ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=615620 / CC BY SA 3.0

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『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜』(ドラえもん のびたのしんまかいだいぼうけん しちにんのまほうつかい)は、2007年3月10日公開された日本のアニメ映画。
映画ドラえもんシリーズ通算第27作(第2作2期シリーズ第2作)。
この作品は、1984年3月17日に公開された『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のリメイク作品である。
映画を漫画化した作品『ドラえもん映画ストーリー のび太の新魔界大冒険』を岡田康則が執筆し、『月刊コロコロコミック』2007年1月号から3月号に連載した。
アニメ『ドラえもん』を制作するシンエイ動画の元社員で、ドラえもんファンでもある作家の真保裕一が脚本を担当し、監督は、ドラえもん映画作品としては初(『ドラミちゃん』シリーズの森脇真琴などでは前例あり)の女性監督、寺本幸代。
また、作画監督も同じく女性アニメーターである金子志津枝が起用されている。
のび太の部屋には前作『ドラえもん のび太の恐竜2006』で登場した「卵から恐竜が飛び出すおもちゃ」や「ピンク色のボール」が置かれており、これについて美術監督の土橋誠は寺本監督からの指示によるものと語っている。
本作以降の作品でも、このような世界観の引継ぎが度々行われている。
第2作2期シリーズとしては初めて人間の死が描かれた作品でもあり、後に同じく寺本監督によるリメイク作『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』でも描写された。
映画の最後には前作と同じくおまけ映像があり、その中で翌年にも映画が公開されることがドラえもんによって発表され、足元に沢山の植物が芽吹いている。
その後、テレビシリーズの2007年7月13日放送のエンディングにて特報映像が初公開され、タイトルは『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』であると発表した。
以降、映画の最後のおまけ映像で翌年の映画の予告をすることが慣例となっている。
リメイクされた映画ドラえもんの中で唯一コミック化されている作品でもある。
2008年3月21日と2013年3月15日の2回テレビ放送され、いずれもオープニングとエンディングはカットされている。
2013年の放送はカットされているシーンが多数存在する。
興行収入は、『ドラえもん のび太の太陽王伝説』や『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』を追い抜き、2007年当時全シリーズ最高額である35.4億円を記録した。
以下、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』については文字数の簡略化により、漫画を原作・映画を旧作、総合表記を前作とする。
コロコロコミック創刊30周年記念作品。
天文学者の満月博士とその娘で助手の美夜子は地球に大質量の天体が接近していることを察知した。
同時に地球上では不吉な前兆のように暴風雨や地震などの異常気象が多発し始めていた。
一方、いつも通り何をやってもダメなのび太はテレビアニメの影響で魔法が使えないかと夢想し始める。
突如ドラえもんとのび太の形をした石像が空から降ってきたり、その石像が庭から玄関へ移動したり、石像を四次元ポケットに収納したドラえもんが原因不明の腹痛を起こすなどの出来事が起こる中、のび太はひみつ道具・もしもボックスを使って「魔法が使える世界」を作り出すことを思いつく。
しかし、実現した「魔法の世界」は幼少期から練習をしなければ魔法を使えないなど、のび太の夢想とは程遠い世界だった。
ドラえもんは元の世界に戻そうと提案するが、のび太は「元に戻すのは一つくらい魔法を使えるようになってからにしたい」と決意して魔法の練習を始め、なんとかしずかのスカートをめくる程度の魔法は使えるようになる。
そんなある日、黒い流れ星が地球へ落下してきた。
落下地点を訪れたジャイアンとスネ夫、ドラえもん、のび太、しずかの5人は猿のような悪魔ギムに襲われ、高名な魔法学の研究者・満月牧師と娘の美夜子に助けられる。
満月牧師によると、悪魔とはかつて人間に魔法を与えた存在であり、同時に魔界星と呼ばれる天体からやってきた宇宙人なのだという。
そして、彼の妻(美夜子の母)はかつて幼い美夜子の命を救うため悪魔に魂を売り渡しており、その影響で魔界星が地球へ接近、悪魔たちの地球侵攻…

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