デモナータ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=497995 / CC BY SA 3.0

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『デモナータ』(Demonata)は、ダレン・シャン著の子供向けダーク・ファンタジー小説。
主人公グルービッチ・グレイディ(グラブス)は、チェス好きの両親と姉をもち、かっこよく見せるために煙草を吸うどこにでもいるような平凡少年である。
ところがある日、魔将ロード・ロスによって家族が殺されてしまう。
その際、ロード・ロスに仕える悪魔、ベインとアーテリーに追われたグラブスは、初めて魔術の力に目覚め犬用の出入り口から逃げ助かる。
悲惨な形で家族を失い精神に深い傷を負ったグラブスは精神病院へ入院後に叔父のダービッシュの指導により回復し、彼の家に引き取られる。
そこでビル・E・スプリーン(ビリー)という少年と出会ったことをきっかけに、自身の家系にまつわる事実と、ロード・ロスの正体を知ることになる。
グレイディ一族には、時として狼人間が生まれる。
それに規則性はなく、はっきりわかっているのは、10代の内に発病する事と、発病した狼人間を元に戻せるのは(魔将)のロード・ロスだけという事である。
狼人間を元に戻すためには、2人1組になって、ロード・ロスとのある戦いに勝たなくてはならない。
それは、1人はロードロスとチェスを5つ同時進行で進め、3つを勝ち取らなければならず、もう1人はロードロスの手下と戦いパートナーに攻撃させないようにするというものだった。
ロードロスの手下にパートナーがやられてしまえば、手下はチェスをやっている者を攻撃してもよい。
つまり、手下との戦いに1人が闘っているうちに、もう1人がチェス5つを同時進行ですすめ、3つとらなければならない。
たとえ勝ったとしても、狼人間と手下と戦った人は助かりもとの世界へ戻れるが、チェスを行なった者はデモナータへ行き、ロード・ロスと戦い勝たなければその者はかえってこられない。
実は、グラブスの姉グレットはこの人狼病を発病し、両親はロード・ロスとの戦いに負けたため、命を奪われたのだった。
そして、ビルEもまた、人狼病を発病してしまう。
彼は、グラブスの異母兄弟だったのだ。
ビルEを助けるため、ダービッシュはグラブスをパートナーに、ロード・ロスに戦いを挑む。
主人公コーネリアス・フレック(カーネル)は不思議な光が見える少年で、周囲から「頭のいかれた変人」と敬遠されている。
ある夜、光を弄んでいるうちに思いがけず”まど”ができあがり、不思議な声に導かれるまま足を踏み入れ、行方不明になってしまう。
数日後、その間の記憶を無くしながらも、いつのまにか一緒になった弟のアートと共に戻ってくるが、一家は、より安心できる環境を求め、田舎の村へ引っ越すことになる。
平穏な日々が1年ほど続いた後、再び”まど”がひらき、アートが魔物に連れ去られてしまう。
後を追って”まど”に飛び込むと、そこには世界を破壊するという伝説の武器カーガッシュと、その手がかり悪魔の盗人と思われる魔物・カダバーを追う魔術師・ベラナバスと魔術使いたち(魔術同盟)がおり、そこがデモナータだと教えられる。
カダバーにアートを連れ去られたカーネルは、魔術同盟に迎え入れられ戦いに参加するが、”まど”を作る能力には目覚めるものの力が及ばず、魔術同盟のナディアと共に仲間を見捨てて人間界へ逃げ帰る。
罪悪感にさいなまれるカーネルは、これを同盟から抜ける好機と考えるナディアと別れさまようが、点滅する光に導かれた先で、魔術同盟のメンバー・シャークと若いダービッシュに出会い、再度デモナータの元へ行き、ベラナバスたちと再会する。
ナディアを連れ戻しカダバーを追って、ロードロスの城に行き着き、本当の悪魔の盗人が誰なのかを知り、アートを取り返せないまま人間界へと帰ることになる。
両親のもとで新しい生活を送るカーネルだったが、その生活は思い描いたような幸せなものではなかった。
後に自分の本当の運命に気付き、再び両親のもとを離れるのだった。
主人公グラブスは、デモナータから帰ってきたダービッシュの異常行動に頭を抱えていた。
そんななか、彼らとビルEは、映画プロデューサーのダビーダ・ヘイムらに映画作成の協力を依頼され、撮影現場へ向かい、エメットという少年と知り合う。
しかし、そのエメットが突然、姿をくらました。
グラブスは不審に思い、調査するがどうもしっくりしない。
そんなとき、子…

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