ヤンデレしかいない乙女ゲーム!攻略対象をどれだけ病ませたかで末路が変わる【闇ゆく君に花束を~Bouquet for you in the dark~】(単発)

はい。え、どうもご視聴ありがとうござい ます。闇ゆく君に花束をということでです ね、え、こちら、え、攻略対象が全員 ヤんデレの、え、ゲームとなっております 。ということで、ま、やっていきましょう 。え、名前を入力してください。み子は 白石固定なんだ。み子は固定なんだ。 どういても俺は白石になってしまう。 じゃあ入力完了。拳坊です。はい。白石 憲望です。初めまして。どうも。いつもの ボダではありません。今日はボダはお休み しています。ボダはちょっとあの家庭の 事情にて本日お休みですので代わりに白石 が担当いたします。誰かの人生にこんなに も深く関わることになるなんて。この時の 私には想像しなかった。誰かの人生に深く 関わるだろう。結婚とかするんだから 分からんけど。まだ確定じゃないけど。 生徒会長の締めの言葉と共に皆一斉に席を 立ち、帰る準備を始める。私も形だけでも と出してあったペンとノートを鞄に入れる とどういう状況?皆熱心に討論している中 、何もしないのはあれだなとメモは取って いたもののあまり役立ちそうにはない。 やったふりみたいなやつよくあるな。まあ 候補には関係ない仕事の内容ばかりだし。 あ、白石だ。俺だ。白石望だ。じゃんけん に負け。生徒会法という肩書きを与えられ てしまい、私は間違いの生徒会に所属して いる。あ、生徒会になっちゃったんだ。 めんどくせえな。とはいえ候報は楽な仕事 で1年に2回生徒会新聞を作るだけ。楽で いいんだけど一応生徒会の一員として生徒 会議会には参加しなければならないので こうして毎回出席している何人ぐらいの 生徒会って別に候補に思い入れがあるわけ ではないけれどせっかくやるのであれば もう少し仕事があってもいいのかななんて ちょっと思ってしまう。確かにな。なんか 微妙に参加してるだけみたいな立場って 1番むずいよね。喋ることもなくなってき ちゃうかもしんないし。いやいや、そんな 贅沢なことは考えてはいけない。もっと 頑張ってる人たちがいる中でなんかなって いう。平穏無事に人気を全倒できれば 100点だ。ま、内心点とかもあるかもな 。そんなくだらないことを考えてる間に気 がつけばほとんどの生徒が帰っていた。私 も帰ろ。帰ろうと鞄に手を伸ばした時、 少し気味に教室の開いた。誰かった 間に合った たまきちゃん入ってきた慌てき たのはえ、数学のたまき先生は先生だった 。 キョロキョロと誰かを探しているようだ。生徒かと思った。どうしたんです?どうかしたんですか? あ、白さん、ここって生徒会の集まりで会ってるわよね。 まあ、生徒会室だからな。はい。さっき終わっちゃって全員は揃ってないんですけど。 あ、そうだったんだ。間に合ったわけじゃなかったか。 やけにインテリア多いけどな。生徒にしては誰か探してるんですか? あね。広補の子ってまだ残ってるかしら? あ、俺も広補だけどね。 え、 あ、やっぱりもう帰っちゃった。 えっと、それ私です。生徒会の役員の中で候補に用事とは思わずってしまった。 白師さん後補だったのね。よかった。まだいてくれて。 誰かもわからんのに探しとったんよな、今。後報をもう帰っちゃったか言うてましたけど。私に何かようですか? ここじゃなんだし、ちょっと一緒に来てくれない? なんてこともないだろう。別にいいだろう。制度開だぞ。 こんないい部屋だぞ。みんないし。先生について隣の教室へと移動する。ここの方が他の人来るだろう。突然ごめんね。好きなところに座って。 ああ、好きなところ。あ、はい。好きな人の席に。先生は私の正面に座ると正面に座ってきた。 1 つ席払いをして真剣な顔になる。休み時間の女子高生コンビみたいな感じで喋ってる。前の席の生徒が後ろ向きに椅子に座ってるな。何の用事なんだろう。 突然で申し訳ないんだけど、後方さんにお仕事の相談です。 何でしょう?え、仕事ですか?広方に仕事相談?予想できない先生からの話に頭は義務オフでいっぱいになる。 あのね、SNSって当然分かるわよね。 まあまあまあ、それはな、女子高生はい。それはもちろん そうよね。高校生に当たり前のこと聞いちゃってごめんね。 ま、そんな詳しいかどうかわかんないけどな。 Facebookなんて全然やらんぞ。 多分女子高生は 最近年上の先生とこの話ばかりしてたから普通の感覚が分からなくなってきちゃって。 ああ、でもあんたも年的には結構詳しいんじゃない? 実は今度ね、うちの学校も SNSを始めることになったの。 あ、学校アカウントってこと?やる意味ないよ。そうなんですか? 取り入れてる学校も年々増えていってるし、宣伝活動に少し力を入れた方がいいんじゃないかって。 え、でも学校決める時にそんなまあ会った 方がいいのかな。確かにSNSだったら 気軽に見れるし、学生には馴染みがあって いいと思う。受験生とかにも学校の雰囲気 とか分かってていいと思います。まあね。 でもなんかそういう公式がはっちゃけてるところなんかう薄ら寒くないですかっていう気持ちはあるんだけどでもそんなすれてねえか。中高生は でしょ。 でもその話はどうして私に その運営担当に私がなったんだけど 先生たちと話し合った結果 投稿する内容の作成を生徒に任せてみようってことになってね。 炎上したいんけ?生徒 最初は誰かやりたい生徒にお願いしようと思ったんだけど責任の問題とかあるし ああ 生徒会の候補の仕事としてやってもらえればこちらとしても安心かなってことになった。 なるほどね。で、めちゃくちゃめんどくさいな。え、それって私がやるってことですか? そうなの?呼び出した上に急な話でびっくりさせちゃってごめんなさい。 驚きましたけど、確かに予想もできなかった話だった。 他の学校でも結構生徒と教師が一緒に運営しているところもあるみたいだし。うん。 アイデアとしてはいいと思うの。 でも大変だね。公式アカウントとしてやるのはむずいよな。 それに白石さんだったら生徒会で色々やっていて慣れてるでしょ。 硬すぎてもつまんないし、はっちゃけすぎてもう薄ら寒いし。うずいよな。先生の質問に思わず苦笑い。 生徒会新聞1 回しか経験がないですとは言いづらい。 あ、もしかして生徒会の仕事が忙しかったりする。 ま、暇ではあるんだが。え、生徒会の方の候補の仕事はほぼないようなものなので。 そうなの? うちの生徒会の候補って生徒会新聞を作ることしかしてないんですよ。 ああ、そういえばそうだったわね。じゃあ時間は大丈夫そう。 そういえばそうだったわねって。そうですね。 他何もやってないって言われちゃったような思た。今まで生徒会の用事で忙しかったことはないし、時間は十分ある というわけなの。白石さん力を犯かしてくれない? 先生は拝むようなポーズでこちらを見る。その必死な様子に思わず笑いそうになってしまう。先生、そんなんしなくても大丈夫ですよ。 本当? 驚きましたけど、任されたからには頑張りますから。 ごめんなさい。お仕事なんて言って逃げ道潰しちゃったかなってちょっと罪悪か。 まあまあまあ、先生は本当に申し訳なさそうな顔で私を見る。そんな風に思わないですから。 よかった。ありがとう。 私の言葉にたま先生は本当に安心した顔をした。頑張りますなんて軽く言ったけど自信なんてもちろんない。もし部活の取材とかするなら写真撮ったり全部 1 人でやることになるのかな。めんどくさいね。広方担当は私 1 人。手伝ってくれそうな会メンバーは思いつかない。 まあでも1人でもなんとかなるかな。 1人でできるか不安ですけど頑張ります。 あ、それなんだけど各学年から 1 人ずつお手伝いをしてくれる生徒を選ぶから大丈夫よ。 各学年から1人ずつなの?同じ学年から 3人選んでほしいな。え、 部活動に所属していない生徒にお手伝いをお願いする予定。 ふん。 投稿する騎士は白石さんにお任せすることになっちゃうんだけど、部活の取材はその生徒たちと手分けしてやってほしい。 でも確かに同学年に話しつけるんだったらど各学年から 1 人ずついた方がいいか。各年、各学年から 1人ずつということは私を入れて 4人、4 人もいれば手分けして取材できるし気が楽だ。取材さえしてもらえれば文章はそれを見てかける。 来年からはちゃんと生徒会法の人数増やす予定なんだけど、今年度はちょっと急には難しいってことでお手伝いをお願いすることになったの。 なるほど。すごく助かります。 今の時期無骨道も盛敢だし取材対象は任せるわ。学外活動でも大丈夫よ。その辺のセンスは学生の方があると思うし、一応各部活の先生には取材のことは伝えておくけど、その都度部長さんなんかに説明はお願いね。 おお、大変だ。 作業する教室は北校の秋教室を使ってもらっていいから。 でも、え、Twitter でしょ?多分イメージとしてはどうなんだろう?インスタなんかな?分かりました。 本当にちょっとした記事でいいし気楽にやってほしいの。 記事レベルのものを書くのか Twitterだとした場合。 もちろん私も手伝うしに頑張りましょう。 はい、よろしくお願いします。たま先生だったら何かあってもすぐせ相談できそうだし安心感がある。 よかった。白石さんが引き受けてくれて断られたらどうしようってずっと不安だったの。 ま、だいぶめんどくさい仕事や。 私も安心して今日から眠れそう。 それは良かったです。 ここ最近ずっと会議会議で大変だったのよ。 ああ、大変やな。 年上の先生に色々説明するので数日かかっちゃった。 音はどうする予定だったんやろ。あは。うちの学校の先生は年配の先生が多いので苦労はた絶やすく想像できる。 水奏学部です。椅子に来ました。 あいそう。 はい。どうぞ。 あれ?この声。 お 失礼します。てあれ。 あんたなんでここにいんの? え、かほちゃんこそどうしたの?友達と共に入ってきたのは親友のかほちゃんだった。 あ、もしかして邪魔しちゃいました。 だからこんな教室でやがい。 ちょっと生徒会の候補さんにお願いしてただけだから。 ああ、そういえばあんた候補だっけ ね。面倒な仕事をしつけられたよ。そうだよ。 