【感動する話】夫婦同伴の創立記念パーティーで、独身の俺が祖母を連れて行くと部長「一人モンだからって婆さん連れてくるなよw」バカにされた→直後、幹部たちが顔面蒼白で取り囲み…

1人もんだからってばあさん連れてくんな よそう言ってゲラゲラと下品に笑う部長 あまりにも失礼な態度と 言葉俺や部長の奥さんが辞めるように言っ ても独身だからってばあばあ連れてくるな と馬鹿にしたように笑うだけそんな彼に どう反論したものかと考えていた時だった か君何を言ってるんだ は幹部たちが駆け寄ってきて俺たちを 取り囲むそれに戸惑っていると何か起きた のを察したのだろうまあつねさん今日来 られてたんです ね歩み寄ってきたジムが祖母に微笑み ながら声をかけたその直後今度は部長の顔 が青ざめることに なる俺は様歩む信のサラリーマンだ俺は 子供の頃から祖母の常からよく言い聞かさ れていることが ある人はね弱い生き物だから自分と違う 存在を嫌ってしまうの認めず受け入れず 批判する悲しい生き物よでもねそれよりも 悲しいのはそういった人たちに気を使って 自分らしい人生を遅れないことなの よまるで体験してきたかのような口ぶりで 俺にそう話してくれた子供の頃の俺には まだ難しい内容だっ た今は分からなくても歩むが大きくなっ たらわかるわそう言って俺の頭を撫でて くれた祖母実際当時の俺は祖母の言葉の 意味が分かっていなかっ たゆむはとにかく自分らしく生きればいい のようん分かっ たわからないなりに出した答えはとにかく 自分職を出すことこれが言いたいのだろう と思ってい たさてそろそろ夕飯作りをしましょうかね 俺も手伝うよ俺の家は父親と俺弟と祖母の 4人家族である母は俺が高校生の時に 亡くなってしまっ たおばあちゃんの言う通りあなたは自分 らしく生きていくのよ天国でずっと見て いるから ね病気だった病気が発覚してからは早く病 虚しくあっという間に天国に旅立った母 それでもその短い時間で色々と話をしただ から葬儀の時もきちんと見送ることができ たと 思う何にも心配ないからねおばあちゃんが しっかりと守るから そして母が旅立った後祖母が代わりに家の 家事などをしてくれた父は自営業を営んで おりなかなか家事をこなす時間がなかった そのため祖母の存在は俺や弟にとって かけがえのないものであったの だ父さんはどうして今の仕事を始めたん だ昔からやってみたかったんだ よ祖母の教えを俺と同じように受けてきた 父もまた自分がやりたいことをやってみ たいそんなことに忠実だった例の自営業も 父が子供の頃からやってみたかったことで あり祖母は一切の反対をしなかったらしい そのため大変だけどやりがいがあると楽し そうに仕事をしていた父しかし母が 亡くなってすぐの頃はさすがの父も息承知 してしまってい た父さんな仕事を畳もうかと考えてるん だそんなことを言っていた父俺は父が そう言うならと反対しなかったし弟もそう なんだとしか返さなかった祖母だけが父の 言葉をしっかりと受け止め たあんたがその一時の感情で動いて店を 閉めて絶対に後悔しないならいいと思うよ それで今一瞬でもうて思っなら閉めるのは やめときなさいなそしてそうアドバイスを し たその結果店は存続することになったの だそんな家庭で育ったこともあり俺は大学 に入っても部活やサークルに公害活動など 色々なことにチャレンジしたあゆむは毎日 楽しそうだなまあね興味の出たことには 一通り参加してるから毎日いろんな経験が できて楽しい よそのおかげで俺はたくさんの経験を積む ことができたのだそれから卒業後は地元の 勝者に入社することに大企業というほどで はないが地元では影響力のあるくらいの 大きな会社ではあっ た会社でも自分らしくやって いこうそんな風に思いながらここから 社会人として一歩を進み出す俺は期待に胸 を膨らませてい たあんまり最初からかっ飛ばしすぎるなよ 兄貴は空気が読めないところがあるんだ からそんな俺に笑いながら声をかけてくる のは今年大学生になった弟の翔太だ彼も また自分の夢を叶えるために今一生懸命 勉強をしているそうかなそうだよ兄貴は 自分の言いたいことをズバズバ言うけど それを不快に感じる人だっているんだから その言葉に思わず苦笑する確かに俺は言い たいことを言うそれでトラブルになった こともあったので今では一応遠慮するのも 覚えた大丈夫だよ俺だって大人になったん だからそう言って笑うとどうだかと翔太は 呟いてい たざまくどう仕事には慣れたはい ありがとうございます皆さんのおかげで 働きやすい です俺が就職した会社は優秀な社員が 多かった1人1人の能力が高いこともある がそういう意味での優秀というわけでは ないそうか何か言ってくれみんなで俺たち はいつでもフォローするからなありがとう ござい ます仲間同士声をかけ合い助け合う姿に俺 はとても感動した1人のミスをチームで 支え合い最小限に抑えるように努めている また周りに合わせた発言ではなくこうし たいとかああしたいとか意見が頻繁に出て みんながそれを真剣に考える決して場を 見出したいからの発言ではなく良いものを 作りたい良い商品を生み出したいという 気持ちが伝わってくるそんな雰囲気だから か社員一同が同じ方向を見ながら自分の色 を存分に発揮していることに俺は居心地の 良さを与えられてい たここでなら俺らしく仕事できるそう思え たの だおい新人を甘やかすなそんなんじゃ成長 なんてできないぞ可能 部長そんな過ごしやすい会社の中にも やはり合わない人間はいるものだそれが 部長である可能信吾である可能部長は誰に 対しても高圧的な人間だまあまあかの君 成長してもらうためにも私たちでフォロー するのも大事だと思うよ甘いんですよ そんなんだから最近の若者は軟弱なん だ後輩だけに図々しいのではなく上司に 対しても強い物言いで詰める自分職を出し てつまらない人間にはならないという社風 であるからこそ彼の態度は可能色として 認められている それでも加納部長は周囲の人から苦手意識 を持たれていた加納部長もそのことはうう 感じているの だろう俺がどれほど会社のために意見を 言ってるのかお前らは分かってないんだ そう若干八つ当たりのように周りの社員に 話してい た自覚があるならやめればいいしかし本人 からすると周りが自分に合わせろと言った でいる加納部長の言いたいことは分かって います俺も周りに頼りすぎないようにし