【感涙必至】情熱と狂気に満ちた劇場アニメ『ひゃくえむ。』がヤバすぎて胸を打たれた件【感想】【ネタバレなし・あり】【魚豊】【岩井澤健治】【松坂桃李】【染谷将太】【Official 髭男dism】

どうもご上にです。今回紹介するのは9月 19日から公開された劇場アニメ100m です。100mに全てを捧げる者たちの 熱き行きざが描かれた本作。原作は地球の 運動についてでも知らえる魚先生の連載 デビュー作です。ということで世間的にも 注目度は当然高かったわけなんですが僕も 見てまいりました。まず率直な感想から 言いますとめちゃくちゃ面白かったです。 面白かったという一言では言い表せない くらいですね。暑さと虚しさと執年という 人間が持つ生々しい感情が直価に伝わる しびれるような106分。僕は原作漫画を 既でに読んでいたので物語の面白さは知っ た状態期待値も高い状態で干渉したんです がそれでも思わず涙を流してしまうような 場面がありましたし陸上シーンなんかは 唯一無理のアニメーション表現が爆端して たんじゃないかなと思います。そんな劇場 アニメ100mについて前半はネタバレ なし後半ネタバレありでレビューしていき ますので是非最後までお付き合いください 。 まずは簡単にあらすの紹介をします。 生まれつき足が早く友達も居場所も手に 入れてきた小学生の戸はある日辛い現実を 忘れるためにガムシラに走る天校生の コミやと出会います。とはそんなコミやに 放課後に早く走る方法を教えていくことに なるんですよね。そしてコミアは貪欲に 記録を追い求めるようになります。2人は 100m層を通してライバルであり親友 関係となるんですが、とある出来事の後に コミアは転候してしまい、それぞれの陸上 人生が始まっていくという内容となって おります。まず陸上シーンの迫力が とにかく凄まじかったです。100m層と いうのはわずか10秒で決まってしまう 勝負なのでエンタメ的なアニメーションに するのは相当難しいんじゃないかなと思っ てたんですが走る際のスピードと臨場感は もちろん全力で走っている時の呼吸であっ たり足を踏み込んだ時に筋肉に力が入る 感覚など選手たちの動きの1つ1つが 細やかに表現されていて素晴らしかった です。またですね、10秒に今までの全て をかけるという陸上競技の生々しさ、走る ことに対しての重みみたいなものが直価に 伝わる映像等音との表現になっていて圧倒 されてしまいました。その生々しさが出て いるのは明確な理由がありまして、実は 本作の大半はですね、ロトスコープと呼ば れる実写映像を元に作画をする手法が使わ れてます。実際に人が走るシーンを撮影し てからワンフレームずつなぞって書き移す ことで生身の人間のリアルな動きを極限 まで再現しているんですよね。一般的な アニメーションの描き方とは違うので目が 慣れるまで少し時間がかかる方もいると 思うんですがこの演出木を狙った印象とか は全くなくてむしろ本作とロトスコープの 相性めちゃくちゃいいです。特に長回しの ワンカットがあるんですが、今まで見た ことのないレベル、悪の映像体験になって いるので、あのシーンだけで映画を見る 価値大わりだと思います。あと撃犯なん ですが、メインテーマめちゃくちゃかっこ よかったです。しかもこれ最初に流れる シーンが、とがうつの上がらないコミアに 大抵のことは100mを誰よりも早く走れ ば全部解決するとシンプルかつ強烈な価値 観を提示するシーンの直後なんですよ。今 からとんでもない物語が幕を開けるんだと いうもう胸のね、高成りを感じる激安なの で、その辺りも注目ポイントかなと思い ます。まだ見てない方、特に原作を読んだ ことない方は先に映画を見てから原作を 読むのがおすすめなので、是非劇場に足を 運んでみたいでしょうか。ということで、 ここからは本編のネタバレありの感想です ので、原作を読んだことがない方はご注意 ください。 ここから物語についても触れていこうと 思うんですが、この劇場アニメ100mは 原作と比較すると結構違った切り口で描か れている作品だなと感じました。原作は 陸上を題材にしていながら走ることの意義 みたいなものをキャラクターの人生に重ね てモノログで熱く語るという、ま、 いわゆる魚節と呼ばれるものですね。これ によって少年漫画的かつ哲学的な作品に なっているんですが、アニメでは原作の 精神性を引き継ぎながら10秒という わずかな時間にかける思いを登場人物たち に喋らせるのではなく、動きであったり 表情で表現してアニメーションとして 見せることに重きを置いているので全体的 に大人っぽい爽やかな雰囲気になっていた かなと思います。原作読んでいた身から するとキャラクターたちの狂器とも言える 内面描写はもっと見たかったなとか。