【スカッとする話】義父の訃報を知った私が電話すると夫「接待中に電話してくんな!」私「じゃあ何も教えない。絶対に後悔しないでね?」→取り返しのつかない結果に【修羅場】

おい清みしつこいぞ接待中に電話してくる な今だって先方を待たせてるんだぞ今回の 相談がうまくいかなかったらお前のせいだ からな大変なことが起きたのよどうしても 伝えたくて電話したの高幸実はねそこまで 誰が喋っていいって言った役立たずの嫁と 大事な団相手どっちが大事か言わなくとも 分かるよな空気読めよ夫の高幸はすごみの ある声で私を黙らせ電話を切ろうとした そのおかげで私は帰って冷静になる以前 から人の話を聞かない人ではあったが今は ことさら聞きたくない時らしいバカな人だ 私の最後の情を無にするなんてとっくの昔 に私は全てを知っていたのに の話を聞かなかったこと後悔するわよもう してるよお前と結婚したことをな結局夫に 私の言葉は届かず通話終了の音が鳴るそれ は私が夫に寄り添ってきた日々が終わる 合図でもあり復讐の明けの合図でもあった 何も知らない夫は今日という日を必ず後悔 することになる だろう週間後あれから私はずっと疑実家に 滞在しているすると出張を終えた夫がやっ てきた清みお前亭主が出張から帰ってき たっていうのになんで自宅にいないんだよ 大事な仕事を終えてきたんだぞ妻として 至るのが当然だろうが え私の髪をつもうと手を伸ばしかけた夫が ぴたりと動きを止める 夫が上がり込んできた今には私以外にも 義兄の弘行を始め親戚が揃って話し合いを していたからだ部屋の奥には義父の家が 飾られており辺りにはまだ先行の香りが 濃く残っているえこれは一体どういうこと だなんでこんな葬式みたいな雰囲気が漂っ てるんだよ高幸これは葬式みたいなもの じゃなくて待って清みさん俺に言わせて くれ高幸親父が亡くなって1週間が経った 今頃来るとはどういう両だはなくなった夫 は明らかに老廃していたその場でよろよろ と交代して背後の壁に背中を 打ち付ける額は汗でびっしりだ しかしそんな夫を義兄は氷のような まなざしで見つめている先ほどの口調も 感情は抑えていたがはっきりと夫を責める 口調だった親戚たちも話し合いをやめ2人 のやり取りをじっと眺めている静まり返っ た部屋の中で夫がぽつりぽつりと話し始め たそうか親父はもう この世にいないのかそれで俺は葬式に出席 できなかったそういうことなんだなやっと 理解したようだなならここにいる全員に 言うことがあるだろう ああそうだ な清みお前のせいだぞえ ちょっと夫は突然私の胸ぐらをつみあげた 義兄も親戚たちもてっきり謝罪の言葉が 聞けるものだと思っていたので驚いて 固まってしまう俺は大事な出張中だったん だ妻であるお前が俺に知らせるべきだろ なんでこんな大事なことを知らせなかった んだお前は妻失格だ夫が開いている手を 振り上げたことで皆一斉に我に帰った慌て て私から夫を引き剥がし義兄が私を守る ように間に入って くれるその顔は今し方の光景が信じられ ないとばかりに青ざめていたやめろふざけ たことを言うな清みさんは何度も連絡した と言っていたようやく電話に出たお前は話 を聞こうともしなかったそうだ な本当にあざとい女だな兄さんもころりと 騙されるなんて情けな 清みの話したことは嘘だ妻はずるがしこい てねここにいる全員が事実とは異なる言分 を信じさせられているんだよ何を言って いるんだこんな家族の一大事が絡む出来事 で嘘なんかつくはずないだろ清美さんは そんな通りの分からない人じゃないなんで そんなにしつこく妻を庇うんだいつの間に かうちの妻とずぶ仲良くなったようだな夫 以外の男と必要以上に距離を詰めるなんて 本当にけしからんやつだ夫は何がなんでも 