【スカッと☆総集編】白血病で闘病中、私1人で介護してきた義父の葬儀で義母「他人は香典100万置いて消えろ!」夫「確かにな。他人は邪魔だ…」私「え?」→次の瞬間、夫が義母の前に立ち…【修羅場】

[音楽] 夫婦関係の亀裂どこの夫婦でも経験する ことがあるかもしれないが多くの場合夫婦 の歩み寄りで修復されていくのではない だろうか しかし中には思い込みからなのか意地の ためなのか元に戻れない夫婦もいるかも しれない別れてすっきりするのかそのまま 夫婦でいて冷たい関係を続けてしまうか あなたならどちらを選ぶのだろう か私の名前はリノ夫のハルトと結婚して 半年の新婚さんハルトとは会社は違うけど 同じシステムアの仕事をしている私の会社 とハルトの会社が共同であるシステムを 開発することになり私たちはそれぞれの 会社でこのプロジェクトメンバーに選ばれ たことにより出会っ たハルトはプログラミングの知識が豊富で アイデアマン向こうのチームのリーダーと してプロジェクトに参加した私はこちらの チームではサブリーダーの立位でリーダー から信頼を得ていたこともあり主に私が ハルトと接しすることが多かった約10 ヶ月のプロジェクト期間を経て新システム はうぶ声を上げ業界での高評価を得るに 至るプロジェクトチームの解散にあたり ハルトから仕事での縁は一旦終了しても プライベートでの縁は切れたくない僕と 交際して ほしいハルトからの申し込みは私を換気さ せ交際がスタートしたそれから3年経った 頃順調に交際は続いてそろそろ次の ステップの結婚というものが私の頭にも 浮かんできていたがハルトにそんなそぶり が見られないことにやきもきとした気持ち を感じていたそんな時ハルトとデート中に 私の両親とばったり街で出会ったことが あったその時両親もデート中私の両親は 結婚して30年以上経つのにずっと新婚 さんのように仲がいい普段の様子もお互い を思い合っているのがよくわかり今日の ようによく2人でお出かけもする両親の仲 がいいのは娘としても嬉しい春期の頃は いい加減にしたらなんて思ったり他人に 知られるのが恥ずかしいなんて感じていた けど両親はなんか問題があるのかいなんて 言って私を笑うだけだった確かに問題 なんてあるはずがなく私の家はいつも笑顔 に包まれてい た私は偶然両親と出会ってドギマギとした 私に付き合っている人がいることは両親に 話してあったがまだ正式にハルトを紹介し てはいなかったからだハルトも急に私の 両親と出会ったことにどう反応したらいい か戸惑っていため してたねいつも娘がお世話になっている ようでありがとう2人の時間を邪魔して 悪いかもだがどうだろう一緒に食事でもし ない か父もハルトに興味があるのだろうこの 機会に話してみたいと思ったようだ母も横 でニコニコして頷いているハルトも開拓し 私たちは緊張しながらも両親と近くの ホテルに入っているレストランに足を運ん だきっとハルトの方が私の何倍も緊張して いるはずだハルトを両親に紹介する 顔合わせのような形になってしまったが いい機会なのかもしれない両親は緊張する ハルトに優しく接してくれたし徐々に ハルトの緊張も取れていって私たちは 美味しい料理と共に偶然得られた時間を 楽しんだ食事が終わってこれから映画に 行くという両親と別れるとハトがいいご 両親だねそれにお2人ともすごく仲がいい んだ ね短い食事の時間でも両親はお互いを 気遣いその様子はすごく伝わってきていた 私にとってはいつもの両親の様子だったが 初めて会うハルトにはびっっくりだったの かもしれ ないああいうご夫婦もいるんだね羨ましい よ僕は将来ああいう家族を作ることが できるんだろう 言葉の最後の方は自分に問いかけるような 感じで小さくなっていったが私はハルトの 言葉に何か不安を覚えてしまったハルトは なぜか結婚に帯を持っているのではない だろうか と両親はハルトを気に入ったようで結婚は まだかとせっついてくるそう言われても ハルト自身が結婚に消極的なように感じて いたので両親になんとかしていいかわから ずさあねと言ってはぐらかすしかでき なかったそれから一月ほど経った頃ハルト が風を引いて40°近い光熱を出して しまっ た最近の朝晩の気温変化に疲れた体がつい ていけなかったことが原因だったが高熱で ふらつくハルトは自分のことを満足にする ことができない1人暮らしで困っている春 と私は心的にた会社に有給休暇を申請して まで自分の病をしてくれた私にハルトは 感激したようだ熱も下がってきて人安心し た時にリノ本当にありがとう君は優しい 今回のことで君が僕にとって必要で大切な 人だということが骨身にしみたよ君を話す ことはできない僕と結婚して ほしいハルトは病気で清になったからでは なくずっと私との結婚を考えていて私の 両親と出会い結婚もいいなと思っていた ところに今回の病で私の優しさ大切さを 改めて感じたと いう僕は結婚に不安があったんだずっと妻 を愛していけるのか逆に妻は自分をずっと 愛してくれるのかってでも君とならあのご 両親の娘である君とならきっとずっと 愛し合っていけると思ったん だハルトはこの時初めて自分の思いを話し てくれ たそして自分がどうして結婚に踏み切れ ないでいたのか自分の身の上話もこの時 初めて語ってくれた私はその話を聞いて ハルトを守ってあげたい支えていきたいと いう思いが湧き上がってきた私はハルトと ずっと寄り添っていくわ私の両親をお手本 にしてあなたとの人生を築いていくわ私は ハルトと共に生きていくことを心に決めた さてハルトが話してくれたことは少なから ず私を動揺させたしハルトの気持ちも理解 できて切なくなったがそれだけに私は ハルトを支えていきたいと思えたのだ ハルトの話私から説明するよりハルトに 話してもらった方が理解してもらいやすい ように思うのでハルトからお話させて いただこうと 思う僕のハルトという名前は晴れやかに 明るくでもしっかりと地に足をつけて人生 を進んでいくという思いと願いで名付け られたという僕の2つ下に弟も誕生して僕 の家は普通に幸せだった父は小さいながら も会社を経営していて裕福というか少なく てもお金に困ったことはない母は専業主婦 として父を支えていた昔の記憶になって しまうのが悲しいが笑いの絶えない家庭 だったと思うところが僕が10歳の頃家の 中の世界が一変する出来事が起きた父の 浮気疑惑に母が激怒したのだ父の会社で 取引のあった相手の会社の担当女性と父が ただならぬ関係になったと思い込んだ母が 反響乱になり家の中は大騒ぎになった父は 仕事上の付き合いで浮気なんてとんでも ないと答弁したが母の思い込みは強く家庭 内別居のような状態になってしまった僕や 弟には優しく接してくれたが父に対しては 笑顔を見せることがなくなり会話は父の 不定を責める言葉ばかりになった父は 粘り強く母に説明し誤解を解いていったが それには8ヶ月という長い時間を用した母 は一旦歩行を治めた感じになったがやはり どこかで納得していないものがあるのか父 に対する態度は冷たいものになっていった 子供の僕らも家の中の様子が険悪化しそれ がなかなか解消しないことに不安を覚えて いた不安感からか弟は以前にも増して僕に べったりとくっついて母の顔色を伺う日々 だった父は母からの誤解を招かないよに 必要以上に身をりする毎日を送っていたが 仕事上の付き合いもあり荷の足を踏み ながらも接待として女性がサービスして くれる高級クラブに行ったことがある母の 鋭いセンサーは父のこの行動をしっかりと 察知したしかもそのセンサーは誤った情報 も拾い出して母はそれを事実だと認識 思い込みと想像力の強い母にとって今度も 父の浮気は決定的事実として確立した2度 目の誤解母にとっては2度目の浮気に母の 精神はぶっ飛んだわめき散らし父を責めた と思うと膝を抱えて部屋の隅に丸くなり 何かをブツブツと つぶやく父はなんとか5回を解いて母を 想像の世界から引き戻すとしたが2回目と いうこともありその努力は何1つこを そうしなかったそしてある日母はあらん 限りの罵倒を放ちながら記入済みの離婚 届けを父に突きつけた父は驚愕して母を いめたが母はうき夫として父を罵り話は 平行線をたどったが父には母と離婚する 意思はなくなんとか関係を修復して元の 暮らしを取り戻そうと懸命になったそして 母は何を思ったのか離婚しない代わりに 自分がブランドショップを回転するのに父 から資金を出させることを要求した父は 輸入関係の会社を経営していたので父の ツてで安く高級品を下ろさせることも条件 とし た父は母が店を開くことで気が紛れて くれることを期待してこの条件を飲んだ それからは母があらさに父を罵ることは なくなったが父に対する態度は改善する ことなく冷たい夫婦関係となってしまった 母は父への不満とはまりを紛らわすために 僕たち息子を出来合いしたしかし何らかの きっかけ例えば父と同じような仕草を取る と母の目は釣り上がり僕たちへの態度も ひどいものになった僕と弟は何がきっかけ で母が表編するかわからず毎日先々興教と したそれからずっと家庭内は暗く居心地の 悪いものとなり僕も弟も大学入学と共に家 を逃げるように飛び出し1人暮らしを始め たのだが残さ父のことが心配でたまら なかった何かの折りに実家に戻っても家の 雰囲気に全く改善がなかったそういう環境 で育ってきた僕は結婚というものに不安感 しか感じられなかった結婚しても妻は 変わってしまう幸せは一時でその後は暗い 家庭が延々と続いてしまうそう思えて結婚 することの意義を見出せずにいたリノと いう愛する女性に出会っても自分の中の 不安は消えてくれず彼女との関係をどうし ていくか決心も突きかねていたそんな時 リノとのデート中に彼女の両親と出会い 食事を共にすることになったご両親の様子 を見ていて僕は驚き戸惑った初めてで短 時間しか接しなかったがお2人の様子に 自分の両親にない温かい繋がりがあること がよくわかった結婚して何十年も経つのに こんな素晴らしい関係が続いていることが 信じられない思いだったリノに話を聞くと ずっとこうでリノにとっては普通のことだ というこんな家庭で育った人なら僕の不安 など吹き飛ばしてくれるかもしれないと 思ったそんな思いが希望につながりかけて いた時季節の変わり目の気温変化に疲れて いた心と体が対応できずに強熱を発して しまったリノの剣心的な看病は僕の心を 温め自分が持つ不安というものを 吹き飛ばしてくれた彼女とならずっと幸せ に過ごしていける僕の妻はリノでなければ ダメなんだと確信するに至ったそしてリノ にプロポーズするとともに自分の家庭環境 や持っている不安感について話をしたリノ は僕の話を聞いても同日自分と寄り添って いくと話してくれたその言葉でやはり僕の 運命の人はリノだという思いを強めたの だハルトからの話には正直驚かさ だって自分の両親とはほぼ180度違うご 両親のようだったからだこれから義両親と なるのだし心配は正直少し感じたがそんな 心配よりもハルトを支えていきたいという 思いの方が強かった結婚の報告に喜んで くれた両親にもハルトの家のことを話した 夫婦の形はそれぞれあって外からでは伺い 知れるものではないからねリノが嫁に行っ て何かがが変わっていくといいけどな父の 言葉が胸の奥に残った私が何かを変え られるかわからないけど少しでもハルトの 心が軽くなっていけばいいと思ったそんな 考えが少し甘かったとハルトの両親に結婚 の挨拶に行った時思い知ったハルトからは 母の態度がどう出るか心配だという話が 事前にあったが私は楽観的に考えることに していた実はハルトの弟は結婚していて 結婚の挨拶に行った時にお母さんが義に 失礼な態度を取ったという父の代わりに 出来合いしていた息子を取られたと思った 母がひどいことを言ったらしい長男の嫁と なるリノにも敵を向けるかもしれないそう 心配するハルト弟も自分と同じような結婚 感というか不安感を持っていたはずなのに 結婚に踏み切った弟を心配していたが私と 同じように弟の心を解きほぐした相手と 出会えたことに今は心から祝福とそういう 人に出会えた弟に少しの羨ましさを感じて いると 話すだって僕よりも早く運命の人と出会え ていたんだから ねハルトの母親は綺麗だが冷たい感じを 受ける人だったその代わりと言ってはなん だけど父親は温厚そうでその笑顔に心が 癒されるような人だった義母はまみ義父は かという名前だ素敵な女性を見つけたな ハルト去年は弟の結婚今年は兄の結婚と めでたいことが続くじゃないか目をほめて 喜びを表してくれる義父に対してあの子と いいハルトといい大した女を連れてこない のねリノさんでしたっけどうやって息子を たぶらかしたの私と合わせて気前のことも けなしてくる いきなり失礼なことを言うものではない お前がそんなだからあの子たちも家に 寄りつかなくなっているんだぞ私が義母の 言葉に対応できず固まっていると義父が すかさず嗜めたのだがあなたは黙っていて ちょうだい私は本当のことをそのまま言っ ているだけよはああなたってば本当に うざいのよ ねその後も初対面の私の前にも関わらず 義父を軽く見て嫌味と罵倒とも言える言葉 を言い続ける義母ハルトは私の横で手を 握りしめて何かに耐えているようだ何かを 言いたそうだったが言っても無駄なことが 分かっていて耐えるしかないという感じ だった疑家からの帰り道ハルトは私にすま ないを繰り返したハルトが謝ることじゃ ない確かに強烈なお母さんだけど私は気に していないわそれより素敵で優しい お父さんに出会えてよかったわ 家族顔合わせや結婚式で義天夫婦とも挨拶 したがとてもいい人たちで義父の温かさと 同じで嬉しく思ったハルトと議定は仲も 良くて私も義とは気があってすぐに本当の 姉妹のようになれた義父も父と話が合う ようで何よりだったが義母の言動には両親 も少し驚いてい た結婚は仕方がないから認めるけど嫁に 来るからには私に従すること夫のことは別 に無視していて構わないから義父を ないがしろにする発言が一同をどん引きさ せることもあった義父はそれでも優しい目 を義母に向けていたがその目に寂しさや 悲しさが宿っているように見えたのは私 だけであろうか結婚後は通勤に便利な ところということで探した結果偶然にも疑 実家に近い場所に新居を構えた疑実家近い ということもあり私は積極的に疑実家へ 訪れるようにした義母との関係を良くし たいという思いと優しい義父に会いたいと いう思いからだった普通嫁は疑実家とは 距離を取りたいと考えるものだと思うんだ けど二は変わっているなハルトは私とは 違って疑実家というか母親と距離を取り たがっているようだった義母とできるだけ 親しくなりたいと思っていたが義母の太の は冷たかったギフトとは話があっていつも 楽しい時間が過ごせていたがそのことも 義母にとっては勘に触ることなのか私への 当たりと岐阜への当たりもきつくなって いるリノさんが来てくれて私は嬉しいが リノさんはうちのやつから辛く当たられて 嫌じゃないのかな無理はしなくていいのだ よ義夫は私を心配して気づかってくれる ハルトもしぶしぶながら私に付き合って疑 実家に行ってくれるが毎回義母が何かを 言われてその度にため息をついていた そんなことが1年続いても義母の態度に 変化がなく私も少し疲れてきていたハルト ももういいだろうと言っているこれから どうしていこうか考えていた時に義父が 入院したという知らせが入った私とハルト は急いで病院に向かうと病室には議定夫婦 もすに来ていたのだが義務の姿が見えない 意識を取り戻しベッドに横たわる義父に 義母のことを聞くとあいつは家にいるよ 義父の一大事にどうしてと聞くと驚きの ことが義父から語られた急なめまいと震え 薄れる意識に義父は義母に救急者を呼ぶ よう頼んだが義母は鼻で笑う仕草で手を 貸すことはなく救急者は義父自身がなんと か連絡したという救急隊が到着して義母に 同者を求めたが義母はこれを拒否したのだ こんな人のことは知らないから勝手に連れ いってそう言って健康保健証を投げ渡した という信じられない話に私たち全員驚きの あまり口が開いてしまった義父は仕方が ないさとつぶやくが仕方がないなんてこと は決してない話だ岐阜の病は発見病だと 担当意思から説明があった慢性骨髄性発見 病の場合10万人あたり1人程度発症する が発症が多いのは50代とされ義父は60 代後半だが十分発症例の多い年代だった 慢性の場合は年単位に徐々に病状が進行 する意思によると慢性から急性への転換が 見られ今回急激な病状の発言となったと いうの だ白血病の治療には骨植が有効とされるが ドナーが現れる可能性は低いということだ 後日私たちはドナー適合検査を受けたが 残念ながら適合はしなかったそうなると 抗がん剤と放射線治療を地道に続けていく しかない副作用もあり辛い病生活になって しまう義父は入院して治療を受けることに なったが義母は1度も病院に来ることは なかった私がはると議定は何度も義母に 義父を見舞うことを頼んだが天罰がったの よ私が言ったってしょうがないじゃない そう言ってせせら笑うだけだった私は毎日 義父を見舞いに病院を訪れた仕事に師が出 てしまうのを回避するために会社に在宅 ワークを申請したシステム開発はパソコン とネット環境があればなんとかなるし エキスパートのハルトがついていって くれるので安心だった義父の病状は一心 一体を繰り返した後半年後に退院して自宅 療養ということになった私の火曜先は病院 から疑実家へと変わった痩せた義父を私と ハルトが抱えるようにして疑実家に帰ると 義母は迷惑なことね私は知らないわよ看病 なんて新規臭いたらありゃしない毎度の ことと言えばそれまでだがギボからの信じ られない言葉そんなことを言われる義父の 気持ちを考えると痛めらなくなる疑似感が 近いこともあって同居はしなかったがと いうより義母が同居することを拒否したの だが私は毎日通って義父の世話をすること になったノートパソコンを持っていけば 仕事はできる義父の世話をしながら空いた 時間を利用して仕事をこなしていった義父 の容態によっては泊まり込みこともあった が義母は明らかに不満そうで嫌みが連射法 のように飛び出してくるハルトも会社帰り に疑実家に寄ってくれて2人で義父の世話 をすることも多いそんな状況でも義母は 最初の言葉通り義父に全く関わってこない 自分の夫なのにどうしてここまで冷たく できるのかとても理解ができなかった ハルトは疑実家に来ると義母に呼ばれて 何かをいつも言われている帰り道でとは いつも疲れきった様子になっていた義父は 入院したり自宅療養になったりを繰り返し ている辛そうな様子を極力隠して私に感謝 して優しく接してくれる義父私は自分の 無力を恨みながらも少しでも義父のために なれるよう頑張っていたそんな生活が1年 くらい経った頃くらいからだろうかハルト のタのがだんだんと冷やかになってきた ような気がする最初は気のせいかと思った が言葉のはばや行動が今までとは違ってき ているように思えたリノはよくやってくれ ているよでも僕はあんまり役に立ってい ないよねリノは親父にだけ真味になって いるね僕のことはどうでもいいのかな親父 に尽くしていればもしもの時に遺産が もらえるからかなそんな言葉がハルトの口 から漏れ出てくるようになった一体どうし たのだろうかハルトの変化が分からなかっ た今日もリノに余計なことを言ってしまっ た僕はどうかしているそのことは分かって いるけどなぜか口からあんな言葉が出て しまうリノを手助けしたくて実家に行くと 母がニコニコ顔で近づいてきて僕に 話しかけるリノさんは偽善者なのよあの 行動はお父さんのためなんかじゃない自分 のためなのよ僕が何言ってるんだと反発 するとだって結局他人のリノさんがあそこ までするなんておかしいわよねきっと お父さんの遺産を狙っているのよ バカバカしい話に取り合うことはなかった が毎回似たようなことリノを貶めるような ことをさも事実であるかのようにさいて くるそんなことが何度も何度も繰り返され ていくうちに自分の中にリノに対する不審 の気持ちが芽ばえていった最初はバカな ことと振り払っていたがいつの間にか そんな思いが広がっていく悩んだ挙げ句僕 は弟に相談をしたそれは母さんが兄さんを 洗脳しているんだ僕も結婚した時妻の悪口 を何度も吹き込まれて心が揺らいだことが あるけどなんとか踏みとまったそんなこと があるはずはないってね兄さんも母さんの 口車に乗せられないで真実を見つめて洗脳 これが洗脳というものなのか確かに母さん の話はおかしなことだらけだこんなことに 惑わされるなんて僕はなんとか自分を 取り戻すために母とは距離を置くことにし たそのため実家に行くことを控えたのだが リノはそのことでも誤解して不安に思って いるようだ僕もリノに申し訳ないやら色々 とごちゃごちゃになる気持ちを制御できず