みんなが老人をいじめる中、田舎から来た清掃員の女性だけが手を差し伸べた。まさかその優しさを社長が見ていて、彼女に恋をするなんて…！

みんなが老人をいじめる中、田舎から来た清掃員の女性だけが手を差し伸べた。まさかその優しさを社長が見ていて、彼女に恋をするなんて…！

何してるんだよ 薬を盛られたんだ 離して、助けて 安心して、責任を取る やめて おばあさん、孫娘はいつ帰るの？ おばあちゃん 早く拭いて 秋ちゃん 家で一緒にご飯食べる予定だった 結果待たせて半日も戻って来ないし、秋ちゃん何してたの？髪も服もボサボサじゃないか まさか 考えすぎ さっき雨降ってて、走ったら服が乱れただけだよ (どうせ野郎と遊んでたんでしょう、純粋なふりしないで) 秋ちゃん この家、雨降るとあちこち漏れて困るよ ねえ、聞いてよ 村の入口の許さん、どう？彼、3万の結婚祝い出すって やめてよ、元気なのに家でごろごろしてばかりだ 千々ちゃん 都会に出て働きたいんだ でもおばあちゃんが一人で心配で おばあちゃんのこと、少し面倒見てもらえないかな 本当に都会に行くつもりなの？ ちゃんと言っておくけどね 今、都会の人は田舎の人を馬鹿にしてる お金も学歴もないと行っても無駄だよ 千々ちゃん 毎月1000円 あげるからさ 千円 今の物価じゃあまり買えないね もっと稼いだら また送るよ 千千 仕方ないね 親友だから、仕方ないね 千千は本当にいい人だね、ありがとう 裴社長 人を探して、彼女に家の代々のペンダントをあげた 人を探す 未来の社長夫人を探してる 村の人は皆、街へ行くなら前で車に乗るって言うんだ 街の人はみんなこうして乗るんだ ちょっと、止めて 君は誰だ？ ちょっと中に入れて、ありがとね 行こうか 車が誰のか知ってる？乗って座って みんなが街に行くときはこうするって見てた、それで座れるんだ あなたたち 街に行く車じゃないですか？ 彼らはタクシーですよ、あなたは乗りましたか？ すみません、知りませんでした 今降ります どこ行くの？ (この人、なぜか懐かしい感じがする) ここだ うん 地元の人がここで求人してる 隣に座ってるのが誰か知ってる？あの人、雲鼎ホテルに行くんだよ。 ありがとう。 (この香り。) (彼女に似てる。) どこから来たの？ 私？ 私。 外では本当の身元を明かさない方がいいって言われてる。 道県から来ました。 (道県。) (道県と海県は遠く離れている) (彼女じゃない) 着いた ありがとう 人は見つかった？ まだ探してる 急いで探して はい リン・シャオチュウ メイ姐、はは、メイ姐 秋美ちゃん これは清掃やサービスの面接だけど 雲鼎ホテルはこの街で一番豪華な五つ星国際ホテルだから、しっかりやらないとね。分かった？ 梅さん、ここで働いたら給料は3000ありますか？ 3000どころじゃないよ。しっかりしていればね。 月に5000円なんて簡単だよ。 5000円稼げるの？ 将来はもっと増えるよ。 行こうか。 (田舎者。) (売られても気づかないんだね) 周マネージャー、この子がリン・シャオチューです 周マネージャー、こんにちは 服装はちょっとダサいけど、見た目はまあまあだね。名前は？何歳？ 面接するだけなのに、なんで触る必要があるの？ ここで働きたいのか？嫌なら出ていけ 周マネージャー さあさあさあさあ いやあ、田舎から来たばかりで 何もわかってないんです 純粋だね 周部長、ここはしっかり教育しないとね その通り、気に入ったよ おばあさん、大丈夫ですか？起こしますね 本当にここで働いてるんだ おばあさん、大丈夫ですか？ おばあちゃん、町ではお年寄りを簡単に助けちゃダメよ 注意しないと、あとで面倒になるよ 梅さんは本当に転んだのよ どこから来た田舎者だ？みかじめ料を取りに来たのか？警備員何してる 私は故意にやったわけじゃないです、泊まりに来ただけです。床が滑りやすくて、転んでしまったんです。 ここがどんな場所か見てみなさい。 その上着でそんな高級ホテルに泊まれると思うの？ 警備員、彼女を追い出して。 雲鼎ホテルはお客さんをこう扱うの？ あなたは心が優しい人ですね、覚えておきます。 気をつけてね。 彼女の言い方だと、まるで大富豪みたいね。大金持ちがそんな格好するの？ 豚の鼻にネギを刺す 見せ掛け 周マネージャー 周周マネージャー 訪ねてきた人は客ですからね 外見で判断しないで 君に話す権利あるのか 面接まだ通ってないんじゃないか ここでは私が決めるんだ ユンディンホテル あなたが決めるんだ あなたですか ペイ社長 ここではあなたが決めると言ったね ペイ社長 これ 誤解ですよ、社長ですから、もちろん決めるんです。 (彼がここのオーナーだったの？) (終わった…) (まさかオーナーを相乗りの人だと思ってたなんて。) (もうここで働けないかも。) (残念だ、5千の月給を逃すことになりそう。) ユンディンホテルは、すべてのお客様を一番に考えることを忘れずに。 お客様第一の原則で、来たお客様は誰でも区別してはいけません。 はい、はい。 さて、あなたは… よくやったね。 私たちの雲鼎ホテルにはあなたのような社員が必要なんだ。 彼女は応募しに来たんだ。 そう、入社手続きをやっておいて。 本当ですか、裴さん？頑張ります。期待を裏切らないようにします。 よくやったね。 すごいね、初日に裴さんの目に留まったんだ。 でもね、 技術も学歴もない。 清掃員として真面目に働いてくれ。 はい。 小秋、来て。入社手続きを案内するよ。 さあさあ、一緒に飲もう。 いいよ 小秋、チームにようこそ！ 小秋、乾杯しよう！ 今日の入社は周マネージャーのおかげだね 周マネージャーに感謝の一杯、行こうよ もう飲めない、梅姐さんもう無理です これからだよ もう一杯、ほんとに飲めないから梅姐さんどうぞ 頑張れば、月給五千なんてたいしたことないよ、いいこといっぱいだよ 小秋、最後の一杯よ、飲んだら姐が送ってくよ、いい子だから飲んで 最高だね あらまあ 周マネージャー 今夜はしっかり楽しみましょう 部屋は準備できてますか？ はい、すべて整ってます いつもの場所で 周マネージャー、準備は既にできてますよ どうぞ ありがとうございます、周マネージャー 小秋ちゃん、送っていくよ さあさあ 休ませてあげるよ お利口さんだね あら 肌がすごくツヤツヤで ぷるぷるだね あっあっ まだ私をいじめたいのか 裴さんのペンダントに情報が入りました 明日時間を調整して、早めに確認して人を探してください あなたなのね 助けて ペイペイ社長 夜勤時間、何してるんですか? 新人が厨房で酒を盗んでたところを私が捕まえたんです。ちょうど彼女を処分するつもりでした。 ペイ社長、大丈夫です。任せてください。 調べ終わったら、また報告します。 触らないで！ 暑い、暑い！ 暑い、暑い！ リン・シャオチュウ これは誰かに薬を盛られたんだ。 どうして解けないんだ？ (彼女なら) ぶっ飛ばすぞ 覚悟しろよ ペイ・ユンドン 人を探すのに夢中になっちゃって (でも彼女からする香りが) (その日の私を救った女性と) (似ているんだ) ホテルの医者を302号室に呼んで 周マネージャー 何を探してるの？ 一口噛まれたのはまぁいいとして そっとね、裴さんに見られちゃったよ 裴さん 裴さんにバレたら、やったこと 君も僕も終わりだよ どうしよう？ どうしよう？ あいつが余計なこと言ったら、クビにしちゃう いやいやいや 明日の朝 トイレ掃除させて おい、まさか私に逆らう気じゃないだろう。周マネージャー、落ち着いて、落ち着いて。 早く食べなさい。孫娘が私を呼んであなたのお世話をしてるんだよ。 (林小秋がくれたお金じゃ、新しい服を二着買うのも足りないわ。) (あら、林小秋の家にこんな宝物があるなんて。) あなたたちは誰？ (これは社長の家伝のペンダントよ。) (彼女が社長が探してた女性だ。) 若奥様。 社長の命令で、少々お迎えに来ました、少々奥様。 あなたなの？ さっき救ったばかりなのに、恩を仇で返すつもり？ 昨夜あなた 昨夜触れたかどうか 心の中でわかってるでしょ？ 昨夜、薬を盛られた。 医者を探させたんだ。 服は他の従業員が変えたんだ。 申し訳ない。 もう見飽きた？ もう十分 君の体つきは、村の男たちよりずっといいね すみません裴社長 周大俊のことは、きちんと調べてあなたに説明します 君はまだ見飽きてないね 触って確認までした (あの日は彼だった) (そのほくろ) 生まれつきなのか あれ、あざは見たことないな 君 君が おい 裴社長 社長夫人を迎えました 階下にいます すぐに降りて行く 社長夫人 奥さんがいるの？ 君には関係ないでしょ くそ男 一人の女性 どうして男より力強いのか 聞いたよ、社長夫人が外にいるらしい、見に行かなきゃ。 みんな彼に彼女がいないって言ってたのに、急に社長夫人が現れたなんて。 どこの令嬢だろう、裴社長と結婚できるなんて。 結婚したことない 結婚前に浮気 卑怯で恥知らず ダメだ、社長夫人に言わなきゃ。社長は根っからの大悪人だって。 彼なんかに一生を台無しにさせちゃダメだよ 裴社長は女性に興味がないと言ってたじゃない 裴社長は裴家の一人っ子だけど、結婚しないと裴家が大変なことになるよ。 見て、社長夫人が来たよ。 社長夫人、ようこそ。 (彼女はまた何してるの？) (芊芊。) (林小秋。) (林小秋。) (このイモっぽい子がどうしてここにいるの？) あなた。 ありがとう。 キスして キスして この社長は本当に最低だよ。まだ演技してるし。芊芊は私の親友だし、彼女をこんな状況に見逃せない。 秋ちゃん、何してるの？ 芊芊、あなた村にいるんじゃなかったの？どうして社長夫人に？ どうして社長夫人になれないの？ 世界中の女性がいるのに、裴社長はどうしても私を夫人に選んだのよ。 芊芊、言っておくけど、社長はそんなに良くないよ。彼は… 彼は私生活がだらしがないんだ。 ごめんね。 あなたが悲しむのはわかってる 何のことかと思ったら こんなことだなんてね そんなことで興奮して ここに呼び出すなんて 何を言ってるの？ 秋 あの金持ちで浮気しない人っている？ 金持ち遊ぶの好き？ それに君も都会に来て働いているのに まだ田舎の考えのままだなんて 彼を愛してるの？ もちろん彼を愛しているよ (ただ お金と社長夫人の地位の方がもっと好きだけどね) 秋 私の夢も知ってるでしょう いい男と結婚したいんだもの 親しい友達なら、セレブと結婚したことを祝って喜んでくれるべき もういい 私、上に行くわ 社長が待ってるし (センセン) (いい男を捕まえる力がないからって、恥をかきに来るなんて) (あの日の人とどうして) (何か違う感じ) (もしかして) ユ・センセン 海県に行ったのはプロジェクトを調査するためだったが、思いもよらず薬を盛られた。 だから、薬を盛られたの？ 玉佩は？ (まさか、本当に彼女？) ああ、これは裴家の伝統玉佩だ。 君を傷つけてしまった。 心配しないで、責任を取る。何でも言って。 (責任を取る？) (この玉佩は彼が林小秋に渡したものだ。) 小秋。 食事に行こうって話してたのに 待っても待っても帰ってこなかったじゃん アキちゃん、何してたの？髪も服もぐちゃぐちゃだよ まさかね、あっ 考えすぎだよ さっき雨降って走ってたら服が乱れただけだよ (嘘だね、見ればわかるよ、男と遊んでたんでしょう？偽善者ぶらないで) (その日、秋ちゃんと一緒だった男が、じつはペイ社長だなんてね) (だから、林秋があんなに興奮してたんだ、ペイ社長と寝たのは秋ちゃんだったんだ) (でも今は、それら全部、私のものになるのよ) あの日は私の初めてだった 田舎の人はみんな保守的だ もしあなたと結婚できないなら 生きていく意味がない いいよ 君を娶る あなたが最高だって知ってた (絶対裴社長に知られてはいけない あの日彼と寝たのは 林小秋だと) 小秋 小秋 さっきは少しきつい言い方したけど、気にしないでね。 そんなことないよ、私たちは子供の頃から一緒で、親友だから。ただ、裴元東はいい男じゃないって伝えたかったの。 秋ちゃん、あなたは彼を誤解してるかも。 彼は本当に私に優しいの。 海県に出張中プロジェクトの調査してたの。 私たち、一目惚れだったのよ。 もう、彼のものになっちゃったの。 彼ら二人、もうとっくに付き合っているのよ。 秋ちゃん、私たちは本当に最高の友達だよね。 あなたに私を祝福してもらいたいの。 (芊芊の選択だから、彼女の幸せのために、あの日のことは彼女に知られたくない。) 私たちは親友だから、もちろんあなたたちが幸せになるといい。 ありがとう。 (食べてね。) (悪い奴、一生懸命働くしかないね。) (生まれつき上流階級の夫人になれないなら、それは私のせいじゃないわ。) 少々お帰りです。 うん、下がってて。 (これがお金持ちの家か。) (でも、豪華さが足りないし、広さも不足してるね。) ここが私の住んでいる家だから、ここに泊まってね。 これだけなの？ 広い家はないのかしら？ 例えば、 ゴルフ場付きのような。 あるよ。 じゃあ、そこに引っ越そう。 見たことないから、一度見たいんだ。 ここは会社に近くて住み慣れてるから、満足しないなら、人に頼んで別の所に移ってもいいよ。 (それって別居ってことじゃない？ダメダメ、本当の社長夫人になるまでは彼と別れちゃいけない。) ただ言っただけだよ だって、君が暮らすところに決まってるからね で、 今夜私たちは (彼女の香りが) (どうしてあの日と全然違うの？) 今夜予定があるから、まず慣れておいて 何かあれば使用人に言えばいいよ、すべての要望を叶えてくれるから ねえ もう住み始めたし、僕も悪くない見た目だろう 彼を手に入れないなんて信じられないよ まさかと思ったよ 私もついに裕福な生活を送るんだね 林小秋、本当に馬鹿だ、早く追い出さなきゃ 私の計画を邪魔にする前に 社長、ご用件は何でしょうか ある人を調査してほしい 調査って、夫人ですか？ ホテルの人事マネージャー、周大俊を調査してほしい 昨日気づいたんだ 部下の女性社員に手を出しているみたいだね うちの会社には職場の裏ルールなんて絶対に許さないぞ 分かりました ああ 注意して、敵を驚かせないように お婆ちゃん、芊芊は町でお金持ちの奥さんになったから、これからは面倒見られないよ。 自分でしっかりしてね。 毎週帰ってくるからね。 秋ちゃん、お婆ちゃんは家でちゃんとできるよ 一人で町で頑張って働いてね お婆ちゃんは大丈夫だよ 心配しないでね、稼いだら町で大きな家を買ってお婆ちゃんも一緒に住もうね 早く休んでね 私は仕事します 怖がらないで おチビちゃん 来たよ あれ 誰だ えええ 私だよ 私だ 林小秋だよ 周マネージャー どうしてあなたが 上司を殴るなんて 林小秋 成長したね わざとじゃないんだ さっきのライトが急に消えたから、悪いやつかと思って どこにもそんな悪いやつはいないよ さっきは トイレのライトが問題ないかどうかをチェックしてたんだ 今夜残業して、ホテルのトイレ全部掃除しろ。今夜終わらなければ、明日からクビだ。 ホテルのトイレがあんなに多いのに、一人で僕 何が「僕」、何よ 早くやりなさいよ ああ 女ジャイアンかよ そんなに力強く ざまあみろ ぶっ飛ばしてやる おばあちゃん おばあちゃん、すごく会いたいよ お金稼いだら 大きな家に住ませてあげる 美味しいもの食べさせてあげる リン・シャオチュウ リン・シャオチュウ まだ寝ぼけてるのかな どうして夢に裴さんが出てくるの ダメだ 裴さんは芊芊の男だもん 裴さんが夢に出たら芊芊に悪いじゃない ダメダメダメ あなたがカッコいいのは認めるけど でももう夢に現れないでよ わかった？ (まだ寝ぼけてるのかな) (結構かわいいね) 裴元東、話しているんだよ 林小秋 そんなに声を張り上げるなよ びっくりしたじゃないか、ああああ 痛い！痛い！ これは夢じゃない 裴さん 林小秋はどうしたの？ 裴さん、これは夢じゃないんです どう思いますか？ ぺいさん、ぺいさん、すみません こんな遅くに、なんで社員寮じゃなくて、トイレで寝てるんですか？ あの、周マネージャーがホテルのトイレを全部掃除しないと、明日クビだって。 周マネージャー？ 李恒、周大俊を連れて来い。 早く行きなさい。 はい。 ぺいさん、呼ばれましたか？ 君が彼女に一晩で全てのトイレを掃除させたのか？ よくも林小秋、掃除させたと思ったらぺいさんの前で告げ口とは、ぺいさんにそんな簡単に会えると思うなよ。 彼女と関係ないよ。見つけたんだ。間違っていなければ。 ホテルの清掃エリアは3交替制で、一班に最低3人いるよ。それに、トイレは毎晩8時までに掃除しなきゃいけないんだ。 裴社長、そうなんだけど、今日は夜勤だよ。 他の2人の清掃員が休むから、彼女に残業して掃除するように頼んだんだ。 お客様の体験を損なうのはよくないと思って。 でも、君はどう思う？ ひと晩で一人がホテルの全てのトイレを掃除できると思う？ 彼女を疲れさせて、トイレで寝かせたんだ。 客の体験に影響はないって？彼女は受付を担当するはずだったのに、どうしてトイレ掃除になったの？ 裴社長、彼女は田舎出身で学歴が低い。受付に置くと客が嫌がるかもしれないと考えた。 会社のことを考えてたんだ 田舎から来たからってどうして、それで差別されるべきなのか？ 雲鼎ホテルに入ったなら、雲鼎ホテルの公平な職員待遇を受けるべきじゃないか。 (プライベートはいい加減なのに、どうして仕事ではそんなに正直なの？) (一体どっちが本当の彼なのか。) はい、ペイ社長、間違いを認めます。 