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今回はタツノコプロの人気作品「タイムボカンシリーズ」の第6作「逆転イッパツマン（Ippatsuman）」の解説です。
「ヤッターマン」を始めとして、「タイムボカン」など人気の高いシリーズの6作目で、変身ヒーローの主人公といつもの三人組がロボットを使い戦う、シリーズらしい勧善懲悪型のストーリーですが、さすがに6作目となると定番的な流れにマンネリ感が生まれ、それを打開するためシリーズ初となる試みなど多くのテコ入れがされ、それを功をなしたのか、放送予定が延長される程の高い人気を博した作品^^
コミカルさが中心のストーリーの中にシリアスさを加え、新たなテイストをみせながら、シリーズらしさも強く感じさせたり、それに伴い主人公の年齢が高めになり前面に出るのではなくサポート要員からの途中で現れる構図や、敵の3人組以外にもキレ者な敵が暗躍してたり、酷い扱いを受けてもボスに忠実だった三人組が、職務を放棄して反抗したり…
何より印象的だったのがタイトル「シリーズ初! 悪が勝つ」とある通り、ヒーローが敗北するといった前代未聞な展開が描かれ、大きな驚きを呼んだと共に、更に驚きの流れが続くなど、シリーズらしさの中に大きな裏切りを組み込み印象深いシリーズに仕上がったと言える作品！
タイムトラベルをテーマにしてるため、テイストが近い「タイムパトロール隊オタスケマン」がゲスト出演したり、超能力やアンドロイドに宇宙人などロボット以外のSFらしさも垣間見れ、当時のオカルトブームの流れも汲んでる感も感じられ、今見ると時代感や繰り返しの展開など古さを感じるところもありますが、今見ても味わい深さやちょっとしたひねりも散見出来、当時の作品の中でも見ごたえが高く、オススメな作品ですΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
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00:00 オープニング
01:12 タイムトラベルをテーマにした世界観
05:23 あらすじ
07:33 野球ネタがいろいろ
08:29 マンネリ打開のための様々な試作
12:54 作品を彩るクセの強いキャラ達
28:24 シリーズらしさを感じさせるさすがの声優陣
32:46 当時のタツノコプロらしい力の入った制作陣
36:22 シリーズらしいこだわりのメカニック
39:55 耳に残る愉快な音楽
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