『アナと雪の女王』主題歌「Let It Go」本編映像

それは、運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹を主人公に、凍った世界を救う”真実の愛”を描いた感動のストーリー

アレンデール王国の姉妹、優雅な姉エルサと快活で愛らしい妹のアナは、幼い頃にはいつも一緒に遊んでいた。エルサには雪を作りだし触れるものを凍らせる秘密の力があり、小さな雪だるまなどで幼い妹を喜ばせていた。だが、次第に強くなるその力を制御することが難しくなったエルサは、愛するアナを凍らせてしまうことを恐れ、自分の世界に閉じこもる。姉の思いを知らないアナは、彼女の冷たい態度に戸惑い悲しむが、時の流れと共にいつしか疎遠な関係に慣れていった。同じ城の中で引き裂かれたまま暮らす二人は、美しい女性に成長していく。
　悲劇は、エルサの戴冠式の日に起こった──久しぶりにアナと国民の前に姿を現した新女王のエルサは、緊張のあまり”力”を制御することができず、衆人環視の中で氷の突風を起こしてしまう。恐怖に満ちた人々の視線から逃れ、城から逃亡するエルサ。彼女の通った跡はすべてが凍りつき、真夏のはずの王国は凍てつく冬の世界に…。誰も傷つける心配のない山奥に辿りついたエルサは、生まれて初めて禁断の力を思うがまま解き放つ。その驚くべき力は雪と氷を自由自在に操り、クリスタルに輝く氷の宮殿まで建設してしまう。愛する者を守るために自分を殺し、絶望の中で生きてきたエルサが、”雪の女王”となることで初めて得た自由と喜び──だがそれは、心を凍らせる孤独と引き換えに手に入れたものだった。
　その頃、アナはエルサを探す旅を続けていた。妹を守るために姉が払ってきた犠牲を知った今、姉を救えるのは自分しかいない──山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、さらには”夏に憧れる雪だるま”のオラフを道連れに、命がけで雪山の奥深くに足を踏み入れるアナ。はたしてアナの思いは”雪の女王”となったエルサの心を取り戻し、凍った世界をとかすことができるのだろうか…?!

★映画をきっかけに、
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