あなたの命令だったんですね。 残りのトイレは、あなたがやってください。 リンショウチウ、トイレ掃除は上手だけど、それだけでは本当のことは学べないよ。 明日から客室部に異動して、客室清掃を担当してもらいます。 えっ？ ありがとうございます、ペイ社長。 ペイ社長、私はどうしましょう？ 上に立つ者は模範を示さなければなりません。 今夜までに掃除終わらなければ。 明日すぐに荷物まとめて出て行け わかった ああ 聞いた？昨日、裴部長が周大俊に便所掃除させたって 流氓の周大俊、ざまあみろ ところで、その大物清掃員って誰？裴部長の親戚じゃない？ 新人らしいよ、林林、林小秋って名前 そうそう、彼女だよ 林小秋、お前本当にうまくやるね 表面上は私の親友のふりして なんてこと、こっそり私の男を奪ったんだ だめだ 黙って見ているわけにはいかない ああ 林小秋、私の部屋に何しに来たの？ あ、あれ、この時間は会議じゃないの？ な、なんで部屋にいるの 着て ドアを閉めて ああ 林小秋 うん このバスローブ、他の部屋から持ってきたんじゃないでしょうね？ すみません裴社長、今すぐ脱ぎますね！ ああっ 旦那、忙しいの？ 入るよ。 あれ？ 裴社長、オフィスにいないね。 じゃあ、どこにいるの？ 奥様、どうしてこちらに？ 李補佐、裴社長がオフィスにいないけど、どこにいるか知ってる？ 裴さんは今日の午後、大事な客と会う予定ですが、今は社長専用のスイートルームで着替えているはずです。 (スイートルームだ。) (このチャンスを逃さずに、裴さんと親しくなりたい！) 李さん、社長専用スイートルームへの行き方、知ってる？ 開かない部屋を間違えたのかな？ 触り心地はどう？ え、なんで？ (なんで彼女の香りが、あの夜の女性の香りとそっくりなんだ？) 肩に傷跡がある？ どんな傷？ (最低な男だ。婚約者がいるのに私の友達に抱きつくなんて。) 何だって？ あっ い、いや、何でもない。先に行くわ。 待て！ 君、海県の人？ 君、海県の人？前に道県って言ってたよね？ 間違えたんだけど、ダメ？ あんた、あんた… 肩に、傷跡あるのか？ こちらが社長専用スイートです。寝室はあちらです。先に失礼します。 じゃあ、行って。 (チンチンのために、彼に私たちが関係を持ったことは知られないようにしないと。) ないよ。肩に傷はない。 ああっ！ 早く離してよ、嫌がらせで訴えるよ。 ダーリン ダーリン (チンチン) (彼女、どうして来たの？) (芊芊が私をここで見たら絶対誤解するよ 見られたくない) 何を慌ててるの 林小秋 あなた 入るわよ あなた 何しに来たの ああ あなた 一人で家にいると寂しいの あなたに会いたかった あなた 一緒に昼食できる？ 今度重要な顧客があるかもしれないから、付き合えないかも。 わかった。 じゃあ、夜帰ってきたら一緒にいてくれる？ 待ってるね。 (どうしてチンチンを彼と抱き合っているのを見ると、少し切ない気持ちになるんだろう。) (リン・シャオチュウ、目を覚ませ。今の彼はチンチンの彼氏だよ。) (まだ完全には確定してないよ。) (できるだけやるよ。) 誰か清掃車をここに置いたの？ ああ。 さっき掃除する人が来たから、着替えるために帰ってもらったの。 旦那のスタイルがいいから、他の女性に見せたくないの。 あら これ、ネクタイが足りないんじゃない？ 私が選んであげるね。 クローゼットの中かしら？ ネクタイはここにあるよ。 何も悪いことしてないのに、どうして隠れるの？ ダーリン 誰と話してるの？ いいよ 出発するから、早く休んで うん 行くよ 早く帰りな 旦那さん 夜は必ず帰ってきてね 待ってるよ できるだけね 出ておいで なんか、まるで密会してるみたいだね 変なこと言わないでよ、ただ芊に 誤解されないようにしたいだけだし 彼女はいい人だよ 裏切っちゃだめだよ その口ぶりからすると 君、許芊芊と親しいの？ そんなことないよ 総裁夫人と親しいなんてありえないでしょ、ただ 彼女はいい人だって思っただけ 先に出るね (もし他に女性がいなかったら？) 裴さんが好きな料理を聞き忘れた 夜の準備をしっかりしなくちゃ 裴元東が私に興味ないわけないって言ったでしょ 林小秋、あなたのせいね 田舎から出てきたのに私の男を取ろうなんて 私の男に手を出すなんて 絶対に後悔させるから 奥様、社長に会いに来たんですよね ペイさんのスイートルームです。何か必要なら、遠慮なく言ってください。 今、中から出てきました 何かありました 周支配人、あなたに関することです 言っていいのか ああ 私のことです 忘れて、やめましょう。 おい、おい、おい、奥さん、何か言いたいことがあるんでしょう、言ってくださいよ、ペイが私に何かして欲しいんでしょう、ちゃんとしますよ。 いや、そんなことはない。 あなたはそんな人じゃないみたいね。 教えてあげるよ。ねえ、ホテルに清掃員の林さんがいるでしょ、林なんとか。 林小秋。 ああそう、林小秋。 まだ知らないの？ 彼女が裴さんの前であなたを告げ口したんだよ。 あなたが従業員を厳しく扱って、公私混同してると言ってた 何だって？ 彼女が裴さんに私を告げ口するなんて。 そうだよ。 周さん、あなた普段彼女に優しくしているのに、まさか裏切られるとはね。でも心配しないで。 幸い、ペイさんはしっかりした人だから、彼女の言い分だけを信じてない。 何も分からない生意気なやつめ。 彼女に誰がここで仕切っているか、ちゃんと思い知らせてやる。 周さん。 こんな社員はしっかり注意しないと、後々大変なことになるよ。 はいはい、奥様のおっしゃる通りです。ご心配いただきありがとうございます。すぐに片付けます。 林小秋、君がやったことだ。 俺のせいにするなよ。 もしもし、君翰兄ちゃん。 もうすぐホテルに着くよ。一緒に食事に行こう。 いいよ、ホテルの入口で待ってて。仕事終わったら行くね。 早く来てよ、もたもたしてるの？ じゃあね、ジュンハン兄さん。 早く！ はい、行くよ。 今日はキッチン人手が足りない この食材を全部冷蔵庫に運んでくれ。 きちんと並べてね。 でもマネージャー、もうすぐ仕事終わるんです。ペイ社長の部屋も掃除しないと。 あんた、自分を大事にしすぎじゃないか？ただの清掃員だ。言われたことだけやれよ。辞めたいのか？ 早く移動だ 移動しろ 移動するよ 急げ マネージャー、まだ中にいるよ、マネージャー 誰かいませんか？ 誰かいませんか？助けてください！ この間抜けが俺をだましやがって 今日こそお前の最後だ リン・ショウチウは？ 周マネージャーが掃除に来るよう指示 リン・ショウチウは荷物を運ぶ 多分荷物運び終わってサボってるかも サボり？ 彼女は仕事を詰め込みたがるタイプだよ サボるわけないでしょ 服だってここにあるし、服見ててって頼まれてたんだ どこに荷物を運びに行ったの？ あ、冷蔵室だったみたい 裴さん 私は眠れない おばあちゃんが帰りを待ってる 幸せに暮らさせてあげたいんだ 裴さん 助けて 君はかっこいいけど もう夢に出てこないで、わかる？ リン・シャオチュウ リン・シャオチュウ リン・シャオチウ、大丈夫？ (どうして毎回危険な時に) (現れるのが彼なの？) ペイ社長 もしあなたが彼女いなければ いいのに 何て言ったの？ 良くなった？ ペイ社長が女性社員を気にするの見たことないよ リン・シャオチウ、君は本当に運が良いね ねぇ ありがとう、ペイ社長 ペイ社長 ごめんなさい もし早く気づかなかったら 今日はユンディンホテルの従業員が冷蔵室で凍死する事故ニュースがトップになるところでした ユンディンホテルにどんな影響があるかわかっていますか ペイ社長、従業員が運び終わったと思ってドアを閉めたんです ドアを閉める前に確認しない？毎週安全意識を強調しているのに 覚えてないんじゃないの 戻ったら彼らをしっかり叱るよ 次があれば解雇処分だ 君の人事部長の位置も辞めてもらう はいはい 次は絶対にありません リン・シャオチウ これでさえ君を倒せないとは、覚えておけよ 大丈夫？ 病院で検査してもらおう 大丈夫だよ シャオチウ 君翰さん 君翰さん 冷凍室に間違えて閉じ込められた 急いで来たんだ、大丈夫？ 大丈夫だよ、ペイさんが助けてくれたから あなたは 李君翰、林小秋の 友達 こんにちは 君翰さんはすごい人だよ。うちの村で唯一で清北に受かった人だからね。 すごいわけないよ、裴さんに笑われちゃう。 いや、すごいよ。当時、入試の結果が出た時、町の指導者まで村に来たんだ。あなたは村の誇りだよ。 じゃあ、食べに行こう。 うん。 裴さんも一緒にどうですか？ あ、裴さんはいいですよ、奥さんと一緒にいるから。我々は邪魔しないように。 分かった。裴さん次回に。 うん。 