【スカッと総集編】夫と愛人が不倫中事故で大怪我し見舞いに行くと隣から物音…夫「そのカーテンは絶対開けるな!」私「どうせ相手は姉なんでしょ?」シャーッ→横たわる顔を見た私は絶叫…だって【修羅場】

浮気旅行中の夫が怪我をして病院に運ばれ た彼の口から浴びせられるのは暴言 ばかり見ろよこの王家が包帯のせいで全身 痒くて耐えられないんだ早く俺の体を吹け 夫の看病するのは嫁の義務 だろ夫の看病は嫁の義務ですって私の実な 姉と浮気しておいてよく言うわよ私が体調 崩している時に心配すらしない旦那の看病 なんて無理そんなぎりもう一切ないから なんだ と私の言葉でついにイライラの頂点に達し た夫は逆切れして私に掴みかかろうとした がベッドから落下したその衝撃で右足に 激痛が走ったのかぎーと病院中に響き渡る ほどの悲鳴をあげる 緑ち違う違うの私じゃない本当の相手は私 じゃなく てそう言いながら赤は隣のベッドの カーテンを開けたカーテンを開けた先に いる人物を見た瞬間頭をドンキで殴られた ような衝撃が全身を 貫くえなん でベッドに横たわっているは紛れもなく あの人だっ た私はみ会社員をしている28歳だ私は 大学卒業後化粧品会社に入社した社会人 生活は想像していたよりはかに厳しく体力 的にも精神的にも辛かったけれど学生の頃 から憧れていた今の会社で働けることに 喜びを感じてい た忙しくも充実した日々が続きようやく 仕事にも慣れた頃友達の紹介で後に夫に なる陽介と出会っ た大手企業に務める洋介はいわゆる エリートで大学も一流大学を 卒業頭の回転が早く知識も豊富で後輩や 上司からの信頼も 熱いそれにもかわらず気取った態度は全く 見せずむしろ作で話しやすい人柄だ私が 仕事に関する悩みを打ち明けた時は真剣に 話を聞き的確にアドバイスをしてくれただ からそんな魅力的すぎる陽介から結婚を 前提に付き合ってくださいとプロポーズさ れた時はびっくりしすぎて声をあげて しまっ た結婚してから3年経った今も仕事は順調 に続けており子供はまだいないが洋介と 2人で夫婦仲良く暮らして いるちなみに私の実家は私たち夫婦の住む 都心から車で約1時間の距離に ある両親は仲が良く2人で旅行に行くのが 趣味で娘の私から見てもり夫婦と言えた しかし優しかった父は数年前に病気で高い その当時もちろん父のこともショックを 受けたがそれ以上に1人になってしまった 母が心配でよく実家に帰省してい たいいタイミングと言えるかどうかは微妙 だが父の死後すぐに姉のあが離婚して実家 に戻ってきたなので何かあっても安心だと 母のことはあに任せ 私たち夫婦は年に12度だけ様子を見に 帰省して いる夫と実家との関係もよく周りから見れ ば何1つ問題ない夫婦に見えるが1つ 気がかりなことがあるそれはここ最近洋介 の帰りが夜中の12時を過ぎることが多く なったことだ理由を聞いても今は繁忙機の 真最中なんだ 緑だって仕事してるんだからそれがどんな 状況かぐらい分かるだろうと突っぱねられ て しまうもちろん繁忙機の大変さはよく理解 している積み上がった未処理の書類なやま ない電話迫ってくる納期想像しただけで頭 が痛くなるでも結婚してからどんなに 忙しくても夜中に帰ってきたことなかった でしょう だから心配でたくお母さんも言ってたけど さ緑は心配しすぎなんだってめんどくさい なという表情を隠そうともしないのでこれ 以上問い詰めるのをやめた分かった疲れ てるのにごめんねお風呂湧いてるから入っ てゆっくりしてきて ああとだけ返事をして陽介は風呂場へ行っ てしまったつ から洋介はあんなに冷たくなってしまった の だろう今までは仕事で忙しくてもあんな 態度を取ることはなかったのに結婚生活が 続いていくうちに人は変わっていって しまうのか なまだモヤモヤした気持ちは残っているが なんとか心の奥に押し込んでさっさと 寝ようと寝室へ向かおうとした時ソファー の上に置きっぱなしにになっている洋介の カから何やら華やかな色のものが出ている のを見つけ た夫婦とはいえ人の持ち物を勝手に漁るの は少し気が引けたが好奇心に負けそれを手 に取った瞬間ついさっき押し込めたばかり の感情が再びじわじわと私を侵食 するこれ赤のハカだしかも私がプレゼント したやつ はっきりと見覚えがある去年のあねの 誕生日に彼女のお気に入りのブランドの ハカをオーダーメイドしたのだ名前の刺繍 も入れてもらいあも相当気に入ってくれた もの根拠のない嫌な想像が頭の中を ぐるぐる回り始めるが考えていても仕方が ない明日は朝から仕事があるけどやっぱり このモヤモヤを晴らしてからでないと眠れ ないしばらくして洋介がやっとお風呂から 上がり寝室に入ってきたねえ陽介寝る前に 申し訳ないのだけど1つだけ聞きたいこと があっ て洋介は今度は何だという顔をしたがすぐ 終わるからと強引に話を 進めるこれなんだ けどそう言って赤のを洋介に見せた瞬間お 風呂でほてった赤い洋介の顔からさっと 血の気が引いていくのが分かっ た洋介の仕事用のカから出てきたんだけど これ赤のハカだよねなんで陽介が持ってる の私が去年プレゼントしたやつだったから 気になっちゃってここれはあねちゃんの やつなのか気がつかなかったなこの前お前 と一緒に実家に帰った時貸してもらったっ きり返すの忘れてたんだよそうだったんだ じゃあ次会った時に返さなきゃねこれあの お気に入りのやつだからそうするよ聞き たいことってそれだけなら俺はもう寝る から陽介はもうこれ以上何も答えることは ないという風に布団をかぶって眠りについ たがより一層大きくなったモヤモヤした 感情を抱えることになり結局明け方まで 眠ることができなかっ たあの一見以来よく眠れない日が続いてい た私はとうとう体調を崩してしまっ た朝起きた時から体温系を使わなくても熱 が出ているのが分かり体は重りのように 重く頭の先からズキズキとする痛がえなく やってくる寝不足の体に鞭打って仕事と 家事を頑張っていたせいか風を引いて しまったみたい だ会社に血筋連絡をした際ちゃんと病院に 行くように言われたが車に乗るのも危険だ しまして歩いて病院まで行く体力も気力も ない洋介はとくに家を出てしまっているの で彼に連れて行ってもらう選択肢もない 仕方なく今日1日は布団で寝て休むことに した昔の陽介だったらきっと看病してくれ ただろうななんて考えていたら悲しくなっ てきたので頭から感情を振り払うように そっと目を閉じたふ目を覚ますと窓から西 が差し込んでまの観葉植物を照らしていた どうやらずい分眠っていた らしい久しぶりにぐっすり眠れたおかげか ひどい頭痛も柔らぎすっきりしている しかしまだ外を元気に歩けるほど熱は 下がっていなかったので洋介に薬や夕飯の 食材など買ってきてもらおうと思いスマホ を手に 取る忙しそうな陽介には悪いが体調不良の 時くらい甘えさせてもらおうと早速電話を かける もしもし陽介私だけどなんだ緑かまだ仕事 中なんだけど何か用事なんだ緑 かって妻に向かってそんな言い方ないん じゃないと言いかけたが今は口喧嘩する 気力はないのでぐっ こらえる忙しいところごめんね私今日朝 から熱があって会社休んだのまだ熱が 下がらなくて買い物行けないから仕事帰り に買い物お願いしていいかな体調不良って は体調管理も社会人の仕事のうちだろう 自覚が足りないんじゃないのかそれに今日 は俺仕事忙しくて家に帰れないから買い物 は自分で言ってくれあんまり人に頼ってる と甘え癖つくぞじゃ俺上司に呼ばれてる からそういいよすは数秒でもお前にかっ てる暇はないんだという風に一方的に電話 を切っ た通話後のプープーという音を聞きながら 呆然とししばらくスマホを耳に当てたまま 動けなかった体調不良の人間に向かって なんでそんな言い方するん だろういくら仕事が忙しいからってそこ まで私と会話したくないのだろう 結婚当初私が体調不良の時は誰よりも心配 して手厚く完備をしてくれていたのに ドラッグストアでプリンやスポーツ ドリンクを買ってきてくれたし母に電話を して私が熱を出した時はいつも何を作って たのかを聞いて作ってくれたりもしたなん でそんなに冷たくなっちゃったの 洋介少し下がった熱がまた上がっていく ような気がして冷蔵庫で冷えていた ミネラルウォーターだけ飲んだ後何も考え ないようにまた布団に潜った洋介が帰宅し たのは結局次の日の深夜私の体調は すっかり回復してその日は朝から無事に 出勤できた病み上がり出し早く寝ようと 思っていたのだが洋介に話しておかなけれ ばならないことがあったので彼が帰って くるまで待ってい た見たい番組はもう終わってしまい特に 面白くもない通販番組を見ていると ガチャッとドアが開く音がしたので急いで 玄関に向かうお帰りなさいお仕事大変だっ たね ああご飯とお風呂両方用意できてるけど どうするいいよどっちもいらない疲れて クタクタなんだ 緑と違って俺は休みなんて取れないからな 少しくらい嫁の体調を心配したらどうなん だとも思ったが昨日の電話の態度ですでに 陽介の私に対する態度は分かっていたので 気にならなかった帰ってきて早々に悪いん だけど伝えておきたいことがあってなんな んだよもう寝たいから手近になうん したらね上司から来週出張に行ってくれ ないかって頼まれちゃってうちのことも あるし悩んだんだけど23日だけだから 引き受けたのだから来週は私がいない間 うちのことお願いね結婚してから家事は 全て1人で私がやってきた陽介は選択すら まともにできないだろうから一体どんな 嫌味を言われるんだろうと思ったが 彼の反応は予想と異なるものだったふーん 出張ねそれで来週のいつからえっと来週の 火曜日から帰りの日程はまだ決まってなく てまた明日上司と打ち合わせする予定確定 したら伝えるよかようねオッケーわかった あその帰宅が分かったらすぐ俺にメール しろよ そう念して少し嬉しそうな顔をした彼は 風呂場へ向かおうとしたあれ洋介寝るん じゃなかったのうん気が変わった緑が用意 してくれてたしさっぱりしてから寝る わ今さっきまでの不機嫌だった態度はどこ へ行ったのか出張という言葉を聞いて 心なしか浮かれているように見えるのは気 のせいではないはず それに緑が用意してくれたなんて言葉を 聞いたのはいぶり だろう以前の私なら喜んだかもしれないが 今は逆にそれが 怪しいもしかしてなんて頭をよぎるが何も 証拠はないし出張もこれからなのだしかし 陽介の不審感を募らせるのにあの一瞬の 嬉しそうな顔は私にとって十分だっ たそれから出張までの間洋介は何度も帰り の日程を確認してきてはうちのことは 任せろや出張中は仕事にだけ集中しろなど 普段口にしないようなセリフを言い続け た出張当日も忙しいにもかわらず洋介は わざわざ駅まで見送りに来てくれて行っ てらっしゃいまた木曜日 なそう言い手を振って笑顔でお見送りまで してくれた新幹線に乗り自分の席について から今までの洋介の様子を改めて思い返し て みる出張と聞いた時の受かれ具合度重なる 帰宅時間の遅さそして鞄に入っていたあね の ハカあねのハカ まさか急に頭に浮かんだ嫌な妄想を 振り払うべく席を立ち上がりデッキの方へ 向かうそれから実家の電話番号をスマホの 連絡帳から探して画面を押した心の中の私 が何度も念のためと繰り返しているはい もしもしどちら様でしょう かもしもし緑だけどお母さん あら電話かけてくるなんて珍しいじゃない どうしたのこの時間って仕事中じゃなかっ た実は今出張で新幹線に乗ってるの時間が できたから電話してみただけ前にそっちに 帰ってから1度も連絡してなかったよね風 とか引いてない私は元気よ出張なんて 羨ましいわなんだか旅行みたいで楽しそう ね観光しに行くんじゃなくて仕事よ仕事 お母さんの旅行好きは相変わらずなんだ からそれからえっとあねはどう変わった 様子はないあね相変わらず元気よ仕事も ちゃんと行ってるしあでも今日はお休み みたいねなんだか朝からバタバタうるさく ていつもより早く目が覚めちゃったわよ 休みって誰かとどっか行く予定があると か休みというワードが胸をざわつかせる そうなのよ今朝からずっと出かける準備し てるんだけどそろそろ行くみたいねそれが あねたらいつもよりおしゃれしちゃって 彼氏でもできたのかしら ね心の中で唱えていた念のためということ がすっと消えて今度は心臓の鼓動が大きく なり始めた私が答えに詰まって無言になっ ている間もやっと新しい人見つけてくれた のねお母さんも嬉しいわと1人で喋り続け て いるスマホを耳からゆっくり話し母の声が 遠くなっていくのを感じながらいつの間に か通話終了ボタンが押されたスマホの画面 をドアに寄りかかって見つめてい たしばらくしてからもう一度私は通話画面 を開き発信ボタンを押し たその日の夜仕事が終わりホテルに戻り ベッドにわるとまるでコンクリートの塊が 全身を押しつぶすように疲れが出てき たもちろん仕事中は2人のことを考えない ように全力で取引先との会議に集中した今 はまだ証拠がないだから考えても仕方が ないしかし証拠になりそうなものを必死に 書きあめよと脳内がフル回転している陽介 とあがいつから今もこうしている間に一緒 にいるのいやたまたまあはおしゃれしてい ただけかもしれない陽介だって本当に仕事 で忙しくしているだけだじゃあなぜ浮かれ ていたのか私の心配を一切してくれないの はなぜあのハカは母にもう一度電話を かけようと思ったが1日に何度もあのこと を聞いたら怪しまれるだろうしもし仮に 2人が会っていたとしてあねが母に本当の ことを話すはずがないああだめださすがに 色々余計なこと考えすぎたかもとにかく今 は仕事に集中し なきゃそして木曜日の夜無事に3日間の 出張を終えた私は自宅のソファーで くつろいでいたその日は珍しく洋介も すでに帰宅しており久しぶりにゆっくり 2人の時間を過ごしてい た私がいない間うちは大丈夫だったああ 特に問題なかったよそれに3日間って思っ てたより短かったなそうかな私は ものすごく長く感じたけどねあとうちが 思ってたより荒れてなくてほっとしたご飯 はさすがに外で食べた でしょまあなファストフードばっかりだっ たけど緑がいなくても意外と家事はなんと かなったしそれは何よりあそうそう有名な お土産買ってきたから一緒に食べない おおと返事があったので早速お茶とお菓子 の準備を する2人でゆっくり穏やかに話をする なんて 珍しいこれはあのことを確かめるいい機会 ではない かところでさ私の出張中洋介は何してたの はあそんなの仕事に決まってるだろうお前 まさか俺が浮気したとか思ってん の洋介の口から浮気というワードが出て くるとは思わず一瞬ドキッとしたごめん ごめんそうじゃなくて結婚してから私が家 を開けたこと1度もなかったから1人で何 してたのか気になっただけ実家帰る時も 洋介と一緒だったし 実家というワードをさりげなく出してみた が陽介の顔色は変わら ないそうそう実家で思い出したんだけど生 の新幹線の中で久々にお母さんと電話した 時あに彼氏ができたかもしれないって教え てくれたの私びっくりしちゃったよだって 離婚してから男の影なんてみもなかった からさへえちゃに彼氏か新しい一歩を 踏み出せてるっていう意味ではいいんじゃ ないよかったじゃないかえ ああそそうだよ ね洋介は動揺するそぶりを全く見せず呑気 にお土産のお菓子をつまんで いるあまりに平然としている彼を見て私は それ以上追求するのをやめ たそれから数日経ったある日今度は洋介が 地方へ出張に行くことが決まった私の時と は違い長期間の仕事になる らしいもしここでプレゼがうまくいけば上 からの評価も上がり慰霊の大出世もあり 得ると洋介はとても張り切って いるもちろんその準備のためか毎日の帰宅 時間がいつもより遅くなった陽介のこの 受かれ具合を私は知っている なぜなら私が出張だと告げた時と全く同じ 顔をしていたから だ出張前日の夜洋介は買い忘れたものが あるらしく帰宅後にコンビニに出かけて いった私はこの隙を見逃さず何かあるはず だと彼が準備中のスーツケースの中を確認 しようと室に向かったありがたいことに スーツケース開け話になっており物色する には都合がいい早速証拠を集めようと中身 に手を伸ばすがその瞬間彼の所持品の全て が不自然に感じたこの人本当に出張な のなぜなら絶対に必要ない旅行用の ガイドブックが隠すようにしまわれており 外からでも分かるよう丁寧に付箋がいくつ も貼られているからだ さらに中を開いてページをめくると人気 レストランランキングナンバーワンのラン が赤ペでぐるぐると囲まれておりそのすぐ 横に予約18時30分などとメモも書かれ ているさらに仕事で必要な白いワイシャツ の代わりに買ったばかりでまだタグ外して いないおしゃれなシャツや靴いかにも リゾートエリアで被りそうな帽子なども 入っていた観光者向けのレストランに クライアントと行くなんて絶対おかしいし 仕事に必要な着替えなどが一切入ってい ないそれにあんなに意言で作っていると 言っていた仕用の資料もないしいつも仕事 で使っているノートパソコンも用意してい ないまるで誰かと旅行に行く準備をして いるみたいだ無意識にくじをぎっと 噛みしめてせいかほんの少し血の味が口に 広がる私は陽介が帰ってくる前に震える手 でガイドブックを元の場所に戻しそっと 寝室を後にし た次の日陽介は朝早くに家を出ていった 怪しまれないようにするためなのか洋介が 着ていたのは昨日見たおしゃれぎではなく 普段通りのスーツとと 皮靴スーツケースを持って息よよと出張先 に向かう陽介の背中をゆっくりと閉まる ドア越しに 睨みつけるずっと心にへばりついている 陽介の黒い感情を拳に込めてぎゅっと握り しべたガチャッと扉が閉まったのを確認し 私は急いである場所に電話をかけたそれは もちろん実家である 洋介がこの時間に家を出たということはあ ももちろん出発しているだろうから母に