岡田将生主演のドラマ「昭和元禄落語心中」(毎週金曜夜10:00-10:45、NHK総合)第4話「破門」が11月2日に放送され、兄弟弟子・有楽亭菊比古(岡田)と助六(山崎育三郎)が交わした約束がファンの心をとらえている。(以下、ネタバレがあります)「昭和元禄落語心中」は、雲田はるこの同名漫画を原作としたヒューマンミステリー。昭和の落語界を舞台に、主人公の八代目有楽亭八雲(=前座名・菊比古、岡田)をはじめ、芸の世界に身を投じた人々の生きざまを描く。原作のほか、アニメ版のファンも多い。第4回では昭和29年、二ツ目として経験を積んだ菊比古と助六が真打昇進を目指し切磋琢磨する姿が描かれた。■ 助六の“頭ワシャワシャ”も効き目なく…師匠の言いつけ通り、惚れた女・みよ吉(大政絢)との別れを選んだ菊比古。一方の助六は、型破りな芸風でテレビやラジオで人気、寄席でも大受け。だが、しきたりを軽んじる姿勢が上層部に煙たがられ、入門から苦楽を共にした菊比古との溝も少しずつ広がっていた。そんな中、注目を集めたのは2人が最後に酒を酌み交わした祭りの夜のエピソード。「とにかく独りになりたい」という菊比古に「俺も邪魔か」とずばり聞く助六。菊比古は「お前さんといると何でも楽しい」「でもそれじゃ、てめえの落語と向き合えない」と苦しい胸の内を明かした。やりとりに、2人の絆の強さがにじむ。助六は、思いつめた菊比古の頭を「よーしよしよしよし」とワシャワシャ!だが、それでもその手を振り払った菊比古。その気持ちを察し、助六は「もう一緒にいる必要もねぇな。ここらでお開きだ」と“別れ”を受け入れた。そして、「2人で落語が生き延びていく道をつくる。そいだけは約束しようぜ」と、なかば強引に菊比古の手をとって指切りを交わしたのだった。■ “別々の道”を選んだ菊比古と助六2人が“いつも一緒の兄弟弟子”を卒業し、別々の道を歩き出したこのシーンに視聴者からは感動の声が続出!SNSなどでは「落語が好きだからこそ離れる菊比古と助六に涙」「助六の頭ワシャワシャが切ない」「男の友情だな」といった声が上がり、2人の笑顔での指切りシーンには「キターーー!」「菊比古と助六の指切り尊い‼」「キュンキュンした!」などの興奮の声も。その後、助六が師匠に破門を言い渡される展開に「菊さんがいればとりなしてくれたかもしれない…」といった声も上がった。「俺は今な、とにかくウケる噺がしてぇんだ」「そのためには、客に合わせていつも俺が変わんなくちゃいけねえんだよ」という助六に、「そんなのはおかしい。そんなのはもう落語とは言わねぇだろ」と伝統を重んじる菊比古。2人はお互いを認めつつ、落語の未来のためにそれぞれの道を歩き出した。「俺たちはやり方は違うかもしれねぇけど、落語が好きでその道を選んだっていう根っこはずっと変わんねぇぞ?」と語った助六。だが、破門のショックが彼を変えてしまう…。そして、11月9日放送の第5話「決別」は、その1年後から語り起こされる。真打昇進後、めきめきと人気を上げていった菊比古。一方で、破門された助六は落語界に居場所を失い、みよ吉と共にぷっつりと消息を聞かなくなる。さらに数年後、菊比古は師匠である七代目八雲から、七代目と助六との間の、ある秘密を知ることになる。(ザテレビジョン)https://news.walkerplus.com/article/168174/

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