ありがとう、裴さん。今日あなたがいなかったら、もう生きてないかも。 まだ少しは良心があったね。 まずは服を着て暖を取れ 裴さんに面倒はかけたくないので、私も服を持ってるし、小秋に帰してもらう必要はないよ それじゃ、私たちは失礼しますね 林小秋は社員寮に住んでるの？ 社員寮の門限は何時ですか？ 裴さん、社員寮なんですけど、大学の寮じゃないので門限はありませんよ でも、社員が帰ってこないで問題があったらどうします？ 後勤に連絡して制度をすぐに変更して、毎晩10時いや、 9時までに宿舎に戻る必要がある でも社員が恋愛中でホテルに泊まっても、私たちはどうしようもないですよね うん 裴さん、本当に変だね。林さんにあんなに心配なんて。 何言ってるの？ すぐ行くよ どうして彼女が他の男と出かけるのを見て、こんなに腹が立つのか。 裴さん、奥様が今晩帰るかどうか聞いてくれと言われました。 彼女に伝えて 今、帰るよ 君は社長と仲がいいの？ いや、私はただの清掃員だから、社長と仲良くなんかないよ。 でも彼が君に 気にしてるみたいだったよ そんなことないよ 今日はたまたま社長に会っただけだよ だし 社長もうすぐ結婚するしね 芊芊から聞いたんだけど、彼女も村から出て市内にいるんだって。今度呼んで一緒に集まろうよ。 芊芊 あ、どうしたの？ 君翰兄さん 私の上司の婚約者はチャンチャンだよ。 つまり、チャンチャンはペイユエンドンの婚約者だってこと？ペイユエンドンはペイ社グループの後継者だよね。 それならチャンチャンは将来、 社長夫人ってことになるの？ でも彼女は私たちの友達だもんね。 ただ最近はあまり会えなくなったけど。 後で映画に招待するよ。前に映画を見てないって言ってたね。 食事が終わったらすぐ映画を見に行こう。 社員は９時までに社員寮に戻らないといけないんだ。 ９時か。 社員寮には夜の門限があるんだ。 ジュンハンさん。 食事が終わったら、映画は一緒に行けなさそう。 大丈夫だよ、週末にまた連れて行くよ。 うん、食べようよ。考えたって仕方ないから。 今夜は必ずペイ・ユエンドンを落とすんだ。 奥様、坊ちゃんが戻りました。 あなた、お帰り。 あら、ずっと待ってたんだから。 おや。 お腹すいてる？ じゃあ、召使いに作らせようか？ ううん、すいてないよ パジャマ素敵だね これはね、特にあなたのために選んだの ダーリン 気に入った？ 特にあなたのために選んだの 気に入った？ (あの日本当に彼女だったのか？) ダーリン その傷 ああ 昔の怪我の跡だよ どうしたの？ うん 何でもないよ 確かに覚えているが リン・シャオチュウのここに 傷があったよね 強くなければ、女性はしっかり立てない ダーリン もう遅いわ 寝ましょうか (でも彼女の匂いがあの日とは全然違うわ) (それに林小秋) 君は前にどんなボディソープ使ってたの？ 君の匂いが あの日一緒にいた時と 少し違うんだ (人の顔すら思い出せない) (まだ覚えているなんてね) 私が来てから新しいのに変えたよ この匂い嫌い？ いいえ、あなたが気に入ればいいの 突然思い出したんだけど 会社に少し用事があって 今夜は一人で寝て えっ ねえ、あなた、あなた！ リン・シャオチウ 絶対あなたのせいよ！ 裴元東が私に触れようともしないのよ ねえ、ちょっと聞くけど 前に田舎にいたとき 何のボディソープ使用？ 田舎の商店でよく売ってるやつね 二本持ってきたけど 欲しい？ うん 明日取りに行くよ 田舎から出てきた奴が なんで私と競えるの？ 芊芊 千千 これ全部君翰さんが故郷から持ってきた特産品だよ。この卵は張おばさんから買った本物の地鶏の卵なんだ。 ああもういいから。ここは高級カフェだよ、田舎の市場じゃないんだから恥ずかしいから早く立って。 ごめんなさい、たくさん美味しいもの持ってきてくれて嬉しくてつい我慢できなくて。 ボディソープ持ってきた？ 全部かごに入れてるよ。 千千 このボディソープ、安すぎるって言ってたじゃない？ 匂いが嫌い？ (裴元東と一緒にいたいから使うんだよ、安いの誰も使わないでしょ。) 久しぶりに戻ってきたら、この味が懐かしいね。 チェンチェン、チェンチェン。 君翰兄も海城にいるんだ、みんなで食事できないかな。 また今度ね。 おい、小秋。 君翰兄、君を好きなんじゃない？海城に来れば必ず訪ねてくるし。 そんなわけないよ。 君翰兄は清北の大学生なんだから、私のこと好きになるはずないよ。 地元でも君にべったりだったよ。 大学に合格した第一報、知らせたよ。 海城で働いていると聞いて来たんだ これって好きじゃない？ 小秋、雲鼎ホテルだよ。ホテルで掃除してるのは同じ。辞めてもいいんじゃない？ 君翰さんと結婚して楽な生活を いやいや、それはだめだよ。君翰さんとはただの友達だよ。 それに今の仕事結構いいんだ。清掃部から客室部に移ったんだから、見て。 でも清掃係でしょ？ 小秋。 もっとお金持ちと結婚したいのかな？ 今、人脈があるんだよ。元東に頼んで、富二代を紹介してもらえば、私みたいに美味しいもの食べて飲んで、もう働かなくてすむよ。 金持ちの家の子と結婚したくない 私は自分の恋愛を追求したい それに今、給料も上がって、おばあちゃんに毎月二千円多く渡せるのよ もっと貯めたらおばあちゃんをこっちに呼んで一緒に住むんだ 秋ちゃん、本当に純粋だね。だから一生働き続けるわけだ 今日はこれで終わり 私は美容の予約がある これ全部本物の地鶏の卵だよ。栄養満点だから絶対腐らせないでね うん、わかった 毎日、燕の巣も食べきれないんだよね まだこんな田舎の卵食べるの？ 田舎者は田舎者だ 一生懸命頑張ってもたかがしれてる 裴さん 戻ったんですね 林小秋 君翰さんが田舎から地鶏を持ってきたよ 昨日助けてくれたお礼にスープにしたの 李君翰 彼と仲がいいの？ 子供の頃から一緒に育ったんだから、そりゃ仲がいいよ どれくらい飲んだの？ 裴さん、チキンスープでも飲んで酔いを覚ましましょう (彼女の匂いは本当に懐かしい) あなたの肩に傷はあるの？ 裴さん、飲み過ぎましたね でもどうして あなたを助けた女性、匂いが似ている 実は あの日は 裴元東、あなた本当に狂ってる (どうして) (リン・シャオチューに対してだけ) (理性を失うんだろう) (彼はすぐにチェンチェンと結婚するのに、どうしてこんなことを) ダメですよ、ペイさん ペイさん 奥様はあなたに良くしてくれるのに、できません もし妻がいなかったら？ (ペイ・ユエンドン、何を言っているんだ) ペイさん、こんなことはできません (まさか) (本当に林小秋が好きになったのか？) 林小秋 どうして裴総は私から離れないんだ？ 結局、あの嫌な奴に引っかかったんだな 奥様、さっき林小秋が裴総の部屋から出てくるのを見ました こんな夜中に、絶対に上位になるために裴総のベッドに上がったわね 裴総を誘惑するなんて 奥様 早く彼女を何とかしないと困ります 裴総は本当に彼女に惹かれたんですよ 夜中に男のベッドに忍び込むなんて まだ純潔な女を装ってるんでしょう 林小秋 あなたが自分で招いたんだ 教えてあげるわ どんな方法でもいい 裴総に彼女が嫌いになるようにしなさい 私が社長夫人になったら 必ずあなたに恩返しするからね ペイじょう、リン・シャオチュウを怒らせたの？最近、見ると向きを変えて行っちゃうけど。 止まれ！ リン・シャオチュウ！ 出世したね、もう社長の言うこと聞けないの？ 聞こえませんでした。 なんだか聞こえた気がするんだけど。 聞いてないふりをしてるの？ 最近、私の部屋はあなたが掃除してないんだけど。 他の人とシフトを交換しました。 仕事のシフトを交換していい？ これから私の部屋はあなたが掃除するの 一日三回 一回も欠かせないよ わかった 今すぐ来て掃除して 林小秋 なんで隠れてんの？私そんな恐ろしい？ そんなに怖い？ずっと私から逃げてばかり 裴さん 私は掃除してます あの夜 覚えてない 覚えてる 酔っ払ったけど、そこまでじゃない 何してたかは分かってる 君の許可なしでキスしたこと 申し訳ない でも ペイ社長 奥さんのこと考えた？ 彼女はあなたが好き どうしてそんなこと言えるの？ もし彼女がいないなら、婚約者じゃなかったら？ 彼女とはただの偶然だ。感情はない。むしろ、君がホテルに来た日から ずっと君に惹かれてるんだ。 その間、自分を見つめ直していたよ。 なぜ君にこんなにこだわっているのか。 今、やっと決心した。 君を好きになってしまった。 君に気持ち伝えたい。 できれば チャンスをください。すべてうまくします。 私 ペイ社長 私を気に入ってくださって感謝しています。 ですが、自分の立場をよく理解しています。リーダーとして、あなたは素晴らしい指導者です。 