へえ。 先生何お願いしてたんですか? 実は今度学校のSNS を始めることになってね、白石さんにその相談をしてたの。 そうなのです。 何?何?面白そうな話。え、もしかしてあんたがそれやるの? 手伝ってよ。うん。 楽しそう。 ああ、 私も手伝う。 えや。 確か立花さんは水奏学部よね。大会前で忙しいんじゃない? ま、ちょっとぐらいは。 おい、余計なこと言うなよ。 今も練習に使う椅子を取りに来たんでした。 余計なこと言うなよ。 心配しなくても。ちゃんとお手伝い要因は確保してるから大丈夫よ。な んだよ。 ええ、私も手伝いたかったな。 手伝ってくれてもいいじゃない。 ああ、大会前じゃなかったらちょっとくらい手伝えたのに。 ちょっとくらいは手伝えるよ。気持ちだけもらっておくね。かほちゃんは部活頑張って。 はい。 余計なこと言いやがって。 そうだ。取材するんだったらうちの部活来てよ。 私写真オッケーだし撮ってもいいよ。 本当にSNS あげていいの?あは、なんだか楽しそう。かほちゃんのおかげで気持ちが少し楽になった気がする。 あ、部活のリストとか作ろうよ。そのくらいなら手伝えるし。 そうだね。あると便利かも。 よし、そうと決まったら早速。 さすが手伝ってくれてる。 立花さんのこいつ。ちょこちょこ邪魔して。何?立花に入って欲しくないの? あ、やば。 早く戻らないと部長に怒られる。明日やろう。約束だからね。 ありがとう。親友持つべきものは分かった。 それじゃかりていきますね。 パイプイスを軽ると 4 つ持ちかほちゃんは行ってしまった。パイプ椅子持ってったの机から。 よかったら部活のリストコピーしておくわね。 はい。 明日立花さんとゆっくり見てね。 ありがとうございます。 今みたいな感じで楽しくやってくれたら私も嬉しいわ。困ったことがあったら遠慮なく相談してね。 ま、とりあえずな。分かりました。そんな話をした日から早くも 2 週間。今日は先生の言っていた各学年から集められた生徒と初顔合わせをしているんだけど。あ、それが病んでるってこと。今んとこ普通なんだけどね。集められた生徒はこの目の前にいる 3人。 付き合いが派手だと噂の1年生。近づき がい先輩。火の打ち所がない同級生なんか 普通じゃん。予想外すぎる人生に同様を 思わず表情に出そうになってしまう。何度 も教室を確認したし、今集まっているこの 3人が先生の言っていた手伝いの3人に 間違いない。どうやって見つろったん? 本当に。そんな心の声を出さないように 必死に笑顔を作る。でも多少引きつって いる自覚はある。これってたま先生の人な のかな?とりあえず冷静なろ。心の中で 乱れていてもしょうがない。進仰しないと 始まらない。いよし、口を開く。 時間が来たので始めさせてもらいたいと 思います。まず自己紹介お願いしたいん ですが。はい。はい。じゃあ俺から行き ます。1年のナトルカです。ナトりね 面白そうなんで参加しました。よろしくお 願いします。あ、そんな募集だったんだ。 真っ先に手を上げたのは1年生の 人きが人付き合いが派手だと噂のせいと 学年の違う私でも知っている存在だ。その 夢なんだ。先輩から目をつけられそうな ものだが、そのコミュニケーションで 意安す先輩たちを怪獣したんだとかなんと か。あ、ありがとう。えっと次は あ、次先輩どうぞ。あ、勝手に私、あ、私 が指名する前にナトり君が指名をして しまった。先輩どうぞってどっちも先輩だ けどな。 派手なピンク紙を揺らしながらだるそうに立つ。 みゆと説明しなく 第4ボタンまで外してるだ。第 4ボタンまで外していいんだ。 私はものすごく不意にここにいるわ。よろしく。 はい。みゆ 3 年生りがいピンクの髪にた物ではないオーラを放す先輩。ピンク神が許されてる。口調はそう柔らかい。女性よりの喋り方をする。 いわゆるお姉さんなのか。私たち後輩たち にとって大きな謎。高校のお姉すごいな。 高校生のネイルもしっかりして高速違反も いいところなんだけど何度言っても効か ないらしい。ピンク神が強すぎるからな。 高速違反としては。先生もさ事を投げる 遺中の遺。こんなん連れてくるなよ。 協力者枠としてこんなの連れてくるなよ。 先輩自己推薦じゃないんですか? あったり前でしょ。平反よ。平反相当い なかった。 みんな受験が忙しいって。当然だけど住神先輩が自ら名乗り出るわけがない。そうなんだ。あ、ありがとうございました。なんでこいつ連れてきたんだ?本当に協力者として。 次は俺かな? 協力者らしいやつを連れてきてくれ。そう言って最後の生徒が立ち上がる。 はずき明夫ほです。 2年生です。よろしくお願いします。 あ、よろしくお願いしますね。はず明夫保。私と同じ 2 年生。学内人気はもちろん先生からの信頼も暑い。 このメツの中にはきはず君がいなければ先生に一度相談に行っていたかもしれない。そうだよな。なんでやねんて。そのくらいありがたい存在だ。そのくらいありがたい存在を 3人連れてきてほしい。 先輩も自己推薦ですか? いや、俺は推薦された側だよ。 誰に? ええ、じゃあ自己推薦俺だけなんだ。あんた物好きね。 そうかな。 ナトりみたいなやる気のある生徒がいると色々頼りになるよ。 まあな本当ね。サポート枠だからな。 白石さんもそう思わない? 本当にね。お、心強いです。 え、本当ですか?先輩にそう言ってもらえるの嬉しいな。 急に振られに片こ言になってしまった自覚はある。 ああ、ごめん。話が脱線しちゃったけど最後は白さんどうぞ。 あ、俺ね。あ、はい。そうだ。私も挨拶しないといけないんだった。見つめられるの緊張するな。 視線に気を取られないように少し目線を 下げる。白石憲望です。生徒会の候補を やってるのでたまき先生からこの役目を 頼まれました。アホみたいな名前やで。 今日はお忙しい中本当にありがとうござい ます。精一杯頑張りますのでよろしくお 願いいたします。さて頑張ろう。そう言っ て深ぶ。 反応がないなと顔を上げると3人とも 固まっている。なんみたいな名前やなって 。どうした?挨拶買った。 どこの社会人よ。 いや、そんなもんやろ。こ え、 もっと肩の力抜いていきましょうよ。 初対面なんだから。 ナとの言う通りだよ。そんな硬くならなくていいからさ。 そんなに。あ、はい。そうは言われたが、早速椅子に座る動作が機械のようになってしまう。 ガッチガチじゃない? だって自分が仕切れって言われたらちょっとやっぱ緊張するしな。シンプルに 先輩緊張してます。 そりはね、そういうわけじゃないんだけど。 白石さんもいきなりこんなこと頼まれて大変だね。 本当や。で、ほんま?そうなの? お、頑張るんで安心してください。 私そんなに手伝える自信ないわよ。 いきなりね、指揮してっていう方が大変だよね。もちろんできる範囲で大変。大丈夫ですから。 じゃあ俺張り切っちゃいます。 俺もできる限りは頑張るよ。 ま、やっぱ同級生の方が話しやすいな、こういう時は。あ、ありがとう。 えっと、取材のプランってあるのかな?あ あ、特にね。あ、うん。一応考えてきてる。部活や学内、学内外の活動の取材に行ってもらって、写真を撮ったり、軽く取材をしてきてもらったりしようと思っています。 取材? おお。 え、楽しそうじゃないですか? まあね。 いや、私そういうの向いてないし。 ま、そんな感じはするな。まあまあ。ああ、喋ってる。 ま、まあまあ。 早速不安しかない。 えっと、取材と言ってもSNSに短く 載せるものなので、そんなに詳しくする 必要はないそうです。ま、そうなんだよな 。Twitterでその何を調べるかより どういうのを取ってくかっていう書い てくかっていうブランディング的な考え方 の重要そうでむずいっすよな。あれ、主に 写真を多めにあげて興味を持ってもらえる ようなものを目指すとのことでした。 とりあえず写真取りまくればいいことです 。 まあ、写真はたくさんあった方が助かるよ。 もちろんだけど、投稿は先生の目を通すんだよ。 ま、そうだね。うん。そういう約束になってるよ。載せる文章は私が書くので 3 人には取材のお手伝いをお願いする形になります。 ええ、勝手に書いて投稿しちゃだめなんですか? ま、変なことね。色々ほら文章の内容とかもあるしないよ。 なんかあって炎上したらシれにならないでしょ。巻き込まれるのはごめんよ。 ま、そういう時が先生の責任ってなる。 するためにもやっぱり目を通させとくってことやな。 はい。 取材対象はこっちが勝手に決めちゃっていいのかな? うん。見てくれる人が興味を持つものを学生側で選ぶこ選ぶってことだから何でもいいみたい。 俺行きたいところあります。 あんた呑キでいいわね。 先輩ももっと楽しんでやりましょうよ。 こっちはあんたと違って不本意でここにいるの。 やる気のレベルが違うのよ。 本位の理由は聞いけど。 絶対楽しい。 まあまあ、先輩も落ち着いて。でも俺たちの活動で少しでも学校の活性化につがれば嬉しいじゃないですか。 まあ、確かにな。 あんたのその真っすぐなし目に毒だ。あ、あの御上先輩を黙らせたはず先輩すごいですね。 いや、別に俺は何も ちょっと私を何だと思ってるのよ。 ま、まとまらない。 はい。はい。 でもまあと君どうしたの? これから取材とかやっていくとしてどうやって活動していくんですか?時間を合わせてみんなで取材に行くとか大変すぎません? ま、確かにね。えっと、 4人いるのでまず2 つのファンに分けようと思います。あ、で、どのルート行くかってことか。 3 人の前に手作りのくじ引きの箱を置く。そう、 4 人で話していてもきっとまとまらないだろうと思って事前に用意しておいた。 今の会話を見ても明らか。ここは半分に分けなければ絶対に話が進まない。 2 人だったら予定も合わせやすいと思うのでこの方法でやっていこうと思います。 妥当な方法ね。了解です。 問題の2 人からの異論は内容で人安心。お好きな棒を引いてください。中には赤と青の色を塗った割り箸。赤が出れば私と組むことになる。なるほどね。 ものすごい顔真剣じゃない。 引くのはこっちなんだけど気にしないでください。 白石先輩とがいいな。 ま、それはな、こん中で女の子とね、せだったら可愛い女の子と一緒にやりたいじゃないですか。 