それを確認するためだだがいくら待っても 応答はないお母さんまだ寝てるのか なもしそうだったら申し訳ないと思い一旦 電話は切った早く洋介とあのことを確かめ たい気持ちがあったが今日は私も仕事が あるしお休みにもう1度かけようそう 考え直して仕事の準備に取りかかっただが この後思いもよらないところから洋介と赤 の真相を知ることに なる午前中次の会議用の資料をまとめて いるとプライベート用のスマホに電話が かかってき た もしもし私青葉病院のものですが田中洋介 様の奥様で間違いございません か病院なんで病院から電話がしかも陽介 ってそうですがあの陽介に何かあったん でしょうか詳しいことは病院についてから 説明しますが怪我をしているため作に面会 に来ていただきたいの です話を聞くと洋介は旅行先の温泉に入っ ている時足を滑らせて骨折し地元の病院に 救急搬送されたとのことだったどうやら命 に別状はないらしい上司に事情を説明し私 は急いでその病院へ向かった病院に向かう 途中で陽介の会社に電話をかけたもちろん 出張中なのであれば会社にも洋介が入院し たことが報告されているはずなのだが れいります私田中の妻の田中と申します 主人が出張中に入院した件で確認したい ことがあるのですがえっと話がよく見え ないのですけど田中君が出張中に 入院失礼ですが何かの間違いではない でしょうか間違いとはどういうことですか 彼から は休暇届けが提出されていて会社からも彼 に出張を命じた覚えはありません本人から も奥様と旅行に行くと聞いております が洋介の上司も混乱した様子で申し訳ない 気持ちと陽介に対する怒りが同時に 込み上げいたしましたまた改めて連絡させ ていただきます そう言って一旦電話を切りはあっと息を 吐いて気持ちを落ち着か せる予想通り洋介は出張と偽って旅行に 出かけていたのだしかも私と旅行だという 説明を会社にして休暇届けまで出している 腹がふつふつと煮えくり返るが洋介が骨折 して入院しているのも 事実わずかに残っているで洋介の心配をし ながら急いで病院へ向かっ た洋介が入院している病院は都心から約2 時間ほどの場所にあったこの辺りは国内で も人気のリゾートエリアで雪の電車の中で はこれから楽しい思い出を作るであろう カップルや家族連れなどを多く見かけたが 今の私には微笑ましく彼らを見る余裕は ない 病院の入口到着後簡単に受付を済ませ面会 者専用の名札をもらったそれを首から下げ 看護師さんから教えてもらった洋介の病室 へと向かう病室の扉に手をかけ呼吸を ふーっと整えてからそっと扉を引いて中へ 入った陽介それにあも想 姉のあが洋にきってベッドの横のパイプ 椅子に座っていた洋介はと言うと右足を 骨折したようで包帯でぐるぐる巻きにされ 上から吊るされている顔を見るとおでこに 青を通り越して黒くなった痣が尻尾の横 から見えて痛々しかった大怪我したように 見えるが一応喋れるようだ そんなことになっちゃって本当に情けない ね陽介な大怪我をした旦那に対する大生が それか心配の言葉はないのか逆に聞くけど なんで心配してもらえると思うわけ私が風 を引いた時大丈夫の名字も言わなかったの は誰 かしら俺は仕事が忙しかったんだお前が風 を引いたのなんて知るわけないだろう どうやら陽介はあの時買い物を頼んだこと や甘え癖がつくと嫌味を言ったこと全て 記憶にないようだ今はそんなこと話してる 状況じゃないだろう見ろよこの王家が包帯 のせいで全身痒くて耐えられないんだ早く 俺の体を吹け夫の完備をするのは嫁の義務 だろ洋介は相当いらついているようだった 無理もないあと旅行を楽しんでいる最中に 骨折して動けなくなるなんて予想普通はし ない絶対嫌よ私も毎日仕事して疲れが 溜まってるのそれに妻が体調崩している時 に心配すらしない旦那の看病なんて無理 そんなぎりもう一切ないからなんだ と私の言葉でついにイライラの頂点に達し た介はし私に掴みかかろうとしたしかし 骨折して下半身をまともに動かせない陽介 は当然バランスを崩しベッドから落下その 衝撃で右足に激痛が走ったのかぎゃーと 病院中に響き渡るほどの悲鳴をあげるそれ を聞きつけ看護師数人が慌てて病室に 駆け込んできた看護師は何があったんです かと私とあに問いかけてきたが私はただ 冷やかな目で陽介を見下ろしていた看護子 たちが陽介をベッドに戻し処置を再びして いる間も私は陽介への追求をし 続ける夫の看病は嫁の義務ですって私の実 な姉と浮気しておいてよく言うわ よ病室にいる全員に聞こえるように叫び バッグにばせていた複数の写真を陽介とあ にきづけた看護師たちがぎょっとした顔で 写真と陽介と赤の3人を午後に見るそう私 が出張に行くと陽介に伝えた時のあの日 洋介の嬉しそうな態度とあねの行動がどう しても気になり実家に電話をかけた後更新 所に依頼して家を離れている3日間2人の 動きを監視させていたのだ結果は見ての 通り 真っ黒写真には洋介がホテルの前であと 待ち合わせをし中に入っていく一連の様子 がばっちり収められて いる看護師の前で暴露されたのが答えたの かあは激しく動揺し始めた首を激しく横に 振り震える声で衝撃の事実をを口にしたち 違う違うの私じゃない本当の相手は私じゃ なく てそう言いながら赤は隣のベッドの カーテンを開けたカーテンを開けた先に いる人物を見た瞬間頭をドンキで殴られた ような衝撃が全身を貫くえなんでお母さん がベッドにベッドによっているのは紛れも なく私の母たまきだったしかも陽介より ひどい大怪我を追っており両足を天井から 吊るされている一体どうなってるのなんで お母さんがここに はみ全部正直に話すから落ち着いて聞い てひどく混乱している私を見て落ち着きを 取り戻したのかあがゆっくり説明を始めた 洋介さんの浮気相手は私じゃないの本当の 浮気相手はお母さんだった のあの言葉を聞いた瞬間全身から血の気が 引いていくのが分かった衝撃的すぎて言葉 が何も浮かばない陽介とお母さんが洋介 さんと一緒に旅行していたのももちろん私 じゃなくてお母さん2人で一緒に混浴風呂 に入っている時転んでしまった陽介さんに 慌ててかけよってお母さんも派手に滑って しまい一緒に搬送されたって わけ自分の母親が自分の旦那と一緒に婚よ こんな世にも恐ろしい言葉を聞く日が来る なんて本当に信じられ ない緑には知られないようにしてたけど お母さんねお父さんが死んでから本当に ひどく落ち込んでた私が離婚して実家に 帰ってからも毎日寂しいって泣いてたわだ からみが陽介君とうちに帰省した時2人の 仲良さな関係を見てだんだん羨ましくなっ て我慢できなくなっていったんだと思う私 の知らない間に緑には内緒で陽介君と こっそり連絡先を交換もしてたしこれ以上 言い訳は聞きたくない っていうかさあは最初から全部知ってい たってことなのね母親と妹の旦那が浮気 なんてどう考えても普通じゃないどうして 私に黙ってたのそれは陽介さんとお母さん の関係が本格的に始まってから緑にバレ ないようにとにかく必死だったもしバレた 時のために私が介さんの浮気相手だと思わ せるよう偽装してくれってお母さんから 頼まれて断れなかった から断れなかったってその時一瞬でも私の 気持ちは考えなかっ た私も離婚したばかりだったし緑よりも 1人になったお母さんの気持ちに道場して たそれに陽介さんと2人で会うようになっ てからお母さんが泣かなくなって私の 気持ちもだいぶ楽になっ しなんて自分勝手な人たちなんだろう こんな身勝手な人たちが自分の家族だった なんて信じられないそして自分の嫁の母親 と浮気をしても何も感じないほど狂った 倫理感を持った 陽介母の寂しさの解消のために私たち夫婦 の関係はぐちゃぐちゃになり気持ちは 踏みにじられたそしてばれたのためにと 更新所の人をも騙すような徹底した偽装 工作をした あもう血の繋がった家族とは思え ないあとこれなんだ けどあはそう言ってポケットからIC レコーダーを取り出したあくまで私は無 関係ってことをはっきりさせたくて用意し てたのボタンを押すと再生が始まり と母のホテルでの会話それから2人で 盛り上がっている緑の悪口大会や愚痴も ばっちり録音されていた確かに録音されて いたのは母と陽介の声だったおそらく赤は 自分が慰謝料を請求された時のことを想定 して無関係だと証明するためにわざわざ 用意したの だろうすると突然黙っていた介が叫び始め たそのおばさんが無理やり関係を迫ってき たんだ俺は何度も断ったさなのにお前の家 に行くたびにしつこく俺にすがってくる から仕方なく相手してやっただけ だ今度はそれを聞いた母があんたが若い嫁 より年上の方が魅力的だって誘ってきたん だろ嘘をつくのもいい加減にしろちょっと 若いからって調子に乗るな とお互い好き勝手に論を始めたがどちらが 先に誘ったなんてもはやどうでも いいじゃあもう行くねまだ仕事が残ってん のよ私にはもう関係ないしあとはよろしく ね