ますその場はそう言って適当に受け流した 俺今でこそ大人な対応をしているが可能 部長の態度に1度腹が立った入れは彼に物 申したことがあったきっかけは大したこと では ない身上の人間に挨拶ができないとは どんな教育を受けてきたんだ 新人挨拶の仕方が気に入らなかったそんな 理由だったたえこっちが挨拶をしなくても 下っぱであるお前は誰よりも先に大きな声 で日頃の感謝の気持ちを込めて頭を下げ なきゃならんのだとわけのわからないこと を言っていたのだそれを聞いた俺は思わず 感謝の気持ちが可能さにはないってことな んじゃないですか意気なことを言うなと口 を挟んでしまった次の瞬間加納部長は劣化 のごとく怒り狂って俺を出席してきたこの 俺に意見とは随分と偉くなったもんだな あと俺を威嚇する可能部長それから彼が あまりにもヒートアップしてしまったため 収集がつかなくなる事態 に何を騒いでいるのすると騒ぎを聞きつけ てきた乗務の田所よし子さんがやってきて その場を納めてくれ たさすがに業務を相手にするつもりは なかったのだろうあっさりと消えた可能 部長ざま君自由に意見をするのは大切だ けど時期を考えてちょうだい もじ創立記念パーティーもあるんだから あの人をイライラさせて得なんか1つも ない の加納部長を見送った他所乗務に注意をさ れてしまう でもまあまりひどい時にはね ね田所さんはこっそりと俺に耳打ちして にっこりと微笑んだそんな彼女だからこそ 多くの部下に慕われている俺もそのうちの 1人で彼女の元で働けるのはありがたいと 思ってい たあゆむ君は相変わらずだねそう笑い ながら俺に話しかけてきたのは俺の同期の 木田ゆみさんだ彼女もまた向上心が強く 積極的に仕事に取りかかっているそんな 彼女のことも気に食わない可能部長は女の くせにと出席することが ある君だって人のこと言えないだろこの間 加納部長に女だから何ですかって言い返し ただろまあねそう言って笑う彼女につられ て俺も笑ってしまったそんな俺たちの様子 を見て田所さんも仲良さそうで何よりと 微笑んで いる仕事はどうだ家に帰ると先に帰宅して いた父にそう問いかけられたああ楽しんで いるよ社風も俺に合ってるしそれなら よかった店の方はどうなんだこっちも順調 だよキキ新しいことを始めるつもりなんだ 楽しそうに言う父母のことからしっかり 立ち直った姿を見て俺も安心するあゆむも お帰りすぐに夕飯出せるからねありがとう ばあちゃんしたは霧のいいところまで勉強 するんだっ てそれから俺は祖母の用意してくれた食事 と風呂に感謝しつつ家族だだを楽しん だ数日後創立記念パーティが開かれること にこんなホテルでやるなんて緊張する な創立記念パーティーは大きなホテルを 借りて盛大に催されるのが通例だ創立して からまだ半世紀ほどしか経っていないのに も関わらずかなり大きく成長したこの会社 のパーティーは参加者全員が経費で 飲み食いできることで人気が あるたくさん参加してるどさんの旦那さん もいるみたい だ参加者は会社に務めている本人に加え奥 さんや旦那さんを連れてくることができて いる案の定田所さんもダンディーな旦那 さんを連れて会食を楽しんでいるよう だ本当に私を連れてきてよかったのかい いいんだよ俺には恋人もいないし1人で 参加するのも寂しいからさそんな中俺は 祖母と共に参加している残念なことに俺に は恋人がいない周囲は結構な数の パートナーを連れてきているようだ初め俺 は誰も連れてこずに式典に参加しようとも 思っていたがせっかくなので俺は祖母を 連れてくることにした俺にとってばあ ちゃんも大切な人だ よ今の自分がいるのは紛れもなく祖母の おかげである今までの恩を少しでも返す ために式典に連れてきたかったのだった 久々にこういう場所に来たけどやっぱり 気づかれちゃうわねそう言って笑う祖母 その言葉とは裏腹になんだかんだ楽しそう な雰囲気だませっかくの機会だし楽しんで よそんな祖母に俺もが笑顔でそう返すあざ じゃない かやかに祖母と話していると俺たちに 歩み寄ってくる人物がいた その人物とは可能部長なんだざまお前の 彼女かその人 は1人の女性を連れてきた加納部長は酔っ た様子で笑いながら話しかけてくるお前 年上が好きなんだなま年上っていうか ばばあだけど1人もんだからってばあさん 連れてくるなよあんた何言ってるのやめ なさいよ独身だからては連れてくるな失礼 なも言いに隣にいる奥さんとおわし女性が 小声で言いながら可能部長の腕を 引っ張るしかし聞耳を持つ様子はなく ニヤニヤと笑いながら俺と祖母を交互に見 ながら行ってくるそれにむっしながらも この場の雰囲気を壊さないように冷静で いるように勤め た僕の祖母です今まで母の代わりに世話を してくれたので今日はゆっっくり楽しんで もらおうと思って連れてきましたああお前 片親だったなかわいそうにまともな愛情も 受けさせてもらってないんだろおばあさん 育て方失敗したかもしれませんなこいつ 目上の人間を何とも思っていないようなや ですよそう言って祖母の顔を覗き込んで 笑う可能部長それにさすがに言い返して やろうと思って口を開いた時だった かの君何を言ってるんだ あ近くで俺たちの話を聞いていたのだろう 幹部たちが駆け込んできて俺たちを囲んだ それに加納部長だけでなく俺まで驚いて 固まってしまうその間にも幹部たちは加納 部長に平成するんだ彼女はと口口に言って い たどうした のすると騒ぎに気がついたらしい田所さん が歩み寄ってきたいぶかしげな顔をしてい た田どさんだが祖の姿を見るとパっとエミ を 浮かべるまあツネさん今日来られてたん ですねそして微笑みながら祖母に話しかけ たその様子に俺と加納部長の頭の上に果て マークが浮かぶええ孫が誘ってくれたのよ 古い人間が顔を出すのはどうかとも思った けれど孫の誘いだから断れなくって笑んで いる田所さんに同じように笑顔を浮かべて 返す祖母親しそうに話す2人に俺は首を かしげたなんでばあちゃんと田どこさんが 知り合いなの思わず祖母に尋ねると代わり に田どさんが答えてくれ た知らなかったの常さんはこの会社の創業 者である 光秀さんの奥様で2代目社長じゃないのえ ああ田所さんの言葉に俺も驚いたが俺以上 に加納部長が驚いていたせせ仙台社長だと どうやらその事実を聞いて酔いも覚めた らしい先ほどまであんでいた顔はまさに なっていたそんな可能部長に祖母がを 近づくそれでお話が途中でしたけど私の 