20世紀少年, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1259868 / CC BY SA 3.0
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『本格科学冒険漫画 20世紀少年』(ほんかくかがくぼうけんまんが 20せいきしょうねん)は、浦沢直樹による日本の漫画作品。
1999年から2006年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載された。
完結編である『本格科学冒険漫画 21世紀少年』(21せいきしょうねん)は、2007年1月から7月まで連載された。
単行本は『20世紀少年』が全22巻、『21世紀少年』は上・下巻の2巻が刊行されている。
作品名は、T・レックスの楽曲「20センチュリー・ボーイ」に因んだものである。
第48回小学館漫画賞青年一般部門をはじめ、第25回講談社漫画賞一般部門、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第37回日本漫画家協会賞大賞、第39回星雲賞コミック部門、フランスジャパンエキスポアワードグランプリ受賞、海外でも2003年にヨーロッパ最大の漫画賞と言われるアングレーム国際漫画祭の最優秀長編賞を受賞する。
その他にも多数の賞を受賞している。
シリーズ累計発行部数は3600万部を突破している。
2008年から2009年にかけては、これら2作品の実写映画化作品である日本映画『本格科学冒険映画 20世紀少年』が3部作として公開された。
高度成長による「夢と希望」に満ちあふれていた時代から、一転して経済は停滞しオカルトブームが起き、世界滅亡の空気まで漂いはじめた、1970年前後。
そんな時代の中で、少年たちは、地球滅亡をもくろむ悪の組織や、東京を破壊し尽くす巨大ロボットに蹂躙され、混沌とし、滅亡に向かっていく未来の世界を空想した。
そして、それらに立ち向かい地球を救うのは、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たちだ。
下らないようなストーリーを描いたスケッチブックを、少年たちは“よげんの書”と名付ける。
しかし大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
1997年、主人公のケンヂは、突然失踪した姉の娘のカンナを養い、コンビニを営む平凡な日々を送っていたが、お得意先の一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その薄れかけていた記憶を次第に呼び覚まされていく。
そして世界各地の異変が、幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。
一連のできごとの陰に見え隠れする謎の人物“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。
物語は、“ともだち”による20世紀末にかけての暗躍と、それに立ち向かう大人になったケンヂ達幼なじみを中心とした第1部、ケンヂが行方不明となり、“ともだち”が世界の救世主として称えられるようになった2015年の世界で密かに反逆を試みるカンナを主人公とした第2部、人類が滅亡し“ともだち”が独裁政治を行う世界に突如現れたケンヂを描く第3部、“ともだち”亡き後に残された最後の陰謀に立ち向かい、幼少時との決着を付けるべく奔走するかつての仲間たちを描く最終部の4つに大きく分かれる。
ケンヂ達が小学校の頃に秘密基地のメンバーで考えた「将来やってくるだろう悪の組織の地球征服」の方法を書いたもの。
しかし、それとは別に小学校時代の“ともだち”らが『しんよげんの書』を作っていた。
※ 記述が膨大なため、伸縮型のメニューとして表示する。
時系列リスト 映画版の公開に伴いスピリッツに掲載。
内容と設定は下記の映画版を基盤にしている。
単行本は、全て小学館より刊行された。
巻数表示は、『20世紀少年』のみ「第○集」である。
2008年から2009年にかけて堤幸彦監督、唐沢寿明の主演で3部作で公開された。
総製作費60億円のプロジェクトで、3部作は全て週末観客動員数1位を記録し最終興行収入は3部作総額で113.7億円にのぼった。
映画完結後も未公開シーンを加え劇場版と異なるラストを収録したDVD・Blu-ray Discの発売、地上波テレビにて『20世紀少年 サーガ』と題した再編集バージョンが放送されるなどしている。
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