【クリアレビュー】『デジモンストーリータイムストレンジャー』惜しい点もあるが、まさにバンナムの本気【PS5 / XBOX /PC】

おはようございます。一号です。今回は 10月2日に発売されたデジモン ストーリータイムストレンジャーのクリア レビューとなります。体験版時点から 大きな盛り上がりを見せ、発売後も Steamで同説8万人超えを記録する など、すでにプレイしている方や気になっ ている方も多いと思います。まず結論です が、キャラクターシナリオ、デジモン育成 、そのドレモが高い水準でまとまっており 、約10年ぶりとなる完全新作としては 間違いのない作に仕上がっているように 感じます。それでは詳しいレビューに入っ ていきましょう。 [音楽] まずはデジモンストーリータイム ストレンジャーについて簡単に紹介して いきましょう。本作は2006年に NintendoDSで登場したデジモン ストーリーから続くシリーズの最新作です 。これまでDSやビータ、PS4、 Switchなどで登場しており、 デジモンを代表するゲーム作品である一方 、2017年に登場したデジモン ストーリーサイバースルースハッカーズ メモリーからは大きな動きがなく、本作は なんと約8年ぶりの最新作となります。 さらにハッカーズメモリーは2015年に 登場したサイバースルースに新規シナリオ を追加した完全版のような立ち位置の作品 でもあるため、完全新作としては約10年 ぶりとなります。約10年ぶりということ もあり、450体以上登場するデジモンの モデリングは一進されており、美牲な姿で 帰ってきたデジモンたちというだけで ファンにとっては待ち望んだ再会と言える でしょう。またゲームでは人間世界と デジタルワールドという2つの世界を舞台 にしており、現実世界では東京や秋葉原、 デジタルワールドではデジモンたちが 暮らす中央都市、セントラルタウンなど 多様なロケーションが最新のグラフィック で表現されています。その他にもより遊び やすくブラッシアップされた戦闘システム 、新規からファンまで幅広いそうに 寄り添ったシナリオなど全体としてまさに バンダムの本気を感じる一作に仕上がって います。 [音楽] 続いてプレイヤーとデジモンたちとの冒険 を描く物語について見ていきましょう。 本作の舞台は東京。プレイヤーは頂上現象 の調査や事件の解決を行う特殊捜査局 アダマスのエージェントの1人として近年 頻発している頂上現象の調査のため新宿へ とやってくるところから物語は始まります 。プレイヤーは新宿を調査中に未知の生物 デジモンを発見し謎の爆発事故に巻き込ま れ8年前の世界に飛ばされてしまいます。 プレイヤーは心優しい女学生の味噌の祈り やる力を秘めたデジモン、愛業門と出会い 、なぜ8年前に時間してしまったのか、 その真実を確かめるべくデジモンたちが 生きるデジタルワールドへの冒険を行って いきます。あすからも分かるように本作で は現実世界とデジタルワールドという2つ の舞台だけでなく8年への時間行という タイムトラベルが大きなテーマとなってい ます。プレイヤーは冒険の中で度々時間行 によって人々やデジモンたちの未来を変化 させながら最善の世界を目指していきます 。もちろん時間走行は魔法ではありません 。本作では未来を何度も改変していくこと がもたらす悲劇をデジモンというモチーフ を用いて説得力のある物語を生み出してい ます。シナリオ単体としてみると中盤以降 は説明ゼリフがややになり、終盤の展開も や急ぎ足に感じられる部分はあるものの、 エンディングを迎えた後はコーチの良い感 を与えてくれる物語に仕上がっていました 。 ゲームでは多様なロケーションや多種多様 なデジモンとの出会いが冒険を彩ってくれ ています。ゲームを開始すぐに調査地点と なる東京の新宿はアル田前から新宿 大ガードの交差点、途前、駅校内など こと細かに作られています。合わせて現実 では秋葉原も用意されており、秋葉原の顔 となる電気外口はもちろんジャンク通り まで再現されており、エージェントの任務 であるなどを行っていく、足で稼ぐを ゲームプレイとして体験できる作りが印象 的です。また、序盤のゲームプレイを 終えるともう1つの舞台であるデジタル ワールドがプレイヤーを待ち受けています 。こちらの世界は現実とは異なりデジモン たちが生活しており、また違った魅力を 放っています。最初に訪れる中央都市 セントラルタウンはファンタジックな色彩 が目を引きますが、錆びた途端で組み上げ られたような建築物が乱立し、少し サイバーパンクラ雰囲気も漂っており、 まさにデジモンが暮らす街といった ロケーションとなっています。その他にも 南国を思わせるビーチや木々が美味しげる 森林地帯などデジタルワールドでは他した ような景色が広がっており、その変化は 冒険を行っている感をしっかりと味わせて くれます。またゲームに登場するデジモン たちも素晴らしく、シナリオにおいて重要 なポジションとなるデジモンは元々の デジタルモンスターの設定から大きく ずれることがないような拝となっています 。合わせて水辺や森林など生体系に沿った デジモンが登場するなど政作人のデジモン への深い愛情はゲームを進めれば進める ほど驚きに満ちていたように感じます。 