教育がどう間違えていたのか教えて くださいますかそして鋭い目つきで尋ねた その視線に加納部長はしどろもどろに なるあなたは何も知らないで口を開いたの ね自分の行動をさげなさいそんな彼に田所 さんが冷たい視線を送る きちんと私の問いかけに答えなさいそれと 随分失礼な物言いをしていたわね奥さんに 止められてもなお相手に嫌な思いをさせる なんて一体何を考えているの かしらそこからは今まで見たことがない ような表情で可能部長を責め立てる祖母の 姿があった初めて見る光景に俺も黙って 様子を見るしかないひし切り行った後祖母 はため息をつい たあなたの将軍はよし子さんに任せます けどもし私が社長であればあなたが2度と この業界に戻ってこれないようにしていた わそう冷たく言い放った祖母大変申し訳 ありません本当に申し訳ありませんでした 祖母の言葉に夫婦とども涙を流して平謝り するそんな姿を見て奥さんのことは かわいそうだと思うが可能部長をかおうと する人物はいなかっ た結局その後すぐに加納部長は首になった 先代の社長に対してあまりにも無礼な発言 をしたということで現社長であり田所さん の旦那さんがぶち切れたのだそれでもと もしお前を擁護する奴がいるなら攻殻 くらいにとめてやってもいい恩情をかけて そう言っていたようだそれを聞いて正直 社長も悪い人だなと思ったただでさえ周り から嫌われているんだ彼を助けようとする 人はいない だろうあの人俺に庇うように行ってきたよ 普通に断ったけど俺も断ったあの人のこと を訴えようってやはいても守ろうとする奴 なんかいないだろう結果予想通り誰も彼の ことを守ろうとする社員はいなかたむしろ 今までの恨みを晴らすが ごとく今まで自分たちは彼にこんなことを されたんですと出るは出るわ首にしない ならこっちがやめるという社員も出てきた そのため社長は社員たちの意見を聞いた上 で可能を首にすることにしたの だなんでも奥さんに逃げられたんだっ て風の噂で奥さんに逃げられたと聞かされ た まあの奥さんは常識人そうに見えたしこれ 以上一緒にいたくないと思うのは当然 だろうそれでかのさんは今どうしてるん ですかああイトイバイトでその日暮らしを してるんだって さ話してくれた先輩の話によるとたまたま 交通整理をしている彼の姿を見かけた らしい他にも可能の元同期のところに援助 してほしいという連絡が来たそうだま みんな無視して連絡先をブロックしている そうだ がバイト先の人に迷惑をかけてないといい けどそう呟いて俺は仕事に向き合うことに したそういえばばあちゃんの言ってた意味 は何なん だろう創立パーティーが終わった後どうし て教えてくれなかったの俺は祖母にそう 尋ねた祖母が仙台社長であったことに驚た のは俺も同じだったからだ正直あゆむが あの会社に入ったと言った時には驚いたわ 言おうかとも思ったけど私の言葉であなた の方が変なプレッシャーに押しつぶされ ないか不安に思ったから よ俺の問いかけにそう答えた祖母その言葉 に変なプレッシャーとは何だろうかと首を かしげたしかし祖母はあえて説明しなかっ たのだからとしなかったまあ気にせず自分 らしく仕事をすればいい かそう思っていた俺に待っていたのは 受け入れがたい現実だったなあざまお前つ さんの孫らしいなえああはいまつさんの血 を引き継いでるなら大丈夫だ な祖母が仙台社長であることをあの一見で 他の社員も知ったようであるそのため先輩 たちからよく話しかけられるしよくわから ない理由で仕事を任されることが多くなっ たしかし俺には1つどうしても引っかかる ことが あるみんな俺を先代の孫として見てくるん だよ な仕事を任せてくれるのは嬉しいだが仙台 社長の孫というネームプレートがあるから 与えてくれるような気がしてならな 今までは1人の社員として見てくれていた はずだったが今は違うそのことに気づいた 瞬間から次第にガジがめになっていっ た俺自身っっていうより周りに合わせる 感じになってる気がする自分がしたいこと や言いたいことなどは極力控えるように なり周りをまとめることや祖母の孫として の言動を心がけるようになってしまったの だ 最近のざは良さが身についたなありがとう ございますその結果そう言われるように 祖母の顔を潰さないようにとった行動は 上司からの受けはいいしかし俺の心の中に は満足しないモヤモヤが残ってい ただからあゆむ君疲れた顔してるんだね そんなモヤモヤをゆみさんに聞いてもらっ た彼女を初めとした親しくしていた同期と は距離ができてしまっているやはり仙台 社長の孫というのを気にしているのだろう それでも依然と変わらず話しかけてくれる ゆみさんには感謝しかなかっ た正直言うと今のあゆむ君には話しかけ づらいし仕事もやりにくい わ彼女の話によるとベテランたちや上司が 俺の周りにいることで話しかけるのも気が 引けるさらに以前は意見をガンガン出して いたのに今は調整役に回っている状態 少なからず俺に影響されていた同期も中に はおり仕事に影響しているそうだあなた らしくないと思うし同期のみんなから少し 警戒されてるよあなたに目をつけられたら 上司にも目をつけられるんじゃない かってその言葉に俺はため息をこぼし たざま君次のプロジェクトなんだけど君に リーダーを任せたいはい分かりまし たこの頃になると俺はプロジェクト リーダーになることが多くなっていた色々 な事業を推進していく中で上がる プロジェクトを牽引していくことが多く なったのであるざに任せれば大丈夫だよな あああの常さんの孫なんだからとはいえ これは俺が自分でやりたいという自主的な 参加ではなく周りからの推薦が大きな ところであっ た先代の孫なら任せても大丈夫だろう そんな感じだ信頼されるのは嬉しいが あくまで仙台社長の孫だからそのため今 まで楽しんで仕事をしていたが最近では 複雑な思いで仕事に取りかかって いるそんな日々を過ごしていたある日の会 にざまさんはどう思いますか そう尋ねられ一瞬黙ってしまう反射的に 自分の意見を言おうとしたが自分の発言で 今までの進捗具合に水を刺すのは悪いと 思っ たみんなが1番やりやすい選択をしていい と思うよその結果無難なことを言って しまったわかりましたその時は他の社員は 笑顔で賛同してくれたそれにみんなには バレないようにほっとアドの息を 吐くあゆむ君そんな俺をゆみさんが複雑 そうに見ていたことには気づかなかった