に冷たい言葉と態度を取ってしまう毎日が 後悔の連続だったハルトの変化に不安を 覚えつつ私は疑実家に通い義父の世話を 続けた最近義父の体調は悪くなっていて 一心1体ではなく一心2体いや3体という 感じで私は心配と不安に押し潰されそうに なっていた義母は義父に近づきもしないの に義父の病体を把握しているかのように 早く言ってくれないものかね面倒ったら ないんだからさでもそろそろ遺産が手に 入るかもね自分の経営するブランド ショップが厳しいから早く資金が欲しいの だという私はなんて人なんだと怒りに 震えるのを抑えるのに必死になった義父は 弱々しくなっていたがその優しさは変わら ず いつもまさみがつまないね私がいなくなっ ても悲しむことも心配することもないから ねお父さんいなくなるなんて寂しいことは 言わないで大丈夫よきっと良くなるわ そんな会話をギフトかわした1週間後に 義父は天へと旅立っていった義父は容体 悪化のため何度目かの入院をしていて眠る ように行ったという夜中で会ったため誰も 病院には行っておらず医と看護師がをって くれた夜中になった電話のベルに不安を 抱きながら出ると岐の不法がもらされたの だその後悲しみの中でも残された遺族には やらなければならないことがある葬儀の 手配改名の依頼周囲の人への連絡など ハルトは弟と一緒に全ての準備を担って くれた私は力が抜けてしまって役に立た なかったもう1人役に立たない人がいた 義母だ義母は夫が亡くなったのに全く 悲しむそぶりを見せず逆に生き生きとして いて楽しそうな様子だ当然葬儀の手配など には一切関わらず息子たちに丸投げしてい た葬儀当日私はハルトと共に服に身を包み 西上に向かった心はどんよりとくもって 義父の死を受け入れられていない自分が いる議定夫婦も気落ちした様子で最上に 到着していたが義母は悲しんでいる素ぶり がなく親族席の最前列で足を組んで座って いた 私が西上に入ってくるのを見た義母は組ん でいた足をむに解き私の方に向かってやっ てきたののやってきたのねうちの人の面倒 ご苦労様でしたもうあんたの役目は覆った わおやごめんよお疲れ希望はせせら笑い ながら言葉を続けた赤の他人の小娘はここ にいる資格なしよ公電に100万置いて さっさと消えなここにいていいのは息子 2人だけなの あの人の遺産は私がもらうからそうそう あなたからの公電も私が有効に使って あげる義母は突然勝ち誇ったかのように私 に放った義父の自分の夫の死を全く悲しん でもいない人間にそんなことを言われて 一瞬の間を置いて私に強烈な怒りが湧いて きたその時ハルトが義母の前に 立ちふさがり私を見ながらこう言った確か にな今はは邪魔でしかないよ な私を見るハルトの目が冷たく光り私は ハルトが私を切り捨てようとしていると 感じて絶望に目を閉じた義母はニヤニヤと 笑いながら仁立ちしていた赤の他人はおふ あんただよ義母は思いがけない言葉を息子 から投げかけられて何言ってるの私たちは 親子よ他人のわけないじゃない他人はこの 女 でしょ私を指さして絶叫する義母確かに海 の親ではあるけどもう今のあんたは母親で はない戸籍上は赤の他人だそして当然だ けど父さんの遺産は一円だってあなたの ものにはならない息子の言っていることが 理解できないでいる義母にハルトが説明を 始めた義父は生前義母との離婚届けを役所 に提出していたそれにより義母はハルト たちの戸籍上の母親ではなくなったと話し たしかし実は離婚しても親であることは 変わらないのだが法律知識のない義母は その言葉を信じたようだただ遺産の相続権 は喪失しているというのは正しいことだっ た離婚届けってそんなの知らない書いた 覚えないわよ随分昔で忘れたんだね父さん の浮気を疑った時自分で離婚届けに記入し て父さんに差し出していたじゃないかなん であんな昔ののもの老廃する義母に次の声 がかかった昔のものでも有効なのです よかさんはあなたに誤解を抱かせてしまっ たことを後悔して自分を痛めるために ずっとあの離婚届けを持っていたのだそう ですしかしあなたのどすぎる行為に自分が いなくなった後のことを考えてあの届けを 使おうとご決心されたのです父も当然この 式に列していたギフト父は私たちの結婚の ための親族顔合わせの時から息統合して 久しく付き合っていた父の仕事は行政諸子 であったため義父は自身の会社のことでも 父に相談していたが義母との関係をどうし たらいいかということも相談していた父は 仕事柄法律関係にも詳しかったので遺産 問題などについてもアドバイスをしていた 私は妻よあの人の遺産は私がもらう権利が あるのよお店のために今お金が必要なのよ 自分が窮地に立たされていることを察知し た義はすがるような声をあげたそれに対し て議定も口を開く父さんは母さんのために 随分無理して資金を出したり会社から破格 でブランドもを母さんの店に下ろしていた よね父さんから頼まれて会社を任されて 色々調べたら父さんは母さんのために アウトギリギリまで便宜をていたようだよ でも僕はそんな危ないことはしないしする つもりもないそうよあんたが会社を 引き継いでから私の店の売上や資金繰りが 厳しくなっていったのよ今お金が必要なの よハルトはシステムエンジニアが転職だと して岐阜の会社には入らなかっ たその代わり義天が岐阜の会社に入り修行 しながら義父に協力していた義父が病に 倒れた時議定をに指名していたのだ調べ させてもらったけどあんなホーマー経営を していたらダメになるのが当たり前だ 母さんに経営のさはない今まで持ってきた のは父さんのおかげなの に気前にもひどいことを言ってきたそう じゃないか弟にも嫁と別れろとあること ないこと吹き込んでいたんだろうそれに僕 にもリノと別れさせようと洗脳間のこと までして僕たちはそしてきっと父さんも あなたを許すことはできないもう赤の他人 なんだもう一度言うよここから出ていくの はあなただ木母は方針したようになって 最上から立ち去っていった遺産を手にする ことなく息子2人から切り捨てられた哀れ な老女の後ろ姿がだんだんと小さくなって いったこの出来事で前となった最上を沈め て義父の葬儀を導いたのはハルトと義義母 の所業は参列していた親族会社関係者ご 近所さんの知るところとなり規模の信用は 地の底にまで失墜した義父の妻では なくなった規模は疑実家を出ていくことに なったが親族の誰1人も義母に手を 差し伸べる人はいずに1人寂しく暮らして いくことに寂しいのは経済的にもで義母の 店は見込んでいた遺産も手に入らないこと もありあっという間に閉店ということに なった仮に少々の資金を投入できたとして も商品を格安で仕入れられなくなった店は 立ち行かなくなっていただろう閉店に際し て必要になったお金がそのまま義母に借金 という形でのしかかっていったその後義母 がどうなったか分からないし分かりたくも なかった問題となった遺産はハルトと議定 で相続議定はこのまま会社を継いでハルト は疑実家を相続することになったこれらは 義父が生前に遺言書を作成していた内容に 沿って実行された騒動から数日してハルト が実家を売却することを決定した小さい時 から思い出の多い家だけど悪い思い出の方 が多いかもしれない新規一転するために 綺麗にしようと思う弟も賛成してくれて いるハルトは前を向いて行こうとしていた 私もハルトと一緒に進んでいこうと思う 少しでもハルトのことを疑って悪かったわ これからはもう迷わないハルトとずっと 一緒に生きていく私の言葉を聞くハルトの 嬉しそうで照れたような笑顔がとても愛し え [音楽] た私の名前は遠藤萌え年齢は28歳私には 2つ年下の彼がいる仕事も私生活も充実し た毎日を送って いる彼は大学時代の 後輩年下の男の子と付き合うなんて考えた こともなかった私は彼に付き合ってほしい と言われた時1度は断っていたの だ私が大学3年生の時のことこの頃私には 特別な彼はいなかったちかに憧れていたの は通っていた大学の 教授正確な情報までは知らなかったが かなり年配の方だっ た当時の自分の父親より年上だった だろう私は授業の合間に 大学内のベンチでコーヒーを飲みながら 課題のチェックをしてい たこの日は天気がよく告知の良い風が吹い ていて外にいてもすごく気分が良かったお 隣いいですかえここはい他にもベンチは 開いていたし変な人が来ちゃった私は心の 中でそう思い荷物をまとめて教室に戻ろう と よくここで読書とかされていますよねえ ああまああの変なやつじゃないので安心し てください ね僕はここの1年生でまだ友達とかできて なくてよくここに来るんですそうなんだ はいそれでよくここでお見かけするので いつか話してみたいななんてずっと思って いたんです今日はは勇気を出して声かけ ちゃいましたお邪魔してすみませんでは また うん話しかけてきたもののあっさり行って しまった彼が私は少し気になっ たそれから何度か話すようになりいつの間 にか彼は私の心にしっくりくる話し相手に なってい た1番のポイントは彼が年下と感じなかっ たこと 話を聞くのが上手で私は気がつくといつも 1人でペラペラとおしりを続けてい たこんなに聞き上手な男の人は初めてだっ たもいちゃんは卒業したらどうするの私は 弁護士を目指してるからその道1本で考え てるときは僕もそのつもりで法学部に入っ たけど僕には難しいかもね何言ってるの まだ1年なんだし頑張ろうよ私が勉強見て あげるよ本当にそれなら頑張るよときは 細みで爽やかな 男の子嫌味がなく清潔感があり髪も サラサラで顔は可愛らしくメイクでもし たらまるで女の子のような顔立ちだ頑張る よと言ったときの目はキラキラしていて つい応援したくなってしまう少年のよう だこうして私たちは大学以外でも会うよう になり勉強をしたり時にはボーリングや カラオケでストレス発散してみたりと 仲良くなった彼に一度告白された時は喫茶 店で団地をしていた 最中突然彼が私の口元に手をやったもえ ちゃんついてる よそう言ってオムライスを食べている私の 口の周りについたケチャップを指で取っ た憧れだったもえちゃんと今こうして ランチをしてる僕は幸せ者だよもえちゃん 僕の彼女になってくれないえやだともき何 言ってるのよ私にとってときは弟みたいな もんだからそんなの無理だよ私は突然の ことに驚きすぎて動揺してしまった彼の 気持ちを考える間もなく自分の動揺を悟ら れないようにすごいスピードで答えて しまったのだそっかショックだな本気だっ たのにごめんごめん食べたら次の問題 始めるよ私はこの場をなんとなくごまかし たものの数日間あの日の出来事が頭から 離れなかっ 年下なんてとか私はもう卒業するしとか気 がつけば言い訳ばかり呟いていたもはや ときのことで頭がいっぱいだった年下の 彼氏1回ぐらい経験してもいいかなもし うまくいかなくても卒業すれば顔を 合わせることもなくなる し考え方が少しずつ前向きになってした時 だったもえちゃん今日も一緒にランチ 行けるうんいいよやっぱり僕諦めきれない だから付き合ってくださいもえちゃんお 願い今みたいにもう1回運いいよって言っ て くださいときはぎゅっと目をつぶっていた その顔をじっと見つめて私は今の気持ちに 正直になることにしたのだうんいいよとき はゆっくりと目を開けたそしてこれでもか というぐらい無邪気な笑顔で私をまっすぐ に見つめたその目に吸い込まれそうになっ た私は我に帰りお昼行くよ今日は記念日だ からときのおりねもえちゃん待ってよこれ が私たちの始まりだったあれからもう8年 私は一度大手法律事務所にをしたが大きな 組織の中で働くのは向いていなかっ たしばらくして独立しフリーの弁護士とし て活動して いるときは会社勤めの方が向いているよう で卒業からずっと同じ事務所で弁護士とし て勤務して いるすれ違いにならないよう私たちは2人 で暮らすマンションに引っ越したとが弁護 士としてがまで結婚は待ってほしいという ので席はまだ入れてい ない私の実家は近くときは何度も私の家族 とは食事をして いる反対にときの実家は遠くなかなか会え ないまま今に至って いるある休みの日の出来事だ2人で買い物 に出かけいつも通りふざけ合っていると共 にこの呼びかけにときはすぐに反応した ゆき久しぶりだなこんなところでどうした んだよ母さんに聞いてない俺東大受かった んだだから今こっちに住んでる母さんから は聞いてたけど最近忙しくしてたから なかなか連絡できなくてごめんおめでとう 頑張ったな共に仕事はその人は彼女仕事は まあ順調だよこの人は萌えさん彼女だよ今 一緒に暮らしてるんだ今度うちに遊びにお いでよどうもときの弟のゆきですあなたは どんな仕事してますかえああ私はフリーで 彼は私の言葉を遮るようにして言葉をかせ てきた兄貴しっかりしろよフリーターの女 を家にすまわせてボランかよもっと上見て いい女見つけなよじゃまた ねゆき君は言いたいことだけ言って さっさとその場を去っていった私はあの 優しいときの弟本当に兄弟なのと疑って しまうほど驚いたポカンと立ち止まって いるとときに肩をポンと叩かれたびっくり したねごめんねなんか勇ののやつ勘違いし てひどい言い方私もこんなだらしない格好 してるし誤解されても仕方なかったかもね ちゃんと説明しとくから本当に ごめんときはどちらかと言うとコツコツ 努力型逆に何でもスムーズにこなす弟さん に対してコンプレックスがあったのかも しれ ない弟に彼女のことをあんな風に言われ たら私なら黙っていないだろうでもときは 冷静だったあの2人があんなに仲のいい 兄弟なのはときがちゃんとコントロールし ているからなの か思ったままにずけずけ話す弟冷静に最後 まで黙って話を聞く兄私はこの先ときと 一緒になったら絶対ときの話も聞いてあげ られる嫁になろうそう思 [音楽] そして数日後のこと私は仕事で裁判所を 訪れた際奥から見覚えのある顔の人物が 歩いてきた向こうもこちらに気づいたあ 兄貴の彼女今日はなんか雰囲気が違いすぎ てわかんなかったわ随分気合い入れてどう したの裁判の膨張が趣味とかあのね私は いいのはいいの俺興味ないから俺たち兄弟 はあなたとは住む世界が違うからねだから 適当に兄貴の部屋は出て行ってやってね 頼むよだからそうじゃなくて俺はさ憧れの 弁護士の裁判を見てきたんだ俺も必ず あんな弁護士になって見せるんだって今 気合い入ってて気分がいいんだよだから あんたの新規臭い話は聞きたくないねゆき 君はこないだと同じだった私の話など全く 聞く気はなさそうだ自分の言いたいこと だけをマシンガンのように 放つ遠藤先生ですよねはいどちら様で私は 見覚えのない男性に話しかけられた男性は 少し怯えているような震えているような変 な様子だっ たゆ君もその人を見て驚いたのか目を丸く しているどうかされましたか私をご存知な んですかあの僕を弟子にしてくださいいや 弟子というのもおかしいのかはあどういう ことだよこの人は俺の憧れの弁護士先生だ ぞおばさん知り合いなのかおばさん俺が 聞きたいのはそこじゃないどういう関係な んだよ彼女はフリーランスの超やり手の 弁護士だよ僕にとっては憧れなんてもん じゃない時間を作ってでも勉強のために 彼女の裁判は見にくる弁護士もたくさん いるほど価値のあるものだえばさん弁護士 だったのゆき君はフリーターだと馬鹿にし ていた私が弁護士だという事実と自分が 憧れていた弁護士が私をリスペクトして いるという事実を一気に突きつけられて かなり動揺していた遠藤さん今日の裁判も 膨張席から拝見させていただきます頑張っ てくださいありがとうございます僕はいつ か遠藤先生の元で働きたくて頑張ってい ますまたいつか必ず自分に自信がついたら ご挨拶に伺いますそれからそこの君口の 聞き方には気をつけなさいあはいすみませ んでした その先生は私に頭を下げその場を去った ゆき君もなんとなく落ち着かない様子 だそろそろ時間なので私も行こうと思っ たらていうか弁護士ならあの時そう言えよ 俺が恥かいただろうゆき君全然私の話 なんて聞こうとしてなかったからごめんね 裁判見ていってやるよ今日の裁判はは勇君 が見ても何も面白くないかもよ私はそう 言ってその場を離れ た裁判が始まり私はもう現場に集中してい て彼らの存在など頭にも ないこの日の裁判は相手側の弁護士と相当 やり合ったが最終的に勝利に収まっ た裁判が終わり裁判所から出るとゆき君が 待っていた 裁判最後まで見たよあんたかなりすごい人 なんだな正直俺にはさっぱりわかんなかっ たよフリーターだって決めつけて話聞こう ともしないでひどいことばっかり言って 本当にすみませんでしたそんなもういいよ それより兄貴はあんたと対等に仕事できる ような弁護士じゃないよ なときはときで得意分野があるのよ私とは やり方は違うけどクライアントに 寄り添えるいい弁護士先生だよやっとこの 日ゆき君に私がフリーターのクズではない ことを知ってもらえた仕事も区切りで 落ち着いたし今日はときを誘って食事に 出かけることにした私は今日の出来事を 早くときに知らせたかっ ただから待ち合わせの場所へも走って 向かった 食事の席に着くと私はすぐに今日のことを 話し始め たときの弟であるゆき君に自分の存在を 認めてもらえた気がして嬉しかったの だ今日1日の出来事を細かく喋り続け 一通り話も終わり私がビールをごくりと 飲むとやっとときが口を開いたそれで裁判 はどうだったのときは笑いながら質問した ああそっちはうまくまとめてきたよ昨日は 裁判のことで頭抱えでたのに今日は必死に 勇気の話して私はゆき君が勘違いしてた ことでときが馬鹿にされてるみたいに感じ てそれが嫌だったのだから誤解が解けて 本当に良かっ た今から勇気も呼んでみる来てくれるかな 私の不安は的中せずゆき君はすぐに 駆けつけてくれたこの日3人で楽しく食事 をしてしかも想像もしていなかったことを ゆき君は口にし たもえさんさあ俺も必ず卒業したら絶対 弁護士になるから今から萌えさんとこで バイトさせてよ頼む私はフリーでやってる けどアシスタントと事務員さんはすでに いるから難しいかなときの事務所はうちの 事務所はさすがにバイトを雇ってないな そうだ共にも萌えさんとこで働けばいいよ それで最終的に俺も弁護士になって萌え さんの事務所で3人一緒に働こうよゆき君 は初対面の時とは違って笑顔でたくさん 話してくれるようにはなったが相変わらず 言いたい放題なのは変わってはいなかった それでもこの日は楽しい食事ができ た夢を持つのはいいけどとりあえず司法 試験に合格してからだ ね俺が尊敬する先生があんなに震えるほど リスペクトしてるっていう弁護士先生が 兄貴の彼女なんて本当にすごい偶然だし 絶対俺は萌さんに育ててほしいから本気で 考えてくれよ な次回は私たちのマンションで鍋をする 約束をしてこの日は別れ たときはゆき君と久しぶりにゆっくり話が できて嬉しそうにしていたもえちゃん今日 はありがとうもえちゃんのおかげだよえ何 が勝手な思い込みかもしれないけどずっと 勇気にはどっか馬鹿にされてる感じがして てねあいつと本気で向き合って話をできず に来たんだよね でももえちゃんのおかげで変われる気がし てきた よときはそれから今まで兄弟として過ごし てこれなかった時間を埋めるように頻繁に 家にも呼んで勉強を見てあげたりご飯を 食べさせてあげたりし たある日帰宅するとこの日もゆき君は遊び に来てい たもえちゃん少し話があるから着替えてき たら座ってくれるえ何早く着替えてきて 仕事の話なのか何を言われるのか検討が つかなかったお待たせ話って何今度の休み に俺たちの実家に来てほしいんだえ私が 言っていいの結婚しようもえちゃん突然の ことで私は理解ができないもえちゃんあ うんどうしたの突然 結婚して勇気の夢を2人で叶えたいんだ いつか勇気が話していた事務所を 作ろう私はときに幸せな温かい家庭を作っ てあげたかったそれは新しく作る家族だけ では ないときはゆき君の頼れる兄で痛いに違い ないそうなると私の答えはイエスしかない 分かったやってみようゆき君には事務所の 立ち上げからバイトとして色々手伝って もらうけど大丈夫やった共にやったなお めでとう ときは嬉しそうにゆき君に微笑んでい た私たちは次の休みに3人でときとゆき君 の実家に行っ たお父さんもお母さんもすごくいい人で私 のことも心よく受け入れてくれた 私たちが作る新しい事務所にゆき君の推し でもう1人弁護士をスカウトすることに なったあの時ゆき君が尊敬していると言っ た人 だ今はまだゆき君は大学生だが数年後には ここで4人の弁護士が各自得意とする分野 で活躍しているはず だそして私は今とと温かく幸せ家庭を 気づくという大事な案件も抱えているの だ私の名前ははみ在宅でいくつかのネット ショップを経営している数年前に流行った 世界的な感染症のおかげで買い物はネット ショップで行う人がとても増えた事業を 始めた頃に比べて私はとても忙しくなった 