龍ヶ嬢七々々の埋蔵金, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2745121 / CC BY SA 3.0

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『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』(りゅうがじょうなななのまいぞうきん、Nanana’s Buried Treasure)は、鳳乃一真による日本のライトノベル作品である。
ファミ通文庫(KADOKAWA エンターブレイン)より刊行。
第13回エンターブレインえんため大賞小説部門大賞受賞作。
ファミ通文庫の公式サイト「FB Online」では、スピンオフ作品『壱級天災の極めて不本意な名推理』(いっきゅうてんさいのきわめてふほんいなめいすいり)も連載されている。
『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』『壱級天災の極めて不本意な名推理』ともにイラストは赤りんごだったが、前者の第7巻制作時に体調を崩したことから降板し、第8巻以降はのんへ交代する。
八真重護は、父親に勘当されて人工学園島「七重島」を訪れた。
新しい住まいとなった安アパートには、そこで10年前に殺された少女の地縛霊・龍ヶ嬢七々々が住み着いていたが、すでに1年分の家賃を支払い済みだったため、重護は仕方なく地縛霊と同棲することになる。
七々々は、かつて七重島を「誰でも夢を叶えられる島」に発展させるべく天才学生集団『GREAT7』を結成し、不思議な力を持っている古代のお宝を世界各地で収集したが、何者かに殺害されたために地縛霊と化したという。
その後、七重島には七々々の残した埋蔵金七々々コレクションが隠されるようになった。
重護は犯人を見つけて七々々を成仏させるべく「冒険部」に入部し、七々々コレクションを集めるが、その行く手には多くの困難が待っていた。
本作は、第13回エンターブレインえんため大賞小説部門大賞を受賞しており、同賞における8年ぶりの大賞となった。
選考委員の一人であるエンターブレイン取締役の森好正は総評の中でスケールの大きさを評価し、タイトルのつけ方もうまかったと述べている。
また、もう一人の選考委員であるファミ通文庫編集長の河西恵子は「随所に散りばめられた伏線と謎、二転三転するドラマが『先を読みたい!』と思わせてくれる。主人公の”家業”、学生島の創設秘話、”七々々コレクション”など様々な不思議ネタを個性的なキャラクターが盛り上げている。」と評している。
本作の担当編集者である衣笠辰実は、これらに加え、一種の叙述トリックを駆使した筋書きが選考委員らを驚かせたとまんたんウェブとのインタビューの中で振り返っている。
第1巻発売に合わせて事前にA-1 Picturesによりプロモーションアニメが制作されており、主にYouTube内でエンターブレインの公開する「ebtvjp」チャンネルで無料で公開されたが(ちなみに声はついていない)現在削除されている。
ただし通販サイトAmazonではアニメ化決定後もしばらく視聴できたが、こちらも現在は削除されている。
2014年4月より6月までフジテレビ系列『ノイタミナ』ほかにて放送された。
監督は『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』や『うさぎドロップ』の亀井幹太、シリーズ構成は『R.O.D』や『ガリレイドンナ』の倉田英之、キャラクターデザインは『ソードアート・オンライン』の川上哲也、音楽は『〈物語〉シリーズ』や『アイカツ!』の帆足圭吾、アニメーション制作はPVに引き続きA-1 Picturesがそれぞれ担当する。
ヒロインの七々々役に選ばれた田辺留依は演じるにあたり、重護たちと話すときの様子と、生前からの知人である肆季との様子を分けるよう意識したとファミ通とのインタビューの中で話している。
また、主題歌を歌う私立恵比寿中学のメンバーである真山りかが第6話に登場する如月静香の役で声優デビューを果たした。
テレビアニメ化は2013年12月13日に発表され、それと同時に公式サイトや公式Twitterも開設された。
劇中で七々々たちがゲームをしている場面では、『ファンタシースターオンライン2』など実在のゲームの映像が使用されている。
『七々々日本昔ばなし』はBlu-ray&DVD各巻収録の映像特典SDキャラショートムービー。
『ラジオ七々々の部屋』のタイトルで2014年4月7日 から6月30日までHiBiKi Radio Stationにて配信された。
毎週月曜更新。
出演は田辺留依(龍ヶ嬢七々々 役)。
ゲスト この他に、HEROZ(2014…

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