「無聲にして聲あり 聲塵刹の土に聞こゆ」 静寂な夜のひと時 5th March 2025 (履五爻)
「無聲にして聲あり 聲塵刹の土に聞こゆ」
映像内容 : 外界の音/蝋燭/揺らめき/無音/silent mantra/灯火/眠り誘う/明日へ
概要欄Blog「おまけのQ」 「【A:虎の尾を踏む】今手がけているプロジェクトの発表日は3月下旬で良いでしょうか?」
☰ 乾 × ☱ 兌 = 「履-Re-」
◆10 天泽履(てんたくり)
◆キーワード:礼儀、控えめ、柔順
◆卦辞: 履。履虎尾,不咥人,亨。
虎の尾を履む、人を咥わず。亨る。
◆象曰:上天下泽,履。君子以辨上下,定民志。
○上天 下沢は履なり。君子以て上下をわかち、民の志を定む。
上に天(乾)、下に沢(兌)が在るのが履りの形。
君子は、上に在るべき天が上に、下に在るべき沢が下に在る形を見習って、上下関係を正して、民の心向きを安定させる。
◆爻辞:五爻
夬履。貞厲。
○五爻。さだめて履む。貞なるも厲し。
○夬めて履む、貞なるもあやしとは、位正しく当ればなり。
志や政策が正しくても、独りがりに陥る危険がある。尊位に在って君德が足りないのである。
(占)
数年間続いた困苦が今に至ってようやく解け、青雲が開ける時。これまで困苦が続いたことを深く反省し、ますます恭しく、柔順であることを心がけ、調和と正しさを取り戻さなければならない。そうでなければ、今の地位を長く保つことはできない。
○願望を至誠の心で実現すれば、事を成し遂げられる。
○自分から求めていないのに、時が到来することがある。
○出処進退は吉運。昇進が実現する時である。
(占例)
ある会社の社長から、運命を占ってほしいと頼まれた。
そこで筮したところ、履の五爻を得た。
易斷は次のような判断であった。
履は、兌の少女が乾の父の後を付いて行く象(かたち)である。
アナタには学識があり、穏和な性格で人脈が広い。株主から推薦されて社長に就任し、大勢の従業員を率いて会社を統治するのは、当然のことである。
だが、アナタは社長の職権を振りかざして、従業員の諫言を聞き入れない所がある。
いくら優れた経営者でも背中に目は付いてない。独断で全てを決めるというやり方は、いつかは過失を招きかねない。
このことを「夬めて履ふむ。貞なるもあやし。剛健中正の天子【九五】は、応比なく臣下が帰服していない。天子の権勢と才德に頼り、独断で政治を行う。志や政策が正しくても、独り善がりに陥る危険がある」と云う。
ただし、アナタが社長の任に適さないというわけではない。
アナタが社長の任に適していることは、わたしは深く信じている。
易断のメッセージを警鐘と受け止めて対処すべきである。
その後、
果たして易占の通りになった。
〆高島嘉右衛門
「本日の学び」
昇進が実現する時を信じて、
下のものの意見を聞き、上の天(乾)についていくこと。
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