【2ch馴れ初め】庭キャンプで1人虚しく自分の誕生日を祝っていたら、外からボロボロな少女が突入してきた結果…【ゆっくり】
1人寂しく誕生日を祝っていた俺の元に 突然飛び込んできたボロボロの少女やがて 成長した俺たちはすれ違いの末思いを 確かめ共に生きることを選ぶまず昔の話を しようその頃俺はかっこの中学生だった 季節は秋その日俺は1人で実家の庭に出て いた仲のいい兄がいたが進学のため今年 からは離れて暮らしている父親は出張の 多い仕事でまさに出張中母親は看護のため 夜勤や休めない日も多いそしてそれが今日 と来たつまりその日俺は1人ぼっちで家に いたそんなことは珍しくもないが1つだけ いつもと違ったことそれは今日が俺の 誕生日だということだ俺の家は家族全員が キャンプ好きで特に父が熱心だ毎年夏場 から秋の終わりにかけてはうちの庭は アウトドア仕様になるタープという屋根 だけのテントみたいなものを貼り時には 普通のテントも貼ってそこで寝たり毎週の ようにバーベキューをするのだこの時も タープが作る日陰の元俺はバーベキュー コンロに勝手に火を入れたもうすでに中学 生だった俺は気恥ずかしくてあまり表に 出していなかったが本当は誕生日を楽しみ にしていたそれなのに父の出張と母の出勤 が重なって1日中1人切りになるとは去年 は両親と兄に囲まれて賑やかに庭で バーベキューをしたのにと残念な気持ちに なるバーベキュー用のダトテントを出した のは学校から帰ってからのこと少しでも 楽しい誕生日にすべくソロキャンプ気分で 過ごすことにしたのだ1人で火を炊くのは 止められているが今日だけは許して もらおうと勝手に決めたもちろん火を消す 準備だけは怠らないとはいえ本格的な バーベキューまですると後片付けが面倒だ だから食事はカップ麺で済ませたさてお 楽しみは熱々のココアとスモアだ バーベキューコンロの炭火に小さな鍋を 置きこことコアにる今日は贅沢に母がお 菓子作りに使っている料理用のブランデー も垂らしたチョコ系の甘い香りが当たりを 包むスモアは炙ってとけたマシュマロを一 かけらのチョコと一緒にクラッカーや クッキーに挟んだおやつ今日は俺の好みで ビスケットを使うマシュマロを火にかざす とじりじりと焦げ目がつくここはのチョコ 系とマシュマロのバニラ甘い香りとソロ キャンプ気分は最高だやっと気分が上向く のを感じるその時突然我家の敷地を囲む 池垣がガサガサと音を立てた俺は驚き 飛び上がるうちの池垣は少々作りが甘い歯 がしっているから見た目には分からないが いくつか人や動物が通れるような隙間が ある何かが入ってくるんじゃないか怖い人 とか泥棒だったらどうしよう一瞬でそんな 考えが頭を駆け巡り硬直したところが スポーンと飛び出してきたのは意外な存在 だそれは小さな子供だった服がボロボロで 薄ぎ小柄だが多分小学生だろう子供は俺に 気づくとこちらに近寄ってきたなんだか何 日も風呂に入っていないような不潔な匂い もするえだ誰嫁子ですこんにちははいえ何 こんにちは同様のありしどろもどろにとう 相手はケロリとした様子でもじもしない何 が起きているのかいまい飲み込めなかった 予想通り嫁子は小学生だというすごいいい 匂いする甘い匂い嫁怖そう言いながら くんくんと鼻を引くつかせた何度も深呼吸 までして甘い香りを吸い込むココアは ちょうど似上がりスモア用のマシュマロも 食べ頃だ動揺しながらも俺はココアを 下ろしちょことマシュマロをビスケットに 挟んだ嫁子はもはやかぶりつきの距離感だ 俺の手元を覗き込み今にもよだれを垂らし そうな顔をしているどうしていいのか 分からず俺はとりあえず1個目のスモアを 口に入れたさりとしたかと素晴らしい甘さ だいいないいな嫁子はしゃがみ込みホズを ついてうっとりと見つめてくるこれでは 落ち着いて食べられない仕方がなく俺は2 個目のスモアを嫁子に差し出したどうぞ おいしいよありがとううわ美味しいこんな に美味しいお菓子初めて食べた嫁子は心底 嬉しそうに食べた動揺していた俺も 落ちつきを取り戻す元々俺の地元は そこそこの田舎隣近所の顔見知りならば 勝手に敷地に入ることくらいはあるのだと はいえ完全に初対面の知らない子が池垣を 突き通して入ってくるのはさすがに想定外 だがひとまず外のある感じには見えない俺 は自分の誕生日に起きたハプニングをその まま受け止めることにした翌日俺は母親に 昨日のことを話す昨日庭でココアとスモア 作った1人で火を炊いたのやめてよ火事に なったらどうするの気をつけてやったって ばそれより聞てよその時知らない女の子が 勝手に入ってきたんだえどんな子 汚ったない小学生だったよその会話のマサ 中だ窓の向こうでガサガサと行書きが 揺れる俺は思わず息を飲み母親の方を叩い たあんな感じに生がきが揺れてさやがて 生がきをかき分け人影が現れるやはり嫁子 だ今日も池垣の隙間から侵入してきたあの 子だわ俺が言うと母親もひどく驚いたよ 様子だった嫁子は誰もいない庭を見回し キョロキョロしている窓の中から見ていた 俺と母は顔を見合わせどちらともなく庭へ と出ることにした母はずずん進んでいくが 俺はおっかなびっくりだ母と嫁子が出会う とどうなるのかドキドキするあ俺くいた おばさんこんにちは遊びに来ました俺たち を見つけた嫁子はニコニコ顔だ母は困惑顔 で嫁子に話しかけるこんにちは遊びに来た のどこのお嬢さんかなうちはあっちです まるまるしに行ってますねえねえ俺君お腹 空いたまたあの美味しいの作ってよなんと も大胆な嫁子に開いた口が塞がらないとは いえ自分が作った食べ物をそこまで好ま れると悪い気はしなかった母に許可を取り 昨日と同じく火を入れる作るのはもちろん スモアだ再びご馳走すると嫁子はますます 笑顔になった薄汚れているところばかりが 気になっていたがニコニコ姿は素直に 可愛いらしいと思うお嬢ちゃんお腹が空い てたのね昨日もそうだったのうんおじい ちゃんが具合悪くておやつもらえなかった からご飯はお弁当を買ってるんだけどえ 大丈夫なのかわかんない結構しんどい みたい心配だけどおじいちゃんは風邪薬 飲んで寝たら平気だっって言ってる お母さんお父さんはどっちもいませんうち はおじいちゃんおばあちゃんと私なのそう 嫁ちゃんお風呂とかはどうしてるのお洗濯 できてるお風呂はおじいちゃんが今具合 悪いからお休み中お洗濯はやり方わかん ないからしてないあのねおばあちゃんが 入院してるのだから私とおじいちゃんだけ なんだおじいちゃん洗濯機わかんないんだ よおじいちゃん今眠ってるからうるさくし ないように外で遊んでるの俺と母は変わる がる嫁子に問いかける嫁子は雑談の気分か もしれないが俺は正体を探る探偵のような 気分だった嫁この家族や祖父の隊長の話が 出てだんだんと母の表情が厳しいものに 変わっていく母は看護師なので食料が気に なるのかと考えていると母は急に嫁声の 質問を重ね始めたそうあのねおじいちゃ んってもしかして眉毛が太い人うん多分 太い方かもいつもグレー系の服を着ている 多いかも白い車に乗ってる乗ってるけど なんで知ってるのお家は3丁目はいもしか しておばあちゃんまるまる病院に入院して ないどうして分かるのどこかのランプの 魔人みたいな会話だなと思っていると ついに俺の母が言ったあなたAさんのお 孫子さんかななんでおじいちゃんの名前 知ってるのすごいちょっと怖い嫁子も驚い ているが俺も驚くなぜそんなことが分かる のか一瞬エスパーや占いという言葉がノり をよぎっただが答えはもっと単純なものだ 母は嫁の手を取ると真剣な顔でこう伝えた 勤め先の病院によく来る患者さんもう薬が なくなる時期なのに来ないから心配してた のなるほどと膝を打つ母は内科で看護師を している関係で近所の年寄りには顔見知り が多いのだ嫁子ちゃんうちの母さん三角 病院の看護師なんだあおじいちゃんがよく 行くとこそうなの知り合いなのよおじい ちゃん体調が悪いのどうしてそういう時 こそ病院に来ないかね元気な時には 行きつけの病院に来るが本気で体調を崩す と寝込んでしまって病院に行けないどう 聞いても本末転倒だがこれは田舎の高齢者 あるあるかもしれない大人の家族がいれば 病院に連れて行けるが小学生の嫁子だけで は難しいだろう嫁子ちゃんのお家に行き ましょう今の時間ならまだ間に合うからお じいちゃんを病院に連れていけるはず母が 言うと嫁怖急に心細そうな表情になるお じいちゃんも入院しのきっと大丈夫だよ 早く病院に行けばきっとすぐ治るから俺は 嫁子を安心させようと優しく声をかけた母 が車を出し俺たちは揃って嫁子の家に 向かうたどり着いた嫁子の家は静まり返っ ていた嫁子がまず中に入り祖父を起こす俺 と母が玄関で待っているとパジャマ姿で額 に冷えきを張った恒例の男性が現れた何の ようだあんたら何なんだ嫁この祖父は ひどく不機嫌だ祖父の後ろにいる嫁子は おろおろしている俺もその見幕にすっかり 怯えてしまっただがうちの母は慣れた様子 だきっとリシー表情になり仁王立ちで言う Aさん私三角病院の看護師です服装が違う から分からないかしらいつもよく会ってる でしょうその言葉で気がついたのか嫁子の 祖父は少しバが悪そうな様子で表情を 和らげた俺の母はそのまま言葉を続ける 嫁子ちゃんがうちに遊びに来ておじい ちゃんが寝込んでるって言うから慌ててお 邪魔したんです私が運転するから病院に 行きましょういや休みの日だろうに悪いよ 嫁この祖父がしるが母は負けないいいから 必要なら着替えて行きますよ具合が悪い時 に行かなくて何のための病院ですか俺は ただただ嫁子と手をついで呆然と見守る 結局嫁この祖父は病院に行くことを承諾 無事に手当てを受けてくれた幸いただの風 が原因のようだついでに嫁子はうちで風呂 に入り弁当とレトルトのおかゆを持って 帰っていったおかゆはうちで買い置きして いたものだ嫁この家の洗濯物も一度母が 預かりコインランドリーで綺麗にして返す という俺も手伝うことにして荷物を運んだ Aさんの娘さん嫁子ちゃんの母親ね再婚し て別の家族と暮らしてるのよ嫁子ちゃんは 多分前の旦那さんの子ね迎えに来ることは もうないと思うでも嫁子ちゃんはおじい ちゃんおばあちゃんにすごく可愛がられ てるはずよ洗濯物ができるのを待つ間母が 嫁子の家の事情を教えてくれた嫁子ちゃん のお父さんは赤ちゃんが生まれた直後に 亡くなったんだって詳しくは知らないけど 突然だったみたいじゃあ嫁子はお父さんの 顔を知らないのかもしれないねあんな 小さいのにかわいそう嫁子ちゃんは父親に だから見る度に辛いって母親が実家に置い てったらしいの以前Aさんの奥さんさん 嫁子ちゃんのおばあちゃんが言ってたわ その母親ひどくない勝手すぎるよまあでも こればっかりはね母は口ごもる中学生の俺 には想像ができないことだが母には共感 できる部分もあるのだろうかなるべくうち でも気にかけてあげましょう母の言葉に俺 は強く頷く無邪気に突撃してきた嫁子の 笑顔が曇らないことを祈るしかない数日後 見違えるほど清潔な格好になった嫁子が 隊長がしたソフと一緒にやってきた2人は 何かビニール袋を持っている開けてみると 中にはたくさんの梨が入っていた看護師 さん本当にお世話になりましたご親切に ありがとうこのなしよかったらお礼に食べ てくださいおばちゃんありがとうござい ました俺君もおやつ作ってくれて ありがとうおいしかったよ2人が持ってき た梨はなんと嫁子の母親から送られてきた ものだという意外なことに嫁子の母親とは なりに親しく付き合っているらしい他の家 のママみたいに家にはいないけど別に お母さんのことも嫌いじゃないよたまには ちょっと寂しいけど俺と嫁子が話す間母は 嫁子の祖父に嫁子がどんな風に我が家に 登場したのかを説明していたようだ俺と 嫁子の話が一段落つく頃嫁子の祖父が俺の とろに来て急に頭を下げた突然お邪魔して 食べ物を寝ったそうで申し訳なかったいえ そんなことないです実はあの日俺誕生日 だったんですよでも両親は仕事でいないし 兄貴も今年から遠くに引っ越してて1人 ぼっちだったんです誕生日なのに寂しく 過ごしてたから嫁子ちゃんが来たのも一緒 にお祝いしてるみたいで楽しかったです俺 君誕生日だったの教えてくれたら歌って あげたのにハッピーバースデーブユ ありがとうねよこちゃんその様子に安心し たのか嫁子のソフわを続けたよかったら 仲良くしてやってくださいまだ小さいから 一緒に遊んでもお兄ちゃんにはつまらんか もしれないけど嫁子の仲良しはみんな6 丁目とかの向こうに住んでてすぐ近くには いないんだよそうなのそれに皆塾に行って 遊べない日もあって結構1人で遊んでるん だあんまり迷惑かけたらいかんよ遅くは なるなよはいこうして俺に年下の新しい 友達ができたそれからというもの俺と嫁子 は家族ぐるみの中だ嫁子の祖母が回復して 帰ってきた時も我が家で一緒に バーベキューでお祝いをしたうちの父親は 嫁子の祖父に習って時々釣りに行くように なったアウトドアの幅が広がって嬉しそう だ不思議な縁で繋がっていたかのように俺 たちは仲良くご近所付き合いを続けていく それからエが一周する程度の時が流れた今 や俺は20代後半の荒さ嫁子20代前半だ 今でも俺たちの交流は続いている入るは もちろん俺と嫁子は幼馴染みの関係と言っ てもいいだろう俺は実家を離れたが住んで いる場所は決して遠くないだから ちょくちょく帰ってきては家族と バーベキューやキャンプを楽しむ東京で 暮らす兄も時々帰ってくるため運が良けれ ば一家勢揃いで賑やかに過ごせるわけだ 両親も元気いっぱいで俺や兄がいない時は 河や山に出かけて夫婦水ずのキャンプも 楽しんでいるそうだ嫁子はと言うと地元で 就職し今でも祖母と暮らしている実母の家 から時々果物などが届くと俺の実家にも おそ分けに来てくれる母親のことはもう ただの親戚の人だと思っているとは嫁子の 言葉だそんなある日俺は特別な気持ちで 実家を訪れていた実は兄が結婚する予定で 婚約者の女性を家に連れてくるのだ両親や 俺と顔合わせがてらにはキャンプを楽しん でいくことになっていた兄が家の中にいる 間兄嫁となる予定の女性BさんとすBさん も兄とキャンプに行ったりはするんですか いえアウトドアに行ったことはないんです お兄さんがキャンプに慣れていることも ここに来て知りましたへえ兄貴って向こう ではキャンプしないんですね東京だと なかなか行ける場所がないから兄貴も都会 の人になっちゃったなうふでもちょっと ワイルドだなとは思ってました虫とか全然 平気なんだもの私は苦手だから頼もしくて 俺とBさんはお互いに気を使いつつも なかなか楽しく会話できたと思うあまり 出会ったことがない都会的な女性でこの人 と義の家族になるというのはんだか奇妙な 気分だそれにしてももうすぐBさんと同じ 苗字になるなんてなんだか不思議です結婚 式はどんな風にするんですかその時生がき がガサガサと揺れたいつものように現れた のは嫁子だ腕の中には美味しそうな桃が あるどうやらまたお裾分けに来てくれた らしい嫁子はなぜか怖ばった表情だまるで 何かに驚いているようにも見える知らない 人がいるせいかと考えてBさんを紹介 しようとしたのだが嫁子は遠慮するこの桃 おそ分けに来ただけなのごめん用事がある からまた今度ねそう言って早々に帰って しまったなんだかそっけなかったがま そんなこともあるかと気にせずに過ごす 翌日俺は衝撃を受けることになった都会に 帰る兄たちに土産でも持たせてやろうと ウキウキと買い物をしていた最中思いがけ ない光景を見てしまったのだ嫁子が誰かと 一緒に歩いている2人でアクセサリーの店 を覗いているようだくっつきあってとても 親しげだったつい気になってチラチラと 伺ってしまう相手は同年代の男性のようだ 楽しそうに笑う嫁子の横顔が目に焼きつい た恋人がいたんだなと思う嫁子とは特に そんな話をしたことはなかっただが嫁こも 年頃の女性人や恋人がいるのは当然だろう そう思いつつ俺はぐっと胸を掴むような 痛みを覚える突然襲ってきたその感覚は 強い寂しさそして嫉妬だ多分俺はいつの間 にか嫁子がそばにいるのが当たり前だと 思い込んでいたなんということだろう 手遅れになってから嫁子が好きだと意識 するなんて俺は土産探しも放り出し逃げる ように実家に戻った仕方がないと思おうと したがどうしても嫁子の笑顔がまぶの裏に 浮かぶあの笑顔が俺ではない誰かと 寄りそうそれはとても耐えがいことに思え た諦められないそう感じた俺は1人眠れ ない夜を過ごしたそれからの数日間は ひどく長く感じた1人暮らしの家に戻って もなかなか寝つけずずっと嫁このことを 考えてしまう後日再び実家に戻った時には 俺は非想な覚悟を決めていた恋人がいる 以上確実に振られるだろうそれでもこの 気持ちを伝えなければ俺の心が成仏しない 意識したばかりの気持ちはたったの数日で 膨れ上がっていたまるで無意識に育ってい た12年分が一気に膨らんだかのようだ俺 は嫁子を呼び出して告白することにした外 で会おうかと考えていたが嫁子の希望で俺 の家の庭で会うことになるまたここは作っ てよ電話越に聞いた嫁子のリクエストが 苦しい胸に刺さるここはおにる甘い香りが 今日だけは辛い生がきが揺れる現れた嫁は どこか神妙な表情だった俺は意を消して 嫁子に告げる嫁ちゃん今日は話があるんだ 俺嫁ちゃんのことが好きです無理かもしれ ないけど一緒にいたいすると嫁子はひどく 苦しげな調子でぼそぼそと声を漏らしたで も俺君結婚するんでしょう俺は大きな はてなを頭上に浮かべる何それそんな予定 ないけど嫁子は釈然としない顔だこの際な ので俺自身も気になっていたことを聞いて みることにしたそういう嫁ちゃんも彼氏が いるんだろこの前見たよいないよ何のこと ええ嫁子も俺も大混乱だ一体何が起きて いるのかと頭を抱える最初に問いかけてき たのは嫁子だったえでもこの前ここで女の 人と苗字が同じになるとか結婚式とか言っ てたよねもしかしてBさんかな兄貴のお嫁 さんになる人だよ兄と結婚するって言う から話してたんだえそうだったの嫁子は ケラケラと笑い声をあげたなんだかひどく 嬉しそうだどうやら桃を持ってきてくれた 日嫁子は俺と兄嫁になるBさんを婚約した 中だと誤解していたらしい待って待って 嫁子が一緒にいたあの人は誰あんなに くっついてたのに彼氏じゃないの全然 心当たりがないいつの話嫁ちゃんが桃持っ てきた次の日だよ屋を覗いて楽しそうにし てたぞあそれしこちゃんだ神がすごく短く てボイシな格好だから後ろ姿だとよく 男の子と間違えられるんだよね女性だった の多分前から見てないでしょ美容紙でね いつもばっちりお化粧しててすごく美人だ よ嘘だろう本当だよこの子じゃない服装は 違うけど写真見てみてよそう言って嫁子は スマホの画面を見せる写真の人物は間違い なくあの日の相手であり少し派手なメイク をした女性だったなんだよ嫁ちゃんに彼氏 ができたんだと思って玉砕覚悟で思いだけ でも伝えようと私こそ俺君が結婚するんだ と思ってしこに付き合ってもらって失恋 記念の爆笑してたのに失恋ああえ俺なんと いうことだろう俺と嫁子はお互いに誤解し お互いが失恋したと思い込んでいたのだ俺 たちは腹を抱え涙が流れるほど大笑いした 家の中にいたうちの母親が何事かと見に 来るほどだこうして俺たちはすれの末晴れ てお付き合いを始めることになったあれ から4年俺たちは仲のいい恋人として 過ごしてきたデートはいつもキャンプや 山登りで熱いコーヒーとスモアが定番の 2人だそして俺たちはついに入籍晴れて 夫婦となることができたこれからも一緒に 趣味を楽しみながら温かい家庭を築いて いくつもりだ唯一の公開は世界的に有効し た感染症のせいで人を集めるような式を あげられなかったこと家族や友人とと共に 祝うことができず特に嫁子はしょんぼりと していただがこのご時世だから仕方がない そんな風に諦めていた矢先興味深い ニュースを見た登山好きのカップルが山頂 で結婚式をしたというニュースだその