野原ひろし昼メシの流儀第4話「駅弁の流儀／串かつの流儀」

野原ひろし昼メシの流儀第4話「駅弁の流儀／串かつの流儀」

さもあるが視境先での飯は楽しみでしかない。初日は打ち合わせが詰まっていて、昼飯を食べる時間はあまりない。駅で立ち食いそば、ファーストフードなども頭をよぎったがここは発想の転換。新幹線の中で駅弁を食べる。さてどれにしよう。有介弁当彩取りチらし江戸前天丼うまそうだが 1000円以上かせっかくの出張贅沢するのもありだが1000円以下の弁当は 870円しか俺が好きな鶏飯弁当よしこいつに行け飯弁当特上のランクがあるのか見た目はほぼ同じ何が違うんだ?節約するならこっちだが特徴もギリギリ [音楽] 1000 円以内どうする?ひし、どうする? あのん、もしかして鶏飯弁当のどちらを買うかで迷われてます? え、差しりましいかもしれませんが、僕は特徴をお勧めします。特いは使っている鶏肉です。特徴はブランド取りの大線取りを使用してジーで鳥本来の旨味が強いです。 [音楽] 100 円でこの違いなら特上の方がコスパは断然いいと思います。コスパなるほど。あ、突然失礼しました。参考にしていただけたら幸いです。あ、それではなんて爽やかな高成青成年一体何者結局あの若者に言われるがまま取飯弁当特上を購入してしまった。 [音楽] 大阪着いたらホームにおばあちゃん待ってるから。うん、分かった。そっか。あの子 1人でおばあちゃんちに行くんだ。大冒険だな。 12のB。12のB。お、ここか。 3 人席の真ん中。ちょっと気を使うんだよな。奥の席失礼します。ああ、どうぞ。どうも。夜けに出している。見るからにエリートサラリーマンって感じだな。それにしても今日はイケメンとの遭遇率が高い。これが美女だったらな。お、こちらは先ほどの 1人旅少年。リュック、上置こうか? あ、いい。足元に置くので大丈夫です。お気遣いありがとうございます。しっかりしているな。小学 4年生くらいか。お、いいよ出発だ。何歳になっても新幹線はワクワクするぜ。こっちは早速仕事か。しかも英語を操っているイングレッシュエリートサラリーマン。くう。俺も張り合いたいところだが。今回の出張にノートパソコンは持ってきていないとなるとまずスケジュールチェックだと思ったがさっき見たばっかりだな。え、少年が勉強を始めている。しかも英語。こっちはインゴリッシュエイトスーレンジャパニーズのビールサがリーマンに見えるじゃないか。こうなったらちょっと早いが昼飯にしてまおう。移動中にバリバリ仕事をするのもかっこいいが、優雅に昼飯を楽しむのも余裕のあるサリーマンって感じがして素敵だろう。さあ、中はうっほ、思ってたよりずっと豪華だぜ。中央に鎮座するいかにも味が染み込んだ鶏肉。それを両サイドから鶏そぼろ。卵そぼががっちり支える安定感。主役の鶏飯以外も充実しているぞ。季節を感じさせる煮物に香り高そうな漬け物を。食べる前からワクワクが止まらないぜ。気になるかい?すまないが人足先に鶏飯ランデブに出発進行だ。まずは卵そぼロとご飯を卵甘い。でもちゃんと卵本来の旨味もある。そして下のご飯は醤油ベースの炊き込みご飯。卵の甘味とあうあうあう。初手からここまで心掴まれるとは。昼べ飯べし鳥飯し恐るべ。続いては影の主役鳥そぼだ。うおキそして懐かしい。子供の頃からずっと好きだ。ミン知してある分味がしっかりついててご飯とベストマッチなんだよな。さあさあさあ。ついにメインの鶏肉だ。 [音楽] [音楽] 高青年が言っていた大仙取りのお手波拝見と行こうじゃないか。うまい。これがブランド取りの実力かブリッとした弾力にジューシーな鳥の旨み。そしてこの甘辛い味付けが何とも言えない。 [音楽] 昼べ飯べ飯べ飯文句なし。そしてな何と言っても列車の中で食べるこの確別さよ。出張であることを忘れ少年時代の楽しい旅のワクワク感が蘇ってくる。これで窓際の席だったら車窓からの眺め楽しんだがすごく真剣な顔でバリバリ仕事してる。先に昼を満喫しすぎて申し訳ない気分だな。お、彼も駅弁タイムか。エリートサラリーマンがどんな弁当を食べるのかな。なんだとコケこ弁当だと。食材の鳴き声がそのままタイトルに異次元すぎて中身が想像できない。おっと少年もこの流れに乗って駅弁タイムか。君が用意してきたのはお母さんが作ってくれたお弁当とか。いえか。ここ何? サンドイッチの一種カスク。という名前なの。