みあは立ち上がりその場から立ち去ろうと バッグを手に取った待ってあねあんたは無 関係なんかじゃないレキとした加害者よ なんですって裏切ったお母さんと陽介は もちろん許さないしそれ相応の償いもして もらうでもねあねそれを知っていて偽装 工作に加担したあんたも同罪だわきっちり 慰謝料は請求するから覚悟しなさい3人 とも私を騙して裏切ったこと一生後悔させ てやる からそれから数日後 私は再び更新所に依頼して洋介がホテルを 利用した同じ日に時間をずらすようにして 母が洋介の元へ訪れていた事実を突き止め たまたそれと同時に洋介との離婚の手続き も進めておりあが録音したICレコーダー を証拠に洋介と母から多額の料を請求する ことにも 成功後になってあったことだが赤の離婚の 原因は彼女の浮気が原因だったようだ今と なってはそういうことを平気でできる人間 だと十分に納得 できる当然元夫から慰謝料を請求されてい てお金に困っていたところを母からお金を 貸すことを条件に身代わりを引き受けてい たのだったあは別れて数年経った今でも 未練がありを戻そうと夫に迫っているが 相手からは断固として拒否されているよう だ元義兄とはいえあに復縁を迫られて不便 なことこえないし彼には他にいい人を 見つけて幸せになってもらい たい洋介はと言うと怪我の回復具合が思っ たよりも早く病院でのあの一見後すぐに 退院したあれだけ病室で怒鳴り散らしてい たし体力だけはあったの だろう仕事に復帰したものの戻った後の 洋介の立場は相当ひどい様子だったと聞い たすでに義母と浮気したという情報は社内 全体に広まっていて地方の子会社への作戦 が命じられたがそこにも情報は伝わって おり片の狭い思いをしているそうだ出世 街道からも かつて尊敬の差しを集めていた陽介は今や 見る影もないほどやれている人の噂はなん とやらというが陽介の今回の騒動に関する この噂に関してはずっと続いて欲しいもの だ母は未だに両足が不自由で車椅子生活に なってしまい洋介の介護を受けながら生活 している職場でも身思いをし帰宅すると母 の嫌味を浴びる 生活生きてきた中でこれほどまでに自業 自得という言葉がぴったりな シチュエーションはあっただろうか私は 親子の縁を切り今後一切関わらず様子も見 に行かないことを心に決めた離婚した後 しばらく恋愛や結婚からは距離を置こうと 仕事に集中していたが最近取引先の社長と 息統合し再婚することになった今度こそ 据え長く今まで以上に幸せな生活が待って いると私は信じて いる手紙の1番最初には兄や姉に気づかれ ないように読んでくださいと書かれてい たこれは母が私に残してくれた手 だ私は震える手で母からの手紙を 読み進める母からの手紙には衝撃的な内容 が書かれていたそして手紙の1番最後には とある金庫の場所と暗証番号が書かれて いるこの母からの手紙は兄と姉が必死に なって探していた母からの遺言でもあっ た私は手紙を読みもっと母を気にかけて いればよかったと後悔 する私は金庫を開けるため手紙を片手に 急いでその場所に 行く誰にもつけられたりしていないことを 確認して暗証番号を入力し金庫の中身を 確認し た母が残した金庫の中を見て私は目を 見開き驚いたここれ はそれと同時に私はある決意をしたのだっ た私の名前は高松美奈28歳の会社員 だ今では元気にバリバリと働いているが昔 の私は本当に体が弱かった 小学生や中学生の時には体育の授業もでき ないくらい体が弱く風を引くたびに入院し なければならないくらいひどい時もあった のだ3人兄弟の末っ子でなおかつ居 character体質だった私をいつも 優しく育ててくれてい た私の物心が突き出した頃に父が多して しまいそれからは母が私たちを育てるため 一生懸命働いてい た当時母は自分の仕事があるのにも関わら ず時には他の兄弟の世話をそっちのけで私 の看病に開けくれること もだから私はその時母にかってもらえない 兄と姉に対し大変申し訳ない気持ちだっ たでもそんな献身的な母の支えのおかげで 私は立派に成長することができ た私は大学入学をきに1人暮らしを 始める1人暮らしなんて大丈夫うちから 通えばいいじゃないと母は言ってくれたが 家から通うには少し距離があるため私は それを断った大丈夫よお母さんそれに長期 休暇の時にはちゃんと家に帰るから心配し ない 母は少し寂しそうな顔をしていたが私は そう言って約束 するそうだぜ母さんみなを独り立ちさせて やろうでも心配 よちゃんと休みには帰ってくるって言っ てるんだから母さんがだだこねちゃだめ でしょ分かったわでもその代わり何かあっ たらすぐに連絡してくるのようん約束 する私も母と離れ離れになってしまうのは 寂しかったがすでに社会人になっている兄 と姉が母の面倒を見てくれることになっ たもう母もいい年になっていたので私は兄 や姉の申し出にとても感謝し たこの時すでに兄は結婚していておいと名 がいたので母からすれば孫と遊んだりも できるのでそこまで寂しい思いをすること はないはず だ私は母と約束した通り毎年大学の長期 休暇の時には家に帰り母と楽しく話をし た兄もおっこやめっこたちも遊びに来て くれてとても楽しい休暇を 過ごすやがて私は大学を卒業し会社に 就職姉も結婚しておいが生まれ た働き始めた頃は仕事で忙しくなかなか 規制するのも難しい状況だったが私はその 忙しい中でも時間を見つけて規制する犠牲 すると母と仲さげに遊んでいるおい子たち 私の規制に合わせて兄も姉も顔を出して くれるので兄弟揃って楽しい人を過ごす ことができた私はこんな風に楽しく過ごせ たことに幸せを感じ安心し た数ヶ月後そんな幸せのおりに母から連絡 が 来るもしもしお母さんどうしたのいやね みなが住んでいるところに遊びに行きたい なって思ったのだめかしらうそんなこと ない よ母からそんなことを言ってくるとは思わ なかったので私は少しびっっくりしたでも 会いたいと言ってくれる母に私は喜んで 時間を 作る数日後今日は母が遊びに来る日だ私は この日のために溜まっている仕事を大急ぎ で終わらせ上司に話をつけ有給をもらった 駅まで母を迎えに来た私は母が改札から出 てくるのを 探すあお母さんミッケうんでもなんだか 元気が ないすぐに見つけた母に声をかけようとし たがなぜだか母が元気に見えなかった昔は あれだけ元気で笑顔を絶やすことがなかっ た母だというの にそんなことをなら私は気を取り直して母 に声をかけるあお母さんここよここあ ミーナ本当に急でごめんなさいねうん 大丈夫よ気にしないで今日はいっぱい 楽しもうそう言ってるのに母は仕事で 忙しかっただろうと私のことを心配して くれるそんな母に私は顔で本当に大丈夫だ と伝えたそして母と一緒にこの遠い町の 観光を 楽しむその観光の中で母が心から楽しんで 笑顔を見せてくれていることが私はすごく 嬉しかっ たよかったお母さんすごく楽しんでくれ てるそう思うと最初に見た元気がなさそう に見えたのはだったのかなうん今はそれ よりもお母さんにいっぱい楽しんでもらわ なくちゃそう思い私は母に色々な場所を 紹介したでももちろんそれを1日で回り 切るのは無理だ あああお母さんともっと一緒にいろんな ところに行きたいのにありがとうみなまた 次来た時に案内してちょうだいね うんわかった約束よええ約束 ね私と母はお互いに顔を見合わせて 笑い合う私は次母が遊びに来る時には もっと別の場所を案内しようと思い新しい プランを立てようと決め たこうして楽しんでいるうちにだんだんと 夕日が落ち始めて くるもう帰らないと遅くなってしまう時間 になって しまうお母さんそろそろ駅に送るよそうね もうそんな時間なの ね寂しそうな声を出す母に私は胸が 締めつけ られる帰りの電車の時間が近づくと私と 離れることが本当に寂しいという表情を する母それでも母は帰りたくない気持ちを 押し殺すよ にシやかなの子供たち孫たちが待っている から帰るわねそうだねでもいつでも連絡し てきてね私今日お母さんと一緒に出かける ことができてすごく楽しかったよ母さんも 楽しかったよこれでまた1ついい思い出を 作ることができた わこれからもいい思い出を作ろうよそうね みなこれからも体には気をつつけるんだよ うんまたね お母さんそう言って私と母は笑顔で別れ たでも私はあそこまで寂しそうにしている 母を見るのは初めてだったので少し不安に 思いながらも母を見送ったうん今度から こめに母さんと電話 しよう母を見送りながら私はそう心の中で 決め たしかし数日後突然の知らせが来るその日 は珍しく兄であるシから連絡が来たのだ もしもしみな元気にしてるかもしもし 兄さん私は元気だよそれより電話してくる なんて珍しいじゃないどうしたののみな 落ち着いて聞いて くれ母さんが亡くなったえう 嘘本当だできる限り早く家に帰ってきて くれそう言って兄は電話を切った私はまだ 兄から聞いた言葉に現実を見い出せないで いただってほんの数日前に私は母とと一緒 