彼氏彼女の事情, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=44472 / CC BY SA 3.0
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#恋愛漫画
#高等学校を舞台とした漫画作品
#川崎市を舞台とした漫画作品
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『彼氏彼女の事情』(かれしかのじょのじじょう)は、津田雅美による日本の少女漫画、通称:『カレカノ』で、本作品は庵野秀明監督によりアニメ化され、テレビ東京系にて1998年10月から1999年3月まで放映された(全26話)。
“仮面優等生”の事情を持つ主人公2人の恋愛と成長、コンプレックスとの対峙、そして周りを固める個性豊かなキャラクター達の人間模様が描かれる作品。
『LaLa』(白泉社)において、1996年2月号から4月号までの短期連載(全3話)として掲載されたのち、1996年7月号から2005年4月号まで連載された。
単行本は全21巻。
2011年6月号には、作者が当時連載中である『ちょっと江戸まで』の舞台に主人公が登場する読み切り特別編「ちょっとカレカノ〜『彼氏彼女の事情』世が世ならバージョン〜」が掲載された。
2011年4月時点で累計発行部数は1100万部を突破している。
略称は「カレカノ(Kare Kano)」で、英語やドイツ語などの翻訳出版ではこちらがメインタイトルとして使われている。
「彼2」と書かれることもあり、これは「彼氏×彼女」と「自乗(事情)」の二つの意味が掛けられた表現となっている。
作品の舞台は神奈川県川崎市で、劇中には実在の地名も登場する。
1998年10月にガイナックス制作、庵野秀明監督によりテレビアニメ化され、翌年以降に連動してDVD、サントラCDなどがリリースされている。
雪野およびその友人達は、自分達を指す言葉として『カレカノメイト』というややメタフィクション的な名称を使用することがある。
県内随一の進学校である県立北栄高校1年A組のクラス委員、宮沢雪野は幼少時代から自他共に認める成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗な優等生。
しかし彼女の本性は虚栄心の塊で、他人からの賞賛や注目を浴びたいがために日々たゆまぬ努力を行い品行方正な人物を演じていたのだった。
ところが同じ1年A組クラス委員の有馬総一郎は、雪野の念願だった新入生総代をさらったうえに美形で運動神経に優れて性格も人当たりもよい、本物の優等生だった。
自分以上の注目を集める総一郎に(うわべでは優しく接しつつも)激しい対抗心を燃やす雪野は、猛勉強でテスト学年1位を奪取し、総一郎からの告白もあっさり断るが、ある日わずかな油断から自分の本性を総一郎に知られてしまう。
総一郎は雪野の弱みを利用し、自分が抱える委員会関連の仕事を雪野に手伝わせるようになる。
他人に本性をバラされることを恐れて泣く泣く毎日下僕のようにこき使われる雪野は、総一郎にも裏の顔があることを知る。
結果的に2人でいたり話したりする時間が増え、総一郎への妙な意識も芽生える雪野だったが、クラスメイトから「有馬と交際しているの?」と勘違いされ熟考。
「有馬は私の本性を見て幻滅し、態度を豹変させた」と考えた雪野はついに総一郎に対しブチ切れるが、総一郎の本意は別にあった。
一方で総一郎は、雪野の前では自分の知らなかった自分が無意識に出てくることに気づく。
雪野が気持ちをぶつけたことでわだかまりも消え、2人は友人の関係となる。
友人の関係になったはずが、やがて総一郎は雪野を拒絶するようになる。
雪野はどうすべきか分からず一人空回りを続けるが、見かねた総一郎が折れて和解。
拒絶の理由は「雪野が総一郎の仮面を次々と剥がし、総一郎の抱える心の闇を照らしてくることに対する恐れ」であった。
雪野は総一郎を励まし、これからはお互い優等生の仮面を捨てて「自分に正直に生きよう」と目標を立てる。
親友の関係となった2人は恋心を増し、総一郎は改めて雪野に告白する。
以降、高校生活のストーリー(原作最終回は高校卒業から16年後)を時系列順で描いていくが、途中に組み込まれている2話分(『番外編』および『ACT0』)のみ異なり、ACT1より少し過去の場面が描かれている。
宮沢雪野の関係者 有馬総一郎の関係者 雪野と総一郎の関係者 芝姫つばさの関係者 亜弥の脚本を雪野が主役で演じた文化祭の劇中劇(単行本9巻)で『彼氏彼女の事情キャラクターブック』でシナリオとして発表されているほか、それ以前より実際に上演した演劇部も多数あるという。
ジャンルとしてはSFだが、キャラクター心の葛藤を主題に据えたものになっており、本作の前半と後半を隔てる…
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