私の他にも在宅で仕事をしているスタッフ が数人いるがそれでも半分以上の業務を私 1人でこなして いる1人暮らしをしている自宅マンション 兼オフィスでパソコンに向かう日々を送っ ているのだ最近はやっと海外に買い付けに 行けるようにもなり年に数ヶ月は外国に 滞在する予定も あるだけど私はこの忙しさをとても 喜ばしく思って いる毎年何百というネットショップが回転 しては閉店していくとても競争の厳しい 業界で何年も複数店舗を経営できていると いうことはとてもありがたいことだと思っ ているの だ高校時代からの恋人の健太とは結婚も 間近彼は中学校の体育の先生で子供がは 本当に大好きな朗らかな男性だもうすでに お互いの両親にも挨拶を 済ませあは挙式と披露宴の段取りをする だけなのだ旗から見たら私は本当に幸せだ と思うだけど私には1つだけ悩みがあった それは私の兄徹夜の奥さん翔子さんだった 私と兄は一般的な兄弟としての関係でつか ず離れず適度な距離を保った関係 だだけど翔子さんは違った彼女はとんでも なく図々しいのだあなたは在宅ワーク なんて言ったってどうせニートなんでしょ 自分の子供の面倒を見る予行練習だと思っ てうちの子を貸してあげる わそんなことを言って2人の子供を しょっちゅうに預けにくる 幼稚園児のさと君と1歳のこちゃんだ特に こちゃんは去年生まれたばかりだというの に平気な顔をして預けるので本当に困って いるのだイスを使っても彼女は家のドアの 前に2人を置いていく子供たちを ほったらかしにするわけにもいかないので 結局仕事をしながら2人の面倒を見ざるを 得なかった はこちゃんのいこで幼稚園の年長さん とてもしっかりした子供でびっっくりする ほどお行儀がいいお父さんは単身不妊中 お母さんは体調を崩して入院している らしく翔子さんが預かっているんだとか私 が幼稚園に迎えに行くとはるみおばちゃん お仕事中にごめんなさいいつも私にそう いうのだ子供に気を使わせていると思うと さすがの私も心が痛くなってくる子供は そんなこと気にしないのでもおばちゃんは お仕事があるからお部屋で2人で遊んでて くれるかな2人はいつも暴れたり物を壊し たりすることもなく静かにテレビを見たり 持ってきた絵本を読んだりして大人しく 遊んでくれているそれでもこちゃんは一切 まだ小さい ママは夕方になるとそう言ってよく泣いて いるその度にさと君がママはいないけど僕 とはるみおばちゃんがいるよそう言って 慰めているのだおまけに翔子さんは家に 2人を預けるといつも夜遅くまで迎えに来 なかっ た今日は何時に迎えに来るんですかと私が 聞いてもはでわからないわといつも返事を はぐらかした本当なら兄に迎えに来て もらえばいいのだが兄はとても多忙な営業 マでいつも出張や単身不妊で不在だった家 に来る健太も子供たちをとても気にかけて い た2人とも体に傷があるわけでもないし 栄養状態が悪いわけでもないちゃんと世話 はしているんだろうけど強引に子供を遅く まで預けるのってと呆れていた図々しい 彼女は2人を預ける時はいつも手ぶらだ 最低限の絵本やおもちゃを少し持たせこ ちゃんのおむつや離乳食悟君のおやつや 食事は全て私が用意していた幸い2人は 近所の小児科でもらったらしい健康カード を持っていたので食アレルギーや病などは こちらで把握ができたがそういう問題では ないこんな週何回も預けられるのは困り ます私は自宅で仕事をしているんです ベビーシッターでも頼んでくださいそう 言ったが彼女はベビーシッターなんか頼ん だらお金がかかるじゃないそれに毎日毎日 子供の相手をしていたら私だって疲れるの よママだって給養が必要だって思わないの と開き直るのだっ たではご自分の実家に預けたらどうですか そう提案しても私自分の親とは舟なのそれ にうちの親はとても厳しいから子供たちが かわいそうだわなんていうのだったそして 翔子さんの要求はどんどんエスカレートし ていった悟君の幼稚園のお迎えまでさせる ようになったのだいきなり悪いけど悟を 幼稚園にお迎えに行ってちょうだい縁には もう連絡してあるから私を幼稚園のお迎え に行かせるようになったのだそれに今まで は預けるのが週3回だったのが週4回5回 に増えほぼ毎日預けていた朝はこちゃん だけを連れてきて夕方幼稚園に悟君を迎え に行ったついでに夜まで預かるという流れ が出来上がってしまっていたのだそして 彼女が2人を迎えに来る時間もどんどん 遅くなったひどい時には日付が変わって から来る時もあったのだ毎日子供を ほったらかして何をしているんですかと私 が聞いてもなんだっていいじゃない私だっ て少し子供から離れて休業したいのよそう 言って決して外出の理由をはくれなかった 子さんは兄と結婚してからずっと専業主婦 だ結婚当初家のことに専念したいと言って 専業主婦を希望したそうだ何度か兄の自宅 に遊びに行ったことがあるが部屋はいつも 片付いていて家事を手抜きしている様子は ない実家の両親に相談しようと思ったが 翔子さんはあの通り気が強いのでもし彼女 の機嫌を損ね両親がこちゃんに合わせて もらえなくなったらかわいそうだなという のもあり相談は早々に諦めたそれに誰に似 たのか本当に2人は良い子なのだお昼寝し ていることちゃんを見ながらこんなに良い 子なのに長子さんはどうしてあんなに 図々しいのかとため息をついたことも何度 もあった が起きたのはそんなある日のことだった 海外への渡航制限も解除され私は久々に 長期で海外へと買い付けに行くことにした 海外から輸入品を扱うセレクトネット ショップで全て一点 も長らく仕入れに行くことができず半分 閉店状態だったのだが本格的にお店を復活 させるべく予定を立てていたのだもちろん その間は子供たちを預けることはできない いつものように子供を連れてきた翔子さん にそれを説明すると彼女は無職のくせに 海外に行くなんて何を考えているのそんな お金がどこにあるのよまさかどこかで借り てきたのなんてまと外れなことを言った ですからネットショップを経営していて 自宅で仕事をしているんです今回は遊びに 行くんじゃなくて買い付けですから仕事な んです よ彼女は私がお金もないのに海外に遊びに 行くと思い込んでいるのだっ た海外をブラブラ遊び歩く暇があるなら うちの子の面倒を見たらどうなの王兵に 言い放った彼女に私はカチンと来たいい 加減にしてくださいあなたこそ母親のくせ に子供の面倒も見ないで高級レストランや エステに通って遊び歩いているじゃない ですか私が知らないと思ったら大間違い ですよ私は思わず大きな声を出してしまっ た私は基本的には在宅で仕事をしているし オンラインでの仕事がメインだそれでも月 に何度かはスタッフと集まって ミーティングをするその際にレンタル スペースの会議室を借りたりしているのだ その会議室に向かう途中私は何度も見て いる昼間から高級レストランやエステに足 を運ぶ翔子さんの姿を何よ私が昼間どこに 行こうが私の勝手じゃないそうですね確か にあなたの勝手ですでもほぼ毎日のように うちに子供を預けてすることじゃない でしょ私がかなりきつい口調で言うと翔子 さんはもういいわよと言って半泣きで家を 飛び出してしまった数日後出張先から帰っ てきた兄が私のとろにやってきたおい はるみお前うちの嫁をいじめているんだっ て嫁いりされたって泣いていたぞ私の顔を 見るなりそんなことを言い出したのだどう して私がそんなことをしなきゃいけないの よ子がどうしても用事があって出かけない といけない時にお前にこを預けようとし たらいつも冷たく断られるって言っていた ぞお前は在宅で仕事をしているんだから 少しくらい見てくれたっていいじゃない か翔子さんがあることないこと兄に 言いつけたんだろうなと予想がつき半ば 呆れて言い返したあのね私の授業も起動に 乗ってるから忙しいのよそれにそろそろ 海外に買いつけに行くからそのは預かれな いって言っただけそれに集合で2人も子供 を預けられたら困るのよ私は説明すると兄 は黙り込んだがしばらくしていった子供を 2人どういうことだ兄は知らなかったのだ 翔子さんはいつもさとる君とこちゃんの 2人を連れてくるのよ私の言葉に兄は減な 顔をし たは俺の娘だけどさとっって誰だよは何を 言っているの悟君はこちゃんのいこでしょ お父さんは単身不妊中でお母さんは体調を 崩して入院しているから預かっているって 翔子さんから聞いているわよ私がそう言う と兄は親足驚いた顔をしたいやうちにいる のはこだけだぞそれにこに従子なんてい ない翔子は1人っこだからな 何バカなこと言ってるのよいつも翔子さん は悟君とこちゃんの2人を連れてくるのよ ほら 写真そう言って私は自分がスマートフォン から2人を連れて行ったテーマパークでの 写真を兄に見せた本当だでも俺はこの 男の子は知らないぞ兄は真底困惑した表情 で言っ たじゃあこの子は誰なの 私が聞くと兄はしばらく考え込んだこのい でないことは確かだでも悟君はこちゃんを 自分の妹のように本当に可愛がってお世話 しているわよそれは事実だったいつも悟君 は自分はお兄ちゃんだからとおやつや おもちゃをこちゃんに譲っていた本当の 兄弟のような行動をいつも私に見せていた のだ 兄は写真の悟君をじっと見つめていたが もし次に翔子がお前に悟君とこを預けたら すぐに連絡をしてくれお前には迷惑をかけ て本当に申し訳ないそう言って帰って行っ た1週間後翔子さんはまた私に悟君とこ ちゃんを預けに来たそれも今度は無断で 玄関先に置いていったのだたまたま ゴミ出しに外に出た際2人が玄関先で座っ ているのを発見私はすぐに2人を家の中に 入れて兄に連絡をしたすぐに兄は飛んでき たそして悟君を見てああやっぱりと呟いた 兄は驚愕の事実を話してくれたのだった その日の夜遅く翔子さんは2人を迎えに来 た迎えに来たわよ と言った彼女に私の後ろから現れた兄が お前子供をはみに預けて一体何をしていた んだ兄の姿を見た翔子さんはさっと青ざめ たどうしてあなたがここにいるの出張じゃ なかったのお前がはみに嫁いびりされてい るって言ったかはみを叱りに来たんだそし たらお前がコと悟君をずっとはみに面倒見 させてるって聞いてびっっくりしたよ でもだってそれとお前は1人っこだよな 兄弟がいないのになんでこにいなんている んだ兄が担当直入に聞くと翔子さんは俯い て黙り込んでしまったお前バイだもんな どうしてそれを悟君は翔子さんと前のご 主人の間に生まれた子供だったのだ離婚 理由は性格の不一致なぜ兄が翔子さんの前 の結婚に気がつかなかったかと言うと兄は 多忙だったので結婚した時に入籍などの 手続きを全て彼女に任せていたらしく彼女 の戸籍を見たことがなかったおまけに絶縁 していると言って翔子さんは兄を自分の 実家に近寄らせなかったのだ普段悟君は 翔子さんの実家で暮らしているそうだ 高齢の両親が病院に行ったりデサービス などを利用するので悟君の面倒を私に見 させていたのが今回の真相だった両親には 自分が面倒を見ていると嘘をついていた らしいこちゃんのいだなんて真っ赤な嘘 だったまさか彼女がバイで子供がいた なんて私は予想にしなかったのだ兄はこ までのことを1週間で調べ上げていたお前 悟君の本当のお父さんからもらっている 養育費で高級エステやら高級レストランに 通っていたんだな悟君の生活費はご両親が 出していたそうじゃないか養育当てで子供 を引き取るなんて母親失格だな私だってこ の相手をしたりして疲れているのよあなた はちっとも子育てに関わってくれないじゃ ない 子さんは逆上したが兄は確かにお前にワン オペ育児をさせて悪かったと思っているよ それでもお前の負担が軽くなるように最新 の掃除ロボットや自動直線器だって揃えた し家事代行サービスも頼んだじゃない か兄の自宅が綺麗だったのはどうやら火星 さんのおかげで本当は翔子さんはほとんど 家事をしていなかったらしい 兄なりのワンオベイク寺へのフローだった の だお前悟る君に悪いって思わないのか自分 で引き取っておいて面倒は人任せ養育費 だけもらって自分は遊びまくるって最低だ な兄はそう冷たく吐き捨てた何よあなた なんか育児を全然しないくせに文句言わ ないでよそれに私はご飯も服も与えていた し暴力だってしていないわ幼稚園にも通わ せていたし何の文句があるって言うのよ お前それだけで本当にいいって思っている のかどれだけ悟君に寂しい思いをさせたと 思っているんだ兄は泣いたこちゃんを一生 懸命なめるさとる君の姿を見てさと君こを 可愛がってくれてありがと立派な お兄ちゃんだなと声をかけたそしてママが 寂しい思いをさせてごめんなさとる君は 本当にママといて幸せかと聞いたさと君の 答えは僕はお兄ちゃんだから寂しいって 言っちゃいけないんだその言葉を聞いた兄 は本当にごめんよと涙ぐんでいたそして ある人に連絡をした何よ2人して私をせめ て私は悪くないわ1人でているんだから ちょっと遊んだっていいじゃないついに 翔子さんは逆切れをしたがちょっとくら いってなんだよお前悟に甘えるのもいい 加減にしろよなんであんたがここにいるの よ翔子さんは部屋の奥から現れた男の顔を 見て目を見開いたそれもそのはずだ何年も 前に別れた悟君の本当のお父さんが出てき たからだ 俺が連絡を取ったんだ今の悟君の境遇を 話したらすぐに迎えに来てくれたよ俺は お前を遊ばせるために養育費を渡していた んじゃないぞ悟に不自由のない生活と教育 を受けてもらうために俺は働いているんだ それを悟のためのお金を無駄遣いしたな それはその彼のあまりの見幕にすっかり子 さんは怯えてしまった兄をすがるような目 で見ていたがそんな彼女に兄は自分の子供 を大事にしない女と結婚生活なんてでき ない俺はお前と離婚するいいなと冷たく 言い放った離婚冗談じゃないわよ私は絶対 認めない俺は弁護士を雇って裁判してでも お前と別れるそうでないと悟君もこも不幸 になるそれにお前は俺に嘘をついた結婚歴 を隠していたこと悟君の存在そしてはみ からいびられていたっていう嘘もうお前 なんか信用できないひ静かに怒りの言葉を 向ける兄に翔子さんは悲鳴をあげたそして もうどうにもならないと悟ったのかその場 にへなへなと崩れ落ちたその後兄夫婦は 離婚をしちゃんの真剣は兄に渡ったさらに 悟君の真剣も元ご主人に変更され翔子さん は1人ぼっちになった今まで優雅な専業 主婦だった彼女は悟君とことちゃんの養育 費を支払うために今では昼夜問わず働いて いるんだとかだけど今まで働いた経験が ほとんどなかったので低賃金のアルバイト ぐらいしか仕事がなくて苦労をしている らしいおまけにご両親に嘘をついていた ことがバレ実家を追い出された挙げ句感動 されたと聞いた兄に復縁してくれと 泣きついてきたらしいが兄は絶対に嫌だ 2度と関わりたくないと言って追い払った そうだ兄は会社で部署買えをしてもらい 残業や出張が少ない部署に移動して今では こちゃんの育児に専念している最近ではこ ちゃんも保育園に通い出してお友達もでき 毎日楽しく暮らしているそれにさと君も 時々遊びに来てくれるが以前よりも子供 らしく明るくなった相変わらずこちゃんに 対しては良いお兄ちゃんでいてくれて いる私はといえば子供たちを押し付け られることがなくなったので仕事もとても 順調だそれに健太との挙式披露園が迫って きているもちろん子供たちにも参加して もらう予定でみんなでたくさん写真を 撮ろうと約束しているの だ私はこれからも子供たちを1人の大人と して見守りながら健やかな成長を願って 過ごしたいと思っている [音楽] 義に追い出された私は宿で一夜を明かした そして次の日私を起こしたのは警察からの 電話だった寝ぼけた頭でなんとか情報の 処理をするしかしその内容はあまりにも 衝撃的なもので私はすぐに目が覚めた そして急いで擬実家に戻ってみるとそこに 広がっていた光景は全てが黒く焼け焦げた 家の残骸たちだった1番気になるのは義 両親たちのアンピ私は状況を知るために 近くの消防心に話を聞きそして病院へと 向かうのであった私の名前は赤沼美冬30 歳元々システムエンジニアとして働いてい た私は結婚おきに退職し専業主婦になった 旦那の名前はし太郎と言って大学で サークルが同じだった同い年だったことも あり息統合するのは割と早かったと思う 私たちはいって普通のカップルで仲もよく 喧嘩もしなかったさらにお互いがお互いの 義両親とも良好な関係を気づくことができ 結婚後もある1つのことを除いては悩み など全くないその唯一の悩みというのが義 のまい子さんについてだ私は旦那の提案で 結婚してからは義実家に移り住むことに なった優しく出迎えてくれた義両親とは 毎日が楽しいだがそんな私たちの日常に歪 を入れてくるのが義なのだまい子さんは 26歳で旦那曰くフリーターだと言ってい た3つ上の男性と結婚しているそうなのだ が旦那も詳しくは知らないらしい義父と 旦那が仕事に行けば家に残るのは私とじく 専業主婦の義母だいつものように2人で 楽しく家事をしていたある日義が家へと やってきたあれあんた 誰最初の第一世からこの人とは常識の価値 観が違うことを肌で感じ取った初めまして し太郎さんの妻の三と言います義は私たち の結婚式に来ることもなく私とは初だった へえいく つ今年で31を迎えますあそうあらさの おばさんか対して可愛くもないし邪魔だ からそこどいてそういって義は私を 押しのけリビングに入った私はピクピクと 眉間にしがよるのが自分でもわかるしかし ここは疑実家であり義母もいる手前私が強 出られることはない悔しくも黙っていると こらまこみゆさんになんて失礼なこと言う のと義母が私の代わりに怒ってくれたその おかげか少しだけすっきりしたと思うと すぐにはうるさいんだけど私よりも5個も 年上のおばさんをおばさんて言って何が 悪いのと気は義母に反論したあああなた だって30歳を迎えるのよ今行ったセリフ 自分に帰ってくるんだからね義母もぎに 対抗するしかし口喧嘩はどうやら義の方が 上手らしいその頃はみゆさんだっけさらに おばさんってことじゃん義母は義の返しに なんて言ったらいいのかわからない表情だ ただ一言私にごめんなさいねと申し訳なさ そうにに謝ってくる姿に心がいたんだ自分 の母親をここまでないがしろにできる神経 が私には信じられないさて自己紹介も済ん だし母さん飯作ってよ旦那がさまた仕事 やめて今月も近鉄で日中にいきなりやって きたぎは当たり前のようにご飯を最速して きた仕方なくチハを作って差し出す義母に ありがとうも言わずにただ黙々と食べる義 さらには食べ終わるとお風呂掃除中の私の とへ来てお湯貯めてくんない最近シャワー しか浴びてないから久しぶりに浸りたいん だよねと言い私の返事も聞かずにまた リビングへと戻っていった私は言われた 通りにお湯を張りひまがお風呂に入って いる間に義母にまい子さんについて詳しく 聞いたあの子高校受験の失敗よきに完全に 暮れちゃってね私もお父さんも厳しく言っ たんだけど言えば言うほど私たちを邪険に 扱うのよどうしたもんかね義母は義の話を すると疲れたような表情をしたどうやら義 は中学3年生までは優等生だったらしいの だしかし高校受験で第1希望と私立高校の どちらにも受からなかったらしいそこから 義は一気にぐれ始め悪い男とも関わりを 持つようになったそうだ義父も義母も必死 で構成させようと試みたが状況は日に日に 悪化するばかりそしてついに18歳を迎え た頃ぎは疑実家を出ていったそうだそれ から2年が経った頃今は1ヶ月に数回お金 がないという理由で義父の時間を狙って くるそうだ私がいたこの日もそうだっただ が義父はこのことを知っているしかし義の 出現は不規則なため義父はまい子さんと 接触できないでいるらしかった高校受験は ある意味人生の天気でもありますからね私 も受験の苦しさは知っているためそういう しかなかった私たちが話していると気前は 風呂から上がり義母に近づいた悪いんだ けどさ10万くれない今月家賃も払えなく て義はバスタオル1枚で手を義母に 差し出し義母にお金をせびる決して人にも を頼む態度ではないその姿にさすがに怒り を覚えた私はちょっとそれがお願いする 態度なわけとつい強めの口調で言って しまったすると義は私を 睨みつけうるさいんだけどこれ私たち家族 の問題だからと反論されただが義母の困っ ている顔を見たらここで引くわけにはいか ないわ私もデキとした赤沼家の一員です後 から入ってきた血も繋がってない新参者の くせに家族を語らないでもらっていいです か私は完全に打ち負けたと同時に少しだけ さすがだと思ってしまった義は元々優等生 で学力も当時は相当高かったという言葉に 対しての返し方が的確で相手が反論でき ないような言い方をしてくるのだ私が 追い込まれて言葉に困っていると義母が席 を立ったそして引き出しから封筒を 取り出しそれを義に渡した5万それだけ ならあげるわくれるんだなその代わりもう