いかにもフランス人が街のカフェで楽しむようなおしゃれな食べ物を。ふ、ちょっと待て。お前ら食べるもん逆だろう。おばあちゃんに行く小学生のために母親が車内も退屈しないように買ってあげるのがそっちのコケコ弁当で。忙しいエリートサラリーマンが移動中も仕事ができるように片手で手を汚さず食べるのがそっちのカスート。しかもカスクート片手に学校のドリルに取り組んでいる。これがZ世代。いや、それよりも若いアルファ世代というやつなのか。でも美味しそうに食べてるな。キャップを譲って少年がカスクを食べるのは理解できなくもないが。エリートはなぜこんな可愛い弁当を選んだ?間違えて買っちまったのか。中身はチキンライスに唐揚げにポテト。 1つ1つは美味しそうだが、いかにも子供が好きそうなメニューだ。あ、あれはただと嘘だろ。さっきまで君は PC に向かいグローバルにイングリッシュを使いこなしていたエリートサリーマンじゃないか。そんな子供みたいなことをする。立てた。北クソ炎だ。ちょっと可愛い。あむ。さっきまでと打って変わって子供みたいな顔。しかし異様な空間だ。通路側にはおしれカスートを片手に勉強する少年。窓側にはコケ国弁当で同身に帰るエリートサラリーマン。強い。ギャップが強すぎる。待て。この2人に囲まれていると俺だけすごい守りに入っている人間に見えないか。鳥飯とり町なんてありふれた組み合わせ。俺も何かギャップを見せつけないと。そだ後に飲もうと思って買ったブラックコーヒーを今開ける。どうだい少年。どうだいエリート飯にブラックコーヒーみ合わせがすぎると思わないか。微妙に合わないん [音楽] だ。バナほれ。だとんお茶。しかも昔新幹線で売っていたタイプ。またもやギャップがえぐいぞ。この 2人。あ、シンクロしたなんて幸せそうな息き。そうか。この 2人は自分の見た目とのギャップを考えず 1 番楽しめるを選んでいる。なのに俺は周囲の視線を気にしてばかり。エリートよ。少年よ。ありがとう。俺も今から鳥飯を心から楽しむよ。あ、うまかった。この 2 人と隣の席だったおかげでいい飯だった。 [拍手] [音楽] 席変わりたい。 [音楽] 大阪出2日目。時刻は11時45分。午前中に打ち合わせを1つこなし、俺はある場所にやってきていた。そろそろ見えるはずなんだけどなあ。ビルに隠れてるのか。お、現れたぞ。これを見ると大阪に来たって実感するよな。出張とはいえ、せっかく大阪に来たんだからちょっとくらい観光気分を味わっても怒られないだろう。 [音楽] 昨日の夜は接対で普通の居酒屋だったから、今日の昼はこの新世界で大阪らしいものを食うんだ。どの看板も派手だな。色はどついし文字がでかい人もいっぱいで賑やかだし外国人観光客もいたりしてまるでテーマパークに来たみたいだぜ上がるなあ。このソースの匂いはたこ焼きうばそう。大阪来たらやっぱりこなもんだよな。ああ、危ない危ない。今日の目当てはこれじゃないんだ。おお。この甘辛いタレが焦げる匂いはホルモン焼き刺激的。 [音楽] 店構前も大阪って感じでそるなあ。ホルモンといえば大阪が発症の地とも言われてるしな。ああ、違う違う違う。に来る前から決めてたんだ。俺は新世界で串活を食うと。 [音楽] しかし本当に串活がいっぱいあるな。どうやって決めればいい?考えろ。ひし集中しろ。だめだ。空腹と匂いの誘惑に勝てん。もういい。 [音楽] 1 番近いところに入っちゃおうけど。待てよ。串活やって飲むとこだよな。昼に入るのは違うか?お、なんだ、ランチやってんじゃねえか。しかも串かつ 7本に色々ついて1000 円切ってる。よし、串カ定職に決定だ。いらっしゃい、いらっしゃい。おお、異性がいいぞ。 1 名様ですか? カウンター席へどうぞ。お願いします。メニューの種類も豊富だな。お決まりですか? じゃあランチの串勝 7定食で。はい。よしカ7。串勝7入りました。お、この7種類って選べるんですか? 基本的にはお任せになりますけど、何か希望あれば希望も通るんだ。あ、ただ類多くて決められないぞ。お、ベニシピリッと絡身が効いててうまいっすよ。じゃあそれではい。かしこまりました。東京ではあまりお目にかれないベ紅ベニ生姜の串活。これぞ視張先で食べる昼飯ならではこの店内の年気が入った感じもいいね。はい。こちらソースとキャベツです。ソースは [音楽] 2 度漬け禁止になってます。キャベツは手で食べてください。おおい。これこれ。