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今回は実写映画も公開され戦い人気を誇る、日本が抱える触れにくい問題に切り込んだ作品「沈黙の艦隊(The Silent Service)」の解説です。
日米で極秘裏に建造された新型原子力潜水艦「シーバット」、その乗員に選ばれた海上自衛隊の隊員達は事故を偽装し、全員戦死扱いとして、アメリカ第七艦隊に編入され、オブザーバー以外76名全て日本人で構成する、日本初の原潜として運用されるはずだった…
しかしその高いカリスマ性を持ち合わせた艦長を中心として、全ての部下達がアメリカに反旗を翻し、核兵器を盾にして世界最強とも称される米海軍を翻弄し、独立戦闘国家「やまと」として独立宣言を行い、日本との軍事同盟を提案し、日米に軋轢を生じさせる…
主人公のほれぼれするようなカリスマ性や激しく魅せる海戦、「日米安保」や「真の独立」、「核兵器の脅威」などの問題提起に踏み込んだ、骨太で社会派の架空戦記物に定評のある、かわぐちかいじ先生の代表作のアニメ化作品^^
その時代感や背景から日本とアメリカに焦点を当て、仮想の第三国を組み込ませ、軍事大国に小国が対等的な立ち位置を得る抑止力や、主人公が考える恒久的な世界平和に繋がる理念などが描かれる、その設定や内容などはフィクション性が強いものの、問題提起の部分には鋭い切り口を感じさせ、その設定を今の世界に当てはめると、環境的にそぐわなさもあるけど、今の日本を取り巻く周辺環境に当てはめると、むしろしっくりくるような、感慨深い作品ともいえ、実写劇場版の上映もあったこともあってか、当時より今の方がリアリティを感じられるともいえる作品!
アニメとしては、当初地上波の特別番組として予定されてたことや、OVAとしての展開が行われたのと、メカニックなどに定評のある、サンライズやバンダイビジュアルも関り、現実の兵器をモデルにしながら、細かく高いメカニックや、高いクオリティの作品に仕上がってるともいえ、作品上ほとんど女性が登場しない、男臭さもありますが、その分深みのある骨太さが感じられ、今こそ見る事で様々な事を感じられるともいえる名作ですΣ(・ω・ノ)ノ!

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00:00 オープニング
01:22 その舞台や時代背景など
02:41 あらすじ
08:35 当時の日本とアメリカの状況に切り込んだ⁈
11:05 核兵器と当時と現在の世界情勢の変化…
16:22 激しく魅せる海戦や政治的な側面
18:44 作品に見られる矛盾点⁈
19:52 作品を彩る渋くて個性的なキャラ達
32:58 渋くて実力の高い声優陣
36:16 かわぐちかいじ先生・サンライズ・高橋良輔監督
37:44 高い作画を描いた実力の高い制作陣
41:43 高いレベルのメカニックにこだわりの音楽

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