それから数日後ざま君ちょっといい俺は 田所さんから呼び出しを 受ける加納とのやり取りのような問題は 起こしていないしプロジェクトも順調に 進んでいるそんな状況で呼び出されたため 俺は理由が分からず内心首をかしげ 最近の君の勤務態度あまり良くないわ ね呼び出された先で俺はそう言われた まさかそんな風に言われるとは思わず数秒 思考が 止まる勤務態度ですか強調性を見出してる つもりはありませんがその考えが良くな いって言ってるのすぐに反論するが きっぱりと言い捨てられたこの会社の社風 は自分職を出すこと可能さんですらできて いたのにあなたはいつからイエスマンに なったの かしらその言葉にはっなる確かに部下や 先輩から意見を求められてもみんなが選ん だならいいと思うといった誰でも言ってい そうなことばかり最近は言っているのだと 自覚したの だ分かってもらえたようねあなたの立場は こちらとしても分かってるでも今後のため にももう少し考えましょうね田どさんの 言葉に俺は頷いたそれから俺は田どさんに 言われたことを考えながら帰宅するお帰り あらただいま私がいらないことをした かしら ね帰宅した俺を出迎えてくれた祖母は俺の 顔を見た途端につぶやくそれだけで俺が 悩んでいることを見抜いたらしい祖母には 頭が上がらないと苦笑したばあちゃん話を 聞いて くくれるそれから俺は祖母に田所さんに 言われたこと自分が先代の孫という色メガ で見られていることそれに答えないといけ ないと思っていることを話した俺の話を 遮ることなく合槌をしながら聞いてくれた 祖母は話を聞き終わると困ったように 笑う私が思った通りあなたは変な プレッシャーに押しつぶされそうになって いるのねでもね確かにあなたは私の孫で それは変えられないどうしようもないこと なのでも私とあなたは違う人間なんだから 私のことを考えて行動するより自分のやり たいこと自分だけの色を出していい の穏やかな口調で俺の手を握りながら話し てくくれる祖母決して俺を責めることは なくような話し方はすっと俺の心に入って くるイエスマンよりそっちの方が私の孫 っぽくてみんなも好きだと思うけど ねそう言われ俺は納得した確かに周囲の 顔色を伺って祖母のメツを保とうとする よりも今まで以上に自分らしさを出した方 が祖母の孫として祖母のメツが保たれるの ではないだろうかそんな風に思ったのだ ただいまって兄貴帰ってたんだその時翔太 が帰ってきたその手には分厚い書類が握ら れているあ今日は早めに帰ってきたんだ 翔太の方は勉強を進んでるかまあね昔から の夢だから勉強自体は苦じゃないけど長太 の夢とは弁護士になることだ昔からこいつ はヒーローになるのが夢で最終的にたのが ヒローのように誰かを助ける弁護士だっ たそうだ実は兄貴に相談があったんだどう したばあちゃんから話を聞いたんだけど ちょっと揉めてんだろよかったらその話を 聞かせてほしいんだそれで弁護士として どんな風に対応すべきなのか シミュレーションしたいんだどこか楽し そうに話してくる翔太に俺は一度苦するも あくまで話せる範囲で い弟らしい姿に俺は喜んで協力することに し たそれから俺は田所さんや祖母の アドバイスを参考にして会議ではどんどん 発言するようにした俺はこっちの案がいい と思うしかしこの案ならもちろん他の社員 と意見の違いで揉めることもあるしかし それも俺にとっては楽しい要因となってい た今の君となら楽しく仕事ができるわゆみ さんにもそう言ってもらい楽しい1日と なったやがて俺が参加している プロジェクトは軒並み成功していくさすが は先代の孫だそのおかげか俺は以前よりも そう言われることが多くなっていっ た最近は楽しそうな顔をしている な一緒に食事をしていると父からそんな風 に言われる父の言葉にえっと返すと最近の お前はどこか追い詰められた顔をしてた から な安心したような顔でそう言ってきたどう やら俺のことで随分と心配をかけてしまっ たらしいあまた仕事が楽しくなってきたん だそれならよかっ た自分のやりたいようにやり始めると みんな驚いたような顔をしていただが 真っ先にそんな俺を同期が受け入れたでみ もあっさりと受け入れてくれたそんなこと もあり俺はまた楽しくできて いる俺もばあちゃんもいつだってお前の 味方だだから自分の思うように動き なさいそう言ってくれる父に俺は笑顔で 頷い た自分らしさとは今の時代ではなかなか 出しにくいものである特に組織に入って しまうと子よりも全体を尊重しなくては ならない時もあるしかしだからこそ己れを 消さず輝いあける場所が必要なのかもしれ ない最近のあゆむ君は本当にいい顔をする ようになったわねある日ゆみさんからそう 話しかけられたそれにありがとうと返し ながら俺は彼女の顔を見つめた俺が自分 らしさを出せずに追い詰められていた時 変わらない姿で話しかけてくれた彼女 気づいた時には俺はゆさんに惹かれていた そんな俺が唯一引っかかる ことあのさゆみさん聞いてもいいかな私に 答えられること なら創立パーティーに一緒に来てた人 って実は創立パーティーの時にゆみさんは 1人の男性を連れていたその存在が気に なり俺は彼女にいを言うことができずに いるあああの人私の兄だよどうやら彼女が パーティーに連れてきたのはお兄さんだっ たらしい私彼氏とかいないからそれで兄に 彼氏役を頼んだのよどこか照れくそうに 言う彼女そんなゆみさんが愛しく感じ俺は 何も考えずに彼女に自分の思いを打ち明け た君さえよかったら俺と付き合ってほしい え俺の言葉に顔を真っ赤にするゆみさん しかしすぐに頷いてくれたそのため俺は 大喜びすることにこれからは彼女と一緒に 自分らしく生きていこうと心に決めたの だっ たいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なります また次の動画でお会いし ましょう40歳にて本社営業部に 移動この年で心マ営業マとして参入するの はある意味移植なことだっ た先輩に当たる人ももちろん年下である それに気まずさを感じながらも部署内の皆 は優しく僕の移動を受け入れてくれてい たただ1人ある男性だけを覗いては彼だけ はどうしても僕を見下してい た俺だからじじはお前みたいなじじに何が 分かるんだ よ口を開くたびに僕のことを無能なじじと 呼ぶ彼それにも関わらず仕事は横取りまで する始末だった一言で言うとかなり卑怯な 