しかし感情においては 偶然や感情がないことを理由にして他人に無責任なのは どの関係も真剣に扱ってほしいです。 あなた自身のも含めて。 ああ！ 何してるの？ 薬を盛られたんだ ああ、放して！助けて！ 安心して、責任取るから 放して！ ダーリン ありがとう チューして ああ リン・ショウィオ 林小秋 チェックアウトしたから、すぐに行って確認して片付けて。 急いでね。片付けが遅いと、退房するお客さんに影響するから、君の実績を減点するよ。 林小秋 今度こそ追い出されるんじゃない？ あなたの姓を名乗るって。 周マネージャー、私を探しましたか？ 傅さん、この部屋を掃除したのは彼女だっけ？ そうです、その子です。 彼女を押さえて。 何してるの なぜ私を押さえてるの 傅さんが今日チェックアウトするときに財布がなくなった あなたが唯一彼の部屋に入った人だから疑わしい 傅さん 確かに部屋に入ったけど財布は見てないよ あるかどうかはすぐ分かる 周マネージャー 財布は清掃車で見つかった お前か 林小秋 よくも客のものを盗もうとしたな 違う 取ってないよ 裴さん、大変です 林小秋にトラブルです 証拠も揃いました もう言い逃れできないぞ 違う、誰かがでっち上げたんだ 信じられない 監視カメラを確認してよ 監視カメラ？ あいにく昨日、修理人が監視カメラはちょうど壊れたと言ってました まだ直ってないんです、ちょうど壊れるなんてどうして？ きっとあなたがわざと壊したんじゃない？ リン・ショウキュウ 今日、自分から出ていけば、まだ生かしておくよ、ふん。 そうじゃないなら ホテルに信用できない従業員がいるなんて、ユンディンホテルの名を汚している。 警察を呼んで署に連れて行け。 持ち物検査して盗んだ物がないか確認しろ。 はい。 何してるんだ？ やめろ、触らないで あああ あああ 何もないよ、ああ 顔を与えるのにそれを無視する奴 やめて 裴社長 林小秋がお客さんのお金を盗んだので、規定に従って処理しています 私はそんなことしてない 規則は人を守るためのものであって、人を冤罪するためのものじゃない。簡単に身体検査して、権利侵害するなんて あなたの言う規定に基づく処理ですか 裴社長、証拠は揃ってます お客さんがなくした財布は、清掃カートにありましたよ 雲ディングの名声のために、彼女は今日解雇され、雲ディングは追放されなければならない。 マネージャーとして あなたの判断はとても性急です。 ペイさん これは全て 雲頂ホテルの評判を守るため 彼女は田舎の労働者です おそらく人生で 大金を見たことがなかったから 悪いと思ったんでしょう お金を盗む 私は田舎出身ですが 自分の手で稼いだお金だから、何も盗んでないわ。 証拠がなければ 今日証拠を出さないと、王様が来ても 助けられないよ 裴さん まさかこの田舎娘を かばうつもりじゃないでしょ 結論を急がないで 事実を確かめます 誰もかばわない、証拠が必要なら ホテルの監視カメラを調べればいい 裴会長 まだ知らないでしょうけど、ホテルの監視カメラね、彼女がわざと壊したんだよ。 そんなことしてない。 うちのホテルの監視設備はね、 世界で最も優れた防御システムなんだ。 それをあの子一人で 簡単に壊すなんて。 手口があったかも。同僚がいたかもしれない。昨日のホテル監視カメラは壊れてたよ。 誰が言ったんだよ、監視カメラが壊れたって。 皆さん、見てください。 これは本物の監視映像だ この人だったんだね ひどいな (そんなことがあるの？) (確かにもう…) でもね 一つだけ間違ってないのは、昨日の監視が壊れてたことだ でも監視を壊したのは彼女じゃない お前だよ、周大俊 ホテルのセキュリティシステムを故意に壊したんだ 濡れ衣だ 周大俊 お前こそホテルの悪党だ 裴さん 冗談だよ 冗談？ 今の行動は既に法律を犯しているよ それに 職場権限を使ってセクハラしたことが 李さんが認めたよ 裴さん 誤解されたんだ 何もしてないし そんな手間はかけないよ 君と周大俊の取引の証拠はもう手に入れている チャンスを与えただけだよ 最後にもう一度聞くよ 直接出て周大俊を指摘する気ある？ 梅姐 この前あなたが漢方薬飲んでるのを見て、裴さんは周大俊に違和感を感じて、秘密裏に調査をするように言われた。 でも李梅は認めなかった。 今回裴さんが周大俊があなたを陥れようとするのを見て、自分で李梅を調べて認めさせた。 こんなに怒った裴さんは久々に見たよ。 (彼は私のためにこれほどのことをしてくれた) 裴さん そう、その人だ 会社に新人が入ってくるたびに ちょっとした手段で彼の部屋に送るように彼に言われるんだ 前回は裴さんに会わなければ 林小秋は彼にやられてたかもしれない お前、俺を裏切ったな 周大俊、どうしようもない奴が 周大俊 品性下劣で権力乱用 雲鼎ホテルの社員に値しない 今日からお前はクビだ 警察に通報する 裴さん やめろ！ おじいちゃんがペイのために ナイフを封じたんだ こんなことしちゃダメだ ペイさん 私はちょっと混乱しただけです もう一度チャンスをくれ 永久に死ぬことはない 全部お前のせいだ ホテル従業員の資格はない 持って行け ありがとう (田舎の百姓の娘も 追い出せないくせに) (リン・シャオチウ) (待ってて) 君はホテルのスタッフだ しかも潔白だ 君を信じるよ ありがとう シャオチウ ジュンハン兄さん 大丈夫？いじめられた？ どうして来たの？ こちらに電話して喋らないし、争う声が聞こえたんだ。すぐに来たよ。 ああ たぶん間違って押したんだ。 えっと、薬あるんだけど、医者に診てもらったほうがいいんじゃない？ いいえ、裴総ありがとうございます。 裴総、ご心配なく。 私は小秋を病院に連れて行きます。 私ありますよ。 裴総、お休み取れますか？ 無理です。 ダメだ ペイさん 社員が怪我したのに休暇を出さないなんておかしいよ うん 行こう、病院に連れて行くよ (林さん) (地方から来た出稼ぎの女でしかないんだ) (今日は君に分からせてやるよ) (誰が一番上品なのか) もしもし、小秋 今日、暇ある？ うちにちょっと来ない？ ああ ゆっくり食べなよ 病院に行かなくていいって 行かなくていいよ けがしてないし 病院にお金使う必要ないよ さっきの電話、チンチンから掃除頼まれたの？ うん チンチンが家のメイドが休みって チンチン、セレブ妻になってから変わった気がするんだよね 幼なじみなのに、友達としてじゃなくてメイドみたいじゃない？ どうして？ 彼女は私が稼ぎたいのを知ってるし、もっと稼がせたいと思ってるよ。 秋ちゃん 実はそんなに苦労しなくてもいいんじゃない？ もし君が望むなら私。 全然苦労してないよ。 今稼いでるお金は田舎よりずっと多いし、ダイティンホテルで働いてるよ。 しかも社長が別の部署にしてくれて、給料も上がったんだ。 毎月結構貯金できるし、将来的にはおばあちゃんを街に連れてきたいな。 秋ちゃん うん。 いつも社長のこと言ってるけど、 もしかして、 好きなんじゃない？ ありえないよ。 彼は社長よ しかもチンチンの婚約者なのに どうして彼を好きになるって言えるの？ そうだね 彼はチンチンの婚約者じゃない そうだよね 彼はチンチンの婚約者だよ リン・シャオチウ (彼との関係をはっきりさせないとね) あら 時間がない、君翰さん、私は先に行くね。 こんなに遠いし送っていくよ。 大丈夫、まだ荷物を片付けないと。一人でバスに乗って行くよ。 君翰さん、さようなら。 ああ。 また今度ね。 わあ。 これが裴社長の別荘か。 すごくきれい！ あなたが奥様に招かれた客ですね。私は王ママです。 物を渡してくれ あ、いいえ、これは故郷から持ってきた特産品で、すごく重いんです それなら キッチンがどこか教えてくれれば、自分で持って行くよ 分かった、案内するよ 重いだろう 類は友を呼ぶ みんな、役立たずの集まりだ あ、小秋、来たのね 芊芊 王馬 お前が先に降りろ おい！ シャオ・キウ こっちに来て 座れ 銭銭。 叔父さんと叔母さんがあなたにたくさん送ってきたわ。 あなたの携帯が使えないって言うから、私に送ってきたのよ。 どうして電話しないの？ どうして電話しないの？ 毎日忙しいんだ。 電話する時間がないんだ。 それに 今は都内で楽しんでるよ 毎月たくさんお金を送ってるし 心配することなんてないよ 叔父さんたちも心配してるんだよ いつ彼氏を連れて帰るのかって聞いてたよ 秋ちゃん まだ知らないんでしょ げんとうがプロポーズしてきたの もうすぐ婚約する予定だよ 婚約の時には絶対に彼らを呼ぶよ 秋ちゃん、来て あぁ、いい男を見つけたのよ 私のために喜んでくれてるでしょう？ もちろん、嬉しいよ あなたが幸せならそれでいいよ 仲良しだけど 元東は私たちの関係知らないの 私は社長夫人なのよ あなたはホテルの清掃員だよね ああ、これを言ったら、みんながあなたに便宜を図っていると思うかも。 