ニュースを見て以来嫁こと2人で我々なら ばキャンプ場パーティーだと盛り上がって いるもしかしたら近日中に本当にキャンプ 場で結婚疲労パーティーをするかもしれ ない招待客への振る舞いメニューは自慢の キャンプ目とスモアでいいだろうか演出も 俺たちらしいものを考えているフェイク グリーンと緑の布で池が風にして真ん中 から2人が登場するなんてどうそれって いつも俺君の家に行く時の私みたいに俺 たちらしいと思わないかいいかもでも 初めて見る人は意味が分かるかななどと 嫁子話し合っているのだ熱いコーヒーの 香ばしい香りとマシュマロを焼く甘い香り がする中俺たちが池垣風の壁から飛び出す 嫁子屋の家族と友人たちに囲まれた パーティーにふさわしいなかなか楽しそう な演出だと思わないか最後まで話に 付き合ってくれてありがとう俺たちは今 とても幸せだと思うみんなにもたくさんの 幸せがありますよう [音楽] に俺は祖母と2人暮らしをしている祖父は 物心ついた時からいないし父も母も小学2 年生の時に事故で高いそが育てくれて色々 な制度に助けられ俺は大学に進学できた 今日はばあちゃんが何やら手続きがあると いうので付き添いで役所に来たのだが役所 は待ち時間が長いな付き合ってくれて ありがとうねご飯でも食べて帰ろうか用事 を済ませどこで食べるかばあちゃんと話し ているとキョロキョロ当たりを見ながら フロアを進む怪しい感じの女性がいた一目 が気になるんだろうけど逆に周囲の目を 引く見てミふりして様子を伺ってた俺は 驚いたえ嫁子女性がビクッと塊りゆっくり 俺を見るえ俺君うわ嫁子じゃん久しぶり こんなところで会うと思わなかった不審者 は俺の幼馴染みの嫁子だった嫁子と俺は 同じ団地で隣同士に住んでいた嫁こんちは 星家庭だったから保育園にはばあちゃんが 俺と嫁子を迎えに来てくれていつも俺の家 でまるで兄弟のように一緒に遊んだりご飯 を食べたりしていた両親のの報告を受けた 時も嫁子と一緒だった一緒に宿題を終えて ゲームをしてて電話を受けたばあちゃんが 顔色を変えて今から病院行くよって言った のを覚えてる俺の両親は夫婦で長距離 トラックの運転手をしていたそれで2人 一緒にいなくなった嫁子と俺とばあちゃん で暗い霊安室に入って俺は泣きじゃくって いて嫁子も涙をこぼしながら一生懸命俺を 抱きしめてたその後もずっとそばにいて くれて俺が寂しくないように励ましてくれ たんだ子供の頃俺がどうにか立ち直ること ができたのは嫁子のおかげだ俺はずっと 嫁子に感謝してて大人になったら嫁子の役 に立ちたいと思っていたしかし小学校卒業 と同時に嫁子一日は県外に引っ越して しまいそれっりだったのだあれ嫁子ちゃん かいま綺麗になったね嫁子だと気づいた ばあちゃんも声をかけるうわあおばあ ちゃんお久しぶりですおばあちゃんも元気 そう嫁子はさっきまでビクビクした様子 だったがばあちゃんを見てパッと顔が 明るくなった嫁子何してんのこ今から 昼ご飯食べに行くけど嫁子ちゃん一緒に どうだい俺の問いかけにばあちゃんが被せ てくるこのフロアには高齢者障害福祉子供 関係や保護家の窓口がある役所で何の用事 か尋ねるのは場合によっては不粋なことだ から聞くなというばあちゃんの配慮だった えいいんですかあでも私今手持ちがなくて そんなもの気にすることないよ嫁子ちゃん はうちの孫同然なんだからせっかくだから お話ししようそうだよランチしようぜ俺 だってバイトしてんだから気にすんなそ そうえっとじゃあお言葉に甘えてこの建物 の中に食堂があるだろうそこでいいんじゃ ないかいこの時は気づかなかったがばあ ちゃんは嫁この用事が住んでなければ窓口 に戻りやすいだろうという理由で提案して くれていたのだよし決まり行こうそうして 俺たちは食堂に移動したここの食堂のご飯 うまいんだよへえ知らなかった席について メニューを眺める俺とか定食嫁子はえと じゃあビーフカレー私は焼魚定食にしよう かね注文を伝え料理を待つ間も俺たちは話 しっぱなしだったのだが俺君今バイトして るって大学生どこの大学に行ったの情報 処理系ってわかるいわゆるIT系なんだ けどへえすごいじゃん私は文系でそういう のさっぱりだから羨ましいよ嫁子はバイト はどんなバイトしてるの飲食とかコンビニ とかあうんそう駅にあるスタバえ素敵 おしゃれまあ学校帰りによれて家も近い からスタバの店員さんって可愛い子多いよ ね彼女とかできた好きな人はいやそういう のはまだ嫁子が早に質問を繰り出し俺は 質問に答えてばっかりだ俺だって嫁子に 色々聞きたかった今どこに住んでるのか何 をしているのか嫁この母ちゃんは元気かさ 料理が来たよ食べようかねいただきます いただきますいただきます俺はなんか違和 感を感じつつ付け合わせのトマトをはで とるえ俺君トマト食べられるようになった んだ嫁子が驚いて声をあげた何年前の話だ よ食べれるよトマトくらいだって食に出て たトマトこっそり持って帰ってたじゃん ノート破って袋作ってさああやってたね それでランドセルの中ぐっちゃぐちゃに なったんだよなあれで私学んだよ ランドセルの中のシミとか汚れは取り にくいんだなってばあちゃんにしこたま 怒られて泣きながら掃除したもんな ほとんど私がやったんじゃん俺君は教科書 吹いて干してるかと思ったら筆箱の改造し ててさ最終的に綺麗にしたのは私だよお前 たち喧嘩していつまでたっってもおわりし ないんだから俺たちはみんなで笑ったその 後も思い出話に花を咲かせる私が学校で 使う牛乳パックないって工作の前の日の夜 に焦った時は俺君が1L飲んでくれたんだ よねばっちり腹壊したけどな当時の失敗団 も今になると笑い話ばかりだ今もあの団地 に住んでるのうんばあちゃんが階段登るの 大変だから1回に引っ越しはしたけどあの 団地嫁子ちゃんこの後用事がないなら遊び に来るかいあうん行きたいぜひ嫁子は少し 考えたがせっかくだからとこのまま団地に 遊びに来ることになったうわ懐かしい本当 に変わってないねだろう見てみろよあの パンダ俺が指さした共有遊具のパンダは錆 や汚れで黒い涙を流しながら微笑み たたずんでいたやばいもうホラーじゃん 懐かしくも時間の経過を思わせる団地の 様子を楽しむ嫁こお邪魔します いらっしゃい気を使わなくていいからいつ もみたいにくつろいですごい貝が変わった だけで部屋の中全然変わらないあこれお ばあちゃんと作った飾り俺が男だったから ばあちゃんは嫁高本島の孫娘のように可愛 がっていてよく一緒にビーズの アクセサリーを作っていたそうそうよく できてたからねちゃんと飾っておいたんだ よ俺君の部屋は前と同じとこそう間取りも 一緒だからマジでまんま一緒えもう子供の 頃の自分の家に見えてきたはしゃぐ嫁子の 声を聞きながら俺が人数分の麦茶を用意し ていると急に静かになる嫁子様子を見に 行くと嫁子は俺の父ちゃんと母ちゃんの 仏壇に綺麗に星座して手を合わせていたお 久しぶりですお邪魔します嫁子は子供の頃 からうちに来ると必ず2人に挨拶してくれ た変わらないな俺はなんだか嬉しくて ちょっと感動したデザート食べようぜ帰り がに買ったゼリーと麦茶で2次会が始まる ほら去年もここの花火大会ばあちゃんと 言ったんだスマホで花火大会の画像を 見せるうわあ綺麗ここ地元民しか来ない から本当人もそこまで多くないしいいよね 俺と嫁子は毎年ばあちゃんに地元の花火 大会に連れてきてもらっていた今年は嫁子 も一緒に行こうよそうだスマホは連絡先 教えて嫁子がピタっと動きを止めるそう いえば嫁こ手ブラだ手持ちがないと言って いたがカも財布らしきものもスマホも持っ ていないえっと嫁子ちゃんばあちゃんが 優しくも鋭い眼光で嫁子を見る今どこに 住んでるんだいお母さんは元気嫁子の表情 が曇る嫁子ちゃんは昔から嘘や隠し事が 上手じゃないからね言いにくいこともある だろうがここなら大丈夫だよ食堂で自分の 話をしない嫁子の様子から話しにくい事情 があることを察してばあちゃんはここで 質問を投げかけたのだあのえっと私たちは 家族みたいなものだろう遠慮する必要は ないんだよ困ってることがあるんじゃない のかい戸惑う嫁子にばあちゃんが優しく声 をかけた実は母は亡くなりましたえ俺は 驚きばあちゃんは静かに嫁この話に耳を 傾ける引っ越して母はすぐ再婚したの私も お父さんができて喜んでたんだけどその人 お母さんがいないところでちょっとひどく てひどいって何その殴ったりとかそんな俺 は嫁子の話を聞いて頭が真っ白になる お母さんいつお亡くなりになったの去年 病気で高校入る頃病気が分かって治療 頑張ってたんですけどダメでしたそうそれ は大変だったねだんだん嫁子の声が涙 混じりになる母がいなくなってどうし ようって思ってたら父が急に優しくなっ でも様子がちょっとおかしくなってきて私 の着替え覗いたりとか心臓が激しく動き 出す俺は震える拳を握りしめぶつけようが ない怒りの感情を必死で抑え込み嫁子の話 を聞くことに集中したもう毎日怖くてそし たら何日か前の夜部屋に入ってきてそれで もうダメだと思ってとっさに部屋の貯金箱 持って家を飛び出して寝カフェにいたりし たけどお金も残り少なくなってきたから今 は河原の橋の下で寝てる河原ってもしかし て花火大会のある河嫁子は母親をなくした 心の傷を癒す暇もなく義父から身を守り 恐怖で逃げ出し思い出の詰まった子の血 まで逃げてきたのだという今日は役所に 生活保護の相談に来てたんだなんですぐ俺 んとこ来なかったんだそう言いかけたが俺 は言葉を飲み込んだ嫁子が団地を離れて5 年以上経っている俺がどこで何をしてるか なんて分からないんだから俺を当てにでき ないのは当然だもちろん税金で生活し 続けるつもりはないのすぐ働こうと思っ てるただもう何からしたらいいのか分から なくなってそっとばあちゃんが嫁子の手を 優しく包んだお母さん亡くなって悲しかっ たでしょうにいろんなものに1人で耐えて 辛かったねよく頑張ったね嫁子ちゃんばあ ちゃんが優しく嫁子をねらうボロボロと 嫁子は涙をこぼしはめめたもう大丈夫もう 大丈夫だよばあちゃんが泣きながら揺れる 嫁子の体を包み込んだ怖かった怖かったよ 嫁子は子供のように泣きじゃくった俺は 情報量が多すぎて呆然と泣いてる嫁子を 見守りつつどうにかしなきゃと頭を古回転 させひらめいた嫁子ここに住めばいい じゃんえ簡単なことだよまず住む場所が ないならここに住めばいい予想しなよえで もそうだね寝ると頃に困ってるならうに 住めば解決するね落ち着いたら必要な 身の回りのもの後で買いに行きなさい あんた手伝ってやりなばあちゃんが財布を 俺に預けるだめだよそんなそこまで嫁子 ちゃん言ったでしょうあなたは私の孫同然 なんだから遠慮する必要はないのでも当然 嫁子は戸惑ったがばあちゃんが優しい笑顔 でおかり嫁子ちゃんそう嫁子に行ってお かり嫁子俺も嫁子を迎え入れると嫁子は 泣きながらただいま小さく呟いた俺は一番 辛い時に嫁子に支えてもらったのに辛い時 にそばにいてやれなかった公開の念が 生じるが過ぎたことはしょうがないこれ からの嫁子を全力で助けるぞと意気言だ この子も大学やバイトで家にいないことが 多くてね嫁子ちゃんがいてくれたら私も 嬉しいんだよばあちゃんが嫁子に言う色々 やることはあるけどまずは心も体も しっかり休めるんだ焦らなくていいからね はいもろもろの手続きはおいおいするとし てばあちゃんは嫁子が元気になるのが最 優先だと告げるそれから俺とばあちゃんと 嫁子の3人暮らしが始まったはいはい失礼 しますある日嫁子が何やら電話をしていて 気になった俺は自分の部屋から今に出てき たあ俺君ごめん電話借りた別にいいよ全然 うちはファミリータイプの団地でばあ ちゃんは仏間に寝ていたから余って客間に している部屋を嫁子に使ってもらってた 嫁子は今スマホを持ってないから今にある 固定電話を使ったのだ大学にやめるって 連絡してたのそっか必要書類多分ここに 届くからおう嫁子は少しずつ神辺整理を 進めていた色々な事態を想定しつつ住民票 も移動したが幸い岐阜からの襲撃はない そこまで嫁子への執着はないのだろう逃げ た嫁子が通報するとか訴えるかもとか考え てないんだろうなまあ嫁子も関わりたく ないだろうけどお母さんの牌を残してきた のが気がかりだと言っていたので気持ち だけだが俺の父ちゃんと母ちゃんの仏壇に うちのアルバムに残ってた嫁子のお母さん の写真を飾ったら喜んでくれた嫁子と俺は 毎朝欠かさず手を合わせている色々 落ち着いてきたみたいだなあっちでは 頼れる友達とか彼氏とかいなかったの連絡 しなくて大丈夫ふ彼氏いたのかなとなんだ かドキドキしつつ尋ねたあの時は必死で夜 走ってたら花火大会を思い出して気づい たらここにいた感じ向こうでは友達はいた けどそこまで親しくしてなかったというか 余裕がなかったというかそっかデリカシー のないことを聞いたなと少し後悔しつつ 死に物狂いで家を飛び出した大変な時に あの花火を思い出したのかと一緒に過ごし た夜を覚えていたのかと思い俺はなんだか こそばゆい気持ちになったその後俺と嫁子 ばあちゃんはいつも一緒に料理をしたり 洗濯物を畳んだりみんなで餃子を作って 食べたり週末の夜はお酒を飲みながら ババ抜きをして夜更かししたり日々を 楽しんで過ごしていた親がいた時とも違う 子供の頃の嫁子と一緒に遊んでいた時とも 違うばあちゃんと2人で過ごした穏やかな 日々とも違う年頃の男女が一緒に住んで いるというのに変に緊張したりすることも なくて新しい家族が増えたような感覚で俺 はただただ居心地が良かったそれから数 ヶ月が経ち夏を迎えた私来週から アルバイトを始めることになりました嫁子 は先日家の近所のコンビニに面接に言って いた今までお世話になりっぱなしだった けどちゃんと働くからね気にしなくていい のにそんなわけに行かないよ俺も大人に なって少しでも家にお金を入れたくて バイトを始めたから嫁子の気持ちはよく わかる気持ちも落ち着いてバイトもできる ようになって本当2人には感謝しかないよ そんなことないようちも家族が増えて 賑やかでとっても楽しいんだからそう言っ てもらえて嬉しいおばあちゃんバイト始め ても夕方までに帰るから一緒にご飯作ろう ねそして嫁子はバイトを始めたのだがそれ から間もなくして思いがけない事件が 起こるばあちゃんただいまあっち講義も 早く終わりバイトもないその日俺は 照りつける日差しの中帰宅したあれ エアコンつけてないの家の中はむわっとし た空気がこもっていて息がしづらく俺は エアコンのスイッチを入れる額からも汗が 流れ出て目に入りそうになるのを腕で拭っ たばあちゃん出かけたのぶつまで扇風機の 音がした昼寝してんのかばあちゃん小さな 声で襖を開けるばあちゃんなんとなく違和 感を覚え部屋に入った最弱扇風機は熱気を かき回してるだけで何の役にも立たない まま首を振っている何度声をかけてもばあ ちゃんは目を覚まさないばあちゃんばあ ちゃんばあちゃんの体が暑かったそれまで 滝のように流れ出ていた汗は一瞬で止まり 血の気が一気に引いて全身が凍りつくよう な感覚に襲われるばあちゃんねえばあ ちゃんその時どさっという音が背後から 聞こえて俺は後ろを振り返った嫁子が玄関 で俺の声を聞き慌て部屋に入ってきたのだ 床に落とした買い物袋からゴロリと キャベツが転がり出る嫁子嫁子どうしよう ばあちゃんがお俺く救急車早く嫁子がばあ ちゃんにかけよりすぐにほれ剤をタルに 巻いてばあちゃんの額や首脇に当てるなど 応急処置をしたその間に俺は救急車を呼ぶ 救急隊が到着するまで俺は必死でばあ ちゃんを呼び続けた私のせいだ私出る時に エアコン消したらだめだよって言って なかったから嫁子のせいじゃないなあばあ ちゃん大丈夫だよな半ば願うような気持ち で呼びかけたそこに救急隊員が到着しばあ ちゃんの状態を確認する熱中症ですねこの まま入院になると思います付き添いは どなたがなさいますか救急車に道場できる のはお1人ですが俺君言って私は入院に 必要なもの用意して後から行くから俺は 嫁子に言われるがママ慌しく急者に乗った 年よりは暑いと感じる感覚も鈍いし喉が 乾いていることにも気づきにくいから多い んですよ自宅で熱中症になる方救急車で 病院へ向かう間そう言われた病院で処置を してしばらく安静にしてれば大丈夫です からね救急隊員は心配して泣きそうになっ ている俺を安心させようとそう教えてくれ たが俺は心臓が砕けるほど怖かった大事な 家族が目を覚まさないのはもう嫌だサレの 音が近いはずなのに遠くで頭の中に響いて いたばあちゃんは応急処置を施され天敵を 繋がれ個室に移動した俺はばあちゃんの 眠るベッドのそばで椅子に座りばあちゃん の手を握って自分の額に押し付けるばあ ちゃんの手はいつもと同じ体温に戻ってい た清潔な薬品のような病院の匂いが鼻に つく俺は病院が苦手だ最後に両親に会いに 行った時を思い出してしまうから俺君背後 から嫁子の声がしたこれ 荷物ありがとう俺は振り返らずにお礼を 言う病院は嫌だね嫁子が俺の隣にある椅子 に座って呟いた嫁子は俺の両親の最後の時 一緒にいて母親の最後を病院で見とって いる俺たちは2人とも大切な家族との別れ を病院で経験していたうん嫁子がそっと俺 の手を握る俺たちは手をついでばあちゃん の願を見ていた数日後ばあちゃんは無事に 退院したいやごめんね心配かけたね本当だ よ全く俺の寿命が縮だわ元気になって よかったよ本当しばらく安静にしないとだ からね家事は全部私がするんだからでも 嫁子ちゃんバイトあるでしょうバイトし ながらでも家事はできるのそうだよ俺も 手伝うしそりゃ頼もしいねその後俺たちは 今まで以上にばあちゃんの隊長に気をつけ つつ今までど通りの生活を続けたばあ ちゃんは好意しもなくしっかり元気になっ たそういえば花火大会もうすぐだよねお ばあちゃん今年も浴衣切るの今年は私は 行かないよえ行かないのなんであんなこと があったんだ家で大人しくしとくさまあ そっかじゃあ来年は一緒に行こうねそうだ ね今年は若い2人で楽しんでおいで いやいやばあちゃん家に置いて行くわけ ないだろそうなのかいはあ今子はまだまだ かはなば爆弾発言をしたばあちゃんは いたずらっ子のように笑う俺も嫁子も顔を 真っ赤にしていたあのなばあちゃん嫁子は もはや家族俺たちは兄弟みたいなもんだろ ときめきも何もないし大体俺まだ学生だぞ そうよちっちゃい頃から裸だって見たこと あるんだから幼馴染みって恋愛対象には ならないんだから言いながらお互いなんだ か苦虫を噛み潰したような顔になっている ばあちゃんはふっ笑って俺たちの顔を見る 添い遂げる相手にときめきなんてものなく てもいいんだよ大切なのは暗くを共に できるかだ暗くを共にそう楽しい時だけ じゃなく苦しいことも乗り越えていけると 思える相手こそ最高の伴侶だねえじいさん ばあちゃんがぶつに呼びかけたりんと窓際 の風林がなるその晩布団に入って俺は色々 考えた嫁子ときめたりするのと違うけど俺 は嫁子には幸せになって欲しいなと思う俺 が幸せにできるかは分からないでも嫁子と 一緒なら悲しいことや辛いことがあっても 一緒に頑張って乗り越えておじいさんとお ばあさんになってあの時はきつかったね なんて笑い合っていたい役所の食堂で話し た思い出話みたいに嫁子はどう思ってるの かな嫁子いつもバイト何時に終わるんだっ け15時だよ俺今日バイトないから帰りに 迎え行くわ一緒に買い物して帰ろうぜ わかった数日後バイトがない日に声をかけ たお待たせバイトを終えた嫁こと合流し スーパーで一緒に野菜を選びながら買う物 をかごに入れていく俺は買い物袋を持って 嫁子と並んで歩いたいつもの花火大会が ある河は夕方は涼しい風が吹き抜けていく 気持ちいいねちょっと座って話そう土手に 腰かけて俺と嫁子は川の流れやの高い草が 風に揺れる景色を眺めるあのさ俺は妙に 緊張したり悲しい気持ちになりながら考え ていたことを話し出したばあちゃんが入院 