『ラウンズ第五席』フェンリルに圧倒される
アレクシアとクレアを救ったのは、1本の万年筆だった。
動揺するクレアとアレクシア。
そこに現れたのは
魔剣士学園の男子生徒スズーキ。
両手に構えた万年筆で
フェンリルと互角に渡りあうスズーキだが
クラスメイトを庇ったことで重傷を負ってしまう。
誰もがスズーキの最期を覚悟した
その時
黒いスライムがスズーキを覆い隠す。
そして、あの男がついに姿を現す。
シャドウ
剣鬼と狂人
二人の達人による芸術のような攻防が始まった。
シャドウを認めたフェンリルは最強奥義「空蝉の血牙」を放つが、シャドウに傷ひとつ付けることはできない。
対してシャドウはフェンリルの奥義を瞬時に学習し新たなアトミックを完成させた
その名は『空蝉のアトミック』
その瞬間
フェンリルは悟った。
己がいかに小さな存在であったかを。
シャドウは言った「頂はまだ見えぬ」
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