人間であるそんな卑怯な方で心をむ彼に僕 はあることを画策した数日後彼は大事な 取引先で大恥を書くのだっ た僕の名前は花村かず40歳AB科学と いう会社の本社営業部に配属される予定の 40歳男性だこのAB科学というのは科学 系のメーカーの商品を 多数扱う国内有数の会社で ある全国放送のテレビでCMも流れている ので世間の知名度はかなり高い方 だろうそんな会社なのだがちょうどさっき 奥の元へ社長の掛谷から電話があった ところだ容子はどうだいという挨拶の上等 区から始まりりった話まで電話とはいえ 熱意を荒にしている社長と僕は今後のこと について色々と話し合ったのだっ た僕は思うことは何でも伝えるタイプの 人間で あるこういう時に引き手に回るだけでは なくしっかりと自分の意見を口にできるの は自分から見ても良いと思えるところだっ たそういうわけだから明日からよろしく 頼むよもし問題があれば遠慮なく私に相談 してくれと電話越しに優しい怖いで言う 掛谷社長それを受けて僕は彼の優しさを ありがたく教授しながらかしこまりました 改めまして明日からよろしくお願いいたし ますと 伝えるその後は互いにおやみなさいと挨拶 しながら電話を切ったのだっ たつい長話をしてしまった話が弾んだこと で途中だった夕食のことも忘れ一心にお しりにふけっていたようだ予想以上に時間 が経っていることを後悔しながら僕は 食べかけだった夕飯の残りに手を 伸ばす少し冷めてはいるがまだほろ 暖かいそれらを食べながら今日は早く寝る ことにしようと考えてい たそう思った僕は趣味にことなく比較的 早い時間に布団に入って目を閉じたしかし なかなか眠気は襲ってこない日頃はまだ 活動をしている時間であることとやはり 緊張が大きいのだろう少し興奮気味の僕は 次の日のシミュレーションをしたり海賊語 のことを考えながら色々と思考を巡らして いた期待に答えられるように頑張ろう そんなことを胸に誓いながら いつの間にか夢の世界へ入って行っていた のだっ たそして翌日電車とバスを使いAB科学の 本社へ予定より少し早めに事務所に入った 僕は本者所属の社員たちに挨拶をすること にしたおはようございます本日より本社で お世話になります花村ですよろしくお願い しますと当たり障りのない挨拶声のトーン 大きさそれらは客観的に見ても問題なく まずまずな発信となっ た対する相手は少し驚きながらこちらを見 た後あああなたが私は佐藤と言います こちらこそよろしくお願いしますという心 なしか困惑している様子だったそれもその はずだろうなんだって営業部所属の彼は 20代の若い社員なのだ事前に僕のことを 聞いてはいたようだが年上の後輩にどう 接すればいいか悩んでいるようだった僕は それを察したから こそ佐藤さんは私の先輩なんですから どうぞコキ使ってやってくださいとお笑み ながら伝え たそれから事務所に誰か入ってくるたに 駆け寄って同じような挨拶を 繰り返す皆公印象で爽やかな挨拶を返して くれるので僕としてもすごく ありがたい年の差がある分人間関係は少し 心配していたのだがそれも義勇であるかと 思われたしかし1人だけ修業数分前に入っ てきた男の人だけはどうも手応えがが悪 そうな返答だった僕が挨拶をするやいや彼 は立花ですどうぞよろしくとだけ不愛そう に言うそれどころか早くどいてほしそうに 顔を苛立たしげに歪めてい たその様子に僕は嫌な予感を抱きながらも 釈してその場を 離れる皆に挨拶が完了しておりまた修業 時間も迫っていたため ひとまず自責へ戻ることにしたちなみに 先ほど佐藤君に教えてもらったのだが僕の 席は佐藤君の左隣 らしい若さゆえ斬新な視点を持つ彼の隣で 仕事ができることに僕は少しワクワクして いたのだっ たそうして週はめの朝礼が 始まるどの会社でも行われているような 決定事項の再確認が行われその後に改めて 僕が自己紹介をする流れとなった僕は皆の 前に立ち改めて口を開くここでも宣告と 同じように当たり障りのない挨拶だけをし たよろしくお願いします最後にそう言い頭 を下げるとその場の人たちは温かく拍手を 送ってくれる皆笑顔でこちらを見てくれて を受けて僕は歓迎してくれているんだなと 嬉しい気持ちになっ たしかしその中の1人だけ不そに腕組みを している人物がいるそれは霊の立花である この人のことは事前に社長が教えてくれた のだがその情報によると彼のフルネームは 立花というらしい30歳にして営業部の 課長を 優秀な人間とのことだったしかし実際会っ てみると仕事の出来以上に鉄差が目立つ 男性であるしかも新しく配属されることと なった僕に対しては特にマイナスな感情を 抱いているような印象だったその様子に僕 は先ほどと同じ嫌な予感を再び感じたまま 朝礼を終えたのだっ たこうして業務がスタート 自責に戻った僕は営業部長に初日だが何を やればいいのかと聞きに行くことにした しかしいざ彼の元に向かってみると何やら 急ぎ気味でバタバタと準備をしている様子 聞いてみるとこの後大事な用事があるとの ことだっ たよりによって今日大事なミーティングが あってね君のことは課長に一任してあるん だすまないが立花課長に声をかけてやって くれという部長それだけを言い残して そくさと出ていってしまっ た仕方なく僕は課長の元へ行くことにした 立花課長の席に行き声をかける僕メールを チェックしていた立花課長は僕の声がけに 露骨に嫌そうでめどくさそうな顔をしてい ただからと言って業務1日目に何もわらに 帰るわにはいかない意を消した僕はお 忙しいところすみませんと念のための詫び を入れておくことにしたそれを聞いた立花 課長ははあとため息をついて分厚い ファイルを取り出す彼はそれを僕に雑に 渡しながら今忙しいから読んどけとだけ 言い残しまたメールの確認に戻って行った のだった ファイルを受け取った僕は自責に戻りそれ を 開く新しい会社の情報や業務の方法が 細かく記されたファイルだったため隅から 隅までしっかりとチェックすることにし た読み始めること10分いや10分も経た ないくらいのことだろうか治療を読んでい た僕のとに立花課長がやってきたそして上 から見下すようなで読み終わったかと聞い てくる細かく全てを読んでいた僕はまだ数 ページしか読めていない仕方なく首を横に 振ると立花課長は半笑いでこれだからじじ はと言っ た聞き間違いかと思うほどの衝撃を覚え