないのだお金がないという彼女に 留年分の学費が払えるとはとても思えない しかしそんな話を聞いても私は顔色1つ 買えなかったそんな私に焦りがピークに 達したのか彼女はやけくそ気味に叫んだ マジで勘弁してよこんなの遊びなんだから さあなたの旦那とはすぐ別れるもも若い女 に手を出すなんて最悪と思ってたしここに 来て私のご機嫌取りのつもりだろうか咲は 夫を罵倒し出したしかしそれは全くもって 無意味だその言葉を最後にもういいかと つぶやきながら私はスマホの画面を彼女へ 向けるそこには録音中という画面が表示さ れている私は夫へのいい手土産ができたと 思い ながらもう手をくれよ不倫を軽く見たわね 私は子供だろうと私の医者としての信念を 馬鹿にした人は許さないって決めてるの咲 が思うほど現実は甘くない自分の愚かさを 思い知ればいいのだ私はもう用はないと ばかりに荷物をまとめ部屋を出る準備を するそんな私に咲がすがろうとしてくるが 私は最後まで振り返ることはなかっ たそれから1ヶ月後私は夫と離婚すること になった久しぶりに家に帰った私は夫に 離婚届けを突きつけながら大学で聞いた咲 の本音も聞かせてあげたそれを聞いて床に 崩れ落ちる夫を私は家から叩き出し追撃の ように慰謝料も請求するここまで来て ようやくこの件は人段落した離婚の件を夫 の両親に報告すると義母も義父も本当に 申し訳ないと私に謝ってくれた 今後義両親は元夫を感動する考えまである らしい2人ともあの男の親だとは思えない くらいしっかりした人たちだった元夫は 確かに以前は給料が安定していたが今は 父親の病院を放り出され私からの慰謝料 請求と相まって随分お金に苦労している ようだ咲はと言うとあの後間もなく大学を 辞めたそうだやはり留年をしたようで ひょっとしたら私が何も言わなくても結果 は変わらなかったかもしれない結局彼女に 残ったのは奨学金の返済と私への慰謝料の 支払いだけ軽々しくお金目的で人の夫に 近づいた女にはお似合いの末路 だろう私は依然として婦会で務の日々を 送るこの先不安がないかと言えば嘘になる が人としてのあり方を 考えろ私の医者としての真である教授の 言葉が今日も私を支えてくれるからきっと 大丈夫だろう
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