ミスミソウ (漫画), by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1638370 / CC BY SA 3.0
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『ミスミソウ』は、押切蓮介による日本の漫画作品。
『ホラーM』(ぶんか社)にて2007年から2009年まで連載されていた。
ある過疎の進む地方の町を舞台に、同級生達から陰惨なイジメを受けたあげく家族を殺害された少女が復讐を行うサイコホラー。
キャッチフレーズは「精神破壊(メンチサイド)ホラー」。
押切蓮介の作品では定番となっている「お化け」や「妖怪」といった怪異が一切登場せず、自身初となる「普通の人間が創り出す恐怖」を描いている。
2013年、加筆修正を施した完全版コミック『ミスミソウ 完全版』が全2巻(上下巻)で刊行された。
2018年、『ミスミソウ 完全版』を原作とした小説と実写映画が制作されている。
実写映画製作記念として、『漫画アクション』(双葉社)に「描き下ろし前日譚」が掲載された。
半年前、父親の仕事の都合で東京の学校から大津馬村の大津馬中学校に転校して来た野咲春花は、クラスメイトからの壮絶なイジメに遭っていた。
春花は家族に心配を掛けまいとイジメに遭っていることを隠し、中学校卒業までの残り2カ月間を必死に耐えようとするが、春花へのイジメは悪化の一途を辿るばかり。
遂にイジメを知った家族の勧めで春花が登校拒否を行ったある日、イジメっ子達が彼女の家に乗り込み両親と妹に危害を加え、家を放火するという事件が起こる。
春花の妹・祥子は大火傷を負いながらも助かったが、両親は命を落としてしまった。
やがて事件の真相が露見することを恐れたイジメっ子達は春花に自殺するよう強要。
だが、それがきっかけとなって春花は事件の真相を知り、家族を奪ったイジメっ子達に己の命を賭けた凄惨な復讐を開始する。
野咲家放火殺人事件に関与したクラスメイト 両親の勧めで登校拒否を始めた春花が晄と外出して不在中、野咲家を襲撃し、放火を仕掛けて春花の両親を殺害、妹の祥子を意識不明の重体に追い込んだクラスメイト達。
ほとんどのメンバーは妙子の取り巻きである。
流美や吉絵といったほとんどの者達は特に罪悪感を見せず平然としていたが、理佐子とゆりは事件には一切関与していない妙子同様、当初は本気にしていなかったため、事態が急激に悪化したことから一転し、罪悪感に怯えるようになった。
後に全員、自業自得の最期を遂げている。
双葉社から2018年に出版された。
著者は黒史郎。
表紙は押切蓮介が新たに描き下ろした。
内容は原作を比較的忠実に再現しているが、押切曰く「マンガとは違う視点、結末」が描写されている。
実写映画化され、2018年4月7日に公開。
主演の山田杏奈は映画初主演。
小説版と同じく内容は原作を比較的忠実に再現しているが、原作との相違点として、「久賀を含む妙子の取り巻き達と端役の同級生達に接点がない」「春花が所有していたCD(タテタカコのアルバム『イキモノタチ』)が一種のキーアイテムとなっている」「終盤の展開が変更されている」といった描写がなされている。
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