ながらも彼のことを仰ぎみるしかし彼は こちらの視線などには目もくれずさらに 言葉を続けるのだっ たしまにはそんなんならどうせ仕事もでき ねえだろと罵倒までする始末むっとした僕 だがここはこらえて立花課長による仕事の 説明を受けることにし た立花課長は収支なんで俺がこんなことを と言いたげでめんどくさそうな様子だ しかし本来海賊初日だから業務を習うのは 当然のことなのだそれなのに彼の言動を 受けるとまるでこちらが悪いかのような 気持ちになってくるいつの間にか申し訳 なささえ抱かざるを得ない状況が 出来上がっていた僕は課長との間に はびこる居心地の悪さを感じながらも精 一杯仕事に邁進することにしたのだっ たそんな最悪の初日から1ヶ月が経過 仕事も慣れてきた頃で順調な毎日と言い たいところだが実際はそんな状況とは全く 違う日々が続いてい たというのもなんと本社配属から今まで まともな仕事を1つもさせてもらえてい なかったのだ僕の仕事と言うと書類作成 などの雑務がメインただしその書類の意義 やその後の流れなどは一切教えてもらえ なかったただ業務的に淡々とやらされて いるだけだったまたウブでの打ち合わせが ある時は一応同じ部屋に入ることは許され ていたがその実態は到底参加しているとは 言えずまさに聞いているだけ状態なんなら 一言も喋るなとの指示が出ているほどだっ たつまりその場での僕はただの疑がりで あるしかも課長は定時過ぎに終わった 打ち合わせでも堂々と疑は今中に作って俺 にメールしろと無理をしてくる始末その くせ自分はそ草と代謝するのだっ たそんな日々が続きいよいよ我慢の限界を 迎えようというある日のこと事務所に掛谷 社長が現れて立花課長を呼び出した しばらくして戻ってきた立花課長は まっすぐ僕の元へ来るそして唐突にじじ 正男に同行しろと命令してきたいきなりの 命令なので詳しい話を聞きたいと頼むが 立花課長は全く聞く耳を持ってくれない むしろ黙っていつも通りに雑用でもして おけ仕事は全部俺がやるからお前は当日 金魚のみてについてくるだけでいいんだよ と笑いながら言ってくるのだっ たさするにこれは社長から時々に与えられ た仕事のようで あるこれを成功させれば出世につながると 考えている様子だったとはいえ僕も そろそろ自分の仕事をこなしたいもの 恐る恐るどうしても手伝わせていただく ことはできませんかと問うことにし すると彼は勝手にしろと半笑いで言う加え て僕の反応をまたずしてだがメインで動く のは俺だからなそれにお前みたいな心マ じじには何もできないだろうと笑いながら 去ったのだっ た立花課長が去った後小さなため息が漏れ てしまった僕の隣で佐藤君が小声で 話しかけてきた 課長と一緒に仕事とは大変なことになり ましたね花村さんと眉尻を下げながら 哀れむように言う彼その言い方に不思議な 感覚を覚えた僕 は大変なことと尋ねてみたすると佐藤君は うんうんと頷きながらあの人普段から あなたに面倒な仕事を押し付けるでしょ からいう人なんですよ彼の標的にされた人 は最終的にみんなやめてしまっているん です僕の同期なんて営業部に5人いたのに 今や僕だけですからと言っ たしかし若くして課長の座にいるからには 優秀な人なんでしょと素朴な疑問を 問いかける僕対する佐藤は笑いながらいえ いえ人の手柄を横取りしてるだけですよ彼 自身ろなことができないと思います上の人 には愛そをよくしているので疲れている みたいですがと衝撃的なことを教えてくれ たのだっ た佐藤君が言う立花課長のあまりのひどさ に苦笑いが抑えられない僕しかし一度語り だした佐藤君の愚痴は一向に止まらなかっ た先ほど話されていた仕事は多分技術部が 新たに開発した製品のことでしょうけど彼 それについて何も知らないと思いますよと のことだからその案件については考えすぎ ない方がいいと佐藤君は言うのだっ たこうして迎えた相談の当日この日初めて 僕は打ち合わせ用の資料を見せられた そして自分の目を疑った目を通した 衝撃を覚えたのだなんでもその資料の クオリティがあまりにひどいことさすがに 誤時脱は見当たらないがひどいのは主に 製品説明だっ た例えばある製品の特徴が耐久性に優れて いるとの表示のみなのだしかしそれだけで はこの製品の良さが何も伝わらないこの 説明が商品に対してのピールにもならない のは火を見るより明らかだった僕は呆れて しまって言葉が出なかっ たそれでもこのままではけないと感覚的に 思った僕はそのことを立花課長に指摘した しかし彼は相変わらず聞耳を持たない 様子俺の資料にケチつつけるのかそれに お前みたいなじじに何が分かるんだよとく 引き入れてくれなかっ たそれらの物言いは相変わらずひどいもの なので僕はいい加減面倒になってしまい 最終的にははいはいと全て課長のせのまま にすることにしたのだっ たその後僕の運転で相談相手の新社に 到着相手は僕たちの会社よりももっと ずっと大企業で老若なんに誰もがテレビ CMで名前を耳にしたことがあるような 会社である敷地面積も看板の大きさもAB 科学とは下手違いだった本来ならそんな 会社に出向けことになったらワクワクした 感情を抱くものだろうしかしこの時の僕の ずんとした気持ちでいっぱいだっ た大企業で格式高いからこそそんな会社の 人の時間をこんな質の悪いプレゼンで潰し てしまうことに僕は罪悪感を抱いてたまら ないのだっ た受付を済ませて案内された王雪室で待っ ているとそこに美人女性と数人の男性が 現れる僕たちはそこで名刺交換をしたこの 美人女性こそが小社開発部の部長らしい 彼女の名刺には里中舞と書かれてあった また他の男性たちは技術部のメンバーで あり彼女の部下に当たるとのこと僕は丁寧 に相手方に頭を下げ た部長の里中さんは見たところ僕と同い年 ぐらいだろうか綺麗な顔立ちの女性であり ながらリとした真の強さが印象的だった 対する立花課長は人が変わったように ニコニコと笑顔の仮面を貼り付けている 様子 本日は貴重なお時間をいただきありがとう ございますと丁寧な挨拶を里中さんに向け ていたしかし彼女は立花課長のスーパー 笑顔に対して何の反応をすることなく ドライにかわすただ淡々と挨拶をしながら こちらこそでは早速ですがとプレゼ開始を 促したのだったそれを受けて立花課長は 満々に資料を配り 始めるC社のプロジェクターにパソコンを 接続して説明を開始したのだっ た立花課長のプレゼン開始からわずか数分 