お金は要求しないでちょうだいこれまでに もう50万近く貸してるのよ私は金額に 驚いたが力なく遊戯望を見ているとやを得 なかったんだなと感じとったそして義は 着替え終わると何も言わずに出ていたそれ から2ヶ月が経ったのだがそれまでに今は 4回やってきた お金をせびることはなくなったものの相 変わらず私への失礼な態度とご飯の要求 だけは忘れなかった私も付き合うだけ無駄 だと気持ちを切り替え割り切って接する ことにしたそして気前のいないある日義父 と旦那も仕事が休みで4人で家でゆっくり している時事件は起こったまず旦那の スマホに着信が入った えて転勤です か旦那の話し声にみんなが驚いたそして 切り終えた旦那は落胆した声で私たちに 言っ た北海道に1年間の転勤が決まったそれも 1週間後そ そんな私はそれ以上何も言えなかった会社 の入社時旦那は転勤家に丸をしている その方が給料がいいからだただ少し寂しく なるだけだ私はそう言い聞かせることにし たそして旦那の電話が終わるとすぐに次の 不幸が起こったそれは洗濯を干すために 階段を登っていた義母が足を滑らせ転落し たことだすぐに病院へ連れて行くと腰に 好意症として軽いしびれが残ると言われた それは違和感程度のものでしかないが義母 はしばらく安静を余儀なくされた今日1日 で2つも良くないことが起きてしまっただ が神はこれでも遊び足りないようだ次に 不幸が降りかかったのは義父だったそれは 入浴中に起こった突然お風呂場から 聞こえる短い悲鳴何事かとみんなで行くと 義父は突然ぎっくり越しをやってしまった ようだった星を抑えたまま立ち上がれない でいる義父旦那が義父を寝室へと運び次の 日病院に連れていったこうして義父も しばらくは安静と言われ会社を給食専業 主婦である私は義父に変わって家計を 支えるため在宅ワークでシステム エンジニアとして働き始めた単発で仕事を こなしながら両親をサポートする日々それ が1週間続き今度は旦那が北海道へ旅立っ たそしてその2日後またぎがやってきた まい子さん今日は何しに来たんですか何も 言わずにリビングに入ってきた義に私は声 をかけたすると旦那と別れた金もないし やることもないから戻ってきたのとさらり と言い放つ私はとっさに反論したはは聞い てませんよそんなのあまりにも自分勝って じゃないですかするとぎはいつものごとく 私を睨んで反論してきたうるさいわねここ は元々私の家だ血の繋がっていない嫁は出 ていけななんてこと言うんですか私たちの 高論に新室で休んでいた義両親もやってき た久しぶりの義妹の姿を見た義父は お前どのつら下げて帰ってきたんだと対 一世で怒鳴ったが腰が痛いのかそれ以上は 何も言えない様子だった義母もこの状況に 困惑しているちょとにかく出ていって ください私は義を追い出そうとしたすると 家のチャイムが鳴ったさようやく届いたか なチャイムの意味が分かっていたのがだけ だった私たちはただ彼女を眺め立っていた その間に義はダンボールを受け取り リビングと玄関を3往復して運んだなん ですかこれ疑問に思う私たち3人に気いは 私の荷物と一言だけ言い放つするとは見し ながらさんの部屋開けてよもう くれたらお母さんたちの世話は私が しっかりしてやるよもし聞かなければ家中 荒らすけどどう する義は私たち3人を脅してきた義両親と 仲のいい私にとっては義の行動で義両親が 傷つくのだけは避けたかった2人とも体の 調子が良くない中で家が荒れはてば心まで 悪くなってしまうかもしれない は悩んだ末義両親たちの安全が保証される ならと自分が出ていくことに決めたわ わかりました出ていきますそういった私を 義両親が引き止めるその表情が悲しそうで 私は心がちくりとするのを実感したしかし これ以上悲しい顔だけはさせたくない義が 言うようによそ者の私を温かく迎えてくれ た これ以上2人が不幸になって欲しくなかっ た義の一方的な要求を飲む形で話し合いは 終わり私はその日のうちに家を出た必要 最低限のものだけ持っていくもしかしたら すぐに戻る可能性だってあるかもしれない と思ったからだ今日はもう遅いし宿でも 取って明日自分の実家に帰ろう私は実家に 近い宿を予約したキャリーケースを 引きずりながら電車を乗り継ぎ予約した宿 へと向かうそこで一夜を明かしたそして次 の日私は部屋に設置してある電話の音で目 が覚めた見ると時刻は9時10分 チェックアウトまでまだ1時間以上もある 何事かと思って出てみるとそれはすぐに 警察へと繋がれたそしてあなたの家が家事 になって前しましたと言われた寝起きと いうこともあり一瞬何を言われているかが 分からなかったしかし少しずつ脳が情報を 処理すると一瞬で目が覚め思考がフル回転 したはい一体どういうことでしょうか焦っ た私は早口で聞き返すそして詳細を聞いた 私は急いで着替えて疑実家へと向かった 実家にくと私が昨日までいたはずの家は 完全にやけの原になっていたその光景を見 て真っ先に浮かんだのが義両親の安否だ 現場調査をしていた消防隊員に私は尋ねた あのここで犠牲者は私の質問に消防師は 若い女性がこの近くの病院に運ばれました ご両親もおそらく病院に向かっておられる かと話し方からまだ最悪の状況ではない ことを理解し私は教えてもらった病院に 向かったナースステーションで義の名前を 出すと病室を教えてもらえたそしてその 病室に行くとベッドで横たわる義を囲んで 数人の男たちと義両親が立っていた お父さん お母さん私は2人の姿を見るなり思わず 抱きついた2人は無事だったどうやら私が 家を出ていった数時間後に義両親も家を出 ていったそうだ突然戻ってきたそこの悪い 娘といたら何が起こるか分からず怯えてい たようだったその日は近所で仲のいい人の 家に泊まったと言っていた私と義両親が 再会の挨拶を終えると刑事が義に話しだし た現場検証の結果大量の駆逐が家から発見 されました日もそれでほぼ間違いないかと 赤沼舞子さんあなたは何をやったんですか 刑事の追求にあれほど異性の良かった義も 今は弱々しく答えたキッチンで爆竹を 鳴らしながら踊ってたんですそしたら跳ね た爆竹が揚げ物用の油鍋に入っちゃってそ したら火が義の行動は私たち全員を呆れ させるには十分なものだった義両親も会い た口が塞がらずありえないと言った表情を している2人いる刑事も顔を見合わせ呆れ ていたあなたさ自分のやった罪の重さ 分かる私は思わず大声をあげたしかし義は 私が話す時だけは睨んで返してくるあなた には関係ないじゃないですかさっきまでと はうって変わり悪びれる様子のない義私は 我慢していた文も含め思っていることを 全て話し始めたおありですまず私の私的 財産が全部燃えてダメになりました中には 数10万円する効果なアクセサリーもあっ たんですよそれら全て含めてあなたに損害 賠償を求めます義は私に対して初めて驚い た顔をしたなちょっと待ってよこっちは 家事で怪我を追ったのよその言い方は あんまりじゃないそもそも家の中で爆竹を する神経がどうかしてるのよ私の言葉に 義父も便乗してくる全くもってその通りだ まこ君には心底愛そがつきた今まで必死に 歩みよったわ私たちをお前はいつも邪魔者 扱いにし手をあげてきたこともあったよな 今それ関係ないじゃん今度は私たちの大事 な家に火をあげるとはまこ君にはこの 落とし前をしっかりつけてもらうよ前哨し た家の日を全てお前に請求するえ義は急に 青めた顔になったさすがにことの深刻さを 理解したらしい家ともなればアクセサリー なんかとは比べ物にならないくらい高額だ プリーターの義では一生をかけても償い きれない金額だろうだがこれだけではまだ 終わらないのが義のおかした罪の重さだ次 に口を開いたのは刑事たちだったそれと 舞子さんあなたの爆竹が原因で隣の家も 一部もえさらに行動に止めてあった宅配 トラックまで前しましたこちら被害届けが 出ていてそれも全てあなたに行きますから ねやうやだよごめんなさいお願い許して くださいぎは急にボロボロと泣き崩れ始め たやっと自分の罪の重さを自覚したようだ だがこれでもまだ終わらなかったそれと 最後に君は犯罪者だということをお忘れ なくわ私が犯罪者そそんな冗談よねぎは声 を振るわせながら刑事に行っただが刑事の 顔色は変わることがなくただ冷酷に赤沼 まい子さんあなたを重質失火剤で逮捕し ますと言い渡す とは重大な過失により建物などを燃やして しまった時に成立するもので義の爆竹は 当然これに当たるその罪も通常の失火剤と 比べはるかに大きい刑事たちが罪状を言い 終えると義は魂が抜けた表情でただ呆然と していたその姿は義が私におばさんと言っ た年齢をはかに超え一気に60代くらい まで込んでいるように見えたまこ罪を償い なさい弱々しく語りかける義母に義からの 返事はないやっと自分のしでかしたことの 意味を知った義は絶望と同時に取り返しの つかない状況に後悔をしていることだろう 目の正気は失われ口をずっと開けている せいか口も乾燥していた自分の今までの 行動が全て帰ってきましたねここまで悪態 を疲れ続けた私は思わず義を見てそう言っ たそれでも義は何も返してこなかった誰も 口を開かなくなって数秒が経った頃刑事が 義妹の手首に手錠をはめたそして自分の 意思では動こうとしない義を立たせ病室の 外へと連れて行ったこの場に残された 私たちにはただ重苦しい空気が残るだけな のであっ た次の日義の事件はニュースで報道された 義を知る友人たちは義のことを悪人だと インタビューで答えているどうやら義と 関わりがある人にとっても気前の評判は 良くなかったようだこうしてただの フリーターから一躍有名になった義は日本 中に集と悪名を知らしめた義はは現在景気 確定の裁判中だが仮に景気を終えたとして も残る人生は借金返済への道だけだ犯罪を 犯した義にとっては就職することすらも 難しいだろう仮に就職したとしてもその 収入の大半が傷つけた人たちへの賠償金と して消えるのだそれだけ義のおかした罪へ の責任は大きい私は今回の家事で色々もの を義によって燃やされた旦那との思い出の 写真もお互いに交換し合ったプレゼントも もうないしかしたった1つだけ無事だった ものがあるそれはもちろん義両親と旦那だ 旦那は騒ぎを聞きつけ一時的に帰ってきて いたどんなに大切にしていたものでも 決して命には変えられないもし3人のうち 誰か1人でもによ奪われていたら私も同じ 犯罪者になり下がったかもしれないこうし て今も義両親たちと笑い合えているのは もしかしたら奇跡なのかもしれないだから 私は至って平凡な日常だけどその1日1日 を大切に生きていこうと思うのであっ た私は レイ子高校生の娘がいる主婦だ 主婦と言っても働いているので県魚主婦と 言った方が正しい だろう私は父の会社で働いていて今はそれ なりの役職を与えられているだから部下 だって多いし常に周りに気を配って生活し てい た社員はみんないい人だから私もよく しようと勤めてき たある日父が体調不良を訴えてきた 息苦しいと言って咳き込んでいたから風か 何かかなと思っていただが病院へ行ってみ たら風ではなかった らしい検査したら使用マーカーの値が 高かったと言われたらしくすぐに大きな 病院へ回されることになった何がなんだか わけがわから ない主要マーカーって何だっけと思った私 はネットで色々調べたそこに恐ろしいこと が書かれていたので私はぞっとし た父は大きな病院から帰ってきてなんだか 俯いてい た話を聞くと肺がんだった らしい父は喫煙だってしていないし家計に 癌の人間もいなかったのでびっくりしたで も病気は気をつけていてもなるし仕方ない のかもしれない それから父は入院をしたが一向に良くなら なかっただんだん痩せてきてげっそりして しまっ た私は父のお見舞いと仕事で大変忙しく なった母はもう多しているし他に兄弟はい ないだから私がやるしかなかったのだが夫 は私のことなんてどうでもいいみたい だっっ た心配もせず常に遊んでいた えお前の親父さんがガンだってだからなん だよ俺には関係ないから何も手伝わねえ ぜでもちょっとくらい家事をやってほしい のよだって私も疲れてるし忙しいしはあ 疲れるって言われても困るよお前の親父 さんなんだから自分でどうにかしろそれと なって俺がやるわけないだろ俺は男なんだ から はあ男はいつでも偉くなくっちゃな女 みたいに家事なんてしたくねえんだよ家事 をやる男なんて日和なんだよお前はうちの 奴隷なんだからさっさとやっ とけ夫はいつからこんなに亭主関白になっ てしまったんだろう私は頭を抱えてしまっ た もう娘16歳で大きいし自分で何でも できるけど夫は自分のことをやら ないこっちが何もかも準備してあげないと いけないのだまるで大きな赤ん坊が家に いるようだ手がかかるし文句ばかり言って くるので本当に疲れて しまう父のお見舞い仕事家事などで クタクタになって私まで倒れそうだった でもここで倒れたら元もこもないなんとか 栄養ドリンクとサプリメントで乗り切って い ただけど年のせいもあるし無理は聞かない もっと若ければなんだってできたかもしれ ないが私はもう46歳 だそれから父はだんだん眠っている時間が 増えたもう呼びかけても反応が薄くなたの でいよいよかなと思っ た医師からも看護師さんからも覚悟する ように言われたそして父はついに亡くなっ た目を閉じている姿は眠っているようだっ たお父さんお疲れ 様もうこれで苦しくないんだよねもう辛い 治療なんてしなくていいから に眠って ねでもできればもっと一緒にいたかったな 父さんなんで言っちゃうの お父さん年もなく私はワンワン泣いた娘も 泣いていたただ横につったっていた夫は何 も思わなかったのかさっさとその場を後に して自販機で飲み物を買ってい た私たちの文も買ってくれていたのかなと 思っていたが自分の文だけ買ったよう だ何の気遣いもできない人なんだなと思っ たそれから父はダビにふされ た煙が上がっていくのを見てもうこの世に 父がいないことを実感し たそして私は父の会社を正式に継いだ 周りは私のことを全力でサポートして くれる らしい社長という器でないことは自分でも 分かっていたのでなんだか緊張してい た今日からまた新規一点頑張ります皆さん と一緒に働いて今後もいい製品を作れる ように努力します ね社員全員はなき父のために頑張ってくれ た父の悲願であった開発中の製品を仕上げ て売るようになっ た営業さんもみんな優秀だしどんどん 売り上げが伸びていく製品の製造をもっと しなくてはならないので工場を増やそうか と思っていたそんな時夫が私にこんな話を してきたので あるお前さ親父さんの会社ついだけど年収 いくらになるんだ結構儲かるの なんだか嫌な予感がしたのでとっさに嘘を つくことにし た実はなかなか厳しくて370万だよそれ くらいしか儲からないと思うの私って社長 には向いてないし社員の式も落ちてるから ふーそうなん だいつか倒産してしまうかも ねそうなったらお父さんに合わせる顔が ない なまあお前って無能だしな頭も悪いし余も 良くない し夫は笑いながらどこかに行っ た多分実質にこもってゲームでもするの だろういい年していつもゲームしかしてい ないのだ別にお小遣い範囲でソフトなんか を買っているようだしいいけれどもっと 家事を手伝とかしてほしいもう夫に期待し ても意味がないのでどうでもいいかと思い ながら家事を やる高校生の娘も手伝ってくれてすぐに 家事は終わっ た全く少しは娘を見習ってほしいなと思っ たきっと夫の生活能力は娘以下 だろうそれから私は工場増設のために会社 の横の地を買うことにし ここは以前とても大きなお屋敷があった 場所だだがそのお屋敷の旦那さんは高した その後奥さんは施設に入ったそうだ確か もう70歳を超えていたと思う立派なお 屋敷だったのだが奥さんが家を出て施設に 入ってからだんだんボロくなってしまっ ただからうろにも買手がつかなくてついに 屋敷を壊した白ありでも出たのかもしれ ないそして土地だけはなんとか売ろうと 思ったようだまあ土地だけでも売れたら ババ歳だろうその土地はとんでもなく広い のでうちが予定している工場なんて すっぽり入る私は早速その土地を買った そして新しい工場ができた会社はもっと 忙しくなった社員が足りないのでなんとか 増やそうと思ったそこで中途採用や第2 新卒も募集することにしたするとあっと いう間に応募が殺とし た今日からよろしくお願いしますね小さな 会社だけどやっとここまで来られたの 分からないことがあれば先輩に聞いて くださいね私に聞いてくれてもいいです しこうして会社は急成長を遂げた 叩き上げだった父が開発しようとしていた 製品がバンバン売れていく心ざし半場で 散った父の思い出が詰まった製品が売れる たびに嬉しくなっ た工場にもいろんな業者が出入りしていた 私も以前より忙しくなったし周りから もっと頼られるようになったちょっとは 社長らしくなったかなと思ってい たある日私が会社の前につくとそこには義 両親がい た あらレイ子さんあなた儲かっていない なんて嘘をついていたんでしょうは はあ本当はこんなに大きな工場を立て られるぐらい儲かっているのにね いやらしいねお金儲けばっかりやっ てそうだ息子にが少ないとかなんだとか 言ってたくせに実際は儲かっているんじゃ ないのか儲かってるからこんな立派な工場 を立てられるんだろうえ まあねえ私たちにお金をちょうだいよ 私たちももういい年でしょ年金生活で困っ てるのちょっと暗いお金を恵んでよ えそれ はああそんなに稼いでどうするつもりなん だもうれい子さんには親もいないし俺らの ことを本当の親だと思ってくれよ彼らは 自分勝手なことを言っていたお金が欲しい から渡すように言ってきたがそんなことは でき ない私は稼いだお金は娘のために使おうと 思っているからだ娘はとても優秀だし将来 アメリカの大学に行きたいと言っている私 はあまり英語が得意でないが娘のために インターネットで色々調べていた日本の 大学も学費は高いと思うのだがアメリカの 私立大学は桁外れに高いでも私が頑張れば なんとか出してあげられると思っ たそのために必死に働いているのだから義 両親になんて渡せ [音楽] ないどうして私たちに恵んでくれないの 自分たちだけいい思いしようって こと違いますよ娘のために使いたいんです エリの学費のため にそんなのどうでもいいでしょ女の子なん だから高卒で終わらせておけ ばそうだ女子なんて高卒で十分だ昔は高校 も行かなかっただろう大学に行かせる気か ええエリはアメリカの大学に行きたいそう なの [音楽] で笑わせるな女子がアメリカの大学に行っ てどうする女がアメリカの大学なんて聞い たことない ぞギフはゲラゲラ笑っていた津田梅子を 知らないのかなと思っ た大昔にもアメリカの大学を出た女子だっ ているし今は別に珍しくもなんともない 優秀な人ならどこにだって 行ける私は娘のために頑張ってきたので こんな風に言われてイラっとき たそんなにお金が欲しいのなら自分たちで どうにかしたらどうなんだ義父も義母も 66歳だがうちの会社には再雇用されてい てもっと年上の人もいる最高は76歳で彼 らより10歳も年だ父より年上なのだが その76歳の佐々木さんという男性は中途 で入ってきた人 だ さてお邪魔するわよあ待って ください確かあんたの会社ってプラチナを 扱ってたわよねお石にだけ使うんじゃない のねプラチナっ てそれを売ればかなり儲かるなさてどこに あるかなやめてくださいって入らないで くださいよ親は工場に入ってお目当ての ものを物色しようとしていたしかしその時 顔に傷があっていかにも怖そうな男性に 近寄られて怯えてい たらお前ら何しに来たよそ者は帰らんか ここは俺の域だぞ へえなんだこの筋肉お化けは ひ誰が筋肉お化けだどこからどう見ても ただの人間じゃろがううわ近寄るなあんた そっちに逃げてお前らが勝手に入って盗み を働こうとしてたこと聞こえてたんだよ 待てよ警察に突き出してやるいやあ筋肉 だるまくくるな誰が筋肉だるまだ俺の 美しい大体金が目に入らんかふんサイド チェストドスの聞いた声は佐々木さんだ 先ほど言っていた70代のベテランである なぜ義両親がこんなに怯えているかと言う と佐々木さんはこの年でボディビルをやる ほどムキムキだからだ筋肉を見せつけたい ためなのかあがりなのかは知らないが作業 技はズボンだけ履いているそしていつも上 はタンクトップだそれもかなりピチピチの ものを着ている腕はポパイのように太く足 も競輪選手みたいにパンパンだったそして 常に歯をホワイトニングしているそうだが たまに暗い工場でその歯が光っているので 怖いなと思う時があったどこからどう見て も70代に見えないし顔に傷があって ただ者じゃない感じは するこの傷は以前に事故でついたもの らしいが義両親はきっとやばい人間だと 思ったのだろう別に佐々木さんはヤザでも なんでもないしただ趣味がボディビルなど