私を悪者に仕立てあげたいようだ義兄が私 の味方をしたのが気に入らないの だろう昔から義兄は成績優秀でスポーツも 万能当然社会に出てからは仕事でも有能さ を発揮していて 夫はずっと頭が上がらなかった らしいそういったコンプレックスから義兄 が私に構うと腹を立てるのだだからと言っ て無実の罪を私に着せていいわけではない し自分の落ち度を認めないというのも褒め られた態度ではない実際様子を伺っている 親戚たちの反応も冷たいものだ夫婦だと いうのに妻に向かって何という事だ人の ことをとやかく言う前に自分がやるべき ことがあるだろうに先行すら立てずに自己 弁護ばかりする なんてしかし夫は周囲の様子を気にして いるようには見えないむしろ胸を張って 堂々としているくらいだ義兄もそんな夫の 態度を見てますます眉間にしを寄せている 義のを知った際の同様はどこへ行って しまったのだろうか義理の繋がりである私 でさえ胸が引き裂かれそうなほどに悲しん でいるというのにいやきっと夫はそういう 人間なのだろうもう彼にはこの煩わしい 状況をどう打破するかしか頭にないのだ 分かっていたことではないかだからこそ私 は復讐を決意したのだから本当に自分は何 も悪くないと思っているのか清みさんに 全ての日があるなんてそんなの現実的じゃ ないだろう少なくともスマホを見れば着信 履歴が残っているはずだああ確かに電話は もらったさでも大した内容じゃなかったん だどこにでもある世間話の延長戦さだから 俺もすぐ切ったんだ世間話よりは談の方が 大だろどうやら高頭でのやり取りだけでは 所詮言った言わないの水かけ論で夫を 追い詰める決定的な証拠にはならない らしい夫自身も理解しているのか私に何を 言われても問題ないと高をくっているよう だそれならその大前提をまずは崩して あげよう私はスマホを取り出し録音アプリ の再生ボタンを押した 大変なことが起きたのよどうしても伝え たくて電話したの高幸実はねそこまで誰が 喋っていいって言った役立たずの嫁と大事 な相談相手どっちが大事か言わなくても 分かるよな空気 読めよ私と夫の電話内容が部屋中に響き 渡りありは一気に然となる義の顔が険しく なりも再び顔色を変えたやっぱり高幸が嘘 をついていたんじゃないかどう考えても 清みさんはお前に親父のことを伝えようと していたしそれをお前自身が遮っていた ようにしか聞こえないぞこれはその星音声 だよ俺たちは夫婦なんだから清みが俺の声 を使って偽のセリフを作るなんて簡単だろ だって考えてみろよ普通こんなタイミング よく録音なんてとっさにできるか あらかじめ準備しないとこんなに綺麗に 取れるもんじゃないぞそれは確かにと親戚 たちも戸惑ったように顔を 見合わせるこの言分は間違っていない私 だって少し前までは会話を録音するなんて 考えたこともなかったでも今は色々と状況 が異なるのだ私は録音していた理由を素直 に明かすことにした実は高幸さんは前々 から思い通りに行かないことがあると感情 的になる傾向があったんです最初はこちら の意見も聞いてくれていたんですけど だんだんとへそを曲げる機会が増えていき ましたちょっとでも注意するとヘリを言う か口も聞かずに出ていってしまうように なって時には怒鳴られて手をあげられそう になったこともあるんです私は自分の身を 守るため大事な会話は録音することを決め ました過去のことを話すと不に当時の 恐ろしさも蘇ってきて意図せず涙が滲む 親戚の女性が心配そうな顔で私の背中を 撫でて くれるその気持ちの温かさにまた新たな涙 がこみ上げてきた は目に見えて顔を歪めると盛大に舌打ちを して 吐き捨てる本当に鬱陶しいやつだな夫婦の 会話を録音するとか行かれてる プライバシーの侵害だぞふざけるなやしい ことを隠蔽するための理由にプライバシー