後僕は心の底から同行に応じたことを後悔 した立花課長のプレゼはその空間にいるの さえ恥ずかしく思うほどのものだったと いうのも内容があまりにも迫で彼自身が 理解してことが丸分かりなのだ者の人たち は皆目を細くしておりこの人たちは何をし に来たんだと言いたげな厳しい顔だった 早くこの場から立ち去りたい僕は教官性 周知で顔を覆いたくなったしかし当事者で ある立花課長はそんな気持ちをみも感じて いないようである常に自信満々で恥だと 感じてないのが輪をかけて恥ずかしかっ た一通りのプレゼンが終わり立花課長は 笑顔でいかがでしょうと里中さんたちに通 た一瞬しんという静寂が訪れた後小社技術 部の1人が質問よろしいでしょうかと挙手 をしたそれを受けて立花課長は若干慌て ながらはいと応答する は色々と分からないことがあるのですがあ まずプレゼンいただいたのは工学用の フィルムということでよろしいんですよね と言ったこの工学用フィルムというのは 液晶と保護番の間に設けるもののことで ある液晶で表示したものの視認性が良く なるのが特徴だ今回はそれを用いてab 科学が開発した製品のプレゼだったこの 質問に立花課長はうえながら恐る恐る肯定 するそれを受けた質問者は続けて耐久性に 優れるとありますが他者の生品とどのよう な点が異なるのですかと聞いてきた おそらく立花課長はそこまで聞かれるとは 考えていなかったのだろう全く余裕が なくなってしまった彼は見るからに焦り ながらええっとうそそれはとあわあわし 始めてしまっただから僕はあの時助言した のに全く聞く耳を持たなかった結果がこれ である同じ会社から来たものとして 恥ずかしくてたまらなかった僕は頭を下げ てしまいあげることができなかったしかし そんな僕の耳に驚くべき言葉が飛んで くるなんと混乱した課長 が技術的な内容は花村が回答しますと指名 したのだっ た全く聞いてなかったどころか責任転嫁の ような行動に驚く僕だが恥の上塗りをする よりは良いだろう大人しく従って 立ち上がり立花課長と場所を変わりながら 彼らからの質問に答えることにし たまず僕は胸ポケットからUSBを 取り出すそして補足の資料がございますの でご覧くださいと告げてスクリーンに別の 資料を表示したこれは僕が個人的に作り まとめた資料である立花課長はその資料の 存在を全く知らないため口を大きくあと 開いて顔をしかめていたしかし僕も真剣で ある何もできずいい顔だけする課長のこと など気にしていられなかった睨みつける ような課長を無視し僕は口を 開く弊社独自の製造方法により他者品より も強い構造となっていますと回答しながら 画面に測定データや顕微鏡写真の比較を 表示して見せたやっと的確なデータが表示 されたことで興味深そうに目を光らせる 里中さんたち僕の説明を聞いてほほと頷き ながら反応をしてくれたのだっ たそこで今度は里中さんが挙手して 質問フィルムの暑さはどの程度まで対応 可能でしょう か僕は該当するデータを表示しながら今の ところ1mmまで対応できる見込みですと 回答したその答えに里中さんは目を キラキラとさせるどうやらこの答えにご 満越のようで ある本社独自の製造方法ですでに1mmの 加工が可能なのですかすごいですねと驚い て若干エサイとしているような様子だった その後少しの間C社の人たち同士が小声で 話す息が詰まりそうな緊張の中僕は ドキドキした気持ちをを隠しながらそれを 見守ってい たやがて里中さんがこちらに向き合い口を 開く先ほどまでのクールな表情とは打って 変わって飛び切りの笑顔で是非本社の製品 でテストしてみたいと思いますと言って くれたのだっ た待ち望んでいた答えなのにいざもらえる と驚きでフリーズしてしまいそうになる ものだ それでもなんとか頭を動かしながら僕は サンプルを 手渡すそれでしたらこちらをどうぞと鞄 から取り出した記述資料を里中さんは笑顔 で受け取ってくれたのだっ たこうして一時は地獄かとも思われた 打ち合わせがなんとか 終わりC社技術部の人たちは里中さんを 残して解散したそこで僕と立花課長里中 さんの3人で話をすることとなった静寂が こだまする空間の中初めに口を開いたのは 里中さんだった意外にも本日は本当に ありがとうございます大変興味深い製品だ と思いますとべた褒めしてくれるそれらの を受けて遠慮した気持ちになる僕だが立花 課長はなぜそうだったその証拠 にお褒めに預かり光栄ですと笑っている また恥ずかしさが沸き起こってくる僕 そんな立花課長を里中さんはややかに見て いたしかし気を取り直したかのように 改めて僕に向かうそして質疑応答の対応 追加資料データ全て素晴らしかったです 失礼な言い方ですが その花村さんあなた何者ですかと言った そんな大したものではありませんと謙遜 しようとしたその時僕より先に口を開いた のはなんと立場な課長だったあいつは無能 なじじいです よきっとなるのを抑えて里中さんに苦笑い を送る彼女も立花課長の言葉を完全に無視 て僕のことをじっと見てくれていたそんな 対応に僕は途端に照れ臭くなってしまい 後頭部を書くそれでもここがいい タイミングだと思い直し2人の前で自分の ことを話すことにし た実は私本製品の開発者なん ですそんな僕の告白に里中さんは目を 大きく見開き ああそうでしたかと驚く大して立花課長は 一瞬フリーズした後え え大きな声を発したそしてその後驚くほど 顔色を悪くさせながらガタガタと震え始め たのだっ た実は僕大学卒業後にAB科学に採用され たとはいえ入社したての頃は経理化で事務 員をやっていただが仕事をこなしていく間 にある感覚が僕の中で芽ばえ 始めるジムの仕事は僕の性格に合ってい ないざっくり言うとそんな感じの感覚だっ たそもそも僕は理系大学出身であり物を 生み出したり想像を形にするのが好きなの であるだから経理化でジムのの仕事をする ことに楽しみが見い出せないでいたそれで も与えられた仕事だからと最初は我慢し ながら事務の仕事をしていただがその傍で この製品ここをもっとこうしたら良くなる のにと妄想をしている日々だっ たそこで僕は事務的な仕事をしながら独学 を続けることにした時折り技術部の人に 製品の科学的な点を教えてもらったりもし たものだ生活の一部として存在している 科学の知識が深まっていくことが非常に 楽しかっ たそうやって勉強しながら事務員を続ける こと約10年32歳を迎える時ついに僕の 