まあね、確かにな。それはそう。私は誰でもいいんだけど期待はしないでちょうだいね。俺も誰だって大丈夫だよ。一緒に頑張ろう。 さあ、あ、俺はこれなんだ。で、誰とやろうかっていうことね。 えっと、1番マ同級生とやりたいな。同級 生が多分どれだ?黄色か?黄色でいいのか ?同級生のはずきかとやろうやりたいな。 まあでもなんかみんな割とまともそうなん だよな。病んでって言われてるけどどうな んだろう。 これからよろしく。よろしく。うん。 よろしくて正解だった。たった1/3の 確率だったけど今年の運をだいぶ使って しまったかもしれない。 ナと君と三先輩には申し訳ないけど、無事はずき君とペアになれてほっと人心。はずき君と一緒に慣れてよかったよ。てくれて本当ありがとう。 俺まだ何もしてないよ。 全員まともそうだけどな。お前が特に一番まともそうだけど。もうはずき君がいてくれるだけで全然違うからさ。 そう言ってもらえると嬉しいよ。 いけない。嬉しさのあまり前のみりになってしまった。少しは落ち着こう。 さっきも言ったけど、お手伝いの人には写真とか取材のお手伝いだけ協力お願いします。それとあくまで手伝いだから無理はしないでね。自分の用事を優先してもらっていいから。ま、そりはそうのもりですよ。 でも白石さん 1 人だと大変だしできる限り手伝えるよう頑張るよ。はずき君優しい。本当に優しい。 1 年生の時に同じクラスだったけど、ほぼ話したことはなくてまともに話したのは今日が初めてだ。 噂では優しいと聞いていたけれど、こんな笑顔でそんな優しいこと言われたらなんだか照れてしまう。あ、ありがとう。 どうかした? え、いや、なんでもないよ。妙に同揺してしまったのが恥ずかしいさ。早速だけど取材の日程とか決めない? いいよ。基本どの日も大体いてるから適当にそっちで決めてくれていいからさ。 ほら、恋人はいないの?じゃあ分かった。 確か明日はかほちゃんと約束があったからじゃあ明後日とかどうかな。 お、大丈夫。 よかった。じゃあ最初の部活だけど。うちの学校は人数も多い分部活も多く活動が盛ん。うん。学外活動もあるし選ぶのは迷ってしまうて簡単に決められないね。 どの部活もそれなりに人気だから迷うね。 まあな、中学生人気のやつとかがいいんじゃない?じゃあうん。 おバレーブとかどうかな? バレーブか。あ、いいね。 この間友達が部長引き継いだし話通しやすいと思う。 お、顔も広い。本当助かるよ。部長が 2 年生なら話をしやすいし。ましてはず君の友達だったらとても助かる。 じゃあ今連絡入れておくよ。多分断られないと思うから。 ありがとう。すごく助かるな。私には部長の友達なんていないし。がなさすぎる。 あ、もしよかったら 白伊さんの連絡さ教えてもらっていい? スムーズに。なんと違和感ない。 何?あ、間違えた。うん、分かった。私もスマホを取り出し、連絡先を交換。ふとはずき君のスマホを見ると猫のストラップがたくさんついていた。たくさんね。あ、可愛い。 え、はずき君のスマホだよ。 ああ、これ 何?猫はずき君は少し恥ずかしそうにストラップを手の中に隠す。 どうしたの? いや、男のくせにこういうのたくさんつけて変かな。 お前三先輩の前でそれ言えるんか?そう。猫好きな男の人たくさんいるし全然いいと思うよ。 そういうもの? うん。いかついスマホケースしてる方が怖いよ。 それは確かに。 あのみか第4 ボタンまで外してるやついるんだから目の前に。はずき君って猫好きなのかな?撫でてる姿容易に想像できる。 猫は好きなの?あんま想像できない人の方がいいないだろ。猫撫でてる姿とがね。 意外な回答と見た目とかじゃないんだ。見た目とかじゃないんだ。 あ、見た目も可愛いと思うんだけど自由に過ごしてるのがいいなあって。 ああ、なるほど。 生まれ変わるなら絶対猫がいい。 トリジャー関係。ああ、楽しそうだよね。 自由気ままに何やっても許されそうだし。羨ましいよ。 憧れるところそこなんだ。人の目なんて気にせずに堂々としてて憧れるよ。 重いな。なんか私はずっと寝てられるのが羨ましい。 あ、それもいいよね。 あず君とこんな風に普通に話すのって初めてだけど話しやすくていいな。これからの取材も問題なくできそうでほっとする。残されたあの 2 人で取材って大丈夫なのかな?今度玉き先生に聞いてみよう。その時はずき君のスマホが鳴る。 もう早速返事来たよ。 あ、早いね。 取材OKだって。 よかった。 少しでも役に立ててよかったよ。 助かるよ。はず君の存在自体がもう精神的に役立ってるとは口に出せないけど。 じゃあ他後白石さんの教室で待ち合わせってことでいい? はい。はい。うん。分かった。あ、別のクラスなのか。 誰とペアになるか不安だったけど、はずき君で本当に良かった。どこがヤんデなの?こうして最先のいいスタートを切ったのだった。だった。塚明後日ね はずきと一緒にやることになったんだ。当たりじゃん。 当たりなの?外れ。あと 2 人は外れってこと?そうなんだ。本当にそうなんだよ。本当に良かった。 というか後の2人強すぎない? あ、 聞いてびっくりしたわ。 外れだった。あは。 何にせよかったよかった。安心したわ。 はずき君ってだけで安心するよね。 早速どこか取材するの? うん。今日これからバレイ部の取材なんだ。 2 人で行くの? うん。かほちゃんが急に新妙な顔になる。 2 人の時は気をつけなよ。 え?なんで?当たりじゃんって言ったやつだろ。お前なんで? はずき持てるし。あ、そんだけ な噂になったら嫌でしょ。 そんだけ。そう。それ怖すぎる でしょ。必要以上に近づかないようにした方が身のためよ。 ヤンデレは実はお前だったりしねえか。というか彼女いるんじゃないの?も、あいつ暇つってたよ。あれだけ人気なんだからきっと誰かと付き合ってるんじゃないかと思っていた。 そういえば聞いたことないわ。うん。でもなんか男友達とつんでるところしか見たことないかも。 よ見とるなあ。 そう言われるとはずき君が特定の樹と話してるところって見たことない気がする。じゃあないのかな? まあどっちにしろ用人して取材しなよ。 はい。なんか急にハードル上がった気がする。 ごめんごめん。 変なところで目をつけられたら大変だし気をつけよう。ふと。教室の入り口に目を向けるとはずき君の姿が見えた。あ、はずき君こっちだよ。 噂をすれば。 あ、来た、来た。 ごめん。ちょっと早かったか? あ、いや、全然。 うん。もう行く準備できてるから大丈夫だよ。 おっす。はずき 知り合いなの?お前らは立花さんだっけ? あ、そんなに よく覚えてたじゃん。 去年同じクラス覚えてるよ。 さすがそれ 立花さんこそ俺のことよく知ってたね。 さすがに覚えてるだろ。 1年生の時1年間同じクラスだったら。 そりゃあんた目立つし。 結構ショックだよ。1 年生の時同じクラスだったやつに 2年生の時忘れられてたら 世話高いしほら成績いいじゃん。上位ランカーだし。 上位ランカー。そうそう。誰でも知ってるよ。知らない概念だったんだけど。ジョイランカーは 成績はたまたまだけど俺ってそんな認知度高いんだ。 むしろ知らなかったのが驚きなんだけど。 いや、自分の認知度わかんないし。 まあまあ確かにね。 確かにそりゃそうか。 悪い意味じゃないから全然いいと思うけど。 あ、今日はよろしくね。 なかなか時なところはあるから。 あ、保護しずらしやがってかほちゃん否定できないところが悲しい。うん。 ボールとか飛んできたらちゃんと受け止めるから安心して。 あ、かっこいいね。それは だってさ。 あはは。ありがとう。じゃあ行こうか。 少し3人で話してから体育館に移動した。 先に部長へのインタビューをして少し離れ たところから練習風景の写真を撮らせて もらうことにドスとスパイクの練習をして いるようだ。バレー未経験の私にはよく わからないけどはず君が教えてくれるので よくわかるわ。ボール早いんだね。そうだ よ。そうだよ。当たると結構痛いから気を つけて。確かにあの5 速級が当たったらあになりそう。 あ、もうちょっと後ろ下がった。 かっこいいね。もうイケメン君、彼氏君みたいな。え、このくらい? うん。もうちょっとかな? あ、危ない。そんな言うほど。ああ、ありがとう。肩にやんわりと手を置かれ後ろへと誘導される。男性に触られる経験が少なすぎてきっと普通の行動なのに無駄に動揺してしまいそうになる。 もしかしてボールが当たらないように。 さっき立ってた辺りまでなら飛んでくることあるから。 ああ、普通に。もう普通すぎて。今んとこ病んでる要素が全くない。かほちゃんが言ったから気にしてくれた。 うん。俺が誘ったしぶつかったら大変だからさ。 優しい世界を見とる。そんなに気を使わなくてもいいのに。 俺が気になるだけだよ。そっちこそ気にしないで。 あ、ありがとう。紳士だね。ただただ優しいやん。そういえばはずき君どうして今回手伝してくれることになったの?ああ、一応推薦されたという。 それ何? そんな感じ? それは何?多分帰宅区の中で押し付けられたんだろうな。なんかごめんね。 白石さんが謝ることじゃないよ。気にしないで。 あて俺の言い方も悪かったよね。 逆に優しすぎて怖えまであるな。高だろう。よく考えたら。う、立場が逆なら同じこと言ってるから大丈夫。 ごめん。 できるだけ負担かけないようにやるからさ。大丈夫だよ。やる前はどんなことするのか分からなくて不安だったけど、部活の練習見るのとか楽しいし、負担には感じないよ。 そんな優しいことばっかり言ってると調子乗って色々お願いしちゃうかもしれないよ。 別にいいよ。頼られるのが嫌いじゃないし。 おお。そういうこと言うと本当に頼ってしまいそう。でも部活に入ってないの意外だった。同じクラスだった時体育とかですごく活躍してたイメージがあったからどこかの部活に当然入ってるものだと思っていた。 人数合わせのスケットはけど スケットなんて好きなスポーツとか特にないからにしてもなにしても北区とかだとちょっと暇じゃない?そうなんだ かと言って文化系の部活にも興味なくて ふーん。 それで帰宅部のままなんだよね。 じゃあなんか帰ってなんかしてんの?もったいない。