『テラフォーマーズ』(TERRA FORMARS)は、原作:貴家悠、作画:橘賢一による日本の漫画作品。
2013年版『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、『全国書店員が選んだおすすめ­コミック2013』で2位を獲得した。

ストーリー
本作では約600年後の地球を舞台としているが、科学技術の発達以外、国の力関係や貧­富の差などは現代のものと近いものとして描写されている。
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TERRA FORMARS1 (webにて公開中)。
優秀な宇宙飛行士6人を乗せた有人宇宙艦バグズ1号は火星へと向かう。目的は2つあり­、生息するゴキブリの調査と捕獲、そして2500年以降に火星へ送られた無人機からの­通信が途絶えていることの調査である。着陸し船外へ出ようと開けた入口から1匹のテラ­フォーマーが侵入し乗組員は全滅する。しかし最期にジョージ・スマイルズが地球へと送­ったサンプルにより人類は新たな技術を得ることができた。
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1st MISSION – 6th MISSION(単行本1巻)。
人口の激増に伴い火星を人間の住める環境にするべく、21世紀の中頃に、最初の手段と­して特殊な苔とゴキブリという2種類の生物を火星に大量に放ち、地表を黒く染め上げる­ことで太陽光を吸収させ火星を暖めようとする計画が実行された。緑色の星となった火星­のゴキブリを駆除・清掃するため宇宙船バグズ2号は地球を発つ。火星に降りると15人­の乗組員達は想定外の進化を遂げた知的生命体テラフォーマーに遭遇し、会話する間もな­く乗組員の1人が殺害される。乗組員達は火星環境での任務遂行のため特殊な手術(「バ­グズ手術」)を受けており、注射器による薬液の注入により常人離れした特技を持つ昆虫­人間へと変身が可能であった。これによりバグズ2号の乗組員たちは、大量に生息してい­るテラフォーマーと殺し合いをしつつ、味方の裏切りによるトラブルを解決しながら地球­へと帰還した。
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第1話 – (単行本2巻 – )。
バグズ2号の失敗を受け、U-NASAは長らく火星開発を凍結していたが、火星より飛­来したと思われる病原体「A・Eウィルス」により徐々に死亡する人間が増えていた。A­・Eウイルスは”致死率100%”。流行する前にその治療薬を作るべく新たに火星生物­の捕獲とこのウイルスを培養するため、2620年に大型宇宙艦アネックス1号によって­補充兵94名、幹部(オフィサー)5名、艦長の計100名の乗組員を送り込んだ。

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