ピンポン (漫画), by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1402 / CC BY SA 3.0
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『ピンポン』(英語: PingPong)は、日本の漫画家松本大洋によるスポーツ漫画。
『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館刊)1996年第14号より連載が開始、1997年第29号の第55話を以て完結した。
神奈川県藤沢市を舞台に、卓球に魅了された5人の高校生によるスポーツアクションや才能を巡る青春が描かれている。
単行本は1996年9月に第1巻初版が発売、翌年10月までに全5巻が発売された。
2002年に曽利文彦監督、窪塚洋介主演で劇場映画化、2014年に湯浅政明監督によるTVアニメが制作された。
松本大洋は1987年に講談社の『モーニング パーティ増刊』にて漫画家として商業デビューを果たし、1988年より『モーニング』で『STRAIGHT』を発表し、長編連載デビューした。
『ピンポン』は松本が小学館へ移籍してから制作され、小学館誌上では『ZERO』『花男』『鉄コン筋クリート』に次ぐ4作目の連載作品である。
当初、松本の編集を担当していた人物は非常にスポーツを愛好しており、松本もまた小学生から高校生までずっとサッカーに励むスポーツ少年であった。
その点で意気投合していた両者はスポーツ漫画として『ZERO』『花男』を発表した。
『ピンポン』の制作以前にはサッカー漫画の構想が立てられていたが、松本は自身が長期の連載をしない性質にあり、試合毎に最低22人が登場するサッカーを描くことは困難と判断し、個人競技を描く方向へ転換した。
卓球が題材となったのは、取材のために数多のスポーツを観賞した松本が、競技自体の認知度の割に卓球選手個々に戦型があったり、ラケットやラケットに貼るラバーの種類が多いことなど知られていない面が多く、魅力を感じたためであった。
松本は作品によって絵柄を大胆にシフトチェンジする傾向があり、前作の『鉄コン筋クリート』ではフランク・ミラーの白黒のメリハリが強いイラストレーション色の強いタッチであったが、『ピンポン』ではこのタッチは鳴りを潜め、細線を多様した黒味の薄いタッチが採用された。
神奈川県藤沢市。
星野裕(通称ペコ)と月本誠(通称スマイル)は、共にタムラ卓球場で小学生時代から卓球をやってきた幼馴染。
ペコは確かな実力を持ちながら己の才能に自惚れ、誰に対しても不遜だった。
一方のスマイルは、決して笑わず無愛想で、そんな態度からペコにスマイルと渾名されていた。
共に片瀬高校の卓球部へ入ったふたりは、春、県内の辻堂学園学院卓球部へ、上海のジュニアチームから留学してきた孔文革(通称チャイナ)が留学生として雇われたと知る。
ふたりは辻堂学院へ偵察に訪れ、チャイナとの対戦にこぎつける。
しかしペコはチャイナ相手に1点も獲れず大敗した。
続いてチャイナはスマイルへ勝負を持ちかけるが、スマイルはまるで興味を示さなかった。
一見すると卓球で勝るのはペコであったが、チャイナはスマイルが抜群の素質を持っているのを見抜いていた。
スマイルの才覚を嗅ぎつけたのはチャイナだけではなかった。
片瀬高校の卓球部顧問である小泉丈は、スマイルが才能とは裏腹に勝利へまったく執着がなく、真剣勝負でも相手の心情を考慮し、特にペコと試合する際には無自覚に手を抜いていると看破し、彼をさらなる高みへと登らせるべく過酷な指導を試みる。
同時期、県内最強と謳われる海王学園高校卓球部の風間竜一(通称ドラゴン)が片瀬へ偵察にやってくる。
インターハイ優勝の実力者である風間ですらスマイルの実力を脅威に感じるほどであった。
それでも、風間にとってスマイルはあくまでも脅威なりうる存在でしかなく、今度のインターハイでの優勝は確実であると公言する調子だった。
やがてインターハイ予選が開幕した。
ペコ、スマイル、ドラゴン、チャイナ、それぞれ順当に勝ち上がっていく。
3回戦でスマイルはチャイナと対戦した。
留学生として注目を集めるチャイナの勝利が確実視される中、スマイルはチャイナの実力を初セットで見極め、次のセットからまるでロボットのように正確無比なプレーでチャイナを追い詰める。
スマイルの勝利が目前になったところで、チャイナのコーチが「ここで負ければ中国代表への道は閉ざされる」と激昂した。
その意味を察知したスマイルは途端に萎縮し、結局、チャイナが勝利を挙げた。
その一方で、ペコは準々決勝まで順当に勝ち上がった。
準々決勝の相手は、同じ道場出身…
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