元東のことは知ってるでしょう、彼は縁故関係が嫌いだから。 小秋。 あなたは私を恨んでないよね？ そんなことないよ。 あなたが私と裴社長を守ろうとしているのは分かってるから。 私たちは最高の親友だから。 (誰があなたと親友だって？) (田舎者。) (ダサ子。) 今日は家の掃除係が休みなんだ 来て掃除してほしい 嫌じゃないよね 全然！掃除は得意だよ きれいにしてみせるよ どこの足が悪い奴だ 止まれ 君が料理係の臨時アルバイトか？ なんで足が悪い人を雇ったんだ それと、その汚い靴はどうなの？分かってる？ 家に入るときは靴カバーを履くんだよ 私 代理ベビーシッター ふん あなたはペイ・ユエンドンが外で見つけた妻でしょう あなたの身分は ペイ・ユエンドンの名前を呼ぶのはあなたたちじゃない 行け シューカバーを履いてから入って チアンチアン 料理が終わったら、掃除もしっかりやってね 怠けたら許さないよ、ふん おばさん、足が痛いんですか？ こっちに来て座って 足、大丈夫ですか？ 数日前にちょっと捻っちゃったの お嬢さん、この家でお手伝いしてるの？初めて見たわね 私はセン 雲鼎グループの社員です 今日は少夫人に呼ばれて、臨時で掃除に来たんです 夫人 彼女はどんな夫人だよ ああ 君は雲鼎グループで働いてるの？ 裴元東を知ってるか？ 知ってるよ 彼は我々の社長だよ 彼はね おいおいおい 働きに来たんだろ？給料欲しくない？ 夫人、すぐに始めますよ おばさん、ここで休んでいてください 脚が不自由でしょう 賃金をあなたに それは悪いわね 大丈夫、私は若いから仕事が早いよ あなたは名前何と言いますか？ 小秋林、小秋 林小秋です あなたは本当に優しいし、よく働きますね あなたがうちの嫁だったらいいのに、夢でも大喜びですよ おばさん、片付け終わった。バス乗るけど、一緒に行く？ いい子ね、先に行って。私はもう少し待つわ。息子が戻ってから出かけるの。 息子さんもここで働いてるの？ うちの息子、背が高くてハンサムなんだけど、ちょっと抜けててね、人を見る目がないのよ。 また今度機会があれば紹介するね。そう、いいね。 じゃあ、おばさん、先に行くね。 ねえ、なんでまだ座ってるの？早く立ってよ。 このソファ、座っていいと思ってる？ 私が誰だか分かってる？ なんでこのソファに座っちゃいけないの？ バイトなのに、何を偉そうにしてるんだ。早く起きろよ。 このソファーは、あなたみたいな女には座らせないよ。 裴元東がどうして君みたいな女性を嫁にしたんだ？ 誰に向かって話してるんだ？ 信じないなら、誰かにあなたを追い出させるよ。 言っておくが、ここは高級ヴィラだ。あなたが暴れる場所じゃない。 許芊芊、何をしているんだ？ 彼女は俺の母で、あなたの家政婦じゃない。 ふん。 彼女があなたの母親なの？ ごめんなさい、ごめんなさい、おばさん ユンドンのお母さんだって知らなかった 知ってたら絶対に怖がらせたりしなかった ユンドンの母じゃないなら馬鹿にしても怖がらせてもいいの？ これがペ家に選んだ嫁か 夫、私は 結婚証明書まだ取ってない この「夫」という二文字は軽々しく言っていいものじゃないよ (リン・シャオチウだけでもうんざりなのに) (今度はまた一人女性が来たのね) 先に上へ行こう 早く行って 母さん、先に座って あなたの選んだ嫁ね、心が悪くて品行もダメ、私は好きじゃない。彼女にはうちに入る資格がないわ。 母さん、時間をください。私が何とかする。 何をするの？ お金を渡して追い出せばいい。 王媽媽を見た？ 彼女の声を聞いて、顔が真っ青になってたわ。 女主人のように振る舞って、まだうちに入ってないのに。 もしうちに入ったらね 大騒ぎになる ああ、母さん 私は家柄は求めない。けど、人柄は良くないと。彼女はこうだからね。 彼女に姑と呼ばれる資格ないわ どうするか自分で決めなさい お母さん、怒らないでよ。ママ 許芊芊 あなた ごめんね、夫 あなたのママって私が嫌いなの？ 私を見下してるに違いないわ あなたにはふさわしくないと思ってるんだ でもあなたを失うのが怖くて、だから見えなくなってしまうし、気持ちを抑えられずに怒っちゃうの あなた、許してくれない？ ちぇんちぇん、少し話し合おう あなた あの日の言葉忘れたの？ 責任持つって言ったじゃない 私はあなたのものなの 口先だけじゃないよね？ 心配しないで、お母さんに謝れば大丈夫 本当に？ あなた 最高よ 用事があるから、ゆっくり休んでね。 旦那、旦那。 私の計画が台無しよ。 奥様、来るなんて事前に言ってくれれば良かった。裴総は今日はまだ出勤していません。 不孝者を探しに来たんじゃない。嫁を探しに来たの。彼とは関係ないわ。 おいおい、奥様。 社長夫人は今ヴィラにいます。ホテルにはいません。車で送りましょうか？ 息子の嫁を探している。 もう、ついてこないで。 裴総、奥様がホテルに来ましたよ。嫁を探しているって。 ああ、ごめんなさい。大丈夫ですか。 おばさん。 秋ちゃん、やっと見つけたよ。 おばさん。 別荘での仕事はやめて、うちのホテルに来たんですか。 いい選択です。うちのホテルは待遇が抜群で、スタッフにも優しいんです。 オーナーもとてもいい人です。 オーナーの名前、ペイ・ユアントンさんって言いますか。 しっ！オーナーの名前はここでは大声で言えませんよ。 他の人には呼べないけど、私は呼べますよ。いい子ね。結婚してる？彼氏はいるの？ ないです それは良かった 息子を紹介したいんだけど、身長は180cmで、タバコも酒もやらないし、見た目もいいよ。きっと気に入ると思う。 今はまだ恋愛したくないんです。 どうしたの？誰か心にいるの？ 林小秋、何やってんの？ 部屋片付け終わったの？サボってるんじゃないの。 どこから来た人だ？ ここはVIPフロアだよ。誰でも入れるわけじゃないんだから、さっさと出て行け！ 劉マネージャー、今日は掃除を手伝いに来たばかりで、まだ服を受け取ってないんです。 もたもたしないで、早く動いて。もうすぐお客さんがチェックインするよ。 新しいシーツがなくなったから、今から取りに行くね。 客が上がってくるのに、今から取りに行って間に合うの？ ここにあるじゃないか。 これは交換したばかりの古いシーツだよ。 おバカだなぁ。汚れてないならそのまま使えばいいんだよ。邪魔しないで。 劉マネージャー、それはダメですよ。 古いシーツは洗浄も消毒もされていません。 それではホテルの清潔基準に合いません。 さらに、五つ星ホテルの清潔基準にも合わず、顧客への尊重が欠けています。 あなたって本当に頑固ね、シーツ一枚で人を殺せるほどだわ 嫌な臭いがしたら、香水を振りかけて。お客さんのチェックインが遅れたら、業績に響くから、終わったわね。 劉マネージャー、時間が限られていても、このようなことはできません。今すぐ新しいシーツを取りに行きます。 あなたはどんな立場なの？ 清掃員が原則を語るなんて、客室部マネージャーの私が決める。 今すぐ交換するよう命じます。 彼女が正しいです。 間違っているのはあなたです。客室マネージャーなのに偉そう。雲鼎ホテルVIPルームよ。 宿泊一晩の宿泊費は1万円にもなる。 シーツは毎日交換しなければならず、新しいものに限ります。あなたはそんな怠慢で、お客さんを古いシーツに寝かせるのか。 どこの女だ、俺に説教しようなんて 私はペイ・ユンドンの母で、ユンドンホテルの最大株主だからよ え、ペイ夫人が最大株主？ ああ、なんて大笑いだ！ ペイ夫人は何年も海外にいるって誰もが知ってる。 そんなセンスのない服を着た老婆がペイ夫人なんて名乗るなんて、ペイさんに知られたらどうなるか分かってるのか？ 信じなければ、ペイ・ユンドンを呼んでくれ。どう死ぬか見ものだわ ペイさんは会いたいと思えば会えるのか？ その通り、彼女は本当に自由に会えるのよ ペイさん、老女があなたの母親だと言っています。今、追い出そうとしています 母さん、来るなら事前に言ってくれればいいのに あなた、本当にペイ夫人なんですか？ もし事前に言ったら、今日の面白い場面が見られたかな？ 古いシーツを新しいシーツに替えた ユンディンホテルの評判を無視して 本当に勇気あるわね ペイ社長、ペイ夫人、ただ早く仕事を終わらせてお客様に入ってもらいたかったんです ユンディンホテルの評判は細部へのこだわりから成り立つもの。古いシーツを客に使うなんて許されないよ 人事部に行って処理を受けるように 君の怠慢について 社内規則で処罰する ペイ社長 誰かに連れて行ってもらいますか？ 息子よ 林小秋は今日はよくやったね 林小秋 今日から客室部の副部長に昇進です！これからも頑張ってください サービス基準を守り続けて 本当ですか、裴社長？ 