を振りかざすんじゃないどう考えたって 自業持続だろそれにこれで清みさんの潔白 は証明されたもうこれ以上の言い逃れは 許さない今度こそ自分のしでかしたことを 謝罪してもらうぞここにいる親戚にそして 清美さんにもだ義兄の正義感溢れる発言に 親戚たちも大きく首を立てに 振るしかし夫はさらに顔をしかめて手近に あった椅子を思いっきり蹴飛ばした俺の 言ったことが嘘だったからなんだって言う んだ俺と清みは夫婦なんだ夫が妻のことを どう扱おうと俺の勝手だろというか確かに 俺は清みの話を聞かなかったがそれは日頃 からこいつが大した話をしないからだ今回 も中身のない話だろうと思ったんだその 結果俺は親父の不法を知らず葬式に出られ なかった仕方ないだろうそれにもし知って いたとしても大事な談だったから葬式には 出られなかったさその場にいた全員が あんぐりと口を開けたまま 固まるやはり夫に正論を唱えても無駄なの だまともな感覚の持ち主なら妻に意も簡単 に暴言を吐いたりしないし感情のままに手 を上げようとしたりもしない改めて夫は 最低なんだなと結論付けることができただ からどんどん追い詰めていくとしよう仕事 を縦にすれば何でも通用するという 思い込みをそろそろ打ち砕かなければなら ない高幸に1つ確認したいんだけど本当に お父さんの葬式に出られないほど大事な 相談だったの他ならぬジップなのよ昔なら ともかく今は上の人にきちんと話せば情を 組んでお休みをもらえるものじゃ ない清みは何も分かってないなこれだから 専業主婦は視野が狭いと言わざらを得ない んだいいか今回の相談は会社の将来を 決めるほど大事なものだったんだぞそんな 重要な局面をこの俺が任されたんだだから 期待に答えるのは当然だろうたえ親戚の 不幸があったとても俺にはこの仕事を水 する義務があったんだ俺は自分の選択を 後悔してはいないむしろ誇りに思っている よ夫は後ろにひっくり返ってしまいそうな ほどふんぞり返って自慢げに説明して みせる親戚たちはゴミでも見るような目で 耳を傾けているが私は笑顔で話を聞いてい たなぜなら内心をおかしくて仕方ないから だこうもこちらの思惑通りに動いてくれる とは国経さを通り越して感謝の念まで湧い てきそうだ腹筋を働かせてこらえていたが そろそろ限界が近いここらでネタ晴らし することに しよう私は鞄から分厚い封筒を取り出した 中にはたくさんの写真が入っているそれら をを1枚ずつ丁寧にテーブルに並べてみせ た何事かと覗きに来た親戚の1人が写真を 見た瞬間えと声を裏返ら せるそれに興味をそられ次々と皆テーブル 周りに集まってきたそしてへという声が 重なり合う皆さん何をそんなに驚いて ああが若い女性と腕を組んでるお前これ誰 なんだどっからどう見ても浮気の証拠写真 じゃないかいやちょっと待ってなんで こんなものがあるんだじゃなくて誤解だよ 俺は清みと結婚してるんだぞ浮気なんて するはずないじゃないかふざけるなじゃあ この数々の写真は何なんだ繁華街のホテル から出てきた写真もあるしこのマンション はの女性の住かわざわざ2人でゴミ出しに 行ってる姿が映ってるぞこれでもまだ 言い訳するってお前は人間失格だこの野郎 今度は義兄が夫に飛びかかるとしたので 慌てて親戚たちが止に入る義兄はすっかり 怒りのスイッチが入ってしまったようで顔 を真っ赤にして高速を振りとこうとする 義兄の方が体格がいいので夫はす怯えて しまったようだ私の方を見てなりふり構わ ず叫び声をあげた清み俺を助けろお前の 写真のせいでこうなったんだ責任とって 兄さんを止めろ後でどうなるか分かってん だろうな焦っているせいで恋が小学生の ようになっているがこの後に及んでまだ私 に暴言を吐くなんて心底根性が腐っている 