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声優としては、幅広い声質で様々なタイプのキャラクターの声を演じる[5]。『ひぐらしのなく頃に』での古手梨花では二面性のある役の声を演じ、『極上生徒会』では主人公の蘭堂りのと、人形（パペット）のプッチャンの1人2役を一度の収録でこなした[6]（ランス・ビーン登場時は1人3役）。『勇者シリーズ』ではOVA作品『勇者王ガオガイガーFINAL』においてシリーズ初の女性勇者ロボを一人三役で担当した。『R.O.D -THE CD-』では、西園はるひ、西園なつめ、西園あきえ、西園ふゆひこの1人4役をこなす。『ねこだもん。』では、全13話すべて違うキャラクターの声を演じた。
歌手活動では、恋愛を「永遠のテーマ」としている[7]。元気で明るい曲調を定番とする[8] が、ジャズ風の曲やラップの入った曲があるなど、曲調は多彩である[9]。声優である自身の声を活用することが重要との考えから、バックコーラスには自身の声を使用している[8][10]。コンサートでは衣装・ぬいぐるみなどによる視覚効果の高い演出がなされており[10]、観客との一体感が強い[11]。
声優・歌手双方に関連する活動として、『魔法少女リリカルなのは』シリーズなどのアニメでは声優として主演すると同時に、テーマソングを担当した。また、テレビアニメ『のうりん』作中では、自身のコンサートの様子をパロディ化したシーンを演じた[12]。
ラジオパーソナリティとしても活動しており、『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ』は2003年4月から2016年3月まで13年間続く長寿番組となった。2006年には、文化放送A&Gゾーンにおいて聴取率1位を獲得した[13]。
来歴
幼少時は松田聖子や『魔法の天使クリィミーマミ』といった、アイドルに憧れていた[14]。小学校時代は高い声がコンプレックスだったため、わざと低い声をだして友人らと話していた時期がある。声優になったのは、小学校4年生の時に国語の授業の朗読を褒められたのが影響[14]。
商業高校に進学した後は、演劇部と漫画研究部に所属し、またアイドルの養成所にも1年半通っていた[15]。
高校卒業後、地元の一般企業で働きながら代々木アニメーション学院福岡校に通う。その頃、KBCラジオの深夜番組『中島浩二アワー THE3P』のアシスタントを担当していた時期もあった。代々木アニメーション学院では課程を修了するもデビューはできず、勤めていた会社を退職し上京。日本ナレーション演技研究所に入所し、後にアーツビジョン所属となる。養成所の教授が音響監督を務めたPCゲームに端役のウェイトレス役の声で出演させてもらったのが事実上、声優デビューとなった。
デビュー時は声優としての仕事が少なく、歌手としての仕事の方が多かったため、声優としてのあり方に悩んだ時期もあった[14]。高い声がコンプレックスで友人関係がうまくいかず[14]、養成所でのいじめ[16]、長い下積み生活[17] といった様々な苦労を乗り越えたとのこと[14]。
逸話
従兄に同じ声優である服巻浩司がいる[43]。
2008年に4公演行われたイベント「秋だ、一番! ゆかりちゃん祭り!!」では、キャラクターソングである「極上プッチャン音頭」を歌い、りのとプッチャンの歌いわけをファンの前で披露した。『ランク王国』で「Aボーイに聞いた萌えアイドルランキング」1位を獲得している。
所属していた演劇部には代々外国人のような（日本人らしくない）名前をつける習慣があり、演劇部の仲間からはジョセフィーヌ、ジョセと呼ばれていた[44]。現在でも部の同級生などからは前述のように呼ばれている[3]。
年齢
「永遠の17歳」という自己紹介を冗談として行う[11]。37歳の際には読点を挟んで「田村ゆかりさん、じゅうななさい」と表現した[8]。
従前から生年を非公表としていたわけではない（読売新聞[5] などで公表されている）が、2014年2月15日、16日にさいたまスーパーアリーナで行われたライブにおいて、田村本人が自身の実年齢について触れたことが、「実年齢を突如公開した」としてツイッターなどで話題となった[45]。また、同年3月2日にグランキューブ大阪で行われたコンサートにおいて発生した、会社員男性がステージに携帯ラジオなどを投げ込みコンサートを妨害し、逮捕されるという事件[46][47] の動機が、2月のコンサートにおいて実年齢を公表したことへの失望である、とする意見がインターネット上でみられる[48]。この見方に対してライターの西中賢治は、ファンは実年齢が17歳でないことは理解しており、これが動機とは考えにくいとしている[11]。
神楽坂ゆか
神楽坂 ゆか（かぐらざか ゆか）は、田村ゆかりの扮する架空のアイドル。田村ゆかりのライブイベント中のコーナーや上映映像に登場する。通称は「ゆかたん」[49]。昭和時代のアイドルを模しており[50]、『スター誕生!』や松田聖子のパロディが盛り込まれている[51]。田村ゆかり公式サイト内に設けられた「神楽坂ゆか公式ホームページ ゆかたんの部屋」は、インターネット黎明期にみられたサイトデザインで構築されている[52]。