つい口から出てしまった。 もし私がはずき君だったら運動部に入って活躍したい。背も高いし、どの部活でも活躍できそう。 背が高いだけで運動神経は普通だから。 普通ぐらいあるならな。そうかな。 1 年生の時体育とかですごく活躍してたイメージあるよ。 俺って白さんにも認識されてた。 おお、もちろんだよ。勉強も上位だし。優しいって有名だし。 優しい。 おお。うん。 先生の手伝いで教材運んだりする時手伝ってもらったり助かってる子たくさんいるから本人相手に言うのはなんだけどはず君のファンの子結構いるんだよ。 め?何それ?ちょっと恥ずかしいな。 おお。そう言って少し恥ずかしそうにする。つい言ってしまったけどこういうこと本人に言うべきじゃなかったな。ふと気がつけばはずき君の体がされそうな場所にいた。 さっきのかほちゃんの警告が頭に蘇える。ちょっと離れた方がいいね。もう 1歩後ろへ下がる。 ん、どうかした。 あ、距離が近いかあったからね。あ、ちょっと近かったかなって。はずき君に当たっちゃいそうだったし。ほら、ファンの子が見たら嫌かなって。 そんなことないよ。逆に俺の方が恨まれそう。 あ、俺のファンにってこと?え、ないよ。そんな 白石さん可愛いから。こいつ 誤解されたら困るよ。 逆にもう怖くなってきた。え、今なんて白さん可愛いから。なんだこの乙女ゲーの中盤。持っていたカメラを落としそうになるな。何言ってるの?余ったるシナリオやで。 思ったことをそのまま言っただけだけど。 そうびれる様子もなく言い放った。その言葉にまた顔が熱くなる。 あ、ごめん。 普通はそういうことを思っても言わないよね え。いや、そのなんと返していいかわからない。 なんかごめん。今の忘れて。 忘れてと言われてもそう簡単には忘れられない。 俺ドキドキ読まずに思ったことをそう 思ったことをつってる。おせ辞じゃないよって。 本当にごめん。 思ったことをそのまま言っちゃう。顔がさらに赤くなる。 あ、あれ?また俺変なこと言った。お、バレーブ。ここにバレーボールぶつけろ。うん、大丈夫。これ以上広げない方がお互いのためだ。もう何も言わないようにしよう。それにしてもまさかそんな風に言ってもらえるとは思わなかった。はず君には私が可愛く見えてるってこと?世界は可愛くできている。あ、恥ずかしい。自分でもう考えないようになんて言っておいて。何をバカなことを考えているんだろう。 意外と天然なのかな。 おお、蜂蜜かと思ったわ。甘すぎて。それ からまた写真を撮らせてもらって初めての 取材は無事終了した。今日はありがとう。 こっち俺 の発案で取材を受けてくれた。部長も すごく喜んでたわ。あ、知り合いだもんね 。そっか。それはよかった。また取材 予定決まったら教えて。知り合いに頼め。 あ、声かけるから。助かるマジで。今日は 本当にありがとう。それじゃいいやつだっ た。本当にはずき君でよかったな。病ん でるわい。最初から順調な滑り出しに喜び を噛みしめて帰宅した。おい、病んでる わい。 普通に数日後。 この間の取材の記事を書こうと作業教室へ 。写真もたくさん撮れて目を引く。いい 写真も何枚かありそうでよかった。素に 写真の撮り方を調べた成果が出てると思う 。こんにちは。 久しぶり。 あれ?なとり君、どうしたの? あ、ちょうど先輩いてよかった。この間上先輩と取材行ってきたんでそのデータ持ってきました。 どうだった?そ、え、もう 三先輩顔広いんですぐ取材もらいましたよ。 意外と有能だね。すごい 2 人が真面目に取材してくれてるとは思わなかった。なんち中失礼なものすごく失礼なことを思ってしまっていたなと反省。 はい。野球部の取材データです。 ありがとう。すごく助かるよ。 先輩たちももう取材行ってきたんですか? うん。バレーブの取材してきたよ。 あ、いいですね。人気ありますし。 ふーん。そう言ってもらえてよかった。はず君の友達が部長だったからすんなり取材できたよ。 ええ、はず先輩も顔広いな。 そう助かったよ。私は部長やってる友達はいないからすごく助かってるよ。 俺もなかなか顔広いんで頼りにしてくださいね。 みんななんかね。うん。ありがとう。確かとり君も相当人脈ありそうだ。 もしかして私1 人取材の足を引っ張ってる可能性ある? ま、もしよかったら先輩と連絡先交換してもいいですか? あ、まあね、普通にね。え、どうしたん?突然とり君からの提案なのでまず警戒してしまう。 そんなに警戒しないでくださいよ。取材先かぶったらまずいからどこの取材するとかちゃんと連絡しようと思って。 ま、確かにね。あとどういう記事書いてくかっていうのもそろそろ考えてもいいだろうしねえ。あ、そうだよね。ごめん、ごめん。全然それ頭なかった。 爆用はしないんで安心してください。 はい。はい。ほんの少し心配だけどなんちゅ失礼な。 俺も白石先輩と組みたかったなあ。 あははは。 俺本気で言ってるんですからね。 本気で言ってるから。あははつってんだ。もしかして上先輩は大変? え?全然ですよ。単純に白石先輩と一緒にやりたかっただけです。 うまくやれてるか心配だったけど全然心配することなくてよかった。可愛い後輩やで。 先輩こそ大丈夫ですか? 私全然問題ないよ。 そうですか。じゃあ良かったです。 ナトり君は不思議そうな顔した。どうしたの? いや、俺はず先輩ちょっと苦手なんですよ。 あ、はずきの、え、お前の言葉に手が止まる。 なんというか優しすぎませんか? あ、ま、男同士であの感じで来られたらちょっとやだなっていうのあるかもしんないな。そうかな。 あの優しさが普通だと思うんだけど、別に不自然に優しい感じもしないし。人の心読むの結構得意なんですけど、はず先輩って何考えてるかわからないんですかね。 得体が知れないっていうか。 話していてそんな風に感じたことはなかった。 ナトリ君の考えすぎじゃない?ま、異性に対してあれぐらい優しく来るのはなんか割とある気がするけど、同性同士であの感じだとちょっと なんか、ま、違和感というか逆に絡みづらさを感じるってのあるかもね。 そうは言ったものの煮きらない様子だ。 もし変わって欲しかったらいつでも言ってくださいね。 あはは。覚えとくね。はず君が苦手なんてなとり君意外だな。私の周りだと苦手なんていう人は聞いたことないし。多分なとり君が少数派だと思う。 あまりにもキャラが違いすぎるかもからか もしれないけど。 何? 謎のヤんデレが。ん?あ、ここから先は 四角四角四角ルートを少しだけ切り抜いた ものになります。少しだけ少しでも彼らの 闇の部分を感じていただければと思います 。あ、体験版だからヤンデレルートが急に 始まるってこと?じゃあちょっと飛ぶ形に なるのかな?助かる。 別にあの表情に特に意味なんてないよ。ただの勘違い。 何がそんなん?あの時の表情が私の勘違いだなんて。どの時の表情だ?絶対にそんなことはない。ここで引き下がったらもうはずき君と関わることはない気がした。そんなことないよ。逃げないようにしっかりとはずき君の目を見る。しかしはず君の表情は何を考えているのか全く読み取れない。 こんな表情は初めてで少しうてしまう。 そんなに俺のこと分かった気でいるなら お 今から俺がすることの理由当たて見せてよ。 理由?え?気がついたらはずき君の顔が目の前にそしてあ、キスされた。ええ?あ、キスきた。 キスをされていた。 もっと口開けて。ああ。いや、口開けてん じゃん。 ゲほ。長いキスから解放され、私はその場 に座り込む。息ができないかと思った。 あまりの苦しさに思わず咳込む私をはずき 君は冷めた表情で見ている。なんで? 高校生だからだよ。 男子高校生だからの理由を 男子高校生だからだろ。 当てて見せてよ。 男子高校生だからな。頭の中は疑問筆いっぱいでとても考えられる状態じゃなかった。はずき君とキスをした。その事実のみが頭を閉めていた。 分からない。 男子高校生だからな。情けないことに何も言えないでいると頭情から乾いた笑いが降ってきた。 答えは え、 白井さんのことが嫌いだからだよ。 え、好きだから意地悪するの逆ってこと?嫌いだから好きなことをするってこと。嫌いってひどくすれば俺のこと嫌いになって離れてくれるかな? ああ、そういう理由だったらキスしていいんだ。付き合ってない人にな。 好れているなんて登りがあったわけではないが、まさかはずき君にそんな風に思われていると思わず言ばさかはずき君にそんな風に思われているとこう思わず言葉が出なかった。 呼び出してまでこうやってしつこく理由を聞き出そうとなんてしたから。呼び出そ呼び出してまでこうやってしつこく理由を聞き出そうなんてしたから何をしたの?何も言えないでいる私をよそにはずき君はドアの方へと足を向ける。はず君、 これに懲こりたらもう俺に関わらないでくれるか? じゃ、先生に言います。 次に何かあったらキスだけじゃ済まないから。 いいんだ、それ。 その論法いいの?私の本を見ずにはずき君 は教室から出ていった。それを追いかける 気力もなく私はただ座り込んでいるしか なかった。なんかちょっと詳しく話聞こう としたらキスされたんですけどって先生に 言うしかない。殴られたとかの方がまだ なんか分かるわ。さっきまではずき君の 考えてることが分かるなんて考えていた けどそれは全くのう惚れだった。はずき君 が全然知らない人のように思えた。ええ。 ああ、じゃあ別ルート見る。じゃあ、え、後輩ルート行ってみようか。さあ、 先輩よろしくお願いします。 ま、可愛い後輩やで。うん。うん。よろしくね。私とペアの棒を引いたのはなとり君だった。 怪しいな。俺先輩と組めたらいいなって思ってたんですよ。 そ、そうなんだ。 ああ、その顔信じてませんね。 あはははは。なとり君みたいなタイプの人の言うことは軽々しく間に受けてちゃいけない。 本当なのにな。 もう冗談言ってないで始めよう。 冗談じゃないのにな。 親残念だと言わんばかりの顔で私の顔を覗く。だめだ。真面目に付き合っていたら永遠に終わらなさそう。このペースに巻き込まれてはいけない。噂でしか聞いたことがないけどとり君の軽さは有名。普段遊んでいる女の子の数は片手ではりないとか。 そんな私に、そんな相手に私がこういうやり取りで勝てるわけがない。