実は通ったことがない東大生も…赤門が耐震性能不足で閉鎖中「やるせない気持ち」3年後の開門目指す

4日の「ソレってどうなの?」のテーマは「“東大のシンボル”赤門閉鎖」です。

東京大学のシンボル・赤門。
「ここをくぐりたい!」と受験生の目標になってきたわけですが、実はこの赤門、3年前から開かずの門になっているんです。

つまり、現役の多くの学生は、東大の入試に通ったのにこの赤門を通ったことがないということなんです。

実際に青井実キャスターが現場に行ってみると、赤門は閉鎖され、「立入禁止」と書かれた紙が貼られた柵が設置されて近づけないようになっていました。

学生たちはこれについてどう思っているのか、聞いてみました。

青井実キャスター:
赤門って通ったことあります?
大学院生:
僕は大学院から東大に入ったので赤門が開いているところをまだ一度も見たことがないです。
青井実キャスター:
赤門は東大生にとってどういう存在?
大学院生:
マスコットというか象徴みたいなもの。
青井実キャスター:
(赤門)通りたいですか?
大学院生:
1回開いているところはせめて見てみたい。

別の学生にも話を聞いてみました。

青井実キャスター:
赤門って通ったことあります?
大学院生:
実はコロナが大学院入学のタイミングなので、実はまだ開いているの見たことない。
青井実キャスター:
写真撮ったり、通りたいなとかは?
大学院生:
最近はその欲求もなくなってきた。
青井実キャスター:
せっかく東大だから通りたいなとかは?
大学院生:
一応見に行きました。でもやるせない気持ちに…。

高校時代に前で写真を撮った学生もいたり、思いは複雑なようでした。

東大のキャンパスがある場所は、江戸時代、加賀百万石・前田家の江戸屋敷でした。
正式名称は、旧加賀屋敷御守殿門と言い、今から約200年前の1827年に建てられました。

その後、明治維新を経て、1877年に東京大学が創設されても取り壊されず関東大震災や戦時中の空襲も免れました。

1931年には国宝に指定され、現在は国の重要文化財となっています。

では、なぜ開かずの門になってしまったのでしょうか。

理由は、専門家が赤門の屋根瓦の構造や耐震性能を調査したところ、大きな地震や強風で倒れる可能性があったためです。

この赤門の閉鎖ですが、耐震性の確保が確認できるまで行われ、東大は創設150周年となる3年後の開門を目指しているということです。

その東大ですが、赤門閉鎖以上に気になることがあるんです。

それが、授業料の値上げ。

2025年度の入学者から年間授業料が約11万円値上げされることがニュースになりました。
この値上げは20年ぶりということで、授業料は年間64万2960円になります。

在学生の授業料は据え置きのため、現在通っている学生には影響はありませんが、それでも反対運動が起きました。

学生に話を聞くと、「値上げされてしまうと困る人は確実にいる。対話の機会があったのは、総長と学生何人かを招待して対話をする会が開かれた。それ以降、説明がなく、あったとしても知れ渡っていなかったのは信用問題」といった声が聞かれました。

値上げにより、教育環境の改善を進めるとしている東大。
授業料免除の対象も世帯年収400万円以下から600万円以下と広げ、900万円以下の家庭も状況に応じて一部免除とします。

FNNプライムオンライン
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