小学 生編ではコミやが天候早々にいじめに合う 描写があったんですけど、あの場面がある からこそとの100mを誰よりも早く走れ ば全部解決するというセリフが響くのにな とか若干ね物足りなさを感じた部分も正直 あります。ただですね、全間感を106分 の劇場アニメとして描く時に省く部分多く なるの当然ですし、そもそもメッセージ性 のある作品ゆえにモノログと映画の相性が あんまり良くない。説明的すぎてくどく なることを考えると今回のアレンジっての ははまっていたんじゃないかなと思います 。というより大前提として劇場アニメとし て間違いなく素晴らしい作りになってます し、映画だからこそ光るものもたくさん ありました。本作は小学生編、高校生編、 社会人編と産部構成で原作ではトミアが 再開するまでそれぞれの人間関係も濃密に 描かれているんですけど、アニメでは主に トミアの2人に焦点が当てられることで何 のために走るのか、走ることとは何か 引い手は何のために生きるのかっていう 本作における本質的なテーマがより顕在化 してるように思いました。それに加えて モノローグを省いて淡々とした雰囲気の アニメーションのおかげで中盤の雨の インター牌の長ましのカットであったり 終盤の感情が一気に爆発するような2人の 陸上シーンがより生きていたので めちゃくちゃ良かったなと感じるところ でした。で、この100mは社会人編に なると深みとすみを持ち合わせた キャラクターたちが出てきます。それが カ藤と財です。はい。僕は特にカド めちゃくちゃ刺さりましたね。カ道という のはトップスプリンターでありながらと いう天才が1位に君臨し続けているせいで 万年2位の地位にいるキャラクターです。 ただですね、ずっと在の背中を見てきた 立場の街道はその現実に押しつされる どころか、むしろそこでしかたどり着け ない境地にいるんですよ。特にそれが 色濃く出てたのは走る意味を見失っていた に払った現実を触死して現実頭皮をするっ ていう言葉。現実頭皮って辛い現実から目 を背けるニュアンスでしかないと思ってた んですが、カドは俺は俺を認めると自分を 信じきれてる故に現実なんて俺の意思に 追いつくことなんてできないって言ってる んですよね。この重厚感あるキャラから夢 を諦めないっていう自分への熱い期待が出 てくるのはめちゃくちゃぐっと来ちゃい ましたし、準決勝で財にリードされた時、 現実を頭皮で追い越して一着になるシーン は思わず感情して涙出ちゃいましたね。 信じられていた津田賢次郎さんの声も 相まって素晴らしかったと思います。で、 そんなカドに破れた小屋は決勝を前にして 記録だけを追い求めてきた自身の陸上人生 に会議的になるんですよね。なぜなら彼を 破った街道は記録を全く気にしていなかっ たから。コミアもとがかつて感じた何の ために走っているのかっていう問いと虚し さに飲み込まれそうになります。でここで トがしは言うんですよ。何のために言って そりゃガチになるためでしょってね。これ はバッチバチにしびれました。物語通して いろんな理屈を並べて陸場というスポーツ にもがき苦しんで最終的に出た答えがガチ になるためね。これが100mだけ走れば 全部解決するっていう序盤のセリフに しっかり規ね。だから2人の決勝の走り ラスト10秒にも圧倒的な没入感を覚え ました。まるでこの世界には走ること以外 に何も存在しない。意味とか価値とかどう でもいいから、今この一瞬に全てをかける ガチの走りをしてる2人の表情。106 本して1番幸せそうな顔してて、僕ね、 この時マジでボロボロ泣いてました。 そして髭団さんの主題家らしさが流れるん ですよね。めちゃくちゃ最高でしたし、 100mにぴったりでした。特にラスト フレーズああ、生きてて良かったな、もう まんましとコミやの最後の表情を表してる ようで、また寝泣いてしまうっていう本当 に素晴らしい楽曲で、素晴らしい締めくり だったと思います。はい、ということで 以上が劇場アニメ100mを見ての感想 でした。本当に迫力ある映像体験でしたし 、キャラクターたちの淡々とした、しかし 確かにた切る熱のようなものをアに浴びた 106分間でした。これちょっと言うの 忘れてたんですけど、戸とコミアの声優を 務められた松坂鳥さんと染めた谷翔太さん 。もう2人ともばっちりはまりすぎてて、 普段俳優さんだったこと忘れてました。 正直素晴らしかったです。でですね、本作 と同日に公開された劇場版チェンソマン レゼ編。これものすごく注目されてる時期 なので若干100mが日の目見てないって いう感じはありますが、これは純粋に アニメ映画として面白すぎるので、口コみ とかでね、拡大していく可能性も全然ある んじゃないでしょうか。皆さんの感想など ありましたら是非コメントお待ちしており ます。それではまた次回の動画でお会いし ましょう。ちゃおちゃお。 [音楽]