した日俺すげえ怖かったでも嫁子が来て 安心した嫁子は黙って聞いている考えたく ないけどすごい嫌だけどあれからいつかは ばあちゃんもいなくなるんだよなって想像 するようになったんだただもしその時が来 ても俺嫁子がそばに聞いてくれたら 乗り越えられそうな気がする自分でも何が 言いたいか分からなくなっていた私辛い時 はいつも俺君と一緒にいた時のこと 思い出してた俺君との思い出が私を助けて くれてたと思うこれからもずっと一緒にい たい俺も嫁子も同じことを願っていた数年 後俺は一般企業に就職俺たちの生活は 決して裕福ではなくしそで慎ましいもの だったでも心は満たされていた今はあの 団地ではなくバリアフリーの中古住宅を 購入し引っ越した嫁子は俺の妻になりばあ ちゃんは暇ご庭で日向ぼっこを楽しんで いるこんな日が1日でも長く続きますよう に俺たちは毎朝仏壇に手を合わせそう願う のだった最後まで聞いてくれてありがとう みんなの大切な人との出会いもたくさん 教えてくれ [音楽] みんなの家では焼きうどって結構出るもん か焼きそばの方が主流なんかなうちでは 定番のメニューなんだでもちょっと変わっ ているかもしれない何しろ麺に味つけた だけのやつが出るからこれがうまいんだよ なそれに俺と嫁子の縁をついでくれた そんなうどんの絆を聞いていってほしい俺 は当時空手部に所属する高校2年生部活 ばっかにを燃やしていて勉強は二の次ぎ ってタイプだった嫁子は俺の隣に座って いる同級生で日頃からお世話になっていた ななんせ授業中は体力回復くらいの空手 馬鹿だったからやべえ寝てたノート真っ白 だぜなんて日常左半時そんで笑いながら そっとお隣を見るとため息つきながら嫁子 がそんなことだと思ったよほら後で返して よねよだれの後とかつけないでよそんな ことしないって悪いありがとなしっかりも で真面目な嫁子は毎日綺麗にノートを取っ ていて俺に見せてくれる上にポイントとか 教えてくれる正直俺が高校を卒業できたの は嫁子のおかげと言っていい赤点取ると 部活中止の補修になるから丸かつ問題だっ たんだよな俺たちは仲のいい同級生の息を 出ていなかったんだが急接近させる出来事 があったそれが弁当だった俺はお袋に頼ん でいつも特大の弁当を持ってきている ゴリゴリの体育会計だし見た目も食欲も ゴリラなれ特大の弁当箱にこれでもかと 白米を詰めておかずもたっぷりこれがない と午後生き残れない自信があるワクワクと 弁当を開く隣で嫁子も女の子らしい ちっこい弁当を開いたその途端ソースと 醤油の焦げる香ばしくいい香りが広がる嫁 この弁当を見下ろすとうお何それうまそう じゃん嫁この弁当箱には愛らしいおかず なんぞ見当たらずびっちりと焼きうどんが 入っていたへへんも飯だけど美味しそう でしょこれは絶対うまいやつじゃないか ちょ嫁子これこれやるからうどんちょっと ちょうだいうんどうしよっかなどうも トレード対象の唐揚げ1つでは足りない 様子ならばとアスパラのベーコン巻きお さんさらに出し巻き卵でどうだよっしゃ めっちゃ数ゲットはい俺く半分食べなよえ そんなにいらねえよ腹減るだろこんぐらい でいいってだめだよ俺君いっぱい食べない とさ腹の音がうるさいんだもんほら食べな よおかずのお礼にと嫁子は半分もうどんを 分けてくれた一口食べただけで俺は感動し ためちゃくちゃうまいめっちゃうまいわ これこいつで飯食える炭水化物に炭水化物 てめっちゃデブるよまあ俺君くらい動い てれば全部消えるのかすごいうまいよ嫁子 天才じゃね言いすぎだってもうまた作って きてあげるからさ黙って食べなよおうこれ 感謝の気持ちだお袋がいつもデザートに つけてくれるフルーツの入ったゼリーを 出すと嫁子は目を輝かせたわあ美味しそう これ妹にあげたいから持って帰ってもいい うつは洗って返すねへえ妹いんの俺も妹と 弟がいるんだけどさそんな感じで長男長女 の苦悩を語り合うくらいに一気に距離が 縮まったんだ嫁子には年の離れた幼稚園児 の妹がいてめっちゃ天使いい子なんよ超 可愛いからとのこと羨ましいな俺には年子 で口うるさい妹と同じ空手をやっている けどイケメンでモテる弟がいるんだ兄の俺 はゴリラなのにななんで弟だけ キャーキャー言われるんかあはははは 嫁子爆笑するだけで否定するとか励ますと かはしなかったただ思いっきり笑った後に 俺君は優しいゴリラだから慕われてるんだ よ最終的に勝つのは俺だって思ってれば いいじゃん優しいゴリラって何そのまんま だよぶっくあははは笑っている嫁子は すごく可愛くて俺はなんかもうゴリラで いっかなんて思っていたうほほその日から 俺と嫁子は弁当をトレードするのが 当たり前になって言った俺は母に頼んで いつも多めのおかずにしてもらうさらに 嫁子の天使である妹ちゃんのためにゼリー を必ずつけて欲しいと頼むとニヤニヤし 始めたななんだよ兄さんに恋の予感ははあ いつの間にか後ろにいた妹もニヤニヤして て母と一緒にやだもう本当になんて クスクスしているそそんなんじゃねえよ とにかく頼んだからないつもおいしいよよ ありがとう俺は恥と引き換えにゼリーを つけてもらって嫁子にて土産として持たせ ていたそれが原因で嫁子妹は俺のことを ゼリーのお兄ちゃんなんて覚えてたみたい だ余談だけどなでもまあ毎日毎日貧乏飯と 称して調味料で炒めただけのほぼスうどん を持ってくるなんて気になるよな気になっ て聞いてみると嫁怖あっけらかんと答えた そりゃ貧乏だからねそれで最近父親が体調 を崩して入隊員を繰り返していることを 教えてくれた嫁この家は妹が生まれた時に 母をなくしてしまい父親が1人で頑張って 育ててきてくれたこと体調を崩してからは フルタイムで働くことができず嫁こも家計 を助けるためにバイトをしていること幼い 妹にはひもじい思いをさせないように 美味しいものを食べさせてやりたいだから 自分は節約していることま私が単純に うどん好きってこともんだけど俺君知って たゆでうどってめっちゃ安いんよどこどこ スーパーのが一番安くてもちもちで 美味しいから買い込んで冷凍しといて弁当 にしてるなんて笑う俺心の涙で前が見え ませんよ本当にそういうことは早く言え もっと力になれたかもしれないのにそんな 風に思っている俺の背後でクラスメイトも 感動していたらしい嫁この弁当箱にはあっ という間にクラスメイトのおかずを握り サンドイッチが入りうどんが空っぽになっ てしまったああ私のうどんちゃんがバーカ うどんばっかじゃダメだろ今日はそいつ 食ってろえうどん好きなのに文句を言い つつ嫁子はみんなにお礼を言って食べ始め たまクラスメイトもうまそうな匂いに釣ら れたってのが大きい単純な焼きうどんだ けどめっちゃうまいからな嫁子は料理が 得意で妹の弁当も保育園で超褒められる らしい ここまで来るとさ空手馬の筋肉ゴリラでも ちょっと期待持っちゃうよないい感じじゃ ねと思っていたんだそしたら嫁子が指に たくさん絆創膏を張って投稿してきたから 驚いて尋ねると恥ずかしそうに俯いた 可愛いあじゃなくてえと嫁子の話を聞いた んだそしたら針で指をつきまくっちゃって さ実は嫁子料理は得意だが裁縫は奇問全く できないらしい妹がお遊戯会で妖精薬を やることになったので準備が必要だ ふわふわのレースだかなんだかキラキラの よくわからん布をチクチクやって妹ちゃん の衣装を作らにゃならんのだとただでさえ 裁縫が苦手なのにそういう生地は扱い にくくてミシンを使えば生地が ぐちゃぐちゃになるし手縫いだとこのあり 様でしてえへへ参ったな妹ちゃん練習 頑張ってるのに可愛い衣装を作ってあげ たいのになどと落ち込んでいる今日は家庭 下の先生に相談してみようと思っていた などと苦笑しているじゃあさ俺の妹に聞い てみたらそういうのよく作ってるからえ 日常できる服じゃないよね俺君妹ちゃん 何物はい筋が入りの コスプレイヤーパコロケ [音楽] だそそんな逸材がすぐそばにいたなんて じゃ休みにでもおレンチ来るそれかすぐの 方がよけりゃ連絡しとくけど休みに伺って いい俺イトちゃんのスケジュールに 合わせるからよろしくよろしくね ありがとう俺君この時俺の脳内では よっしゃとちびゴリラがスクワットしてた 気になるあの子自宅へ招待したんだもんね テンションだだ上がりで俺は帰って早速 部屋の掃除を始めて妹との交渉に入った すると以外にもあっさりといいよ次の休み はイベントもないし嫁子さん連れてきなよ おおうありがとなただし来た何か交換条件 があるんだ俺は身構えたが妹はなんか戦国 武将が切るみたいな陣馬おりを持ってきた お兄ちゃんがこいつを着て撮影会に挑んで くれればチラにするわよあのめっちゃ腹が 出るんですけどその割れた腹筋を隠しして どうする見せろ存分にはは俺は体を張って 嫁子のために講師をゲットしたんだ正しに 体を張ってさらにそのキャラクターは兄弟 でセットらしいんだなついでに巻き込まれ た弟よ本当に済まなかった俺と弟の尊い 犠牲を払いお招きした嫁子はすぐに妹と 打ち解けて妹が魔法のような主義を見せる とすごい俺妹ちゃん天才すごすてもは神な んですけどでも私は料理とか全然ダメなん だ嫁子さんの方が神レベルだよお土産の クッキー超美味しい好き私も俺モトちゃん 好きありがとう本当に助かったよちょっと 待って俺よりも妹の方が好きをゲットして るってどういうことゴリラは邪魔なので すみっこにいたんだけどさでもまあ帰り道 にはいいことありました女の子なんだから ちゃんと送ってやれと妹が気を聞かせて くれてさよかったこれで妹も大喜びだよ ありがとう俺君いやいや俺は紹介しただけ だしそんなことないよいつも気にしてくれ てありがとう俺君優しいな嫁子の家近く まで送ると嫁子は少しだけ俯いていつも ありがとうねあのね本当は俺君がお弁当を 褒めてくれるまで超恥ずかしかったんだ 貧乏なのはくではなかったけれどみんなと 一緒ではないことがなんとなく恥ずかしい こんなお弁当広げたら笑われるだろうそう 思ったが嫁子はもうなるようになれと割と