紅殻のパンドラ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2783687 / CC BY SA 3.0

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『紅殻のパンドラ -GHOST URN-』(こうかくのパンドラ ゴースト・アーン、PANDORA IN THE CRIMSON SHELL -GHOST URN-)は、六道神士による日本の漫画。
原案は士郎正宗。
技術が発展し、サイボーグやロボットが一部ではあるが一般に出回り始めた未来。
漫画版『攻殻機動隊』の10数年前の世界を舞台に、脳以外のすべてを機械化した「全身義体」の少女が最高級リゾート島でテロに遭遇し、偶然知り合った謎の女性2人組とともに事件に立ち向かう。
副題の”URN”は「ギリシャの壺(瓶)」すなわち「パンドラの箱」を指している。
原案は『アップルシード』や『攻殻機動隊』などで知られる漫画家・士郎正宗、漫画は『エクセル・サーガ』などで知られる漫画家・六道神士が担当している。
2012年10月、月刊漫画雑誌『ニュータイプエース』にて掲載が開始され、翌2013年3月には単行本化された。
2021年2月時点で電子版を含めた累計発行部数は100万部を突破している。
なお、『ニュータイプエース』の休刊に伴い、同誌Vol.23号をもって実体雑誌媒体の連載を終了。
2013年Vol.98号(2013年9月17日配信)から2016年6月27日まで『ニコニコエース』で、2016年8月1日からは『コミックNewtype』で連載中。
なお、『ニコニコエース』については、引き続き『コミックNewtype』配信分を掲載している。
士郎によると、本作は2008年7月にアニメ製作会社の発注に準じて作られた企画をベースにしているという。
その後、この企画は諸事情から休眠状態になっていたが、六道の手を借りてコミック化する運びとなった。
士郎自身は「大雑把な物語の流れ」や「ベースとなるキャラ設定」のみを提示するスタンスで、ほかは六道に任せているという。
また、士郎が漫画を執筆しない理由としては、自分の絵柄が古いこと、自分の過去作品の印象を引きずって明るく楽しい作品にならないおそれがあること、自身の理屈を並べる傾向から作品が鈍重になるおそれがあることを挙げている。
なお、六道は体調面の都合から単行本第8巻をもって作画担当を降板し、構成・シナリオに専念することとなった。
単行本第9巻以降の作画は春夏秋冬鈴が担当しているが、版権の関係でタイトルに名前は書かれていない。
2015年10月24日にテレビアニメ化が発表され、翌2016年1月から同年3月までTOKYO MXなどで放送された。
こちらは漫画版から設定が大幅に変更されており、『アップルシード』や『攻殻機動隊』との繋がりはない。
本作は当初、『GHOST URN』という題名で企画され、初期プロットでは『攻殻機動隊 ARISE』と同一の世界観を舞台にする予定であった。
初期プロットでは、ウザル・デリラ(サハル・セヘラ)は『攻殻機動隊 ARISE』第3話・第4話に登場するジンジ・ベッカ・アル・サイード博士と同一人物であり、彼女やクラリオン、試作型ブエルが『攻殻機動隊 ARISE』に登場する予定だった。
また、『攻殻機動隊 ARISE』に登場するクルツも元々は『GHOST URN』のキャラクターであり、本作におけるイアン・クルツに相当するキャラクターであった。
ウザルたちは『攻殻機動隊 ARISE』の事件後にセナンクル島へ移住し、それから数年後の世界が『GHOST URN』の舞台になる予定であった。
単行本巻末に掲載されている企画初期のイラストでは、クルツ以外にもサイードを護衛していたサイボーグやホヅミ・ナミなど、『攻殻機動隊 ARISE』の登場人物の原型となったと推察されるキャラクターが掲載されている。
しかし、『GHOST URN』のアニメ企画が諸般の事情で中止になり、KADOKAWAが漫画として企画を再始動させる際に設定とキャラクターの再構成が行われた。
それに伴い、世界設定は『攻殻機動隊 ARISE』よりも前の時代になり、同一人物であった『GHOST URN』側のキャラクターと『攻殻機動隊 ARISE』側のキャラクターが分離され、題名も『紅殻のパンドラ -GHOST URN-』となった。
技術の進歩により、一般社会にもサイボーグやロボットが出回り始めた未来。
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