2013年05月23日 11:54現在
保険金殺人事件ほう助の男に懲役６年求刑
去年１０月、熊本市で起きた保険金殺人事件で殺害に使われると知りながら車を手配したとして殺人ほう助の罪に問われている
男に熊本地検はきょう懲役６年を求刑しました。
この裁判は、去年１０月、熊本市北区貢町の県道で暴力団幹部齋藤健一被告（４４）らが当時４５歳の男性を
軽乗用車ではねた後トラックでひき殺害したとして殺人などの罪で起訴されている事件で津留弘明被告（３５）が
殺害に使われると知りながら知人女性の軽乗用車のキーを齋藤被告に渡して盗む手助けをしたと共に殺害の手助けを
したとして殺人ほう助などの罪に問われているものです。
きょうの公判で検察側は「人命軽視も甚だしく短絡的な犯行」と述べ、被告に懲役６年を求刑しました。
判決はあす言い渡される予定です。
http://rkk.jp/news/index.php?id=NS003201305231154200111
ほう助の男に懲役６年判決 熊本市の保険金殺人2013年05月24日
熊本市で昨年１０月、約３億円の保険が掛けられた男性がひき逃げを偽装して殺害された事件で、主犯格の車の入手を手助けしたとして、
殺人ほう助などの罪に問われた本籍南関町、住所不定、無職津留弘明被告（３５）の裁判員裁判の判決で、熊本地裁は２４日、
「目的や手段を認識した上で安易に車を提供した」として求刑通り懲役６年を言い渡した。弁護側は判決を不服として即日控訴した。
松尾嘉倫裁判長は「主犯の殺人は利欲目的で生命を奪い、残虐で危険性が高い。ほう助犯の違法性を判断する上で、この点を考慮する必要がある」と指摘。
「主犯を恐れて車の提供を断ることができなかったという被告の供述は信用できない」と述べた。
検察側は「妥当な判決」とコメント。弁護側は「被害者が入院給付金をだまし取る目的で積極的に関与している点などが
全く考慮されておらず、納得できない」と話した。
判決によると、津留被告は暴力団幹部の無職齊藤健一被告（４４）ら２人（殺人罪などで公判前整理手続き中）が盗んだ車で
佐藤良治［よしなお］さん＝当時（４５）＝をひき殺す計画を知りながら、昨年９月中旬ごろ、齊藤被告に知人女性の軽乗用車のスペアキーを渡し、
熊本市北区の駐車場に案内した。
http://kumanichi.com/news/local/main/20130524008.shtml
熊本保険金殺人、ほう助被告に実刑判決
熊本市の保険金殺人事件で、殺人ほう助と窃盗ほう助の罪に問われた住所不定、無職津留弘明被告（３５）の裁判員裁判で、
熊本地裁は２４日、求刑通り懲役６年の判決を言い渡した。
松尾嘉倫（よしみち）裁判長は「関与の度合いは相当程度に及び、責任は重い」と述べた。津留被告側は判決を不服として、福岡高裁に即日控訴した。
判決によると、津留被告は指定暴力団道仁会系組幹部斉藤健一被告（４４）（殺人罪などで起訴）ら２人が無職男性（当時４５歳）を
殺害しようとしているのを知りながら、昨年９月、熊本市の飲食店で軽乗用車の合鍵を斉藤被告に渡し、殺人と窃盗を手助けした。
（2013年5月25日）
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