やけくそで弁当を開いたらしいんだそれを 俺君が超褒めてくれてさ色々分けてくれて 本当にその嬉しかったううん今はあんまり 余裕ないからさもうちょっとあのうちの 状況が良くなったら2人で出かけたりし ないおおうその時は俺君のために特大のお 弁当作るねじゃ送ってくれてありがとうお やすみおおやすみなさい俺は嫁子が家に 入る直前に振り返ってまた手を振るのを 見送った後補と家に帰った帰って筋トレし ている時にようやく気づいたんだけど俺 デートに誘われたよね今更気づいて俺は床 をゴロゴロしてしまったあんな嬉しい瞬間 を王で済ませたとかすませたとか筋肉バカ ゴリラふざけんなよもっと気の聞いたこと 言えやと自分で自分をのしったこういう とこだぞ俺明日どんな顔で嫁子に会えば いいんだと俺は珍しく飯のお代わりもでき なかった思い悩む俺をよそに翌日は ちょっとした事件が起こって俺と嫁子の中 がまた急変していくんだ翌日俺だけは ちょっとギシと嫁子に挨拶をし超意識して いたからいりもしないで授業を受けていた そんな感じだったから部活では振るわず 早めに帰ることにしたんだが教室に忘れ物 をしていることに気づいた鳥に戻っていく と教室に誰か残っているらしく話し声が 聞こえてきたんだ俺は最近恋愛脳だった からこんな人気のないところで話すこと なんて告白かもしれんと思い音を立てない ように忍び寄ったお前調子乗ってんじゃ ねえぞ嫁子明らかに甘酸っぱい恋の予感 じゃないしかも嫁こと聞いては黙ってい られないそっと教室を覗いてみれば嫁子が 派手めのギャルたちに囲まれているのが 見えた貧乏人が調子に乗るなだとか真面目 ぶっておいて男に色目使うんじゃねえとか 口々にの知っているそういやあの集団は 嫁子が弁当を分けてもらっているのを遠く から見てひそひそ話していたなあの時から 印象が悪かったのかもしれないがとんだ いいがかりじゃないか俺は飛び出して庇い たくなったが男がどうのと言っているし俺 が出ていくと角が立つんじゃないか ためらっている間に嫁子の堂々とした反論 が幕を開けた私は確かに貧乏だけどそれで みんなに迷惑かけたかなうっせえ黙ってろ 黙ってたらみんなずっと文句言うじゃん 黙らないよ嫁子が腕を組んで堂々と仁王 立ちするとキャルたちはちょっとひんだ たった1人なのにすごい迫力だこういうの やめようよ何か悪いことしたら謝るけど さっきから聞いてても別に謝ることじゃ ないよねおお前男に色目使ってんじゃん 使ってないよそんな暇ないしみんなが言っ てたでしょ貧乏だから働かなきゃね働い てるからそんな暇ないよなめた真似すんな ブースまそういうのは人の主観だからね私 はみんなのこと可愛いと思ってたんだよは いきなり褒められて戦闘に立っていた ギャルがひるんだすると嫁子はニコニコ 笑っていっつもおしゃれの話してるじゃん 私貧乏だから色々変えなくてさ話に入って いけないけど楽しそうだなってえあそう おしゃれで可愛いのに今のみんなは全然 可愛くないこういうのやめようよ可愛い みんなに憧れてたんだよあふんニコニコ 笑って真正面から褒めてくる嫁子にどけを 抜かれたのかキャルたちは気まずそうに顔 を見合わせて去っていった俺もあけに取ら れていると俺の存在に気づいていたらしい 嫁子はにかっと笑ってグと親指を立てて 見せた嫁こつかっこいいそう思った瞬間俺 は胸がドキドキして止まらなくなった思え ば最初からなんとなくいいなと思っていた 嫁子に完全に惚れ込んだのはこの一瞬だっ たな超かっこよくてさ実は嫁子接客量して いるから理不尽なクレーム対応に結構慣れ ているんだってさあれよりはちょろいって ちょろい呼ばわりされていたのを知ってか 知らずかキャルはその後もちょいちょい 嫁子下げを仕掛けてきたでもその度に嫁子 は軽く撃退していって向き取り返すうちに 気がついたらこうなってたおい嫁子お前 全然UVカットしてないだろだってお化粧 品高いからバーカすぐにボロボロになるぞ 素肌綺麗なんだからちゃんとUVカット だけやれってほらこれやるえ悪いよ気に すんなし姉貴の買いすぎたやつもらってき ただけだからえありがとう今度ギルちゃん の好きなケーキ役ねべ別に好きじゃねえし ままあもらってやるけどみたいな感じで気 がついたら友達になっていたのな つっかかっているうちに気が合うって 分かったらしいよかったななんて俺は本分 しつつゴタゴタもなくなったし俺は嫁子に 告白したいと思っていたそんな時に嫁子 から話があるんだけどとか言われて秋教室 に連れ込まれたら待するよね俺たちいい 感じだし嫁子からの告白とか思っていたん だあのさ俺君キャルちゃんとかどうはだ からあの俺君付き合っている人いないよね それでキャルちゃんとかどうかなって俺は 一瞬で目の前が真っ暗になった嫁子は別に 俺のことどうでも良かったんだろうか友達 だったんだろうか深く沈みそうになる寸前 嫁子が寂しそうにつ向くのが分かった多分 俺の勘違いじゃないはっきりしていなかっ た俺が1番悪いんだだから俺はきちんと 自分の気持ちを話した俺が好きなのは嫁子 だから他の誰とも付き合えないえ嫁子は 一瞬で真っ赤になってしまったするとどこ に隠れていたのかギャルが勢いよく 飛び出してきてバーカ嫁このバカ私に気 使うんじゃねえよお前らちんたらしてて うぜえからさっさと頷きな嫁子ギャル ちゃんでもバカなくなって私はこのゴリラ より嫁子の方が気に入っちまったの男だっ たら嫁こ押し倒したわううんギャルちゃん ごめんありがとうごめんねうぜえなくな おいゴリラちゃんとなめろほらどんと背中 を押された嫁子は俺の腕の中しっかりと 抱きついてきた嫁子は俺くごめんね大好き だよごめんねキルちゃんのことも好きだ からどうしていいか分からなかったの嫁子 にとってそれだけギャルが大事な友達に なっていたということだキャルはその後も ずっと嫁子の親友だどうもキャルは俺の ことちょっといいなって思っててくれた らしくてそんで俺と仲良しの嫁子が気に 食わなかったんだなでも嫁子と話すうちに 嫁子のこと気に入っちゃって本当男だっ たら絶対嫁子にこ食ったって笑ってたな つまり俺は知らないうちにギャルから振ら れちゃって危うく嫁子を取られるところ だったわけですあんまり解消なし見せたら 私が嫁子とかけ落ちすっからなとやや真な 目をされたのではい俺はせっせと嫁に 尽くすいい旦那に成長したと思います そんな感じで俺たちは頼もしいギャルに 見守られつつ順調に交際を重ねていった嫁 このの家も父親の病状が回復してフル タイムで働けるようになると安定してきて 念願だったデートにも行ったもうすうどん じゃなくてもいいのに嫁子は高校卒業まで ずっと焼きうどんオンリーそんで俺のおか を一緒に食べてた俺のお袋実は栄養師とか 調理師とか色々資格を持っててちっちゃい けど店を経営してるんだよねそれを聞いた 嫁子は目を輝かせて俺の家へ料理を習いに 来るようになったおふも喜んで娘みたいに 可愛がっている嫁この親父さんが遅く帰る 日なんかは嫁妹ちゃんと一緒にやってきて みんなでご飯食べるのが当たり前みたいに なったおかげでもういつ結婚するのかと せっつかれて大変だったけど結婚は ちゃんと社会人として安定してからと決め ている嫁子は大好きな料理を極めるために 専門学校へ俺は大学へ進んで就職した後2 年ほど経ってから結婚した嫁こののメイク は美容の専門学校へ進んだ親友のギャルが 施してくれてウェディングドレスは俺妹の 力作この結婚式実はさらに言をついでくれ てさ嫁子は親友から施されたメイクが綺麗 すぎて感動しちゃって泣きっぱなし最高 傑作なんだから壊すな涙のめ飲み込んで 我慢しろよなんて親友の方がボロ泣き泣き ながらこまめにメイクを直してくれてさ 自分はもう黒い涙で偉いことになってんの に兄さんあの人たまに遊びに来てた お姉さんだよねなんて俺のイケメン弟が気 にし始めましてねおと思っていたらこぞ ばかりに急接近してたあっという間に嫁 このの親友は俺たちの義になりましたとさ 弟が言うにはお姉さんのために一生懸命な のが可愛くてだってさあの時は史上最大急 にブサだったから見ないで欲しかったと義 は気にしてるけどねあれほど綺麗だと思っ た人は他にいないからだとさご馳走様俺 たちはますます親密に仲良くなっていった よさてそんな風に慣れ染を振り返ってたの は今日が記念すべき日結婚記念日だからだ 食卓にはいつものグなし焼きうどんお弁当 のおかずみたいな唐揚げ卵焼きタコさん ウィンナーなんかが山盛りになる俺と同じ ガの良さを受け継いだ息子3人はいつもの メニューに首をかしげている結婚記念日な んだからさもっとご馳走作るとか食べに 行くとか長男に続き食い盛りのミニゴリラ どがブーブーと文句を言い始めるてか肉肉 入れてよ焼きうどんにさお袋の飯はうまい けどさ肉食わせろよそうするとミニゴリラ を制御してきたビワ嫁子はにっこり笑って いったんだあらこれを食べると恋がみる曰 つきなんだけどねじゃお父さんと食べる からいいわよ食べないとは言ってないだろ いただきますなんて息子たちは目の色を 変えて我先にがっついた嫁この言葉を 信じ込むあたりまだ子供だよなその反面 息子たちはそれぞれ好きな人ができた らしい特に長男は今高2だから懐かしくて さそのうち息子たちがどんな人を連れてき てくれるのか俺たちは楽しみにしている ところなんだ青春だよな長い話を最後まで 聞いてくれてありがとうみんなも素敵な 青春の思い出があれば是非聞かせてほしい [音楽] みんなには若い頃叶えたい夢はあった だろうか当時俺は高校卒業した手の19歳 ミュージシャンになる夢を持ちバイトと バンド活動に明けくれた毎日を送っていた そんな俺の前に現れた姉妹が素晴らしい 人生を与えるとともに俺の夢を叶えてくれ たんだ狭いライブハウスにギターの音が 鳴り響くと観客席から完成が上がった何度 経験してもこの瞬間は最高だ俺は高校を 卒業したばかりのバンドマンどこにでも あるような郊外の町で生まれ育った