ナースエンジェルりりかSOS, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1356311 / CC BY SA 3.0

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#1994年の漫画
#りぼんの漫画作品
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#1995年のテレビアニメ
#テレビ東京系アニメ
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『ナースエンジェルりりかSOS』(ナースエンジェルりりかエスオーエス)は、少女漫画雑誌『りぼん』1995年1月号から1996年6月号まで連載された、秋元康原作・池野恋作画の漫画。
また、それを原作とした1995年7月7日から1996年3月29日までテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。
原作者とされる秋元康は「戦う看護婦」や「クイーン=アースとダークジョーカーの名前」といった概念のみを発案した事実上の原案者であり、詳細な作品設定を考案したのは漫画版の作画を担当した池野恋である。
テレビ東京系で1995年7月7日から1996年3月29日まで、毎週金曜日18:00〜18:30に放送された。
全35話。
なお、1996年3月15日から3月29日までの期間は、ミュージカル第1話から3話までを放送。
大地丙太郎のTVシリーズ初監督作品であり、その後監督を務めた『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』や『僕等がいた』などの作品でも本作のセルフパロディやオマージュが登場している。
また、原作クレジットの秋元康と小室哲哉が主題歌の楽曲を担当していた。
『美少女戦士セーラームーン』などに続く変身ヒロインアニメで、コミカルだった前番組の『赤ずきんチャチャ』とは対照的にシリアス路線が特徴である。
本作は『セーラームーン』(提供はバンダイ(現バンダイナムコ)に対抗しうるポスト『チャチャ』と位置付けられている。
メインスポンサーはタカラ(現・タカラトミー)。
変身ヒロインのメインアイテムは新規に製作された。
なお、ナースエンジェルの要素は前番組の『赤ずきんチャチャ』の変身ヒロイン・マジカルプリンセスを彷彿させたものとなっている。
同じ漫画雑誌、玩具スポンサー、テレビ局、広告代理店と制作会社とそのスタッフを『チャチャ』からそのままスライドする形となった。
また、ヒロインの脇を固める仲間キャラクターが男性であるという点は『チャチャ』と同様である。
当時は『セーラームーン』が放映中で、『チャチャ』とは大きく異なるシリアスなストーリーに購買層である子供がついていけず、放送短縮となった。
また、当時は変身ヒロイン路線から脱却して原作準拠に変わった『チャチャ』を終わらせ、再び変身ヒロインアニメの『りりか』が始まったことに『チャチャ』ファンが反発していたとも言われた。
『チャチャ』と本作は、初めは変身した時の記憶がないところや敵組織が全滅した後も戦い続けるというところは共通している。
命と引き替えに地球を救うことを決意したりりかと、彼女を前に苦悩する人々の姿を描くという最終話の内容決定は、放映当時いじめを苦にした自殺が急増していたことを受けたもので、死を決意した人へメッセージを送る意図が込められている。
『アニメディア』の企画である「今月の名場面」では150票以上を獲得し、1位に輝いた。
8ヶ月の放送期間内でりりかが2回の誕生日を迎えているため、どちらが公式の誕生日なのか混乱が起きた。
後にスタッフが誕生日は7月7日とする公式見解を出した。
また、りりかの誕生日パーティーがファンやスタッフ・キャストたちによって開催されている。
本作はあくまでも完結した内容となっており、OVAなどによる続編・後日談の計画はない。
また、2004年に発売したDVD-BOXに「本編終了から25年後くらいの後日談」のOVAを付属させる計画もあったが、結局頓挫した。
森谷りりかは、私立白鳩学園に通うどこにでもいる普通の小学4年生の女の子。
10歳の誕生日に同学園に転校してきた、別の宇宙にあるもう一つの地球・クイーン=アースの戦士カノン(加納望)から「ナースエンジェル」として地球侵略を企むダークジョーカーと戦い、地球を救う「命の花」を探す使命を託される。
りりかはカノンの助けを得ながらダークジョーカーと戦っていくが、カノンは病気や死を撒き散らす黒のワクチンにその身を蝕まれていた。
ナースエンジェルの聖なる力の源で残り少ない緑のワクチンを惜しむカノンは治療を拒否し、命を落としてしまう。
カノンの力を譲り受けたりりかの幼馴染・宇崎星夜をパートナーに迎え、戦いと命の花探しは続く。
そしてダークジョーカーとして甦ったカノンの裏切りに傷つきながらも、すべて消費してしまった緑のワクチンはダークジョーカ…

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