私は笑顔で親戚の皆さんに更新所の調査 結果の続きを教えてあげたちなみに今回の 出張というのも嘘で実際は写真の相手と 浮気旅行に行っていましたつまり高幸さん は浮気に夢中でお父さんの葬式に出られ なかったん です部屋の温度が数土下がったような気が する暴れていた義兄も動きを止め義兄を 抑えつけていた親戚たちも手を解き皆一斉 に夫を睨みつけていたさすがの夫も顔を 青くして肩をふわせている私は畳みかける ように今回の浮気に気づいた経緯を説明し た高幸さんは半年ほど前から怪しい行動が 見られるようになりました急な出張や休日 出勤が増えたんですそれに家の中でも片時 もスマホを話さなくなって以前はテレビや ゲームの時間が長かったんですが最近は いつもそわそわとしてスマホをいじる時間 が楽しくて仕方ないという様子でしたそれ だけではありませんスーツからは女性もの 甘ったるい香水の匂いが漂ってくるし私と は言ったことのない高級レストランや ホテルの領収書が見つかったんですもう歌 ない方が不自然だというような状況でした 違うただの清みの勘違いだ思い出せ俺は 営業課長なんだぞいろんな付き合いがある し接待なんかも少なくない女性がたくさん 相手をしてくれる店にも行ったことがある さでも仕方ないだろ大事な取引先との 付き合いなんだそれでお前の気分を返した のなら謝るだからこの状況をなんとかしろ まだ私に命令ができるって心に余裕がある ようねでも安心してこの話はもっと たくさんの続きがあるのあなたの気持ち 綺麗に叩き潰してあげるわ ね私が今日1番の笑顔を見せると再び夫が 牙を向こうとしたが義兄が後ろから夫の口 を塞いだ夫はもぐぐとくもった声しか出せ ず悔しそうな顔をしている義兄はどうぞ 続きよと言んばかりに大きく首を立てに 振った私も感謝の意を込めてゆっくりと 頷くご本人もおっしゃいましたが私も高幸 さんの役職上不自然ではないと信じたかっ たんですでも状況が状況だけに疑念を 捨てることはできませんでしただから 確かめることにしたんですある晩高幸さん が寝ている時にスマホにメッセージが届き ました通知から垣間見えるだけでもいかに も若い女の子らしい文面で私は高幸さんの 指を拝借してスマホのロックを指紋認証で 解除しました結果やっぱり黒だったん です再び親戚たちのの鋭い視線が夫を貫く 義兄はもう夫の口から手を離していたこれ 以上抑えつける必要もないと思ったの だろう実際夫は何も言わず周りの目を避け て速歩を向くだけだせっかく高幸さんと 夫婦になって皆様の前で愛を誓い合ったん ですものどんなにわがままを言われること があってもこれまでずっと耐えてまりまし たでも浮気だけは許せませんとはいえ中途 半端に問い詰めたところで白を切られる だけ彼は営業課長口が立ちますからだから 大の場でやり込めようと思ったんです絶対 に反論できないようこうして更新所に調査 を依頼して決定的な証拠も手に入れた上で 私は夫の目を正面から見たいつも感情的に 怒られるのが怖くて夫の目を見るのを避け ていた夫もそんな私の恐れに気づいている からこそ今まで好き勝手に振る舞ってきた のだろう私は侮られていたのだだから今夫 は驚いている夫から目をそらさない私を見 て夫に初めて歯向かう私を見て目を丸くし ているのだ私の気前とした態度はついに夫 を焦らせたいやそれはいつも言い訳をして ばかりの夫が言葉をつまらせているその 様子を見て義兄も親戚たちも夫が私の話を 肯定したと捉えたようだ口口に避難し始め た昔から周りに甘えてばかりで困った奴だ とは思っていたがここまで人手なしだとは 思わなかったぞそうよ親の葬式の最中に 浮気旅行だなんて聞いたことないわ前代 見物の恥だどう責任を取るつもりなんだ夫 