ノーマーク爆牌党, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=397381 / CC BY SA 3.0
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『ノーマーク爆牌党』(ノーマークばくはいとう)は、片山まさゆきによる日本の麻雀漫画。
『近代麻雀オリジナル』にて1989年2月号から1997年4月号まで連載された。
単行本は全9巻。
『ぎゅわんぶらあ自己中心派』・『スーパーヅガン』などそれまでギャグが強かった片山の漫画だが、麻雀理論に則ったリアルで緻密な闘牌シーンが花開いた最初の作品である。
とはいえ、当初はギャグ漫画の色が濃く、作者曰く『見切り発進』のまま話が進んでいった。
後に「麻雀に流れなんて無い」と言い切る爆岡に対して「色の支配」と呼んでいる流れ理論で立ち向かう鉄壁と言う構図が生まれ、また、茶柱・八崎らのサブキャラクターも立っていき、8年にわたる長期連載となった。
闘牌シーンは麻雀ライターの馬場裕一が全面協力しており、実際に作者本人が麻雀を打ちながら理論的に闘牌シーンを描いていたなど、その立体的な闘牌は極めて高く評価されている。
また、作者は競技麻雀に関心を抱いており、プロ雀士へのリスペクトとも語っている。
この本格的な闘牌や麻雀理論、そしてライバル同士の図式を描いた構図は、『牌賊! オカルティ』でも再現されている。
同じ大学に通い、雀荘「どら道楽」でよく麻雀を打つ大学生の鉄壁保、当大介、九蓮宝燈美。
ある時、彼らの前に突然爆岡弾十郎(通称:爆弾)なる男が現れた。
鉄壁や大介は爆岡と勝負するが負ける。
その後、爆岡は万利休と言う老人の推薦を受けて麻雀界の三大タイトルの1つ達人戦の予選に参加する。
爆牌と自ら名づけた相手の手牌を読み切り余り牌を狙うという天才的な打牌を武器に決勝まで進んだ爆岡は、タイトルホルダー・稲瀬功一を降して達人位を獲得する。
更に満強位・茶柱、雀竜王・鬼押出も倒して麻雀界のタイトルを独占する。
その後も稲瀬・茶柱・八崎などのトッププロが何度か挑戦するが毎回返り討ちにし、3年の月日が流れた。
その間にも爆岡は勝ち続け、3大タイトルの3年連続計9連覇を果たしていた。
それに挑戦するのが、爆岡をライバル視している鉄壁である。
鉄壁は爆牌で派手に勝つ爆岡とは対照的に爆守備と呼んでいる非常に堅い打ち筋でプロの道を進んでいた。
爆岡V10が期待される達人戦で鉄壁は3年前の雀竜王戦での痛烈な敗北の雪辱を果たすべく、爆牌の研究・分析を重ねて挑む。
勝利を目前にしながら、精神的な弱さから屈辱の逆転負け。
だがその敗北にもめげず、新戦術色の支配を編み出して爆岡へ挑戦を続ける。
敗北を繰り返しながらも少しずつ差を詰めて行き、爆牌の謎に迫っていく。
翌年のリニューアルされた達人戦決勝の席で、鉄壁はライバルの茶柱・八崎・大介とともに再び爆岡に挑戦する…。
爆牌とは、爆岡が打つ反セオリー的な打牌のこと。
本人曰く「ピントを合わせる牌」。
モーションが大きく、煙が出る特徴があるのですぐに分かる。
爆牌には本爆牌とランダム爆牌の2種類があり、この違いを発見したことが鉄壁の爆岡攻略のカギとなる。
爆岡のピントの合ったときの手牌読みは超能力のレベルであり、第一打から爆牌を打つこともあるため単純に捨て牌や副露、他家のしぐさで読んでいるわけではない。
鉄壁が一度爆牌を打ったとき、「頭が勝手に相手の手牌を想像している」状態と表現している。
爆岡曰く「バカみたいに麻雀打ってりゃ一生に一度くらいはある」相手の手牌が全て見えてしまう瞬間を意図的に発現する打法であり、爆岡は爆牌の感覚をつかむまでに3年かかったと作中で述べている。
しかし、どれだけピントが合っても山の牌を読むことはできない。
ただ片山自身が見切り発車と認めているため、爆牌の定義や特徴に関しては巻数によって矛盾や揺れがある。
ランダム爆牌を使った局の後、読みのフォーカスを合わせるための2局を挟んで本爆牌が発動する。
爆牌は相手の余り牌を狙うため、手役や待ちの広さを犠牲にする場合がある。
作中では「爆牌はつくづく損な技だぜ」と評されている。
余り牌を狙っていることが相手にも知られているために、逆に牌を止められる場合も多い。
対戦相手も徐々に爆牌への理解を深めていき、特に鉄壁は最終的に爆牌の真理を掴んだ。
単純に勝つためにはツモりやすいほうでリーチしたほうが効率的だが、爆岡は愚直に爆牌を打ち続けた。
その理由を稲瀬は「爆岡は天才であり、芸術として爆牌にこだわっているから」と指摘している。
しかし、そのこだわりは素人(牌効率や手役、セオリーに反する打牌をする)である大介には通用せず、彼に打ち込むことが多く、大介は「爆岡の…
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