でいかつく見えるだけだあと普段は標準語 で喋っているがたまに方言が出てしまう それが結構怖かったちょっとどう言って あんた邪魔よあの筋肉だるまが追いかけて くるでしょお前こそ邪魔だ外に出られ たよし 逃げようだがその時だったギボと義父が 叫び出したのだ ぎゃーどどうしたうわ 一体どうしたのかと思って近寄ったなんと 彼らの頭と顔には鳩のがついている いやあ気持ち悪い臭い うえ助けて くれそうこの工場の入り口には鳩が 住みついているなぜ住みついているのか 知らないが気に入っているのか大量の鳩が いただから私はいつもこの入り口からでは なく裏口から入るさっきも私は裏口に回っ て入っていたもし引っかけられたりしたら 嫌だからだ両親はそんなことなんて全く 知らないので鳩にふをかけられてわめいて いた頭も顔も白くなっているしなんなら肩 も 白い汚いなあと思いながら冷めた目で見て しまった ああよくやってくれたなありがと な佐々木さんがそう言うと1話の鳩が ばさっと飛んだそしてくるくと泣いてから また義母と義父の上にをかけてい たぎーくっせ助けろどうにかしろあああ前 が見えない眼鏡が [音楽] ここに勝手に入る奴らはハトたちが許され んだよお前ら盗を働こうとしたバツじゃだ だからって [音楽] こんなれこさん助けてよあはいさっき警察 呼んでたのでお迎え来ると思いますまあ くらいは貸してもらえるんじゃないですか 知りませんけどねさすがに汚い格好で 取り調べは警察も嫌でしょうし え警察を呼んだですって ええさっきお母さんたちが騒いでる最中に こっそり呼びましたなんてことしてくれた んだお前が金をよさないから悪いんだ ぞなぜ私が怒られないといけのか全く理解 できない夫から年収の話を聞きそしてうち の工場が新しくできているのを見て儲かっ ていると思ったんだろうそれから私から何 としてもお金を巻き上げるためにここまで やってきたのだろうが渡すわけもないし 許すわけもない私が呼んだ警察はすぐに 到着しただが警察官は義両親を見て顔を しかめていただって鳩のだらけで物 すごく汚いからだああの警察に連れて行か れるなんて嫌なんです俺たち何も盗んで ませんそうです逆に怖い目に合わされまし た脅されたんですよ脅してなんかいません けどそっちが勝手に入っていってわめいて いただけですよね佐々木さんだって変な こと言ったりしてないですねえ佐々木さん あああのあほんだが勝手に騒いどっただけ じゃ全く抜けじゃないや手錠なんてかけ ないでその前に服をどうに かなんと義両親はとても汚い格好のまま パトカーに乗せられた後で何か服でも貸し てもらえるんだろうかその辺は詳しくない ので知ら まあ取り調べ中に臭かったら嫌だろうし 何かしてくれる だろうこんな頭がおかしな連中の相手をし なければならないなんて警察の人も大変だ なと思ったお前のせいで母さんたちが警察 に捕まった瀬頭美とかなんとか言われて しまったじゃねえかだから何あんた年収を 気にしてたけどどうせお金を当てにしてた んでしでしょえま その何かやしい事情でもある の父さんと母さんが投資に失敗したから なんとか手はないかって考えてたんだよそ したらお前が新しい工場とか立てて結構 稼いでそうだから盗みを働けって言ったん だはいありがとうございます強者ですね今 の録音してあるからあ ト通報いたし ますこうして夫は共作犯として警察に連れ て行かれた未遂だったとしてもこんな義 両親と夫なんてもう一生その辺をうろつい て欲しくないだから刑務所で最後まで 暮らしてほしいと思うほどだっ た私はあれから離婚した元夫は悪い噂が 立ち会社で浮いた存在になってしまったら らしいしかし娘のために養育費を支払って ほしいのでなんとしても働いてくれと思っ た元夫はうつだのなんだの言っていたが 結婚していた時の私の方がうになりそう だったそれにひどい発言だってされていた から慰謝料も請求したこんな人間は結婚 するべきではないそして親になる資格も なかったということだ義両親は窃盗未遂が ご近所中に知れ渡ったそして鳩のふん まみれで警察に連れて行かれるところまで 目撃されていた らしいしかも笑えるあだ名までつけられた そうだきっと見ていた人は頭がおかしい 人間が騒いでいると思ったに違い ない私はもう元夫と離婚し今は娘と2人 暮らしだ娘は毎日英語を点に勉強し英語塾 にも通って いるこれからは会社の成長と娘の学費の ために 頑張ろうなき父が残してくれた会社で もっと世の中に貢献できたら嬉しいなと 思って いる ああ手続きとかは全部お前に任せるよ結婚 後私たちはの購入を検討していたしかし 旦那は全て私に任せきりだった彼は仕事柄 休みが少なく時間を奪われるのが嫌なの だろう大して私は仕事はしているものの 時間には余裕があった仕方なく旦那の言わ れた通りに全てのことを運ぶ私そして不 動産屋で物件を契約しようと思った時店員 が行ってきた 旦那さんの名義ではこの物件を購入する ことはできませんなぜなら年収が私はその 言葉を聞いて驚愕した旦那の年収がこれ ほどまでに低いとは思わなかった結局名義 を私に変更して物件は購入したのだが私の 名前はわしあかウブデザイナーの職につい て年目を迎える29歳だ新卒で働いていた 会社を退職し去年からフリーランスとして 働いている仕事一筋の私はあまりお金に 執着がなかった初任休でもらった与もこれ までずっと株式投資に回して資産を築いて きたそんな私には5つ上の旦那のかがいる 彼は配送ドライバーでいわゆる業に従事し ていた彼との出会いのきっかけは駅の ホームだ私が気づかず落としてしまった 財布を彼は後ろから必死に追いかけてきて 渡してくれたそのお礼に私が食事へと誘い 関係性が親密になっていくと交際に発展し たそして1年と半年前私たちは晴れて新婚 夫婦になったのだしかし結婚後私たちの 夫婦生活は私の想像していたものとは全く 違った旦那は朝から晩まで働かされる ブラック企業に務めておりフリーランスの 私も案件がずっと溜まっていた今は1系の アパートで2人暮らしなのだがそろそろ私 は一戸建てに住みたいと思っているお互い に仕事をするにあたって何か モチベーションにつがるものがあればと 思ったからだ私にとってもこれ以上狭い家 で仕事をするのはストレスだったそこで私 は旦那の休日に新しい家の購入の話を 持ちかけたねえ和弘さん私たち結婚もした ことだし新しい家でも購入しない眠そうな 目でソファーに横たわる旦那もこの言葉に は驚いたのか飛び起きたいいえうん そろそろこの家は狭すぎて限界だと思うの だったら俺が条件提示していいか私はその 言葉に驚いたが旦那は近くにあったメモ 用紙に自分の希望条件を書き記し私に渡し たその内容は4LDK以上で風呂が2つ 自動開閉式天井など私の思い描く家とは だいぶ異なっていたじ自動の天井なんて いらないよそれにお風呂だって1つで良く ない私の反論に旦那が強めの口調で返して くるいやだめだねこれはロマンだ一見や 購入なんて人生で1度あるかないかの 買い物だぞ絶対中途半端じゃ嫌だからこう なってしまっては旦那は頑固極まりない私 も進まない話に時間をかけるくらいなら 仕事にをかけたいと思ってしまう結局私は しぶしぶ旦那の意見を受け入れることにし たそれじゃあ今度一緒に不動産に行き ましょうすると旦那は急にめんどくさそう な顔したああいいよいいよそういうのは 全部あかに任せるよ俺は仕事で疲れてるん だあは頼んだそうそう言って旦那は再び ソファーに横にスマホをいじり始めるこの 人は結婚しているという自覚があるの だろうか人生で1番大きな買い物をしよう としているのにまるで協力的ではない自分 の要件だけ伝えると満足したように自分の 世界へと戻っていく旦那呆れた私は1回 ため息をついていっただったらあなたの 年収が分かるものだけ置いといて審査ある だろう提出するから私がそう言うとそれ なら俺の貴重品が入った引き出しにある から勝手に取ってってと言って今度は イヤホンまでして完全に私との会話を シャットダウンした亭主関白とまではいか ないが旦那は私に言いたいことだけ言って 後は全て上の空だ正直言って自己中極まり ない はあ結婚前は優しかったんだけどな財布 拾ってくれた時の出来事が嘘のようだわ私 は聞こえているのかわからない旦那にそう 呟いて自分の部屋へと向かった体の異変に 気がついたのはその日の夜だった仕事を 終えた私はふとカレンダーに目をやった そういえばもう2ヶ月も生理が来てない私 は立が重くそして不規則だった1ヶ月遅れ てくることは今までに何回かあったのだが さすがに2ヶ月来ないのは初めてだ まさか不安に思った私はあらかじめ買って あった検査役を使って検査したすると結果 は妖精私は妊娠していたかさん私妊娠した 私の報告に旦那は見ていたテレビの前で 固まったまマジ驚く旦那に私は言ったこれ からは出産やらなんやらで忙しくなると 思うから家の購入をなるべく早くしようと 思うのだから明日不動産に行ってくるわお おお旦那はまだ明けに取られている信じ られないといった様子だしかし次に旦那が 言った言葉は今度は私を驚かせるものだっ たあのさ子供は諦めないか予想してい なかった言葉に私は固まった え諦めるってつまり産まないってこ私が 言い終わる前に旦那が頷くうんその認識で 会ってるよいやいやいやなんでよ私は必死 に反論したこの時私は旦那との間に妙な 温度さを感じ始めていただってさ俺子供 作るきなんてなかったしたまたまでき ちゃったわけでちょっと楽しんだだけで 妊娠するなんてお前どれだけ製造本能高い んだよ旦那は苦笑いしながら言ってきた その言葉はあまりに心ないもので私を無 意識に傷つける私はまで叩かれたような 強い衝撃を感じたそれに子供がいたら遊べ なくなるし旦那の発言はまるでダダを こねる子供のようだしかし私はここで怯む わけにはいかなかったお腹に宿った大事な 命だ絶対に産もうと決めたそして子供には 絶対に父親が必要だこの人にしっかりして もらわなきゃ今思うとこの時の考えが 間違いだったとつくづく思い知らされる 和弘さんお願いだからちゃんとして世の中 の30代の人たちは私たちよりも早く 子育てを頑張ってるのよ私も精一杯頑張る からあなたも頑張ろうよ私の熱意が伝わっ たのか旦那はしぶしぶ諦めたように分かっ たと言ってきた私はその言葉を聞いて ひとまず安心すると次の日不動産屋に足を 運んだご希望する条件では相場より高く なってしまいます私と旦那の希望を描いた 紙を見た店員はうったそれから店員は1枚 の髪を私に差し出してきたわし様の条件が 全て兼ね備えられた物件はこれだけです いくつも候補が上げられた中から全条件が 一致したのがたった1つしかしそれも 7000万とやはり条件を多く提示した だけに価格がはるかに高かったしかしこれ からは家族も1人増える予定だここで妥協 するのも気が引けたそして私は考えた末に この物件を購入しますと言ったそのまま 購入手続きに移行したそれでは審査書類に 必要項目をお書きくださいご名義はどちら になさいますか旦那で私は記入用紙の項目 を埋めていったすると年収の欄を記載する ところで私のペンは止まったえかさんって 年収 250万旦那から預かっていた旧予名祭の 紙を見て思わず呟いた私は旦那とあまりお 金の話はしたことがない今の生活において も半分ずつ費用を出し残りはお互いに貯金 をしているそのため私は旦那の給与事情を 把握していないまま来てしまっていたのだ 申し訳にくいのですがこの額ですと審査は 通りにくいかと申し訳なさそうに言って くる店員を見て私は思わず恥ずかしくなっ たさらに店員は続けるちなみにこちらの 物件を気にかけているお客様があとお2人 ほどおります今日を逃せばもしかしたら 売り切れになる可能性もございます私に とってその言葉はプレッシャー以外の何者 でもなかったそこまで言われたらどうして も今日買うべきだと思えてしまう私は しばらく悩んでから仕方なく名義を私に 変更することにしたそして大胆なことに 一括で購入することに決めた今まで株式 投資で貯めたお金と祖父が残してくれた 遺産を合わせればなんとか 賄える貯金はまたこれから増やせばいい だけの話だ私の行動に店員も最初こそ驚い ていたがあは事務的に対処してくれたこう して私たちは1ヶ月後夢のホームを手に 入れ引っ越したうひゃーすげえじゃん旦那 は新居に入るなり息よよとした声で叫んだ そういえば赤ちゃんウムんだろう実家に 帰るのか旦那はほどきをしながら私に質問 してくるうんその予定私の実家は北海道だ 都内で出産してもいいのだがやはり実家で 出産する方が気持ち的には安心だ そか頑張れよ旦那のそのセリフはどこか 他人事に感じた大丈夫かな不安だけが募る 私に旦那が追い打ちをかけてくる俺子供が 生まれても仕事をやめられないから子育て は頼んだぞ産みたいって言ったのはお前だ からちょちょっと私の仕事はそんなの知ら ねえよ旦那はに答えたあの時私が伝えた 熱意に対する旦那の返事はその場しのぎ だったのか私は一気に暗い気持ちに 突き落とされたこうして私たちの新居生活 は時間だけが過ぎていくそして流れに 逆らうかのように私たちの夫婦中は徐々に 覚めていったお腹も膨れ上がり出産予定日 まで3週間前になったところで私は実生し たそして無事男の子を出産だが生まれてき た赤ちゃんは肺の機能が平均よりも弱かっ たそのためしばらく様子を見るために入院 することになり私だけが一度起きすること になった帰りは母が私に行った何かあっ たらいつでも戻ってくるのよ私はその言葉 を聞いてこれが母星なのかと実感した実家 にいる間私は両親に夫婦生活のことについ て色々と話していた私の心が軽くなって いく分両親の顔は少しずつ曇っていった そして父の一言で私はあることを考えてい たのだった飛行機に登場して2時間後私は 東京に到着したそのまま新築の我が家を 目指す家の前に着くと駐車場に知らない車 が1台止まっているのが目に入った不審に 思った私は恐る恐る玄関の扉を開けたする とそこには大量の靴が脱ぎからかされてい たそして奥から旦那の声が聞こえてくる おふに親父開いている部屋は自由に使って くれ私は旦那のその声から家にいるのが義 両親たちであることを悟った そのままリビングに向かうと案の定義家族 全員が勢揃いしていた義父に義母そして 義兄が2人に義が2人旦那を合わせると7 人が集結していることになるちょっとな何 やってるのよリビングに入るなり私は大声 をあげたその声に全員が振り返るおお帰っ たのか男の子だって旦那の質問を無視して 私は続けたていうかなんで電話に出ないの よ何回もかけたのにするとそこに義母が 割って入ってくるまあまあ落ち着いてそれ より赤ちゃんは私たち初孫を抱くの楽しみ にしていたのよとりあえず私は義母の質問 に答え たに少し問題があって北海道に置いてき ましたそれよりなんでみんないるんですか それとさっき部屋がどうとかって聞こえ ましたけど私の質問に義家族は全員で顔を 見合わせたそして代表するかのように旦那 が私の質問に答えてくる考えたんだけどさ 俺ら2人じゃこの家広いし掃除とかも大変 だろう子育てだってあるしだからみんなで 暮らす俺の家族と俺とお前を入れた8人で それが嫌なら出てけって思うんだ けど私は頭が真っ白になったこの人は一体 何を言っているのだろう私が出産で苦労し ている間勝手に義家族を家にあげて 盛り上がっているさらに私にねいの言葉も なければしまには追い出そうとしてくる 始末だだ私は思わずあけに取られ少しの間 立ち尽くしたすると旦那が再び行ってくる どうするの残る出 てく淡々と聞いてくる旦那の顔を見て私は ふと父にかけられた言葉が蘇っ たそんなしょうもない旦那は捨ててこっち に戻ってきなさいいも今売ればある程度は お金にになるだろう時には捨てるという 選択も大事だ ぞ脳内で繰り返し響く父からの言葉私は その言葉を思い出すと目の前の光景がどう でもよく思えてきたそして私はすーっと 意識が落ちたのを実感すると無意識に口を 開いてい たなんか勘違いしてるみたいだけど私この 家売りに来たんだけど私が吐いた言葉は 半分正解で半分不正解だ父に実家に戻って こいと言われてからずっと購入したマイ ホームのことを考えていた買ったばかりの 家を手放すのは惜しいけれどこれ以上旦那 と一緒にいることも難しいだっったらいそ この家を売ってしまおう私はそう考えてい たのだそしてそれを伝えられる状況は 間違いなく今だ決して感情的になっていっ たのではない言うべくしていったのだ当然 私からの言葉に旦那と義家族は驚いた顔を したはいやいやちょっと待てよこの家の 名義は俺だろう勝手なこと言うなってそっ かあなたにはそういえば言ってなかったね 何を旦那の声は少しイラついていた家を 買うにあたってあなたが全部私に任せっ きりにしたのは覚えてるわよねそうなの俺 に聞かれても知るわけなかろう私の発言に 義両親はお互いに小言を言い合っている その光景に焦ったのか旦那はい今そんな こと関係ないだろうと逆切れしてきた そんな旦那に私は説明を続ける結論から 言うとねの年収じゃ家を買うのに審査通ら なかったのよ34歳にもなって年収 250万なんてびっっくりしたわ私がそう 言うと今度は義兄弟が反応したへ嘘私で すら400はもらってるよ1番年齢の低い 義妹がそう言った彼女の年齢は27歳だ 少しずつ私の言葉で動揺していく義家族を 見て旦那も焦り始めていたああみか余計な こと言うなよ旦那の顔には少しばかり汗が 浮かんでいる本当のことでしょ赤ちゃん だって妊娠したって分かった瞬間あなた おろそうって言ったものね今思えばあの時 あなたと別れるべきだったのかもね私が 何かを言えば言うほど義家族は驚いた反応 をするどうやら旦那は何も話していない ようだた頼むからやめてくれあなたが巻い た種でしょう焦る旦那とは対象的に至って 冷静な私旦那の顔がみるみる引きつって いくのがわかるすると義父が訪ねてきた ところでなんでこの家を売るのかねこの家 を買うにあたってさんの収入では審査が 通りませんでしたなので私が一括で購入 することにしたんですななんだっておお前 そんな稼いでいたのか旦那の驚いた声が 響く仕事柄収入は多い方よそれよりも私は あなたと違って散在しないの昔からずっと 余ったお金は株に回してきたのよ今では その売買利益と配当金だけで生活ができる わ私がそう言うと義家族全員はシーンと 黙ってしまった私は状況を察するのが早い なと思った家を購入したのが私である以上 旦那や義家族になす術はないだが旦那だけ は王場際が悪かったた頼むよ占いでくれ俺 たちと一緒に仲良く暮らそうぜな こった表情で私に語りかけてくる旦那その 姿を見てあまりにも情けなく見えた私は 旦那を一周したふざけないで全部人任せで 家を買ったのもあなたじゃないのになんで あなたにお願いする権利があると思ってる の冗談もその性格だけにしてちょうだい 赤ちゃんのことだって私は許さないから あなたとは今日で離婚よ私が言った離婚と いう言葉に旦那はかなり慌てている義家族 全員の視線が旦那の同行に集まったり離婚 いや嘘だよな第一なんでお父さんたちを 一緒に住まわせようと思ったわけ何の相談 もなしにさ私はずっと疑問に思ってここ まで聞けていなかったことをようやく口に したそれは親高校がしたかったんだよ俺に も何かできると思って旦那の発言に反応し たのは義父だったふざけるな人の労力の 成果を奪ってまで親高校されたって嬉しく ないわそうよてっきりあんたが家を自分で 買ったって言うから嬉しい気持ちで来たの にとんだ裏切りじゃないお兄ちゃんさい って信じられないなんと私より先に旦那は 義家族全員に攻撃され始めたそんな旦那は みるみる小さくなっていくた頼むやめて くれ弱々しく言う旦那にみんなはすっかり 呆れていたそして義両親が2人とも私の方 に向くとブカブカとお辞儀をしてきたこの 度はうちの息子が住まなかった私たちは 黙って出ていくからあはこの子のことを 似るなりくなり好きにしていいわおお ふ弱々しく言う旦那に希望は一言お黙りと 言ってけちらしたその言葉にビクッと体を ふわせる旦那その姿はライオンの群れを 追放された雄のようだった今の旦那には男 としても妻を持つ夫としての魅力も一切 残されていないそんな旦那にこれで分かっ たでしょあなたと私ではもうこれ以上住む 世界が違うのあなたはあなただけのロマン を1人で追いかけてちょうだいさようなら あとは法を交えて話し合いましょう養育費 とかの話し合いもあるしねと言い放った その後旦那はゆっくりと膝から崩れ落ち そしてしばらく動かなくなったそれから2 日後私と旦那は離婚届けにサインをして 離婚した今後は養育費について話し合う 予定だもちろん真剣は私がもらった今の 旦那には子供を養う財力も器も存在しない 自分が1番可愛いと思っている旦那に子供 を渡すと思うだけで背筋がずっとしたそれ から私は北海道に再び帰省したそして入院 していた我が子を引き取り実家へ戻った ここなら安心して育児をすることができる 仕事も私の場合は全てオンラインで解決 できるため場所を選ばないのはありがたい これからはのびのびと生活することが できるだろう一方元旦那はと言うとあの日 両親たちに感動され今は1人でひっそりと 生きているそうだ元義両親とは未だに連絡 を取っているため元旦那の様子は全て私の 耳に入ってきていたデリカシーのないこと ばかりを私に行ってきた元旦那それでも私 が変われば元旦那も心を入れ替えてくれる だろうと思っていた私が朝だった今回の 出来事で人はそう簡単にわのだと 思い知らされたしかし今の私には元旦那と いた時よりも充実した日が待っているそれ は当然生まれてきた赤ちゃんの存在だこれ からの私は母親でもある仕事も育児も 頑張っていかなければならない私はそう 思いながら初めてのミルクをあげるので あった は30歳の経営者で小さな亭を切り盛りし ている家族は自分の暴行で援護教師を務め ている同年の夫孝と同居の義両親子供は まだいない私たちは義実家で同居している が義両親との仲は良好私が経営している亭 に義母は時折り友人を連れて食事に来て くれるのだが さんのお店は雰囲気も上品で美味しいお 料理がリーズナブルに食べられるからお 友達にも評判なのよといつも褒めてくれ 義父は大手企業の営業マを現役で勤めて いるが大切な相談の時にはうちのお店を 使ってくださるので本当にありがたく思っ て いるだけど私が1番感謝しているのは夫彼 は毎日夜遅く帰宅するる私をいてくれ夕食 を温めてくれたりお風呂を沸かしてくれ たりと疲れた私を至ってくれ た私は高校卒業と同時にこの亭で働き始め た実はこの両は私の祖母が開き女将を務め ていたのだが2年前に亡くなり継ぐ予定 だった母は体が弱く入隊員を繰り返してい て継ぐのは難しいので私が後を継いだの だった私の母は大人しくはげな雰囲気なの だが祖母はとても厳しく気の強い人だった 孫だからと甘やかすことはなくそれはそれ は厳しく私におとしての心得や修行をつけ た私は立ち振る舞いから着物の着こなし長 品の先やお花の行け方まで徹底的に仕込ま れたのだ何かそそがあるとそんな低たらで 本当にこの両を気があるのか いそうきつく言われて随分叱られたが祖母 が厳しいのは私にだけではなかった厨房に も毎日チェックに入り何かあると板長の 勝也さんにあんたこんなものをお客様にお 出しする機会これじゃお様からお題は いただけないよ厳しく指摘しその度に勝也 さんは お姉さんすんませんでしたというのだった 祖母は大体は女将さんと呼ばれていたが かやさんからはなぜか姉さんと呼ばれてい た彼自身はすでに還暦を迎えたおじいさん だが普段は穏やかで板場の若い州にも荒い 言葉なんて使わない優しい人格者 だ怒なって人が育つんなら俺はいくらでも 怒鳴るよでもそんなんじゃ人は育たない から なあいつも穏やかに諭すように人を育てる そんな人だった私が祖母に叱られて 落ち込んでいるとよこちゃん姉さんは会っ ているけど自分の後釜だって期待している から厳しくしているんだ 私が腐ることのないように何度も諭して くれたかや様私にとって優しいおじい ちゃんのような存在だった女として未熟な 私がなんとかやってこれているのはかや さんははめとするスタッフや義両親夫の おかげだと本当に感謝して いるだけど1人だけ私の足を引っ張るもの がいたそれは義のありさん 彼女は夫の10歳年下の妹なのだが兄で あるかやをしたいすぎるあまり私を適しし ているのだっ たこの泥棒猫よくも私の大事なお兄ちゃん を取ったわ ね結婚の挨拶に伺った時彼女は涙目で私を 睨みつけながらそう吐き捨てた隣にいた 義母がすぐになんてことを言うのと注意し たが彼女は止まら 私は絶対に絶対にあんたとお兄ちゃんの 結婚なんて認めない から足音も荒く部屋を出ていったのだ隣に いた夫が妹があんな態度を取ってごめん年 が離れていてつい甘やかしたからすぐに 謝ってくれ義両親も娘が失礼な言動をして 申し訳ないと頭を下げてくれた私は彼女と うまくやっていけるか不安を感じたが 案の定私の不安は同居後すぐに敵中したの だっ た彼女は疑実家に入った私を無視したり物 を隠すという意地悪をした最初は靴を隠し たり挨拶を無視する程度でさほど実害は なかっただけど彼女の行動は徐々に エスカレートし実害が出るようになったの だった 勝手に部屋に入っては私の化粧品や仕事に 使っていたメモ帳などを捨てる夫から もらった大切なネックレスや指輪を勝手に 持ち出して使いボロボロにして返却する ことを何度もした勝手に部屋に入って私の 持ち物を捨てたり持ち出すのはやめて困る のよ私は何度も注意したがここは私の家よ 自分の家でが何をしようが勝手じゃない そう言って開き直ったその度に義両親が 洋子さんに意地悪をするのは高に意地悪を するのと同じだと彼女を叱りさしたが彼女 はみんなあいつに騙されていると言って 聞く耳を持つことはなかったもちろん夫も 彼女が何かをするたびにどうしてよを困ら せるんだやめなさいとりけたが全く効果は なくさらに彼女は悪自慢をするようになっ た私には悪の友達が何人もいるのよ私が 収集をかけたらすぐに集まってあんた なんかすぐにこテパ よ悪い仲間とつむなんてやめなさいと注意 する義両親に対して もお父さんとお母さんはいい子ぶりこの あいつばっかりひきするんだからマジ うざい口汚く反抗するのでもう手がつけ られない状態だっ たそんな生活が2年半ほど続き彼女は大学 受験が終わった後に私にとんでもないこと をやらかした彼女は私の部屋に忍び込むと 財布を持ち出しお金を抜き取ると私の身分 証明書を全て捨ててしまったのださらに 仕事用のや帯もタンスから全て引っ張り 出して切り刻んだすぐに警察に行き運転 免許証は再発してもらい保険証もすぐに再 発行の手続きをしてもらったがついに夫の 堪忍袋の尾が切れたいい加減にしろもう これは嫌がらせではない犯罪だいくらよこ が気に入らないからってこんなこと許さ ない ぞ彼女を厳しく娘義両親も彼女を厳しく 出席私には娘が本当にとんでもないことを して申し訳ないと何度も何度も頭を下げ 着物や帯は弁償をしてくれたそして本来 彼女は疑実家から大学に通う予定だったの だがこんなことをするならもう家に置け ないという理由で1人暮らしをさせること になったのだだけど彼女はこの女のせいで 追い出されることになったと 大騒ぎ親戚や近所の人などにもあること ないことを言いふらしたので私は一時期 義理の妹を追い出したとんでもない嫁と いうレッテルを貼られた月日が流れそんな 彼女も二十歳の成人式を迎える頃になった どうやら1人暮らしをして自分のことを 自分でしなければいけないさらには1人 だけで過ごさなければならない環境に今 までの自分の行いを反省したらしいなんと 成人式の前日に私に謝罪をしたの だ今までお姉さんに迷惑をかけて申し訳 ございませんでした私1人になって色々と 分かったん ですと涙を浮かべ私に謝罪する彼女は本当 に反省をしているように見えた私もこれ からはあなたと仲良くしていきたいと伝え 彼女を許すことにしただから私はこれから はありさんとうまくやっていけるだろうと 思っていただけどそれは大きな間違いだっ た成人式が終わった数日後彼女が所属して いるサークルで成人のお祝い会を開催する からと彼女はうちの両の2万円のコース 24人分の予約を入れてくれた忘年会新年 会シーズンが終わり換算機の亭としては とても大きな収入になるので本当に ありがたい予約だったしかし当日予約時間 になっても誰も来ることはなかったのだ私 は慌てて彼女に連絡をしたこの亭は本当に 小さいので4人の予約を入れるとお店を 貸し切りにしなければならず常連さんや他 のお客様にもこの日は貸し切りだと全て 断っていたのもあり来てもらわないと本当 に困るのだ何かあったのではないかと思い 何度か電話をすると彼女は出たのだ がもしもしありさんもう予約時間が過ぎて いるんだけど何かあったのすると彼女は ふふんと鼻で笑ったかと思うとはあ私が 行くわけないでしょあんな小汚くて狭い店 でご飯なんか食べるわけないじゃない キャンセルよ キャンセルもう駅前の高級居酒屋で 盛り上がって ま私は彼女の言葉に絶したがすぐに気を 取り直して食い下がった今日はあなたたち のために店を貸し切りにしている よそんなの知らないわよ今回の予約は あんたが調子に乗っていたからキャンセル する前提で予約してやったのあんな謝罪を 信じて私の予約を受けるなんてあんたバカ だよ ねわかりましたじゃあ当日キャンセルだ から料金は100%いただきます2万円の コース24人分ですから総額48万円のお 支払い し ますこみ上げる怒りをなんとか抑えて事務 的に伝えた48万そんなの払うわけない でしょ義の妹からお金取るなんて何考え てるのよそうそうキャンセルのことを お父さんたちやお兄ちゃんに言ったら許さ ないわよ私の彼氏はスカット組の組員だし 友達も同じよもし言いつけたら友達と彼氏 があんたの店に押しかけてやるんだから スカット組はここらでは知らない人はい ない組織ださすがに店に押しかけられては 困ると思っていると心配して横でこの電話 を聞いていたかやさんが名前を聞いてくれ と言い出し た私の彼氏は徹夜っていうの改造バイクの 徹夜っていうこの界隈では知らない人がい ない大物よそれに友達はドリフのマチ子て いう大物なの はあ私はそのよくわからない通り名を聞い てため息をついたそんな人が本当にいるの かと疑ってしまったからだ勝也さんはその 名前を聞いて改造バイクの徹夜ドリフトの 町かなんだそりゃ聞いたことねえな心理 会私に電話を変わってくれと促した もしもしその2人を電話に出してくれない かあなた 誰その改造バイクの徹夜たちに変わってく れって言っているんだ登り竜の勝也が呼ん でいるって言ったらすぐ分かるはず だ登り龍の 勝也そうだ俺はのり龍の勝也だスカット 初代組長勝つやっていった方が分かり やすいかなもし知らないのならそいつは 潜りだぞお嬢さんえまさか本物のスカット 組の人急にドスの聞いた声を出したかや さんに彼女はうえ私も驚いて一瞬言葉を 失ったがふとあることを思い出し た俺は昔結構な悪だったんだけど足を洗っ た時にはもう社会に居場所がなかったん だだけど姉さんは俺たちみたいな はみ出し者が全頭に働く場所を作るために この店を開いてくれただから姉さんには頭 が上がらねえんだただの幼馴染みで弟分 だった俺のためにここまでしてくれたんだ から なあかやさんが昔そんな話をしてくれたの だが私は話半分にしか聞いていなかった まさか初代長たとはと心底驚いた俺一応は 足笑ってるんだけどある程度は現役の組員 のことは把握しているまして大物なん だろう俺が知らない方がおかしいんだ よいいるったらいるわよ私の彼氏と友達は 大物なの よ彼女は強がるように言ったがそうかい じゃあその大物ととやらのご尊顔を見せて くれ よちょっと待ってなと言いかやさんは私に また受話を持たせると自分のスマホを持っ てお店から出ていったとりあえず キャンセル量は必ずお支払いいただきます あなたが払わないならお父さんたちとたに 報告しますから ね私はそろそろ電話を切って義両親か夫に 連絡を取ろうと考えていた彼女がが支払わ ないと言い張っているキャンセル量 48万円をどうやって支払ってもらおうか と考える方向に考えを変えたのだ私は 48万は払わないからね分かった聞いてる の彼女が大声をあげた時だった彼女の後ろ が騒がしくなり友達らしき女性の声がした のだちょっとあんたを出せてからの悪い男 たちが集まっきたんだ けどその声がしたと同時に明かりって ドイツだ今すぐ出てこいと大きな声がした そして改造バイクの徹夜ドリフトのまち子 お前らもだとこれまた大きな声がしたのだ いつの間にか帰ってきていた勝也さんが さっき2代目に連絡をして若い週をお迎え にやってもらったよ女子大生のいたずらに 付き合わされるような抜けたやらにはお 仕置きが必要だからなまあ本当にそんなや がいればの話だけどそう彼女の背後でした 大きな声はスカット組の若い臭の声だった ちょっと待ってそんな人いないの改造 バイクの徹夜とドリフトのマチ子なんてい ませんごめん なさい私はかやさんと顔を見合わせ やっぱりと思った彼女はあくまでも普通の 女の子だ少々荒れた生活をしていたとは いえそうそう人形系の知り合いなんてでき ないだろうましてや改造バイクの徹夜や ドリフトのマチ子なんて映画や漫画の世界 じゃあるまいしいるわけがないのだ やっぱりなあうちの組の名前を語っていた の か呆れたように言った勝也さんはちょっと コーヒーブレイクをしてくるすぐに帰って くるとまたお店を出ていったごめんなさい ごめんなさいもう2度とスカット組の名前 なんて語りませんどうやらスマホが スピーカーになっているのか周りの サークルメイトたちがあの子あんな男たち とつるんでいたのとひそひそ話をしている 声も入ってき たあかりちゃん今日うちの亭をドタキャン した分の48万円のお支払いをよろしくね そうそう払うのが嫌だからって改造バイク の徹夜さんとドリフトのまち子さんをお店 に起こしてもうちのお店はもう営業時間が 終わるから誰もいないって伝えておいてね 私はとりあえず大切な要件だけを告げると お前自分が店のキャンセル量を払うのが嫌 だからってうちの組員をでっち上げていた んがちょっとそんなこと言わないでよて いうかお姉さん助け男たちの怒号と彼女の 悲鳴が鳴り響く受話を置いたこれ以上話を しても無駄だと判断したからだ彼女は今 までちょっとおいが過ぎた少しお仕置きを された方がいいそう思いながらキャンセル された24人分の食材をどうしようかと 考えを巡らせたのだっ たその後彼女は勝也さんと夫両親に連れ られて両手とやってきたどうやら勝也さん が霊の居酒屋に行き彼女を回収さらに疑 実家に行って夫と義両親に説明したらしい のだ夫と義両親は私に土下座をして謝罪 うちの娘が本当に申し訳ないことをした 必ず償わせると言い夫も妹が本当に迷惑を かけて悪いことををしたと私の気持ちに 寄り添う姿勢を見せてくれたありさんは よほどスカット組の男たちが怖かったのか 真っ青になって号泣していたが義両親に きちんと謝りなさいと床に頭をこすりつけ られ謝罪をさせられた申し訳ございません もう2度とお姉さんに迷惑をかけません 近寄りません涙ながらに誓ったさらにここ に来る際に義両親は銀行により彼女に命じ てアルバイト代を貯めた貯金を下ろさせ キャンセル代48万円をその場で支払って くれた最初私は受け取りを拒否義両親と夫 が迷惑料として受け取ってくれと言ったの でありがたくいいただが実は予約は キャンセルにはならなかったの ださんから話を聞いたありさんとは別の 幹事が二次会で伺いたいと言ってくれその 場にいた人たち全員が来てくれたからだ もちろんありさんは2次会には参加せず義 両親に引きずられて帰宅サークルメイト たちはスカット組の名前を語ったりお店に 嫌がらせで予約するなんてありえないもう あの子と関わるのはやめようそんなことを 言っていた結局ありさんは義両親に大学も アルバイトも辞めさせられて義実家に戻さ れた今は義両親に監視されながら生活義母 と同じパート先で働くことになり家でも外 でも見張られる自由のない生活をしている そして義両親はこんなことがあったからと 私たちとの同居 解消私たちは近所にアパートを借りて住む ことになったのだが私は結婚と同時に同居 したので夫と2人きりの生活はなんだか 新鮮で少しくすぐったい気持ちになり ますます夫との仲が深まったもちろん両の 経営も順調で毎日お客様を迎える喜びを 噛みしめこれからもこの幸せな毎日を大切 に人に迷惑をかけないように過ごして聞き たいと思って いる私の名前はみゆ38歳夫の高氏とは 今年で結婚10年目になる私や私の両親を とても大事にしてくれるいい夫だしかし 自分勝手で上から目線な弟の嫁七江さんの せいで最近は夫との関係性がギシするよう になってしまったそもそもの発端は弟と七 が結婚し2人に子供が生まれてからのこと だ七が3年連続年後を出産した時には祝福 の気持ちと同時に驚きも大きかった看護師 として長年働き続けていた七は結婚後すぐ に1人目を授かり出産して育休が開けても 少し働くと数ヶ月後にはまた級を取ってい て内からは冷たい目でていると話していた 弟も簡単に級や有給が取れるような仕事で はない3人目を産んだら産後すぐ復帰する んだと生き込んでいた七を見て子供たちの 保育園はきちんと決まっているのだなと 関心していたのも つの最初こそ3人の子供たちは毎日のよう に保育園に預けられていたが保育料が馬鹿 にならないと言って投になったはだんだん と近くに住む我が家に子供たちを預けに 来るようになっていっ たみゆさんはどうせ今日休みだから時間 あるでしょう私今日も仕事なんでよろしく お願いします ね七は大量の荷物と子供たちを私に 押しつけ当たり前のように仕事に 向かう週程度でパートタイムで働く私が 休みの日には必ずと言っていいほどだ おかげで仕事が休みの日だというのに私の 自由な時間はないしやんちゃ盛りの子供 たちのせいで家の中は大荒れ七が迎えに 来る頃には泥棒が入ったのかと疑って しまうくらい家中がごちゃごちゃになって いる私だって暇じゃないのよ自分の子供な んだから自分でなんとかしなさい私がそう 言っても七は保育園より安心だからとか 帰りに買い物したいからとか適当なごを 並べて聞耳を持とうとしない子供たちの 食事代だってうちの家計から出しており もういくら使ったか把握しきれていない くらいだその上私が預かれない日は自分の 親に子供たをいるようだったそうしている うちに結局保育園の園条件から外れること になり子供たちはすぐに大変親である自分 たちは仕事ばかりでなんとも呆れた夫婦で あるそんな日々が続き当然夫の部屋も 荒らされる始末大手ハウスメーカーに 勤める夫の部屋には大事な仕事の書類や 参考書などがずらっと並べいが手当たり 次第引っ張り出す子供たには私自身かなり 手を焼いてい た俺の部屋は守ってくれないと困るよと 呆れ顔で言われてもこちらも毎回子供たち を追いかけ回し目まい1日を送っている夫 の部屋に入らないよう注意してもまだ 小さく理解力がそれほどない子供たが くれるはずがないのだそっとに言っても 私たち夫婦には子供がいないのでどれだけ 大変な思いをしているか想像もできない 様子毎度毎度荒らされた部屋を見ては はあっと深いため息を つく本当に勘弁してくれお前が子供たちの 世話するって決めたんならしっかりやって くれよ はそんな風に言うが誰がそんなこと決めた というのだ勝手に押しかけてくるから 仕方なくそうするしかないのだこの際 ベビーゲートでも買った方がいいだろうか と本気で悩むほどだがそこまでしたら余計 に七がけ上がりそうなのでやめておいた こうして七のせいで私たち夫婦がギスギス してしまっているのだっ たそんなある日たまたま弟と七の休みが かぶったらしく普段の感謝を伝えたいので 遊びに行かせてほしいと連絡が来た私も パートが休みの日ではあったがたまには ゆっくり休みたいのが本音でそれなら家族 で出かけてくればいいよ感謝だなんて全然 いいから気を使わなくていいのよと遠回し に来なくていいと言ったつ のだがには伝わっていないようだったそれ どころ かいつも子供たちお世話になっちゃってる のでこの際おむつ何パックか買って持って いきますねそしたら私も毎回持っていか なくてもいいしみゆさんもいちいち荷物 から取り出さなくて済みますもん ねと到理解できない発言をした着替えだっ て何着も置いてあるというのにさらには おむつまでうちを保育園だと思っているの だろう かそれから数10分も経たないうちに弟 夫婦と子供たちは本当にやってきた玄関の チャイムがなって私が開けた途端にまるで 自分の家だとでも言うかのようにずかずか と我が家に上がり込んできたもちろんお 邪魔しますの一言もない夫は出前で バタバタと支度をしていたがスルーして出 ていくのも良くないだろうと思ったのかご ゆっくりとだけつぶやき釈をした弟夫婦に は会ったことはあるものの子供たちとは これが初対面だった夫しかし私の話に聞い ていた通りだと言わんばかりに初めて会う 子供たちのパワフルさに圧倒されるばかり 挨拶もほどほど 夫はすぐに仕事へ向かっていった本当に オムを数パック買ってきた七はまたしても 大量の荷物をどさっと床に置き走り回る 子供たちをよそにソファーに持たれ た本当に毎日仕事が大変でクタクタなん です看護師って人を助ける立派な仕事じゃ ないですか義務感も人1倍あるしまあその うんやりがいもあ るっていうかきっとお気楽なパート