は周囲に責められている間も俯いたまま だまりを貫いているようやく観念したの だろうか思ったより早く認めた方だなと肩 の力を抜くしかし次の瞬間夫は突然大笑い を始めた部屋中にゲラゲラと品のない 笑い声が響き渡る口口に夫を避難していた 親戚たちもその不気味な言動に思わず 静まり返った ああどいつもこいつも浮気だ責任だって うるせえんだ もうお前ら俺の母ちゃんかもううんざりな んだよ今の何にも面白みのない生活によう 毎日毎日ちゃんと白だなんだってこんなに 口うるさい女と結婚するんじゃなかった今 付き合っているユアの方がよっぽど素直で 可愛げがあれ何しろ若いもうこれに尽きる だろやっぱ豊島はダメなんだよ清みと別れ たらすぐにでも再婚するつもりだ俺の人生 はここから再スタートを切るんだよ夫は目 をキラキラと輝かせてどこか遠いところを 見つめているまるで今目の前に広がる現実 は何も見えていないかのようだ夫の不気味 な微笑みを見て親戚一同は自然と後ずさっ た誰も何の反応も返していないのに夫は 周囲と会話が成立しているかのように話し 続ける大体さ俺も兄さんも両方親父の会社 に入ったってのに片方が時期社長でもう 片方はしがない営業課長って差がありすぎ ないそりは兄さんの方が年上だから社長の 座は譲るとしても 俺にも役員の席を用意するとかさ親父も もっと気を聞かせてくれたっていいだろ俺 っていう人間に見合ったチと報酬を与えて ほしい よあまりに独りよがりな不満の独白に親戚 たちの顔に苛立ちが 浮かぶ義父は仕事の面でも人柄の面でも とてもよくできた人だった配偶者という 立場の私にもよくしてくれたし経営者とし てもとても優秀だったと聞いているだから 親戚たちにもとても慕われていたのだそれ なのに実の息子である夫が亡くなった義父 を忍ぶどころか文句をつつけるなんて許し がかった だろう特に1番腹立たしさを荒にしたのは 義兄だったまるで親父が考えなしみたいな 言い方だな 逆だろお前はあまり仕事が得意じゃない から他の会社に就職するのは難しいだろ うってだから元々あった営業部隊を営業 一家として新人や余った人材を寄せ集めた 営業2科を立ち上げてまでお前に課長と いう立場を与えたんじゃないかそれなのに お前はそんな親父の思いを何も知らずに 悪く言うんだな いそこまで言うなら会社にも実家にも来 なくていい親の葬儀より女を優先するよう なやつとは家族の縁を 切るはあとってつけたような理由を 吐き出しやがってまるで俺だけは親父の ことを分かってたみたいなセリフだなけも まあいいお前に言われるまでもねさっさと 出て行ってやるさその方が兄さんと清みに とってもいいんだろうし俺と清みさんどう いう意味だどうせお前らも浮気してたん だろうだから俺を差しおいて2人で仲良く してるんだ夫は目を細めてにやりと いやらしい笑を 浮かべる思わず全身の血が沸騰するのでは ないかというくらい激しい怒りが体中を 駆け巡る義兄にコンプレックスを持って いるとはいえまさかそこまで脱水するとは 思わなかった義兄に恥を欠かせられるなら 人としての良識までも捨ててしまえるの だろうかまして自分も浮気している身だと いうのに私のノりにこれまでの出来事が相 とのごとく蘇ってきた義父がに倒れたのは 3年前のことだ義兄は独身すでに義母も なくなっていたので鬼実家には他に女手が なかったそこで私が仕事を辞めて介護を することになった私は義父が亡くなるその 時まで懸命に介護をしていたもちろん私 1人で介護と格闘していたわけではない 義兄は会社の食ににあって忙しく介護その ものの手伝いはほとんどできなかったが 会うたびに感謝の言葉をくれた介護のため に仕事を辞めさせてしまったからと代わり に十分な報酬を出してくれたほどだお 