<海街diary>是枝裕和監督と音楽の菅野よう子に聞く コラボレートのきっかけは二女役の長澤まさみ
吉田秋生(あきみ)さんの同名のベストセラーマンガを、「そして父になる」(2013年)の是枝裕和監督が映画化した「海街diary」が13日から全国で公開された。海辺の街、鎌倉を舞台に、綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさんが演じる4姉妹の絆を描く感動作だ。光と影が織りなす美しい風景の下でつむがれるストーリーを、優しく包み込むのは、菅野よう子さんが手掛けた情感豊かなメロディーの数々だ。今回初めて一緒に仕事をし、互いに「新しい発見があった」と語る是枝監督と菅野さんに、どのような製作過程をたどったのか聞いた。
【動画】映画「海街diary」予告編
◇「ごちそうさん」の音楽を当てたらはまった
「4姉妹」「四季」「弦楽4重奏」を思い浮かべ、音楽についてはそれ以外の具体的なことは考えず脚本を書き進めていったという是枝監督。その意識を菅野さんの音楽に向かわせたのは、撮影現場で長澤さんが発した「菅野さんはどうかな。一度、私は菅野さんの曲が流れている映画に出てみたい」という言葉だった。当時、春の撮影は終わっていたことから、是枝監督は早速、広瀬さんが演じる四女すずと、その同級生で、前田旺志郎さんが演じる風太が自転車で桜並木を走り抜けるシーンに、スタッフがたまたま用意していた、菅野さんが音楽を担当したNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の中の1曲「モスリンマアチ」を当ててみたところ、是枝監督いわく「これ以上ないほどはまっちゃった」。そのとき、「これはもう、頼むしかないだろう」と確信したという。
「モスリンマアチ」の話を、「今、初めて聞きました」と笑顔を見せる菅野さん。最初に今回のオファーを人づてに聞いたときは「このうるさい、画面を壊すともっぱらのうわさの、CM(の曲)が多くて職業作家と思われがち(笑い)」な自分の音楽が、これまでの是枝監督の作品とは結びつかず、「一体何を求めているのだろう」と首をかしげ、「マンガが原作だから、マンガといえばアニメ(の作曲者)だからかと深読み」すらしたそうだ。だがその後、是枝監督と直接会い、「ゲンカル(弦楽4重奏)のイメージ」であることと長澤さんの話を聞き、「そうだったんだ」と合点がいったという。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150614-00000011-mantan-ent
MAG.MOE - The MAG, The MOE.