タイマーのみゆさんには分からないと思う んですけどとわざとらしく上から目線で 話し始めたイラっとしたので私もついまあ 確かに分からないわねでも私もオタクの 子供たちを見るので毎回大変だけどねと チクっと言い返してやった一方弟は一緒に 押しかけてきたにも関わらず子供たちの 面倒を見るでもなく黙ってテレビに目を やっている昔から兄弟として特別仲がいい わけでもなく私は少々やりづらさを感じて いた自然な流れで会話の中心は七となっ た七はもじ完成する施行中の中文住宅に ついて自慢し始めたおしゃれなアイランド キッチンウォークインクローゼット子供 たちがのびのびと遊べるように人工芝の庭 までつけたらしい細かいところまで こだわったのだとうっとりした表情で話し ている子供のことはそっちのけで仕事 ばかりしていたのはきっと家のためにお金 をかけたかったからだろうさりげなく注文 したハウスメーカーを聞いてみると偶然夫 が働く会社だということが分かった私たち 夫婦が住んでいるこの家も夫が担当した 一軒屋だ夫はそのハウスメーカーで施工 管理として働いているがそれを知って何か 融通聞かせようとお願いされたりしても 困るので伏せておくことにしたまあ身内だ からと言って何か特別なことができるわけ ではないがでも最近工事進むのが遅くって 本当にちゃんと完成するのか不安なんです よねああいう仕事してる人達てどうせ中卒 とかですよね頭悪 そう七が不満げに文句を垂れた天候の影響 などもあって予定より工事が遅れることは 少なくはないそれも考慮して引き渡し日を 決めているはずなのでそれほど支障はない はずだが私はの発言にカチンと来てしまっ た直接ではないものの夫のことを馬鹿にさ れた気がしたからだ看護師として働く名は 自分の職業に随分と誇りを持っているよう だった確かに人を助ける仕事であるしなく てはならない職業とても立派な仕事だと 思うだが問題なのはそれに生じた七の こじれた性格だ昔体の弱かった名はよく入 隊員を繰り返しお医者さんや看護師さんに たくさんお世話になったそうその姿に憧れ て今の職についたと前に話していたが まるでそれ以外の人間はよな人でも言い たげな雰囲気を出して いるみゆさんはいつまでパートで働く つもりなんですか正社員じゃないのって 恥ずかしくないんですか 七がそう言うとずっと黙っていた弟まで 確かにもうその年じゃ今更正社員として 雇ってくれるとこもないだろうし なと鼻で笑って同感した私は一生懸命働い てくれている夫の稼ぎのおかげでこうして パートで働くことができている元々 バリバリなキャリアウーマンでもなかった から今の生活に満足しているのだそれに 衆参のパートだからこそ七の子供たちを 押し付けられても面倒を見る時間が成立し ている感謝の一言もないくせに随分と 見下されたもの だ別に恥ずかしくないわよパートだって 立派な仕事だ ものそう言い返すも2人は相変わらず パートイコール恥ずかしいとい考え方を 変えないらしくニヤニヤ笑っていた2人の あまりの偉そうな態度に頭に来た私は弟 夫婦と子供たちが帰った後すぐにパート先 に電話をかけた次の週からシフトを週5日 に増やすようにお願いしたのだある意味で は忙しくもなるが気分転換にもなるし自分 のお小遣いも増える子供たを見ないといけ ないからと遠慮せずに最初からこうすれば よかったのだ後日いつものように大量の 荷物と子供たちを連れて朝から押しかけて きた七を私は門前払いした七は急に 突っぱねられて理解できないと言った様子 だったが知らん顔をしてとにかく 拒否すると七はカカに怒って帰って行った 多少申しなくも思ったが怒られる筋合いは ない私が今までどれほど自分の時間を削っ てきたのか分かっているのだろうか怒る より礼くらい言って欲しいものだそれから 七江の突撃訪問はなくなったがその代わり に私の顔色を伺うため何度も電話をかける ようになった私がパートを増やしたから いきなり押しかけて断られても困ると思っ たのだろう今日は時間があるかとか明日は パートはあるのかと細かく聞いてくる朝 早くから電話してきてスケジュールを把握 しようとされて私はうんざりしてい た本当に毎日パートになっちゃったんです ね私本当に困ってるんですさすがに子供 たちを毎日両親に預けるのは大変そうなん で 困る困ると口癖のように嘆くなえ子供たち は両親に預けられない時は一時保育を利用 してなんとかしているらしいしかしその 手配に時間を取られて仕事に遅刻したりし ているよう だ子供たちには悪いけど誰かさんにお気楽 なパートタイマーあって言われたから少し 反抗したまで よ七が自分の発言を覚えているかは分から ないが見下してきた彼女に対する小さな 反抗のつもりだすると新しい案を思いつい たのか七はこう言ってきたみゆさんの旦那 さんってお休み取れないんですか子供たち 見てくれないか聞いてみてください よこの後におんでよくそんなことが 思いつくものだだが夫は仕事で忙しいし 子供の世話などしたことがない頼んだ ところで答えは当然ノ だろうすると七は突然電話越しでクスクス 笑い始めた何が面白いのかと尋ねるとこの 前お邪魔した時に棚の上に飾ってあった 写真見ちゃったんですけど旦那さん作業儀 姿でしたよね何の仕事してるのか知りませ んけどどうせ学歴も資格もないような感じ ですよね子供たちに頭悪いの映っちゃ困る から底辺とは関わりたくないしななんだっ たら縁を切り たいなんですっ て何を言い出すのかと思えばただ作業儀姿 を見ただけだというのに夫のことを底辺だ と言い出したのだ確かに以前我が家に突撃 訪問をしてきた時に七は家の中をうろうろ し始めいくつかの写真が飾られている棚の 前で足を止めていた私と夫の結婚式の写真 や愛犬との家族ショットなどを飾っている 場だそこで夫の作業儀姿の写真も見たの だろう夫が仕事で優秀な成績を納めて会社 の中庭で取られたものだった何も知らない くせに一体何を得そうに言ってるんだろう その上縁を切りたいとまで言われている なんて今頃夫は考えもしていないだろう夫 はもも無口で自分のことは語りたがらない 人だし私もわざわざ弟たちに言う必要も ないと思っていたので夫の職業について弟 や七に話したことはなかった私は自分の ことを悪く言われるのはまだ笑ってスルー できたものの夫悪口には耐えきれなかった 夫のことをよく知っているわけでもないの に見た目だけで判断するなんてとてもじゃ ないけど許し がいその時頭の中で何かがプツンと切れた ような気がしたはいもういいわわかりまし た え実は数日前夫が施工管理として担当して いるいくつかの見をよくよく確認してみた ところなんと弟夫婦の新築も夫の担当で あるということが判明していたの だあなたたちの家を立てているのは私の夫 よ夫は施工管理を担当しているの大工さん たちだって一生懸命働いてあなたたちが 一生住む家を立ててくれてるんでしょ少し は周りに感謝したらどうなの たち夫婦と関わるのがそんなに恥ずかしい ならお望み通り延期ってやるわよ電話越し の七は明らかに動揺した反応だったが私は 怒りに任せて電話を切り七を着信拒否にし たその日の夜仕事から帰宅した夫に私は 全て吐き出した作業姿の夫を見て底辺だと 言い放ったこと恥ずかしいから縁をりたい と言ったことおまけに建築系の職業につい てる人は中卒なんじゃないかとか頭が悪 そうだとか言いたい放題の名に腹が立って お望み通り縁を切ってやったのだと夫の 仕事は誰でもできるような仕事なんかでは ないそれどころか底辺とは真逆の立場なの だそれにパートタイマーを鼻で笑ったし 子供たちの世話もたくさんしてきたのに 感謝の一言もないことにも腹が 立つそうして私は数時間にかけてたまりに 溜まっていた不満を一気に夫にぶつけた 普段は寛大な夫も珍しく腕組みしながら 眉間にしを寄せ七の言動にご立腹の様子 だった子供たちに部屋を荒らされたりして 間接的に夫だって迷惑を被っていたわけだ からやはりよく思わないのだろう私は今 まで我慢していた分一気に吐き出した おかげで随分とすっきりとして夫の横で 眠りに着いたそれから2週間後久しぶりに 七が家にやってきたいつもの荷物などは なく手ぶらで珍しく1人だ神妙な持ちで 立って いる何しに来たの縁を切ったんだから用は ないでしょう 突き放すように私がそう言うと七はすがる ように突然土座した旦那さんのこと底辺だ なんて言ってすみませんでし た急にどうしたのかと聞くと七はその経緯 を話し始めた先週あたりから新築の工事が 急にストップしてしまい現場の作業員に 問いたしたら上の指示だからと言われた そうどうやらとは夫のことのようだつまり 夫は現場に工事中断の指示を出したよう だっ たふーん夫は底辺だからあなたたちの家に まで手が回らないのかも ね私が意地悪くそう言うと名はだ旦那さん がそんな上の立場だなんて知らなかった から予定通り工事進めてくださいよど みゆさんが旦那さんに何か言ったん でしょうとまくし立ててきただが工事の式 を取るのは私ではないから私に謝られても 正直どうしようもないし夫に工事を中断 するよう指示できるような立場でもない むしろ夫がそこまでしたということに驚い たのはこっちの方だそう伝えると七は焦っ ているのか汗をを書きながらそそんな 私たちもう少ししたら今の家退去しないと いけないんです工事が進まないと住い なくなっちゃうんです けどと必死になっている普段は偉そうにし ている名がここまで頼み込む姿は初めて見 た夫のことを悪く言われて私も気分が 悪かったけど夫や現場の人たちも随分嫌な 思いしたと思うわよ七は俯いて肩を振るわ せている何も言い返すことができないよう だするとシとした空気を破るように夫が 部屋の奥から顔を出したたまたま仕事が 休みで家にいたのだ夫に気づいた七は目を まん丸にして見開いた後じ中段って旦那 さんが指示したんですか早く再開して くださいと声をあげた夫は私と七の やり取りを一部四重聞いていたのか ゆっくりと口を開い た俺たちは人前で活躍するような仕事では ないけどねそれでも縁の下の力持ちという 立場の人たちは5万といるそういう人たち を見してはいけない だろ顔見知り程度の間柄の夫にそう言われ 七は気まずそうにすすみませんでしたと声 を絞り出し改めて夫に頭を下げた背中を 丸くして帰っていく名を見送った後夫は 現場に工事を再開するよう連絡を入れた それにしても工事を止めるなんて体操な ことを夫がするとは思っても見なかった夫 が現場の作業員たちに聞いたところによる とそもそも弟夫婦は工事が途中の段階なの にも関わらず打ち合わせじとは違った注文 をしてきたり無理難題を押し付けてきたり と厄介なところがあったそうだ少し こらしめてやったんだでも今後も関係は 続くし支障ない程度にねと夫はにやりと 笑っていったしばらくして無事に新居は 完成したそうだ仕事は仕事なので夫も しっかりと役目をこなしたようだった七は その後仕事を辞めて専業主婦に転身子供 たちの親として育児に専念するようだが 新居のロもあり生活はカツカらしい弟の 給料だけでは心々ないのかもしれないが そこはは弟夫婦が自分たちでうまくやって いくしかないだろうただ土座までして謝っ てくれたので私はたまに新居に遊びに行く と約束して和解したやんちゃな子供たちも 私にとっては可愛いおっこめっこである ことに変わりはないそれに彼らの住む立派 な家は夫が手がけたものだということを私 は誇らしく 思う私は幸恵30歳の会社員で大手生命 保険会社で働いている同年の夫孝太は近所 の市役所で公務員として働く真面目な人で 私たち夫婦は周りから真面目すぎるくらい おい雰囲気の夫婦だとよく言われているが それは私たちの表向きの顔だ私たち夫婦は いわゆるオタクで大学時代にアニメや漫画 を研究するサークルで知り合いお互いに 好きなジャンルが一致し息統合最初は仲の いい親友というような関係だったが少し ずつお互いを意識するようになり交際に 至ったのだ私がオタクになったのは家族の 影響だ両親はある特撮アニメの熱心な マニア1歳年上の姉ひろみは断層加団の 熱心なファンで親衛隊にまで入っている かなり濃い環境なのだがの家族は違った 義父は非常に大い考えの人で漫画やアニメ は子供が見るものいい年をした大人が見る ものではないという考えの人で義母は大人 がそんなものを好むなんて気持ちが悪い 犯罪者予備群だと考えているような人だっ たのだそれは結婚前に夫から義両親の前で オタクとしての趣味を言っては大変なこと になるからと念押しをされていたほどで夫 は中高生の頃自分が集めたグッズを勝手に 捨てられたりそんな趣味はやめろと迫られ たりとかなり嫌な思いをしてきたらしい私 は自分の大事な趣味を隠さないといけない なんてと思ったが彼がそこまで言うならと 思いオタ趣味は隠すことにしバレなければ 問題はないと思っていたのだがそれは 大きな間違いだった結婚の挨拶に伺った時 特には反対しなかったのだが義母がいい顔 をしなかったのだ私をじろじろと見ると なんだかパっとしない人を連れてきたの ねいきなりそんな失礼なことを言ったのだ 義父がすぐに注意したがそれが気に入ら なかったらしい義母は今度は私が義父に 色目を使っていると言い出した義母は私と 義父が話すのがよほど気に食わなかったの か義父が私に何か質問を投げかけるとそれ を遮切って勝手に答えたり夫が私に 話しかけると嫌な顔をして睨みつけた そして翌日から私の苦労が始まった義母は 私の荒を探そうと毎日私のアパートに 押しかけてきたのだ朝早く私が出社する 時間に来ては洗濯や掃除の荒を探そうと するので私は何度も遅刻しそうになった 時にはオフィスにまで押しかけて本当に 働いているのかと確認をする始末押しかけ てきた義母は同僚にも私のことを根ほり はり聞いて迷惑をかけたので私は周りに何 度も謝るはめになってしまいあまりにも 迷惑だったので私は夫に義母をどうにかし てくれと頼んだ夫はこの荒まを聞くとすぐ に疑実家に出向いて義母を叱ってくれたの だが義母は嫁のの底を調べているだけと 開き直り行動を改めることはなかったの だったそしてさらに義母の行動が エスカレートする出来事があった私の勤務 している会社のオフィスが彼の職場近くに 移転することになったのだかオフィスが 移転すると私が当時住んでいたアパート からかなり遠くなるので私たちはこれを気 に同棲することを決めたのだ義母は結婚前 の男女が一緒に住むなんて とかなり嫌な顔をしたが夫はもう婚約して いるし結婚は決まっているんだから問題 ない義母の言葉をはねつけただが同棲が 始まると義母は毎日押しかけてきては部屋 の中を漁るようになったのだその結果 私たちのおしみがついにバレてしまった いや正確には私のオタ趣味と言った方が 正しいだろう夫はうまくカムフラージュし ていたのだが私がついうっかり買った ばかりの漫画と雑誌をリビングに置いて おいたのがいけなかったのだその漫画を見 た義母が私を気持ちが悪い犯罪者予備群だ と言い出し犯罪者と息子結婚させるわけに はいかない別れろと私に迫ってきたのだが もちろん私は絶対に嫌だと拒否それが義母 の激に触れ私は義母から壮絶な嫌がらせを 受けることになったのだ義母は犯罪の証拠 を見つけてやると称して私の私物を漁り 勝手に持ち出したりした何度も返してくれ と言ったが義母は見られて困るものがある のかと開き直ったその中には親戚や友人の 連絡先を書いた手帳もあり義母は勝手に私 の知り合いに片っ端から連絡してあの女は 犯罪者ではないのかと問いただしたのだ 個人情報のの塊りですから返してください 何度も頼んだが義母は拒否相当しつこく みんなに連絡をしたらしく迷惑だからやめ させてくれと苦情が来て私との付き合いは やめると言い出した人までいた職場に 押しかけてくる頻度も増え窓口で何時間も 私を拘束したので私の仕事は滞り同僚から 白い目で見られ上司からは何をやっている んだと叱られたおまけにはあることない こと疑実家側の親戚にも言いふらしていた ので挨拶に行くと私は白い目で見られ中に は面と向かって夫と別れるようにと言われ ショックを受けたこともあった夫は義母に 何度もアパートの相かを返せと詰め寄った が義母は拒否仕方がなく義父に今回のこと を説明すると義父は義母をきつくしり鍵を 返却してくれたのだが私もいいをした大人 なんだから漫画なんて読むのはやめなさい とお叱りをいいたその後義母は押しかけて は来なくなったのだが今度は私を履行し 始めた義母は自分だと分からないよう唾の 大きな帽子をかぶりサングラスをかけ マスクをして顔を隠していたが義母だと バレバレだった特にやしいことはないし すぐに飽きるだろうと思っていたが電車を ホームでいると真後ろにぴったりとついて 立っていたり夕方の薄闇の中視線を感じて 振り返ると電柱や自動販売機の影に インスタントカメラを持って身を潜めて いる義母を見た時にはぞっとしたそのうち 何かされるんじゃないかと本当に恐ろしく なったのだもちろん夫にも相談して注意し てもらったのだが嗜め役の義父が長期出張 で不在なのを言いことに自分ではないと 言い 私を犯罪者扱いするなんて自分にやしい ことがあるからよ勝ち誇った顔で吐き捨て たどうしたものかと悩んでいたがそんな私 の救いは姉と母だった2人はいつも私の 愚痴を聞いてくれ気晴らしにあちこちに 連れ出してくれたので塞ぎ込むがちになっ ていた私にはいい刺激になった夫と家族に 支えられて私はなんとか挙式披露宴の日を 迎えた式は和やかな雰囲気で進みいよいよ クライマックスの両家の父の挨拶の時だ とんでもないハプニングが起きたのは式の 最中義父はめでたい席だからとみんなから お酒を進められて飲んでいたのだが気分が 悪くなり控室で休んでいたその代わりに 義母が挨拶をすることになったのだが皆 さん本日はうちの息子のためにお忙しい中 お集まりいただき誠にありがとうござい ます本来なら息子には据え長く幸せになっ てくれと親として願うところですが私は この結婚を認めておりませんこの犯罪者 予備軍の知りが女とは新婚旅行が終わっ たら離婚させる所存でおります今更旅行を キャンセルさせたらキャンセル量がかかっ てしまいますのでそれは息子がかわいそう ですから旅行にだけは行かせてやろうと 思っております義母のスピーチに会場は ざわめき私に冷たい視線が突き刺さった この知りが女は息子という婚約者がいる くせに別の男を何人もはらせて街を歩く 浮気女ですので皆さんも気をつけて くださいこれが証拠の写真です義母の着物 の多元から写真の束を取り出してばらまい たがその写真を拾った両親はそれを見て ああと納得した顔をした本当にオタクの娘 は嫌みたらしく義母にあらこれ私たちじゃ ないですか母そう言って父に写真を見せた 父もその写真を見てよく取れているなあと 関心していたこれって私たちが先日参加し た乙女ゲームのコスプレイベントに参加し た時のものですよ ね私も足元に落ちた写真を拾い確認したが 確かに母の言う通りそれは先日家族総出で 参加した今母がはまっている乙女ゲームの コスプレイベントに参加した時のものだっ た私がヒロインのコスプレをして両親と姉 は攻略大賞の男性キャラクターの衣装を着 て断層していたのできっと義母は断層した 私の家族を見て男と見間違えたのだとすぐ に分かった私以外の家族は皆背が高く スラっとしているしコスプレのクオリティ も非常に高いので余計に見間違えたの だろうそれにゲームの内容は冴えないOL がイケメンたちにモテモテのオフィスラブ なので衣装もごく普通のオフィス カジュアルだ全く興味のない人が遠くから 見たら間違えても仕方がないのかもしれ ないこれはこの知りが女が浮気をしている 写真よよくもまあ娘可いさにそんな嘘を つつけるわね何をバカなこと言ってるん ですかうちの娘が浮気なんかするわけない でしょ呆れたように言うと両親は自分の スマホを差し出してイベント会場で他の人 に撮影してもらった写真を義母に見せた その写真には義母がばらまいた写真と同じ コスプレをした私と私の家族が写っていた ので義母は絶句集まっていた親戚たちも スマホの写真と義母の写真を見比べて同じ 人物だと納得ほぼ全員が呆れ顔になった時 岐阜が会場に戻ってきた何があったのかと 夫に尋ねたので私たちがこの荒まを説明 すると真っ青になって棒立ちしている義母 に義父は顔を真っ赤にして結婚式という めでたい場で何をしているんだと義母を 叱りつけたが義母はわ私はこんな犯罪者 予備軍の女から太を守るためにやったのよ ドヤ顔で言い放ったのだお母さんの方が 犯罪者呼び群ですよなんですって私たちは 誰もお母さんに写真を撮っていいなんて 言っていませんよね勝手に取るなんて犯罪 です肖像権の侵害ですよは犯罪者予備群な んだから取ってもいいのよそんなわけない でしょそれにお母さんが撮った写真って 会場の中で撮ったようなものもあります