人生の煌めきを体感できる映画。感動しました。全力で生きることを肯定してくれるような話で、月並みですが、頑張ろうと思えました。漫画もまた読み返そうかな。

◆今回紹介したアニメ
劇場アニメ『ひゃくえむ。』
©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

公式サイト

映画『ひゃくえむ。』公式サイト | 9月19日(金)全国公開

◆おすすめ動画
【伝説爆誕!!】劇場版『チェンソーマン レゼ篇』がアニメ史に残る大傑作だった件【最速感想・レビュー】【ネタバレあり・なし】【大絶賛】【神演出】【MAPPA】【吉原達矢】

【ぶっ飛んでる】今期ノーマークだったオリアニが異次元の王道エンタメでめちゃくちゃ面白かった件【BULLET/BULLET】【バレットバレット】【2025夏アニメ】

【ラザロ最終回】スキナーとの邂逅の果てに人類の目に映った世界の未来とは!? 【完結】【ラザロ第13話】【感想・考察】【LAZARUS】【2025春アニメ】【渡辺信一郎】

キャラも可愛くてOPも最高なのに賛否両論が出ているラブコメアニメがヤバい【男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)】【だんじょる】【2025春アニメ】【感想・評価】

【伝説の始まり】開幕から圧倒的なクオリティでカウボーイビバップ を彷彿とさせるMAPPAの新作オリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』が覇権すぎた【渡辺信一郎】【2025春アニメ】【神作画】【紹介】

【神アニメ解説】全てが洗練された問題作『残響のテロル』とは何だったのか?【賛否両論】【MAPPA】【ノイタミナ】【渡辺信一郎】【アニメ紹介】【ラザロ】【カウボーイビバップ】

◆X(旧ツイッター)
https://x.com/gojyouhan_onii

※動画内で引用している著作物の著作権は、権利者様に帰属致します。

#ひゃくえむ
#感想
#魚豊
#岩井澤健治 
#松坂桃李 
#染谷将太
#Official髭男dism 
#らしさ

MAG.MOE - The MAG, The MOE.