ウクライナ危機をテーマに星飛雄馬さんと対話した内容を３回に分けてお届けします。第一回は総論と、僕のなかのロシア原体験について。（2022年3月4日収録）
ロシアのウクライナ侵攻によって直接的な被害を受けているウクライナの人々、侵略に加担させられているロシアの若い兵士たち、プーチン政権の厳しい弾圧にも関わらず平和のため声をあげ続けるロシアの人々に思いを馳せ、この悲劇を一刻も早く終わらせるために、即時停戦とロシア軍のウクライナ撤退を強く求めます。
仏教者が考えるウクライナ危機（星飛雄馬×佐藤哲朗）全３回｜再生リスト
■チャプターと参考資料リンク
00:00 即時停戦とロシア軍のウクライナ撤退を！
01:00 ロシア非難決議とミャンマー国連大使
国連総会のロシア非難決議 反対・棄権は計40か国 2022年3月3日 12時35分｜NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220303/k10013511441000.html
ミャンマー国連大使 軍の弾圧に強い危機感 支援と協力を訴え 2022年2月1日｜NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220201/k10013459881000.html
02:26 中国インドが棄権した意味ーー「ユーラシア主義」と世界の行方
06:16 ロシア原体験となった『はいからさんが通る』
はいからさんが通る | 作品紹介 | NIPPON ANIMATION
大和和紀『はいからさんが通る』講談社コミックプラス
https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000048083
08:53 「白系ロシア人」という謎ワード
白系ロシア人｜コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E7%99%BD%E7%B3%BB%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E4%BA%BA-602479
※”1917年の十月革命後，ソビエト政権をうけいれずに祖国を去った，あるいはソビエト政権に対立する白衛軍を支持し，その敗北後国外に亡命したロシア人。”
10:17 「介入戦争」で散った伊集院少尉
伊集院忍少尉「いいか、みんな、敵を倒すことを考えるな。走って走って走り抜け！ この戦争は日本の国の為の戦いではない、単なる介入戦争だ。だから、決して犬死はするな！ 生きて日本に帰るために戦うんだ。いいな！」（アニメ第30話「花と散る少尉の最後！」、文庫版コミックス２巻）
12:20 フェミニズム漫画としての『はいからさんが通る』
14:46 差別表現と時代の制約に向き合うーー「読者の皆様へ」を読む
18:43 ウクライナ危機と日本近代史の盲点「シベリア出兵」
20:39 ロシア革命（二月革命、十月革命）と列国の干渉
22:24 最大兵力を派遣した日本軍の迷走
麻田雅文『シベリア出兵 近代日本の忘れられた七年戦争』中公新書
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2016/09/102393.html
26:03 あまりにも広大な戦域
27:25 「シベリア出兵」と「シベリア抑留」をセットで記憶するロシア人
山崎雅弘『シベリア出兵 山崎雅弘 戦史ノート』Kindle版
29:29 石光真清（日本陸軍の諜報員）とシベリア出兵
石光真清 著, 石光真人 編『誰のために 新編・石光真清の手記（四）ロシア革命』中央公論新社
https://www.chuko.co.jp/ebook/2018/03/516101.html
※ 32:22 訂正：石光真清が、進駐した日本軍との「板挟み」になって苦しんだというのは極東共和国ではなくアムール臨時政府（VAP, 1918年9月18日～11月10日）。謹んで訂正します。石光は、短命に終わったVAP首長に担がれたA.N.アレクセーエフスキー（アムール州の州都ブラゴヴェシチェンスクの市長）と深い親交があり、革命の混乱による財政難と日本軍の横暴に苦しむ彼の窮状に非常に同情的でした。以下、関連資料のリンクです。
シベリア・極東地方における反ボリシェヴィキの諸政権｜ロシアの通貨
http://www.a-saida.jp/images/polojenie.htm#antisovet
Временное правительство Амурской области（アムール臨時政府）｜Wikipedia
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%92%D1%80%D0%B5%D0%BC%D0%B5%D0%BD%D0%BD%D0%BE%D0%B5_%D0%BF%D1%80%D0%B0%D0%B2%D0%B8%D1%82%D0%B5%D0%BB%D1%8C%D1%81%D1%82%D0%B2%D0%BE_%D0%90%D0%BC%D1%83%D1%80%D1%81%D0%BA%D0%BE%D0%B9_%D0%BE%D0%B1%D0%BB%D0%B0%D1%81%D1%82%D0%B8
Алексеевский, Александр Николаевич（A.N.アレクセーエフスキー 1878-1957）｜Wikipedia
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%90%D0%BB%D0%B5%D0%BA%D1%81%D0%B5%D0%B5%D0%B2%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%B9,_%D0%90%D0%BB%D0%B5%D0%BA%D1%81%D0%B0%D0%BD%D0%B4%D1%80_%D0%9D%D0%B8%D0%BA%D0%BE%D0%BB%D0%B0%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87
石光真清 著, 石光真人 編『城下の人 新編・石光真清の手記（一）西南戦争・日清戦争』中央公論新社
https://www.chuko.co.jp/ebook/2017/12/516066.html
33:52 パルチザン戦争（ゲリラ戦争）の地獄
パルチザン｜コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%B6%E3%83%B3-117241
※”1905～06年の第一次ロシア革命の過程で、ボリシェビキが指導する武装襲撃、物資徴発、テロ、サボタージュ（破壊工作）等の諸活動がパルチザン運動と総称され、その長所や短所がレーニンの論文「パルチザン戦争」（1906）で位置づけられたため、旧ソ連ではゲリラよりパルチザンの名称のほうが通用するようになっている。”
35:29 「国際法遵守」のインセンティブを失った日本の末路
#ウクライナに平和を #ロシア革命 #シベリア出兵
～生きとし生けるものに悟りの光が顕れますように～
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