ここは本題に入って話を切り替えよう。ところでさっき言ってたことところでさっき言ってたけど取材したいところとかあるの?何か本当にいい案があるのかな?私の問いにとり君は待っていましたと言わんばかりに口を開いた。 俺サッカー部の取材したいんですよ。 サッカー部か。サッカー部。どうしてサッカー部なの? やっぱり花があるじゃないですか。 あ、シンプルにな。自分には縁もゆかりもない部活だ。 確かに目立っていいかもしれないけれど、情けないことに先輩への挨拶とかちょっと大変そうと知り込みしてしまう。 それに友達も多くるいるし先輩への取材とかしやすいと思いますよ。 ま、話しつけやすいのはね、いいよねえ。そうなの?お前のセリフに飛びついてしまう。 俺人脈だけはしっかりしてるんでその辺任せてくださいよ。 助かる。そっか。そうだ。ナトリ君とコミュニケーションお化けだって。ちなみに他の部活とかも知り合いたり。 はい。大体の部活には顔見知りいいると思いますね。 助かる。すごい。ナト君の人脈本当にすごい。 ブ、今度ライバルコート試合あるって言ってたんですよ。 うん。 うち凶暴だし受験生でそういうの見たい子いるんじゃないかなって。 確かにね。なんならそういう速報やるとかでも結構有意義な気もするな。本当に真面目な意見はしいゃいで行ってるんじゃなかったんだ。 どうしたんですか? うん。うん。なんでもないよ。サッカー部の取材すごくいいと思う。 本当ですか?やった。 じゃあ記念すべき初取材はサッカー部に決定で 試合っていつやるの? 今度の土曜日だって言ってました。 うん。土曜日。学校が休みの日にわざわざ出てきてもらうのは悪いな。 何か用事ですか? ま、確かに。なんでも私もな。うん。学校が休みの日に出てきてもらうのはちょっと悪いなと思って。 そんなの全然いいですよ。友達も出るから応援するのも半分入ってますから。 優しい。ま、半分デート気分で来てくれるかもしれない。 からていうのもあって逆に先輩に付き合ってもらうことになっちゃうんですけどいいんですか? 私は全然大丈夫だよ。ナトり君さえ無理してなければ。 全然です。じゃあ今度に学校集合しましょう。 オッケー。 こうしてなと君の提案であっさり初取材の対象が決まった。先輩への取材のお願いとかあるし当日少し早めに行って許可取りもしないと。 それにしてもナトリ君の人脈の広さとまともに取材とか考えていることに驚いた。人は見かけで判断しちゃいけないなんて子供みたいなことを思ったのだった。だった。さて土曜日 で あ 奴はどこに? お前も来てくれたん?忙しいのに。グラウンドで集合予定なんだけど今日と君とに行くと話したらなぜかかほちゃんまでついてくることに。 正確にはかほちゃんも部活があるのでそれまでだけどああ、時間があるのね。部活までまだ 1時間くらいあるみたいだからそれまで 3 人で待つことになる。想像しただけで恐ろしい状況。 あんな危ないやと2 人きりとか絶対に認めませんから。 お母ちゃん危ないって。 どうしてあんなやつとペアになっちゃったの? そんなにそれは仕方ないことだったし。 ナトリの噂知らないの? 何?それは知ってるけど。 ちょっと話したけど噂に聞くような悪い子じゃなかったし。 ちょっと話したけど悪い子じゃなかったしとか そう。え、思ったことをそのまま口に出されて驚いてしまう。 分かりやすぎ。 でもそうなんだって意外に真面目だし。 絶対に信用しません。 もう具体的な。 の言うこと信用してたら死ぬから。 死ぬの?そ、そこまで言わなくても そこまで言うわよ。 見た目のいい男ほどなんか裏があんのよ。 見た目はいいんだ。そうかな。それはさすがに偏見な気が。 あんたすぐ騙されるんだから。 かほちゃんにはいくらなと君のいいところを説明してもダめそう。 あ、パイ。 ま、この時点でまだいいところもそこまでね、言えないけど。グラウンドの方向からトり君の姿。主人を見つけた犬のように手を振ってくれる。尻尾が生えている。幻覚が見えそうだ。 おはようございます。 あ、挨拶が眩しい。 おは、 おはようございます。 挨拶の途中でかほちゃんが私となとり君の間に割って入った。ちょ、かほちゃん。 あれ?立花先輩じゃないですか? え?なんで私のこと知ってんの? ああ、確かに。 ああ、俺学校の人大体名前と顔を一致してるんで。 すごいね。 はあ。客番すごい。 立花先輩もサッカー部に用事なんですか? 私はこの子の身の安全を確認しに来たの。 白師先輩の身の安全。 あんたみたいなのが悪さしないかってこと。 犬のような唸り声を出してとり君を威嚇するかほちゃん犬同士になっちゃった。かほちゃん。 え、俺って立花先輩から嫌われてます。 警戒はされてんね。 嫌いとかじゃなくてあんた軽すぎて心配なの? 大丈夫ですよ。同意なしに襲ったりしませんから。 確かあいつは同意なしに襲ってきたからだ。 はあ。 な、なとり君、冗談でもかほちゃんを逆場させるようなこと言わないで。 そんなこと公式ストーカーの私が許さないから。 公式ストーカーなんだ。こじゃこいつが同意なく襲うタイプってことだから。今のセリフで切れてた。 公式ストーカー 公式お兄ちゃんみたいに言った。 そう。許可もらってるからね。 許可を出した覚えはないんだけどな。いいんですね。 そうよ。 あんたの入る隙間なんかないんだから。 かほちゃんはそう言って腕にぎゅっとしがみついてくる。あははは。ええ、悩ましいな。 そこで指を加えて見ていなさい。 かほちゃん。その時かほちゃんのスマホが震える。 うん。先輩から。 お、厄介ムが消えるぞ。 はい。もしもし。え、練習時間変更ですか? 10分後。 あ、早くなるパターンあるんだ。 分かりました。急ぎます。 だ、大丈夫。 あんたのなの? え、そんなわけないじゃないですか。 陰謀ロン者みたいになってる。 そんなもう行かないといけないなんて。絶対に 30cm以上は距離を取ることいいわね。 30cmだと手届いちゃいますけど。 手近づけたらまた30離れる。1.5m。 1.5m。 それなら大丈夫だと思いますよ。 きい。 なんか なんかあったらすぐに連絡よすのよ。飛んでいくから。 なんかいいやん。分かった。わかった。 あんた変なことしたらマジでぶっ飛ばすからね。 そんなことしませんって 気をつけるのよ。 かほちゃんは何度も振り返りながら校舎の方へと歩いていった。かほちゃんの姿が見えなくなってちょっと人心一安心。まさかあんなに突っかかっていくとは思わなかった。まあね。なんかごめんね。 何かですか ねえ。かほちゃんのことだよ。 ああ、立花先輩気な人でしたね。 おお、元気なのはいいんだけど。 まあ、でも俺こんな感じなんで立花先輩の心配も分かるっていうか。 あ、そう。あ、自分でそういう もし俺が先輩の友達だったら心配だな。 そ、そんなわ、私だって何かされたらちゃんと抵抗します。 お願いしますね。俺何するかわからないんで。 もうあいつと一緒や。もうからかわないでよ。 すみません。 先輩ってついついたずらしたくなっちゃうっていうか反応が面白いんですよね。 ナトリー君 すみません。冗談です。反応が面白いのは本当ですよ。 全然嬉しくないんだけど。 いい方に捉えておいてください。 いい方ってどういう方よ?あ、随分話がそれちゃったんだけど今日はよろしくね。 はい、こちらこそよろしくお願いします。 ま、取材は取材だ。行けない。今日はサッカー部の取材で来てるんだった。 こんなことを話してる場合じゃない。早速先輩の取材可を取りに行こうと思うんだけど、ここは結構悩みどころで 3 年生の先輩に挨拶するのがとても緊張する。確かにね。先輩の私が率戦していかないといけないし、気合入れて。 あ、先輩が来る前に先輩たちには挨拶がてら許可取ってきました。 はい。助かるけどなんかちょっと悲しくなるな。え? あ、勝手にやっちゃんまずかったですか? 先輩の方なしですわ。そんなことないんだけど。悩んでいたことがあっさり解決し、肩の力が抜ける。 実はどうやって許可もらおうことか悩んでたんだ。 本当ですか?先輩の役に立てて嬉しいです。 ま、助かるけどな。そういって歯にかんだような笑顔を向ける。子供が大人に褒められた時のような無邪気な笑顔にちょっと同揺してしまう。こんな風に笑うんだ。確かにこれは先輩とかに人気があるの分かるかもしれない。憎めないキャラというか母性くすぐられる感じというか。とにかくすごいま、普通にいいやなって感じ。 時間があるって言ってたのでよかったら試合前インタビューとかしちゃいましょうか。 はい。はい。あ、それいいね。 じゃあ早速行きましょうか。ベンチに行き、 3 年生に挨拶を済ませ、試合が始まる前に写真を撮らせてもらい、少しインタビューもできた。ナと君はエースの先輩にも気軽に話しかけ、ちゃっかり写真までもらっていた。本当にナと君のコミュニケーションには驚かされっぱなしだ。 そして試合開始。贅沢にも 1 番前の席で写真を撮らせてもらえることになった。しっかり写真を撮らないといけないと思いつつ合の流れが気になってついつい応援に力が入ってしまうわ。危ない。 結構攻められてますね。 おお。ま、でもこういう試合の写真撮るの難しそうだね。相手も競合だし気が抜けないね。 でも今チームの調子いいみたいなんできっと大丈夫ですよ。 うーん。そっか。だめだめ。取材する側がこんな調子では写真どころではない。 試合を見たい欲をぐっとえ、写真を撮る。それにしても動く飛車体を写真に納めるというのはなかなか難しい。そうだよね。素人でもいい写真って撮れるかな?なんか動画で撮って後でトリミングした方が良かったりする。こういうのって。 何枚も取れば奇跡の1 枚出るんじゃないですか? あ、ちょっと画質が落ちるか。そうだよね。弾が数がたくさんあった方が選びやすいだろうし、遠慮なく取っちゃおう。カメラを構えながらふとこの間のトり君のセリフを思い出す。自己推薦。 自己推薦ってすごいありがたいけど、なとり君が自主的に生徒会の手伝いをするというのがあまりしっくり来ない。そういえばと君はどうして自主的に参加してくれたの? どうしてって楽しそうだから決まってるじゃないですか。 最初から俺狙いだったりする。本当に。 