うちなーぐちぬなぐわらべー、ちゅきやみ?「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」アニメレビュー
ハサ皆さん、今日もアニメレビューの時間だよ。 催 沖縄って近いようで遠い。日本のようで日本じゃない雰囲気のある不思議な場所だよね。まあ、実際長い間沖縄はアメリカの当地下にありましたからね。 50 年くらい前にようやく日本に変換されたもんな。 そういう歴史があるから、その文化ってのもあるし、言葉もあるし、前は 1年に1 回くらい行ってたけど行く度に外国に行ってるような感覚になってたよ。 最近は言ってへんのか? コロナまでは仕事が沖縄で1年に1 回あったんだけどね。コロナでその仕事が切れちゃって。ああ、そういうの結構ありますよね。 交通費だけ出してくれれば旅行にもなるから行きたい仕事なんだけどね。 そういえば昔沖縄のアニメってなんかありましたよね。 配7 波葉って作品だね。この作品は10 年くらい前に沖縄県でのみ放送されて沖縄県でしか DVD を買えないっていうおちすぎることをやってたんだ。草。 なんでそんな縛りつけてやってたんや。 企画として見切り発射感があったんだよね。キャラも話も要素も詰め込みすぎた。 1期と2 期で見たって人もそんなにいないんじゃないかな。 知る人ぞ知る作品やな。 1期と2 期で声優が変わったり企画自体がちょっとあれな作品だったね。 成置アニメとか流行ってた時期に色々とやろうとしたんやろうな。 そんなわけで今日のレビューはこちら。沖縄で好きになった子が言すぎて辛すぎるだよ。 タイトルで全てが分かるタイプの作品やな。 この手のごち方言女子アニメっていうのは昔からチラホラあってさ、最近だと土産コギャルはならめとかあったんだ。 ああ、したっけしたっけ言ってたやつな。 土産コギャルはマラメコイの場合は東京から北海道に来たサラリーマンを北海道のキャバ嬢が接退してるようなアニメで方法言要素もおち要素も微妙だったんだよね。 ああのはがっつりやるからええよな。やがめちゃん観察日記とか。 やガメちゃん観察日記の場合は愛知名古屋を掘り下げに掘り下げまくっててお父アニメとはまさにこれみたいな作品だったんだ。この作品もどっちかといえばそれに近いんだ。 おお期待してええんか。 ただハードルが高いんだよ。名古屋弁とかはなんとなくニュアンスが通じる部分もあるし何を言ってるか分からないってことはないんだ。 ダメアみたいなの可愛いですよね。 でも沖縄の場合は違うんだ。字幕が必要なレベル な。なんやこれ。 アニメ市場初だと思う。 メインヒロインのセリフに定期的字幕がつく。 草。それくらい何言ってるのかわからないってことか。 主人公は内地から沖縄に引っ越してきたんだ。高校生な彼はとある女の子に出会って恋をするんだけど、恋をした女の子が何言ってるかわからない。 知名的すぎる。 沖縄弁庫と内縄口を使う彼女何を言ってるかわからないし。沖縄の文化も内地とは違いすぎる。沖縄県民は水着をないとかね。 機内洋服で泳ぐみたいだね。 衝撃の事実や。 そういうカルチャーショックを受ける主人公ではあるんだけど、主人公には通訳薬がいるんだ。 草。通訳薬がいるレベルなんかい。 ある種の異分化交流に近いものがあるんだよね。北海道や愛知ではこの異分化は味わえない。青森あたりまで行かないと逆に難しいかもしれない。 つるべは難易度高いですからね。 大好きなキャンヒなの言葉が分からなくても主人公にはひがさんがいるんだ。彼女はうち悪口を通訳してくれてるんだ。 優しいな。 彼女は主人公に恋してるんだ。 いわゆる三角関係が1 話の段階で気づかれてる。 おお。1 話から最終話までやってることは変わらないんだよ。沖縄弁内悪口を紹介しつつの様々な文化に触れる主人公を描きつラブコメも描かれてる作品なんだ。 それだけで作品が成立するのがすごいな。 うち直口のすごさもあるんだよね。流れるように早口だからこそ余計に分かりにくいんだ。例えばクルザムんなってのがある。 あかん。全然わからへん。 国食べるって意味だよ。 草。 そもそも沖縄以外で日常的に極刀食べるってことがないせいで余計にピンとこうへんな。 そういうネタが大量に詰め込まれてる作品なんだ。 なんかそれだとまんねりになりそうな感じはありますね。 それは否めないんだよね。しかもこの作品は 1話30分1 クールのアニメなんだよね。短いエピソードを 1 話の中に詰め込んで入るんだけど、それだけにまネり感ってのは感じやすくなってる。 そこが欠点といえば欠点か。 