金目当てに介護を始めたわけではないが 気持ちだけで続けられるほど介護は甘く ないだからしっかりと感謝を形にしてくれ た義兄には私の方こそ感謝の気持ちで いっぱいだった私は過去の階層から 抜け出し目の前の現実を 見つめる私と義兄が浮気していると勝手に 決めつけた夫それは嫉妬なんかではなく 単純に私たちを困らせるためだ不思議な 気持ちだった夫の浮気を知った時には 激しい怒りが湧いてきたのに夫に浮を疑わ れた今は悲しい気持ちしか湧いてこない おい何だんまり決め込んでるんだよ自分 たちの秘密をばらされて恥ずかしいってか なんとか言えよこの恥散らず私は言葉を 返す代わりに深深とため息をついた思えば 夫は義父が倒れても無関心だったどころか 介護のせいで家事がおろさになったと不満 を口にしたものだ当然口喧嘩が増えて しまったその結果最近では夫婦の会話すら なくなっているだから私たちに子供はでき なかったなおも口を閉ざしていると夫は しびれを切らしたように 吐き捨てる もえ沈黙は皇帝の証だお互い浮気してたん だからはなしにするそっちも請求してくる なよそれと家族として縁を切っても遺産は しっかりもらうからな曖昧にするな よそのまま先行も立てずに嵐のように出て いってしまったしかし私に焦りは無人も ない繰り返すようだが私は夫のやったこと を全て知っているのだから 1週間後私は自宅で午後のTタイムを 楽しんでいた駅前に新しくできた洋画視点 のクッキーを放っていると不にスマホが 鳴り響く画面には夫の名前が表示されてい た無視して紅茶の続きを飲むどんな用事か は分かって いるすぐに出て彼を喜ばせる必要もない だろう紅茶を2杯もお代わりしてスマホの 着信履歴がびっしりと夫の名前で埋めれた 後ようやく私は通話ボタンを押した清み やっと出たかお前なんで自宅にいないんだ よせっかく矢が帰ってきてやったのに 出迎えも何もないじゃないかあのねあなた が自分から私とは離婚する言ったんじゃ ないどうして家族で亡くなるのにあなたの 家に住み続けないといけないのよ実は夫が 疑実家を飛び出していった後私は自宅に 戻ってすぐに荷造りをして引っ越しを完了 させていたのだ今は単身者用のマンション を借りて誰に当たり散らされることもなく 平穏な日々を満喫しているなんで俺に黙っ てなんかするんだよそういうのは共通の 持ち物とかもあるだろうし普通一緒に住ん でる人間に相談するのが先だろだって早く あなたと縁を切りたかったんだもの一緒に 使っていた家電なんかは全部置いていった でしょ私が持ち出したのは完全に私の私物 と言えるものだけよだから特に揉めるよう なことはしてないはずだけど私ねもう高幸 とは顔を合わせたくないの誰だって トラブルに巻き込まれるのは嫌 でしょトラブルってお前俺に何があったか 知ってるのか当然よ私はあなたへの復讐を 望んでいたんだものあなたがちゃんと不幸 になったかどうかきちんと確かめなきゃね 夫は出ていく直前に遺産について触れてい た遺産というのは基本的に配偶者とその 子供たちに分けられるものだ規模はすでに なくなっているから今回の場合義父の遺産 は義兄と夫で半分ずつに分けることになる けれどそれは他にイレギュラーがなければ の話だ今回はそれがあったというも義父が 遺言を残していたのだ遺言には主に3つの ことが書かれていた1つ目は義父なき後 会社を継ぐ義兄と介護をやり続けた私に 対する感謝の言葉誠実な義父らしい内容だ 2つ目は疑実家やお墓のこと親戚付き合い など今後のことをよろしく頼むという私と 義兄への依頼の 言葉3つ目は1番夫が気にかけていた遺産 の話であるなんと遺産のほとんどを私と 義兄の2人に相続させると書かれていたの だありえないだろなんで他人のお前が遺産 