サラリーマン家庭の次男として生まれた俺 は勉強も運動も人波町と同じように俺も どこにでもいるような子供だったんだ中学 を卒業後は周りの友人と同じように地元の 高校へ進んだそんな俺が高校の時に目覚め たのが音楽だきっかけは友人が貸してくれ た1枚のCDのCDに衝撃を受けた俺は バイト台でギターを買い必死に練習をした 友達とバンドを組んで学園祭に出た俺は ステージに立つ快感を覚えてしまった ライブハウスで演奏するようになると さらに快感を感じるようになった俺の人生 にとって音楽は欠かせなくなったんだ高校 を卒業した俺は音楽を続けるために進学や 就職はせずフリーターの道を選んだ法人 主義の両親に感謝だなしかし成人会男子が いつまでも親の世話になるわけにはいか ない高校を卒業した俺は近所の24時間 スーパーでバイトをすることにしたんだ バンドマンは何かとお金がかかる フリーターといえどもお金が欲しい俺は 率先しておばのバイトを引き受けていた夜 から明け方までのおばのバイトは忙しく ないし時給がいいからね同じように フリーターになったバンド仲間と昼間は 練習をし夜はバイトへ行く毎日あは彼女が いれば言うことなしだったんだけどバンド を始めればモテると思いきや現実はそんな に甘くはないバンドマンは美容師や バーテンダーと並ぶ付き合ってはいけない 男性らしい高校時代には彼女もいたが音楽 に開けくれる俺にみな数ヶ月で去っていっ た今はギターが俺の恋人だ何の気なしに 始めたスーパーのバイトも楽しかった夜の スーパーにはいろんな人が来る仕事帰りの 綺麗なオルや高級食材を買うマダム小さな 妹を連れた高校生も最近よく来るお客さん だいつも2人で仲良く買い物している こないだ妹が店内で迷子になった時は一緒 にお姉ちゃんを探してあげた彼女 お姉ちゃんを見つけると嬉しそうに走って いったよお姉ちゃんと手をつなぎ笑顔で俺 に手を振る小さな女の子音楽でも仕事でも 人が喜ぶ顔を見るのはいいものだ俺は人を 喜ばせるのが好きなのかもしれないな何の 取りえもない俺だけど人を喜ばせるのは 得意なんだそれなりに満たされた日々を 過ごしていた俺そんな俺にある出来事が 起こったんだその日もいつものようにお そばのバイトをしていた俺明け方になり 周りも明るくなり始めていたもうすぐ バイトも終わりの時間だ一通りの仕事を 済ませやることがなくなった俺は入り口の 掃除をすることにしたモップを手に取り 鼻歌混じりで掃除を始めた俺何気なく明る なり始めた外を見ていると1人の少女の姿 が目に入ったあれあの子どこかで見たこと がある顔こないだ一緒に姉を探してあげた 女の子だこんな時間に1人で外にいる なんて明らかにおかしいその少女は脇目も 降らずスーパーへ走ってくる俺に気がつい た女の子は俺の方へ駆け寄ってきた お兄ちゃん助けて目から大粒の涙を流した 女の子途中で転んだのか膝には血が滲んで いたお姉ちゃんがお姉ちゃんが真っ赤な目 をした女の子が息を切らしながら俺に 告げる俺の手を引っ張る女の子にたごでは ない雰囲気を感じたちょっと待ってて バイト仲間に理由を告げ女の子と一緒に 彼女の家へ向かう怪我した女の子を音符し 全速力で走る俺女の子の家はスーパーから 歩いて5分ほどのアパートだった息を 切らしながら女の子の家のを開けた俺の目 に飛び込んできたのは信じられない光景 だったなんだこれ玄関の先に見える リビングに割れたお皿が散乱している靴を 脱いで中に入ると椅子や机が倒れていた 室内に入ると床の片隅に若い女性嫁子が 倒れていた他には誰もいないようだ お姉ちゃんお姉ちゃん泣きながら姉に すがりつく妹嫁子のそばに行くと唇から血 を流していた頬も赤く晴れているう妹の声 を聞いた嫁子が薄く目を開けたお姉ちゃん 妹が安心した表情を浮かべる妹の顔を見た 嫁子の視線が俺の方へ移されたどうして どうしたらいいかわからなくてお姉ちゃん といつも行くスーパーに行ったのそしたら こないだ助けてくれたお兄ちゃんがいて妹 さんが泣きながらスーパーに駆け込んでき たんだ俺がそう言うと嫁子はゆに座り者が 散乱した室内を悲しそうに見つめたご迷惑 をかけしてすみません一体何が悲しそうな 顔をした嫁子が血が滲んだ口を開く父が 暴れたんですえ私たち2年前に母を病気で なくしてそれまではどこにでもあるような 幸せな家族でした母を亡くしてからは仕事 で忙しい父の代わりに高校生の私が家事を するようになりました初めは父親も 家族3人で協力費って言っていたんですで も母をなくしたショックが大きかったん でしょうね次第にお酒に逃げるようになっ ちゃって同じように悲しそうな顔をした妹 も嫁この隣で静かに話を聞いているここ数 ヶ月は夜になると毎晩外へ飲みに行くん です私たちがいる家だと落ち着かない みたい酔っ払って帰ってくる父親はふざけ をした時や嫌なことがあった時家で暴れる ようになりました今日も明け方帰ってきて 大暴れしてとに入った私を殴って気が住ん だのかその後家を出ていきました寝ていた 妹も物音で目が覚めちゃったみたい嫁子が 隣にいる妹の頭を優しく撫でるそれだけ 大きな音がすれば近所の人も気がつくん じゃ近所の人も見て見ふりです厄介ごとに は関わりたくないんでしょうね俺だったら 絶対放っておかないのに数ヶ月に父親は 仕事もやめてしまって今は母が残してくれ た貯金を切り崩しながら生活しています スーパーって夜になると食材が安くなる でしょうだからいつも夜遅くに妹を連れて 買い物に行くんです嫁子が恥ずかしそうに 俺の顔を見る安心したのだろう嫁子の横に いる妹が小さなネキを立て始めた掃除 手伝うよそんな申し訳ないですそれじゃ俺 が来た意味がないじゃない俺バイトで掃除 の途中だったしねそう言うと嫁子は小さく 笑った嫁子と2人で割れたお皿や倒れた 家具を片付け朝日が登った町を通り俺は家 に帰ったいつもはバイトの後数時間眠る俺 しかしその日は嫁子の悲しそうな顔が忘れ られずいつまでも眠ることができなかった 翌日寝不足の頭でいつものようにスーパー に出勤する昨日の出来事が嘘だったかの ようにスーパーにはいつもと同じ風景が 流れていたおそばのスーパーの仕事は商品 の整頓や値引きシール張りだ貯金を 切り崩しながら生活する嫁子たちのことを 考えながら値引きシールを貼っていた時 お兄ちゃん見つけた俺の方に嬉しそうな顔 をした嫁子の妹が走ってきた妹の後ろには 買い物かを持った制服姿の嫁子昨日は ありがとうございました嫁子が俺に頭を 下げるありがとうございました嫁この横で 小さな妹も真似をして頭を下げた可愛い妹 の頭を撫でる俺あこのヨーグルト安くなっ てる俺が値引きシールを貼ったヨーグルト を嫁子は嬉しそうに買い物かごに入れた お姉ちゃんおかしかっていい嫁子に甘える 妹こんなに小さければ親にも甘えたい だろうにお菓子より美味しいケーキ作って あげるよやった昨日とは違う嫁子と妹の安 会話を聞俺は心が暖かくなるのを感じた あの値引きシール片手に2人の様子を見る 俺に嫁子が話しかける昨日のお礼をさせて くれませんかえ仕事の邪魔した上に掃除 までしてもらって礼って言っても大した ことできないけどそんないいよいいよこの 子もお兄ちゃんにお礼したいって嫁子が妹 の背中をそっと押すお兄ちゃん前も助けて くれたでしょけてくれた人にはお礼しなさ いってマが言ってたの住んだ瞳で俺を 見つめる妹子供の期待を裏切っちゃいけ ないなじゃお言葉に甘えてやったやったは 俺のセリフではないだろうか嬉しそうな妹 の姿に微笑みを浮かべた嫁子が俺に告げる よかったらご飯食べに来てください私料理 だけは得意なんです高級なものは出せない けど手作りの料理なんて久しぶりだな思え ばここ最近はスーパーのあまりもばかりだ あでも今からお仕事ですよね連絡先交換し てくれませんかその場で俺の連絡先を嫁子 に教え次の休みの日に嫁子の家に夕食をご 馳走になることにした早速次の休日嫁子の 家向かう手土産に駅前のケーキ屋でシュ クリームも買ってきた可愛いケーキの箱を 手にした俺の足取りも軽いいらっしゃい インターホンを鳴らすとエプロン姿の嫁子 が出てきたあの時に切れた唇も綺麗に治っ たようだ奥では嫁子と同じようにエプロン をつけた妹がお皿を並べているあこれ ケーキの箱を差し出すと嫁子の顔が明るく 輝いたここのお店誕生日の時にお母さんが いつもケーキを注文してくれてたの 懐かしいな嬉しそうな嫁子の顔を見た俺の 胸が高なる思えばこの時すでに恋に落ちて いたのかもしれない部屋に上がると テーブルの上に美味しそうなハンバーグや ポテトサラダが用意されていたお腹空いた お皿を並べ終わった妹が可愛い声をあげる 無邪気な妹の姿に笑いが込み上げてしまっ たいっぱいお手伝いしてくれたもんねじゃ 食べようかいただきますふわふわの ハンバーグに橋を入れるハンバーグを口に 入れると優しい味が広がっためちゃくちゃ 美味しいこんなふわふわなハンバーグ食べ たの初めてだよ実は俺豆腐ハンバーグなん です昨日俺さんのスーパーで買ったお豆腐 使ったんですよ昨日俺豆腐に値引きシール はったわそうそうそのお豆腐豆腐を使った ハンバーグはスーパーで食べる残り物とは 全く違う優しい味がしたポテトサラダ私が 作ったんだよ俺の横に座った妹が得意気に 俺に告げる混ぜただけだけどね妹の ほっぺたについた米粒を取り嫁子は笑い ながら俺にさいた耳元で嫁子に囁かれた俺 は顔が赤くなるのを感じる照れているのが バレないように慌ててお茶を飲むライブの 時以外にこんなに胸が高なることはない 迷子になった妹と嫁子を探した時には スーパーのお客さんである嫁子たちと こんな風に仲良くなるとは思わなかった俺 さんまだお腹に余裕ありますか一通り食事 を終えた頃嫁子が俺に尋ねた全然大丈夫 まだハンバーグにくらい食べれるよ俺が そう言うと嫁子は笑いながら冷蔵庫から チーズケーキを出してきたすげえ手作りの 料理も久しぶりだが手作りのケーキなんて もっと久しぶりだヨーグルトを使ったレア