今後もっと頑張りますので、絶対に信頼を裏切りません。ありがとうございます、裴社長。 おばさん あなたは裴老夫人ですね あの裴総と一緒にホテルを始めて、最後には裴グループを創立した方ですよね あなたたち知り合いですか 彼が息子です。彼の条件はどうですか？ あなたの彼氏として適格かしら お母さん、何を言ってるの 私は小秋が欲しいお嫁さんだよ もし気に入ったら、明日役所に行って結婚してもいいじゃない、電撃婚で 誤解です。裴総は上司です 上司だからってどうしたの？上司でも恋愛して結婚して子供を持っちゃだめなの？彼をどう思う？ 裴さんのお母様、ありがとうございます。でも今は恋愛も結婚もしたくないです お先に失礼します いい子だね、嫁に来てくれたらいいのに。 全部あなたのせいよ、もっとちゃんと人を見極めるべきだったのに。 秋さん、お昼食堂に行かない？ 食堂のあれ飽きたでしょ、おいしいもの食べに行こうよ。 邪魔しないで。午後に客室清掃をチェックしなきゃいけないから、休ませてあげて。 ランチくらい問題ないでしょ。 彼女が忙しくて会えないんだって。 これが忙しい理由だよ。 林さんは前から皆に優しかったので好かれていた。今は客室部の副支配人になって人気が出た。 聞いたんだけど、今はたくさんの求婚者がいて、更衣室のロッカーが手紙とプレゼントでいっぱいだって。 林副支配人を呼び出して、仕事の報告してもらいましょうか。 ちゃんと報告させて 好きなら好きって素直になればいいのに 彼女はどこ？ 午後は休むって もう帰った 休みの許可は誰が？聞いてないよ 裴社長、人事が許可すればいいんです どこに行った？ お見合い 何ですって お見合い お見合い 誰と？ ペイ・ペイ・ペイ・ペイ社長 ペイ社長、こんなことしていいんですか？ よく言うね、人探しもできないくせに お見合い相手を探すなんて知らないよ これ、まるで泥棒みたいだよ 黙れ、彼女のお見合い相手は李君翰だ 二人って付き合ってるのかな？ あぁ 前回観れなかった映画観よっか。何観たい？俺がチケット買ってくるよ。 何でもいい。任せます。 じゃあここで待ってて。 いや、私も一緒に行きますよ。 じゃあ行こう。 今日の映画、全部キャンセルにしろ。 裴社長、大きな損失です。 できないなら、ボーナスなしね。 はい、すぐ行ってきます。 林小秋、緊急任務だ。すぐにホテルに戻って残業処理して。 体さん、何か緊急の任務ですか？ 部屋を掃除することです 緊急の任務が掃除ですか うん、何か問題ある？ ふん 問題ないです あのさ 明日着る服をコーディネートしてくれない？ 服のコーディネートは得意じゃないので、他の人に頼んでください 大丈夫、感覚でやってみて 裴社長、服のコーディネートは奥様の方が適任かと 電話して呼んでみましょうか お部屋の掃除は終わりましたので、何もなければ失礼します だからお見合いはしてもチャンスはくれないんですか いやです それでもいいんですか 裴社長、自重してください これ以上しつこくするなら、辞職します 脅してるのか 今すぐ辞職します ごめんなさい、あなたを尊敬しています これからぺー社長の部屋は他の人に掃除させます (最近どうしたの) (いつも気持ち悪くなる、まさか) 先生、ここ2日間どうも気分が悪いんです まず薬をもらえませんか、仕事に行かないといけないので 今は薬を飲んではダメですよ、妊娠してます 妊娠したのにわからなかったんですね。後で子供の父親と登録しましょう 妊娠したのか 何してるの 何してるの？ あなたに責任を取るから。 何するの？ 離れて。 どうしよう？ 嫌な奴、厄介者、お父さん逃げて、お母さん死んで、誰も欲しがらない嫌な奴、厄介者、嫌な奴、親なし、恥知らず、みじめな林小秋。 林小秋、どうしたの？ (夫はいらない。) (でも、子供には父が必要。) 裴さん。 奥様が婚礼のドレスを試着する時間を聞いています。 何を言おうとしたの？ 大丈夫です 奥様と一緒にウェディングドレスを試着してください 何のウェディングドレス？ 奥様が気に入ったウェディングドレスを見て、買いたいと言いました 婚約の時に着る予定です 無茶だ おばさん、どうして来たんですか？裴さんを探しているんですか？ 探しに来たのよ。足が疲れたわ、一緒に食事しましょう おばさん 私と裴社長をくっつけようとしているのではないですか？ あら、それを見透かされたわね。ただの食事じゃない。気にしないでね。 おばさん、私と裴社長の間は絶対にありえないです。 彼にはもう社長夫人がいるし、私は絶対に他人の関係に割り込んで第三者になることはないです。 なので、私たちをくっつけようとしないでください。 じゃあ彼を呼ばずに、あなたが私と食事をしましょう。 私はまだ患者の部屋を回診しないといけません。 食事じゃない。時間はかからないわ。 行きましょう、行きましょう。 林小秋は表面では清廉潔白を装っている。 陰で男を奪って、居場所を狙うなんて。 社長夫人の座は私だけのものよ。 許芊芊。 夫人、今日私に何か用ですか？ 林小秋のせいで人事に処分されたとか。 でも彼女は客室部副部長のポストに昇進したって。 あの女のことは言わないで。彼女のせいで1年分の業績を罰せられるなんて。 あの手法ね。前回も彼女が周部長を引きずり下ろして、 客室部に移ったんだ。 今度も同じ手を使って、多分次はね。 あれは君だ 客室部マネージャーの座を奪われて ただ見ているだけなのかい 田舎から出てきた子が 私のポジションに座れるだなんて じゃあ、彼女を排除しよう 奥様 あなたも彼女と敵対しているのですか 彼女は社長夫人の座に座りたがっている 敵かどうかって？彼女は裴総を誘惑するなんて 劉マネージャー 成功した暁には 客室部マネージャーの座と安心を保証します 今夜、ホテルの宴会場で晩餐会があります その時には人手が足りなくなる 林小秋を派遣するよ 現場で何か問題が起きたら 問題が起きるのは普通のことだろう 林小秋 あっちのテーブルの汚れ、綺麗になってないのでお願いします 分かりました、すぐ行きます 林小秋、君が悪いんだよ 完全に自業自得だ 今日が終わったら 私こそが本物の永遠の社長夫人よ 秋ちゃん ライトが落ちるよ 早く避けて 裴社長、怖がらせないでよ 救急車を呼んで 彼は死なないですよね、先生 致命的な場所に当たらなかったので軽い脳震盪だけです 一緒に送られてきたもう一人の女性は (死んで起きてこなければいいのに) 彼女の容態は？ 妊娠していて、栄養不足とショックで気絶したんです。 彼女は妊娠している 林暁秋が妊娠している はい、報告が出ました。 彼女は妊娠しています。 林小秋は妊娠している ペイさん シャオキュウ 銭銭、ペイさんはどうですか？ 彼は大丈夫だよ 大丈夫なら良かった 彼を見てくるよ まだ目を覚ましてないよ でも医者はもう大丈夫って言ったよ それより、妊娠してたのに私に教えてくれないなんて 妊娠してたのに私に教えてくれないなんて 私、 友達じゃないの？ 秋ちゃん 父親は誰なんだ？ 少年の父親だ シャオキュウ、父親は責任を取りたくないのか？ あなたは結婚していない。 この子は産めないよ。 医者を呼んで取り除いてもらうわ。 銭形、私はこの子を飼いたいの。 私生児を飼う意味があるの？ 私生児じゃないわ。 私の子よ 今、仕事があって、給料もある 彼に父親がいなくても 私がちゃんと育てられるよ ダメだ この子は産めない 奥様、ペイ社長がお目覚めです 林シャオチュウ 大丈夫？ ユンドン ユンドン 妊娠しました 妊娠したよ 検査結果が出た ゲンドン 今夜あなたが帰ってきたときに話そうと思ってたけど、こんなことになるとは でも無事で良かった ゲンドン パパになるよ ショウキュウショウキュウ ゲンドン、早く結婚式しないとね お腹が大きくなったら ウェディングドレスが似合わなくなるよ (リン・シャオチュウ) (たとえあなたの子供が生まれても) (あなたと同じように父親のいない子供だ) 林マネージャー、聞いたけど社長夫人が妊娠したって本当ですか？ 本当なの？ 林マネージャー、もう隠さないで。 今ホテル中に知れ渡ってますよ。 裴家の栄養品が車で裴社長のマンションに運ばれてると聞きました。 大事にしてらっしゃるんですよ。 裴社長は九代単伝ですから、子供が生まれたら嫡長子ですよ。 将来裴家全体を継ぐかもしれませんし、大事にしないわけがないですね。 そうでしょ、林マネージャー。 赤ちゃん、安心して。ママは一人でも大丈夫だからね。 あなたにとても優しくできるよ リン・シャオチウ 御社長、こんにちは 会ったからって逃げなくてもいいですよ いいえ 社長、傷まだ痛みますか？ 