大阪の串かといえばこれだよな。ソースは他の客とも共有するため衛生面を考えて2度付け禁止。キャベツはソースをけ出したい時に使えるし、もちろんそのまま食べて口直しにもいい。厳しいようでいて利に叶った素敵なシステムだ。キャベツを一足先にいただきたいところだが我慢我。一口目の感動は串活に取っておくべし。早く食べたい。はでさえそるぜ。お待たせしました。串勝定食です。来た。おお。いつは合成だぜ。上げたての串活勝活の攻合師しさよ。とみ中に何が入っているか分からないのもあるが、それもまたミステリアスでロマンチックが止まらないぜ。 [音楽] そんな串かつ7 本槍やりに加えつやかなご飯若目の味噌汁物にヒジ脇役たちにも見場がありそうだ。そうそう忘れちゃいけない。すでにキャベツという復兵もいる。うん。大阪勝つの陣い戦いになりそうだ。 [音楽] [音楽] さてさて、何から平らげてやろうか。うずらに連コン。こいつは玉ねぎかな?ベニシガの赤さは衣子衣でも隠せていない。よし、まずは正体の分からないこいつから浸して回してあげる。このソースの染み具合いやりすぎってくらいがちょうどいいんだ。さあ、こいつは何だ?うん。 [音楽] うん。うめえ。サクサクの衣ソースがぴったりと合ってる。もう一口で残り全部。そしてすかさずご飯。ふ。めっちゃめちゃ合う。さらに味噌汁。ああ、私服。 [音楽] [音楽] さあ、お次はレコだのお。衣の柵の後にレコの柵の追い打ち。口の中が心地からのご飯そして味噌汁。無限にループできそうだぜ。今度はうずらだ。白身がプチンと弾けて中の君が口の中に飛び出す感じ。これまた運命。いやあ、串勝ち楽しい。1本1 本がそれぞれのバリエーションで口を喜ばせてくれるんだもんな。しかしこうなってくると生お待たせしました。来た生ジョキ凍ってる最高ビールお疲れヒール真っカラのビール最高やな。風にビール。この組み合わせ最説強やで。う、羨ましい。俺だって本当なら伸びたい。だが午後にもう 1 件打ち合わせがある。そしてその後はもう帰らなければならない。あ、もかしい。しかも残った串活はどれを取ってもビールとの相性はバズ軍。こうなったら [音楽] の飲んじゃうか。 1 杯くらいなら顔が少し赤くなる程度でなんとかごまかせるんじゃ。本日はよろしくお願いします。あれ?野原さんちょっと顔赤くないですか? あ、これ昼にベニ生姜の串カつ食べたのでその赤さがついちゃって苦しい。赤さのジャンルが全然違う。顔が赤くなるほど飲むのはダめだ。小器くらいならいけるんじゃないか。本日はよろしくお願いします。あれ、何かお酒の匂いしませんか? あ、実は串活さんによって隣のお客さんがビール飲んでたんで匂いが映ったのかもしれません。苦しい。怪れる。もう一緒のことをベロベロになるまで飲んで。う [音楽] [音楽] えい。あ、本日はおヒもよくおしまいだ。首だ。やはりビールは諦めるしかこれだ。 [音楽] [音楽] お待たせしました。ノンアルコールビールになります。来た来た。見た目は完全にビール。さあ行くぞ。ベニシガ。あ、おお。味わったことのない感覚。口の中に新しい世界が広がる。衣子供の向こう側にベニ生姜の絡みを感じた瞬間のアルコールビールを流し込む。 [音楽] [音楽] 最高に合う。お次は玉ねぎ。ベ紅ベニ生姜の絡みの後に玉ねぎの甘みが心地。ここにノンアルコールビールの精量感があう。そしてウィンナーコシュという歯たえ。こいつはノンアルコールビールが当然合う。さあ、とどめの豚肉。うん。 [音楽] [音楽] うま。新口登場。そしてノンアルコールビールとはそう。生まれてきてくれてありがとう。ノンアルコールビール。 [音楽] ああ、うまかった。串カつ食べて元気。もりもリだ。これで午後の打ち合わせも頑張れるぜ。双葉正司の野原浩と申します。何はプランニングの鈴本です。 [音楽] 本日はよろしくお願いします。顔が赤い。あ、下げ臭いです。すまえ。さっきまで海外のお客さんをアテしていっぱい付き合わされたんです。 [音楽] 大丈夫なんですか? ああ、もちろん。うちの会社ですし打ち合わせには影響させまへんでも申し訳ないな。野原さんにもいっぱい飲んでもらいたいぐらいですわ。こんなことなら飲べばよかった。

野原ひろし昼メシの流儀「駅弁の流儀／串かつの流儀」
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