チーズケーキですもちろんヨーグルトも俺 さんのスーパー嫁子と妹が声を揃えて俺に 告げる嫁子たち姉妹はうちのスーパーのお 得意様だな俺実はスイーツ大好きなんだ 毎日1つは甘い食べるくらいそう俺はよに スイーツ男子甘いものを食べても太らない のは音楽とバイトに開けくれる毎日の おかげだろう嫁このの作ったチーズケーキ はスイーツ好きの俺でも唸るくらい 美味しかった爽やかなのに濃厚ですごいな スイーツ好きの俺さんに褒められると 嬉しいです実は私高校卒業したら パティシエになりたいんですそうなんだ実 は俺も嫁子と同じように夢があるんだ お兄ちゃん何になりたいの俺は ミュージシャンスーパーでバイトしてるの は音楽をするためなんだかっこいいですね ま音楽と同じくらいスイーツも好きなんだ けどパクパクとチーズケーキを口に運ぶ俺 に嫁子は声を立てて笑っているあのよかっ たらまたケーキ食べに来てくれませんか いつも2人じゃ食べきれなくてチーズ ケーキを食べ終わりお茶を飲む俺に嫁子が そう言ったこんな美味しいスイーツが食べ られるならいつでも大感だスイーツ男子の 評価は厳しいぜお手柔らかにお願いします 嫁子と俺はお互いに笑い合うその日から 嫁子はケーキを作るたびに俺に連絡を くれるようになった休みの日やバイトの前 に嫁子の家によりケーキをご馳走になっ たり夕食をご馳走になったり俺が行く時間 には父親は飲みに出かけていていつもい なかった嫁子は幼い頃から料理好きな母親 を手伝っていたらしい嫁子の作る料理は どれも美味しかったもちろんスイーツも 嫁子はケーキを作るといつも写真を送って くれた嫁子からのメールが来る度俺の心は 高なる嫁子と過ごすうちに俺は嫁子の料理 だけではなく嫁子自身に惹かれていったん だバンドの練習終わりに嫁子の家に行った 時はギターも引いた幼い妹がいる嫁子は ライブには来れないからねギターを かき鳴らしながら歌う俺の姿に嫁子も妹も 手を叩きながら喜んでくれたよバンドの 練習とバイトだけだった俺の日常に嫁子と いう新しい光が差し込んできたんだ1つ 心配だったのが嫁子の父親のことだ嫁子に 聞くと最近は家にも帰ってきていない らしい私たちが家を出た後に帰ってくる みたいおかげで助かってるんだけど父親の ことを聞くと嫁子は苦笑いしながらそう 告げたあの時みたいな傷ついた嫁子の姿は もう見たくはない嫁子と妹はまず涼しい ながらも穏やかに暮らしているようだった しかし平和は長くは続かなかった俺たちに 再び嫁この家庭の闇と向き合う日が来たん だその日もいつものように嫁子と妹と食卓 を囲んでいた俺食後すっかり俺になついた 妹とトランプをしていた時玄関が開く音が した食器を片付けていた嫁子の表情が 変わる妹も手を止め玄関を見つめている ゆっくりと開いた玄関から現れたのは嫁子 の父親赤黒い顔をした痩せ細った父親が 静かに室内へ足を進める父親が部屋に 近づくに連れアルコールの匂いが広がった おいダメだこいつ落ちくぼんダ目をした 父親が俺を見て不機嫌な声をあげたたまに 早く帰ってきてみれば男連れ込んで何した んだよ嫁子睨んだ父親が食卓のテーブルを 蹴ったテーブルの上にお茶が倒れしずくが 床に落ちるお父さんやめて嫁子が小さな声 を出すうるせえ親に口ごえすんな父親は 酒臭い息を吐きながら壁を蹴り近くにあっ た花瓶を投げた床に落ちた花瓶が音を立て て割れる俺は思わず妹を抱きしめた俺の腕 の中で妹が泣きながら震えているやめてっ て言ってるでしょ険しい表情をした嫁子が 父親に詰め寄る嫁子と父親は鋭い視線で 睨み合っていたごすんなっていっただろう 近くにあった椅子を振り上げる父親まさか 父親の様子を見た俺はとっさに嫁子と父親 の間に立ったガツン鈍い音と共に腕に衝撃 が走る嫁子に振り下ろした椅子は俺の背中 に当たったらしい俺さんお兄ちゃんなんだ なんだヒロ気かあ笑いを浮かべた父親が床 に倒れた俺を見下ろしているしかし背中が 痛くて立ち上がることができない なんとかして嫁子と妹を守らなければ痛み をこらえながら立ち上がろうとした時玄関 のインターホンの音が室内に響き渡った ドアの外から警察官だと名乗る男性の声が 聞こえる玄関にかけより警察を室内に招く 嫁子父親の顔がみるみる青くなったいつも より激しい物音を聞いた近所の人が警察に 通報したらしい父親が暴れたこと俺が怪我 をしていることを告げるとうれる父親を 連行していったごめんね妹がスーパーに 駆け込んできた時と同じ風景の室内今度は 嫁子が俺を心配している嫁子と妹が無事で よかった何度もこんな経験をしてきた嫁子 と妹しまい2人で相当辛い思いをした だろう涙目で優しく俺の背中をさする嫁子 嫁子のそでは目を赤くした妹が俺を心配 そうに見ている嫁子たちにこんな思いは 2度とさせたくない俺が嫁子と妹を守る からいつもそばにいるから俺と付き合って ほしいえ嫁子が高校を卒業したら3人で 暮らそうそれまでにお金貯めるからもう 嫁子と妹の悲しむ顔は見たくないまっすぐ 嫁子を見つめてそう言うと目に涙を溢れ させた嫁子は嬉しそうに頷いてくれた翌日 鈍く痛む背中を抱えばと先へ向かう嫁子 たちを守ると決めた俺は1つの決心をして いた 正社員になることってできますか社員の人 に尋ねると今すぐにでもと言ってくれた 夜勤要因の男性も欲しかったらしい翌週 から俺はバイトではなく社員に昇格やっ てることはほとんど変わらなかったけど正 社員になると同時に貯金も始めた貯金した のなんて高校の時にギターを買って依頼だ 通帳の金額が増えるにつれ嫁子たちとの 幸せな生活が近づいていく俺は仕事にも 貯金にも勢力的に取り組んだ恋の力っての はすごいもんだな1番迷ったのはバンド 活動だ不器用な俺は全てに100%注げる 性格ではない音楽をやめるのは辛いが 何より今は嫁子たちを優先したい数日考え た末俺はバンドを脱退することにした バンド仲間に理由を話すとみんな温かく 応援してくれたよ強い絆で結ばれた友達 ってのは本当にいいもんだな警察に連れ られていっった嫁子の父親はアルコール 依存症治療をするために入院したようだ俺 さん嫁子の卒業式笑顔で俺と妹に手を振る 嫁子嫁子の制服姿もこれで見めだ卒業後 嫁子は成果の専門学校に通うことになった 引っ越しの準備をしていた時母親が嫁子と 妹に残した手数の通帳が見つかったらしい 今まで頑張ってきた嫁母親からの プレゼントかもなそして俺からも嫁子に プレゼントはいこれ卒業祝い嫁子の 手のひらに1本の鍵を乗せる俺たちの 新しい家の鍵だ節約のために今日は豆腐 ハンバーグだな私ポテトサラダ作るそう いう俺と妹に嫁子は声を立てて笑った一緒 に暮らし始めて数ヶ月後妹の誕生日がやっ てきた幼い妹は誕生日を楽しみにしている お誕生日にはお弁当を持って公園に ピクニックに行きたい俺と嫁子に嬉しそう に言う妹ピクニックくらいならお安い御用 だ何か欲しいものはないの誕生日 プレゼント買ってあげる誕生日くらい好き なものを買ってあげたいま財布と相談だ けどしばらく考え込んだ妹は部屋のギター を指さしてこう言ったお兄ちゃんのお歌 ピクニックの時にマースデーソング歌って ほしいてっきりおもちゃをねだられると 思っていた俺表紙抜けしたが俺にできる 最高のプレゼントかもしれないギターは今 でも暇な時に引いていたOK楽しみにし てろよ力強い俺の一言に妹は嬉しそうに 頷いたせっかくなら特別なバースデー ソングをプレゼントしたい俺は妹のために 簡単な曲を作りこっそりと練習をした 誕生日が近い休日の昼間俺たちは近くの 公園へピクニックに出かけた嫁この手には お弁当俺の方にはギター俺たちの間を歩く 妹はとても幸せそうだうわすごい本当だ えへへ朝早く起きて頑張っちゃった公園に 着きお弁当を広げるとお弁当箱の中には色 とりどりのおかがおいさんでしょたこさん ウインナーでしょ卵焼きでしょあニート ボールも食べる子供の好きなメニュー ばっかでごめん嬉しそうな妹の横で嫁子が 俺にさ子供が好きなメニューは俺も大好物 だいただきます大きな口を開けお弁当を 食べる妹を嫁子は母親のような温かい表情 で見ていたじゃこれは俺からのプレゼント ね食事が終わった妹の前に座りギターを 取り出す妹も嫁子もワクワクした顔をして いたじゃん公園に鳴り響くギターの音 珍しい風景に近くにいる人も近寄ってきた 人から注目されのなんて久しぶりだな妹の ために作ったバースデーソングを歌う嫁子 や妹近くにいた人が手拍子をしてくれた 気分が良くなった俺はそのまま有名な歌を 数曲演奏するありがとうございました公園 が拍手で包まれるどうやらギターの腕も 落ちていなかったらしい妹の嬉しそうな顔 と拍手の音を聞いた俺は少しだけ音楽を やめたことを公開したあのすみませんはい 演奏を終えた俺に1人の男性が話しかける 30代の挑発男性は知り合いにはいない はずだが僕近くでライブハウスしているん ですがよかったらうちの店で演奏してくれ ませんかえ都合のいい日でいいんです あなたの演奏とても心に響いて俺くやりな よ私俺君の歌たくさんの人に聞いてほしい 男性の話を聞いた嫁子が真っすぐな瞳で俺 を見るこれは神様が頑張ってい俺にくれた プレゼントなのかもしれないな是非 よろしくお願いしますそれから俺は再び 音楽と関われるようになったんだ嫁子が 専門学校を卒業した後俺と嫁子は結婚をし たよくある話だが結婚式には嫁子のために 引きがりもしたパティシエとして働く嫁子 は今でも美味しいケーキを焼いてくれる俺 は今でも月に数回ライブハウスで演奏して いるここ数年はファンも増えてき来たんだ ぜあの頃小さかった妹ももう中学生今では 1人でポテトサラダも作れるようになった これが明け方のスーパーから始まった俺の 人生の物語だ人を喜ばせると幸せがやって くるらしいぜバイト先で運命の人に出会っ た経験がある人は是非教えてくれよな高 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