それに学内活動ポイントもらえるっていうのも少しありましたけど。 なん、その内心点の別みたいな。 俺部活やってないし、受験の時に書くことあればいいなって。 はあ。あ、なるほど。それなら納得。 その得典でもないとよくわからない生徒会の仕事に知識的に手を上げようとか思わないよね。 ああ、でも楽しそうだからっていうのは嘘じゃないですよ。 8 割くらいそっちが同期です。 どういうタイトルというか、どういう情報で募集されてたんだろうな。これ 8割って大きいね。 はい。楽しみながら学内活動もできちゃうなんて夢のようじゃないですか。 確かにそうだけど。 なんか引っかかってます。 え、いや、そういうわけじゃないんだけど珍しい人もいるんだなって。 俺楽しそうなこと大好きなんで。 おお。まあ、今のセリフもなとり君だったら納得できるかもしれない。でもいいやいや手伝ってくれるよりはこっちも随分気が楽だよ。 み上先輩みたいな感じだと大変そうですもんね。 あ、じゃ、あのルートはすまんな、本当に。あはは。上先輩と住んだ。上先輩と組んだはずき君大丈夫かな?確かに それに先輩と組めたのも本当に嬉しかったです。 それはそうだよね。そう言ってまたさっきのような無邪気な笑顔を向けてくる。 別に深い意はないんだろうけど、その セリフ何度も言われると恥ずかしい。だめ だ。ナトリ君のこの笑顔苦手。正確には 苦手ではなく、なんだか不思議な感覚に なる。不思議な感覚。あんまり目を合わせ られなくてカメラを構えて視線をごまかす テレじゃないの。あんまり先輩はからかわ ないこと。え、本音なのにな。ああ、 まともに答えるのも恥ずかしくなってそれ 以上は何も言わなかった。するとナトリ君 も諦めたのか試合の方に視点を向ける。2 人して喋らずしばらく試合を見ているとなとり君がぽつりと呟いた。 3 年生への挨拶。ちゃんとできてよかったです。 ふーん。あ、うん。本当にありがとね。全部任しちゃってごめんね。 いえ、俺が勝手にやったから大丈夫ですよ。でも本当はちょっとだけ緊張してたんです。 あ、そう。意外そうなの?さっきの様子だとみじも感じなかったけど。 大会の予選に近いしピリピリしててあんまり無理していくと主取材断られちゃうかもって。 まあまあまあそうか。そういう事情あまり考えなかったな。 後からビってたとかいうのかっこ悪いんですけど。 もう急にあけ助に弱みを見せてきた。でも本当にすごいと思うよ。 3 年生にもあんなに自然に話しかけてたし。私の方こそ先輩なんだからリードしてあげなきゃいけなかったのに。ごめんね。 そんなことないです。 先輩は十分助けてくれてますね。 え、 先輩が一緒にいてくれたから勇気出たんですよ。 そんな大佐なことしとらんで。まさかそう言われると思わず驚いてしまう。インタビューの時の私なんか先輩の迫力に押されて小さくなっていただけだ。思い出すとナと君の横で小さくなっていただけで本当に何の役にも立ってなかったんだけど 先輩がそばにいるっていうだけでなんか心強いんですよね。 よくわからないけどありがとう。 なんだかよくわからないうちに役に立って いたのかな。ナトり君がそう言ってくれる のならありがたくその言葉受け取って おこう。 うん。試合は無事終了。結果は私たちの 高校の勝利だった。おめでとう。勝った時 の嬉しそうな様子も撮影できていい写真が 撮れた。試合後にまた少しインタビューし て今日の取材は無事に終了となった。 今日は本当にありがとね。俺の方一緒に 試合見る 楽しかったですよ。デートみたいでしたね。 ま、そうだよな。あはは。今日 1 日で少しと君の言動に体制がついたかも。この程度のことはさらっと言ってのけるし、深い意味は全くないのはよくわかった。 いい写真撮れました。 うん。結構枚数撮ったからいい写真 1枚くらいあるんじゃないかな。 あ、よかったら俺も撮ってくださいよ。 あ、記念にな。え、 初取材記念に中の人ですって一緒に載せたいなって。 あんま字我が出さない方がいい気がするけど。 ま、それいいかもね。とり君名度高いし、見てくれる人が増えそう。たまき先生だったらそういうのも理解してくれそうだし。じゃあ取るよ。 はい。 カメラを向けると慣れた調子でポーズを取る。うん。いい感じ。 どうしたの?ん? あの、よかったら先輩とツショットも取りたいんですけどダメですよね。 1.5m離れないといけないから。え、 冗談ですよ。そんなに驚かなくても。 いや、そのちょっと乗るの恥ずかしいなって。しかもそんなやめとけよ。公式 SNS中の人ですって男女2 人はなとり君と違ってそういうの慣れてないし勇気がいる。 ああ、じゃあスマホで撮るのだったらいいんですか? え、なんでそうなんの? プライベート写真ならオッケーってことですよね。 え、 俺今日1 日頑張ったんで写真お願いします。 それ報酬になる。 あ、はい。 だめだ。 の考えてることよくわからない。えっと ああ、俺すっごく緊張したのにな。 先輩写真撮ってくれないんだ。 寝とる。分かった。親そ残念という声と顔で見られて思わずいいと言ってしまった。 本当ですか? パッと花が咲いたように。 1 度いいと言ったものをやっぱりとやっぱりとは言えず観念することにした。 どうしてそんなに写真撮りたいの? せっかくの記念じゃないですか? 記念って陽キャって記念日そんなに大事なの? はい。じゃあ俺のスマホで撮るんでこっち来てください。 はい。はい。わかった。あ、その打ちカメで 2 人でってこと?結構距離近くなりそうやな。ああ、観念しぶしぶとり君の横に並ぶ 1.5m より近く入っちゃった。勝手な妄想だけど肩組んだりして取るのかな? とちょっと近いとまく映らないんで俺下がりますね。 ああ、肩組んでないな。でも じゃあ取ります。 このスチルを見る限りに顔が緊張していた。自覚ある。でも案外距離が離れていて安心した。 取れた。 はい。ありがとうございます。 おお、なんだかすごく恥ずかしいんだけど。 すっごく可愛く取れてますよ。待ち受けにしちゃおうかな。 ちょ、ちょっと待って。それはダメだって。 ええ?なんでですか? 誰かに見られたら変な噂すぐ立ちそうだし。 やっぱり決して ダめですよ。 ナト君はなぜか本気で焦ってるように見えた。 待ち受けにしない。約束します。だから消すのはなしです。 はい。はい。信用ならない。本当にお願いね。 はい。約束は守ります。 ま、信用しようか。思わず OK してしまったけどとんでもないものを逃げられてしまった気がする。デジタルタトゥーみたいな。無事取材は終わったけど別の意味ですも別の意味でもすごく疲れた。 初取材は疲労に襲われて終了したデジタル タトゥーというかリベンジポルノというか 別にポルノじゃねえんだけどああまた何か があるでこの四角四角四角ルートなんや ねん四角四角四角ルートって ああ夜ね歩いているうちに辺たりは暗く なってしまった人のない公園を歩くと少し 怖くなりやはり人通りの多いいつもの道 を通ればよかったと公開した。 こんばんは。 誰ですか?不いに背後から話しかけられ、振り返ると知らない男の人が立っていた。 今からは帰りかな? え?怖。ニヤニヤとエミを浮かべる男に嫌悪感が全身に走る。すいません。急ぐので。早足で歩き始めたところ腕を取られる。お、男は無言で私の腕を掴み、そしてよっぽどこいつのが病んでる。やった。あ、話して。 暴れないで。 知らない。ヤんデレが出てきたんだけど。 いや、 仕方ないなあ。 なんだよ。男の手にはナイフが握られていた知らないんデが出てきた。 傷なんてつけられたくないでしょ。 なんで知らないヤんデりが出てくんだ。男たちは思ったより甘あなのに。男はナイフを私の頬に当てる。ひんやりとした感触は不気味に肌に伝わる。いや、 嫌だる姿もいいね。おじさん興奮してきちゃった。 あ、最低かもです。思わず目をつる。 どうにか、どうにかしないとこのまま。え、 男は急に私の上からのき、地面に転がった。 いてえ。 腕を抑え苦しんでいる。 そ野郎が先輩に何してるんだよ。 いや、病んでるっていうか普通にいいやつじゃん。ずっといいやつじゃん、お前。ああ。 いや、暗殺者の立ち振る舞いしてるけど、顔をあげるとそこには血のついたナイフを持ったとり君が 違う。 男の腕からは真っ赤な血が溢れていたな。え、ナト君が男のナイフを奪って刺した。 先輩に何してんの? ま、若干過剰防衛だけど、まあギリギリギリまだ普通だろう。ナトリ君はナイフを男に向ける。ナとり君 ね、先輩、こいつ殺してもいいですよね。 おお。1歩近づいてナイフを振り上げる と助けてな。なとり君だめだよ。 どうしてですか? どうしてって?そんなに簡単に人を殺すなんていいわけない。復讐は何もまないんだって。 私たちが言い合ってる間に男は足をも連れさせながら逃げて行った。誰やねん、この男。誰だ、今の男本当に当たり前のように出てこないでくれ。 ナトり君は男が走っていた方へと足を向けた。だ、だめ。とっさにナと君の腕を掴む。どう して止めるんですか?一 番やべえやつだろ。だってここで止めなければとり君はあの男 こしてもいいですよね。あ、クソ野郎。先輩にあんなことを 先輩にあんなことをとかもう本当に普通にグッドナイフを持つ手に力が入るのが分かった。だから私何もされなかったから。 密でもこうしていいですよ。 普通に警察に出してくれ。もう七と君が助けてくれたおかげだよ。ありがとう。なんとか私の方へ意識を持ってきてもらいたい。必死で笑顔を作る。 先輩が無事で良かったです。 ほんま?そうだよ。腕の力が弱まったのを確認し、少し安心する。なるほどな。でもま、割とまともな感じはするけどな。 よっぽど名も知れぬいつの方がやべえやつだったから。じゃあ上な。今んとこ他のルート通ってきたからっていうのもあんだけど、あまりに神の情報がない。私とペアになる棒を引いたのは上先輩だった。さっきからこの調子で会話らしい会話もなく困っている。このままではダめだよね。迫力に負けずに話しかけないと。を決し口を開こうとしたら御先輩が先に口を開いた。 で、どうすんのよ。 え、 だから取材とか行くんでしょ? そうですね。そんなこと言われるとは思わず一瞬固まってしまった。あ、はい。