特に終盤におけるファンサービスの数々は シリーズを愛するユーザーこそ感動すると 思います。動画の後半で指摘するように ゲーム進行や構造に関してはやや全時代的 に感じる箇所もありプレイ全体を素直に 楽しみきれない瞬間もあります。とはいえ 、シナリオ、キャラクター、ロケーション などどれもが高い水準でまとまっており、 デジモンファンにとっては納得感しかない とすら感じました。 [音楽] 続いてデジモンの力を借りて戦うバトル システムについて見ていきましょう。本作 のバトルはデジモンがフィールドにカして いるシンボルエンカウントを採用した単性 コマンドバトルとなっています。バトルの ルール自体は比較的シンプルにまとまって おり、プレイヤーはデジモンを3体まで 呼び出すことができ、画面右側の行動順に 沿って通常攻撃やスキル技などをコマンド から選択し攻撃を行っていきます。 コマンドはボタンとスティックで瞬時に 入力できるようになっており、その シームレスなレスポンスはペルソナや 新女神転生など近年のアトラスのRPG タイトルのような心リズムのある戦闘 システムに仕上がっています。また、各 デジモンは種族が設定されており、大きく 分けてワクチン、ウイルス、データの 酸素みとなっています。そのため パーティーの編成や攻撃を行う際など相手 の弱点種族を意識しながら戦っていくこと で一気にダメージを与えることが可能です 。その他にも本作ではシンボル エンカウントの採用によりフィールド上 から直接攻撃を仕掛けるフィールド アタックが可能になっています。一定以上 のレベル差があればコマンドバトルに移行 せずそのまま撃破できる点も快適です。 また冒険の中ではボス戦も多く用意されて います。ボスはチャージという大ダメージ を与える攻撃を行ってくることがあり、 その際は相手のスタンゲージを削っていく 必要があるなど、通常戦闘とは少し違った 緊張感を生み出しています。合わせて デジモンの捕獲は戦闘後に得られる スキャンリスが一定値に達すると仲間に できる仕組みで戦闘中に特別なアクション を必要としない点も店舗の良いゲーム プレイを実現しています。またオート戦闘 や最大5倍速など設定も充実しており、 基本的に警戒な店舗で楽しめるような設計 が意識された。良い意味でプレイヤーの重 になりすぎることなく店舗よく物語と育成 に集中できる戦闘バランスが光っています 。 [音楽] 警戒な店舗が印象的とはいえ、冒険中では どうしても勝てないボスや乗り越えるのが 困難なダンジョンなどに出くすこともあり ます。そういった時に重要となるのが本作 を伝える大きな柱であるデジモン育成です 。デジモンの育成は基本的に一般的な育成 系のRPG同様に戦闘によってレベルを 上げていくことで強くなっていきますが レベルを上げるだけではデジモンを進化 することはできません。各デジモンは進化 に必要な条件が設定されており、例えば 攻撃力や守備力を決められた数値まで 上げる必要があるなどデジモンによって 様々です。合わせてデジモンの進化先は1 種類ではなく5種類ほどに分岐しており、 同じアグモであっても進化の流れによって 全く別のデジモンへと成長していきます。 デジモンに詳しい人であれば進化先の シルエットだけでなんとなく分かるかと 思いますが、ほとんど知らない人にとって はどんなデジモンになるんだろうという 一期一流だけでもデジモン育成の取り子に なるかもしれません。また進化先の条件に よってはレベル上げだけではステータスを 達成できないパターンも出てきます。その 際に活用するのがデジモンファームです。 この施設では特訓を行うことで各種 ステータスの強化ができるため、より重度 高い育成を可能にします。進化に必要な ステータスを上げることはもちろんですが 、より火力が欲しいので攻撃力を高めたり 、行動順を早めるために素早さに特化し たりなど自分好みにカスタマイズしていく ことで自分だけのデジモンを生み出すこと が可能となります。その他にもデジモンが 使用するスキル技は各デジモン固有の スペシャルスキルと自由に付け替えが可能 なアタッチメントスキルに分かれています 。アタッチメントスキルは最大4つまで 自由に組み換えることができるため、 デジモンの特性に合わせてバフ重視や回復 特化などこだわり始めると想像以上に時間 が解ける中毒性があります。デジモン育成 は全体として自由の高さが印象的で個人的 にも中盤は冒険そっちの毛ではまって しまいましたし、冒険自体の魅力を底上げ していたように感じます。 [音楽] ここまで紹介したように本作はデジモンの ゲーム化作品としてはもちろん近年の バダナ目の作品の中でもその完成度の高さ には驚かされます。その一方で全体的な ゲーム進行についてはやや惜しさを感じる ことが多かったのも事実です。本作では プレイヤーはアダマスのエージェントとし て現実世界やデジタルワールドを冒険して いくことになりますが、基本的に目的地を 目指して会話が挿入されるというや全時代 的なお使いを繰り返すゲーム進行に収支し ています。先にも紹介したようにしっかり としたシナリオが採用されているため 仕方ない部分もあります。