忘れたと思ったのに そんなことないです あの日社長がいなければ 怪我したのは私でした あなたは私の命の恩人ですから、何かあればいつでも言ってくださいね じゃあ、食事に招待してくれない？ 感謝したいんじゃないの？食事に招待は無理じゃないよね。 無理じゃないね。 裴さんの都合はいつですか？ 今日でどう？今ちょうど時間あるんだけど。 裴さん、ちょっと待って！国際契約の会議があるんですよ。 キャンセルだ。 行こう。 50億の超大規模契約をキャンセルなんてね。 社長夫人、大変です！ 一杯どう？ 裴さん、飲めません。 初めて一緒に食事するんだから。 大丈夫、一杯飲んで。帰りは送るよ。 裴さん、本当にお酒は飲めないんです。お水だけでいいです。 わかった。 フルーツ盛り合わせが988なんて高すぎるよ。 お金足りるかな？ 大丈夫、クーポンあるから。 クーポン使えば安いから安心して。 大丈夫？ 平気だよ 食べない。病院へ連れて行く。行こう。 何してるの？ 行かなくていい 本当に行かなくていい 絶対に行かないと ホテルの従業員健康診断と思えばいい 行こう 本当に行かない もう止めて ダーリン あなたどうしてここにいるの？ お昼を一緒に食べる約束しようと思ってたのに。 奥様、古川さんが調子悪いと思って病院まで送ってくれるって。 妊娠すると、こうなっちゃうものよ。 私も家でずっと吐き気がひどいの。 小秋さん多分つわりでしょ、大丈夫だよ。 あなた妊娠してるの？ 私？ あの日、病院であなたの検査結果見ちゃったの。 妊娠はいいことだよ。うちの会社は妊婦をぞんざいに扱ったりしないわよ。 そうでしょ？ 赤ちゃんの父親は？ 赤ちゃんの父親。 子供の父親 父親は誰ですか？ 赤ん坊の父親 チョウ・タイチュンが君に嫌がらせしていた時か？ どうしてそうなる？ 父親は誰だ？ シャオキュウの赤ちゃんは私の子よ。 ジュン・ハン兄さん 秋ちゃんのお腹の子は俺のなんだ 翰くん そう、君のだよ そうだよ 俺のだ 付き合って長いし、子供がいても普通だよね 数日後に結婚届を出す それから、故郷で式を挙げるんだ そうだよね、秋ちゃん うん あなた 小秋もホテルの優秀なスタッフだからね 彼女が結婚するときには、お祝いしようよ その時は裴社長と奥様にお菓子を贈るね 小秋さん 気分が悪いなら 先に帰ろうか あぁ、あなた お腹が痛いの あなた ジュンハン兄さん ありがとう でも 今日なんでここに来たの？ チエンチエンが電話してきたんだ 君が妊娠したことを 雲鼎ホテルで君を説得して一緒にこの子をおろそうって ジュンハン兄さん この子は 絶対におろさないよ 子供の父親? 違うんです この子がいるんだから、一つの命です おばあちゃんは私を嫌わなかった 大変な思いをして私を育ててくれた この子も どんなに苦しくても ちゃんと育てます 秋ちゃん 結婚しよう あなたの子は私の子です 一緒に育てましょう 君翰さん ありがとう でも、ごめんなさい あなたに答えられません その子の父親は誰か教えてくれる？ 気にしないで たとえ私だけの子でも ちゃんと育てられるよ 不誠実な男は誰なのか、彼に責任をとらせるわ 彼と私は ただの偶然だった 偶然は言い訳にならない シングルマザーがどれほど大変か分かる？ 君翰さん ありがとう でも、決心したからには産む、後悔しない (小秋) (まだ私の気持ちがわからないの？) (なぜ私にチャンスをくれないの？) (どうして私にチャンスをくれないの？) (あなたが別荘に戻りたくないのなら、私がここに来るわ。) (今晩は、必ず君を連れて行くよ」。) (どんな味だ？) (こんな安っぽいシャワージェルの匂いが好きだなんて。) ハービー。 痛いんだろ？ 服を脱がせてあげるから、息をして。 秋だ。 (また林小秋が何か魔法でも使った？) (関係ない) (今夜は眠れればいいの、裴家の子を本当に妊娠したら) (林小秋がいても大したことはないよ) ダーリン 私が林小秋だよ ここで何してるの？ ダーリン あなたが酔ったって聞いたの だから、あなたの面倒を見に来たのよ 出ていけ 旦那 言ってる 出ていけ 酔っ払って 触れもしない リン・シャオチュー、お前のせいだ もしもし リン・シャオチューを殺したい 今夜死ね ペイ社長 さっき、夫人が話しているのを聞いた 何について話してた？ 林小秋を殺すって 今夜にでも 何だって？ (今ではお父さんも私の妊娠を知ってる) (このままホテルにいたら、いつかバレるわ) (明日の朝、辞職するつもり) (新しい場所と仕事を探すからね) (しっかり稼いであなたを育てるよ) 林小秋 寮にいないけどどこにいるの？ 私 外にいる 今晩は 見つけたよ そこにいて 動かないで 気をつけて 裴社長は大丈夫？ 林小秋 すぐに事故車を追って 医院に連絡して 最善の医療チームを手配して 林小秋 行こう この傷跡 彼女を救おう 妊娠してるから注意して 裴さん、心配なく全力で救います わかった 目が覚めたね、気分はどう？ 背中の傷跡はどこから来たの？ 傷跡？ どんな傷跡？何を言ってるのかわからない 隠そうとしてるの？全部見えたよ 肩に傷跡があるね。なんであの日聞いた時はないって言ったの？ ただの傷跡だよ。 裴さんに報告するの？ 傷跡は報告しなくていいけど。 でも。 あの日の田舎の小屋で。 あの日はただの事故だった。 責任取らなくていい。 だから。 あの日一緒にいたのは、本当に君だったんだよね？許芊芊じゃなくて。 お前と芊芊は 前から知り合いだったよね？ 彼女がペンダントを持ってきたんだ その日に一緒にいたのは彼女だって ペンダント？ どんなペンダントだ？ お前は 渡したペンダントを見てなかったんだな あの日家に帰って服を着替えたら ペンダントなんて見当たらなかったよ つまり 芊芊が君の玉ペイを持っていて その日 君と一緒だった彼女なの？ そうだよ それで 君のお腹の子は やっぱり私の直感は正しかった その日一緒にいたのは君だったんだ 裴元東 バカなの？ 人まで間違えるなんて 私のミスだった でも誓うよ、許せんを触ったことは絶対にない。信じてくれないなら… 信じるよ じゃあ、許せんは あの女は本当に悪意に満ちてる 前のシャンデリアの落下も 今回の事故も 彼女が誰かを雇ってやったんじゃないかって疑ってる そんなことあり得ないよ 子供の頃から一緒に育ったんだ あなたは彼女を姉妹と思っているけど、彼女はそう思ってないかもよ。 どうして彼女はこんな人になってしまったのか。 安心して。 もう彼女があなたと子供に害を与えることはさせない。 ペイさん。 朝早くから許芊芊がホテルで騒ぎ出して、今日結婚すると言っています。 行こう、どう騒ぐか見てみよう。 ユンドン。 ユンドン。 あなたの子供がいます。 今日結婚しなければ 私 お腹の子を諦めるわ 妊娠したって言ったでしょ いいよ すぐに病院に行こう 本当に妊娠しているか確認しよう 彼女だ 彼女があなたを誘惑したのよ リン・ショウキュウ この妖しい美貌め みんな見てくれ リン・シャオチウって女は、出世するために 社長のベッドにまで上がったんだ。私はベイ家の子を妊娠しているのに 追い出されるなんて もう生きていけない シュー・チェンチェン この茶番はもう終わりにしましょう ペイ・ユェンドン この玉佩を忘れたの？ あの時、責任を取るって言ったじゃない これがあなたの責任の取り方なの？ あなたと結婚したい、社長夫人になりたいの。 あの日の人はあなたじゃない。この玉佩で小秋の身分を偽った。 社長夫人の地位のために彼女を害そうとしたのね。それは裴家の家宝だけど、あなたには持つ資格がない。 返して。社長夫人は本当は私なの。 なぜなの？ 私たちは幼い頃から一緒に育ってきたんじゃない？ 私たちは最高の姉妹じゃない？ 私たちは幼い頃から一緒に育ったんじゃない。 私たちは最高の姉妹じゃない。 いい姉妹。 林小秋 あなたが男を誘惑したのよ 栄華富貴 すべてを 栄華富貴は私たちの姉妹の情よりも大事なの？ 栄華富貴は大事じゃないわ 田舎で不便な生活を送ることの方が大事？ 私はもうすぐ社長夫人になれるのに なぜあなたが私のすべてを奪ったの 林小秋 あなたと戦うわ 彼女を捕まえて 裴総はどう処理しますか 警察を呼んで 法律で制裁してもらうわ 行こう 林小秋、憎いよ 私の全てを奪ったのはあなた 私の全てを 一体どうしたの？ あなたたちは 母さん 許芊芊は妊娠していなかった ずっと探していたのは小秋なんだよ それに 彼女は妊娠した それは裴家の子だ 良かった ほらね、初めて会った時からあなたが好きだった 秋ちゃん あなたは本当に私の嫁になったね 秋 ごめんね 長い間辛い思いをさせて 全力で君を愛するよ 守ってあげる 結婚しよう いいかい

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