自主制作映画『許された子どもたち』は1993年「山形マット死事件」や、2015年「川崎市中1男子生徒殺害事件」など実際に起きた複数の少年事件に着想を得たオリジナル作品。『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』『ミスミソウ』など、その衝撃的な内容により作品が発表されるたび物議を醸す監督・内藤瑛亮が8年の歳月をかけて構想した問題作。

本作を制作するにあたり、10代の出演者を対象にワークショップを開催し、少年犯罪や贖罪の在り様について共に考えを巡らせた。撮影は2017年の夏から冬、そして2018年春と長期間に渡り行われた。季節による風景の変化や役者の成長を取り込み、作品に豊かな広がりを加えていった。いじめや少年事件という社会問題を通じて、現代に蔓延する生きづらさを鋭く切り取った本作は、観る者の価値観や倫理観を激しく揺さぶるに違いない。

いじめにより、同級生を殺してしまう主人公。一時は犯行を認めるものの、親の盲目的な援助により、加害者である少年は否認に転じ、そして少年審判は無罪に相当する「不処分」を決定する。しかし、「人の幸せを奪っておいて、自分だけ幸せになるつもりか」と刑事に問い詰められるように、ネット社会の現代において加害者へのバッシングは止まらず、加害者家族は徐々に崩壊していく…。

「やってないんだから」「うちの息子は無罪ですから」とかばい続ける母親。親なら誰しも「うちの子に限って」「うちの子は大丈夫」と自分の子供を擁護したくなるだろう。しかし、大切な命が失われ、被害者家族が苦しみ続けていることを忘れてはいけない。被害者家族も、加害者家族も報われることのない負のスパイラルに堕ちていく…。臨場感溢れる予告編が完成した。
2020年5月9日公開

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#許された子どもたち#内藤瑛亮#自主制作

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