に遊んでいたのだそれなのにいきなりどう してあの日母はそんな素ぶりを一切見せる ようなことはなかったのに私はあの日 楽しかった出来事が頭の中でぐるぐると 回っていたうんだめだこんなことで弱気に なっちゃお母さんに怒られるそう思い私は 気を取り直して家に帰る準備をした 家に帰ると兄と姉のかなが出迎えてくれる おかり みな兄さんただいまお葬式の準備とか全部 してもらっちゃってごめんね俺が模しに なるんだから当然のことさありがとう 兄さん 急だった帰ってくるのも疲れたでしょう 少し休みなさいありがとうお姉さん そしてお葬式が行われ た母の葬式には近所の人たちも来て くれる母は近所付き合いも上手な人だった からいろんな人に惜しまれてい た私も母の最後の顔を見た時には人目も はからず泣いて しまうそんな私を兄嫁が支えてくれ た無事にお葬も終わり家へと 帰宅今日はみんなでお見送りできたきっと 母さんも喜んでるだろうそうねみなも帰っ てきてくれてたからとても喜んでいた でしょう ねという兄や姉たちの言葉に私は少し安心 するもしかし たら心のどこかで兄や姉に何かされている んじゃないかと思っていたがどうやら私の 有だったのだと思ったみなしばらくはうち にいるんだろううんいるよどうして母さん のことで色々なところに行かないといけ ないから子供たちを見ていて欲しいんだ 分かったあそういえば母さんみなに会った 時に何か言ってなかったかいや別に何も 聞いてないけど そうかと言ってそれ以上は何も聞いてこ なかっ たそうして次の日から兄たちは忙しそうに 動いてくれていた姉は何かあったら連絡し てと言って家に帰って 行く私はと言うと兄の子供たちの面倒を見 ていてほしいと言われていたが大体大きく なっているので本当に見ないといけないの はこの前生まれたばかりの赤ちゃんだけだ そんな赤ちゃんの面倒を見つつ私は母に 関する書類をまとめていたしかしその中で 母が亡くなった場所はこの実家ではなく 実家から離れた介護施設だと判明するえ 施設って私お母さんから施設に入った なんて聞いてないそれに兄さんや姉ちゃん からもお母さんを施設に入れたなんてこと を聞いてないしそのことについての相談も されてない私は兄と姉が何かを隠してると 思い1人になった時間を見計らって母が 入れられていた施設を尋ねたまずは母の 世話をしてくれたことに感謝の気持ちを 伝えるそこで聞いたのは母を施設に入れて から兄も姉も誰1人姿を見せなかったと いうことだ施設の人から話を聞きその事実 に私は愕然としたそれが本当なのであれば 母は誰からも見とってもらえず1人で 亡くなっていたことに なるナツ子さんはとても穏やかな方でした 皆さんの話をよくしてくれましたよ そうそう自慢の娘で誰よりも頑張り屋だ から時折り心配になるとも言っていました ねそうですか母がそんなこと を施設の人たちは亡くなる直前までの母の ことを教えてくれ た私はその話を聞きその場で泣き崩れて しまう施設の人は優しく肩を撫でて くれる私の知らない間にこの施設に預け られた母は一体どんな気持ちだったの だろうあの日もっと母の話をちゃんと聞い てあげればよかったそうすれば母の現状に 気づいてあげられたかもしれないの に私はいろんな感情が溢れ出し涙が止まら なかっ たそして施設員さん から実はナツ子さんから預かってがあり ますと伝えられ た母からの預かり物です かはいあとここで使用されていた荷物も あるので一緒に持って帰ってもらうことは 可能でしょうか受付にてお荷物をお渡し いたします ねそして施設に置きっぱなしの荷物を私は 受け取る本当に最後まで母のことを見て くださってありがとうございまし た私は施設の人たちに深深と頭を下げ施設 を後にし た家に帰り施設から持って帰ってきた荷物 を整理していると1つの手紙を 見つけるその手紙の宛先は私で送り主は 当然母 だ荷物の中から見つけた母からの 手紙番最初には兄や姉誰にも気づかれない ように読んでくださいと書かれて いる私は震える手で母からの手紙を開くこ これ は私は手紙を読みもっと母を気にかけて いればよかったと後悔 する母からの手紙には兄や姉たちから 嫌がらせを受けていたという内容が書かれ たのだそれに加え母は嫌がらせを受けてい た事実の証拠写真とボイスレコーダーに 音声を取っていた恐る恐るボイス レコーダーを再生するおいばばさっさと 動けよはいごめん なさい兄が母を奴隷のように扱う声が 聞こえてきた思わず耳を塞いでしまった お母さんさん今まで気づかないで本当に ごめん悲しい気持ちと苛立ちと母への謝罪 の気持ちといろんな感情の涙が出て止まら なかったそして1番最後の手紙にはとある 金庫の暗証番号が書かれて いるこの母からの手紙は兄と姉が必死に なって探していた母からの遺言でもあった お母さん ありがとう私は手紙を全部読み終えて さらに涙を流したそう母の遺産のことは私 にだけ教えられたの だそして私は強い決意を抱いた私は手紙の 内容を兄と姉に知られないように弁護士に 相談した弁護士もこの手紙については兄や 姉に何も言わなくていいと言って くれるある日私は兄に母のことについて 尋ねたねえ兄さんお母さんのことで少し 聞きたいんだけどなんだ私ねお母さんが 亡くなる数日前に会ってたのその時に少し 元気がないように見えたんだけど兄さん たお さんを邪魔者扱いとかしてないよね えお俺たちがそんなことするわけないだろ 俺たち兄弟をずっと育ててくれていたのは 母さんだ ぞそうだよねでも昔は私の体が弱かった せいで兄さんも姉ちゃんもお母さんに構っ てもらえなかったりしてたから恨んでたん じゃないかなって思っちゃった のたえそうだとしても昔のことだみなだっ て好きで体が弱かったわけじゃないんだ それくらい俺たちだって知ってる さうんありがとうごめんねいきなり変な ことを聞いたりしてたく本当 だそうやって私は兄たちが母に嫌がらせを していたのか探りを入れてみたのだが兄 たちは母をいじめていたことを認めずし 続けた私はもう兄たちを信用できないと 思い仕事に戻るという理由で実家から 離れるやがて私だけが遺産のことを知って いるのではないかと感づいた兄が探りを 入れてき た兄さんどうしたの私最近仕事が忙しいん だけどみなお前俺たちに隠してることない かえ一体何のこと例えば母さんの遺言とか 遺産とかそんなの知らないわ本当 かあまりにもしつこく聞いてくるので私は つい言ってしまっ た本当に何も知らない何私を疑ってるの だって直前まで母さんに会ってたのお前だ し仲良かったじゃん言が出てこないのも おかし じゃん母をいじめておいて金の行方が気に なっている兄に私は怒りが爆発したてか私 も言わせてもらうわ逆に隠していること あるでしょ私知ってるんだからね兄さん たちがお母さんに嫌がらせしてたことだ からやってないって言ってる だろそんなこと言っていいの実は私兄さん たちがお母さんに嫌がらせしてた証拠を 持ってるのよなお前どういう意味だよ誰が そんな もの明らかな動揺をした兄やっぱり母を いじめていたことに間違いはなさそうだ そんなこと私が話すと思ってるこれを出す ところに出せば兄さんたちがどうなるか なお前 ち何もも言えなくなった兄は乱暴に電話を 切ったこの時は手に入れていた悪業の証拠 をちらつかせたおかげで兄を知りとける ことに 成功でもその証拠をちらつかせたせいで兄 は私が母の遺言や遺産について何かを知っ ていると感づいてしまったよう だこの日を境いにしつこく電話をしてくる ようになった兄 兄さんしつこいようるさいお前が正直に 答えたらいいだけだだから知らないって 言ってるでしょうそれに私は今仕事で 忙しい のこるごとに私に母の遺産や遺言のことを 知っているだろうと問い詰めるが私も兄に 負けじと 言い返すそれでも兄は諦めようとしなかっ ただから私はこれ以上関わりたくないと 思い兄の携帯を着信拒否にするしかし私が 着信拒否をしていると分かると今度は家に まで押しかけてきたので私は驚いたどうし てここにいるのよみなが正直に答えてくれ ないからだろだから知らないってばいい から家の中を見せろ絶対にどこかに隠し てるだろう 普通ここまでするだろうか近所迷惑になる からなんとかしないといけない兄さんこれ 以上私につきまとうなら兄さんを ストーカーとして警察に通報するよはあ お前兄に対してそんなことをするのか私は 本気だよそれに今だってすごい近所迷惑な の よ強い言葉で言うと兄はたじろぎ周囲を 警戒する近所の人たちが私たちを見て ひそひそと何かを話しているのが聞こえた さすがにこの状況ではまずいと思ったのか 兄はまた来ると言って去っていく私は兄の 後ろ姿を見ながら今度来たら本当に警察に 連絡するからと叫ぶようにしていっ た私にそこまで言われて警察に捕まること が怖くなったのかそれ以来兄は姿を見せ なくなったこの一見があり私はこれ以上今 