コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2083823 / CC BY SA 3.0
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#2009年の小説
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#アクション小説
#警察官を主人公とした小説
#島を舞台とした小説
#継続中の作品
『コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED』(コップクラフト ドラグネット・ミラージュ・リローデッド)は、賀東招二による日本のライトノベル。
イラストは村田蓮爾。
ガガガ文庫(小学館)より、2009年11月から刊行されている。
2016年10月に刊行された第6巻を最後に、続編の刊行が途絶えている。
2019年7月には第7巻が発売される予定だったが、作者の病気等の事情により発売が翌月に延期となったことが関係者から明かされ、その際に第7巻のカバーイラストも先行公開された。
同月9日からはアニメも放送されたものの、現在も第7巻の刊行には至っていない。
しかし作者の賀東によれば、現在も続刊の執筆はしているという。
2019年7月時点で累計発行部数は20万部を突破している。
なお、本作の前身である『ドラグネット・ミラージュ』についても本項で記述する。
太平洋上の架空の島、カリアエナ島のサンテレサ市という街が舞台。
異世界と地球をつなぐゲートが出現し、異世界人との交流が始まった地球で起こる特殊な犯罪と、生まれた世界の異なる二人の刑事がそれを追う姿を描く。
ライトノベルレーベルから発売されている作品ではあるが、登場人物の大半が30代以上の男性キャラクターで構成されている。
二人組みの刑事が犯罪を捜査するという推理小説や警察小説的な側面を持ちながら、異なった文化、及び風習からくる法律や政治の問題や、さらに異世界に存在する妖精をすり潰した薬物問題や特殊な鉱物の密売、魔法などのファンタジー的な要素やアクションといった要素をも取り込んだ作品となっている。
著者の賀東招二は本作で使われる異世界『レト・セマーニ』の言語である『セマーニ語』の辞書も制作しており、作中でセマーニ語を使った会話がしばしば登場する。
特に推理小説や警察小説としての評価が高く週刊文春やダ・ヴィンチ等のミステリ小説紹介コーナーで一般小説に混じり、度々紹介された。
なお本作は架空の海外ドラマのノベライズ版を邦訳したものであるという設定がなされており、著者は作品について、「こういうノリの海外刑事ドラマを見ている気分で普通に楽しんでいただけたら」と語っており、架空の俳優のキャスティングや各話の英題および邦題等もそれぞれ設定されている。
81プロデュースと小学館の共同企画でオーディオドラマ化が配信された。
また非映像化作品ながら2015年度のSUGOI JAPANにノミネートされた。
本作の前身は、竹書房Ζ文庫から刊行されていた『ドラグネット・ミラージュ』シリーズ(イラスト:篠房六郎)である。
同シリーズは2006年から2007年にかけて第2巻まで刊行されたものの、レーベルの消滅に伴って続刊が途絶えた後、2009年に小学館ガガガ文庫へ移籍した。
移籍に際してはタイトルの改題や本文の加筆修正、および一部設定の変更が行われた。
その最たるものはティラナの外見であり、『ドラグネット・ミラージュ』では「大人びた年齢相応の容姿」であったのに対し、本作では「中学生にも見える少女のような容姿」に変更されている。
これは、市場受けを考慮した村田蓮司の提案による。
なお、ゼータ文庫版の第1巻は「きぬたさとし」名義であり、賀東は原案としてクレジットされている。
これは、賀東がシリーズ開始前に別作品『フルメタル・パニック!』のあとがきにて、「『フルメタル・パニック!』完結まで他の作品には手を出さない」と発言していたことから来ており、実際には賀東本人が執筆している。
演の項は、架空のテレビドラマ版のキャストとして著者が設定した架空の俳優。
声の項は特記ない限りテレビアニメ版の声優。
マトバの最初の愛車である、ミニ・クーパーSの初期型。
(著者の賀東招二の愛車でもある) マトバの2台目の愛車である、マセラティ・クーペ。
原作では、マトバの3台目の愛車である、フォルクスワーゲン・タイプ2。
(村田蓮爾の愛車でもある) SIG SAUER P226 マトバがよく情報源として利用するクラブ。
セブン・マイルズ所在。
ティラナが潜入した学校。
サンテレサ市内でも一、二を争う高レベルの私立高校。
イェールやハーバードに進学する生徒もいる。
また生徒の父母には各界の有力者が多く、自動車通学が認められている。
吉岡茉祐と竹内栄治の朗読で、2…
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