をもらって俺にはないんだよ最初からこれ を狙って介護に愛しんでたんだろ俺のこと をほったらかしてなんてひどい女なんだ何 言ってるのよあなただって遺産はゼロでは なかったでしょうだって移流分があるもの ただ実際にもらえるお金はなかったって いうだけだって当然よね課長という地位に ありながら6に職務を果たせなかったんだ ものそれどころか会社のお金を使ってユア さんと遊び歩いてたんでしょ それじゃあその分を移流分と相殺されるの も仕方ないわむしろ訴えられなくてよかっ たわ ねなんでそんなに詳しいんだよ会社で俺が 何してたかなんてお前じゃ知りよもない だろあなたのお兄さん ひゆさんが調べ尽くしたからよだって 私たちまだ離婚は成立してない でしょさっぱり別れられるようにいかに あなたが最低なことをやっていたか教えて くれたのよひゆさんはあなたと違って 優しいし頼りになる人だから私はわざと夫 のコンプレックスを煽るような言い方を する案の定夫はやっぱり2人はできてるん だろと悪をついてくる彼はまだ自分の立場 が分かっていない らしいもう他人のことを気にかけている 場合ではないのだ私に電話してきた時点で 夫の人生は積んでいるそのことを思い知ら せるべく夫の修文を1つ残らず私の口から 説明してやることに他にも色々知っている のよあなた息よよと疑実家を出た後浮気 相手のゆさんに会いに行ったらマンション は抜けの殻だったんですってね彼女会社も 辞めてたんだとか対応が素早いわよねこれ までは仕事ができないって言っても社長の 次男課長というチも与えられていたのに それが全部パーになってしまったから きっぱりと縁を切るなんてイギいい子だわ うわやめろ俺は捨てられてなんか ないまだ夢を見てるの課長と侵入社員と いう関係を利用して嫌がらせを受けてたん ですって弁護士を通じて訴えられたのに ぐあ言う なついに夫は電話越しに大声で泣き始めた 鼻をすする音を立てながらすがるように声 を振り絞る 仕事はやめることになるし遺産は入ってこ ないし愛し合った相手からは裏切られて 慰謝料吹っかけられるし俺今ボロボロなん だ困ってるん だ清み俺たち夫婦だろう助けてくれ よ呆れ たまるで今まで私にしてきたことを丸ご 忘れたかのような言い分ね 本当に身勝手な 人昔はそんな姿を支えてあげたいと思った こともあるわよ夫婦になろうと思うくらい だものでももう無理弘幸さんから弁護士を 紹介してもらったから今すぐ離婚手続きを 進めるわねそれと私も慰謝料を請求する から覚悟して そな待ってくれ俺を見捨て夫のセリフを 最後まで聞くことなく私は通話終了ボタン を押したもう夫と直接関わることもない だろうすっと肩が軽くなったような気がし たその後離婚は無事 成立仕事の代わりに新たに借金を背負う こととなった元夫は恥も外分もなく 親戚やかつての部下にまで昼夜を問わず 連絡必死になって助けを求めたらしいが誰 1人として応じるものはいなかった皆口を 揃えて地業自得だろうと言い切ったと いう元夫が所有していた自宅は借金の方と なり帰る家すらなくなってしまったカ アパートにつり改めて職探しをするもろな 資格も経験もないためうまくいっていない ようだ派手に着飾っていたかつてのおかげ はなく今は日雇いの仕事で借金を返し ながらギリギリの生活をしている らしい一方私は就職して順調に新しい生活 を送っている義兄がかつて働いていた業界 の中で最就職先を紹介してくれたのだこれ まで私は誰かのために必死だったそれが 悪いことだとは思わないでももう少し自分 を大切にしていきたい今度は自分のために 人生を送っていきたい今はそう思っている

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