はいからさんが通る, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=14509 / CC BY SA 3.0

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『はいからさんが通る』(はいからさんがとおる)は、大和和紀による日本の漫画。
また、これを原作として製作されたアニメおよび映画、舞台の演目、テレビドラマである。
大正時代を主舞台とし、設定年代当時の様々な民間風俗や漫画連載当時のサブカルチャー(『宇宙戦艦ヤマト』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『ロッキー・ホラー・ショー』、『ゴジラ』シリーズなど)を由来としたギャグなどを取り混ぜながら大正デモクラシー〜シベリア出兵〜関東大震災を駆け抜けて結ばれる一組の男女とそれをとりまく人々の恋愛模様を描くラブコメ作品。
『週刊少女フレンド』(講談社)に1975年7号から1977年10号まで連載された(本編は1977年の7号まで。8・9・10号は番外編)。
番外編を含めコミックス全8巻、文庫版全4巻が出版されている。
1977年(昭和52年)度、第1回講談社漫画賞少女部門受賞。
連載中より、いくつかの他メディア化が実施・放送された。
これらの版では、放送枠や尺の関係もありストーリーが原作の結末まで描かれたことはなく特に忍のシベリア出兵後の経緯が大幅に省略されることが多い。
1978年6月3日から1979年3月31日まで、日本アニメーション製作の連続テレビアニメ版が、朝日放送(ABC)を制作局としてテレビ朝日系で放送(全42話)。
当初は1年間の放送予定であったが、モスクワオリンピックの放送枠の関係で半ば打ち切り同然の終了となり、この影響でストーリーが最後まで描かれることはなかった。
この時はアニメスタッフから原作者の大和和紀にも相談があったが、どうにもならなかったと言う。
1979年、KTVで連続ドラマ化。
キャストには宝塚歌劇団の生徒が起用されている。
1987年、南野陽子主演、東映による製作・配給で実写映画版が公開。
その後、1985年4月15日 CX系月曜ドラマランドで単発ドラマ化(約90分)、2002年1月2日には TBS系で新春特別番組として単発ドラマ化(約120分)。
2017年より大和和紀画業50周年を記念し、劇場版アニメが前後編二部作で制作・上映された。
この劇場版アニメでは各メディア作品では初めて、原作のストーリーを最後まで描いている(詳細は劇場版アニメの節を参照)。
同年10月に宝塚歌劇団によるミュージカル版も上演。
本作を体現する最もわかりやすい言葉が、平塚らいてうの『青鞜』創刊号所収の文(創刊の辞)の冒頭、「元始女性は太陽であつた。真正の人であつた。今、女性は月である。他によつて生き、他の光によつて輝く」。
本作では女学校時代から番外編まで、この言葉が重要な鍵となっている。
作中に登場する跡無女学館は跡見学園がモデルとされている。
また紅緒の勤務先の冗談社も名前その他を本作の出版元である講談社に由来しており、作中では紅緒が講談社の社歌を歌ってごまかす場面も存在する。
雑誌連載時に掲載誌に広告が掲載される部分は、単行本では雑談や「みことば(御言葉)」等が掲載されるコーナーとなった。
また、作品内の元ネタ紹介や近況報告等が多い中、本編最終巻(単行本では第7巻)ではコーナー自体が作者の「ありません」宣言を受け休止した事がある。
同コーナーでの作者の自画像は長丈スカートのセーラー服を着用して、咥え煙草の時もある。
また所持している薙刀は時として死神の鎌等の小道具に変化する場合がある。
実写作品は配役の都合と時代考証の観点から、主要キャラクターである伊集院忍少尉の設定が日本とドイツ人のハーフから純粋な日本人として変更し、ミハイロフとラリサのエピソードも省略されることが多い。
時は大正。
「はいからさん」こと花村紅緒は竹刀、大槍を握れば向かうところ敵なし、跳ねっ返りのじゃじゃ馬娘。
ひょんなことから知り合ったハンサムで笑い上戸の青年将校・伊集院忍が祖父母の代からの許嫁と聞かされる。
忍に心ときめくものを感じながらも素直になれない紅緒は必死の抵抗を試みて数々の騒動を巻き起こす。
伊集院家に招かれ、花嫁修業をすることになった紅緒だったがそこでも相変わらず騒動を起こしてゆく。
しかし、やがて紅緒と忍はお互いをかけがえのない存在と思うようになるのだが、非情な運命によって引き裂かれてしまう。
忍の戦死の公報が届いたことにより、未亡人同…

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