とはいえ時間と いう複雑なテーマを採用していることも あってかテキストによる説明が多くるごと に1から10まで説明し始めるパートが ありや店舗の悪さを感じてしまいました。 またゲーム中にはいくつかのダンジョンの ようなフィールドも用意されていますが そのどれもが一昔前の構成が目立つ ギミックやパズルが占めており中盤あたり から少しドロー感を感じてしまったのは 否みません。その他にも本作にはサブ クエストも用意されていますが、基本的に メインシナリオに関連するものとなってい たり、そもそもデジモンの進化に必要な ポイントを集めるためにはサブクエストの 進行はほぼ必須となっています。なのです が、サブクエストはフィールドを走り回る お使いがほとんどで、正直近年のRPGの 中でもサブクエストの質は低いと言わざる を得ないクオリティでした。全体的にやや 重ましを感じる展開も多く、シナリオの 魅力をもう少しストレートに感じることの できる構成でも良かったように感じます。 [音楽] 最後に知っておきたい気になった点につい て紹介していきます。まずボリュームに ついてはノーマル難易度でエンディング までプレイして大体55時間程度でした。 シネリオだけ追うのであればもう少し短く なると思いますが個人的にも中盤から デジモン育成に熱中していたので思った 以上にがっつりプレイしていました。 クリア後にはいくつかの要素も用意されて いますし、2周目はより高内度の難易度も 解放されます。基本的に最強のデジモを 作ろうと思うと2周目は必須となるので 長く遊べる作品となっています。また 難易度に関しては3ス組みのシステムで あったりデジモン育成などをしっかりと 行っていけばノーマル難易度でも大きな 何所などもなくクリアできる難易度となっ ています。もちろんゲームではイージーも 用意されているのであまりRPGが得意で ないユーザーであっても安心して遊べるか と思います。 [音楽] 続いてデジモン育成を行う中で気になった DLCについても触れておきます。本作で は有料追加DLCがいくつかあり、その中 には経験値やお金、素材が手に入りやすく なるアウターダンジョンが用意されてい ます。このDLCでは非常にスムーズに 経験値やお金を入手することができ、 デジモン育成に大きく活用可能となってい ます。もちろん課金をしなくても1周目で あれば時間をかけることでクリアできる 難易度ではあります。とはいえ2周目以降 に解放される超究極体の攻略には ステータスを極限まで強化したデジモンの 育成が求められるためDLCの仕様を強く 促される構造に感じられました。個人的に もさすがに時間がかかりすぎるので2周目 をプレイ開始する際にDLCを購入しまし た。もちろんDLCの存在がいけないわけ ではありませんが育成の重度が本作の 醍醐ミであるだけにその楽しみを 突き詰めようとすると課金が前提となって しまう構造には少々借前としない部分も ありました。 いかがでしたでしょうか?デジモン ストーリータイムストレンジャーは シリーズの正当進化としてキャラクター シナリオ育成という3本柱がしっかりと 伝えられた完成度の高い一作でした。一方 でゲーム進行やDLC構造においては今後 への課題も買間見える部分はありますが 久々の完全新作としての意欲と情熱は 間違いなく伝わってきます。特にシリーズ ファンにとってはこれまでの記憶とつがる 数々の演出にきっと胸を打たれるはずです 。少しでも気になってる方は是非この度に 足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。 このチャンネルでは最新ゲームのレビュー やゲーム紹介動画を投稿しています。是非 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今回は10月2日に発売された『デジモンストーリー タイムストレンジャー』のクリアレビューとなります。体験版時点から大きな盛り上がりを見せ、発売後もSteamで同説8万人超を記録するなど、すでにプレイしている方や気になっている方も多いと思います。
まず、結論ですが、キャラクター、シナリオ、デジモン育成、そのどれもが高い水準で纏まっており、約10年ぶりとなる完全新作としては間違いのない一作に仕上がっているように感じます。それでは詳しいレビューに入っていきましょう。

【目次】
00:00 序文
00:30 『デジモンストーリー タイムストレンジャー』とは
◇ 新規はもちろん、ファンにも寄り添う心温まるシナリオ
01:54 ・時間旅行のツアーはいかが?
03:26 ・多様なロケーションとデジモンが紡ぐ丁寧な物語
05:19 シンプルかつ軽快なリズムが心地良いバトルシステム
07:11 一度ハマると止まらないデジモン育成
09:12 完成度が高いから気になる全時代的なゲーム進行
◇ 知っておきたい・気になった点について
10:45 ・ボリュームや難易度について
11:40 ・明らかにDLCを前提とした育成関連
12:39 結語

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