5期決定記念に。三期以外は全部楽しめました。
1  怪怪絵巻
歌詞↓
またも出ました三角頭巾の死角死神草葉の陰で
化かし化かされ宵闇歩けば背後けものへんに瓜来る
渡るあの世はどちらも馬鹿ばかり 退屈しのぎに鳥肌おひとつ
死んだお馬もこの世へパカパカリ 記念写真に見知らぬ手
どろどろほろほろ近づく
あちらもこちらも怪々
奥歯もガタガタ震える『後ろの正面』
あちらもこちらも…
逢魔ヶに咲け総籬(そうまがき)
おしあいへしあい化かしあい
ケソケソまたメソメソ
泣き虫は連れてくぞ
しどろもどろ踊ろうか
所詮この世はどちらも墓ばかり 今宵のしのぎはいかほどかってなもんで
あんよがお上手「足なら地獄に置いてきちゃった」 柳の下からコンバンハ
遮二無二に駆け出せ我武者羅
あいつもこいつも視ている
諸人踊れや娑婆駄馬『帰りもコワイ』
あいつもこいつも…可愛いおそろし
気がつきゃそこは廃墟
蛇の道どの道獣道
オバケがほらワラワラ
罰あたりどこに居る?
昨日の恨みで取り憑いた
明日の分まで取り憑いた
前世の恨みで取り憑いた
来世の分まで取り憑いた
あなたに懸想懸想
死んでも懸想懸想
あなたのお傍におりますよ
気がつきゃそこは廃墟
蛇の道どの道獣道
逢魔ヶに咲け総籬(そうまがき)
おしあいへしあい化かしあい
ケソケソまたメソメソ
泣き虫は連れてくぞ
しどろもどろ踊ろり明かせ
人も怪も入り乱れて
2 四十九日目↓
人生半ばで壊れました
余命数十年残して
聞こえた お兄さんこちらと天なる方へ
十五数えて空に飛び込んだ
ハリボテの羽広げて そういう終わりも悪くはないかと
無い頭で考える あぁ らんらんらんら らんららんら…
さっさと逝けよ


人間観察始めました
黒枠にはめられサヨナラ
下界じゃ四十九日すりゃ皆笑ってら
六つ鐘鳴り街を駆け抜けた
一人東から西へ
こんなはずじゃなかったと灰になり
昇る満月を睨む あぁ
らんらんらんら らんららんら…
ほら とっとと化けろ


人間半ばで壊れました
余命数十年残して
声はお兄さんどちらへお逃げになるの
どこへ行っても同じよ
丑三つ数えて空は落ちてった
愁い未来も弾けて
泣いてる少年嘲笑うように
エンドロールは流れる
十五数えて空に飛び込んだ
ハリボテの羽広げて
そういう終わりも悪くはないかと
枯れた声で唄い出す あぁ
らんらんらんら らんららんら…
もう時間だし寝よ
3 なぁ?なぁ?なぁ?

なぁ?なぁ?なぁ?聞いてるか? さぁ!さぁ!さぁ!始めようか
スポットライトなんてない 闇の中での芝居
すべきことは「最高の」 …ああ、ああ、ああ、
それですね、所謂あのアレっすね
オリジナリティ?それがもうすでに聞き飽きてんだ
そんなもんほんとにあんの? なんて思ってるんだろ?
で、ほらまた闇の中に入っちゃてる
なぁ?なぁ?なぁ?そんなとこじゃ自分が何をしてるかわからないだろ?
なぁ?なぁ?なぁ?でも見えてしまうと逆に怖くなるかもね
見ない方がいい 見えない方がいい
それでも見たい?それでも見てみたい? さぁどうぞどうぞどうぞ

なぁ?なぁ?なぁ? 感情が次第に腐ってく 戦況は不安に変わってく 変貌の時代がやってくる 絶望的
なぁ?なぁ?なぁ? 想像の先を超えてくるメッセージ挟んで塞いでく 変更の時間は去ってく 滅亡主義 なぁ?なぁ?なぁ?

なぁ?なぁ?なぁ?聞いてんの? ザー、ザー、ザー。応答なし
闇の中で一人 孤独とも違う恐怖 未来なき未来へ進む
まぁ、まぁ、まぁ、まぁいっか どうせみんないつかは死ぬんだ
遅かれ早かれ結果は同じ うまくやるなら嘘をつけ 演技しろ
世界の全てを騙せ 自分さえも 本当の自分 そんなやつはいない
人は傷つき理解していく 過労、ストレス、無力 そこで闇が生まれ
だけどその闇こそが力 暗い性格だからこそ良い
心の影は光への返答 希望は闇次第 そして幕を閉じるヤバい芝居

なぁ?なぁ?なぁ? 誕生する暗い暗い僕 細胞まで闇に染まってる 最高にハイになってく 炎上です
なぁ?なぁ?なぁ? 最強のハートビートを 邪魔すんな安いメロディ 感動のマルチエンディング 結構です

なぁ?なぁ?なぁ? 感情が次第に腐ってく 戦況は不安に変わってく 変貌の時代がやってくる 絶望的
なぁ?なぁ?なぁ? 想像の先を超えてくるメッセージ挟んで塞いでく 変更の時間は去ってく 滅亡主義 なぁ?なぁ?なぁ?

なぁ?なぁ?なぁ? なぁ?なぁ?なぁ?
なぁ?なぁ?なぁ? なぁ?なぁ?なぁ?
4 夢負い人

さようなら 夢負い人は すぐに巣立つ
居心地のいいものさえも 切り離して
見知った人も 褪せた空も すぐ忘れる
まるで 横目によぎる くらいに自然だ
得るばかりじゃないけど 踏み出す意味を探した 僕が今
窓明かりに染まるわけは過去を想う
安い回想場じゃなく 明日通るはずの茨を その中に求めるから ちゃちな恐れなんてさ 置いていくよ
この遠慮がちな勇気を お守りにしよう
ただ遠く星を見るぬるい暮らしの
果てに何があろう
こんにちは 夢負い人は人と 出会う
少しの妥協を 帯びながら 不穏な心へ
プラ版のように 連なる景色
どんな綺麗な色も 濁ってしまうね
今更 袖を掴むような 真似はしないでよだって今
窓明かりに 染まるわけは 過去を想う
安い回想場じゃなく 明日 通るはずの
茨をその中に 求めるから いつか自転車に乗せ 連れて帰るよ
籠いっぱいの成果と その物語 まだ見果てぬ夢を負う 重い体を引いて 進んでいこう
さようなら 僕はまだ南へ飛ぶ終(つい)の住処を 夢見る渡り鳥

MAG.MOE - The MAG, The MOE.