王様の仕立て屋, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1100344 / CC BY SA 3.0

#漫画作品_お
#2003年の漫画
#スーパージャンプ
#グランドジャンプ
#ファッションを題材とした漫画作品
#ナポリを舞台とした作品
『王様の仕立て屋』(おうさまのしたてや)は大河原遁による日本の漫画作品及びシリーズの総題。
原案協力・監修に片瀬平太。
『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜』として2003年に増刊『オースーパージャンプ』(集英社刊)MARCH号に読切として掲載された後、2003年14号より連載が開始された。
その後、『王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜』『王様の仕立て屋〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜』『王様の仕立て屋〜下町テーラー〜』とシリーズを重ねている。
イタリア・ナポリを舞台に、伝説の仕立て職人の弟子・織部悠の活躍を描く作品。
服飾(主に紳士服)を題材にしており、靴や腕時計など服飾に関係する小物やアンティークを扱うことも多い。
一話完結の短編形式の話と、一貫したストーリーを展開する長編形式の話で構成されているが、近年では単行本収録話数に合わせて、計7話でひとつの章「○○○編」とする長編が多い。
2003年に増刊『オースーパージャンプ』(集英社刊)MARCH号に読切として掲載された後、2003年14号より2011年21・22合併(最終)号まで本誌『スーパージャンプ』(同社刊)にて連載。
スーパージャンプ誌の休刊に伴って『グランドジャンプPREMIUM』へ移籍し、『王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜』と一部改題して2011年12月21日発売の創刊号から2013年2月27日発売の第15号まで連載された後、2013年3月6日発売の2013年7号から『グランドジャンプ』本誌に移籍し、2016年6号まで連載。
さらにこれを引き継ぐ形で『グランドジャンプ』にて2016年8号から第三部として『王様の仕立て屋〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜』を連載する事になるが2018年9号にて突然「日本編」への移行が告知されて連載が終了。
これに先駆け『グランドジャンプPREMIUM』2017年11月号にて第四部へのジャンクションストーリーとなる『王様の仕立て屋 維新の鋏』が掲載され『フィオリ・ディ・ジラソーレ』の現時点での最終単行本となる7巻の発売時に『維新の鋏』を併録した上で同作をプロローグとする第四部『王様の仕立て屋〜下町テーラー〜』が『グランドジャンプ』2018年17号より連載開始された。
単行本は『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜』が全32巻にて完結。
また、本編の短編エピソードを再収録した傑作選集『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜The Special Edition』が計4巻まで刊行された。
2009年8月に刊行された単行本第23巻の帯や広告などには、単行本の販売累計が200万部を突破したことが記されていた。
2ndシーズンとなる『王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜』は全13巻。
3rdシーズンとなる『王様の仕立て屋〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜』は全7巻。
話数の単位は「Order(注文書)」。
各話タイトルは「○○の××」という形式で、映画、舞台、文学作品の題名から取られていることが多い。
落語や歌舞伎、浪曲をモチーフ・題材としたストーリーや演出がたびたび挿入され、また手塚治虫や水木しげる、藤子不二雄などの往年の漫画作品のパロディ的な描写も多用される。
ストーリーが展開される舞台はナポリが基点となるが、長編ではミラノやフィレンツェなどのイタリア国内の他都市に赴くこともあり、イギリス、フランス、日本などイタリア国外にて仕事を行うことも少なくない。
また、長編では「ミラノ編」や「フィレンツェ編」など舞台になった地名を冠される場合や、「欧州時計戦争編」「仕立て屋入門編」などテーマによって名付けられる場合もある。
元々は若者向けカジュアル服ブランド。
フィレンツェのバザーで服を売っていた女子大生の服飾サークルが事業化したもので、設立後わずか数年でイタリア国内外に支店を構えるほどに急成長を遂げた(ジラソーレ社史も参照)。
ジラソーレ (girasole) とはイタリア語でひまわりを意味しており、社章もひまわりをモチーフにしている。
ナポリ進出を機に、紳士服の分野にも手を広げるようになった。
社長以下12人の創立メンバーは全員が20代の女性で、その連帯感は非常に強い。
しかし、社長の方針と支店間の方向性の食い違いから、最近では軋轢が生じることも少なくない。
若い女性が立ち上げた新興企業だけに対外的な苦労も多いようで、資金繰りなどを内輪…

MAG.MOE - The MAG, The MOE.