ハクメイとミコチ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2731387 / CC BY SA 3.0

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#2012年の漫画
#ハルタ
#小人を題材にした作品
#ハイファンタジー漫画
#二人組を主人公とした漫画作品
#継続中にタイトルが変更された作品
#アニメ作品_は
#2018年のテレビアニメ
#UHFアニメ
『ハクメイとミコチ』は、樫木祐人による日本の漫画作品。
身長9センチメートルのこびとである二人の女の子・ハクメイとミコチの日常を綴った物語。
KADOKAWAの漫画誌『ハルタ』で連載中。
テレビアニメが2018年1月から3月まで放送された。
本作の原型は樫木が大学の課題で制作した漫画であり、小さな人たちの目線がどのようなものかという考えから執筆された。
樫木が担当編集者にその作品を見せたところ、雑誌への掲載を持ち掛けられ、エンターブレイン刊の隔月誌『Fellows!』volume16D(2011年4月発売)に「きのうの茜」のタイトルで読みきり作品として掲載された。
「きのうの茜」に対する反響が良かったために同誌の兄弟誌『Fellows!(Q)』Quiet(2011年11月発売)に「足下の歩き方」のタイトルで新作読みきりが2話分掲載された。
その後『Fellows!』volume22(2012年4月発売)より『こびと日和』のタイトルで連載を開始し、『Fellows!』volume26(2012年12月発売)掲載分からは現在のタイトルへと改題され、同誌が年10回刊『ハルタ』へと誌名を変更した2013年以降も連載中である。
『Fellows!(Q)』Q.E.D.(2012年9月発売)には「足下の歩き方」が「こびと日和 -side A-」「こびと日和 -side B-」と改題して再録されており、その柱には文字による世界観設定が書かれている他、巻末には更に詳細な作者描きおろしによる世界観設定が2ページ掲載されている。
また、『ハルタ』volume47(2017年8月発売)には、小冊子形式の絵本『ハクメイとミコチ レモンのクレープやさん』が付属しており、volume50(2017年12月発売)には、同誌掲載作家18人が本作を題材に執筆した1ページのイラストもしくは漫画を収録した綴込み小冊子『はくみこころころ』が付属している。
これらの本編は2020年現在、いずれも単行本未収録である。
一話完結の本作は、回によってストーリーの作り方が異なるが、樫木によると一番多く取られる手法は「言葉にできない『面白いこと』を起点とし、それを掘り下げて面白い理由を突き詰める」ということである。
この方法について樫木は、「『面白いこと』を見つけるまで執筆できない上、面白さの本質を見つけてもそのまま伝えられないため、打ち合わせに時間がかかる。だから、とにかく伝わるよう丁寧に書くよう心掛けている」としている。
樫木は、この方法を使用した回の一つとして第32話『廃墟と雑草』を例にあげており、「雑草の中の廃墟というイメージに、子どものころ祖父母の家の裏にあった納屋を妹と二人で内側からハンマーで壊すときに感じた面白さをくっつけた。その面白さについて考える中で、引っ越すときに『世話になった』と空っぽの部屋に対して思う気持ちといった家に対する畏敬の念が思い浮かび、登場人物たちが実行したらその感覚が伝わるかもしれないと思って執筆した」と振り返っている。
また、本作は墨ツボから蒸気機関車まで多数の道具が縮小して登場するが、食材などは原寸大で登場する。
樫木は、道具を多数登場させた理由について「道具そのものが好きであり、それに関する楽しい思い出がたくさんあったので、描きたかった」からとしており、登場基準について「感覚で登場させる道具を決めているが、判断がつかない場合は、1900年代前半ぐらいの文明レベルで判断するほか、調べることもある。どうしても出したい場合は、矛盾点に目をつぶることもある」と述べている。
単行本の表紙イラストの塗りを担当しているのは、本人ではなく妹であるとのこと。
樫木は子どものころから生々しく描写されたキャラクターを好んでおり、描く側になった後もキャラクターが生々しいほうが良いと考えて実践しているとebookjapanとのインタビューの中で述べている。
樫木は前述のインタビューの中で、「ハクメイとミコチは自然に任せながら描くことが多く、描く中で彼女たちの言動に驚くこともある」と述べており、キャラクターがつかみにくい時はストーリーとは直接関係のない日常の様子を想像するとうまくいくと語っている。
本作のキャラクターには具体的な人物モデルはいないものの、出会った人を観…

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