の家に住み続けるのはまずいと思い 引っ越しを 考える兄さんのことだから私がいない間に 家に入ったりするかもしれないそれだけは 避けたいあそう だその時私は母が残していた手紙に書いて あった金庫の場所とその金庫を開けるため の暗証番号のことを 思い出す私は急いでその手紙を持ち手紙に 書かれている金庫の場所に 行く誰にもつけられたりしていないことを 確認して私は金庫の中身を確認したここれ は母が残した金庫の中を見て私は目を 見開き驚いた なんと金庫の中には数千万はあるだろうと 思われるお金と生前に買ったと思われる家 の鍵が入っていたのだこんなにどうして お母さんはいつの間に隠していた の私はお金と家の鍵以外にも何かないか 探したすると金庫の1番下から手紙が出て くるそこには母の筆跡で私の幸せのために 使って欲しいという一分だけが書かれてい た あ お母さんそこまで私のことを大切に思って いてくれたんだ ね私は金庫を前に涙を流し た母が亡くなってから私は何度涙を流した だろうありがとうお母さん お母さんが残してくれたもの大事に使う から私もお母さんのことが大好きだ よ泣くのはこれで最後だと決め私はこれ からのことを考えるそして私は自分の身の 安全が1番だと考え兄から逃げるように母 が残してくれた家に引っ越しをして住む ことにし たこれでしばらくは安心して過ごして いけるだろうと私は思っていたしかし 穏やかな生活は来ることはなく今度は姉 家族が私の家を特定し訪ねてき たみな久しぶりね姉ちゃんどうしてここが 知り合いがたまたまあなたを見つけて教え てくれたのよあそうだったのそれで何かよ そのことなんだけどね私この前旦那と離婚 したのよえあんなに幸せそうだったのに 離婚したのそうなのよそれでシングル マザーになったのよそれで今は新しい彼氏 ができて遊びに行きたいから慶太を預かっ てほしいのよえまあ私の仕事がない時なら 別にいいけどでもその時は前もって連絡し てよね今日はたまたま休みだからいいけど さありがとう助かるわそれじゃ今日は よろしく ねそう言って姉は慶太を預けて出かけて いく私はそんな姉に呆れるしかなかっ たいくら離婚してシングルマザーになった からと言って私に頼ってくるなんて1人の 子供の母親としてそれはどうなんだろうと 私は その後姉は頻繁に連絡して慶太を預けて くるたまたま仕事が忙しく姉からの連絡に 返事ができないことが続くとしまには私の 家の前に慶太だけ置いて遊びに行って しまう 姉最初の頃は慶太のことがかわいそうだと 思い家にあげていたものの慶太はかなり 行儀が悪いお一子だった基本的にに太を 預かるのは私の仕事が休みの日だその中で 慶太は常に家の中を物色しているような気 がしてならない気をつけていないと何を するかわからない慶太をいつまでも預かる ことはできないと私は思っていたなぜなら 慶太が家に来るたびに私の家の中から何か がなくなっていたから だ最初は特にても大丈夫なものばかりだっ たので私は怒ることはしなかったちゃんと 働いているように見えない姉だったので 慶太は自分の生きる道を探しているように も見えたのだしかし私はこの時最初に 気づいた時に慶太を叱るべきだったと後悔 することになったある日私が家事をして いると慶太が私の部屋にいることに気づく ケータ私の部屋で何をしているのえいいや これ は明らかに動揺し慌てている慶太私が声を かけたと同時に何かを隠すそぶりをしてい たけた今隠したものを見せなさいべ別に何 も隠してねえよ嘘おっしゃいちゃんと見て いたの よ邪魔するな 私の質問に答える気がない慶太は私を 押しのけたその瞬間慶太が何を握りしめて いるのかが見えてしまうちょあれは私の 財布いくら問題行動を起こしていてもそこ にまでは手を出していなかったの にさすがに私の幸地を連れ去ろうとした太 を私は慌てて 追いかけるこればっかりはせない行為で ある私は急いで慶太を捕まえた今回ばかり はやってはいけないこともあり私は初めて 本気で慶太を叱りつけるそしてこれまでの 問題行動のこともあり我慢できなくなった 私は警察に連絡をした警察には今までの 慶太の問題行動を伝えるそれに伴い姉の ことも伝えたので姉も呼び出された一体何 なのよせっかく楽しんでいたのに楽しんで た人に子供を預けて自分1人で何を楽しん でいたの かしらそそんなことどうでもいいでしょ それよりなんで呼び出されたのか説明して よ姉はなぜ自分が呼び出されたのか分かっ ていないようだったので太が私の財布を 盗んだことを伝えると顔面蒼白になった 小声で慶太に何かを言っていたようだが それだけでもう大体の検討はついてしまう きっと姉は兄から私が母の遺産を独り占め しているかもしれないと聞いて慶太を 送り込んでいたのだろうまあ実際自分が 新しい彼氏と遊びたいのも目的の1つだっ たと思うが兄とのこともあり姉のやろうと していることはある程度分かっていたが ここまでとはしかしそれにしてもやること が粘着すぎる私は人生で1番怒り狂ってい た姉さんな何よ私姉ちゃんのやろうとして いることにうう感づいていたのな何のこと よとぼけても無駄よどうせ兄さんからと 言われたんでしょでも残念全部バレバレだ からねだから何のことを言ってるのまあ別 にここで言わなくてもいいけどこの後 みっちりと取り調べをされるでしょうから 私がにっこりと笑うと姉は体をふわせてい た多分今の私は笑っていても目が笑ってい ない だろう警察の人も少し引いているようにも 見えるのでよほどなんだと思っ た警察を呼んでから一歳顔をあげない慶太 体をふわせ何も言えなくなっている姉 そんな2人は警察官にせかされ一緒に警察 署へ連れて行かれたふうこれでやっと静か に過ごせる日々が戻ってくる だろう私は警察官たちに連れて行かれる 2人を見送った後家のリビングに置いて あるソファーへとダイブするどっと疲れが 出てきたように 感じる今までどれくらいの気を張っていた のだろうでもこれからは静かに過ごせるの かと思うと気が軽くなるのは当然 だそれから数ヶ月姉家族が警察にお世話に なってからというもの兄弟からの連絡は 一切なくなっ た慶太のやった窃盗未遂もまだ未成年と いうこともあり軽めの刑で収まっている これからは姉である母親に感化されず まともに人生を歩んで欲しいと思った姉も 姉でしっかりとした証拠がないためそこ までの罰は受けてい ないしかし慶太の起こした事件との犯した 罪により私に対して慰謝料を支払わないと いけなくなったそのため新しくできたと 言っていた彼氏にも逃げられてしまった ようで姉は今昼夜を問わず働き詰めだと いうことを弁護士を通じて聞いたそんな私 はと言うと母が残してくれたお金には ほとんど手をつけず今でも堅実に仕事を 続けているせっかく母が私のためにと残し てくれたものなのだこればっかりは大切に 使っていきたいと思って いるそれから私は少し遅めの恋愛でこの度 同じ職場の先輩にあたる男性とお付き合い を始めたの だ何でも私の元気で明るい性格を気に入っ てくれた らしいとても優しく堅実な先輩なので私は 度々彼に頼りっぱなしのことがある私も できるだけ自分の仕事は自分でやるように しているがこうして誰かに気にして もらえるのは本当にありがたいことだその 一方で兄弟たちは当てにしていた母の遺産 が自分たちの元に入ってくることはないと 自覚しているにもかわらず未だに金銭 トラブルを繰り返しているらしい 姉も姉で昼夜を問わずに働いていたのは 最初だけだったようでいつのまにか仕事を 辞めていた らしい姉ちゃんは私に払わないといけない お金があるということを忘れているの だろうか兄さんからも借金をしているから お金を貸して欲しいという連絡があった ことを弁護士を通じて聞いた本当に困った 人たちだと思うでも私は兄や姉を許す つもりはないからこれから先は一生関わら ないつもりだ私は自分の幸せのため兄弟 たちのようにはならないと心に決めた そして優しかった母のことを忘れず仲の 良い家族を作ると天国にいる母へと 誓う夫は浮気しているそれを知ってもなお 問い詰められなかったのは私に勇気が なかったから だそんなある日突然家の電話が鳴り響い た落ち着いて聞いてくださいご主人が電車 に跳ねられました緊急手術になりますので すぐに病院までいらして ください驚いた私は最低限の支度をして家 を飛び出す 玄関のドアを勢いよく開けるとそこには 電車に跳ねられたはずの夫がいたただいま 腹減った虫は え は何が起こったの かこの真実を知った時私は夫に深く失望 することになったの だ私の名前ははな夫のかと夫婦で2人 暮らしをして いるかとの出会いはありがちな職場恋愛 だっ たはるかさんの一生懸命働いている姿が 好きなんだだからまずはご飯だけでも一緒 に行ってくれないか な同じ会社で働いていた私にそうやって火 から懸命にアプローチをしてくれて交際を スタートさせることになっ たはは心で足が長くスタイルが