そういうマンネりを防ぐために新キャラを出したりするっていうのがこの手の作品の定番のやり方ではあるんだけど、この作品は茶番で出てきたキャラで 1クールずっとやってるんだ。 そ、それはそれで地味にすごいな。 それだけ沖縄ネタが豊富にありすぎるんだよ。ただ海に行くってだけで沖縄独特のビーチパーティーが開かれたりするし、肝試し 1 つにしたって沖縄だけの幽霊が出てきたりもする。 日常とか青春のでは定番のイベントですら沖縄要素全開なんやな。 それだけで1 クール話が成立しちゃってるのがすごいんだよね。確かに同じ沖縄ネタではあるし、まネりは感じるんだけど飽きるって感じにはならないんだ。 ネタが豊富すぎるんやな。 色々と紹介される沖縄文化だったり内悪口沖縄弁を解説されて思わずへえって唸りながら見ちゃう感じなんだ。 ちょっと気になってきたわ。 マンネり感をいい具合に薄れさせてくれるのがラブコメ要素なんだ。特に主人公に思いを寄せる日がカナはシンプルに可愛い。 褐色日焼明け女子ええよな。 主人公は彼女の思いに一切気づいてないどころか彼女の幼馴染みに思いを寄せちゃってるのに彼女自身はそれに気づいてない。 ああ、ええな。 まさに恋する乙女な彼女のラブコメ模様に思わずニヤニヤしちゃうし 1 クールで全然進展しないところも逆にいいんだよね。 進展しないんかい? 沖縄素を大量に紹介しつつ飽きそうなところで味変代わりにラブコメ要素が程よく出てくるからこそま真んねりにはなっても空には繋がらない。 絶妙なバランスでこの作品は作られてるんだ。 見た感じ作画も悪くないですよね。 制作がミルパンセってところで私は不安だったんだけどね。 ああ、ミルパンセさんはやらかしてましたからね。 雲ですが何かとかひどかったからで、元々そこまで作画のクオリティが高いわけじゃないし、そんなに作画数のあるアニメが得意なところじゃないんだ。 定級とかショートアニメ作ってたところやもんな。 うん。 元々そういう感じのが得意なのに、ここ数年は SF とかファンタジーとかアクションとか畑違いなアニメを作ってた印象がある。 それで雲ですが何かみたいになっちゃったんか。 ミルパンセの作品はほとんどミルパンセの板書き監督が手がけてるんだけど、その板書き監督らしさ、ミルパンセらしさがこの作品とすごく合ってたんだと思う。 お、なるほど。 ミルパンセが一昨年手掛けた異世界でシート能力を手にした俺は現実世界をも武装するとかやたら濃い作画で 2023年のアニメっていうよりは 2010 年くらいのちょっと懐かしさを感じる雰囲気があったんだ。 逆にそれがこの作品では生きてると そうなんだよね。光の演出とかどこかちょっと暗さを感じさせるところ色合いとか懐かしい感じがあるんだけどその雰囲気が沖縄の空気感にも致してる感じがあるんだ。 確かにちょっと独特やな。 作画枚数が多いわけじゃないし、ゴリゴリに動くってわけでもないんだ。でも演出面で遊びつつカメラワークで空気感を醸し出せつキャラの動きはアニメ的にコミカルに動かしてる。 [音楽] 低久のミルパンセが帰ってきた感じがあるな。 ファンタジーとかは得意じゃないんだよ。これこそがミルパンセ、これこそが板書き監督の良さなんだって感じられる作品に仕上がってる。特に OP なんかは作品の中で1 番動いてダンスしてるけどそこにもわらしさがあるんだ。 見ててシンプルに楽しい感じなんやな。 ラブコメ要素はあるけど、沖縄ネタがつきない限りは無限に 2期3期4 期とやっていける作品だと思う。 やとがめちゃん観察日記もショートアニメとはいえ 4期まで続いたもんな。 ミルパンセが手掛けたも9 期まで続いたし、1クール30 分の枠じゃなくても短編アニメとして2 期とか3 期とかやっていってもいいんじゃないかと思う作品なんだ。 毎年夏の時期とかにやってくれると季節的にもええかもしれへんな。 舞台になった沖縄自体もこの作品に対して協力的でこの作品が絡んだ農勢をやってたくらいなんだ。 おお、今時や。 アニメの放送自体も沖縄テレビ、琉球放送、琉球朝日放送と沖縄のテレビ局自体も積極的に盛り上げようとしてくれてるし、今後の展開のある可能性は高いんじゃないかな。 2期に期待したいところやな。 ではまた次回。 [音楽]
一言レビュー:近くて遠い、遠くて近い、それが沖縄
あらすじ
沖縄に転校した中村照秋(てーるー)は、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。これで夢の高校生活が始まる…!と思いきや、彼女の話すうちなーぐち(方言)がさっぱり理解できない!!
アニるっ!
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