2012年9月に開催されたライブ「LOVE ♡ LIVE 2012 *I Love Rabbit*」内で上映された映像『レッツゴー！ヤングスターの星☆』に「田村ゆかり」名義で登場したのが初出[51]。2013年9月に開催されたライブ「LOVE ♡ LIVE 2013 Autumn *Caramel Ribbon*」では「神楽坂ゆか」に改名し、ライブの冒頭に設けられた「前座」としてのコーナーでステージに登場して4曲を歌唱した[49][53]。2014年8月には中野サンプラザにて、神楽坂ゆか名義の単独コンサート「神楽坂ゆか ファーストコンサート 〜初めてだから…ね？お熱にサマーキッス♡〜」が行われた[50]。
2015年8月26日・27日には前年に引き続き中野サンプラザにて、神楽坂ゆか名義の単独コンサート「神楽坂ゆか セカンドコンサート “またするの?”トクン…胸きゅん♡あばんちゅ〜る」が開催された。
2014年5月31日から、ラジオ番組「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」内のミニ番組として、「神楽坂ゆかの空色ブルースカイ」が放送された。LPレコードサイズ仕様のミニアルバム2枚が、ライブ会場で限定販売された[54]。
キャラクター設定
福岡県出身、8月27日生まれ[54]。年齢は17歳[53]。音楽番組のほか、ドラマ「ツインテールはふり向かない」に出演[55]。芸能事務所「鳳プロダクション」に所属するが、事務所の経営難のために様々な分野での活動を迫られた[49][53]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1997年
吸血姫美夕
新・天地無用!（吉永）
バトルアスリーテス大運動会（バネッサ、生徒、幼アイラ 他）
1998年
クレヨンしんちゃん（女子高生、麻婆小姐、クミちゃん、エンジェル姫野、山田まりや、吉岡メリー、ケイコ、ジャーク、リカ 他）
センチメンタルジャーニー（ミカ）
TRIGUN（ヘレン）
ドラえもん（テレビ朝日版第1期）（サユリ、犬の飼主 他）
パニモニ（ラーコ）
ふたり暮らし（斉藤ひかる）
名探偵コナン（1998年 – 2005年、青島美菜、紺野由香）
1999年
SURF SIDE HIGH-SCHOOL（網浜美帆）
THE ビッグオー（女の子、鑑識員）
シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期（女子高生）
星方天使エンジェルリンクス（弥生、パピィ、サリー、イィ）
セラフィムコール（ミキ）
地球防衛企業ダイ・ガード（谷川風花[56]）
パパと踊ろう（ミク、OL、ユキ）
ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom（木下京子）
魔術士オーフェン Revenge（ウェイトレス）
2000年
OH!スーパーミルクチャン（ヒロスエ）
ジバクくん（ツアーコンダクター）
銀装騎攻オーディアン（メイ・リー）
激動!歴史を変える男たち〜アニメ静岡県史〜（おふく[57]）
真・女神転生デビチル（ネコマタ）
ドッとKONIちゃん（MORO）
はじめの一歩（愛川）
BRIGADOON まりんとメラン（コンパニオン）
へろへろくん（キラキラ、ミュン、あれあれママ、ガチャガチャ）
マイアミ☆ガンズ（天野ルウ、アル、マリア）
無敵王トライゼノン（宗像梨紅、京鞍馬）
六門天外モンコレナイト（エルフ）
2001年
ギャラクシーエンジェル（2001年 – 2004年、蘭花・フランボワーズ） – 4シリーズ
The Soul Taker 〜魂狩〜（櫻井明日香）
ジャングルはいつもハレのちグゥ（ラヴェ）
新白雪姫伝説プリーティア（高斗弥生[58]、ティビ[58]）
週刊ストーリーランド（女の子、女、アベック女、女子高生）
スクライド（由詑かなみ）
nightcore music kawaii cute up high tension remix
作業用 かわいい 音楽 BGM ハイテンション 神曲 良曲
リミックス まとめ
Cute Sweet Upbeat Music 2021
blues ブルース classical クラシック country カントリー EDM dance ダンスミュージック easy listening イージーリスニング electronic 電子音楽 folk フォークミュージック heavy metal ヘヴィーメタル hip hop ヒップホップ jazz ジャズ Latin ラテン opera オペラ pop ポップミュージック rap ラップ reggae レゲエ rock ロック techno テクノ
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