いい清潔感のある容姿は顔も整っていて頭 の回転が早いので仕事も抜群に できるさらに性格は穏やかで優しいのだ から持てないはずが ない会社でも女性社員な憧れの存在として 数は有名だっ たそんなかの恋人に慣れたことが誇らしく もありくすぐったくもあった 交際開始から数年後かが緊張した表情で私 にプロポーズをしてくれ たもちろん私はかが好きだったため涙 ながらに 了承私とかは結婚することになっ た人生で1番幸せを感じた瞬間だったと 思う私は画像の希望で結構きに会社を退職 した好きな仕事であったこととキャリアを 積むために頑張っていたことも多くあった ため退職をすることに後ろ髪を引かれる 思いがなかったとは言わないだが大好きな かが奥さんには温かい夕飯を作って待って いてほしいというのだからその願いを叶い たいと思ったの だ今私は近所のスーパーでパートとして 務めているもちろん像の願いであるか 夕飯を作って待っていられるように夕方 までの勤務時間で働いているところ だ会社員時代よりは張り合いのない生活だ が同僚にも恵まれそれなりに楽しい生活を 遅れていたと 思う私たち夫婦はうまくいってい た画像が昇進するまでは俺今度昇進する ことになったんだよやっと俺の努力を会社 が見てくれたんだ直に嬉しい よ帰宅そそう嬉しそうに告げてきたかに私 も大いに喜んだ画像が元々優秀な上に仕事 熱心なことは同じ会社で働いて痛みとして 知って いる一刻も早く昇進したいという夢を抱い てかは懸命に努力してきたのだその夢が なかなか叶わなかったのは一えに画像は 若かったからだ 30代に入りようやく上層部も家を昇進さ せることを決めてくれたらしいおめでとう かじゃあ今日の夕飯はご馳走にするねはる なありがとう夕飯楽しみだ な笑顔の画像に私も笑い返してその日はご 馳走を用意して夫婦2人で仲良く食べた ことをよく覚えている 頃から優しかったの様子が表していったの だ今日も残業で遅くなるから夕飯もいら ないから作らなくて いい朝の支度をするかおにおはようと声を かけると冷たい声でそう言われ た最近の画像は様子が おかしい残業だと言って帰りが遅いことが 多すぎるしはんでくるの だ初心したばかりとはいえ毎日残業だ なんて明らかに仕事料が おかしいそれに私が働いていた頃は女子も 普通に定時代謝してい たいつも私の作る夕飯を美味しそうに食べ てくれていた温かなまなざしは冷たい戦と なり私を 突き刺すかの態度の変化に私は戸惑ってい た 最近残業多いよね体調は大丈夫夕飯くらい うちで食べたらちゃんと温かいご飯を作っ て待ってる からおずおずと声をかける私にかはわざと らしいほどのため息をついて苛立たしげに 頭をガシガシと 描くそれからなんでわかんないかな察しろ よと鬱陶しげに つぶやい たお前の作る飯がまずいから家で食いたく ないんだよ極力お前が作る飯なんて食い たくないから俺が必要って言った時だけ 用意すれば え他の時は食費の無駄だから何もすんな 体調もお前に心配される必要なんてないし されたくもない残業多いのなんて昇進した ばっかりなんだから当たり前だろ 考えろよ鬱陶しいんだよ お前私を傷つけるために選ばれた言葉たち に愕然として しまう何も言えない私を無視してかは言っ てきますとも言わずに家を出ていっ たかの言う 通りはしたばかりだ当然今まで以上に責任 の思い仕事を任されていること だろう慣れない仕事が多くてうまくいかず に残業が増えストレスで私に八つ当たりを しているのかもしれ ないそう自分に言い聞かせていたのだが 画像の態度なあさはエスカレートする ばかりだっ たはるな最近ふけたよなお前の新規臭い顔 見てるとしんどい俺が休みの日はお前が外 行っててくんないそれか俺が出ていくわ そう言って休日ですら私を避けるように なっ たすれ違い生活の中でも同じ家に住んで いるのだからどうしても顔を合わせること に なるその度に嫌そうに顔をしかめては画像 は舌打ちをしたり私に暴言を吐いたりする の だ画像が変わったのは態度や言動だけでは ない生活も変わってい たかは私が夜にどれだけ寝ないで待ってい ても帰ってこず気づけば朝帰りを頻繁に するようになってい た嫌な予感はするでもそれからは意識的に 目を背けてい たかに残っていた愛情が私の視線を現実 から背けさせたのだ そんな頃うちに無言電話やピンポンダシと いう地味だが面倒な嫌がらせが繰り返し 行われるようになっ た無言電話には何度声をかけても返事は なくピンポンダッシュはインターホンが 押されてすぐに外に出ても誰もい ない小さな嫌がらせは精神をすり減らすに は十分だっ た悪いことは固まるもので ある近所の子供のいたずらだろうと思った 私は家にいるといつも機嫌の悪い画像に 相談することもできなかっ たある日かがお風呂に入っている時に ダイニングテーブルの上に置き去りにされ たスマホを見つけてしまっ たいつもスマホを肌身話さず持ち歩いて いる火にしては珍しい忘れ物 だ私は画の浮気を疑ってい た突然冷たくなった態度繰り返される 朝帰り 疑うには十分な状況 だ悪いことだとは分かっていたがスマホに 手を伸ばしてしまったのは必然だったと 思うかは武用人なことにスマホにロックを 一切かけていなかっ たメッセージアプリを開くと1番上にあめ という女性の名前が出てきた 開くとそこにはめくるめく2人の愛の やり取りが繰り広げられてい た好きだの愛してるだの結婚してほしいだ のそんなやり取りを見てめまいがし たショックで倒れるかと思ったくらい だオがお風呂から上がってきた音がして 慌ててスマホを元の状態に戻して分の部屋 へと駆け込ん だ心拍数が上がっていて胸が苦しかっ たどうしようかと思ったが育児なしの私は 火に浮気を問い詰めることがどうしても できなかっ たその日から数日が経っ た画像との関係性は相変わらずだ一緒に家 にいてもほとんど口も効かなくなり家には 気まずい沈黙が満つて いる今日は画像が珍しく残業がないらしく 家で夕食を取ると言ってい たまずい私の料理なんて食べるんだと思い ながら重たい気持ちで料理をしていると家 の電話がなっ た今度の日を止めて電話に 出るはいもしもし落ち着いて聞いて くださいこちら警察署ですか様が電車に 跳ねれました緊急手術になりますのですぐ に総合病院までいらして ください女性の声で叫ばれた内容に私は頭 の中が真っ白になっ た電車に跳ねられたなんてどうして 飛び込みでもしたのだろうかでも一体 なぜ動揺隠しきれなかったが今はこの状況 に対応しなければならない 緊急手術なら署名が必要になるかもしれ ないと判断したから だ混乱しながらも私は近所にある大きな 総合病院名を聞きすぐに行きますと言って 車のキーを手に取っ たバタバタと最低限の出かける支度をして 玄関を 飛び出す数を無でい て玄関のドアを勢開けた そこには驚いた表情をした人が立っていた それは紛れもなく火だえかどうした ただいま腹減った飯 は顔面蒼白の私をいぶかしげに見ながら いつも通り行ってきた火に私はしばし呆然 とするえいやえなんだよお帰りなさい くらい言ったらどうなんだ よそこにはピンピンした画像が いる電車に跳ねられたのではなかったのか なんでここにいるのどういうこと電車に 引かれてないのはあ何言ってんの電車って どういう 意味さっきの電話は一体何だったの だろうとりあえずかと一緒に家へと入った 私は混乱のまにに事情を説明し たその話を聞いた途端かは顔色を悪くして そうか何のいたずらだろう なとつぶやくと視線をあちこちへと彷徨 せる様子のおかしい風を怪しんでいると 先日見てしまったスマホのやり取りを 思い出し たねえ もしかしてだけど火が浮きしてることと 関係してないよ ね浮気浮気ってなんだよ俺が浮気してる ことと板と何の関係があるんだ あまさな顔で言ってからしまったといった 表情をしていたが過の答えはもう浮気を 白場しているのと同じだ うえている画像に抱いた感情は失望だっ た私たちは仲のいい夫婦だったはずだこう も簡単に関係性を崩されるだなんて思って もいなかったの だ私は呆れた諦めが混ざった深いため息を こぼし た悪いけど画像がお風呂に入ってる間に スマホを覗かせてもらったの 最近の画像の態度ひかったから私のこと 避けたり暴言吐いたりしてきたよね おかしいと思ってたのよだから浮気相手の あめさんのことも知っ てる火は少しの間沈黙したがやがて 開き直って答え出したああそうだはなの 言う通りだよ俺はあめと浮気してる 分かっていたことだが目の前でかに浮気を 認められるというのは頭を殴られたような 衝撃があっ [音楽] たショックで俯きかけた私だが最近あった おかしな出来事のことも思い出して数を 睨ん だ言ってなかったけど最近何度もしつこい くらいに無言電話がかかってきたり ピンポンダッシュされたりしてるのそれも そのあめさんと関係してる の火はそんなことまでやっていたのかと 