もちろん行きます。 そのプランはあるのかって聞いてるの。 まあまあまあ、そうね。あ、いや、そこまではまだ全然正直ペアとなった人と一緒に考えようなんて呑キに思っていたから何も考えてはいなかった。上先輩とペアになるならちょっとくらい考えておけばよかったなと。 目立つのにすれば。 目立つの?え、 SNSって目を引きたいんじゃないの? まあまあまあ、そうだよな。割と、ま、こう協力的である感じか。そうです。全倒な意見にまたも一瞬固まってしまった。上先輩もしかしてちゃんと考えてくれてる? 私が手伝うからには中途半端にしないわよ。いいわね。 ああ、偉らい。止めてるボタンの数はすごい中途半端だけど。分かりました。 でも手伝いは当てにしないでよ。バイトもあるし行ける日は限られるから。 バイトはしてんだ。はい。バイトやってる のであれば日程合わせるのは大変そうだ。 その髪の色でバイトできるんけ?3年生の 先輩にあまり無理はさせられないし私が 頑張るようにしよう。ま、受験もあるのか な。気を使うより自分で動いた方が 随分気楽だし。3年の取材の 許可取りくらいなら手伝あげるわ。 ま、確かにね。普通にね。え、本当 ですか? 逆にそれしかできないわよ。生だろうし。 でも大体の部活が3 年引退しちゃってるし役に立つかわからない。 ああ、時期的にそうなんだ。それでも十分です。まだ 3 年生が部長やってる部活もある。それに、ま、元部長からね、行ってくれれば正直 3年への挨拶とかそういうのが1 番頭を悩ませていたからとても助かる。 じゃあどの部活にするの?行ってみなさい。 ああ、どこにしようか。え、急に振られて困ってしまうが、パッと頭に思いついたのは。あ、選べんだ。 でもまあ、あの友人がいるところ行こうぜ。水奏学部。かほちゃんがいるし、うちの学校入とかよくしてるし、興味のある人多いと思うから水奏学部がいいな。水奏学部とかどうでしょう? いいじゃない。 みルートが1 番分岐のか。あ、先輩もそう思いますか?そう言ってもらえると思わず少し嬉しくなる。 水奏学部となるとの木か。 あ、すぐわかる。上先輩は少し考えるようにして顎に手を当てる。 あの、やっぱり乃木先輩って厳しいですか?私の言葉にピクっと前を潜めた。 はあ。私を誰だと思ってんの? ま、同級生だしな。 の木相手にビるわけないじゃない ね。すいません。つい反射で謝っていた。 明日にでもサクっと許可取りしてあげるわよ。 お姉なのは何なんです?きなさい。 お姉なのは何なんですか?あ、はい。 スマホ出して 当たり前。もうそういうキャラだと思ってるから別にいいんだけど。 連絡先交換しておかないと連絡取れないでしょうが。 あ、そうそうですね。あちてスマホを出し連絡先を交換する。 許可取れたら連絡するから。 助かる。分かりました。普通にめちゃくちゃ頼れる。上先輩は時計を見てはっとした顔した。 今日は用事があるからこれで帰るわね。もういいんでしょ? ありがとう。テキパキとしてる。はい。はい。テキパキって声が聞こえる。 ずっと上にテキパキっていう疑が出てる。先輩はヒラヒラと手を振って教室から出ていった。 えっと、良かったんだよね。嵐のような 展開にどっ疲れてしまった。でも取材予定 がこんなに早く決まるなんて幸先いいかも しれない。でも本当に大丈夫なのかな? かほちゃんから聞く乃木先輩の話が怖すぎ てやはりみ上先輩に交渉させるの申し訳 なさすぎる。ま、同級生同士だったらでも さっきの様子なら大丈夫なのかな。同じ 部活の指導する相手っていうのと同級生の 友達っていうの全然違うしな。数日後何こ 映画館みたいな席。今私は取材用のカメラ を持ってホールにいる。あ、ホールか。 これ取材をもらうことができた。次の日の 夕方には許可取れたから2日後に 取材行ってのが来た。あ、来てないの あいつ。まさかそんなに早く 許可取りできると思わなくて急いで用意し て今に至る。ま、同級生だからな。あ あどうも楽器の配置が終わったのかちゃん がこっちにくる。お疲れ様。 まさかマジでうちに取材来れると思わなかった。 かほちゃんが周りを気にしながら耳元でつぶく。 あんたどうやっての乃木先輩と気伏せたの?ワイロ 同級生からでも厳しいのそれ?いや、それが許可取りしたの私じゃなくて こと 全部み上先輩がやってくれたんだ。 え、あのお姉先輩が。 お姉先輩って有名なんだ?ま、有名だろうな。あんなんたら有名になるわ。 本当に学校にいたらかほちゃん やったって 誰がお姉ですって。 あ、来てはくれてる。後ろから三先輩が気配なく現れた。あ、 かほちゃん私の後ろに隠れ身を隠すように小さくなる。 み大先輩。 大先輩。 お姉先輩でもいいのよ。 ごめんなさい。 の木先輩と仲良しの人にな。 全く。 あ、私行きますね。それじゃん。 仲良しかは知らんけど。 かほちゃんはものすごい速さで舞台裏に吐けていったとがすみません。 別にいいわよ。ちょっとからかっただけだし。 意外とお茶めな。あ、本当にすいません。 だから怒ってないわよ。どう考えてもあのあでしょう。気にしてないよ。 まあな、第4 ボタンまで外しとるもんな。自分の喋りとかそういうのに自覚あるんだ。なかったら怖ええよ。先輩って本当にお姉なのかな?ま、それは気になるとなると好きになるのは男性?いやいや、ダめだめ。 考えてること顔に出てたら大変。かほちゃんの 2 の前だ。今日は許可取りありがとうございました。 これくらい手伝わないと不公平でしょ。どうせ他には手伝えないんです。 ま、適材書というかな。助かります。本当に許可取りさえできればあとは写真撮影と記事を書くだけで苦労は少ない。わざわざ来てくださってありがとうございます。 一応のぎに挨拶がてらね。 ああ、でもこの後用事で抜けるから。 あら、そう。はい、分かりました。 よいしょっと。 先輩は椅子にドカっと座り、足を組む。 あ、足長い。冗談抜きで私の 1.5 倍あるんじゃないだろうか。その先輩の様子に水奏学部の子たちも釘付けだ。お、 あら、あんた人気じゃない? お前、お前、私じゃなくて先輩ですよ。 そんなに目立つかしら。 そんなにね、ボタン外しとら。はい。その見た目もすごいけど存在感がすごい。ピンクの髪だしな。 はい。すでに何枚かは 投げからしっかり取るように言われてるから頼んだわよ。 ま、やるならちゃんとやれよって。わかりました。 準備の様子ももう少し取っておかないと。 急いでカメラを構えると先輩の姿が映る。 取材に来ていて怒られそうだけど飛者体と してものすごく撮ってみたい衝動に駆ら れる。先輩の写真載せたら見てくれる人 増えるんじゃないのかな。ま、増える やろうけどなんか学校としてはどうなん だろうするよな。学校のPRSNSで こんなピンク神の人載せていいのかなって いう。あの先輩を取いですか?ああ決まる でしょ。でですよね。私とって意味ある? ほら運営の写真ですとか冗談で言ったのに先輩の目が怖い。 隠し取りして乗せたら殺すわよ。 ああ、それはなだよな。そんなことしませんよ。 バカ言ってないでちゃんとやりなさい。 分かりまし。その時先輩のスマホが鳴り、画面を見た先輩の顔が一瞬で固まる。 今からマジで? あ、予定が変わった。 給できたわ。もう帰るわね。後のことはよろしく。 何してんの?え、闇バイト?先輩は男場の の木先輩に手を振り、早速さずホールを出 ていってしまった。来てから10分も経た ずに帰ってしまった。何の用事なんだろう ?あんなに慌てて出ていくってことは バイトかな?まあ色々事情があるだろうし 気にすることじゃない。でもわざわざ来て くれただけで優しいんだよね。よし、取材 頑張ろう。せっかく先輩が許可取りしてき てくれたんだから無駄にしないようにいい 写真を撮ろう。 頑張るぞ。 この間の水槽学部の取材記事は晴れて第1 回の投稿としてSNSに乗った生徒や先生 からも公表で学校がSNSを始めたという ことが少し広まったようだ。更新頻度は そんなに多くはないが次回の取材対象を そろそろ決めなくてはいけない。ああ、 またなのにとにかく先輩と予定が合わない 。あ、全然こっちはフラグが立たんねえ。 結局あの水奏額の取材以降取材の日以降は 先輩のバイトがあったりで全然集められて いない。忙しいと言っていた。仕方がない とはいな。そもそも先輩やりたいわけでは ないし何回も合わせのとかして鬱陶しいと 思われても虚しいしもう勝手にこっちで 決めて交渉だけ行こうかな。 どうしたお先輩と何かあったま別 に手伝くな感じはあるけどね。 先輩と次の取材について相談しないんだけど全然予定合わなくて。 まあ3年生だし忙しそうよね。 ま、だからもう基本的にはここ行きたいと思ってます。で、じゃあ連取り付けとこうかぐらいの一方通行の連絡ぐらいの方が早いのかもな。そうだよね。連絡とっては勝手に私の方で決めちゃおうかなって。でもその方が気楽っていうのもあるよね。 1人で全部やった方が だよ。わざわざ自分で苦労を背負うことないって。 み上先輩に交渉するっていう時間を取るぐらいなら直接その 3年生に交渉する方が早いというかね。黒 いや、み先輩と話すだけで体力使わない。 あ、そういえば最初に会った時はどうしようって思ってたけど今別にそう思ってない?いや、それがそんなに大変じゃないんだよね。 ええ、私この間ので 1 回死んだもん。無理。もう顔も合わせられない。 ま、失礼から入ったしな。 お前はあん時はあれはその間が悪かったというかなんというかでも自分でもあだ仕方ないって言ってたし全然気にしてなかったから思い出したらお腹痛くなってきた。 ま、こういうのはあるあるだよな。大丈夫。 後輩の私たちにはオーラが強すぎる。 確かに よく先輩と一緒に作業できるわね。 許可取りやってくれるからすごく助かってるよ。 おお。 乃木先輩に許可取ったのも上先輩だっけ?まあ、あの乃の乃木先輩相手に話しつけられるの上先輩くらいなもんかもね。 の木先輩は何者やねん。本当に 思い出したらまたお腹痛くなってきた。 本当に 部活行くからそれじゃ そんなあれ狂るってんの?かほちゃんはよろと歩いていった。さてかほちゃんも言ってたしもう勝手に取材する部活決めちゃおうかな。ああ。 じゃ、連絡入れとこうか。