RPG1000本ノックとはRPG苦手系ゲーマーがRPGに挑む企画。
ノックなので最短だと序盤のボスくらいまでのプレイになります。
本日94本目はファミコン版「Wizardry」です。
多分本作サブタイトルは「狂王の試練場」だと思います。

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タイトル:ウィザードリィ 狂王の試練場
ジャンル:RPG
ハード:ファミリーコンピュータ
発売日:1987年12月22日
希望小売価格:5,800円(税別)
発売:アスキー
開発:ゲームスタジオ

【本作発売周辺情報】
ファミコンではメタルギア・鬼太郎2や
アタックアニマル学園などが発売された時期。
PCエンジンが10月に発売されたばかりという状況。
この年はファミコンだけで言えばドラクエ2が1月に
発売した年で、コナミがドラゴンスクロールを、
タイトーが未来神話ジャーヴァスを発売した年。
どのメーカーもRP’Gが売れると見て色々なRPGが
発売されてるけど、生き残ってる物は無いかな…。
アルゴスの戦士がRPG風にアレンジされて発売
された時は流石に苦笑いでしたよ(´・ω・`)
あとメガドライブが翌年の10月発売です。

【ノック総評】
ウィザードリィ 狂王の試練場【8/10点】
今遊ぶとスゲェー遊び辛い古典的ダンジョンRPG。
原作はファミコン本体より古い1981年発売。
本作を遊ぶと、如何にドラクエが遊び易く
丁寧に考えられて作られているかが痛感できる。
多くの人が遊べるように配慮しながらも、
小さい容量の中に全部を収める…高難度過ぎる。
本作は映像表現が乏し過ぎて序盤が遊び辛く、
自分が何をやっているのか把握する事が困難で、
ゲームの世界観に中々入り込む事が出来なかった。
敵が何物か判別する事も出来ず、戦って良い敵か
逃げるべきかの判断が素人には解らず混乱する。
レトロフリークでこまめにセーブしながら遊べば
そこまで取り返しがつかない事にはならないのに
それでも緊張感が高い。宿屋に泊まる事にすら
気を遣うシステムや、序盤のキャラの貧弱さも
かなり渋めの調整だが、レトロフリークで楽に
リセマラ出来ちゃうから今遊ぶなら案外直ぐに
本作の魅力に辿り着けるだろう。万人向けでは
無いが、こんな地味でシビアなゲームが今でも
語り継がれている理由が良く解る。
原作に比べてファミコン版でグラフィックは
豪華になった様だが、それでも乏しい情報量に
最初は戸惑うが、1Fを自由に歩き回れる様に
なる頃には全く気にならない程度には慣れる。
ノック程度のプレイでは本作の洗礼は極一部
しか受けていないが、それでも解るシビアな
調整は、確実にワクワク感と直結している。

今回は1Fしか体験出来なかったけど、
実は翌日時間が有れば続きをプレイする
放送を取ろうかと思ってたくらいには
Wizは面白かった。当時PC版でプレイした
ユーザーたちの興奮は想像もつかないよなぁ…。
Wizガチ勢にその辺についても何れ聞いてみたい。

#ファミコン #ウィザードリィ #Wizardry

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