言わんばかりにはあと深いためまりで今回 の俺が電車に跳ねられたって電話も無言 電話もピンポンダッシュもあめのせいで 間違い ないが言うにはは と結婚がしたいさんはが結婚できないのは 私という妻がいるからだと思っているのだ そう だそのためかと別れない私に苛立ちをつな せ度々嫌がらせをしてきていたのだと いう今回の電車に跳ねられたという電話が かかってきた理由は実にらない話だっ たんは結婚するないで になり嫌がらせでが電車に跳ねられて病院 に搬送されたと言ってきたのだろうとの こと だあめはめんどくさい性格なんだよ粘着室 っていうか太いっていうかもう心底めど くさいと思ってるし別れ たい鬱陶しそうに言うかの言葉は真実なの だろうだがは私にの言葉を口にすることは なかっ た罪悪感があったなら謝罪の一言くらい口 からこぼれるもの だろうその言葉1つも数は私にくれ ないそのことが私の中に残っていた数えの 愛情を一気に標点下へと冷やしていっ た離婚して ください思っていたよりも 淡々とした声が出 た画像が目を見開いて いる浮気をしておいて離婚を言い渡され ないのだと思っていたのだろう かその表情が国旗で少し笑え た慰謝料は後日請求しますはなんで離婚 なんて話になるんだよ俺は別れなんてない からなめた別れるってだから離婚なんて する必要ないだろう一度裏切られてあなた のことをまた信じろとそんなの私には関係 ないですもう関係の最構築は不可能一度 失った親友は取り戻せないものなんだよ ふざけるなよ浮気なんてただの遊びだって そんなことくらい分かれよ第一謝料ってな んだよ浮気の証拠もないのにどうやって 請求する気なん だ馬鹿にしたように言ってくれかに私は ポケットからスマホを取り出し た実は火に浮きを問い詰め出した辺りから 私はスマホの録音アプリでこの会話を全て 録音していたの だスマホ画面に表示された録音中の文字を 見て画像は固まって いる証拠は風が浮気したことを全部丁寧に 喋ってくれたからあるよ もらなくても慰謝料はきっちり請求できる と 思う後日弁護士から連絡が行くと思うから ちゃんと対応してねそれじゃ待て待てって クソ女慰謝料は絶対払わないから な暴言を吐く画像に一別もくれず私は必要 なものをキャリーケースに詰めて家を出 た行き先は迷ったが田舎の実家にし [音楽] たスーパーでのパートは急なことで本当に 申し訳なかったがどうしてもという理由で すぐにやめさせてもらっ た今の私には心の給養が必要だったの だ後日私はかへの宣言通り弁護士を雇って かに対して離婚と慰謝料の請求をした さんについてはかと同じ会社にまだ勤めて いる道具に聞いてみたところかの直属の 部下であることが 判明 あらあらこれは幸いなことだわね復讐の いい機会になり そう離婚と慰謝料請求だけでは腹の虫が どうにも収まら ないかさんに少しでも多く痛い目を見て もらいたい そう望んだ私はかつて共に働いた同僚たち に火の仕を全て暴露することにし た私への必要以上の冷たい態度朝帰りを 平然と繰り返していたこと浴びせられた 暴言の 数々そしてもちろんあめさんとの関係 性そのことを話すと同僚たちは私にひどく 場してくれて憧れの存在だったかには軽蔑 の志しを向け た他人の不幸話ほど面白い噂話は ない案の定噂はすぐに広まっていっ たその結果とんでもないことが判明 するめさんは火の働く会社の社長令嬢だっ たの ださんは社長候補としてを 会社の一社員として経験を積むことになっ ていた らしいあさんは結婚したいと望むくらい 愛していたかにも自分が社長令嬢である ことを伝えていなかっ た何も知らなかったかはあさんと不倫関係 にあったことがバレたことで社長に激怒さ れそのまま首にされてしまっ たあさんも父親である社長に人様の物に手 をつつけるような口な女は娘じゃない社長 候補なんてもっての他だと親子関係を立た れた上で首になったそう だあさんのすごいところはその周年深く 図々しい性格である同時に首にされて しまったかへの思いを捨てる気もなかった あめさんはかに相変わらず結を求めたのだ 仕事はなくなっちゃったけど私とさん ならってき行けるよ奥さんていう邪魔者も いなくなったんだし私たちは運命な相手な んだから結婚 しようそう言って迫ってきたあめさんに火 は行したお前がはなにしつこく嫌がらせを したせいで浮気が決定的にバレたんだぞ お前がしかしたことが分かってんのかお前 のせいで俺は首なったんだ今までの努力が 全部水のだ誰がお前みたいな鬱陶しい女 なんかと結婚するかもう別れて くれ土星をあげたかにあさんは号泣してい たそうだが火の意思は変わらなかったそ して2人の愛の関係は終わりを告げた らしいそしてかはなぜか私の実家を訪ねて きたの だと離婚することに成功しあは慰謝請求 できはいいというだけの頃だっ た家との生活は息苦しかっ た朝帰りに見てみる振りをして暴言に耳を 塞いで何も感じていないふりをするのに 疲弊していたのだ家と別れることができて 実家に帰ってきた私を両親は温かく 迎え入れてくれ た少しの間仕事も休んでゆっっくりすれば いいと言ってくれた両親に感謝して [音楽] 田舎の実家の縁側で休んでいたら突然庭に 画像が現れたのだえびっくりした今更何の よ亡霊の世にたんでいる画像は仕事を首に なって少ししか立っていないなのに着て いるシャツはよれよれで頬もこけており目 に正規も宿っていない うつろなまなざして私を見ていた火はその まま庭で私に土ざしたあるなすまなかった 一時の気を迷いだったんだあめとは しっかり別れてきたもうあいつには何の 未練もないこれからはよみなんてしないで はなだけを大切にするだからよりを戻して くれ 頼む地面に額をすりつけて必死に復縁を 迫ってくるかに 私の気持ちは覚めていく一方だっ たそのうち鳴き声まであげ始めた数の姿は 惨めで哀れで仕方が ない氷みたいな視線で火の丸まった背中を 見ていた私は告げ た何を今更帰って存在すら気持ち悪いのは な頼むよお前しかいないんだ復縁する気は ありませんもしも今後この家に来るような ことがあれば容赦なく警察に通報します そもそもここまで入ってきている時点で 不法侵入です私の気が変わらないうちに さっさと出ていって ください淡々という私にかは顔をあげ た涙と鼻水にまみれた顔は絶望に満つてい た とつかない足取りで庭を出ていく火の背中 は哀れなほどにやれてい [音楽] たその後火の実家から謝罪の連絡が入っ た突然私の実家に押しかけてしまったこと だけでなくかが不倫という裏切り行為を 働いたことを義母から涙ながらに謝罪され たどこにも居場所がなくなったかは実家へ と身を寄せることになったら 貯金のなかったかの私へ支払う慰謝料はか の両親が立て替えて支払ってくれ た画は最終職活動を行っていたようだが首 にされたという経緯の傷が影響しうまく いかなかったそう だ仕事がなかった画像はアルバイトを複数 かけ持ちして厳しい両親の目に見えながら 建て替えてもらった慰謝料を返す生活を 送っている らしいかおの両親は真面目で嘘が嫌いな人 たち だ数を見る両親の目はとんでもなく厳しい もの だろう実家でかは私の想像する以上に 息苦しい生活を送っているはず だあめさんのその後については元同僚から 聞いた 首にされ父親からも感動されたあめさんは 社長令嬢ということもあり甘やかされて 育ってきたの だろう精神的に病んでしまい今は 引きこもり生活を送っていて社会とは滑舌 された人生を送っているよう だ私は田舎の実家でのんびりと過ごしてい たのだが勤めていた会社から連絡が来たの はそれからすぐのことだった かおとあめさんが首になったことで会社に は2つの空席ができ た募集をしているらしいがなかなかいい 人材がいないそうで元社員だった私に声が かかったというわけ だ職場に復帰しないかという提案に私は 乗っ た仕事がなければこれから先の人生を生き ていけ ないその人生の再スタートをたでることに 決めたの だ社長は私の結婚前な働きぶりを高く評価 してくれてい た私が結婚を期に退職することを伝えた時 も社長は最後まで引き止めてくれたくらい だ私は仕事復帰をしてすぐにブランクを 跳ねのけて重要なポストにつかせてもらう ことができ た責任のある仕事だがその分やりがいが あるため問題ない 私の仕事復帰を同僚たちはとても喜んで くれて歓迎してくれて いるかおとの息苦しい生活より今の生活の 方がずっと充実して いるこの充実した日々を大切に私はこれ から先の人生を生きていく

#スカッとする話 #修羅場 #朗読
【スカッと総集編】夫と愛人が不倫中事故で大怪我し見舞いに行くと隣から物音…夫「そのカーテンは絶対開けるな!」私「どうせ相手は姉なんでしょ?」シャーッ→横たわる顔を見た私は絶叫…だって【修羅場】

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