けどどうやって会場に入り込んだんですか あのイベントは完全予約性でしたし入り口 に受付の方もいたはずですよイベントの チケットはもう随分前に完売していました し当日販売はなかったのでどうやって入っ たのかと気になって私が写真を見た時から 気になっていた疑問をぶつけると義母は さらに青ざめて俯いたが夫が怖い顔をして 問い詰めるとようやく義母は白場した イベントが始まって受付の人が席を外した 隙に中に入ったのあの日は朝からアパート の前で幸恵さんを見張っていたのだけど朝 早くから大きな荷物を持って出かける姿が 見えたから後をつけていったのよそれで 写真も最後の方は消えそうな声で小さく なっていう義母に私は真底呆れて言葉が出 なかったなんだそれ母さんいつも幸恵を 犯罪者扱いしているけど母さんの方が 気持ち悪い犯罪者じゃないか軽蔑するよ そんなことないわ私はあなたのためを思っ て馬鹿者自分が何をしたか分かっているの か人様の写真を勝手に撮ったり勝手に会場 に入ったりアパートの前で待ち伏せして跡 をつけ回すなど人としてどうかしている何 を考えているんだだって結婚の挨拶の時 あなたたらこの女をかったじゃない人の音 を平気で誘惑するような女なのよ浮気だっ てへっちゃらでやるに決まっているじゃ ない義母は逆上してありえないことを言い 出したが誘惑お前は何を言っているんだ 幸恵さんがいつ私を誘惑したて言うんだ 義父は本気で義母何を言っているんだと いう目で見て夫も首をかしげたあなた私が 本当のことを言ったのに失礼なことを言う なと怒ったじゃないあああれかあれはお前 が悪い初対面のお嬢さんにいきなりパっと しないだの地味だのそんなことを言う人間 がどこにいるんだ自分の妻がブレーをした んだから詫びるのは当然だそそんなこと ないわ本当のことを言って何が悪いのよ いい加減にしないかとにかく迷惑をかけた 幸恵さんたちに謝りなさいだが義母は謝罪 を拒否むしろ紛らわしい格好をしていた 私たちが悪いのだから謝れと言ったあげく この犯罪者呼び軍一か私の中で何かが切れ 自分の大切な家族を馬鹿にされて堪忍袋の 尾が切れたと気づいた時には口から怒りの 言葉が飛び出していたいい加減にしなさい 私の家族がいつお母さんに迷惑をかけ たって言うんですかただ家族で趣味を 楽しんでいただけじゃないですかそれを とやかく言われる筋合いはありません私は お母さんのおかげで職場でも白い目で見 られて散々な目に合わされたんですよどう 責任を取ってくれるんですかちょっと幸恵 さんそんな怖いこと言わないでよ 私の剣幕に義母はすっかり涙目になって しまっていたが小さな子供だって悪いこと したらごめんなさいって言いますよ涙目で 俯いてはいるが私に謝罪をするのは プライドが許さないらしいそんな義母を見 ていた夫が俺母さんとは絶縁させてもらう よ俺の大事な幸恵を散々犯罪者扱いして 挙げ句幸恵の大事な家族にまで迷惑を かける母さんなんていらないもう2度と俺 の前に顔を出さないでくれなんとこの場で 絶縁宣言をしそれを聞いた義母はついに おいおいと泣き出したさらに義父もお前の ような非常識な女とやっていく自信が なくなったから離婚させてもらうまさかの 離婚を言い出したので義母は蒼白になった それだけは嫌だと義父にすがりついたが もう遅いとあわれ慌てて私に申し訳ござい ませんと土下座して謝ったが自分の保信の ために謝る土下座なんていらないと私は 義母の謝罪を拒否騒ぎを聞いて駆けつけて きた会場のスタッフに義父が義母を控室に 連れていくように指示離婚なんて絶対嫌 絶縁なんて嫌 よ泣きわめきながら会場から連れ出された んだった義父はが多大な迷惑をかけて 申し訳ないと何度も頭を下げて謝罪結局 披露宴はその場でお開きとなったが友人 主催の二次会が無事に開催され披露宴が グダグダになってしまった代わりにそちら はとても盛り上がって楽しい一時を過ごし たもちろん新婚旅行のグアムも満喫し みんなにはたくさんお土産を買って帰宅し たのだがお土産を届けに疑実家を訪ねると 義親はに離婚をしていた義父は本当に義母 を追い出したのだ私たちに多大な迷惑を かけ1人息子の式をぶち壊しにした義母を 許すことはできなかったのだと語り再度 私たちに謝罪をしてくれたその後義母は 同じ町内の自分の実家に返されたらしいが すでに義母の実家には今回のことが知れて いたのでお前のような犯罪者予備軍は家に 帰ってくるなとをまたがせてもらえず林間 で工場の経営をしている親戚の元で 住み込みで働くことになったと親戚から 聞いた義母は毎日朝早くから夜遅くまで 働き詰めの生活をしているんだとか今まで 優雅な専業主婦だった義母はこんな生活 もう嫌だよりを戻してくれと何度も義父に 連絡をしたらしいが義父は拒否最近では その工場は事業拡大のために海外展開する らしく義母もそちらに行かされたと聞いた のでもう2度と会うことはないだろう 私たちはといえば義母がいなくなったこと でオープンにおみを楽しめるようになった 部屋を自分のお気に入りのフィギュアや 鑑賞用の漫画ポスターで飾りお気に入りの グッズに囲まれて暮らせることを嬉しく 思っている最近ではコレクションが増え すぎて収納に困っているでこれをに一屋を 立てる計画を立てている私はこれからも夫 と2人仲良くオタライフを満喫していき たいと思って いる私はみ23歳この年齢でお見合い結婚 をし現在新婚ほやほや だ私は結婚する数年前までどうしようも ない生活を送ってい た私が小さいに親は 離婚それ以来ずっと父が私を育ててくれ た父のことは大好きなのだがやんちゃをし てしまいかなり迷惑をかけたその結果中卒 でフラフラして友達の家を渡り歩いてい たこれじゃだめだと思い私は18歳で親元 を離れ 自立しかしそこからしばらくはまた同じ ような生活をしてしまってい た20歳手前くらいで友達の進めもあり 居酒屋で働き出したそこで私は運命的な 出会いをしたの だそこの店の常連に大使館の職員の カリームという外国人がいた サウジアラビア出身で日本語がペラペラ くどいくらいかなり陽気なおじさん だ私がアラビア語を喋れることを知って その常連のカリームは驚いてい た私がやんちゃをしていた頃知り合った ハーフの女の子にアラビア語と英語を教え てもらっていたの だそして今度はそのカリームが来る度に アラビア語と英語のビジネス会話を習う ことになっ た私はトライリンガルという特技を持つ ことになったの [音楽] だ本当みは覚えるが早いねびっくりするよ なぜだかわかる今までこの頭の中には何も 入れてこなかったからだよそう自虐ネタを 言うと腹を抱えて笑ってくれ た自分でも不思議だったどうしてこんなに 外国語を覚えられるのか当然勉強なんて 一切興味がない数学国語地理歴史 物理科学何も知らないでも言語だけは 面白いと思えスルスルと頭に入ってくるの だ好きなことは伸ばすべきだよ絶対にいい 結果になる から彼のおかげで私は通訳レベルの アラビア語と英語のスキルを身につけた今 では感謝しかないそんな彼からいい話が あると持ちかけられ た私がいつもお世話になっている人がいる んだけどねその人は完了なんだ彼にみの話 をしたらすごく興味を持ってくれたんだよ えでそれできっといいことがあるはずだよ 何それなんかすごく怪しいんだけどねえ なんか悪だくみしてない 何よそれそんなわけないでしょすごくいい 人だから心配しなくていいよきっと今後の みの仕事についても相談に乗ってくれる はず私の仕事それはつまりどういう ことみはトライリンガルだよねこれは すごいことだよこれは武器になる 必ずだからそれを生かすための手段も 考える必要があるんだ よ正直頭の悪い私にはどういうことか さっぱりだったでも悪いようにはしないの は分かっていたからその官僚の人に彼と 一緒に会いに行っ た君がみさん聞いていた通りでもなく美人 だねあいや今はこういうことを言うと足元 を救われるからだめだね 失礼嬉しいので全然平気です問題ないです はっきりしていていいねありがとう色々彼 から話を聞いていてね呼び出してごめんね でもどうしても会ってみたかったんだ よ彼の話はつまりこうだった私は中卒だが 今現在リンガルという能力を持っている これを生かすベストの場が大使感にある しかし私の経歴ではまず無理だそのため 高卒認定試験を受けてみたらどうかという 話だっ たど受けてみたいと思わ ないそうだね私のこの能力が生かせるなら そうかよしそれならすぐに準備してくれ わかりまし たこうして私の高卒認定試験の話は どんどん進んでいったそれにしても カリームは私をかなり高く買っているよう だった出会った時から思っていたが カリームはどうしてここまで世話をして くれるのか改めて疑問に思っ たこの話とほぼ同時期に別のいい話がある と言ってき たみ君はトライリンガルでものすごい美人 だ誰かと結婚したいとは思わない素敵な 男性が相手を募集中なんだ けどまさかのお見合いの話だったちょっと 待って私まだ20歳だよ知ってるよでも 早いうちに結婚した方が得だよいやでも そんなの考えたことないしとりあえず相手 がどんなか知りたくない将来有望な官僚の 卵だよしかもイケメンだ し私は官僚もイケメンにも興味は一切 なかった残念ながらカリームの餌には釣ら れないぞと思ったいやいや勝手に話進め てるしちょっと私はまだ考えられないよ 会うだけ会ってみたらねどう でもさそもそもそんな完了の卵が私みたい なのとお見合いするってありえないでしょ そこはなんとかするから大丈夫よなんと かってもしかして経歴 さしまあその辺はいいじゃないみの能力は もう完了級なんだから大事なのは実力 よこうして強引な彼はどんどん話を進めて しまったのだ経歴詐称する気満々の ニヤニヤ顔 で大丈夫なのかと本当に心配だったがもう 引き返せそうになかったそもそもお見合っ てどんな話をするのか私は知らないどんな 格好で行くのかも全くわから ない色々考えれば考えるほど悩みは深く なる気がしたでも会ったこともない人と 結婚する気になんてなれるわけがないから 仮に気に入られたとしても断ればいいだけ の話だと思っ たそしてお見合いの日がやってき た金髪の髪を黒髪に戻したこれはカリーム のアドバイスだ黒髪の私を見てカリームは 官僚が好きそうな感じになったと1人で 喜んでいたそしてこのお見合いのことを父 に言った時自分のことのように喜んでくれ た今は普通の清掃員として仕事をしている 父はよく育ってくれたと涙を流し たしかし父には申し訳ないが私は経歴詐称 をしているし最初からお見合いを断る気で いる泣くほど喜んでいる父に心の中で ごめんと何度も謝っ たそれにしても相手は官僚と官僚の卵だ とにかく2人ともスーツの着こなしが 眩しかった一方で私と父は着なれない服に 完全に切られていた相手方と顔を合わせた 時向こうの父親は厳しい顔をしたお互いが 自己紹介を始めようとした時相手の父親が 口を挟ん だ外国大学 am物産入社2年で 退職ボーパード大学公共政策収支号 取得トフル92点英語アラビア後の ビジネス会話レベル 取得なるほど ね君の経歴はとても素晴らしいものだが 一応調べさせてもらったんだがね やばいもうダメだと思ったまだ始まった ばかりなのにもうピンチだっ た私がどんな立場の人間か分かっているの かふざけているの かそれは一体どういうことでしょう かあなたもあなただ一体自分の娘を何だと 思ってここに連れてきたんですか 私は自分の意志でここに来て ますもう心臓がバクバクなっていた おそらく全てがバレているのは間違い ないそういうことを言っているんじゃない 紹介してくれた人を尊重して受けた話だが 話が全然違うじゃないか私の息子とは全く 釣り合わ んお父さんそこまで言ったらかわいそう ですよ見てくださいみもそれなりにして来 てるでしょこの日のためになんとか 取り繕って来てるんですよ顔は美人ですが 金がないのが見え見えですが ねそんな言われ方をされても仕方ないこと をしたんだ嘘をついたんだぞ私たちに中卒 のゴつきと清掃員の分際で生意気にも許せ んことだ中卒と清掃員の分際とは何だそこ まで言われる筋合いはないぞ 父がここまで顔を赤くして怒っている ところを初めて見たかもしれ ないとにかくこんなことで無駄な時間を 使いたくない帰ってくれその顔を2度と 見せる な私はもうプチンと来てしまっ たわかりました別にいいですよ何も問題 ないですからこちらはでも後悔するかも しれませんよは 面白い一体それはどういう意味 だまあこっちとしてはこのことを伝える 必要は全然ないんですけどあんた官僚の 浦辺さんって知って ますその名前を聞いた瞬間相手の親の顔 から血の気が引いていくのが分かっ た知ってるも何も私のかつての上司だが それがなんだと言うんだはまあそれがなん だと言うんだって態度なら別にいいんです けど聞かなかったことにしてくださいそれ じゃあおい待てお父さんが聞いてることに 答えろ詐欺師の分際で生意気な態度取り上 がってふざけるなよいやだからいいですっ てじゃけに扱われて泣く泣く帰ってきまし たって浦辺さんに報告するだけですからだ からちょっと待てと言っているだろいい から座りなさいこのお見合いには浦辺さん も絡んでいるのか えもう完全にこの男の性格が出たと思っ たすでに額には大粒の汗を描いてい たまあそんな感じですかねある大使館の 職員の人がこの件で面倒を見てくれたん ですけど同じ時期に浦部さんにも紹介して くれてで私の能力を買ってくれて面倒を見 てくれてるって感じですかねん君の 能力トライリンガルってやつ か中卒で笑わせるな全部経歴が嘘ってこと はもう分かってるんだぞ信じられないのも 仕方ないですよ ねそう言って私は英語とアラビア語の ビジネス会話をそれぞれ軽く喋ったその時 の相手のポカンとした顔と言ったら写メを 取っておきたいくらいの最高に笑える顔を してい たご存知の通り私の経歴は9割嘘ですけど このトライリンガルってのだけは残念 ながら本当なんですよ ね君がトライリンガルだから浦辺さんが 面倒を見ているということかまあそういう ことになりますね高卒認定試験ってのを 受けろて言われててそうすればうちで 働けるからってそう言って私たちはこの場 から立ち去ろうとしたちょちょっと待ち なさい初めからこのお見合いを仕切り 直そうじゃないかな今後有望な美人さんだ からなそうだろうええそそうですねトライ リンガルだなんてなかなかいないですよ ねえすごいなあ 残念ですが私はバカですけどバカにされる のとか大嫌いなんですよねあんたたちの 態度はマジで最低こんなクソみたいなお 見合いなんてこっちからお断りだよ後で 死ぬほど後悔し やがれ私は捨てゼリフを残して父とお 見合いの席から退出し た私はこの時初めて自分が1番嫌いな タイプはああいうやつなんだと気づいた 笑顔でカリームと浦部さんに破断報告をし たみやびごめんね親父の方はともかく息子 はナイスガイダーって評判だったからつい いや気にしてないから全然問題ないよで彼 はどう 言う私はそのバカ官僚に中卒のゴつきで親 が清掃員だと馬鹿にされたことを説明しし たもう私はゴつきじゃないのにそれでうち の息子とは釣り合わないから帰れってそう かそんなふざけた態度だったの か分かっ たでウブさんの名前出したらすごい慌てて ました よ彼はいつも人の顔色を伺っているんだよ まそんなのはいくらでもいるけどねそれに 彼は私の直属の部下だった頃にねある不正 に手を染めたんだけどそれがバレそうに なった時泣いて公表しないでくださいと 懇願したんだそれで私はかわいそうだから 黙っていたんだ今でも私には頭が上がら ないんだ よお見合いから1週間後浦辺さんの元に あのお見合い相手のクソ親父がやってき た浦さんどもご無沙汰しております あの先日は大変失礼なことをなんだね謝罪 でもしに来たのかううえまさか浦辺さんが 面倒を見ている子だとは思いませんでして 青ざめた顔でわなわなと子犬のように震え ていたと いう君は相変わらず人によって態度を 変えるんだねあの子はね私のの遊からの 紹介で大切に預かっている秘蔵っ子なんだ よあなたの息子とは釣り合わないだって 能力で言ったら君のバカ息子とは比べ物に ならないくらいのものを持っているよす すいませんでし た大事に預かっている娘のような年齢の子 をなられたんだぞ簡単に許すことはでき んその後何度も何度もあのお見合いのクソ 官僚は土下座して謝ったらしい私もその 光景を近くで見ていたかったと思っ たその後私は無事に高卒認定試験に合格し たあとは国家公務員の一般職になるための 試験に受かるだけだ試験の勉強をしながら 私はまた居酒屋で働くことにしたある時 カリームは若い男を連れてやってきた アリームの息子だ全然似てないねすごい イケメンじゃんそれはちょっと私に失礼 じゃない私がイケメンだから息子も イケメンなんだ よカリームは本当に話が 早いみやびうちの息子と今ここでお見合い したらいいよちょっとなんでだよいきなり 店にいた人たちはこれを聞いてもう大騒ぎ となったすぐに席がセッティングされ勝手 に私のお役や謎の司会進行役まで登場し ただからさなんでこうなるわけちょっと みんなおかしいでしょねえやめてよ もうもうこうなったらだめだカリームは 嬉しくてたまらないといった顔をしてい たカリームにはに今までお世話になってき た娘みたいに思っていたのだと思うそして この時まさに私を本当の娘にしようとして いるのだった自分の息子を使ってそれにし てもカリームに似ておらずものすごい イケメンだっ た結局それから半年後私とカリームの息子 は結婚した間違いなく世間ではスピードと 言われるくらいの速さだが全てはカリーム がせかしたからだったそういえば最初の頃 から早く結婚した方がいいと私に言ってい たことを思い出した自分でも思いもよらぬ 方向に人生が進んだ気がしてならないが今 はとても幸せ だ私の夫カリームの息子は視聴親と同様 大使館の職員だ私は無事国家公務員のの 一般職採用試験に合格すでに働いて いる そして私は今妊娠中だ自分で言うのも バカバカしいが美人の私とイケメン夫との 間の子供だ一体どれだけ整った顔の子供が 生まれてくるか今から楽しみで仕方が ない今私の頭の中は生まれてくる子供の 名前のことだらけだお [音楽]

~本日の総集編~

①【スカッとする話】白血病で闘病中、私1人で介護してきた義父の葬儀で義母「他人は香典100万置いて消えろ!」夫「確かにな。他人は邪魔だ…」私「え?」→次の瞬間、夫が義母の前に立ち…【修羅場】
(2022/11/21公開)

②【スカッとする話】彼氏とデート中に東大に通う彼氏の弟に遭遇しフリーターと見下された私。数日後、裁判所で彼氏の弟と再会し弟がバカにしたら私を見たベテラン弁護士が震え出し…【修羅場】
(2022/10/27公開)

③【スカッとする話】私をベビーシッター扱いする兄嫁「ランチ行ってくるからよろしく」オムツから離乳食まで私が準備してお金も負担!兄「嫁いびりされたって泣いてたぞ」しかし私の一言で全員静まり返った【修羅場】
(2022/8/12公開)

④【スカッとする話】離婚して義実家へ出戻りした義妹「ここは元々私の家だ!嫁は出て行け!」→義両親を義妹に託して出て行くと後日、元義実家は焼け野原に…【修羅場】
(2023/1/29公開)

⑤【スカッとする話】亡くなった父の会社を引き継いだ私。夫「年収幾らになるんだ?」私「なかなか厳しくて370万だよ」嫌な予感がして嘘の金額を教えた。だが後日、義両親が会社にやってきて…【修羅場】
(2023/1/17公開)

⑥【スカッとする話】里帰り出産から戻ると夫一家6人が住み着いていた。夫「皆で暮らす。嫌なら出てけ」真顔の私「この家、売りに来たんだけど」→実はwww【修羅場】
(2023/2/19公開)

⑦【スカッとする話】私が経営する料亭の予約を義妹にドタキャンされたのでキャンセル料の48万を請求すると「払うわけないだろw友達のヤクザ呼ぶぞ?」すると板前「へぇ。新入り?」→実はw【修羅場】
(2022/11/25公開)

⑧【スカッとする話】作業着姿の夫を見た義妹「底辺とは関わりたくない。絶縁しろw」私「はい。わかりました。」その後主人の正体を知った義妹がきて土下座【修羅場】
(2022/10/18公開)

⑨【スカッとする話】私の結婚式で義母が衝撃的なスピーチ!義母「新婚旅行が終わったらこの尻軽女とは離婚させる」→それを聞いた両親が”あるモノ”を見せると義実家一同沈黙…更にwww【修羅場】
(2022/12/18公開)

⑩【スカッとする話】高級官僚の息子とのお見合い当日。相手の親「話が違うぞ。全く釣り合わんから帰れ!」私「わかりました。でも後悔しますよ?」→すると…【修羅場】
(2022/10/20公開)

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