中で限界を迎え た開発をやりたいそんな思いが爆発したの だそう からは一瞬だったもういても立ってもい られない意を消した僕は掛谷社長に技術部 に移動したいと自談判に言った初めはなぜ 急にと不思議そうな顔をされたものだが それでも社長はひとまず僕の話を聞いて くれた僕は渾身の自己PRを織り混ぜ ながら必死に訴えかけたその熱意があまり にも強いものだったのだだろ僕の話を聞い た社長はそこまで言うならとOKをくれ 移動の許可をしてくれたのだったこうして 僕の事務職時代は終わりを告げる直談判の 翌月から技術部がある田舎の工場に転勤し たのだっ た移動してからというもの今までよりも何 倍も詳細に製品の科学的な部分に触れた僕 何度も失敗に直面してはいたがその生活が 僕には楽しくて仕方がなかった次第に研究 にも慣れてきてからは次々と新製品の開発 にいしんだ中には規制品のコストダウン などに着手したプロジェクトもあったこれ らは成功すれば目に見えてデータが現れる のだ僕たちの努力が身を結んでいるようで 嬉しくてたまらなかっ たそして今から1年ちょっと前僕が新たに 開発したのがこの新型の工学用フィルム だったこのフィルムが出来上がった時誰 より喜んだのはかけに社長だった伝えるや 否や特許など諸々の手続きに大忙しその間 に本社の営業部にこの新製品を売り込む ようにと指示を出したのだった しかしこの新製品はAB科学の今までの 製品とはジャンルも何もかも大きく異なる もの用途や特性に関して難しいことも多い ため自社営業部にさえなかなか理解して もらえなかっ たいい製品を作っているのにその良さを 伝えられないそんなもどかしい状況が続い ていたある時社長と僕はある決断をした それこそが花村かが営業部に移動し開発者 自らこの新製品を売り込むことだったかし て僕は8年の時を経て心マ営業マとして 本社に戻ったそして社長自らが新製品の 売り込み先を見つけ今回の案件に至ると いうわけ だそれでも営業のノウハウがない僕をでわ にはいかないそう思った社長は誰か営業部 の人間と共にやってもらうことに決めたの だっ たこうして僕の仕事歴の一部四重を知った 立花課長僕たちは気まずい感じで記者し た事務所に入るとすぐさま部長に立花課長 花村君社長がお呼びだよ帰ったら社長室に 来るようにとのことだ伝えてくれた若干顔 がこった立花課長と共に社長室へ行くと そこには御願の社長の姿がそしてプレゼは どうだったうまくいったかねと僕たちに 向かっていっ たここでまず口を開いたのは立花課長彼は いつもの調子ではい私がプレゼンし最終的 に大変喜んでいただけましたかなり好感食 です と言った相変わらず手柄を横取りしたい 模様しかしその風貌は僕が開発者だと 明かした直後と同じようにガタガタ震えて いたその言葉を受けて掛谷に社長が驚いた そぶりを見せるそして僕の方を見ながら君 がプレゼンを花村君本当かねと聞い た2人の視線がこちらに集まった瞬間 何と言えばいいのか言葉に詰まってしまっ たしかし本当のことを言えばいいのだ僕は 半分本当で半分嘘と言いましょうかと説明 を始めたまずプレゼン事態を行ったのは 課長であるということしかしその反面 プレゼン事態がガバガバだったことも伝え たその証拠があのプレゼン資料である僕は 社長にその資料を見せ た続いて質疑応答には全く対応できず挙句 の果てには僕に丸投げし全て自分が対応し たことも説明し たその質疑応答の際に使ったのが先日社長 にもご覧いただいた資料ですと言って USBを見せるそれを掛谷社長は頷き ながら聞いていたというのも質疑に使った あの資料実は僕と掛谷社長そしてAB科学 技術部で協力して作ったものなのだその 資料作成は立花課長に内緒で行われていた ではなぜ彼に内緒で作ることが認められた かというと政策の話のついでに彼の応募さ を掛谷社長に報告したからであるその話を すると社長も随分と顔色を曇らせていた どうやら実は最近社長の元にも立花課長に 関する良くない話が数剣寄せられていた らしい社長にとっても悩みの種だったよう だそこでちょうど新製品の相談相手を 見つけたところだったのもあり僕たちは あることを格し たこの機械を利用して立花課長裏を暴いて しまおうという こと掛谷社長が本案件に立花課長と僕を 指名したのは僕たちの計画の一部だった また立花課長から勝手にしろと言われた僕 は本当に勝手にして質疑応答に使ったあの 資料を完成させていた結果立花は課長で ありながら実際は自分でも何もできずを 張っていただけであることが露呈岩は佐藤 さんの言う通りだっ たこれらの一連の出来事が自分の本性を 暴くためにはめられたものだと知った立花 課長はその場で悔しそうに膝をついた そして悔しそうに顔を歪めながら泣い たその後立花課長は管理職としての能力 不足が理由で攻殻となったまた社長直々の 調査の結果立花課長による部下への 嫌がらせ行為が無数に浮上彼にそれらの 証拠を突きつけたところあっさり認めて 自らの意思で退職していったのだっ た本人が言うには早く出世したいがために 他人の手柄を横取りしてよく見せていたと のこと最後の出社日彼にわっ人全員に頭を 下げていたとはいえ僕は内心頭を下げられ たところで今までに受けた無数の嫌がらせ を許せる人なんていないだろうけどと思っ た対するC社との相談は非常にうまく行き 僕が開発したフィルムは今後採用される こととなった非常に大きな取引であるため かなり忙しくなり慎重な対応が必要だと 予想される気が引き締まる思いだったまた 開いた課長の席には佐藤君が座ることに なったそうだ彼は立花のせいで同期が辞め ていく中必死に耐えにいた強靭な精神力の 持ち主で あるまた立花に手柄を盗まれながらも自分 なりに営業の腕を磨き続けたエースだった この佐藤課長の誕生に意義を唱えるものは いなかっ たそしてある夏の暑い日その日も僕は自分 が開発した製品の売り込みに向かっていた サンプルと資料の入った鞄を携え訪問先へ 足を 踏み入れる僕はいつかまた開発業務に 戻れる日を夢みながら営業の仕事に励むの であっ たいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なりますまた次の動画でお会いしましょう

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