一応先輩にも 連絡入れておこう。今度運動部の取材を しようと思います。よし、今日はもう用事 ないし帰ろうかと思ったけど、次の取材先 の部活もなんとなくくらいは決めておき たい。そういう時は おえ。屋上から運動上の部活を見て 決めようと生き込んでここに来た。野球部 作家。たくさんの部活がやっているはずだ 。フェンスから運動上を覗き込む。 さっきのかほちゃんとの話で気づいたけど 先輩と話す苦手意識が減ったように思う。 ちょっと話しただけで割れながら単純と いうか先輩思ったよりいい人でよかった。 全然手伝うつもりもなさそうだったのに どこを取材したいかちゃんと聞いてくれて 許可も取ってくれたし案外優しいんじゃ ないかと思う。せっかくだから直に直価に 話し合いたいなって思ったけど忙しそうだ し無惑だよね。だからやりたいわけじゃ ない人にダめだって思わず自分で自分に 突っ込んでしまう。その時後ろの方から 音楽が聞こえてきた。なんだろう?音楽? もしかして私の他に人がいるのかな?絶対 先輩やん。音の聞こえた方に行くと 先輩。先輩だ。きゃあカノン本当可愛いわ 。せる何してん屋上で。え、目の前の光景 に思考が停止する。についた顔でスマホを 見てるのはみ先輩。しかも今の黄色い声。 黄色い声。黄色い声援とは言うけど。ちょ 、ちょっと待って。頭の処理が追いつか ない。思わず目をこする。まま幻じゃない 。 先輩がこちらを見た。当然逃げることなど できずがっつりと目が合う。蛇に睨まれた カエルってこんな気分なのかな。体が全く 動かない。あ、あの、 ちょっと何見てんのよ。 いや、大きさやかみたいにごめんなさい。何がごめんなさいなのか分からないけどらないといけない気がしたに逃げないというターンしてドアの方へ行こうとしたのに。 待ちなさい。 はい。み上先輩はものすごい速さで立ち上がり、私の首根っこを掴んだ。旗から見たら捕まった猫のような光景だ。ごめんなさい。 謝るなら守護を言いなさい。 守護?私がごめんなさい。 あ、あなたにごめんなさい。え、ごめんなさいの死ってなんだな。なんだかよくわからないけど見てはいけないものを見てしまいました。今の見たのよね。 もしかしてボケツを掘ったさっと血の毛が引いた音がした気がした。 あんたが今見て聞いたこと一問 1く間違わないで言いなさい。一 問?え? さあ早く。 きゃあかノン。今日も本当可愛いわ。押せるです。 一問1個間違わずに行ったはず。 はい。アウト。そこに座りなさい。 え、カノンじゃない。指さ、指さ先にはベンチがよかった。ペンチじゃなくて。そ、そんな いいから座りなさい。 逆らえず言われた通りにベンチに座る。その前には仁立ちの先輩。完全に逃げ場がない状態だ。 さて、なんであんたがここにいるのかしら? わからん。ちょ、ちょっと運動の部活の様子を見に来たんですが。すみません。グラウンドに行けばよかったです。お前も家で見ろ。 先輩は深いため息を履いた。 別に怒ってないわよ。 え?予想外の言葉にま抜けな声が出る。 別に見られて起こることじゃないからよ。 まあね。じゃあどうして今座らせ座らせられているんでしょうか? 怒ってはないけど見られたのは面倒。 口止めさします。あの聞くのもどうかと思うんですけどカノンってあのアイドルですよね。これ以上余計なことを言わない方がいいとは思ったがここまで来ればもう何を言っても変わらない気がするので聞きたいことを口に出す。 カノンを知らない人は多分ない。 1 番人気なる女性アイドルだ。歌もダンスもすごくてパフォーマンスが人気。私は興味がないからあまり見たことはないけど人気がある理由は分かる。 そう。そのカノン。 あ、そう。えっと、その先輩はカノンのファン。 そう、正解。 はい。 重度のガチのファン。 重度だね。正解してしまった。わざわざ聞かなくてもよかったのに。まさか先輩がアイドル好きだったなんて病んでるわい。思わず正直な感想が口から漏れてしまった。 先輩がアイドル好きなんて誰が想像するだろう。 見られないようにここでずっと見てたのにとうとバレる日が来るなんて。 学校の敷地で見るなよ。なんだかすみません。トイレで見るよ。 ゲリラライブやる時は家に帰るまで間に合わないしここで見るしかなかったのよ。 なるほど。そういトイレとかの方が良くない? うん。 不に先輩の顔が近づく。 言わないでよ。 え、 だからこのこと絶対他のやには言わないでって言ってんの。 声出さなかったらどこでも大丈夫か?言い ませんよ、そんなこと。彼に行って誰が 信じるだろうか。信じる人はいるだろう。 逆に私の方が頭のおかしいやつだと思わ れるかもしれない。うん。でも確か三あの アイドルのこと好きらしいすよって言われ て。あ、そう。 若干エピソードとしては弱いよなっていう 。今もさっきの光景が嘘なんじゃないかと 疑いたくなる。まだ大声出して応援して たまで言ったらあれだけど。まあね。 不本当 に不だわ。 周りの気配は常に気にしていたのに夢中になって警戒を怠ってたわ。 ま、別にそこまでそんなね、アイドルの応援してたぐらいだったらまあっていう。しかもそのなんかマイナーなアイドルとかまだトップアイドルを普通に応援してるんだったら、ま、まあっていう感じよな。もし私が言ってしまったらし刑。 うん。学校でAV 見てたらちょっとあれだけど AV見てるって本気だ。 推しは静かに押してたいのよ。 自分が出てるAV見てるって。え、 そういうことだからよろしく。 そう言うとカを追って扉の方へと足を向ける。あの ああ、もうライブ終わったし私帰るからあと適当に鍵閉めといて。 あ、そういうそんな感じで管理されてんだ。鍵屋上の鍵はそれだけ言って先輩は言ってしまった。また悪けに取られて見送ってしまった。あ、取材の相談そう思ったが追いかける気にはなれなかった。やん。 出れわいやんもなければ出れもなかったぞ 、このルートに関して。はあ。帰宅しても あの光景が頭から離れない。あの先輩が アイドル好きなんて想像もできなかった。 本人の趣味だしとやかく言うことではない けどそれにしても予想害すぎた。特にあの 時の先輩の表情。先輩もあんなに楽しそう な顔するんだ。いつもむすっとしてると いうか、笑ったところなんか見たことない のに。あの時の表情は本当に楽しそうで 別人みたいだった。アイドルの力って すごいんだな。私もアイドルにだろうって 。あのみ先輩を笑顔にするかンって やっぱりすごい人なんだなってに関心して しまった。その時スマホが鳴った。先輩 からメッセージ見ないわけにはいかないの でおそらくおそろそろ開くと今度の日曜日 この場所に来なさい。いいわね。場所はえ を言わせない文章にしばらく思考が停止し た。どこ?屋上? え、場所は な、な、何このヤんデレルートの要素が あんの?みかの もう友達やったで。友達の先輩やったで。 先輩の友達やったで。もう先輩はあれから 学校に来ていない。何があったん?たまき 先生から風だと聞かされた。休むことで 先輩の気持ちが落ち着けばいい。でも誰に も会わずに家でどんな気持ちで過ごして いるのかと思うと辛い。何があったん? 本当に。気づかつけば先輩の心配ばっかり している。それに先輩の言っていた言葉が 頭から離れないなんて言われた。心の モヤモヤが広がるばかりだ。次の取材の ことを考えようと作業室に来たはいいが、 こんなことばかり考えていて何も進まない 。帰ろ。なんて言われた?何が起こったん ?これ以上作業する気になれず教室を出た 。 ああ、皆の前では落ち込めないし、普段 通りを貫いている反動で1人になると ため生息が止まらない。私にできることは 何もない。その事実が重くのしかかる。 ただの1人がりのくせに。そう、少しでも 先輩の何か力になれると思い込んでいた だけだ。私じゃ何もできないのかな。 差し触りのないメッセージを送ってみる。 風大丈夫ですか?おそらく嘘だとは分かっ ていながらも会話のきっかけになればいい と思って送ってみるが既読はつかない。 スマホの電源を切ってるのかもしれない。 諦めてスマホを鞄にしまおうとした時。 なんか来た。先輩からのメッセージだった 。家に来て。家に来て。変換もない。 ひらがの文字だけのメッセージ。何か嫌な 予感がして先輩の家へと走った。さあどう なってる?何があったん?マジで? あは。インターホ鳴らすが反応はなし。 先輩、あまり大声を出すわけにもいかず 控えめに声をかけるがせ返事はない。家に 来てって書いてあったくらいだから家ん中 にいるよね。恐ろ扉に手をかけると鍵は 開いていた。おおわだね。先輩いるんです か?めちゃくちゃ輪だね。声をかけるが 反応はない。え、こんな輪の家なの? リビングから音がした気がした。リビン グっていう概念あんの?このタイプの家に 。 え、 え? え?何してん?お前が家呼んだやろが。扉 を開けると自らの首に紐を巻いた先輩の姿 がそこにあった。びっくりした顔で見てる けど。あせ家に来てついた。先輩の目から 涙が溢れ助けを求めるような顔で私を 見つめる。 何があったん?何やってるんですか? あ、私 何してん?先輩の手は震え顔をめていた何があったんだよ。大丈夫ですか?即落ちニコマの間が抜けすぎてる。先輩は私の問に答えようとせずただ震える自分の手を見つめるばかり誰かに閉められたわけではない。明らかに自分で閉めようとしていた血が流れてんだ。なんで?首には赤く擦すり傷がたくさんいている。 何度も引ったのか爪で引ったような後もあ、やろうとしたけど無意識でもがいちゃってみたいな。先輩、先輩の手を取り抱きしめる。 私の行為に一瞬体を怖ばらせる。大丈夫ですよ。何があった?本当に。お越をこらえるように体が小さく震えている。先輩、先輩。先輩はそのまま意識を失って倒れてしまった。何もわからん。何もわからん。 このルート何があったん?先輩やんもデレ もなかったぞ。 先輩に関しては いじめられたんか?いじめられてみたいな 。分からんけど。 はい。ということで闇君に花束でござい ました。え、ご視聴ありがとうございまし た。

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